JPH0893976A - 管の継ぎ手装置 - Google Patents

管の継ぎ手装置

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JPH0893976A
JPH0893976A JP22796494A JP22796494A JPH0893976A JP H0893976 A JPH0893976 A JP H0893976A JP 22796494 A JP22796494 A JP 22796494A JP 22796494 A JP22796494 A JP 22796494A JP H0893976 A JPH0893976 A JP H0893976A
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JP
Japan
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side joint
pipe
male
joint
male side
Prior art date
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Pending
Application number
JP22796494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Harada
健一 原田
Koji Shimoji
浩二 下地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP22796494A priority Critical patent/JPH0893976A/ja
Publication of JPH0893976A publication Critical patent/JPH0893976A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部を通過するガスの流体の熱影響が小さ
く、締めつけ部材による損傷を受けにくい継ぎ手装置を
提供することを目的とする。 【構成】 一方の管の端部に管材を拡径したメス側継合
部を形成し、他方の管の端部近傍に管材を膨出して前記
メス側継合部の内面に合う面を有するオス側継合部を形
成し、前記メス側継合部とオス側継合部をガスケットを
介して突き合わせ、その突き合わせ部分を締めつけ部材
によって外周から締めつける管の継ぎ手装置において、
前記膨出されたオス側継合部の外周面を被覆材で覆い、
該被覆材を端面において折り返しオス側継合部の内周面
に沿って軸方向内側に延長する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管の継ぎ手装置、特に
拡径したオス側継合部と膨出形成したメス側継合部を継
合する継ぎ手装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一方の管の端部に管材を拡径したメス側
継合部を形成し、他方の管の端部近傍に管材を全周にわ
たり膨出して前記メス側継合部の内面に合う面を有する
オス側継合部を形成し、前記メス側継合部とオス側継合
部をガスケットを介して突き合わせ、その突き合わせ部
分を締めつけ部材によって外周から締めつける管の継ぎ
手装置が公知であり、例えば、特開平5−322046
号公報に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報の
装置を自動車の排気系の様に高温のガスが流れるものに
適用した場合には、オス側継合部の内側に直接高温のガ
スが当たるために、このオス側継合部の高温耐久性を向
上することが要求され、また、このオス側継合部の外側
とメス側継合部の間に挟み込むガスケットも高温になる
のでガスケットの高温耐久性を向上することも要求され
高価な材料の使用を余技なくされ結果的にコストが高く
なるという問題がある。また、締めつけ部材が直接に継
合部の外表面に接触するために、振動によって継合部の
管材の外表面が損傷されるという問題もある。したがっ
て、例えば、管材の外表面に断熱用のセラミックコート
を施してある場合には、セラミックが損傷されてその効
果を維持することが難しい。本発明は上記問題に鑑み、
内部を通過する流体の温度の影響が小さく、締めつけ部
材による損傷を受けにくい継ぎ手装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1によれ
ば、一方の管の端部に管材を拡径したメス側継合部を形
成し、他方の管の端部近傍に管材を全周にわたり膨出し
て前記メス側継合部の内面に合う面を有するオス側継合
部を形成し、前記メス側継合部とオス側継合部をガスケ
ットを介して突き合わせ、その突き合わせ部分を締めつ
け部材によって外周から締めつける管の継ぎ手装置にお
いて、前記膨出されたオス側継合部の外周面を被覆材で
覆い、該被覆材を端面において折り返しオス側継合部の
内周面に沿って軸方向内側に延長したことを特徴とする
継ぎ手装置が提供される。請求項2によれば、前記端面
において折り返された被覆材を、管材が膨出された区間
では被覆材を管材の内周面と離間させて、膨出された区
間の軸方向内側の終端部を超え管材の基準径部に達する
まで軸方向内側に延長し、膨出された管材の内側に形成
される環状空間を密閉したことを特徴とする前記請求項
1に記載の管の継ぎ手装置が提供される。請求項3によ
れば、前記被覆材の、管材が膨出された区間において管
材の内周面と離間されている部分に、径方向の外側と内
側とを連通する連通口を配設し、膨出された管材の内側
に形成される環状空間と管の内部の流体通路とを連通せ
しめたことを特徴とする前記請求項2に記載の管の継ぎ
手装置が提供される。
【0005】
【作用】請求項1では、被覆材が締めつけ部材とオス側
継合部の外表面とを接触させない。請求項2では、内側
の被覆材が管の内部を流れる流体がオス側継合部の内表
面に当たるのを阻止する。請求項3では、膨出された管
材の内側に形成される環状空間内の圧力が上昇しない。
【0006】
【実施例】以下、添付の図面を参照しながら本発明の詳
細について説明する。図1は本発明を自動車の排気系に
使用した場合の全体の構成および、本発明の使用部位を
示したものである。図1において、1はエンジン、2は
排気マニホールド、3はフロントエキゾーストパイプ、
4はセンターエキゾーストパイプ、5はリアエキゾース
トパイプ、6はマフラーであって、この場合、Aで示さ
れるセンターエキゾーストパイプ4とリアエキゾースト
パイプ5の継合部分に本発明が適用されているが、Bで
示されるフロントエキゾーストパイプ3とセンターエキ
ゾーストパイプ4の継合部分に適用することも可能であ
る。
【0007】図2は本発明の請求項1に対応する第1の
実施例の構造を示す図であって、図2において、4bは
センターエキゾーストパイプ4の端部に形成されたメス
側継合部を示し、4aで示される管材の基準径部に対し
て拡径されている。8はガスケットである。一方、5b
はリアエキゾーストパイプ5の端部近傍に形成されたオ
ス側継合部であり、この内5cで示される部分は膨出部
分であり、5dは先端部でありその径は基準径部5aの
径に等しい。なお、排気ガスは矢印Gの方向に流れる。
【0008】7は被覆材であって、例えば、ステンレス
材によって作られており、本第1の実施例においては、
オス側継合部5bの外側を覆うとともに、オス側継合部
5bの先端5pに接するところで内側に折り曲げられて
オス側継合部5bの先端部5dの内側を先端5p側から
途中まで覆っている。8はガスケットであり、9はクラ
ンプであってメス側継合部4bとオス側継合部5bとを
外側から締めつける締めつけ手段の役を成す。
【0009】本第1の実施例は上記の様に構成されるの
で、クランプ9はリアエキゾーストパイプ5のオス側継
合部5bの膨出部5cの外表面に直接に接触することは
なく、例えば、該外表面にセラミックコートが施されて
いても損傷を受けることはない。また、ガスケット8へ
の排気ガスからの熱の伝達は被覆材7によって減少され
るのでガスケット8の温度を低下することができる。
【0010】図3は同じく本発明の1に対応する第2の
実施例であり、内側に折り返された被覆材7はさらにリ
アエキゾーストパイプ5の軸方向内側、つまり排気ガス
流の後流側に、ガスケット8の後端位置まで管材の内面
に接しながら延長されている。したがって、本第2の実
施例においては、ガスケット8への排気ガスからの熱の
伝達は、被覆材7が2重に配されたことによってさらに
減少されガスケット8の温度をさらに、低下することが
できる。
【0011】図4は本発明の請求項2に対応する第3の
実施例であり、内側に折り返された被覆材7を、リアエ
キゾーストパイプ5の基準径部5aに達するまで延長
し、その内、管の膨出部分では管の内面から離間させた
ものである。したがって、本第3の実施例においては、
ガスケット8への排気ガスからの熱の伝達は、被覆材7
が2重に配され、さらに途中に空間Cが配されたことに
よってさらに減少され、ガスケット8の温度をさらに低
下することができる。
【0012】図5は本発明の請求項3に対応する第4の
実施例であり、第3の実施例に示す様に配設された被覆
材7の、管の膨出部分で管の内面から離間された部分に
穴10をあけたものである。この穴は、排気ガスを積極
的に前記空間Cに導入させることを目的としたものでは
なく、前記空間Cを密閉状態にしないことを目的にした
ものである。したがって、その径は必要最小限の大きさ
にされている。したがって、本第4の実施例において
は、第3の実施例において懸念される密閉空間内の圧力
上昇による管の変形が防止される。なお、空間Cに入る
排気ガスは最小限に抑えられているためガスケット8の
温度を低下させる効果は第3の実施例とほぼ同等に保た
れる。
【0013】図6は本発明の請求項3に対応する第5の
実施例であって、前記第4の実施例のように内側に折り
返された被覆材7を、リアエキゾーストパイプ5の基準
径部5aに達するまで延長し、その途中に穴を設けるの
ではなく、被覆材7の延長範囲はリアエキゾーストパイ
プ5の基準径部5aに達する直前までとし、被覆材7の
延長された端部と基準径部5aの間に間隙を設けたもの
である。これによって、第4の実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0014】図7、8はオス側継合部5bに被覆材7を
被せるそれぞれ別個の行程を示したものであって、図7
に示す行程は実施例4に対応するものであるが、被覆材
7は、内側を最終形状にし、すなわち実施例4に対応さ
せる場合においては穴の加工をして、外側は端部5pに
接する点から、若干膨出部5bに向かう側に折り曲げた
状態まで予め加工しておき、それをオス側継合部5bに
挿入し、その後外側をオス側継合部5bの外表面形状に
合う様に押し曲げていくものである。
【0015】図8に示す行程は実施例5に対応するもの
であるが、被覆材7を、外側はオス側継合部5bの先端
5pから膨出部5cの最も外側に膨出したところまで面
に合う様に、内側は必要長さに達する様に予め加工して
おき、それをオス側継合部5bの先端5pの側から差し
込み、その後、外側の膨出部5cの外表面から離れてい
る部分を外表面に接するまで押し曲げていくものであ
る。
【0016】図9は従来技術による継ぎ手装置を示した
図であり、図示される様に、オス側継合部5bの外側は
クランプ9と直接に接触しており、また、ガスケット8
の内側はオス側継合部5bの外表面と直接接している。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、締めつけ部材がオス側
継合部の外表面に直接に接触することはなく、オス側継
合部が損傷を受けることが防止される。ガスケットへの
管内流通ガスからの熱の伝達が減少され、ガスケットの
耐久性が向上し、あるいはガスケットの要求耐熱性を下
げ、結果的にコストを低下することも可能である。
【0018】なお、本発明においては、被覆材をオス側
継合部にのみ被せているが、これをメス側継合部に被せ
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を自動車の排気系に適用した場合の全体
構成と使用部位を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の構造を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構造を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例の構造を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例の構造を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施例の構造を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例に示す様に被覆材をオス
側継合部に被せる行程を示す図である。
【図8】本発明の第5の実施例に示す様に被覆材をオス
側継合部に被せる行程を示す図である。
【図9】従来技術による継ぎ手装置を示す図である。
【符号の説明】
1…エンジン 2…排気マニホールド 3…フロントエキゾーストパイプ 4…センターエキゾーストパイプ 4a…基準径部 4b…メス側継合部 5…リアエキゾーストパイプ 5a…基準径部 5b…オス側継合部 5c…膨出部 5d…先端部 5p…先端 7…被覆材 8…ガスケット 9…クランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の管の端部に管材を拡径したメス側
    継合部を形成し、他方の管の端部近傍に管材を全周にわ
    たり膨出して前記メス側継合部の内面に合う面を有する
    オス側継合部を形成し、前記メス側継合部とオス側継合
    部をガスケットを介して突き合わせ、その突き合わせ部
    分を締めつけ部材によって外周から締めつける管の継ぎ
    手装置において、 前記膨出されたオス側継合部の外周面を被覆材で覆い、
    該被覆材を端面において折り返しオス側継合部の内周面
    に沿って軸方向内側に延長したことを特徴とする継ぎ手
    装置。
  2. 【請求項2】 前記端面において折り返された被覆材
    を、管材が膨出された区間では被覆材を管材の内周面と
    離間させて、膨出された区間の軸方向内側の終端部を超
    え管材の基準径部に達するまで軸方向内側に延長し、膨
    出された管材の内側に形成される環状空間を密閉したこ
    とを特徴とする前記請求項1に記載の管の継ぎ手装置。
  3. 【請求項3】 前記被覆材の、管材が膨出された区間に
    おいて管材の内周面と離間されている部分に、径方向の
    外側と内側とを連通する連通口を配設し、膨出された管
    材の内側に形成される環状空間と管の内部の流体通路と
    を連通せしめたことを特徴とする前記請求項2に記載の
    管の継ぎ手装置。
JP22796494A 1994-09-22 1994-09-22 管の継ぎ手装置 Pending JPH0893976A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09112696A (ja) * 1995-08-10 1997-05-02 Oiles Ind Co Ltd 排気管継手及びこれに用いて好適なガスケット
FR2906864A1 (fr) * 2006-10-10 2008-04-11 Caillau Ets Systeme de serrage pour le raccordement de deux tubes ayant des surfaces d'appui et assemblage ainsi obtenu
JP2017161071A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 エタブリスマン・カイロウEtablissements Caillau カラーと個別予備装着クリップとを備えるクランプシステム
WO2018127700A1 (en) * 2017-01-06 2018-07-12 Teconnex Ltd Clamping appratus and method of use and/or manufacturing thereof
JP2019519736A (ja) * 2016-06-17 2019-07-11 ノルマ ジャーマニー ゲーエムベーハー 断熱層を有するクリップ

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