JPS6335882Y2 - - Google Patents

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JPS6335882Y2
JPS6335882Y2 JP1980086975U JP8697580U JPS6335882Y2 JP S6335882 Y2 JPS6335882 Y2 JP S6335882Y2 JP 1980086975 U JP1980086975 U JP 1980086975U JP 8697580 U JP8697580 U JP 8697580U JP S6335882 Y2 JPS6335882 Y2 JP S6335882Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
brakes
differential
brake
right wheels
operating
Prior art date
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Expired
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JP1980086975U
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JPS5710955U (ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、走行方向の制御手段として、左右
の車輪を独立して制動可能に構成する車両におけ
る主ブレーキの作動装置に関するものである。
(従来技術) 従来、左右の車輪への動力伝達を独立して断つ
と共に、制動作用を与えて走行方向制御を行う技
術は、実開昭48−51034号公報や、実開昭54−
79629号公報等に開示されている。
又、左右の車輪を同時に制動するに左右の制動
力を一定に保持する為のイコライザー装置を設け
る技術は実開昭53−100642号公報等に開示されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、車両の走行方向を制御する為の左
右の独立するブレーキを、主ブレーキとして利用
可能に構成すると共に、その作動を正確に行おう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 左右の車輪4,5にそれぞれブレーキ6,7を
設けブレーキノバー15,16の操作により左右
独立して制動可能に連動連結すると共に、主ブレ
ーキレバー26に連結するイコライザービーム2
8の両端と左右のブレーキ6,7のそれぞれの連
動機構との間を引張バネ29,30を介して連結
してなる車両のブレーキ作動装置の構成とする。
(考案の作用及び効果) 車両の走行方向を制御する場合には左右のブレ
ーキレバー15,16を格別に操作してブレーキ
6,7を作動させ左右の車輪4,5に独立して制
動力を与え、又、車両の走行速度を減じる場合、
又は、駐車する場合等には、主ブレーキレバー2
6の操作によりイコライザービーム28と引張バ
ネ29,30を介して両ブレーキ6,7を同時に
作動させる。
この主ブレーキレバー26の操作時にあつて
は、イコライザービーム28と引張バネ29,3
0を介して左右のブレーキ6,7を制動させるの
で、左右の車輪接地位置における路面の傾斜度の
違いや、車両への荷物の積み降ろし等によつて生
じる荷重の不均衡時等の左右車輪の制動抵抗の相
異を吸収して左右車輪4,5に均一な制動力を加
えることができる。
又、左右の車輪4,5に独立して制動力を加え
る場合においては、片側のブレーキ6又は7作動
時における連動機構の動きを、引張バネ29,3
0によつて吸収し、他方のブレーキ7又は6の連
動機構を作動させることがなく正確に一方側のみ
を作動させることができ、又、その構成も簡潔で
ある。
(実施例) 次に、この考案の一実施例を図面で説明する。
第1図は、操縦操作部を示すもので、第2図は車
輪の駆動部を示すものである。
差動装置1は、差動機筐8に差動歯車を内蔵
し、この差動機筐8に固着した受動歯車9に駆動
歯車10を噛合させて動力を伝動する。この差動
機筐8から左右へ車軸2,3を突出させ、差動機
筐8にクラツチ爪11を突設し、このクラツチ爪
11に係脱するクラツチ12を車軸2へスプライ
ン嵌合させる。従つて、クラツチ12を差動機筐
8のクラツチ爪11に係合させると差動機能が働
かず、クラツチ爪11からクラツチ12を外すと
差動機能が働くことになる。
なお、クラツチ12はシフター31の操作によ
り軸方向へ摺動されるものであるが、このシフタ
ー31は引張バネ32を設け常時クラツチ12が
差動機筐8のクラツチ爪11に係合すべく構成し
ている。
車軸2,3の端部には車輪4,5を各々固着
し、その車輪取付部にブレーキ6,7を設ける。
13,14は、操縦操作部に設けるハンドル杆
であり、各々に左右ブレーキレバー15,16を
設ける。
17は、車両の機枠8に設けた支軸であり、こ
の支軸17に左ブレーキ作動管19、差動装置作
動管20、右ブレーキ作動管21を回動自在に嵌
合させてある。左ブレーキ作動管19及び右ブレ
ーキ作動管21には、各々左右ブレーキレバー1
3,14の作動部とワイヤー22,23を連結
し、さらに車軸2,3のブレーキ6,7へワイヤ
ー24,25を介して連結する。26は主ブレー
キレバーであり、ワイヤー27によりイコライザ
ービーム28に連結し、該イコライザービーム2
8の両端と左右ブレーキ作動管19,21を引張
バネ29,30を介して連結する。
差動装置差動管20には、シフター31にワイ
ヤー33で連結した腕杆34を固着し、この腕杆
34には支軸17と平行に係合軸35を設け、左
右ブレーキ作動管19,21に設けた係合腕3
6,37がブレーキ制動時に係合してこの差動装
置作動管20が回動してクラツチ12がクラツチ
爪11から外れるようにする。従つて左右ブレー
キレバー15,16を作動すればブレーキ6,7
が制動作用すると共に、差動装置1の差動機能が
働くことになる。なお差動機能はブレーキ制動の
直前に作動を開始する。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の一実施例を示すもので、第1
図は一部の展開図、第2図は一部の断面図であ
る。 4,5……車輪、6,7……ブレーキ、26…
…主ブレーキレバー、28……イコライザービー
ム、29,30……引張バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の車輪4,5にそれぞれブレーキ6,7を
    設けブレーキレバー15,16の操作により左右
    独立して制動可能に連動連結すると共に、主ブレ
    ーキレバー26に連結するイコライザービーム2
    8の両端と左右のブレーキ6,7のそれぞれの連
    動機構との間を引張バネ29,30を介して連結
    してなる車両のブレーキ作動装置。
JP1980086975U 1980-06-20 1980-06-20 Expired JPS6335882Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980086975U JPS6335882Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980086975U JPS6335882Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20

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Publication Number Publication Date
JPS5710955U JPS5710955U (ja) 1982-01-20
JPS6335882Y2 true JPS6335882Y2 (ja) 1988-09-22

Family

ID=29449115

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JP1980086975U Expired JPS6335882Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH085883Y2 (ja) * 1992-02-07 1996-02-21 住友エール株式会社 産業車両の駐車ブレーキ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037300U (ja) * 1973-08-02 1975-04-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837717Y2 (ja) * 1977-01-19 1983-08-25 ソニー株式会社 制動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5037300U (ja) * 1973-08-02 1975-04-18

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JPS5710955U (ja) 1982-01-20

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