JPS6334491Y2 - - Google Patents

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JPS6334491Y2
JPS6334491Y2 JP1979155935U JP15593579U JPS6334491Y2 JP S6334491 Y2 JPS6334491 Y2 JP S6334491Y2 JP 1979155935 U JP1979155935 U JP 1979155935U JP 15593579 U JP15593579 U JP 15593579U JP S6334491 Y2 JPS6334491 Y2 JP S6334491Y2
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JP1979155935U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、走行機体に対して線引きマーカーを
備えた植付け装置を昇降自在に連結し、前記植付
け装置の上昇に伴つて前記線引きマーカーを自動
的に格納すべく構成した線引きマーカー付田植機
に関する。 走行機体に対して線引きマーカーを備えた植付
け装置を昇降自在に連結し、前記植付け装置の上
昇に伴つて前記線引きマーカーを自動的に格納す
べく構成した線引きマーカー付田植機としては、
従来より、実開昭52−150531号公報に開示の技術
が知られている。 ところが、この構造のものは、線引きマーカー
を備えた植付け装置を、単に、4連リンク機構を
介して対地一定姿勢で昇降させるものであつたか
ら、植付け装置を上昇させての運転席からの苗補
給が行い難いと言う不都合があり、又、植付け装
置の昇降リンクと線引きマーカーとを単にワイヤ
を介して連結する構造のものであつたから、硬番
の凹凸に伴う植付け装置の昇降に伴つて線引きマ
ーカーに連結のワイヤが引つ張られて線引きマー
カーが上下動し、良好な線引き作用が行えない不
都合もあつた。 本考案は、走行機体に対する植付け装置の連結
構造を工夫することによつて苗補給を行い易くす
るとともに、硬番の凹凸に伴う植付け装置の昇降
にかかわらず、良好に線引きが行えるようにする
ことを目的とする。 上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
走行機体に回転のみ自在に枢支された上部リン
ク20と、前記上部リンク20の前端部に揺動の
み自在に枢支連結された縦リンク21と、前記縦
リンク21の下端部に枢支連結して前記上部リン
ク20に対して平行又はほぼ平行姿勢でそれと同
一方向に延出した下部リンク23と、前記上部リ
ンク20の後端部と前記下部リンク23の後端部
とを枢支連結する後部縦リンク21Aとから成る
平行四連リンク機構Aを介して機体の横外方に突
出した作用姿勢と機体側に格納した非作用姿勢と
に切換自在な線引きマーカー4を備えた植付け装
を前記走行機体に対して昇降自在に連設す
るとともに、前記上部リンク20又はその連動部
材24と走行機体側固定部との間に、前記平行
四連リンク機構Aを駆動するためのシリンダ25
を介在させ、かつ、前記上部リンク20と下部リ
ンク23と縦リンク21と後部縦リンク21Aと
のうちのいずれか二つのリンク20,23又はそ
の連動部材24にわたつて、前記植付け装置
全昇降範囲のうち、下方範囲においては、前記平
行四連リンク機構Aの平行揺動運動を許容し、そ
れよりも上方範囲においては前記いずれか二つの
リンク20,23又はその連動部材24を互いに
接当係止させて前記平行四連リンク機構Aの平行
揺動運動を阻止する部材27を設け、さらに、前
記線引きマーカー4を、植付け装置の全昇降範
囲のうちで上方範囲において格納すべく、前記線
引きマーカー4と前記平行四連リンク機構Aの平
行揺動運動を阻止する部材27とを連係機構30
を介して連係した点にあり、斯かる構成から次の
作用効果を奏する。 すなわち、植付け装置の全昇降範囲の内、下方
の植付け調節範囲においては、前記リンク機構の
平行揺動運動を許容し、かつ、それよりも上方の
範囲においては、平行四連リンク機構の平行揺動
運動を阻止する部材によつて縦リンクが揺動支軸
周りに揺動されて、リンク機構全体が回動され、
植付け装置の苗のせ台の対地傾斜角度が上方に至
るほど漸次小となる。そして、前記植付け装置の
全昇降範囲の内で下方の植付け深さ調節範囲で
は、平行四連リンク機構の平行揺動運動を阻止す
る部材がリンク又はその連動部材に接当係止され
ることがなく、マーカーの出退が行われず、そし
て、上方範囲では、前記阻止部材がリンク又はそ
の連動部材に接当係止されて揺動されることによ
りマーカーの格納が行われる。 上記構成の結果、植付け装置の全昇降範囲のう
ち、植付け深さ調節用の下方範囲においては、植
付け深さ調節用の昇降に拘わらず、植付け装置の
対本機姿勢を一定又はほぼ一定に維持して、植付
け装置の乱れや傾斜苗のせ台での苗送り出し作用
の不良等のない植付け作動を確保しながら植付け
装置を平行昇降させることができ、かつ、その上
方範囲においては、植付け措置を、その苗のせ台
の姿勢が上方ほど漸次、水平姿勢に近づくように
回動昇降させることができ、植付け装置の傾斜苗
のせ台を水平に近い姿勢にさせてこの苗のせ台へ
の苗補給が行い易くなる。 そして、植付け装置が全昇降範囲の内で、下方
の植付け深さ調節範囲よりも上方に持ち上げられ
るまでマーカーが出退しないことから、マーカー
による線引き作用が良好に行える。 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、5条植えの植付け装置を走行機体として
の本機に対して、植付け深さ調節範囲では対地
姿勢一定又はほぼ一定のままで昇降させ、かつ、
その昇降範囲以上の高さ領域においては苗のせ台
14の対地傾斜角が上方に至るほど漸次小になる
ように昇降させる駆動昇降機構3を設けるととも
に、前記植付け装置には、機体の横外方に突出
した作用姿勢と機体側に格納した非作用姿勢とに
切換自在な線引きマーカー4を装備し、かつ、前
記駆動昇降機構3による植付け装置の前記植付
け深さ調節範囲以上の上昇作動に連動して、前記
線引きマーカー4を作用姿勢から非作用姿勢に自
動的に、かつ、非可逆的に切換える連動機構5を
設けている。 前記本機は次の如く構成されている。 即ち、エンジン6を搭載してあるフレームム7
にミツシヨンケース8を連結し、このミツシヨン
ケース8の前部に左右一対の操向車輪9を軸架す
るとともに、前記ミツシヨンケース8の後部に
は、左右一対の非操向車輪10への伝動機構を内
装してある車輪支持ケース11を固着し、かつ、
前後車輪9,10間の上部には、前記操向車輪9
に対するステアリングハンドル12と運転席13
とを設けている。 前記植付け装置は、左右横方向に往復移動自
在な前傾姿勢の苗のせ台14、植付け爪15、こ
れらの駆動機構を内装してある植付けケース16
ならびに、植付け面を整地する接地フロート17
等から構成されている。 前記駆動昇降機構3は次の如く構成されてい
る。 前ち、本機側の固定フレーム18に横架され
た第1支軸19に、一本のトツプリンク20の前
端部を固着連結するとともに、前記第1支軸19
軸芯周りで揺動自在な縦リンクとしてのアーム2
1の先端部に横架した第2支軸22には、左右一
対のロアーリンク23の前端部を枢支連結し、か
つ、前記トツプリンク20の後端部と左右一対の
ロアーリンク23の後端部とを後部縦リンク21
Aを介して連結して、平行四連リンク機構Aを構
成し、この平行四連リンク機構Aの前記第1支軸
19に固着連結された連動部材としての昇降用ア
ーム24と固定フレーム18との間に昇降用シリ
ンダ25を設けるとともに、前記昇降用アーム2
4と前記第2支軸22とを長孔26、平行四連リ
ンク機構Aの平行揺動運動を阻止する部材として
のボルト27を介して連係し、以つて、前記ボル
ト27に螺合させたナツト28が昇降用アーム2
4に接当するまでは、トツプリンク20及びロア
ーリンク23の支軸19,22軸芯周りでの揺動
により、苗のせ台14の対地姿勢を一定に保持し
たままで植付け装置を昇降させ、その昇降範囲
以上の高さ領域においては、トツプリンク20及
びロアーリンク23を第1支軸19軸芯周りで揺
動させることにより、苗のせ台14の対地傾斜角
が上方に至るほど漸次小になる状態で植付け装置
1を昇降させるべく構成している。 前記連動機構5は、前記植付けケース16から
苗のせ台14の下側部を通して横外側方に突設し
たパイプフレーム29の先端部に、前記線引きマ
ーカー4を機体前後方向軸芯周りで揺動自在に枢
着するとともに、この線引きマーカー4と前記駆
動昇降機構3のアーム21とを連係機構としての
ワイヤ30を介して連動連結し、以つて、前記駆
動昇降機構3による植付け装置の前記植付け深
さ調節範囲以上の上昇作動、つまり、前記アーム
21の第1支軸19軸芯周りでの上昇揺動に連動
して、前記線引きマーカー4を作用姿勢から非作
用姿勢に自動的に切換えるべく構成されている。 また、この連動機構5には、前記線引きマーカ
ー4を非作用姿勢から作用姿勢に人為操作により
切換える機構31が設けられていて、これは、前
記線引きマーカー4を作用姿勢に突出付勢するス
プリング32と、このスプリング32による付勢
力に抗して前記線引きマーカー4を非作用姿勢に
係止保持する係止機構33ならびに、その係止機
構33による係止保持を解除するための棒状の操
作具34とから構成されている。 前記係止機構33は、前記パイプ・フレーム2
9に枢着した係止アーム33Aに、前記線引きマ
ーカー4が横外側上方に向く第1非作用姿勢及び
ほぼ鉛直面に沿う第2非作用姿勢にあるとき、こ
の線引きマーカー4の基端部に設けたピン33B
に嵌係合する係止溝33C,33Dを形成すると
ともに、前記係止アーム33Aをピン33Bに係
合する方向に付勢するスプリング33Eを設けて
いる。 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る線引きマーカー付田植機の
実施例を示し、第1図は全体側面図、第2図は要
部の一部切欠側面図、第3図は要部の正面図、第
4図は線引きマーカーの姿勢切換状態を示す背面
図である。 ……植付け装置、……走行機体、4……線
引きマーカー、14……苗のせ台、20……上部
リンク、21……縦リンク、21A……後部縦リ
ンク、23……下部リンク、24……連動部材、
25……シリンダ、27……阻止部材、30……
連係機構、31……切換機構、32……スプリン
グ、33……係止機構、34……操作具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 走行機体に回転のみ自在に枢支された上部
    リンク20と、前記上部リンク20の前端部に
    揺動のみ自在に枢支連結された縦リンク21
    と、前記縦リンク21の下端部に枢支連結して
    前記上部リンク20に対して平行又はほぼ平行
    姿勢でそれと同一方向に延出した下部リンク2
    3と、前記上部リンク20の後端部と前記下部
    リンク23の後端部とを枢支連結する後部縦リ
    ンク21Aとから成る平行四連リンク機構Aを
    介して機体の横外方に突出した作用姿勢と機体
    側に格納した非作用姿勢とに切換自在な線引き
    マーカー4を備えた植付け装置を前記走行機
    に対して昇降自在に連設するとともに、前
    記上部リンク20又はその連動部材24と走行
    機体側固定部との間に、前記平行四連リンク
    機構Aを駆動するためのシリンダ25を介在さ
    せ、かつ、前記上部リンク20と下部リンク2
    3と縦リンク21と後部縦リンク21Aとのう
    ちのいずれか二つのリンク20,23又はその
    連動部材24にわたつて、前記植付け装置
    全昇降範囲のうち、下方範囲においては、前記
    平行四連リンク機構Aの平行揺動運動を許容
    し、それよりも上方範囲においては前記いずれ
    か二つのリンク20,23又はその連動部材2
    4を互いに接当係止させて前記平行四連リンク
    機構Aの平行揺動運動を阻止する部材27を設
    け、さらに、前記線引きマーカー4を、植付け
    装置の全昇降範囲のうちで上方範囲において
    格納すべく、前記線引きマーカー4と前記平行
    四連リンク機構Aの平行揺動運動を阻止する部
    材27とを連係機構30を介して連係してある
    ことを特徴とする線引き付田植機。 2 前記線引きマーカー4には、前記線引きマー
    カー4を非作用姿勢から作用姿勢に人為操作に
    より切換える機構31が設けられている実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の線引きマーカ
    ー付田植機。 3 前記切換機構31は、前記線引きマーカー4
    を作用姿勢に突出付勢するスプリング32とこ
    のスプリング32による付勢力に抗して前記線
    引きマーカー4を非作用姿勢に係止保持する係
    止機構33ならびにその係止機構33による係
    止保持を解除するための操作具34とから構成
    されたものである実用新案登録請求の範囲第2
    項に記載の線引きマーカー付田植機。
JP1979155935U 1979-11-10 1979-11-10 Expired JPS6334491Y2 (ja)

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JP1979155935U JPS6334491Y2 (ja) 1979-11-10 1979-11-10

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JPS5673211U JPS5673211U (ja) 1981-06-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177752A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社クボタ 水田作業機

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JPS58105806U (ja) * 1982-01-12 1983-07-19 三菱農機株式会社 田植機におけるマーカー操作装置

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JPS622969Y2 (ja) * 1978-10-09 1987-01-23

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