JP6201389B2 - ホース金具の取り付け方法 - Google Patents

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本発明は、ホース金具の取り付け方法に関し、更に詳しくは、加締め工程を無くすことでホース金具の取り付け作業を簡便にすると共に、ホース金具の内周面に凹凸が生じることを防止して、この凹凸に起因する圧力損失を一段と抑制することを可能にしたホース金具の取り付け方法に関する。
ゴムホース等の端部には、ニップルとソケットとからなるホース金具が取り付けられている。従来、このようなホース金具においては、ニップルとソケットとの間にホースの端部を挟んだ状態にして、ソケットの外周面に圧力を加え、ソケットを縮径変形させて加締めることで、ホース金具をホースの端部に取り付けている。しかしながら、元々、ニップルの内径は、ホースの内径よりも小さいので、ニップルの内面とホースの内面との間に段差が生じる。また、このようにホース金具を取り付けた場合、ソケットを加締めることにより、ニップルの内面とホースの内面との間に更なる段差が生じ、これら段差に起因する圧力損失が発生するという問題があった。
この問題に対して、ホースの端部をニップルとソケットとの間に挟んだ状態にして、ニップル内にニップルを拡径させる拡張部材を通し、その後、ソケットを縮径変形させて加締めることでホース金具をホースの端部に取り付けることが提案されている(特許文献1参照)。この取り付け方法であれば、ニップルを拡径させることにより、その内径をホースの内径とほぼ等しい大きさにすることが出来る。
しかしながら、この方法では、拡径工程と加締め工程があるため、従来の取り付け方法よりも工程数が増えるという問題がある。更に、前述の圧力損失を低減させることは出来るものの、ソケットを加締めるので、結局、ニップルが変形して凹凸が生じ、この凹凸に起因する圧力損失が発生するという問題がある。
特許第3063906号公報
本発明の目的は、加締め工程を無くすことでホース金具の取り付け作業を簡便にすると共に、ホース金具の内周面に凹凸が生じることを防止して、この凹凸に起因する圧力損失を一段と抑制することを可能にしたホース金具の取り付け方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のホース金具の取り付け方法は、ニップルと、該ニップルの外周面に一端側が取り付けられるソケットとからなるホース金具をホースの端部に取り付けるホース金具の取り付け方法において、前記ニップルの前記ホース内に挿入された挿入部の外周面と前記ソケットの内周面との間に前記ホースの端部が挟まれた状態で、前記ホースおよび前記ホース金具を保持治具により保持しながら前記ニップル内に前記挿入部の内径よりも径が大きい大径部を有する治具を通すことで、前記ソケットの内径を維持したまま前記挿入部の内径を拡大させて、前記挿入部の外周面と前記ソケットの内周面とで前記ホースの端部を挟持して前記ホース金具を前記ホースの端部に固定して前記ホース金具の取り付け工程を完了し、前記ニップルの内径を拡大させる際に前記ホース金具に作用する半径方向の力を利用して、前記保持治具が前記ホース金具を保持した際に前記ニップルの外面に当接する前記保持治具の内面に設けられた突起状の表示付与部によって、前記ニップルの外面に前記ホース金具の取り付けが完了したことを示す断面凹状の表示を付与することを特徴とする。
本発明では、上述のように、拡径工程により取り付け工程が完了し、加締め工程が不要になるので、取り付け作業を簡便にすることが出来る。また、ニップルに加締めに起因する凹凸が生じないので、圧力損失を一段と抑制することが出来る。特に、拡径によってニップルの内径とホースの内径とがほぼ等しい大きさになった状態を維持することが出来るので、圧力損失を効果的に抑制することが出来る。
本発明では、ホース金具の取り付け工程においてホース金具の外面にホース金具の取り付けが完了したことを示す表示を付与する。本発明では、加締め工程を行わずに拡径工程によって取り付け工程が完了するため、取り付け工程の前後でホース金具の外面に変化がなく、一見して取り付け工程が完了したかどうかを判別することが難しいが、表示を付与することにより取り付け工程が完了したことを容易に判別可能になる。
このとき、ニップルの内径を拡大させる際にホース金具に作用する半径方向の力を利用して表示を付与する。また、これに加えてニップルの内径を拡大させる際にホース金具に作用する軸方向の力を利用して表示を付与することも出来る。これにより、新たな工程を追加することなく拡径工程と共に表示を付与することが可能になる。
挿入部の挿入方向先端部の内周面にテーパを設けたニップルを用いることも出来る。これにより、ニップル内に治具を通し易くすると共に、挿入部の内径を拡大させる加工力の増大を抑えることが出来る。
挿入部を小内径域とし、ニップルの挿入方向後端部をこの小内径域よりも内径の大きい大内径域とし、この小内径域と大内径域との間に内径が漸次変化するテーパ域を有すると共に、このテーパ域に対応するニップルの外周面がこのテーパ域と同じ方向に傾斜するテーパ状に形成されているニップルを用いることも出来る。これにより、挿入部の内径を拡大させる加工力の増大を抑える一方で、テーパ域においてニップルの肉厚が薄くなることを防ぎ、ニップルの耐久性を確保することが出来る。
本発明のホース金具の取り付け方法によってホースの端部に取り付けられた ホース金具を上半分を断面で例示する説明図である。 本発明によってホース金具に取り付けるホースの一部を切り裂いて例示する 説明図である。 本発明に用いるニップルを上半分を断面で例示する説明図である。 本発明に用いるソケットを上半分を断面で例示する説明図である。 本発明に用いる拡径治具を上半分を断面で例示する説明図である。 予めニップルに挿通させておいた拡径治具を引く抜く前の状態を断面で例示 する説明図である。 拡径治具を引き抜いている状態を断面で例示する説明図である。 拡径治具を押し込む前にホース端部にホース金具をセットした状態を断面で 例示する説明図である。 図6のニップルの変形例を示す説明図である。 図6のニップルの別の変形例を示す説明図である。
以下、本発明を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1に例示するように、ホース1の端部には、ニップル2とソケット3とからなるホース金具4が取り付けられている。図1の一点鎖線CLは、ホース1及びホース金具4の軸心を示している。
ホース1は、図2に例示するように、同軸状に積層された内面ゴム層5と外面ゴム層6との間に、少なくとも1層(図では1層)の補強層7を同軸状に積層した仕様になっている。ホース1は、この構造に限定されるものではなく、種々の構造が採用される。尚、図1,6〜10では、ホース1の内部構造を省略して図示している。
ニップル2は、図3に例示するように、ホース1の内部に挿入される挿入部8と、ニップル2の挿入方向後端部に位置してホース1及びソケット3から露出する露出部9とを備えている。挿入部8は、ニップル2において相対的に内径の小さい小内径域Aを有している。尚、この小内径域Aにおけるニップル2の内径は、ホース1の内径よりも小さくなっている。挿入部8の外周面には、軸心CL方向に間隔をあけて複数個の抜け止め突起10が形成されている。図3の実施形態では、挿入部8の外周面に環状の抜け止め突起10が複数形成され、挿入部8の外周面の断面形状が鋸歯状になっている。露出部9は、小内径域Aよりも内径の大きい大内径域Bを有している。露出部9の外面には、ソケット3が取り付けられる取り付け凹部11が設けられている。また、ホース1の使用目的に応じて六角部12等が適宜設けられている。
ソケット3は、図4に例示するように、一端にニップル2に対する取り付け凸部13が設けられた略円筒状の形状を有する。ソケット3の内周面には、軸心CL方向に間隔をあけて複数個の喰い込み突起14が形成されている。図4の実施形態では、複数個の断面略台形状の喰い込み突起14が軸心CL方向に間隔をあけて設けられている。
図3のニップル2と図4のソケット3とは、ニップル2の取り付け凹部11にソケット3の取り付け凸部13を嵌合させることでホース金具4としてセットされる。ニップル2とソケット3との組み合わせ構造は、この構造に限定されるものではなく、種々の構造が採用される。
本発明のホース金具4の取り付け方法では、後述のように、ニップル2の挿入部8を拡径治具15により拡径することで、挿入部8の外周面とソケット3の内周面とでホース1の端部が挟持されるようにしている。このとき用いられる拡径治具15は、図5に例示するように、軸棒16と、ニップル2の挿入部8の内径よりも径が大きい大径部17とを有している。この大径部17は、拡径治具15をニップル2内に通した際に挿入部8に半径方向の力を与え、挿入部8を拡径させるためのものである。
本発明のホース金具4の取り付け方法では、先ず、ホース1とホース金具4と拡径治具15とを組み合わせて、図6に例示するように、ニップル2の挿入部8の外周面とソケット3の内周面との間でホース1の端部を挟む一方で、拡径治具15を予めホース1及びホース金具4内に挿入しておいて、大径部17がホース1内に存在する状態にする。例えば、ホース1にソケット3を外嵌する一方で、拡径治具15の軸棒16をニップル2の挿入部8の挿入方向先端部側から挿入した状態で、ホース1にニップル2の挿入部8を挿入し、更に、ソケット3の取り付け凸部13をニップル2の取り付け凹部11に固定することで、図示の状態にする。
このとき、ホース1及びホース金具4を、例えば、保持治具18により保持する。保持治具18としては、例えば、ホース金具4の外形に適合する形状に形成された溝部19を有する二つ割り型を用いる。
次いで、図7に例示するように、拡径治具15を図の矢印方向に引き抜く。これにより、拡径治具15の大径部17がニップル2内を矢印方向に通る際に、挿入部8に半径方向の力Fが加わり、挿入部8が拡径されてニップル2の内径とホース1の内径との差異(段差)が小さくなる。この拡径治具15を完全に引き抜くと、図1に例示するように、挿入部8の外周面とソケット3の内周面とでホース1の端部が挟持され、ホース1の端部にホース金具4が固定される。本発明では、従来の加締め工程を行わずに、この段階で取り付け工程が完了する。そのため、ソケット3の内径は当初の寸法を維持したままとなる。
保持治具18は、拡径時の半径方向の力により露出部9やソケット3が拡径しようとすることを抑えると共に、拡径治具15の引き抜きの際、或いは、後述する押し込みの際に、ホース金具4に掛かる軸方向の力によってホース1及びホース金具4が移動したり、ホース1からホース金具4が抜け落ちたりすることを防止する。
尚、図7は、図6の状態にセッティングされたホース1、ホース金具4から、拡径治具15を図の矢印方向に引き抜いている途中の状態を模式的に示している。
このように、拡径工程により取り付け工程が完了し、従来行われていた加締め工程が不要になるので、取り付け作業を簡便にすることが出来る。また、ニップル2に加締めに起因する凹凸が生じないので、圧力損失を一段と抑制することが出来る。特に、拡径によってニップル2の内径とホース1の内径とが略同じ大きさになった状態、即ち、ニップル2の内面とホース1の内面とが略面一になった状態を維持することが出来るので、圧力損失を効果的に抑制することが出来る。尚、ニップル2の内面とホース1の内面とは、必ずしも面一にしなくても、実用上、圧力損失が無視できるほどにすれば良い。
上述のように、ニップル2の内面とホース1の内面とを略面一にするためには、例えば、大径部17の最大径を、ホース1の内径よりも若干大きく設定すると良い。
本発明のホース金具4の取り付け方法では、上述のように拡径工程により取り付け工程が完了するため、取り付け工程の前後でホース金具4の外面に変化がなく、一見して取り付け工程が完了したかどうかを判別することが難しくなっている。そのため、ホース金具4の取り付け工程においてホース金具4の外面にホース金具4の取り付けが完了したことを示す表示20を付与する。これにより、この表示20の有無を確認するだけで、取り付け工程が完了したことを容易に判別することが可能になる。
具体的には、ニップル2の内径を拡大させる際にホース金具4に作用する半径方向の力を利用して表示20を付与する。即ち、上述のように、拡径時に拡径治具15の大径部17から付与される半径方向の力により、露出部9やソケット3も若干拡径しようとするので、例えば、上述の保持治具18に表示付与部21を設けることで表示20を付与することが出来る。図示の例では、保持治具18の溝部19内の軸心CLに平行な面に断面凹凸状の表示付与部21が設けられている。これによって、ソケット3の外面に断面凹凸状の表示20が形成される。
これに加えて、ニップル2の内径を拡大させる際にホース金具4に作用する軸方向の力を利用して表示20を付与してもよい。即ち、上述のように、拡径治具15を押し込む際、又は、引き抜く際にホース金具4に掛かる軸方向の力により、ホース1及びホース金具4が軸方向に移動しようとするので、例えば、上述の保持治具18に表示付与部21を設けることで表示20を付与することが出来る。図示の例では、保持治具18の溝部19内の軸心CLに略垂直な面に突起状の表示付与部21が設けられている。これによって、ニップル2の外面に断面凹状の表示20が形成される。
表示20は、図示の例に限らず、例えば、刻印、スクラッチ等を採用することが出来る。
図6,7に例示するように拡径治具15を引き抜く代わりに、図8に例示するように、ホース1とホース金具4とを組み合わせて、ニップル2の挿入部8の外周面とソケット3の内周面との間にホース1の端部が挟まれた状態で、拡径治具15を図の矢印方向に押し込むことも出来る。この場合も、拡径治具15の大径部17がニップル2内を矢印方向に通る際に、挿入部8に半径方向の力が加わり、挿入部8が拡径されると共に、ホース1の端部にホース金具4が固定される。
尚、図8は、拡径治具15を押し込む前の状態を示している。例えば、ホース1にソケット3を外嵌する一方で、ニップル2をホース1内に挿入し、更に、ソケット3の取り付け凸部13をニップル2の取り付け凹部11に固定することで、この状態にすることが出来る。
大径部17の形状は、図示の断面略円形状の他、例えば、引き抜き方向又は押し込み方向の先端側から徐々に径が大きくなる断面台形状にすることも出来る。大径部17は軸棒16に対して複数設けることも出来る。複数の大径部17を設ける場合、例えば、引き抜き方向又は押し込み方向の先端側の大径部17よりも後端側の大径部17の径が大きくなるようにして、ニップル2の挿入部8を徐々に変形させる。これにより、ニップル2の急激な変形を抑制することが出来る。
一回の押し込み又は引き抜きで拡径工程を完了する必要はなく、例えば、押し込みと引き抜きを交互に繰り返して、ニップル2の挿入部8を確実に拡径させることも出来る。この実施形態でも、先の実施形態と同様に、ホース金具4の取り付けが完了したことを示す表示20を付与することが好ましい。
本発明のホース金具の取り付け方法に用いるニップル2としては、例えば、図9,10に例示する仕様のニップル2を用いることも出来る。
図9に例示するニップル2は、挿入部8の挿入方向先端部の内周面にテーパ22が設けられている。このテーパ22により、特に、拡径治具15を引き抜いてニップル2を拡径させる場合、拡径治具15の大径部17が挿入部8の挿入方向先端部に引っ掛かることを防ぐことが出来る。その結果、ニップル2内に拡径治具15が通り易くなり、挿入部8の内径を拡大させる際の加工力の増大を抑えることが出来る。
また、図10に例示するニップル2は、小内径域Aと大内径域Bとの間に内径が漸次変化するテーパ域23を有している。その一方で、このテーパ域23に対応するニップル2の外周面がこのテーパ域23と同じ方向に傾斜するテーパ状に形成されている。このテーパ域23により、特に、拡径治具15を押し込んでニップル2を拡径させる場合、拡径治具15の大径部17が小内径域Aと大内径域Bとの間の段差に引っ掛かることを防ぐことが出来る。その結果、ニップル2内に拡径治具15が通り易くなり、挿入部8の内径を拡大させる際に加工力の増大を抑えることが出来る。また、ニップル2の外周面をテーパ域23に対応するテーパ状に形成することで、ニップル2の肉厚が薄くなることを防ぎ、ニップル2の拡径変形に対する耐久性を確保することが出来る。尚、テーパ域23の軸心CLに対する傾斜角度θは例えば10°〜30°にする。これにより加工力の増大を抑制するには有利になる。
図9に例示するテーパ22と、図10に例示するテーパ域23及びテーパ状に形成されたニップル2の外周面とを共に有するニップル2を用いることも出来る。
ホース金具4を構成するニップル2やソケット3の材質としては、一般的に用いられるものを使用することが出来る。好ましくは、ホース1の端部をニップル2及びソケット3により確実に挟持するために、ニップル2の材質としては半径方向の力に対して変形し易いものを採用し、ソケット3の材料としてはニップル2よりも変形し難いものを採用する。
1 ホース
2 ニップル
3 ソケット
4 ホース金具
5 内面ゴム層
6 外面ゴム層
7 補強層
8 挿入部
9 露出部
10 抜け止め突起
11 取り付け凹部
12 六角部
13 取り付け凸部
14 喰い込み突起
15 拡径治具
16 軸棒
17 大径部
18 保持治具
19 溝部
20 表示
21 表示付与部
22 テーパ
23 テーパ域
CL 軸心
A 小内径域
B 大内径域

Claims (4)

  1. ニップルと、該ニップルの外周面に一端側が取り付けられるソケットとからなるホース金具をホースの端部に取り付けるホース金具の取り付け方法において、
    前記ニップルの前記ホース内に挿入された挿入部の外周面と前記ソケットの内周面との間に前記ホースの端部が挟まれた状態で、前記ホースおよび前記ホース金具を保持治具により保持しながら前記ニップル内に前記挿入部の内径よりも径が大きい大径部を有する治具を通すことで、前記ソケットの内径を維持したまま前記挿入部の内径を拡大させて、前記挿入部の外周面と前記ソケットの内周面とで前記ホースの端部を挟持して前記ホース金具を前記ホースの端部に固定して前記ホース金具の取り付け工程を完了し、前記ニップルの内径を拡大させる際に前記ホース金具に作用する半径方向の力を利用して、前記保持治具が前記ホース金具を保持した際に前記ニップルの外面に当接する前記保持治具の内面に設けられた突起状の表示付与部によって、前記ニップルの外面に前記ホース金具の取り付けが完了したことを示す断面凹状の表示を付与することを特徴とするホース金具の取り付け方法。
  2. 前記ニップルの内径を拡大させる際にホース金具に作用する軸方向の力を利用して前記表示を付与する請求項に記載のホース金具の取り付け方法。
  3. 前記ニップルとして、前記挿入部の挿入方向先端部の内周面にテーパを設けたニップルを用いる請求項1または2に記載のホース金具の取り付け方法。
  4. 前記ニップルとして、前記挿入部を小内径域とし、前記ニップルの挿入方向後端部を、この小内径域よりも内径の大きい大内径域とし、この小内径域と大内径域との間に内径が漸次変化するテーパ域を有すると共に、このテーパ域に対応するニップルの外周面が、このテーパ域と同じ方向に傾斜するテーパ状に形成されているニップルを用いる請求項1〜のいずれかに記載のホース金具の取り付け方法。
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