JP2004337966A - フランジ付き管状部材及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アルミニウム合金押出材からなる管21の端部に、取付用フランジ27を成形すると同時に、該取付用フランジ27に取付用の穴28を形成する。
【解決手段】管21の周囲を貫通穴24を有する電磁成形用の金型22で囲繞するとともに、その端部を前記金型22の端面23から所定長さ突出させ、電磁成形用コイル体26を挿入し、電磁成形により管の端部周壁を外径方向に拡開して前記端面23に押し付け、軸端に取付用フランジ27を形成する。金型22の端面23に先端の尖った突起25を複数個設け、電磁成形時に拡開した管の端部周壁が突起25に当たるようにする。突起25の尖った先端が前記端部周壁の肉を突き破り、ここに穴28が形成される。穴28はタッピングボルト用の下穴とされたり、ボルト穴打ち抜きの位置決め用のマークとして利用される。
【選択図】 図1
【解決手段】管21の周囲を貫通穴24を有する電磁成形用の金型22で囲繞するとともに、その端部を前記金型22の端面23から所定長さ突出させ、電磁成形用コイル体26を挿入し、電磁成形により管の端部周壁を外径方向に拡開して前記端面23に押し付け、軸端に取付用フランジ27を形成する。金型22の端面23に先端の尖った突起25を複数個設け、電磁成形時に拡開した管の端部周壁が突起25に当たるようにする。突起25の尖った先端が前記端部周壁の肉を突き破り、ここに穴28が形成される。穴28はタッピングボルト用の下穴とされたり、ボルト穴打ち抜きの位置決め用のマークとして利用される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸端に取付用フランジが形成されたフランジ付き管状部材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特願2002−200386,特願2002−357820及び特願2002−357821の明細書及び図面には、アルミニウム合金押出材からなる管の周囲を貫通穴を有する電磁成形用の金型で囲繞するとともに、その端部を前記金型の端面から所定長さ突出させ、電磁成形により管の端部周壁を外径方向(放射方向)に拡開して前記端面に押し付け、軸端に取付用フランジを形成し、フランジ付き管状部材(具体的な製品としては、バンパーステイ、継ぎ手、車体用エネルギー吸収部材など)を製造する方法が記載されている。
【0003】
このフランジ付き管状部材をボルト・ナットにより他部材(フランジ付き管状部材がバンパーステイであれば、他部材はバンパーリインフォース又はサイドメンバー)に取り付ける場合、取付用フランジにボルト等が挿通される穴を形成する必要がある。
しかし、この穴開けについては問題点が2つある。1つは取付用フランジの決まった位置に複数個の穴を順次開ける際の位置決めの困難性であり、もう1つは特に打ち抜きにより穴開けを行う際の問題点である。
【0004】
後者について説明すると、例えば図6は電磁成形により成形されたバンパーステイ1を示すもので、軸部2の前端に図示しないバンパーリインフォースに固定するためのフランジ3が形成され、後端に同じく図示しないサイドメンバの先端に固定するためのフランジ4が形成され、各フランジ3,4にはそれぞれボルト挿通用の穴5が形成されている。穴5が軸部2の近傍に形成される場合(距離wが小さい場合)には、打ち抜き用ダイスがフランジの下に配置できないため穴5を打ち抜きで形成できないという問題がある。この場合、ドリルによる穴開けは可能であるが、コスト的に不利である。
【0005】
また、近年の車両のバンパー構造体では、例えば特開2001−294106号公報に記載されているように、バンパーリインフォースの両端の傾斜した箇所にバンパーステイを取り付けるようにしたものが主流となっている。この場合、図7に示すように、バンパーステイ11のフランジ13は図示しないバンパーリインフォースの傾斜に沿って傾斜しており、穴15が軸部12の近傍に形成される場合(距離wが小さい場合)には、フランジ3,4が共に軸方向に垂直な面内に形成されたバンパーステイ1に比べ、打ち抜きによる穴あけ(軸部12との間で鋭角となっている側のフランジ13の穴あけ)はさらに困難となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、アルミニウム合金押出材からなるフランジ付き管状部材の取付用フランジに穴開けをする場合において、前記2つの問題点を解消することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アルミニウム合金押出材からなる管の周囲を貫通穴を有する電磁成形用の金型で囲繞するとともに、その端部を前記金型の端面から所定長さ突出させ、電磁成形により管の端部周壁を外径方向に拡開して前記端面に押し付け、軸端に取付用フランジを形成するフランジ付き管状部材の製造方法において、前記金型の端面に先端の尖った突起を設け、電磁成形により前記管の端部周壁を拡開して前記金型の端面に押し付ける際に前記端部周壁が前記突起に当たるようにし、これにより前記取付用フランジに穴を穿設することを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るフランジ付き管状部材は、前記方法により製造し得るもので、アルミニウム合金押出材からなる管の軸端に取付用フランジが形成され、該取付用フランジは前記アルミニウム合金押出材の端部が拡開して形成されたもので、該取付用フランジに軸部側から前方に突き出す突起が形成され、その突端に穴が形成されていることを特徴とする。なお、本発明において、軸部からみて取付用フランジの方向が前方である。
このフランジ付き管状部材は、例えばバンパーステイ、インストルメントパネル用リインフォース等に適用できる。
【0009】
本発明において用いる電磁成形とは、コイルに瞬間的に例えば10kA以上のレベルの大電流を流して強力な磁界を作り、その中に置いた被成形体(導体)の中を流れる渦電流と磁界の相互作用で成形する方法であり、例えば特開昭58−4601号公報、特開平6−312226号公報、特開平7−116751号公報、特開平9−166111号公報、特開平10−314869号公報、特開平11−20434号公報、特開2000−86228号公報及び特開2000−264246号公報等に記載されているように、それ自体、公知技術である。また、前記特願2002−200386、特願2002−357820及び特願2002−357821に添付された明細書及び図面にも記載されている。
【0010】
本発明において用いるアルミニウム合金押出材としては、断面円形又は楕円形(それに近い形状を含む)のアルミニウム合金押出材が好適である。しかし、例えば4角形、5角形、6角形等の多角形断面あるいはその他の断面形状の管状アルミニウム合金押出材を使用することもできる。アルミニウム合金は電気の良導体であり、電磁成形に適する。このアルミニウム合金は、例えばJIS6000系及び7000系アルミニウム合金であり、成形の容易性を考慮して調質はJISH0001に規定されるT1又はOで電磁成形し、成形後に必要に応じて時効処理を行うとよい。
【0011】
本発明によれば、管の端部周壁、すなわち金型の端面から突出している部分お周壁を電磁成形により瞬間的に外径方向に拡開して前記金型の端面に押し付ける。これにより、管の端部周壁がフランジ(取付用フランジ)に成形される。本発明の場合、金型の端面に先端の尖った突起が設けられているため、拡開した管の端部周壁が金型の端面に押し付けられる際に前記突起に当たり、該突起が前記拡開した管の端部周壁の肉を突き破る。これにより、取付用フランジに穴が穿設される。
この穴をそのままボルト穴(例えばタッピングボルトの下穴用)として利用することができる。また、別途ボルト穴の穴開けを行う場合、この穴を位置決め用のマークとして(センターポンチの代わりに)利用することができる。いずれにしても取付用フランジに穴開けを行う場合の位置決めの困難性は解消され、特に前者の場合、打ち抜きやドリルによる穴開け自体が不要となる。
【0012】
取付用フランジは前記金型の端面に沿った形状に仕上げられ、従って、金型の端面が管の軸方向に垂直な面であれば、軸部の端部には軸方向に垂直な取付用フランジが形成され、金型の端面が軸方向に垂直な面に対し傾斜し又は湾曲しているのであれば、軸部の端部には軸方向に垂直な面に対し傾斜し又は湾曲した取付用フランジが形成される。
取付用フランジの外周への張り出し幅は金型の端面からの突出長さにより決まる。電磁成形を利用することで、取付用フランジの成形が短時間で確実に行われ、かつ変形による加工硬化作用により取付用フランジが強化される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を参照して、本発明に係るフランジ付き管状部材の製造方法についてより具体的に説明する。
図1に示すように、アルミニウム合金押出材からなる断面円形の管素材21(仮想線で示す)を使用し、その周囲を金型22により囲繞し、かつ管素材21の前端を所定長さ、金型22の端面23から突出させる。金型22は分割金型22a〜22dからなり、縦に4つに分割可能とされ、組み合わせたとき管素材21の外径にほぼ等しい内径の貫通穴24が構成される。金型22の端面23は貫通穴24の軸方向に垂直な平面であり、電磁成形時の成形面として機能する。
電磁成形後の取付用フランジの大きさ(外周直径)は、管素材21の突出長さ(金型22の端面23からの突出長さ)によって決まる。
【0014】
金型22の端面23には先端の尖った突起(この例では円錐体)25が、等間隔で設けられている。この突起25の高さは管素材21の肉厚よりやや大きい。
次に、管素材21内に電磁成形用コイル体26を挿入し、図示しない衝撃電流発生装置から電磁成形用コイル体26に瞬間大電流を流すと、磁界の相互作用により管素材21は瞬間的に拡開し、金型22の端面23から突出している管素材21の端部周壁が前記端面23に押し付けられる。金型22の端面23に突起25が設けられているため、このとき拡開した管素材21の端部周壁が前記突起25に当たり、突起25の尖った先端が端面23に押し付けられる前記端部周壁の肉を突き破る。これにより、管素材21の軸端に取付用フランジ27が形成されると同時に穴28が穿設される。一方、貫通穴24内では、管素材21は前記貫通穴24の内面に押し付けられ、その内面形状に沿った形状に成形される。成形後は、分割金型22を開いて管状部材29を取り出す。
【0015】
図1(a)及び図2に示すように、管状部材29の取付用フランジ27には、軸部30側から前方に突き出す円錐状の突起31(反対側から見れば円錐状の窪み)が形成され、突起31の突端に前記穴28が形成されている。穴28はそのままボルト穴として利用することができ、あるいは穴28を位置決め用のマークとして該穴28の部分に新たにボルト穴を打ち抜き等により形成することもできる。
図3は穴28をそのままボルト穴(タッピングボルト用の下穴)として利用する例を示すもので、管状部材29は例えばバンパーステイであり、32はサイドメンバーである。サイドメンバー32にもフランジ33が形成され、管状部材(バンパーステイ)29の突起31に対応する箇所に該突起31を収容し得る穴34が形成されている。図3に示すように両フランジ27,33を重ね、さらにワッシャ35を当てがい、前記穴28を下穴としてタッピングボルト36をねじ込み、管状部材(バンパーステイ)29の取付用フランジ27とサイドメンバー32のフランジ33を締結する。なお、タッピングボルト36のねじ込みにより、穴28には雌ねじが形成される。
一方、図4は穴28を位置決め用のマーク(センターポンチの代わり)として利用し、該穴28の部分に新たにボルト穴37を打ち抜き等により形成した例を示す。この例では電磁成形時に形成された突起31がそっくり打ち抜かれている。
【0016】
金型22において、突起25は金型22と同一の素材で一体に形成することもできるが、図5に示すように、突起25をダイヤモンド、超硬合金などからなる硬質な部材38を金型22にはめ込んで形成してもよい。また、金型の端面に設ける突起の配置は任意に設定することができ、その形状についても円錐体だけでなく他の形態の錐体及びその類似形状を用いることもできる。
なお、上記の例では、取付用フランジが軸部の軸方向に垂直に形成されていたが、本発明は取付用フランジが軸部の軸方向に垂直な面に対して傾斜したもの、あるいは湾曲したものなど、他の形態のフランジ付き管状部材に適用することもできる。
【0017】
本発明の方法は、前記バンパーステイだけでなく、乗用車やトラック等のサイドメンバ(先端に取付用フランジを成形)やインストルメントパネル用リインフォース(一端又は両端に取付用フランジを成形)、その他、取付用フランジを必要とする管状部材の製造に好適に利用できる。
なお、サイドメンバは特開平11−208393号公報や特開2001−294106号公報にも記載されている。その先端に前記のようなバンパーステイを取り付ける(バンパーステイを介してバンパーリインフォースを固定する)場合と、その先端に直接バンパーリインフォースを固定する場合がある。また、インストルメントパネル用リインフォースは、ステアリングサポート、ステアリングハンガービーム又はピラー間クロスメンバー(PPメンバー)ともいわれ、車幅方向に配設されて両端が車両の左右のフレームに固定され、インストルメントパネル、ダクト及びステアリングコラム等を支持するとともに、車両の側面衝突に対して乗員の生存空間を確保する役割をもつ部材であり、例えば特開平11−115550号公報、特開2001−63628号公報、特開2001−71939号公報、特開2001−253368号公報、特開2002−211440号公報にはアルミニウム合金製のインストルメントパネル用リインフォースが記載されている。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、取付用フランジを軸部の端部に有する管状部材を製造する場合において、金型の端面の所定位置に先端の尖った突起を設け、電磁成形時に拡開した管の端部周壁が当たってそこに穴が形成されるようにしておくことにより、前記取付用フランジの成形と同時に、前記取付用フランジに取付用の穴を形成することができる。
この穴をそのままボルト穴(例えばタッピングボルトの下穴用)として利用する場合、別途打ち抜き等によりボルト穴を穴開けする必要がないため、穴開けに際しての位置決めの問題は始めから存在しない。また、取付用フランジに対する打ち抜きによる穴開けは、軸部近傍においては困難であったが、本発明によれば、取付用フランジの任意の位置に穴を形成することができる。一方、取付用フランジに別途ボルト穴を穴開けする場合、電磁成形時に形成した穴を位置決め用のマークとして利用することができるので、位置決めの困難性が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】フランジ付き管状部材の製造方法を説明する断面図(a)及び金型の要部斜視図(b)である。
【図2】製造されたフランジ付き管状部材の要部斜視図である。
【図3】そのフランジ付き管状部材と他部材の締結方法を説明する断面図(a)及び締結後の側面図(b)である。
【図4】電磁成形時に形成された穴を位置決め用のマークとしてボルト穴を穴開けしたフランジ付き管状部材の要部斜視図である。
【図5】金型に設ける突起の一例を示す断面図である。
【図6】従来のバンパーステイの正面図(一部断面)である。
【図7】従来のバンパーステイの正面図(一部断面)である。
【符号の説明】
21 管素材
22 金型
23 端面(成形面)
24 貫通穴
25 金型に設けた突起
27 取付用フランジ
28 穴
29 フランジ付き管状部材
31 取付用フランジに形成された突起
36 タッピングボルト
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸端に取付用フランジが形成されたフランジ付き管状部材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特願2002−200386,特願2002−357820及び特願2002−357821の明細書及び図面には、アルミニウム合金押出材からなる管の周囲を貫通穴を有する電磁成形用の金型で囲繞するとともに、その端部を前記金型の端面から所定長さ突出させ、電磁成形により管の端部周壁を外径方向(放射方向)に拡開して前記端面に押し付け、軸端に取付用フランジを形成し、フランジ付き管状部材(具体的な製品としては、バンパーステイ、継ぎ手、車体用エネルギー吸収部材など)を製造する方法が記載されている。
【0003】
このフランジ付き管状部材をボルト・ナットにより他部材(フランジ付き管状部材がバンパーステイであれば、他部材はバンパーリインフォース又はサイドメンバー)に取り付ける場合、取付用フランジにボルト等が挿通される穴を形成する必要がある。
しかし、この穴開けについては問題点が2つある。1つは取付用フランジの決まった位置に複数個の穴を順次開ける際の位置決めの困難性であり、もう1つは特に打ち抜きにより穴開けを行う際の問題点である。
【0004】
後者について説明すると、例えば図6は電磁成形により成形されたバンパーステイ1を示すもので、軸部2の前端に図示しないバンパーリインフォースに固定するためのフランジ3が形成され、後端に同じく図示しないサイドメンバの先端に固定するためのフランジ4が形成され、各フランジ3,4にはそれぞれボルト挿通用の穴5が形成されている。穴5が軸部2の近傍に形成される場合(距離wが小さい場合)には、打ち抜き用ダイスがフランジの下に配置できないため穴5を打ち抜きで形成できないという問題がある。この場合、ドリルによる穴開けは可能であるが、コスト的に不利である。
【0005】
また、近年の車両のバンパー構造体では、例えば特開2001−294106号公報に記載されているように、バンパーリインフォースの両端の傾斜した箇所にバンパーステイを取り付けるようにしたものが主流となっている。この場合、図7に示すように、バンパーステイ11のフランジ13は図示しないバンパーリインフォースの傾斜に沿って傾斜しており、穴15が軸部12の近傍に形成される場合(距離wが小さい場合)には、フランジ3,4が共に軸方向に垂直な面内に形成されたバンパーステイ1に比べ、打ち抜きによる穴あけ(軸部12との間で鋭角となっている側のフランジ13の穴あけ)はさらに困難となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、アルミニウム合金押出材からなるフランジ付き管状部材の取付用フランジに穴開けをする場合において、前記2つの問題点を解消することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アルミニウム合金押出材からなる管の周囲を貫通穴を有する電磁成形用の金型で囲繞するとともに、その端部を前記金型の端面から所定長さ突出させ、電磁成形により管の端部周壁を外径方向に拡開して前記端面に押し付け、軸端に取付用フランジを形成するフランジ付き管状部材の製造方法において、前記金型の端面に先端の尖った突起を設け、電磁成形により前記管の端部周壁を拡開して前記金型の端面に押し付ける際に前記端部周壁が前記突起に当たるようにし、これにより前記取付用フランジに穴を穿設することを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るフランジ付き管状部材は、前記方法により製造し得るもので、アルミニウム合金押出材からなる管の軸端に取付用フランジが形成され、該取付用フランジは前記アルミニウム合金押出材の端部が拡開して形成されたもので、該取付用フランジに軸部側から前方に突き出す突起が形成され、その突端に穴が形成されていることを特徴とする。なお、本発明において、軸部からみて取付用フランジの方向が前方である。
このフランジ付き管状部材は、例えばバンパーステイ、インストルメントパネル用リインフォース等に適用できる。
【0009】
本発明において用いる電磁成形とは、コイルに瞬間的に例えば10kA以上のレベルの大電流を流して強力な磁界を作り、その中に置いた被成形体(導体)の中を流れる渦電流と磁界の相互作用で成形する方法であり、例えば特開昭58−4601号公報、特開平6−312226号公報、特開平7−116751号公報、特開平9−166111号公報、特開平10−314869号公報、特開平11−20434号公報、特開2000−86228号公報及び特開2000−264246号公報等に記載されているように、それ自体、公知技術である。また、前記特願2002−200386、特願2002−357820及び特願2002−357821に添付された明細書及び図面にも記載されている。
【0010】
本発明において用いるアルミニウム合金押出材としては、断面円形又は楕円形(それに近い形状を含む)のアルミニウム合金押出材が好適である。しかし、例えば4角形、5角形、6角形等の多角形断面あるいはその他の断面形状の管状アルミニウム合金押出材を使用することもできる。アルミニウム合金は電気の良導体であり、電磁成形に適する。このアルミニウム合金は、例えばJIS6000系及び7000系アルミニウム合金であり、成形の容易性を考慮して調質はJISH0001に規定されるT1又はOで電磁成形し、成形後に必要に応じて時効処理を行うとよい。
【0011】
本発明によれば、管の端部周壁、すなわち金型の端面から突出している部分お周壁を電磁成形により瞬間的に外径方向に拡開して前記金型の端面に押し付ける。これにより、管の端部周壁がフランジ(取付用フランジ)に成形される。本発明の場合、金型の端面に先端の尖った突起が設けられているため、拡開した管の端部周壁が金型の端面に押し付けられる際に前記突起に当たり、該突起が前記拡開した管の端部周壁の肉を突き破る。これにより、取付用フランジに穴が穿設される。
この穴をそのままボルト穴(例えばタッピングボルトの下穴用)として利用することができる。また、別途ボルト穴の穴開けを行う場合、この穴を位置決め用のマークとして(センターポンチの代わりに)利用することができる。いずれにしても取付用フランジに穴開けを行う場合の位置決めの困難性は解消され、特に前者の場合、打ち抜きやドリルによる穴開け自体が不要となる。
【0012】
取付用フランジは前記金型の端面に沿った形状に仕上げられ、従って、金型の端面が管の軸方向に垂直な面であれば、軸部の端部には軸方向に垂直な取付用フランジが形成され、金型の端面が軸方向に垂直な面に対し傾斜し又は湾曲しているのであれば、軸部の端部には軸方向に垂直な面に対し傾斜し又は湾曲した取付用フランジが形成される。
取付用フランジの外周への張り出し幅は金型の端面からの突出長さにより決まる。電磁成形を利用することで、取付用フランジの成形が短時間で確実に行われ、かつ変形による加工硬化作用により取付用フランジが強化される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を参照して、本発明に係るフランジ付き管状部材の製造方法についてより具体的に説明する。
図1に示すように、アルミニウム合金押出材からなる断面円形の管素材21(仮想線で示す)を使用し、その周囲を金型22により囲繞し、かつ管素材21の前端を所定長さ、金型22の端面23から突出させる。金型22は分割金型22a〜22dからなり、縦に4つに分割可能とされ、組み合わせたとき管素材21の外径にほぼ等しい内径の貫通穴24が構成される。金型22の端面23は貫通穴24の軸方向に垂直な平面であり、電磁成形時の成形面として機能する。
電磁成形後の取付用フランジの大きさ(外周直径)は、管素材21の突出長さ(金型22の端面23からの突出長さ)によって決まる。
【0014】
金型22の端面23には先端の尖った突起(この例では円錐体)25が、等間隔で設けられている。この突起25の高さは管素材21の肉厚よりやや大きい。
次に、管素材21内に電磁成形用コイル体26を挿入し、図示しない衝撃電流発生装置から電磁成形用コイル体26に瞬間大電流を流すと、磁界の相互作用により管素材21は瞬間的に拡開し、金型22の端面23から突出している管素材21の端部周壁が前記端面23に押し付けられる。金型22の端面23に突起25が設けられているため、このとき拡開した管素材21の端部周壁が前記突起25に当たり、突起25の尖った先端が端面23に押し付けられる前記端部周壁の肉を突き破る。これにより、管素材21の軸端に取付用フランジ27が形成されると同時に穴28が穿設される。一方、貫通穴24内では、管素材21は前記貫通穴24の内面に押し付けられ、その内面形状に沿った形状に成形される。成形後は、分割金型22を開いて管状部材29を取り出す。
【0015】
図1(a)及び図2に示すように、管状部材29の取付用フランジ27には、軸部30側から前方に突き出す円錐状の突起31(反対側から見れば円錐状の窪み)が形成され、突起31の突端に前記穴28が形成されている。穴28はそのままボルト穴として利用することができ、あるいは穴28を位置決め用のマークとして該穴28の部分に新たにボルト穴を打ち抜き等により形成することもできる。
図3は穴28をそのままボルト穴(タッピングボルト用の下穴)として利用する例を示すもので、管状部材29は例えばバンパーステイであり、32はサイドメンバーである。サイドメンバー32にもフランジ33が形成され、管状部材(バンパーステイ)29の突起31に対応する箇所に該突起31を収容し得る穴34が形成されている。図3に示すように両フランジ27,33を重ね、さらにワッシャ35を当てがい、前記穴28を下穴としてタッピングボルト36をねじ込み、管状部材(バンパーステイ)29の取付用フランジ27とサイドメンバー32のフランジ33を締結する。なお、タッピングボルト36のねじ込みにより、穴28には雌ねじが形成される。
一方、図4は穴28を位置決め用のマーク(センターポンチの代わり)として利用し、該穴28の部分に新たにボルト穴37を打ち抜き等により形成した例を示す。この例では電磁成形時に形成された突起31がそっくり打ち抜かれている。
【0016】
金型22において、突起25は金型22と同一の素材で一体に形成することもできるが、図5に示すように、突起25をダイヤモンド、超硬合金などからなる硬質な部材38を金型22にはめ込んで形成してもよい。また、金型の端面に設ける突起の配置は任意に設定することができ、その形状についても円錐体だけでなく他の形態の錐体及びその類似形状を用いることもできる。
なお、上記の例では、取付用フランジが軸部の軸方向に垂直に形成されていたが、本発明は取付用フランジが軸部の軸方向に垂直な面に対して傾斜したもの、あるいは湾曲したものなど、他の形態のフランジ付き管状部材に適用することもできる。
【0017】
本発明の方法は、前記バンパーステイだけでなく、乗用車やトラック等のサイドメンバ(先端に取付用フランジを成形)やインストルメントパネル用リインフォース(一端又は両端に取付用フランジを成形)、その他、取付用フランジを必要とする管状部材の製造に好適に利用できる。
なお、サイドメンバは特開平11−208393号公報や特開2001−294106号公報にも記載されている。その先端に前記のようなバンパーステイを取り付ける(バンパーステイを介してバンパーリインフォースを固定する)場合と、その先端に直接バンパーリインフォースを固定する場合がある。また、インストルメントパネル用リインフォースは、ステアリングサポート、ステアリングハンガービーム又はピラー間クロスメンバー(PPメンバー)ともいわれ、車幅方向に配設されて両端が車両の左右のフレームに固定され、インストルメントパネル、ダクト及びステアリングコラム等を支持するとともに、車両の側面衝突に対して乗員の生存空間を確保する役割をもつ部材であり、例えば特開平11−115550号公報、特開2001−63628号公報、特開2001−71939号公報、特開2001−253368号公報、特開2002−211440号公報にはアルミニウム合金製のインストルメントパネル用リインフォースが記載されている。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、取付用フランジを軸部の端部に有する管状部材を製造する場合において、金型の端面の所定位置に先端の尖った突起を設け、電磁成形時に拡開した管の端部周壁が当たってそこに穴が形成されるようにしておくことにより、前記取付用フランジの成形と同時に、前記取付用フランジに取付用の穴を形成することができる。
この穴をそのままボルト穴(例えばタッピングボルトの下穴用)として利用する場合、別途打ち抜き等によりボルト穴を穴開けする必要がないため、穴開けに際しての位置決めの問題は始めから存在しない。また、取付用フランジに対する打ち抜きによる穴開けは、軸部近傍においては困難であったが、本発明によれば、取付用フランジの任意の位置に穴を形成することができる。一方、取付用フランジに別途ボルト穴を穴開けする場合、電磁成形時に形成した穴を位置決め用のマークとして利用することができるので、位置決めの困難性が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】フランジ付き管状部材の製造方法を説明する断面図(a)及び金型の要部斜視図(b)である。
【図2】製造されたフランジ付き管状部材の要部斜視図である。
【図3】そのフランジ付き管状部材と他部材の締結方法を説明する断面図(a)及び締結後の側面図(b)である。
【図4】電磁成形時に形成された穴を位置決め用のマークとしてボルト穴を穴開けしたフランジ付き管状部材の要部斜視図である。
【図5】金型に設ける突起の一例を示す断面図である。
【図6】従来のバンパーステイの正面図(一部断面)である。
【図7】従来のバンパーステイの正面図(一部断面)である。
【符号の説明】
21 管素材
22 金型
23 端面(成形面)
24 貫通穴
25 金型に設けた突起
27 取付用フランジ
28 穴
29 フランジ付き管状部材
31 取付用フランジに形成された突起
36 タッピングボルト
Claims (5)
- アルミニウム合金押出材からなる管の周囲を貫通穴を有する電磁成形用の金型で囲繞するとともに、その端部を前記金型の端面から所定長さ突出させ、電磁成形により管の端部周壁を外径方向に拡開して前記端面に押し付け、軸端に取付用フランジを形成するフランジ付き管状部材の製造方法において、前記金型の端面に先端の尖った突起を設け、電磁成形により前記管の端部周壁を拡開して前記金型の端面に押し付ける際に前記端部周壁が前記突起に当たるようにし、これにより前記取付用フランジに穴を穿設することを特徴とするフランジ付き管状部材の製造方法。
- 請求項2に記載された方法により製造されたフランジ付き管状部材。
- アルミニウム合金押出材からなる管の軸端に取付用フランジが形成され、該取付用フランジは前記アルミニウム合金押出材の端部が拡開して形成されたもので、該取付用フランジに軸部側から前方に突き出す突起が形成され、その突端に穴が形成されていることを特徴とするフランジ付き管状部材。
- バンパーステイであることを特徴とする請求項2又は3に記載されたフランジ付き管状部材。
- インストルメントパネル用リインフォースであることを特徴とする請求項2又は3に記載されたフランジ付き管状部材。
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