JPS63972Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63972Y2 JPS63972Y2 JP1981130563U JP13056381U JPS63972Y2 JP S63972 Y2 JPS63972 Y2 JP S63972Y2 JP 1981130563 U JP1981130563 U JP 1981130563U JP 13056381 U JP13056381 U JP 13056381U JP S63972 Y2 JPS63972 Y2 JP S63972Y2
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- JP
- Japan
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- annular seal
- seal member
- tube
- annular
- tubular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用エンジンにおける排気管
のフレキシブル継手に関するものである。
のフレキシブル継手に関するものである。
自動車のエンジン本体に直結される排気管(マ
ニホルド)と、この排気管の下流側に配設される
排気管とは、エンジンの振動にともなう相対的な
変位を吸収して、自由度をもたせるために、フレ
キシブル継ぎ手をもつて互いに接続されており、
このフレキシブル継ぎ手として、すでに特開昭53
−54615号が知られている。
ニホルド)と、この排気管の下流側に配設される
排気管とは、エンジンの振動にともなう相対的な
変位を吸収して、自由度をもたせるために、フレ
キシブル継ぎ手をもつて互いに接続されており、
このフレキシブル継ぎ手として、すでに特開昭53
−54615号が知られている。
しかしながら、上記従来のフレキシブル装置
は、排気マニホルドの出口円すい面とシール部材
である密封環状部材の球状密封面との接触面は、
なじみ性があるのでシール性がよく、排ガスが漏
洩しないけれど、密封環状部材の内面と排気ヘツ
ダ外周との接触面および、この接触面に連続する
密封環状部材の環状横方向の密封面と排気ヘツダ
のフランジとの接触面のシール性が悪く、実際上
排ガスが外部に漏洩する問題がある。
は、排気マニホルドの出口円すい面とシール部材
である密封環状部材の球状密封面との接触面は、
なじみ性があるのでシール性がよく、排ガスが漏
洩しないけれど、密封環状部材の内面と排気ヘツ
ダ外周との接触面および、この接触面に連続する
密封環状部材の環状横方向の密封面と排気ヘツダ
のフランジとの接触面のシール性が悪く、実際上
排ガスが外部に漏洩する問題がある。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、上記シール面からの排ガス漏洩を適確
に防止すること、特に、排気ヘツダ(管体部材)
外周と、該外周と当接する環状シール部材の内周
との間におけるシール性を確保することにある。
の目的は、上記シール面からの排ガス漏洩を適確
に防止すること、特に、排気ヘツダ(管体部材)
外周と、該外周と当接する環状シール部材の内周
との間におけるシール性を確保することにある。
この目的を達成するために本考案にあつては、
互いに接続する2つの管体部材に一方の管体部材
の管端部外周が他方の管体部材の管端部内周に、
外径が該他方の管体部材側に向うに従つて縮径さ
れる環状シール部材を介して嵌合され、 前記一方の管体部材外周にフランジ部が前記環
状シール部材の大径側端面に当接させて設けら
れ、 前記両管体部材が、該両管体部材の嵌合が進む
方向に弾発付勢された排気管のフレキシブル継ぎ
手装置において、 前記一方の管体部材と前記環状シール部材との
当接面のうち、少くとも該環状シール部材の内周
面と該環状シール部材の内周面に当接する該一方
の管体部材の外周面の一方に環状の凹凸部が形成
された構成としてある。
互いに接続する2つの管体部材に一方の管体部材
の管端部外周が他方の管体部材の管端部内周に、
外径が該他方の管体部材側に向うに従つて縮径さ
れる環状シール部材を介して嵌合され、 前記一方の管体部材外周にフランジ部が前記環
状シール部材の大径側端面に当接させて設けら
れ、 前記両管体部材が、該両管体部材の嵌合が進む
方向に弾発付勢された排気管のフレキシブル継ぎ
手装置において、 前記一方の管体部材と前記環状シール部材との
当接面のうち、少くとも該環状シール部材の内周
面と該環状シール部材の内周面に当接する該一方
の管体部材の外周面の一方に環状の凹凸部が形成
された構成としてある。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図において、1は一方の管体部材、2は他
方の管体部材、3は環状シール部材を示し、上記
一方の管体部材1は、たとえば、図示しない自動
車のエンジンにおける排気口に直結されており、
エンジン回転時において排気口から排出される排
ガスは、矢印A方向に排気される。そして、出口
1aの近傍に径外方向に延出したフランジ1bが
形成されている。
方の管体部材、3は環状シール部材を示し、上記
一方の管体部材1は、たとえば、図示しない自動
車のエンジンにおける排気口に直結されており、
エンジン回転時において排気口から排出される排
ガスは、矢印A方向に排気される。そして、出口
1aの近傍に径外方向に延出したフランジ1bが
形成されている。
環状シール部材3は、たとえば、ステンレス製
のネツトに黒鉛をはり合せたものによつて形成さ
れており、上記一方の管体部材1の出口1aの外
周に密着外嵌される内面3aと、上記フランジ1
bの側端面に密着する径方向の密着面3bおよび
他方の管体部材2の一端部に形成した球状拡開部
2aの内面に密着する球状密着面3cを有してい
る。
のネツトに黒鉛をはり合せたものによつて形成さ
れており、上記一方の管体部材1の出口1aの外
周に密着外嵌される内面3aと、上記フランジ1
bの側端面に密着する径方向の密着面3bおよび
他方の管体部材2の一端部に形成した球状拡開部
2aの内面に密着する球状密着面3cを有してい
る。
上記両管体部材1,2には、それぞれ締付カラ
ー4,5が外嵌され、ボルト6aとナツト6bか
らなる締付部材6を締付カラー4,5に形成した
貫通孔4a,5aに貫通するとともに、締付カラ
ー4とボルト6aとの間にスプリング7を介装
し、このスプリング7のばね力によつて両管体部
材1,2と環状シール部材2とを圧着させ、管体
部材1,2が相対的に動き得るようにしている。
ー4,5が外嵌され、ボルト6aとナツト6bか
らなる締付部材6を締付カラー4,5に形成した
貫通孔4a,5aに貫通するとともに、締付カラ
ー4とボルト6aとの間にスプリング7を介装
し、このスプリング7のばね力によつて両管体部
材1,2と環状シール部材2とを圧着させ、管体
部材1,2が相対的に動き得るようにしている。
上記環状シール部材3は、第2図に明示するよ
うに、内面3aと径方向の密着面3b、つまり環
状シール部材3と一方の管体部材1とが接触する
なじみ性の悪い接触面8に環状の凹部9と環状の
凸部10を互いに隣接して複数個形成している。
うに、内面3aと径方向の密着面3b、つまり環
状シール部材3と一方の管体部材1とが接触する
なじみ性の悪い接触面8に環状の凹部9と環状の
凸部10を互いに隣接して複数個形成している。
上記構成において、環状シール部材3におけ
る、一方の管体部材1と接触する、なじみ性の悪
い接触面8には、環状の凹凸部9,10を形成し
ているから、ラビリンス効果によつてシール性が
著しく向上し、環状シール部材3の内面3aおよ
び径方向の密着面3bと一方の管体部材1との接
触面からの排ガス漏洩を適確に防止できる。
る、一方の管体部材1と接触する、なじみ性の悪
い接触面8には、環状の凹凸部9,10を形成し
ているから、ラビリンス効果によつてシール性が
著しく向上し、環状シール部材3の内面3aおよ
び径方向の密着面3bと一方の管体部材1との接
触面からの排ガス漏洩を適確に防止できる。
上記環状の凹凸部9,10を環状シール部材3
の内面3aおよび径方向の密着面3bに形成する
構成に代えて、第3図のように環状シール部材3
の内面3aと径方向の密着面3bに所定間隔を存
して環状突起11を設けてもよい。この場合に
は、環状突起11と一方の管体部材1との接触部
の接触面積を小さく設定して、面圧を上げること
によつてシール性の向上を図り、上記実施例と同
様の効果を得る。
の内面3aおよび径方向の密着面3bに形成する
構成に代えて、第3図のように環状シール部材3
の内面3aと径方向の密着面3bに所定間隔を存
して環状突起11を設けてもよい。この場合に
は、環状突起11と一方の管体部材1との接触部
の接触面積を小さく設定して、面圧を上げること
によつてシール性の向上を図り、上記実施例と同
様の効果を得る。
上記実施例においては、環状シール部材3にお
ける、一方の管体部材1と接触する接触面8に環
状の凹凸部9,10もしくは環状突起11を形成
した例について説明しているけれど、この考案
は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、
一方の管体部材1における環状シール部材3の内
面3aおよび径方向の密着面3bと接触する接触
面8に環状の凹凸部もしくは環状突起を形成して
も上記実施例と同様の効果を奏することができ
る。
ける、一方の管体部材1と接触する接触面8に環
状の凹凸部9,10もしくは環状突起11を形成
した例について説明しているけれど、この考案
は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、
一方の管体部材1における環状シール部材3の内
面3aおよび径方向の密着面3bと接触する接触
面8に環状の凹凸部もしくは環状突起を形成して
も上記実施例と同様の効果を奏することができ
る。
第4図は、両管体部材1,2間に接続管12を
配設し、この接続管12を締付部材6のボルト6
aに取り付けたホルダ13で保持し、接続管12
の両端部にそれぞれ環状シール部材3,3を設け
ることによつて、接続管12を介して両管体部材
1,2が相対的に動き得るように接続した変形例
を示し、このような接続構造に、この考案に係る
フレキシブル継ぎ手装置を適用しても、排ガスの
漏洩を適確に防止することができる。
配設し、この接続管12を締付部材6のボルト6
aに取り付けたホルダ13で保持し、接続管12
の両端部にそれぞれ環状シール部材3,3を設け
ることによつて、接続管12を介して両管体部材
1,2が相対的に動き得るように接続した変形例
を示し、このような接続構造に、この考案に係る
フレキシブル継ぎ手装置を適用しても、排ガスの
漏洩を適確に防止することができる。
本考案は以上述べたように上述の構成を有する
ことから、一方の管体部材の外周と環状シール部
材の内周との間におけるシール性をラビリンス効
果により向上させることができるだけでなく、環
状の凹凸部を形成したことにより、その凸部をつ
ぶすようにして環状シール部材の内周を一方の管
体部材の外周に圧入することができ、一方の管体
部材の外周と環状シール部材の内周との間のシー
ル性を一層向上させることができる。このため、
特にこれまでシール性が充分でなかつた両者の間
においてもシール性が確保されることになり、排
気ガスの漏洩を適確に防止することができる。ま
た、環状の凹凸部により環状シール部材と一方の
管体部材との接触面積を少なくすることができ、
排気ガス温度に基づく熱膨張差により大きな応力
が加わることを極力抑えることができる。
ことから、一方の管体部材の外周と環状シール部
材の内周との間におけるシール性をラビリンス効
果により向上させることができるだけでなく、環
状の凹凸部を形成したことにより、その凸部をつ
ぶすようにして環状シール部材の内周を一方の管
体部材の外周に圧入することができ、一方の管体
部材の外周と環状シール部材の内周との間のシー
ル性を一層向上させることができる。このため、
特にこれまでシール性が充分でなかつた両者の間
においてもシール性が確保されることになり、排
気ガスの漏洩を適確に防止することができる。ま
た、環状の凹凸部により環状シール部材と一方の
管体部材との接触面積を少なくすることができ、
排気ガス温度に基づく熱膨張差により大きな応力
が加わることを極力抑えることができる。
第1図はこの考案に係るフレキシブル継ぎ手装
置の縦断側面図、第2図は同要部を示す一部拡大
断面図、第3図は他の実施例を示す一部拡大断面
図、第4図は変形使用例の縦断側面図である。 1……一方の管体部材、2……他方の管体部
材、3……環状シール部材、7……スプリング、
9,10……環状の凹凸部。
置の縦断側面図、第2図は同要部を示す一部拡大
断面図、第3図は他の実施例を示す一部拡大断面
図、第4図は変形使用例の縦断側面図である。 1……一方の管体部材、2……他方の管体部
材、3……環状シール部材、7……スプリング、
9,10……環状の凹凸部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 互いに接続する2つの管体部材の一方の管体部
材の管端部外周が他方の管体部材の管端部内周
に、外径が該他方の管体部材側に向うに従つて縮
径される環状シール部材を介して嵌合され、 前記一方の管体部材外周にフランジ部が前記環
状シール部材の大径側端面に当接させて設けら
れ、 前記両管体部材が、該両管体部材の嵌合が進む
方向に弾発付勢された排気管のフレキシブル継ぎ
手装置において、 前記一方の管体部材と前記環状シール部材との
当接面のうち、少くとも該環状シール部材の内周
面と該環状シール部材の内周面に当接する該一方
の管体部材の外周面の一方に環状の凹凸部が形成
されたことを特徴とする排気管のフレキシブル継
ぎ手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13056381U JPS5835614U (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 排気管のフレキシブル継ぎ手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13056381U JPS5835614U (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 排気管のフレキシブル継ぎ手装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5835614U JPS5835614U (ja) | 1983-03-08 |
JPS63972Y2 true JPS63972Y2 (ja) | 1988-01-12 |
Family
ID=29924185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13056381U Granted JPS5835614U (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 排気管のフレキシブル継ぎ手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835614U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014147949A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | オイレス工業株式会社 | 球帯状シール体 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5560141B2 (ja) * | 2010-08-26 | 2014-07-23 | 日本ピラー工業株式会社 | 管継手用シール体 |
JP5360089B2 (ja) * | 2011-02-14 | 2013-12-04 | オイレス工業株式会社 | 球面排気管継手 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6040947U (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-22 | 株式会社東芝 | 陰極線管 |
-
1981
- 1981-09-01 JP JP13056381U patent/JPS5835614U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6040947U (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-22 | 株式会社東芝 | 陰極線管 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014147949A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | オイレス工業株式会社 | 球帯状シール体 |
JP2014185648A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-02 | Oiles Ind Co Ltd | 球帯状シール体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5835614U (ja) | 1983-03-08 |
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