JPS5931985Y2 - 樹脂ホ−ス用継手 - Google Patents
樹脂ホ−ス用継手Info
- Publication number
- JPS5931985Y2 JPS5931985Y2 JP19150580U JP19150580U JPS5931985Y2 JP S5931985 Y2 JPS5931985 Y2 JP S5931985Y2 JP 19150580 U JP19150580 U JP 19150580U JP 19150580 U JP19150580 U JP 19150580U JP S5931985 Y2 JPS5931985 Y2 JP S5931985Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nipple
- joint
- resin hose
- furtry
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ニップルに特徴を有する樹脂ホース用継手
に関する。
に関する。
昨今の燃料回路計ホース、特に電子噴射装置を備えた燃
料回路計に適用する自動車用燃料ホースの内部を流通す
るガソリンがエンジンの高温又は内圧の増大に伴ないサ
ワーガソリン化し易いと言われ、又、燃料事情の悪化に
伴ないアルコール添加ガソリンが使用されつつある。
料回路計に適用する自動車用燃料ホースの内部を流通す
るガソリンがエンジンの高温又は内圧の増大に伴ないサ
ワーガソリン化し易いと言われ、又、燃料事情の悪化に
伴ないアルコール添加ガソリンが使用されつつある。
このため、自動車用燃料ホースとして耐サワーガソリン
性、耐アルコール添加ガソリン性に特に優れたナイロン
等の樹脂ホースが着目されており、ヨーロッパ車等にお
いて装着されている。
性、耐アルコール添加ガソリン性に特に優れたナイロン
等の樹脂ホースが着目されており、ヨーロッパ車等にお
いて装着されている。
このとき、使用される樹脂ホース用継手は、例えば、第
2図に示すように、ファートリー状リブ1が複数個(図
例では3個)形成されたニップル3を備えたものであっ
た。
2図に示すように、ファートリー状リブ1が複数個(図
例では3個)形成されたニップル3を備えたものであっ
た。
このファートリー状リブ1が形成されたニップル3と樹
脂ホースとを締結して静的部位で使用する場合は締結部
での良好なシール性が長期間維持されるが、動的部位で
使用する場合、樹脂ホースはゴムホースのように振動を
吸収できず締結部でのシール性が早期に低下する。
脂ホースとを締結して静的部位で使用する場合は締結部
での良好なシール性が長期間維持されるが、動的部位で
使用する場合、樹脂ホースはゴムホースのように振動を
吸収できず締結部でのシール性が早期に低下する。
さらに、ファートリー状リブ1上で樹脂ホースの内面が
、屈曲運動によりこすられて摩耗し、ホースに亀裂が発
生したり、抜止力が低下するおそれがある。
、屈曲運動によりこすられて摩耗し、ホースに亀裂が発
生したり、抜止力が低下するおそれがある。
この考案は、上記にかんがみて、動的部位に使用されて
も、ホースとの締結部における良好なシール性を長期間
維持可能なニップルを備えた樹脂ホース用継手を提供す
ることを目的とする。
も、ホースとの締結部における良好なシール性を長期間
維持可能なニップルを備えた樹脂ホース用継手を提供す
ることを目的とする。
この考案は、元部側にファートリー状リブが1個以上、
先端側に断面外周R状の環状リブが複数個それぞれ形成
され、後者のリブ外径が前者のリブ外径と等しい又はそ
れより小さいニップルを備えた樹脂ホース用継手にある
。
先端側に断面外周R状の環状リブが複数個それぞれ形成
され、後者のリブ外径が前者のリブ外径と等しい又はそ
れより小さいニップルを備えた樹脂ホース用継手にある
。
以下、この考案の一実施例を、図例に基づいて説明する
。
。
第1図に示すように、この樹脂ホース用継手のニップル
5には、元部側にファートリー状リブ1が複数個(図例
では2個)、先端側に断面外周R状の環状リブ6が複数
個(図例では3個)それぞれ形成されている。
5には、元部側にファートリー状リブ1が複数個(図例
では2個)、先端側に断面外周R状の環状リブ6が複数
個(図例では3個)それぞれ形成されている。
ここで、環状リブ6の外径は、ファートリー状リブ1の
外径と等しい又はそれより小さいものとし、望ましくは
、ホースを挿入しやすいように、第1図Aに示すように
先端側に向って順次小径とする。
外径と等しい又はそれより小さいものとし、望ましくは
、ホースを挿入しやすいように、第1図Aに示すように
先端側に向って順次小径とする。
この継手は、鉄を用いて切削加工する。次に、上記実施
例の使用態様を説明する。
例の使用態様を説明する。
図例の二点鎖線のように、樹脂ホースHを上記継手のニ
ップル5と締結して、動的部位に使用した場合、ニップ
ル5先端側の断面外周R状の環状ノブ6により、揺動時
の樹脂ホースHの振動が吸収され、ファートリー状リブ
1部位における良好なシール性が維持されるとともに、
ファートリー状リブ1による樹脂ホースHの内周面の摩
耗現象も緩和され、樹脂ホースHに亀裂が発生したり、
ファートリー状リブの抜止力が低下することがない。
ップル5と締結して、動的部位に使用した場合、ニップ
ル5先端側の断面外周R状の環状ノブ6により、揺動時
の樹脂ホースHの振動が吸収され、ファートリー状リブ
1部位における良好なシール性が維持されるとともに、
ファートリー状リブ1による樹脂ホースHの内周面の摩
耗現象も緩和され、樹脂ホースHに亀裂が発生したり、
ファートリー状リブの抜止力が低下することがない。
また、複数個の環状リブ6によりラビリンス効果が生じ
、仮えファートリー状リブ1でのシール性が低下しても
、環状リブ6の部位で液漏れが防止される。
、仮えファートリー状リブ1でのシール性が低下しても
、環状リブ6の部位で液漏れが防止される。
この考案の樹脂ホース用継手は、上記のような構成なの
で、動的部位に使用されても、ニップルとホースとの締
結部における良好なシール性を長期間維持することがで
きる。
で、動的部位に使用されても、ニップルとホースとの締
結部における良好なシール性を長期間維持することがで
きる。
なお、下記試験方法により、略同−長のニップルを備え
た、本案(第1図)、比較例1(第2図)、比較例2(
第3図)について動的シール試験を行なった結果、比較
例1・2はそれぞれ屈曲回数2万回で漏れが発生したが
、本案は屈曲回数7万回でようやく漏れが発生した。
た、本案(第1図)、比較例1(第2図)、比較例2(
第3図)について動的シール試験を行なった結果、比較
例1・2はそれぞれ屈曲回数2万回で漏れが発生したが
、本案は屈曲回数7万回でようやく漏れが発生した。
環状リブ6が1個(第3図)では効果がないことがわか
る。
る。
試、験方法は、5kg/cm2の水圧がかかつている樹
脂ホースの一端にそれぞれの継手を締結し、継手から7
5mmの位置で、±20mmの変位にてホースを屈曲さ
せて、締結部から外部への漏れるまでの屈曲回数を数え
た。
脂ホースの一端にそれぞれの継手を締結し、継手から7
5mmの位置で、±20mmの変位にてホースを屈曲さ
せて、締結部から外部への漏れるまでの屈曲回数を数え
た。
第1図はこの考案の継手のニップルを示す半断面図、第
1図Aは第1図のA部拡大断面図、第2図は従来の継手
(比較例1)のニップルを示す半断面図、第3図は比較
例2のニップルを示す半断面図である。 1・・・・・・ファートリー状リブ、3,5・・・・・
・ニップル、6・・・・・・環状リブ、H・・・・・・
樹脂ホース。
1図Aは第1図のA部拡大断面図、第2図は従来の継手
(比較例1)のニップルを示す半断面図、第3図は比較
例2のニップルを示す半断面図である。 1・・・・・・ファートリー状リブ、3,5・・・・・
・ニップル、6・・・・・・環状リブ、H・・・・・・
樹脂ホース。
Claims (1)
- ニップルの元部側にファートリー状リブが1偏組上形成
された樹脂ホース用継手において、前記ニップルの先端
側に断面外周R状の環状リブが複数個形成され、該環状
リブの外径が前記ファートリー状リブの外径と等しい又
はそれより小さい構成の樹脂ホース用継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19150580U JPS5931985Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 樹脂ホ−ス用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19150580U JPS5931985Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 樹脂ホ−ス用継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57113787U JPS57113787U (ja) | 1982-07-14 |
JPS5931985Y2 true JPS5931985Y2 (ja) | 1984-09-08 |
Family
ID=29995937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19150580U Expired JPS5931985Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 樹脂ホ−ス用継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931985Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5364269B2 (ja) * | 2007-01-22 | 2013-12-11 | 株式会社ブリヂストン | 差し込み容易でかつ抜け出しにくいホ−ス接続構造 |
JP2021107731A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 株式会社 オーミヤ | 管継手 |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP19150580U patent/JPS5931985Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57113787U (ja) | 1982-07-14 |
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