JP2010006099A - 自転車用ハブ外筒の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで、筒状の軸部4とフランジ部5からなる自転車用ハブ外筒を製造する。
【解決手段】貫通穴1を有する電磁成形用金型2を用い、貫通穴1が開口する端面7,8にドーナツ状平板10を配置し、貫通穴1内にアルミニウム合金管3を配置し、このときアルミニウム合金管3の端部をドーナツ状平板10の外側表面10aから突出させる。続いて電磁成形によりアルミニウム合金管3を拡管し、これによりアルミニウム合金管3を貫通穴1の内周面に接触させて筒状の前記軸部4を成形し、ドーナツ状平板10の内周面に密着させてアルミニウム合金管3とドーナツ状平板10を固定し、かつアルミニウム合金管3の端部を拡開してドーナツ状平板10とともに前記フランジ部5を構成するフランジ11を成形する。
【選択図】 図3
【解決手段】貫通穴1を有する電磁成形用金型2を用い、貫通穴1が開口する端面7,8にドーナツ状平板10を配置し、貫通穴1内にアルミニウム合金管3を配置し、このときアルミニウム合金管3の端部をドーナツ状平板10の外側表面10aから突出させる。続いて電磁成形によりアルミニウム合金管3を拡管し、これによりアルミニウム合金管3を貫通穴1の内周面に接触させて筒状の前記軸部4を成形し、ドーナツ状平板10の内周面に密着させてアルミニウム合金管3とドーナツ状平板10を固定し、かつアルミニウム合金管3の端部を拡開してドーナツ状平板10とともに前記フランジ部5を構成するフランジ11を成形する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、自転車用ハブ外筒の製造方法に関する。
一般に、自転車や車いす等の車輪の車軸であるハブは、自転車のフォーク(フレーム)に着脱可能かつ回転不能に装着されるハブ軸と、ハブ軸に回転自在に装着されるハブ外筒(ハブシェル)と、ハブ外筒をハブ軸に対して回転自在に支持する軸受とを備える。ハブ外筒は、たとえばスポーク等の連結部材により車輪のリムと連結されている。
このように構成された自転車用ハブは、軽量化のためハブ外筒についてアルミニウム合金の適用が行われている。その製造方法としては、ダイキャストによる製造方法、又は厚肉板状素材に対し複数の塑性加工を施す方法が知られている(特許文献1,2参照)。
このように構成された自転車用ハブは、軽量化のためハブ外筒についてアルミニウム合金の適用が行われている。その製造方法としては、ダイキャストによる製造方法、又は厚肉板状素材に対し複数の塑性加工を施す方法が知られている(特許文献1,2参照)。
また近年、自転車用ハブにおいて、ハブ外筒内部に例えば照明用の電源としての発電機構を組み込んだ自転車用発電ハブが製造されている(特許文献3参照)。従来の自転車用発電ハブは、ハブ軸とハブ外筒との間に発電機構を組み込んでいる。具体的には、ハブ軸にコイルを回転不能に装着し、ハブ外筒の内周面に磁石を装着している。このハブ外筒の材質として、鉄の他にも、内部に設置する磁石からの磁束が拡散しにくい効果を期待して、アルミニウム合金が用いられている(特許文献4,5参照)。
実開平3−118802公報
特開平8−10893公報
特開平09−132185号公報
特開平2006−69275号公報
特開2003−11869号公報
しかし、アルミニウム合金製のハブ外筒を製造する従来の方法には、以下の問題点があった。すなわち、ハブ外筒は端部にスポークが接続されるフランジが設けられ、また一般に軸方向に内外径が一定でないという複雑な断面形状を有するものが多いため、従来はダイキャスト等のニアネットシェイプ鋳造の後、切削加工を行ったり、ニアネットシェイプ鍛造後に切削するなど、複雑な塑性加工を行って製造しており、生産コストが高かった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、ニアネットシェイプ鋳造や複雑な塑性加工を必要とせず、低コストで自転車のハブ外筒を製造できるようにすることを目的とする。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、ニアネットシェイプ鋳造や複雑な塑性加工を必要とせず、低コストで自転車のハブ外筒を製造できるようにすることを目的とする。
本発明(請求項1)は、筒状の軸部と、その端部に設けられたフランジ部からなる自転車用ハブ外筒の製造方法であって、貫通穴を有する電磁成形用金型を用い、前記貫通穴内にアルミニウム合金管を配置し、このとき前記アルミニウム合金管の端部を前記金型の貫通穴が開口する端面から突出させ、電磁成形により前記アルミニウム合金管を拡管し、これにより前記貫通穴の内周面に接触させて前記軸部を成形し、かつ前記端面から突出した端部を拡開して前記フランジ部を成形する、というものである。
本発明(請求項2)は、同じく筒状の軸部と、その端部に設けられたフランジ部からなる自転車用ハブ外筒の製造方法であって、貫通穴を有する電磁成形用金型を用い、前記金型の貫通穴が開口する端面にドーナツ状平板を配置し、前記貫通穴内にアルミニウム合金管を配置し、このとき前記アルミニウム合金管の端部を前記ドーナツ状平板の外側表面から突出させ、電磁成形により前記アルミニウム合金管を拡管し、これにより前記アルミニウム合金管を前記貫通穴の内周面に接触させて前記軸部を成形し、前記ドーナツ状平板の内周面に密着させて両者を固定し、かつ前記アルミニウム合金管の端部を拡開して前記ドーナツ状平板とともに前記フランジ部を構成するフランジを成形する、というものである。
この発明の実施の形態として、金型の端面の貫通穴の周囲に一定深さの段差部が形成された電磁成形用金型を用い、前記端面の段差部に前記ドーナツ状平板を嵌入すること(請求項3)、及び/又は貫通穴の端部の内径が金型の端面に配置された前記ドーナツ状平板の内径より大きく、前記ドーナツ状平板の内側隣接位置において前記アルミニウム合金管の外周面が前記ドーナツ状平板の内周面より張り出すこと(請求項4)が挙げられる。
この発明の実施の形態として、金型の端面の貫通穴の周囲に一定深さの段差部が形成された電磁成形用金型を用い、前記端面の段差部に前記ドーナツ状平板を嵌入すること(請求項3)、及び/又は貫通穴の端部の内径が金型の端面に配置された前記ドーナツ状平板の内径より大きく、前記ドーナツ状平板の内側隣接位置において前記アルミニウム合金管の外周面が前記ドーナツ状平板の内周面より張り出すこと(請求項4)が挙げられる。
本発明(請求項5)は、同じく筒状の軸部と、その端部に設けられたフランジ部からなる自転車用ハブ外筒の製造方法であって、貫通穴を有する電磁成形用金型を用い、前記金型の貫通穴の端部に筒状リングを嵌入して配置し、前記貫通穴内にアルミニウム合金管を配置し、このとき前記アルミニウム合金管の端部及び前記筒状リングの一部を前記金型の貫通穴が開口する端面から突出させ、電磁成形により前記アルミニウム合金管を拡管し、前記貫通穴の内周面に接触させて前記軸部を成形し、前記筒状リングの内周面に密着させて両者を固定し、かつ前記アルミニウム合金管の端部を前記筒状リングの一部とともに拡開して前記フランジ部を成形する、というものである。
この発明の実施の形態として、金型の貫通穴の端部にその隣接箇所より径の大きい段差部が形成された電磁成形用金型を用い、前記段差部に前記筒状リングを嵌入すること(請求項6)、及び/又は貫通穴の前記段差部に隣接する箇所の内径が前記段差部に嵌入された前記筒状リングの内径より大径に形成され、前記筒状リングの内側隣接位置において前記アルミニウム合金管の外周面が前記筒状リングの内周面より張り出すこと(請求項7)が挙げられる。
この発明の実施の形態として、金型の貫通穴の端部にその隣接箇所より径の大きい段差部が形成された電磁成形用金型を用い、前記段差部に前記筒状リングを嵌入すること(請求項6)、及び/又は貫通穴の前記段差部に隣接する箇所の内径が前記段差部に嵌入された前記筒状リングの内径より大径に形成され、前記筒状リングの内側隣接位置において前記アルミニウム合金管の外周面が前記筒状リングの内周面より張り出すこと(請求項7)が挙げられる。
前記各発明において、フランジ部は軸部の一方の端部又は両端部に設けられる。また、前記各発明において、電磁成形後に、例えばフランジ部の形状精度を高めたり、フランジ部におけるリングとアルミニウム合金管の一体化(密着性)をより強めるため、必要に応じてプレス成形等を施すことができる。
なお、前記各発明は、自転車用ハブ外筒の製造のみならず、自転車用のハブ外筒と同等のもの、例えば車いす用車輪のハブ外筒等の製造などにも当然転用することができる。
なお、前記各発明は、自転車用ハブ外筒の製造のみならず、自転車用のハブ外筒と同等のもの、例えば車いす用車輪のハブ外筒等の製造などにも当然転用することができる。
本発明によれば、電磁成形用金型の貫通穴内に配置したアルミニウム合金管を電磁成形により拡管し、前記貫通穴の内周面に沿った形状の軸部を、それが軸方向に径が異なる複雑な形状であっても、短時間で正確な形状に成形することができ、フランジ部も同時に成形することができ、さらにアルミニウム合金管として一般的な押出管や抽伸管などを使用できるので、自転車のハブ外筒を低コストで製造できるようになる。
また、電磁成形用金型の所定位置にドーナツ状平板又は筒状リングを配置し、電磁成形によりアルミニウム合金管と一体化し、場合によっては同時に成形することにより、フランジ部の厚みを増やし、あるいはフランジ部を補強することができる。この場合も、電磁成形により軸部の成形と同時に一体化するため、低コストで自転車のハブ外筒を製造できる。
また、電磁成形用金型の所定位置にドーナツ状平板又は筒状リングを配置し、電磁成形によりアルミニウム合金管と一体化し、場合によっては同時に成形することにより、フランジ部の厚みを増やし、あるいはフランジ部を補強することができる。この場合も、電磁成形により軸部の成形と同時に一体化するため、低コストで自転車のハブ外筒を製造できる。
以下、図1〜図4を参照して、本発明に係る自転車用ハブ外筒の製造方法について具体的に説明する。
図1に示す製造方法は、円筒状の貫通穴1を有する電磁成形用金型2を用いて、断面円形のアルミニウム合金管3を電磁成形により拡管し、円筒状の軸部4と両端のフランジ部5からなるハブ外筒6を成形するものである。電磁成形にあたり、図1(a)に示すように、貫通穴1内にアルミニウム合金管3を挿入し、両端を金型2の貫通穴1の軸心に対して垂直な端面(貫通穴1が開口する端面)7,8から所定長さ突出させて配置し、アルミニウム合金管3内に電磁成形用コイル体9を挿入する。次いでコイル体9に瞬間大電流を通電すると、アルミニウム合金管3は電磁気力を受けて拡管される。電磁成形による拡管後は、金型2を型開き(分割)して、成形されたハブ外筒6を取り出す。
図1に示す製造方法は、円筒状の貫通穴1を有する電磁成形用金型2を用いて、断面円形のアルミニウム合金管3を電磁成形により拡管し、円筒状の軸部4と両端のフランジ部5からなるハブ外筒6を成形するものである。電磁成形にあたり、図1(a)に示すように、貫通穴1内にアルミニウム合金管3を挿入し、両端を金型2の貫通穴1の軸心に対して垂直な端面(貫通穴1が開口する端面)7,8から所定長さ突出させて配置し、アルミニウム合金管3内に電磁成形用コイル体9を挿入する。次いでコイル体9に瞬間大電流を通電すると、アルミニウム合金管3は電磁気力を受けて拡管される。電磁成形による拡管後は、金型2を型開き(分割)して、成形されたハブ外筒6を取り出す。
この電磁成形によりアルミニウム合金管1が拡管すると、貫通穴1内にある部分は貫通穴1の内周面に接触して(打ち当たって)、貫通穴1の内周面に沿った形状に成形され、端面7,8から突出した端部は拡管成形の勢いによって拡開し、端面7,8に接触する(打ち当たる)まで成形が行われ、その結果、図1(b)に示すように、円筒状の軸部4とその両端のフランジ部5が形成される。このように、この金型2では、貫通穴1の内周面と端面7,8が成形面となっている。
なお、図1に示す例では、電磁成形における電磁気力が十分に大きく、アルミニウム合金管1の端部が大きく拡開して全面が端面7,8に接触し、軸部4に対し垂直なフランジ部5が形成されている。しかし、電磁成形における電磁気力の大きさによっては、ここまで大きい拡開ができなかったり、一部が端面7,8に接触していない場合があり得る。このような場合、電磁成形後に、フランジ部を補助的にプレス成形等を用いて所望の形状(例えば図1(b)の形状)に整形することもできる。
なお、図1に示す例では、電磁成形における電磁気力が十分に大きく、アルミニウム合金管1の端部が大きく拡開して全面が端面7,8に接触し、軸部4に対し垂直なフランジ部5が形成されている。しかし、電磁成形における電磁気力の大きさによっては、ここまで大きい拡開ができなかったり、一部が端面7,8に接触していない場合があり得る。このような場合、電磁成形後に、フランジ部を補助的にプレス成形等を用いて所望の形状(例えば図1(b)の形状)に整形することもできる。
図2に示す製造方法は、同じく円筒状の貫通穴1を有する電磁成形用金型2を用いて、断面円形のアルミニウム合金管3(図1(a)参照)を電磁成形により拡管するものだが、円筒状の軸部4の一端にのみフランジ部5が形成された外筒6を成形している。このように軸部4の一端にのみフランジ部5が形成されたハブ外筒は、例えば特許文献4に記載されている。電磁成形にあたっては、図2からも分かるように、貫通穴1内にアルミニウム合金管3を挿入し、フランジ部5を成形する端部を金型の端面7から所定長さ突出させて配置する。以後の電磁成形プロセスは、図1に示す製造方法と同じである。
なお、ハブ外筒はスポークを支持するため、さらには使用時の遠心力に耐えるため、フランジ部に一定の強度が必要である。また、フランジ部に取り付けるスポークのエルボ高さは規格化されており、薄いフランジ部に通常のスポークを取り付けると、エルボ高さが大きすぎてスポークのヘッドと胴部の間に隙間が生じ、フランジの穴周囲に応力が集中することから変形の原因となって好ましくない。このようにハブ外筒のフランジ部には一定の肉厚が必要であり、一方、軸部にはフランジ部ほどの強度は必要でないから、軽量化という点を考慮すると、軸部は相対的に薄肉にすることが望ましい。
アルミニウム合金管を電磁成形によって拡径する場合には、肉厚が減少するのが通常であり、特にフランジ部5は大きな変形を受けて拡開するため、肉厚はより薄くなる。このため、フランジ部5において所定の肉厚を得ようとすると、アルミニウム合金管の肉厚を厚くする必要があるが、これを拡管成形するためにはコイルに過大な負荷が掛かる大エネルギーの投入が必要で、コイルが強度不足となったり(容積が限られたコイルの強度向上には限界がある)、あるいは成形エネルギーが不足して十分に拡管できない恐れがでてくる。これらの点は量産の場合特に問題となる。
図3,4に示す製造方法は、この問題をも解決したものである。
図3,4に示す製造方法は、この問題をも解決したものである。
図3に示す製造方法は、円筒状の貫通穴1を有する電磁成形金型2を用いて、断面円形のアルミニウム合金管3を電磁成形により拡管し、円筒状の軸部4と両端のフランジ部5からなるハブ外筒6を成形するものであるが、内外周が円形のドーナツ状平板10を金型2の両端面7,8に配置して電磁成形を行う点で、図1に示す製造方法と異なる。なお、図3において、図1に使用した参照番号と同じ参照番号を同等の部位に使用している。
金型2の端面7,8には、貫通穴1の周囲に一定深さで所定径のリング状の段差部7a,8aが形成され、段差部7a,8aに向かって貫通穴1の内径が次第に大きくなっている(面取りされている)。端面7,8(段差部7a,8aを含めて)と貫通穴1の軸心は、互いに垂直に設定されている。段差部7a,8aの外径はドーナツ状平板10の外径より若干大きめに形成され、段差部7a,8aにドーナツ状平板10がちょうど嵌入し得るようになっている。
金型2の端面7,8には、貫通穴1の周囲に一定深さで所定径のリング状の段差部7a,8aが形成され、段差部7a,8aに向かって貫通穴1の内径が次第に大きくなっている(面取りされている)。端面7,8(段差部7a,8aを含めて)と貫通穴1の軸心は、互いに垂直に設定されている。段差部7a,8aの外径はドーナツ状平板10の外径より若干大きめに形成され、段差部7a,8aにドーナツ状平板10がちょうど嵌入し得るようになっている。
電磁成形にあたり、図3(a)に示すように、ドーナツ状平板10を端面7,8の所定位置に配置し(段差部7a,8aに嵌入し)、貫通穴1内(及びドーナツ状平板10内)にアルミニウム合金管3を挿入し、その両端を金型2の端面7,8(及びドーナツ状平板10の外側表面)から所定長さ突出させて配置し、アルミニウム合金管3内に電磁成形用コイル体9を挿入する。図3(a)をみると、貫通穴1の内径が金型2の端面に配置されたドーナツ状平板10の内径より大きく、特に貫通穴1の端部は面取りされているため内径がより大きくなっている。また、段差部7a,8aの深さはドーナツ状平板10の肉厚とほぼ同じに設定されている。
なお、ドーナツ状平板10の素材としては、アルミニウム合金でもよいが、鉄、ステンレス、チタン、樹脂等、電磁成形による影響を受けない素材であれば、より好ましい。
なお、ドーナツ状平板10の素材としては、アルミニウム合金でもよいが、鉄、ステンレス、チタン、樹脂等、電磁成形による影響を受けない素材であれば、より好ましい。
次いでコイル体9に瞬間大電流を通電すると、アルミニウム合金管3は電磁気力を受けて拡管される。この電磁成形によりアルミニウム合金管3が拡管すると、貫通穴1内にある部分は貫通穴1の内周面に接触して(打ち当たって)、貫通穴1の内周面に沿った形状に成形され、一部はドーナツ状平板10の内周面に接触して(打ち当たって)密着し、端部は拡管成形の勢いによって拡開し、ドーナツ状平板10の外側表面10aに接触する(打ち当たる)まで成形が行われ、その結果、図3(b)に示すように、円筒状の軸部4とその両端のフランジ部5が形成される。
図3(b)に示すように、フランジ部5は、ドーナツ状平板10とアルミニウム合金管3の端部が拡開してできたフランジ11が接触し一体化したものである。ドーナツ状平板10の内周面に拡管したアルミニウム合金管3が強く密着することで、ドーナツ状平板10と拡管したアルミニウム合金管3は互いに固定される。そして、ドーナツ状平板10の内径より貫通穴1の内径が大きいため、拡管したアルミニウム合金管3は両端のドーナツ状平板10,10間で全体的に若干だが張り出し、この例では特にドーナツ状平板10の内側隣接位置に局部的に小さい張り出し部12が形成される。その結果、ドーナツ状平板10は拡管したアルミニウム合金管3により3方(軸方向両側及び内周面側)から挟み込まれた形になり、拡管したアルミニウム合金管13への固定がより確実となる。
このように、ドーナツ状平板10を用いてこれを電磁成形時にアルミニウム合金管3に固定、一体化することにより、フランジ部5(ドーナツ状平板10とフランジ11からなる)の必要な厚さ及び強度を適宜調整することができる。しかも、アルミニウム合金管3の拡管による軸部4及びフランジ11の成形と同時にドーナツ状平板10の取り付けが行われるので、別の工程を設けることなく、フランジ部5を厚肉化及び補強することができる。
このように、ドーナツ状平板10を用いてこれを電磁成形時にアルミニウム合金管3に固定、一体化することにより、フランジ部5(ドーナツ状平板10とフランジ11からなる)の必要な厚さ及び強度を適宜調整することができる。しかも、アルミニウム合金管3の拡管による軸部4及びフランジ11の成形と同時にドーナツ状平板10の取り付けが行われるので、別の工程を設けることなく、フランジ部5を厚肉化及び補強することができる。
図3に示す製造方法において、貫通穴1の内径が全体的にドーナツ状平板10の内径より大きく設定されているため、アルミニウム合金管3はドーナツ状平板10の内周面より外径方向に、ドーナツ状平板10,10の間の全長にわたって張り出しているが、フランジ11と張り出し部12でドーナツ状平板10を軸方向両側から挟み込むという機能に着目すると、少なくとも貫通穴1の端部の内径が軸方向所定長さにわたりドーナツ状平板10の内径より大きく設定されていればよい(これによりドーナツ状平板10の内側隣接位置に張り出し部が形成される)。なお、電磁成形で拡管したアルミニウム合金管3がドーナツ状平板10の内周面に密着し、これで両者が固定されているので、貫通穴11の端部の内径をドーナツ状平板10の内径より大きく設定して、ドーナツ状平板10の内側隣接位置に張り出し部を成形することは望ましいが必須ではなく、両者の内径は同程度でもよい。
図3に示す製造方法において、電磁成形時に拡管するアルミニウム合金管3からドーナツ状平板10の内周面に掛かる力は、段差部7a,8aの周辺肩部7b,8bにより支持される。しかし、金型2の端面7,8にドーナツ状平板10を保持する段差部7a,8aを形成することは必須ではない。ドーナツ状平板10を金型の端面に保持する手段は、粘着テープでもよく、金型に穴を設けてドーナツ状平板を吸引保持させてもよく、また鉄製のドーナツ状平板を用いる場合は金型の一部又は全部に磁性を持たせるようにしてもよい。
なお、図3に示す例では、電磁成形における電磁気力が十分に大きく、アルミニウム合金管3の端部が大きく拡開してフランジ11の全面がドーナツ状平板10の外側表面10aに密着している。しかし、電磁成形における電磁気力の大きさによっては、ここまで大きい拡開ができなかったり、一部がドーナツ状平板10の外側表面10aに密着していない場合があり得る。このような場合、電磁成形後に、フランジ部5に対し補助的にプレス成形等を行って、フランジ11を最終形状に整形するとともに、フランジ11とドーナツ状平板10を確実に密着、一体化させることが望ましい。
図4に示す製造方法は、円筒状の貫通穴1を有する電磁成形金型2を用いて、断面円形のアルミニウム合金管3を電磁成形により拡管し、円筒状の軸部4と両端のフランジ部5からなるハブ外筒6を成形するものであるが、円筒状のリング15を金型2の貫通穴1の端部に嵌入し、一部を突出させて配置し、電磁成形を行う点で、図1に示す製造方法と異なる。なお、図4において、図1に使用した参照番号と同じ参照番号を同等の部位に使用している。
金型2の貫通穴1の端部に径の大きい段差部1a,1aが形成され、その内側に段差部1a,1aよりやや径の小さい段差部1b,1bが形成されている。段差部1a,1aの内径は円筒状のリング15の外径よりやや大きめに形成され、段差部1a,1aにそれぞれ円筒状のリング15がちょうど嵌入し得るようになっている。また、段差部1b,1bの内径は段差部1a,1aに嵌入した円筒状のリング15の内径より大きく形成されている。
金型2の貫通穴1の端部に径の大きい段差部1a,1aが形成され、その内側に段差部1a,1aよりやや径の小さい段差部1b,1bが形成されている。段差部1a,1aの内径は円筒状のリング15の外径よりやや大きめに形成され、段差部1a,1aにそれぞれ円筒状のリング15がちょうど嵌入し得るようになっている。また、段差部1b,1bの内径は段差部1a,1aに嵌入した円筒状のリング15の内径より大きく形成されている。
電磁成形にあたり、図4(a)に示すように、リング15を貫通穴1の端部(段差部11a,1a)に嵌入して一部を貫通穴1が開口する端面7,8から突出させ、貫通穴1内(及びリング15内)にアルミニウム合金管3を挿入し、その両端を端面7,8から所定長さ突出させて配置し、アルミニウム合金管3内に電磁成形用コイル体9を挿入する。
なお、リング15の素材としては、アルミニウム合金でもよいが、鉄、ステンレス、チタン、樹脂等、電磁成形による影響を受けない素材であれば、より好ましい。
なお、リング15の素材としては、アルミニウム合金でもよいが、鉄、ステンレス、チタン、樹脂等、電磁成形による影響を受けない素材であれば、より好ましい。
次いでコイル体9に瞬間大電流を通電すると、アルミニウム合金管3は電磁気力を受けて拡管される。この電磁成形によりアルミニウム合金管3が拡管すると、貫通穴1内にある大部分は貫通穴1の内周面に接触して(打ち当たって)、貫通穴1の内周面に沿った形状に成形され、貫通穴1内の一部はリング15の内周面に接触して(打ち当たって)密着し、端部は拡管成形の勢いによってリング15の一部(金型2の端面7,8から突出した部分)とともに拡開し、金型2の端面7,8に接触する(打ち当たる)まで成形が行われ、その結果、図4(b)に示すように、円筒状の軸部4とその両端のフランジ部5が形成される。
図4(b)に示すように、フランジ部5は、アルミニウム合金管3の端部とリング15の一部が一緒に拡開して一体化したフランジ16,17からなる。貫通穴1内のリング15の内周面に拡管したアルミニウム合金管3が強く密着することで、リング15と拡管したアルミニウム合金管3は互いに固定される。そして、リング15の内径より段差部1b,1bの内径が大きいため、拡管したアルミニウム合金管3は前記段差部1b,1bにおいて若干だが張り出し、リング15の内側隣接位置に局部的に小さい張り出し部18が形成される。その結果、リング15は拡管したアルミニウム合金管3により3方(軸方向両側及び内周面側)から挟み込まれた形になり、拡管したアルミニウム合金管3への固定がより確実となる。ただし、電磁成形で拡管したアルミニウム合金管3がリング15の内周面に密着し、これで両者が固定されているので、貫通穴1の段差部1a,1aに隣接する箇所(段差部1b,1b)の内径をリング15の内径より大きく設定することは望ましいが必須ではなく、両者は同程度でもよい。
また、リング15を貫通穴1の端部に保持するための段差部1a自体も必須ではない。図3の製造方法に関して説明したと同様に、この保持手段は粘着テープでもよく、金型に穴を設けてリングを吸引保持させてもよく、また鉄製のリングを用いる場合は金型の一部又は全部に磁性を持たせるようにしてもよい。
このように、円筒状のリング15を用いてこれを電磁成形時にアルミニウム合金管3に固定、一体化することにより、フランジ部5(フランジ16,17からなる)の必要な厚さ及び強度を適宜調整することができる。しかも、アルミニウム合金管3の拡管による軸部4及びフランジ16の成形と同時にリング15の取り付け及び拡開(フランジ17の成形)が行われるので、別の工程を設けることなく、フランジ部5を厚肉化及び補強することができる。
このように、円筒状のリング15を用いてこれを電磁成形時にアルミニウム合金管3に固定、一体化することにより、フランジ部5(フランジ16,17からなる)の必要な厚さ及び強度を適宜調整することができる。しかも、アルミニウム合金管3の拡管による軸部4及びフランジ16の成形と同時にリング15の取り付け及び拡開(フランジ17の成形)が行われるので、別の工程を設けることなく、フランジ部5を厚肉化及び補強することができる。
なお、図4に示す例では、電磁成形における電磁気力が十分に大きく、アルミニウム合金管3の端部がリング15の一部とともに大きく拡開して、フランジ16,17が一体化し、かつ金型2の端面7,8に接触している。しかし、電磁成形における電磁気力の大きさによっては、ここまで大きい拡開ができない場合があり得る。このような場合、電磁成形後に、フランジ部5に対し補助的にプレス成形等を行って、フランジ16,17を最終形状に整形するとともに、フランジ16,17を確実に密着、一体化させることが望ましい。
1 金型の貫通穴
1a 貫通穴の端部(段差部)
2 電磁成形用金型
3 アルミニウム合金管
4 ハブ外筒の軸部
5 ハブ外筒のフランジ部
6 ハブ外筒
7,8 金型の貫通穴が開口する端面
7a,8a 端面の段差部
10 ドーナツ状平板
11,16 アルミニウム合金管の端部に成形されたフランジ
12,18 張り出し部
15 円筒状のリング
17 円筒状のリングに形成されたフランジ
1a 貫通穴の端部(段差部)
2 電磁成形用金型
3 アルミニウム合金管
4 ハブ外筒の軸部
5 ハブ外筒のフランジ部
6 ハブ外筒
7,8 金型の貫通穴が開口する端面
7a,8a 端面の段差部
10 ドーナツ状平板
11,16 アルミニウム合金管の端部に成形されたフランジ
12,18 張り出し部
15 円筒状のリング
17 円筒状のリングに形成されたフランジ
Claims (7)
- 筒状の軸部と、その端部に設けられたフランジ部からなる自転車用ハブ外筒の製造方法であって、貫通穴を有する電磁成形用金型を用い、前記貫通穴内にアルミニウム合金管を配置し、このとき前記アルミニウム合金管の端部を前記金型の貫通穴が開口する端面から突出させ、電磁成形により前記アルミニウム合金管を拡管し、これにより前記アルミニウム合金管を前記貫通穴の内周面に接触させて前記軸部を成形し、かつ前記端面から突出した端部を拡開して前記フランジ部を成形することを特徴とする自転車用ハブ外筒の製造方法。
- 筒状の軸部と、その端部に設けられたフランジ部からなる自転車用ハブ外筒の製造方法であって、貫通穴を有する電磁成形用金型を用い、前記金型の貫通穴が開口する端面にドーナツ状平板を配置し、前記貫通穴内にアルミニウム合金管を配置し、このとき前記アルミニウム合金管の端部を前記ドーナツ状平板の端面から突出させ、電磁成形により前記アルミニウム合金管を拡管し、これにより前記アルミニウム合金管を前記貫通穴の内周面に接触させて前記軸部を成形し、前記ドーナツ状平板の内周面に密着させて両者を固定し、かつ前記アルミニウム合金管の端部を拡開して前記ドーナツ状平板とともに前記フランジ部を構成するフランジを成形することを特徴とする自転車用ハブ外筒の製造方法。
- 前記金型の端面の前記貫通穴の周囲に一定深さの段差部が形成された電磁成形用金型を用い、前記端面の段差部に前記ドーナツ状平板を嵌入することを特徴とする請求項2に記載された自転車用ハブ外筒の製造方法。
- 前記貫通穴の端部の内径が前記金型の端面に配置された前記ドーナツ状平板の内径より大きく、前記ドーナツ状平板の内側隣接位置において前記アルミニウム合金管の外周面が前記ドーナツ状平板の内周面より張り出すことを特徴とする請求項2又は3に記載された自転車用ハブ外筒の製造方法。
- 筒状の軸部と、その端部に設けられたフランジ部からなる自転車用ハブ外筒の製造方法であって、貫通穴を有する電磁成形用金型を用い、前記金型の貫通穴の端部に筒状リングを嵌入して配置し、前記貫通穴内にアルミニウム合金管を配置し、このとき前記アルミニウム合金管の端部及び前記筒状リングの一部を前記金型の貫通穴が開口する端面から突出させ、電磁成形により前記アルミニウム合金管を拡管し、前記貫通穴の内周面に接触させて前記軸部を成形し、前記筒状リングの内周面に密着させて両者を固定し、かつ前記アルミニウム合金管の端部を前記筒状リングの一部とともに拡開して、前記軸部の端部に前記フランジ部を成形することを特徴とする自転車用ハブ外筒の製造方法。
- 前記金型の貫通穴の開口近傍に径の大きい段差部が形成された電磁成形用金型を用い、前記段差部に前記筒状リングを嵌入することを特徴とする請求項5に記載された自転車用ハブ外筒の製造方法。
- 前記貫通穴の前記段差部に隣接する箇所の内径が前記段差部に嵌入された前記筒状リングの内径より大径に形成され、前記筒状リングの内側隣接位置において前記アルミニウム合金管の外周面が前記筒状リングの内周面より張り出すことを特徴とする請求項5又は6に記載された自転車用ハブ外筒の製造方法。
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JP2008164130A JP2010006099A (ja) | 2008-06-24 | 2008-06-24 | 自転車用ハブ外筒の製造方法 |
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2008
- 2008-06-24 JP JP2008164130A patent/JP2010006099A/ja active Pending
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