JP2685855B2 - ホース口金具 - Google Patents

ホース口金具

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JP2685855B2
JP2685855B2 JP63313731A JP31373188A JP2685855B2 JP 2685855 B2 JP2685855 B2 JP 2685855B2 JP 63313731 A JP63313731 A JP 63313731A JP 31373188 A JP31373188 A JP 31373188A JP 2685855 B2 JP2685855 B2 JP 2685855B2
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Japan
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hose
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cylinder member
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行延 榎本
勝巳 広瀬
明文 金森
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Bridgestone Corp
Tatsuno Corp
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Bridgestone Corp
Tatsuno Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ホースの接続用としてその端部分に取付
けられるホース口金具に関するものであり、とくには、
管路抵抗を少なくする目的の下で、ホースの内径と口金
具の内径とをほぼ等しくしたものである。
(従来の技術) 従来のこの種のホース口金具としては、たとえば、ホ
ース固定溝を具える外筒部材の接合穴へ、その外筒部材
と同種の材料よりなる内筒部材を、差し込んでろう付け
したもの、または、米国特許第2228018号明細書に開示
されているように、内筒部材の全体を、その内側に予め
配置した拡径工具の引抜きによって拡径して、その内筒
部材に設けた環状突部を外筒部材の環状溝に掛合させた
ものがある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、かかる従来技術のうち、前者にあっては、
ろう付け設備、ろう材などが必要になることから、とく
に少量生産の場合にコスト高となるという問題があった
他、品質が安定しないという問題があり、また後者にあ
っては、内筒部材の拡径工具を引抜くために、ホースお
よび内筒部材の内側に拡径工具を予め配置するという特
別の作業工数が必要になり、生産性が低い他、内筒部材
と外筒部材との掛合部のシール性が不安定であるという
問題があった。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決する
ものであり、ろう付け設備、ろう材などを用いることな
く、同一材料もしくは異種材料の外筒部材と内筒部材と
を、簡単かつ容易にホースに掛合させることができ、か
つ、品質を常に一定ならしめるとともに、シール性を長
期間にわたって確実に維持することができるホース口金
具を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明のホース口金具は、スリーブの内周面に雌ね
じ部を設けるとともに、この雌ねじ部の近傍部分に少な
くとも一条の環状溝を設け、そして、その環状溝に対し
て雌ねじ部とは反対側の部分に内径拡大部を設け、この
内径拡大部に、たとえば螺旋溝からなり、好ましくは鋸
歯状断面形状を有するホース固定溝を設けた外筒部材
と、 ニップルの外周面に、前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ
部を設けるとともに、雄ねじ部の近傍部分に位置し、拡
径状態で、前記環状溝に密に嵌合する少なくとも一条の
環状突部を設け、また、前記内径拡大部の内側に位置し
て、これもまた径拡状態で、ホースの端部分をその内径
拡大部の内周面に押圧する小径部を設け、好ましくは、
この小径部にもホース固定溝を設けた内筒部材とを、 内筒部材の雄ねじ部の、外筒部材の雌ねじ部への螺合
と、その内筒部材の環状突部および小径部の拡径とによ
って組合せてなる。
(作 用) このホース金具では、内筒部材小径部の拡径により、
それと外筒部材大径部との間に、ホースの端部分を十分
強固にクランプできる他、内筒部材小径部の拡径に併せ
て、環状突部をもまた拡径させて、それを、外筒部材の
環状溝に密に嵌合させることにより、特別の接着剤その
他を一切用いることなく、外筒部材に対する内筒部材の
緩みをほぼ完全に防止することができ、しかも、これら
の作用を長期間にわたって維持することができる。
ところで、内管部材の小径部および環状突部の、上述
したような拡径は、拡径すべき外径寸法を有したタンポ
状拡径工具を口金具連結用ねじ側より圧入した後、それ
を再び引抜くことによって行うことができるので、ろう
付け設備、ろう材などを用いることなく、内外筒部材
を、低コストにて、常に一定の条件で組付けることがで
き、また、内筒部材用拡径治具の、その内筒部材への挿
入およびそこからの引抜きを極めて能率的に行うことが
できる。
(実施例) 以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a),(b)はそれぞれ、外筒部材および内筒
部材を示す部分断面側面図である。
第1図(a)に示すところにおいて、外筒部材1は、
スリープ2の小径端部分2aの外周面に、口金具連結用の
雄ねじ部3を設ける一方、その内周面の、雄ねじ部3の
形状部分と隣接する位置に雌ねじ部4を設け、そして、
この雌ねじ部4の、雄ねじ部3とは反対側の近傍部分
に、一条以上、図では一条の環状溝5を設けて、好まし
くは、その環状溝5をV字状断面形状とし、さらに、そ
の環状溝5に対して雌ねじ部4とは反対側の部分に内径
拡大部6を設け、この内径拡大部6に、好ましくは、断
面形状が鋸歯状をなすホース固定溝7を設けることにて
構成することができる。
なお、ホース固定溝7は、その断面形状をチャンネル
状、台形状などとすることも可能であり、また、図示の
ような螺旋溝に代え、少なくとも一条の環状溝にて形成
することも可能である。
また、第1図(b)に示す内筒部材11は、ニップル12
の一の端部分の外周面に、外筒部材1の雌ねじ部4に螺
合する雄ねじ部13を設けるとともに、この雄ねじ部13の
近傍部分に、拡径状態で、それぞれの環状溝、ここでは
一条の環状溝5に密に嵌合する環状突部14を設け、好ま
しくは、この環状突部14を、環状溝5と対応するV字状
断面形状とし、さらに、その環状突部14に対して雄ねじ
部13とは反対側の部分に、これも拡径状態で、ホースの
端部分を、外筒部材1の内径拡大部6の内周面に押圧す
る小径部15を設けることによって構成することができ
る。
ここで好ましくは、小径部15の外周面にもまた、螺旋
溝、環状溝などにて形成することができるホース固定溝
16を設ける。
以上のように構成してなる両筒部材1,11の組付けに際
しては、はじめに、外筒部材1の雌ねじ部4に、内筒部
材11の雄ねじ部13を,第2図に示すように完全に螺合さ
せ、次いで、それぞれの筒部材1,11の、内径拡大部6と
小径部15との間へホース21の端部分を十分に差込み、し
かる後、ホース内径とほぼ同等の外径を有する、タンポ
状の拡径工具を口金具連結用ねじ側より挿入し、油圧シ
リンダーその他で圧入することによって、内筒部11の環
状突部14および小径部15を、第3図に示すように、内筒
部材11の内径が、その全長にわたって、外筒部材1の、
雄ねじ部形成部分の内径と実質的に等しくなるまで拡径
させる。
このことによれば、ホース21の端部分は、内径拡大部
6と小径部15とによって十分強固にクランプされること
になり、しかも、その端部分の、ホース固定溝7への入
り込みによって極めて有効に抜け止めされることにな
る。
またここでは、環状突部14が環状溝5に、常に十分緊
密に接触することから、外筒部材1に対する内筒部材11
の緩みをほぼ完全に防止して輸送流体に対するシール機
能を長期間にわたって維持することができる。
加えて、内外筒部材1,11の組付けを、簡単な拡径工具
を用い、それを内筒部材内へ圧入することによる内筒部
材11の拡径によって行うことにより、ろう付け設備、ろ
う材などを必要とすることなく、少量生産に対しても経
済的に対応することができるとともに、それぞれの筒部
材1,11の材質を、ろう付けの可否を問題にすることな
く、自由に選択することができる他、その組付けを極め
て短時間に能率的に行うことができる。
(発明の効果) かくして、この発明によれば、適宜に選択した材料か
らなるそれぞれの筒部材を、迅速かつ安価に組付けるこ
とができるとともに、その組付け状態を常に一定ならし
めることができ、しかも、輸送流体に対するシール性
を、長期間にわたって十分に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、それぞれの筒部材を示す部分断面側面図、 第2図は、両筒部材の螺合状態を示す断面図、 第3図は、両筒部材の組付け状態を示す断面図である。 1……外筒部材、2……スリーブ 4……雄ねじ部、5……環状溝 6……内径拡大部、7,16……ホース固定溝 11……内筒部材、12……ニップル 13……雄ねじ部材、14……環状突部 15……小径部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリーブの内周面に設けた雌ねじ部と、こ
    の雌ねじ部の近傍部分に設けた、少なくとも一条の環状
    溝と、環状溝に対し、雌ねじ部とは反対側に設けた内径
    拡大部と、この内径拡大部に設けたホース固定溝とを具
    える外筒部材と、 ニップルの外周面に設けられて前記雌ねじ部に螺合する
    雄ねじ部と、この雄ねじ部の近傍部分に位置し、拡径姿
    勢で、前記環状溝に密に嵌合する少なくとも一条の環状
    突部と、環状突部に対し、前記雄ねじ部とは反対側に設
    けられ、これもまた拡径姿勢で、ホースの端部分を前記
    内径拡大部の内周面に押圧する小径部とを具える内筒部
    材とを組合せてなるホース口金具。
JP63313731A 1988-12-14 1988-12-14 ホース口金具 Expired - Lifetime JP2685855B2 (ja)

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JPH02159492A JPH02159492A (ja) 1990-06-19
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