JPH072526Y2 - 巻取りドラムの鍔取付け金具 - Google Patents

巻取りドラムの鍔取付け金具

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JPH072526Y2
JPH072526Y2 JP8832291U JP8832291U JPH072526Y2 JP H072526 Y2 JPH072526 Y2 JP H072526Y2 JP 8832291 U JP8832291 U JP 8832291U JP 8832291 U JP8832291 U JP 8832291U JP H072526 Y2 JPH072526 Y2 JP H072526Y2
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JP
Japan
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core tube
piece
pieces
flange
mounting bracket
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JP8832291U
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JPH0595963U (ja
Inventor
染谷善久
Original Assignee
株式会社染谷
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電線等の長尺体を巻取
る鍔付き巻取りドラムの前記鍔片を巻取りドラムに取付
ける、巻取りドラムの鍔取付け金具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の長尺体を巻取る巻取りドラムは、
芯管の両側に芯管の内径に適応させた透孔をもつ紙片か
らなる鍔片を、透孔部を芯管の内径に合わせて芯管に当
て、この鍔片の外側から、前記芯管の内壁に嵌着する凹
部と、この縁部に鍔を備えた一対の挾持体で鍔片を押圧
して固定したものである。
【0003】従って、長尺体を巻取るには、挾持体の中
心部に穿った軸支孔を支持体から突出させた軸に嵌めて
巻取りドラムを回転し長尺体を巻取っていた。
【0004】ところが巻取りドラムに巻取った長尺体を
検査または点検する時に、紙片からなる鍔片を無理に開
いて調べるため、一度点検すると開いた部分にくせがつ
いて使用できなくなる。従って一回の使用でだめになる
ため不経済であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記のように従来の巻
取りドラムでは、巻取った長尺体を調査点検等で紙片か
らなる鍔片等は折曲げたりすると再使用できず一回の使
用で駄目になり不経済である。従って、この巻取りドラ
ムの前記鍔片を簡単に取外し、また点検後はこれを簡単
に取付けできることが望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記実情に鑑
み、この問題に対処するために創案したもので、芯管と
一対の鍔片と取付け金具で構成する巻取りドラムの前記
取付け金具において、取付け金具は、縁部から芯管の内
径に略適合する円周位置までを、多数の切欠溝で分割す
ると共に切欠した円周の内側は、僅かに弯曲させて膨出
部を設け、更に前記分割片のうちの等間隔をおいた複数
の分割片を、鍔片の押圧片とし、残りの分割片は折曲げ
芯管の内壁に圧接する圧着片とし、この取付け金具の押
圧片と圧着片を膨出部の歪変形作用で芯管の内壁及び鍔
片を押圧し、芯管と鍔片を取付けるようにした取付け金
具を提供するものである。
【0007】
【作用】本考案は、芯管1の内径と一対の鍔片3,3の
透孔2,2と合せて鍔片3,3を芯管1に当接した後、
鍔片3,3の夫々外側から芯管1内に圧着片7,7を位
置するように嵌めると共に、鍔片3,3の外面に押圧片
6,6を当てて取付け金具4,4に形成した弯曲膨出部
4aを押圧すると膨出部4aは変形し、この変形歪の作
用により圧着片7,7は夫々拡げられて芯管1の内壁に
圧着片7,7は圧着すると共に押圧片6,6は鍔片3,
3を押圧して芯管1の端面に圧着挾持し、巻取りドラム
を構成するものである。また巻取りドラムに巻取られ長
尺体等を点検する時鍔片4,4を外すには取付け金具
4,4の前記変形歪部を復元させることで圧着片7,7
は縮小され圧接を解除され挾持された鍔片4,4は簡単
に取外され検査点検可能となる。
【0008】
【実施例】図は本考案に係る巻取りドラムの鍔取付け金
具の一実施例を示したもので、図に基いて具体的に説明
する。
【0009】1は巻取り芯管で、この芯管1の両端には
芯管1の内径と同径の透孔2を夫々中心に穿った大径か
らなる一対の鍔片3を、透孔2を芯管1の内径と合うよ
うにして当て、更にこの鍔片3は、取付け金具4によっ
て芯管1に取付けられる。
【0010】取付け金具4は夫々円形に截断された鋼材
平板で成形され、この平板の縁部から、前記芯管1の内
径に略適合する円周まで多数の切欠溝5によって縁部側
から分割し、この分割された分割片のうちの等間隔をお
いた複数片を前記鍔片3を押圧する押圧片6とし、残り
の分割片は折曲げて圧着片7に成形する。
【0011】また、この取付け金具4の前記切欠溝5に
よって切欠された円周の内側部分は僅かに弯曲させた膨
出部4aを有し、更に前記押圧片6には先端部の左右に
係止爪6a,6aを設けると共に、押圧片6は前記弯曲
部より傾斜をもたせて屈折し、この屈折部には一定の屈
折を保持する補強リブ6bを設けて成形してある。
【0012】更に前記圧着片7は先端部に向って狭くな
るように成形すると共に、先端部は切起して係止爪7a
を設け、圧接時に芯管1の内壁に喰込むようにしてあ
る。前記弯曲膨出部4aは押圧すると変形し、変形歪作
用によって圧着片7は拡大方向に拡げられ、また押圧片
6は押圧方向に作用するようになっている。図5は、圧
着片7の変形で、この圧着片7は両側は平行にし、ま
た、その両側の先端部は切起して係止爪7a,7aを形
成する。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の巻取りド
ラムの鍔取付け金具は、弯曲膨出部を設けると共に折曲
げ圧着片と押圧片を設け、膨出部を押圧することで変形
歪作用による拡がりによって芯管の内壁に圧着片を圧接
保持すると共に芯管の両端に当てた鍔片を押圧挾持する
ことで簡単に鍔片を芯管に取付けることができ、巻取ら
れた長尺体の検査点検でも鍔片を折曲げることもなく変
形歪作用の復元で簡単に外し、再度の使用ができ従来の
ような不経済がない。また芯管の幅の変更にも容易に使
用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付け金具の正面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1のX−Xの拡大断面図である。
【図4】取付け金具を用いて芯管と鍔片を取付けた縦断
面図である。
【図5】取付け金具の圧着片の変形を示した一部の斜視
図である。
【符号の説明】
1 芯管 2 透孔 3 鍔片 4 取付け金具 4a 膨出部 5 切欠溝 6 押圧片 6a 係止爪 6b 補強リブ 7 圧着片 7a 係止爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯管と、この芯管の内径と略同じ内径の
    透孔を中心に穿った一対の鍔片を有し、この一対の鍔片
    の夫々を、前記芯管の両端に、透孔と芯管の内径を合せ
    るように当て、この夫々の鍔片を芯管の端部に取付け金
    具により挾持取付けて構成する巻取りドラムの鍔片取付
    け金具において、前記取付け金具は、円形に成形された
    鋼板を用いると共に、縁部から、前記芯管の内径に略適
    合する円周位置まで多数の切欠溝によって縁部側から分
    割し、この分割片のうち、等間隔をおいた複数の分割片
    を用いて鍔片の押圧片とし、残りの分割片は折曲げ、こ
    れを芯管の内壁に圧接する圧着片とし、更に前記分割し
    た円周の内側は、わずかに弯曲させた膨出部を形成する
    と共に中心には軸支孔を穿ち、更に前記鍔片を夫々芯管
    端部に当て、取付け金具の押圧片を鍔片の外側に位置さ
    せると共に、圧着片を芯管内に位置させて前記取付け金
    具の膨出部を押圧変形し、この変形歪で芯管に鍔片を取
    付けることを特徴とする巻取りドラムの鍔取付け金具。
JP8832291U 1991-10-28 1991-10-28 巻取りドラムの鍔取付け金具 Expired - Lifetime JPH072526Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0595963U JPH0595963U (ja) 1993-12-27
JPH072526Y2 true JPH072526Y2 (ja) 1995-01-25

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