JP2005152920A - フランジ付き管状部材及びその製造方法 - Google Patents

フランジ付き管状部材及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電磁成形により無理な拡径を行うことなく、軸部の径に比べて外径の大きいフランジを有するバンパーステイ等のフランジ付き管状部材を得る。
【解決手段】 管状のアルミニウム合金押出材からなる軸部材21と、その端部に接合されたフランジ部材22からなる。軸部材21の端部にフランジ部材22より小面積の端部フランジ23が一体的に形成されている。フランジ部材22には穴26とその穴の縁に筒状の穴フランジ27が形成されている。軸部材21はフランジ部材22の穴26に嵌挿され、端部フランジ23がフランジ部材21と密着重合し、さらに、穴フランジ27の内周面に軸部材21の小径部24の外周面が密着し、穴フランジ27が端部フランジ23と張り出し部25の間に挟持されている。このフランジ付き管状部材は、フランジ部材22の穴に管素材を嵌挿し、電磁成形により拡径することにより製造することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アルミニウム合金材からなる軸部の軸端に取付用フランジを有するフランジ付き管状部材及びその製造方法に関する。
例えば乗用車やトラック等の自動車車体の前端(フロント)及び後端(リア)に設置されるバンパー内部には、補強部材としてバンパーリインフォースが設けられている。バンパーリインフォースは一般に荷重方向に略垂直に向く前壁と後壁、及びそれらを連結する横壁を有する断面中空の部材であり、後方側から一対のバンパーステイにより支持され、各バンパーステイは後端がサイドメンバ(フロント又はリア)の先端に固定されている。
アルミニウム製のバンパーステイは、大きく分けて縦圧壊型と横圧壊型がある。図11(a)に示すように、縦圧壊型のバンパーステイは、軸部1を構成する中空の押出形材の前後端に板状の取付用フランジ2,3(バンパーリインフォース4及びサイドメンバ5の取付用)を溶接したもので、押出軸方向が車体前後方向(バンパーリインフォース4の長手方向に対し略垂直)を向いている。横圧壊型バンパーステイは、図11(b)に示すように、前後端に一体的に取付用フランジ7,8が形成された押出形材6からなり、押出軸方向が車体上下方向(バンパーリインフォース4の長手方向に対し垂直)を向いている。横圧壊型バンパーステイの例として、下記特許文献1〜3が挙げられる。
特開平8−91154号公報 特開2000−318552号公報 特開2001−294106号公報
縦圧壊型のバンパーステイは、3つの部品を溶接により一体化するため一般に製造コストが高く、さらに、図11(a)に示すように、バンパーリインフォースの端部取付箇所が車幅方向に対し後方側に傾斜している場合は、軸部押出形材の斜め切断による歩留まり低下、切断コスト及び溶接コストの増大等が問題となる。また、横圧縮型のバンパーステイは、製造コストが安く、バンパーリインフォースの端部取付箇所が車幅方向に対し傾斜又は湾曲していても、容易に対応できる利点があるが、縦圧壊型に比べて重量比エネルギー吸収量が小さく、優位な軽量化効果が得られない点に問題がある。
一方、特願2002−200386、特願2002−357820、特願2002−357821の明細書及び図面には、図11(c)に示すように、アルミニウム合金押出材(管材)からなり、軸部11の両端に電磁成形により取付用フランジ12,13が成形されたバンパーステイが記載されている。
このバンパーステイは、図12に示すように、アルミニウム押出材を所定長さに切断して素材管14とし、この素材管14の周囲を電磁成形用の金型15(複数個の分割金型から構成される)で囲繞するとともに、素材管14の端部を前記金型15の端面(成形面)16,17から突出させ、素材管14の内部に挿入した電磁成形用コイル18に高電圧で蓄電されている電気エネルギー(電荷)を瞬時に投入(放電)することにより製造される。電磁成形とは、電気エネルギーの投入により、電磁成形用コイル18がきわめて短時間の強力な磁場を形成し、この磁場内におかれたワーク(被加工物)が磁場の反発力(フレミングの左手の法則に従ったLorentz力)によって強い拡張力や収縮力を受けて、高速で塑性変形することを利用し、ワークを所定形状に成形する技術であり、この例では、素材管14は強い拡張力により外径方向(放射方向)に拡径し、前記端面16,17の内側では素材管14は貫通穴19の内面に押し付けられ、端面16,17の外側では素材管14は拡開して該端面16,17に打ち付けられる。
電磁成形は高速変形であるため、加工形状が複雑な場合にも対応可能であり、かつ金型の成形面に押圧して所定の形状を得るため形状精度がよいという利点がある。従って、前記金型15の端面(成形面)16,17を適宜の形状とすることで、軸方向に垂直な面を有するフランジ(フランジ13)だけでなく、軸方向に垂直な面に対して傾斜したフランジ(フランジ12)、あるいは湾曲面からなるフランジなど、バンパーリインフォースやサイドメンバーの取付面の形状に応じた形状のフランジを成形することができる。
なお、電磁成形自体は、下記特許文献4〜7及び非特許文献1に記載されているように、公知技術である。
特開昭58−4601号公報 特開平6−312226号公報 特開平7−116751号公報 特開2002−86228号公報 機械技術研究所報告第150号「電磁力を利用する塑性加工の研究」(1990年3月、機械技術研究所発行)
ところで、従来の3つの部品からなる縦圧壊型バンパーステイは、先に述べたような問題点があるほか、溶接箇所が衝突時に最も荷重が掛かる軸部とフランジの交点になることから、当該箇所において材料特性が低下し、これが予期し得ないエネルギー吸収特性の低下をもたらすおそれがある。
一方、管状のアルミニウム合金押出材の両端部を電磁成形等により拡径してフランジを軸部と一体的に成形すれば、この問題点は解消される。しかし、この場合、フランジの外周に近いほど周方向への引張の変形量が大きく、肉厚減少を生じ、さらに薄くなると割れが生じることもある。これはアルミニウム合金押出材の軸部の径に比べてフランジの外径が大きくなるほど問題となる。
そして、この割れ発生の問題は、ファイバー組織を有するアルミニウム合金押出材の場合に特に深刻となる。ファイバー組織は押出方向に平行な粒界がほとんどであり、電磁成形等により投入される拡径の成形力は、その粒界を分断する(引き裂く)方向に作用するからである。また、ファイバー組織では一般に、押出方向に垂直な方向の伸びが小さいことも影響している。ファイバー組織を有するアルミニウム合金押出材は、周知の如く軸方向の圧壊性能に優れるため、バンパーステイとして利用価値が大きいのだが、拡径方向の成形性が等軸晶のものに比べて劣り、管端にフランジを成形するような場合、特に割れが発生しやすく、バンパーリインフォース及びサイドメンバーに連結するに十分な大きさのフランジを成形することがきわめて困難である。
また、図13は電磁成形によるフランジ成形後に、フランジ12の肉厚が外周側になるほど薄くなっている様子を示す(フランジ13も同様である)ものだが、このようにフランジ12の肉厚が径方向に変化しているため、金型15の端面(成形面)16が平面で構成されていたとしても、フランジ12の前面12aは平面にはならず、その結果、図14に示すように、このフランジ12を例えばバンパーリインフォース4の後壁4aに固定するとき、フランジ12とバンパーリインフォース4の後壁4aとの間に隙間19が生じる。この隙間19があると、ボルト・ナット又はリベットにより固定するときはフランジ12に歪みが生じ、溶接によって固定する場合はフランジ12がバンパーリインフォース7の後壁4aから浮いた状態で固定されてしまう(フランジ13をサイドメンバーの先端に固定する場合も同様である)。この点についても、アルミニウム合金押出材の軸部の径に比べてフランジの外径が大きくなるほど問題となる。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、溶接箇所が軸部に掛かることがなく、また無理な拡径を行うことなく、軸部の径に比べて外径の大きいフランジを有するバンパーステイ等のフランジ付き管状部材を得ることを目的とする。
本発明に係るフランジ付き管状部材は、(1)管状のアルミニウム合金材からなる軸部材と、前記軸部材の端部に接合されたフランジ部材からなり、前記軸部材にはその端部に前記フランジ部材より小面積の端部フランジが一体的に形成され、前記フランジ部材には前記軸部材が嵌挿される穴とその穴の縁に筒状の穴フランジが形成され、前記軸部材は前記フランジ部材の穴に嵌挿され、その端部フランジが前記フランジ部材と密着重合していることを特徴とする。軸部材の端部フランジの形成は電磁成形等により行うことができ、軸部材とフランジ部材の接合は、溶接や機械的接合手段(リベット等)を利用することもできる。管状のアルミニウム合金材としては、押出材のほか板材を巻いて管状に成形したものも利用することができる。
上記フランジ付き管状部材において、フランジ部材の穴フランジの内面に軸部材の外周面が密着していることが望ましい。これにより、軸部材に接合されたフランジ部材がより安定し、製造時における両者の位置合わせも容易となる。さらに、軸部材に張り出し部が形成され、フランジ部材の穴フランジが前記軸部材の端部フランジと張り出し部の間に挟持されていることが望ましい。この場合、軸部材とフランジ部材は、溶接や機械的接合手段を用いることなく接合(一種のかしめ)されているが、溶接や機械的接合手段を合わせて用いることもできる。電磁成形を利用すれば、このフランジ付き管状部材を一回の成形で容易に製造することができる。すなわち、穴とその穴の縁に筒状の穴フランジが形成された板状のフランジ部材と、管状のアルミニウム合金材からなる軸部材を用意し、前記フランジ部材の穴に前記軸部材を嵌挿し、その先端を前記穴から軸方向外側に所定距離突出させ、電磁成形により前記軸部材を拡径し、これにより、前記軸部材を前記穴フランジの内周面に密着させると同時に、前記軸部材の前記穴から突出していた箇所を拡開して前記フランジ部材に密着重合させ、かつ前記穴フランジより軸方向内側では前記軸部材の少なくとも前記穴フランジの近傍を外径方向に張り出させる。これにより、前記軸部材の端部に前記フランジ部材が接合される。
本発明に係る別のフランジ付き管状部材は、(2)管状のアルミニウム合金材からなる軸部材と、前記軸部材の端部に接合されたフランジ部材からなり、前記軸部材にはその端部に前記フランジ部材より小面積の端部フランジが一体的に形成され、前記フランジ部材には前記軸部材が嵌挿される穴が形成され、前記軸部材は前記フランジ部材の穴に嵌挿され、その端部フランジが前記フランジ部材と密着重合していることを特徴とする。軸部材の端部フランジの形成は電磁成形等により行うことができ、軸部材とフランジ部材の接合は、溶接や機械的接合手段を利用することもできる。
上記フランジ付き管状部材において、フランジ部材の穴の内縁に軸部材の外周面が密着していることが望ましい。これにより、軸部材に接合されたフランジ部材がより安定し、製造時における両者の位置合わせも容易となる。さらに、軸部材に張り出し部が形成され、フランジ部材の穴の周縁が軸部材の端部フランジと張り出し部の間に挟持されていることが望ましい。この場合、軸部材とフランジ部材は、溶接や機械的接合手段を用いることなく接合(一種のかしめ)されているが、溶接や機械的接合手段を合わせて用いることもできる。電磁成形を利用すれば、このフランジ付き管状部材を一回の成形で容易に製造することができる。すなわち、穴が形成された板状のフランジ部材と、管状のアルミニウム合金材からなる軸部材を用意し、前記フランジ部材の穴に前記軸部材を嵌挿し、その先端を前記穴から軸方向外側に所定距離突出させ、電磁成形により前記軸部材を拡径し、これにより、前記軸部材を前記穴の内縁に密着させると同時に、前記軸部材の前記穴から突出していた箇所を拡開して前記フランジ部材に密着重合させ、かつ前記フランジ部材より軸方向内側では前記軸部材の少なくとも前記フランジ部材の近傍を外径方向に張り出させる。これにより、前記軸部材の端部に前記フランジ部材が接合される。
本発明に係るさらに別のフランジ付き管状部材は、(3)管状のアルミニウム合金材からなる軸部材と、前記軸部材の端部に接合されたアルミニウム合金材からなるフランジ部材からなり、前記軸部材の端部近傍に環状の張り出し部が形成され、前記フランジ部材には穴が形成されてその縁の全周が前記軸部材側にカールし、その先端が前記軸部材の張り出し部に内側から嵌入していることを特徴とする。この場合、軸部材とフランジ部材は、溶接や機械的接合手段を用いることなく接合(一種のかしめ)されている。
電磁成形を利用すれば、このフランジ付き管状部材を一回の成形で容易に製造することができる。すなわち、管状のアルミニウム合金材からなる軸部材と、穴が形成されたアルミニウム合金からなる板状のフランジ部材を用意し、前記穴が前記軸部材の断面のほぼ中央に位置するように前記軸部材の端部に前記フランジ部材を位置決めし、電磁成形により前記フランジ部材の前記穴の周縁部を拡径するとともに、前記軸部材の端部近傍を外径側に環状に張り出させ、前記フランジ部材の拡径した部分を前記軸部材の内周面に密着させると同時に、そのカールした先端を前記軸部材の環状に張り出した箇所に嵌入させる。これにより、前記軸部材の端部に前記フランジ部材が接合される。
本発明によれば、溶接箇所が軸部に掛かることがなく、また無理な拡径を行うことなく、軸部の径に比べて外径の大きいフランジを有するバンパーステイ等のフランジ付き管状部材を得ることができる。さらに、必要に応じて溶接や機械的接合手段を用いることなく、一回の電磁成形により、軸部材とフランジ部材を一種のかしめにより接合して、フランジ付き管状部材を製造することができる。
また、無理な拡径を行わなくて済むため、軸部材としてファイバー組織のアルミニウム合金押出材を使用することができ、これを例えばバンパーステイとして用いれば、優れた圧壊特性を有するようになる。
以下、本発明に係るフランジ付き管状部材について、バンパーステイを例に、図1〜図10を参照して説明する。
図1に示すバンパーステイは、管状のアルミニウム合金押出材からなる軸部材21と、軸部材21の両端部に接合されたフランジ部材22からなる。軸部材21にはその両端にフランジ部材22より外径の小さい端部フランジ23が一体的に形成され、軸方向端部近傍が小径部24となって径が最も小さく、それより軸方向内側が外径側に張り出して大径部25となっている。フランジ部材22には中央部に軸部材21が嵌挿される穴26とその穴26の縁に円筒状の穴フランジ27が形成されている。軸部材21はフランジ部材22の穴26に嵌挿され、端部フランジ23がフランジ部材22の外側の面に密着重合し、一方、張り出した大径部25の端25aが穴フランジ27の端部に当接し、結局、穴フランジ27は端部フランジ23と大径部25の間に挟持された形になっている。また、小径部26の外周面は穴フランジ27の内周面に密着している。
さらに、フランジ部材22にはほぼ端部フランジ23の厚みに相当する段差部28が形成され、内周側の低くなった箇所に端部フランジ23がちょうどはまり込むようになっている。従って、軸部材21の端部フランジ23の外側の面とフランジ部材22の外側の面のうち端部フランジ23と重合していない部分がほぼ面一(同じ高さ)となっている。
このバンパーステイの製造方法(電磁成形方法)を図2及び図3を参照して説明する。
フランジ部材22は、図1に示すものと同じ形状であり、円形のブランク(板材)の中央に下穴を開けると同時に段差部28を環状に成形し、続いて下穴にバーリング加工を施して、円筒状の穴フランジ27を成形することにより製造できる。電磁成形に使用する管素材31は穴フランジ27の内径とほぼ同じかやや小さい外径のアルミニウム合金押出材からなる。
電磁成形に使用する金型32は、縦に分割された複数個の分割金型からなり、図2,3に示すように閉じたとき中央に貫通穴33が形成される。この貫通穴33は、金型32の軸方向両端近傍においてほぼ前記穴フランジ27の長さの範囲だけ小径とされ(小径部33a)、この小径部33aの内径は穴フランジ27がちょうどはまり込むように当該穴フランジ27の外径とほぼ同じとされ、小径部33aより軸方向内側の箇所ではそれより大径とされている(大径部33b)。また、金型32の両端面34には段差部34aが形成され、この端面34にフランジ部材22がちょうどはまり込むようになっている。
図2に示すように、金型32の両端面34に、穴フランジ27が軸方向内側を向くようにしてフランジ部材22をセットし、穴フランジ27の内側に管素材31を挿入する。このとき、管素材31の両端部をフランジ部材22から所定距離突出させる。この突出距離は、図1に示すように、電磁成形された端部フランジ23の外周がフランジ部材27の段差部28の内周側にくるように調整される(突出距離がそのような長さになるように管素材31を切断する)。
続いて、電磁成形用通電コイル体35を管素材31の内部に挿入し、図示しない衝撃電流発生装置に高電圧で蓄荷電されている電気エネルギーを投入すると、管素材31に磁気反発力が生じて管素材31は瞬間的に拡径し、フランジ部材22から突出した端部は大きく拡開してフランジ部材22に打ち当たり、貫通穴33の小径部33aに対応する箇所では穴フランジ27の内面に押し付けられ、さらに貫通穴33の大径部33bでは当該貫通穴33の内面に打ち当たる。なお、電磁成形用通電コイル体35は、電気絶縁体内に成形用コイルが埋め込まれたものである。
これにより、図1に示すバンパーステイが成形される。成形後は金型32を分割して、バンパーステイを取り出す。
このバンパーステイでは、管素材31の拡径に伴い、穴フランジ27に成形後の軸部材21(その小径部24)が押し付けられ、同時に軸部材21(その端部フランジ23と大径部25)によりフランジ部材22の穴フランジ27が軸方向に挟持された形となるため、フランジ部材22は軸部材21の両端にしっかりと接合される。穴フランジ27があることにより軸部材21との接触面積が広く、この点も接合強度の向上に寄与する。そして、フランジ部材22がバンパーステイとして十分な外径を有し、一方、軸部材21の端部フランジ23の外径を余り大きく拡径する必要がないので、電磁成形時の割れの発生を防止することができ、また、ファイバー組織を有するアルミニウム合金押出材の使用も十分可能である。
上記の例において、フランジ部材22の穴26は円形としたが、これを楕円形としたり、非点対称の形状(例えば穴の縁の大部分が円形だが一部が窪みになっているような穴、あるいは穴の縁の大部分が円形だが一部が直線状となっているような穴)とすることもできる。そのような断面形状は、軸部材21とフランジ部材22の回り止めの作用を有する。いずれの場合も、管素材としては円形断面のものを用いることができ、かつ円形断面のものを用いたとしても、電磁成形により穴フランジの内面に押し付けられた箇所の断面は、前記穴の形状に倣ったものとなる。
この電磁成形により成形される軸部材21(管素材31)は、導電率が高く強い磁気反発力が得られるアルミニウム合金押出材からなるが、フランジ部材22は実質的に変形させていないので、アルミニウム合金板でも鋼板からなるものでもよい。バーリング加工のしやすさからいえば鋼板の方が望ましい。フランジ部材22として鋼板を用いる場合、アルミニウム合金である軸部材21と接触することに伴う電食を防止するため、少なくとも軸部材21と接触する側にアルミめっきなど、電食防止用の表面処理を行うことが望ましい。
また、鋼板は強度が高く、導電性が低く電磁成形による拡張力もほとんど加わらないため、鋼板製のフランジ部材22が管素材31が拡径する際の拡張力を受け止めるだけの強度を有し、かつその成形時においてフランジ部材22が位置ずれ等を起こすことのないように位置決めを確実に行えるのであれば、金型32を用いることなく電磁成形を行うこともできる。
続いて、以下、本発明に包含される他のバンパーステイ及びフランジ付き管状部材について説明する。
図4に示すバンパーステイは、実質的に図1に示すバンパーステイと同じであるが、軸部材21とフランジ部材22をより強固に接合するため、軸部材21とフランジ部材22を溶接したものである。溶接箇所36は、端部フランジ23の外周縁である。溶接箇所36が軸部材21の軸部37(図1の小径部24及び大径部25に相当)から外径方向に離れているので、熱影響による材料特性の低下が軸部37に及ばず、予期しないエネルギー吸収特性の低下も防止できる。
図5に示すバンパーステイは、軸部材21の大径部(ビード状の張り出し部)38が穴フランジ27の近傍にのみ形成されている点で、図1に示すバンパーステイと異なり、他の点は事実上同一である。そして、図1に示すバンパーステイと同様に、穴フランジ27に軸部37の小径部24が押し付けられ、同時に穴フランジ27は端部フランジ23と大径部38により挟持された形となり、フランジ部材22は軸部材21の両端にしっかりと接合される。
図5に示すバンパーステイの製造に当たっては、仮想線で示すように、大径部38に対応する箇所に管状の凹部39aが形成された電磁成形用金型39を使用すればよい。管素材はこの凹部39aにおいて、電磁成形時に加わる拡張力に応じて自由に拡径(張り出し変形)する。
図6に示すバンパーステイは、軸部材21の一方の端部にのみフランジ部材22を接合し、他方の端部の取付用フランジとして軸部材21と一体の端部フランジ41をそのまま利用するものである。バンパーステイの取付用フランジとしては、一般にサイドメンバー側の方が大径のものが必要であり、そちらは別途フランジ部材22を必要とするが、バンパーリインフォース側の取付用フランジはより小径で済むため、こちらは軸部材21の端部を拡径した端部フランジ41で対応できる場合がある。そのようなとき、このようなバンパーステイを用いることができる。
図6に、仮想線で電磁成形用金型42及び軸部材21を成型するための管素材31を示す。
図7に示すフランジ付き管状部材は、軸部材51の一方の端部にフランジ部材22が接合されたものである。このフランジ部材22は図1等におけるフランジ部材22と同じ形状であるが、軸部材51には一方の端に端部フランジ52が一体的に形成されているだけで、他端にはフランジはなく、張り出し部等も形成されていない。
このフランジ付き管状部材において、軸部材51はフランジ部材22の穴26に嵌挿され、端部フランジ52がフランジ部材22の外側の面に密着重合し、軸部53の外周面が穴フランジ27の内周面に密着している。フランジ部材22にはほぼ端部フランジ52の厚みに相当する段差部28が形成され、内周側の低くなった箇所に端部フランジ52がちょうどはまり込み、端部フランジ52の外周縁が溶接箇所54となり、これにより軸部材51とフランジ部材22が接合されている。また、軸部材51の端部フランジ52の外側の面とフランジ部材22の外側の面のうち端部フランジ52と重合していない部分がほぼ面一となっている。
このフランジ付き管状部材においても、図4に示すバンパーステイと同様に、溶接箇所54が軸部材51の軸部53から外径方向に離れているので、熱影響による材料特性の低下が軸部53に及ばない利点がある。
このフランジ付き管状部材を電磁成形で行う場合、電磁成形用金型56(図7の仮想線参照)の端面57に穴フランジ27が軸方向内側を向くようにしてフランジ部材22をセットし、穴フランジ27の内側に管状のアルミニウム合金押出材からなる管素材58(図7の仮想線参照)を挿入する。このとき、管素材58の端部をフランジ部材22から所定距離突出させる。この突出距離は、先に図2を用いて説明したと同様に調整される。なお、金型56の端面57は、図3に示す金型32と同様の形状であり、金型56の貫通穴は、端面57の近傍においてほぼ前記穴フランジ27の長さの範囲だけ大径とされ、ここは穴フランジ27がちょうどはまり込むように当該穴フランジ27の外径とほぼ同じとされ、その他の箇所では管素材58の外径とほぼ同じかやや大径とされている。
続いて先に説明したと同様の手順で電磁成形すると、管素材58は瞬間的に拡径し、フランジ部材22から突出した端部は大きく拡開してフランジ部材22に打ち当たり、金型56の貫通穴内部では、穴フランジ27の内周面及び前記貫通穴に押し付けられる。
なお、端部フランジ52の成形は、プレス成形(プレス拡管)を利用して行うこともできる。また、端部フランジ52の成形後に軸部材51をフランジ部材22に嵌挿してもよいし、管素材58をフランジ部材22に嵌挿後に端部フランジを成形してもよい。
図8に示すバンパーステイは、軸部材61とその両端に接合されたフランジ部材62からなる。軸部材61にはその両端にフランジ部材62より外径の小さい端部フランジ63が一体的に形成され、軸方向端部近傍が小径部64となって径が最も小さく、それより軸方向内側が外径側に張り出して大径部65となっている。フランジ部材62には中央部に軸部材61が嵌挿される穴66が形成されている。軸部材61はフランジ部材62の穴66に嵌挿され、端部フランジ63がフランジ部材62の外側の面に密着重合し、一方、張り出した大径部65の端65aがフランジ部材62の内側に当接し、結局、穴66の周縁が縁部フランジ63と大径部65の間に挟持された形になっている。また、小径部64の外周面は穴66の内縁に密着している。要するに、フランジ部材62は穴フランジ27が形成されていない点で、図1に示すフランジ部材22とは異なり、それに伴い軸部材61の形状も図1に示す軸部材21とは異なるが、図1に示すバンパーステイとの相違点はそれだけである。この場合も、図4に示すように、軸部材61とフランジ部材62を溶接することができる。
なお、図8には、電磁成形用金型67及び管素材68を仮想線で示している。
図9に示すフランジ付き管状部材は、管状のアルミニウム合金押出材からなる軸部材71と、軸部材71の端部に接合されたフランジ部材72からなる。軸部材71にはその端部近傍に環状の張り出し部73が形成され、フランジ部材72には中央部に穴74が形成されてその縁の全周が軸部材71側にカールし、そのカール部75の先端が前記張り出し部73に内側から嵌入してその底部に当接し、かつカール部75の外周面が軸部材71の端部内周面に密着している。
このフランジ付き管状部材の製造方法(電磁成形方法)を図10を参照して説明する。
管素材76は円筒形のアルミニウム合金押出材からなり、フランジ素材77は中央部に穴78(穴74より小さい径の穴)が開けられたアルミニウム合金板からなり、フランジ素材77の一方の面が管素材76の端面に当接し、穴78が管素材76の断面の中心に位置している。また、フランジ素材77の穴78の縁部近傍は管素材76側に傾斜している。
電磁成形に使用する金型は主金型81と押さえ金型82からなる。主金型81は縦に分割された複数個の分割金型からなり、図10に示すように閉じたとき中央に貫通穴83が形成され、この貫通穴83の端部近傍に環状の凹部83aが形成されている。貫通穴83の内径は凹部83aを除いて管素材76の外径とほぼ同じとされている。押さえ金型82にも中央に貫通穴84が形成されている。
図10に示すように、主金型81内に管素材76を挿入し、その端面(上端)が主金型81の端面85とほぼ一致するように位置決めし、主金型81の端面85にフランジ素材77を載置し、その上を押さえ金型82で押さえ、続いて、電磁成形用通電コイル体86をフランジ素材77及び管素材76の内部に挿入し、電気エネルギーを投入する。これによりフランジ素材77の穴78の周縁部(管素材76の断面内に入っている部分)及び管素材76が瞬間的に拡径し、前記穴78の縁部近傍は大きく拡開して管素材76の端部近傍の内周面に打ち当てられ、一方、管素材76の端部近傍は凹部83a内に張り出して前記張り出し部73を形成し、その結果、図9に示すように、穴74の縁にカール部75が形成され、該カール部75の外周が軸部材71の端部内周面に密着すると同時に、そのカールした先端が軸部材71の張り出し部73の内部に内側から嵌入する。これにより、軸部材71とフランジ部材72が接合する。
このフランジ付き管状部材では、軸部材71もフランジ部材72も、余り大きく拡径する必要がないので、電磁成形時の割れの発生を防止することができ、また、軸部材71としてファイバー組織を有するアルミニウム合金押出材の使用も十分可能である。
以上、主としてバンパーステイを例にして本発明を具体的に説明したが、本発明は全く同様の形態で他のフランジ付き管状部材、例えば車両用のインストルメントパネル用リインフォースなど、他部材へ取り付けるフランジ付き管状部材に広く適用することができる。また、軸部材の両端にフランジ部材を接合するか、一方の端部にフランジ部材を接合するかは、フランジ付き管状部材の使用形態に応じて任意に選択し得る。さらに、上記の例では、フランジ付き管状部材の軸部の軸中心線とフランジが垂直になるように、軸部材とフランジ部材が接合されていたが、図12に示すバンパーステイのように、軸部の軸中心線とフランジが傾斜しているようなもの、あるいはフランジが湾曲しているようなもの、さらにはそれらを組み合わせたものも本発明に含まれ、かつ前記と同様の方法で製造できる。
本発明に係るバンパーステイの断面図である。 図1のバンパーステイを電磁成形により製造する方法を説明する断面図である。 その方法に使用する電磁成形用金型の断面図である。 本発明に係る他のバンパーステイの断面図である。 本発明に係るさらに他のバンパーステイの断面図である。 本発明に係るさらに他のバンパーステイの断面図である。 本発明に係るフランジ付き管状部材の断面図である。 本発明に係るさらに他のバンパーステイの断面図である。 本発明に係る他のフランジ付き管状部材の断面図である。 図9のフランジ付き管状部材を電磁成形により製造する方法を説明する断面図である。 種々のタイプのバンパーステイとその取付状態を示す平面図である。 図11(c)のバンパーステイを電磁成形で製造する方法を説明する断面図である。 そのバンパーステイのフランジ部の拡大断面図である。 そのバンパーステイのバンパーリインフォースへの取付状態を説明する断面図である。
符号の説明
21,51,61、71 軸部材
22,62,72 フランジ部材
23,41,63 端部フランジ
25,38,65 大径部(張り出し部)
26,66、74 穴
27 穴フランジ
28 段差部
31,58、68、76 管素材
32,39,42,56,67,81,82 電磁成形用金型
35,86 電磁成形用コイル体
36,54 溶接箇所
73 張り出し部
75 カール部
77 フランジ素材
78 穴

Claims (15)

  1. 管状のアルミニウム合金材からなる軸部材と、前記軸部材の端部に接合されたフランジ部材からなり、前記軸部材にはその端部に前記フランジ部材より小面積の端部フランジが一体的に形成され、前記フランジ部材には前記軸部材が嵌挿される穴とその穴の縁に筒状の穴フランジが形成され、前記軸部材は前記フランジ部材の穴に嵌挿され、その端部フランジが前記フランジ部材と密着重合していることを特徴とするフランジ付き管状部材。
  2. 前記フランジ部材の穴フランジの内面に前記軸部材の外周面が密着していることを特徴とする請求項1に記載されたフランジ付き管状部材。
  3. 前記軸部材に張り出し部が形成され、前記フランジ部材の穴フランジが、前記軸部材の端部フランジと張り出し部の間に挟持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載されたフランジ付き管状部材。
  4. 管状のアルミニウム合金材からなる軸部材と、前記軸部材の端部に接合されたフランジ部材からなり、前記軸部材にはその端部に前記フランジ部材より小面積の端部フランジが一体的に形成され、前記フランジ部材には前記軸部材が嵌挿される穴が形成され、前記軸部材は前記フランジ部材の穴に嵌挿され、その端部フランジが前記フランジ部材と密着重合していることを特徴とするフランジ付き管状部材。
  5. 前記フランジ部材の穴の内縁に前記軸部材の外周面が密着していることを特徴とする請求項4に記載されたフランジ付き管状部材。
  6. 前記軸部材に張り出し部が形成され、前記フランジ部材の穴の周縁が前記軸部材の端部フランジと張り出し部の間に挟持されていることを特徴とする請求項4又は5に記載されたフランジ付き管状部材。
  7. 前記軸部材の端部フランジが電磁成形による拡径により成形されたものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載されたフランジ付き管状部材。
  8. 前記軸部材の張り出し部が電磁成形による拡径により成形されたものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載されたフランジ付き管状部材。
  9. フランジ部材の面に段差が形成されていて、前記軸部材の端部フランジの外側の面とフランジ部材の外側の面のうち前記端部フランジと重合していない部分がほぼ面一であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載されたフランジ付き管状部材。
  10. 管状のアルミニウム合金材からなる軸部材と、前記軸部材の端部に接合されたアルミニウム合金材からなるフランジ部材からなり、前記軸部材の端部近傍に環状の張り出し部が形成され、前記フランジ部材には穴が形成されてその縁の全周が前記軸部材側にカールし、その先端が前記軸部材の張り出し部に内側から嵌入していることを特徴とするフランジ付き管状部材。
  11. 前記フランジ部材の穴縁部のカール部と軸部材の環状の張り出し部が電磁成形による拡径により成形されたものであることを特徴とする請求項10に記載されたフランジ付き管状部材。
  12. 自動車用のバンパーステイであることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載されたフランジ付き管状部材。
  13. 穴とその穴の縁に筒状の穴フランジが形成された板状のフランジ部材の前記穴に、管状のアルミニウム合金材からなる軸部材を嵌挿し、その先端を前記穴から軸方向外側に所定距離突出させ、電磁成形により前記軸部材を拡径し、これにより、前記軸部材を前記穴フランジの内周面に密着させると同時に、前記軸部材の前記穴から突出していた箇所を拡開して前記フランジ部材に密着重合させ、かつ前記穴フランジより軸方向内側では前記軸部材の少なくとも前記穴フランジの近傍を外径方向に張り出させ、前記軸部材の端部に前記フランジ部材を接合することを特徴とするフランジ付き管状部材の製造方法。
  14. 穴が形成された板状のフランジ部材の前記穴に、管状のアルミニウム合金材からなる軸部材を嵌挿し、その先端を前記穴から軸方向外側に所定距離突出させ、電磁成形により前記軸部材を拡径し、これにより、前記軸部材を前記穴の内縁に密着させると同時に、前記軸部材の前記穴から突出していた箇所を拡開して前記フランジ部材に密着重合させ、かつ前記フランジ部材より軸方向内側では前記軸部材の少なくとも前記フランジ部材の近傍を外径方向に張り出させ、前記軸部材の端部に前記フランジ部材を接合することを特徴とするフランジ付き管状部材の製造方法。
  15. 管状のアルミニウム合金材からなる軸部材の端部に、穴が形成されたアルミニウム合金からなる板状のフランジ部材を前記穴が前記軸部材の断面のほぼ中央に位置するように位置決めし、電磁成形により前記フランジ部材の前記穴の周縁部を拡径するとともに、前記軸部材の端部近傍を外径側に環状に張り出させ、前記フランジ部材の拡径した部分を前記軸部材の内周面に密着させると同時に、そのカールした先端を前記軸部材の環状に張り出した箇所に嵌入させ、前記軸部材の端部に前記フランジ部材を接合することを特徴とするフランジ付き管状部材の製造方法。
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