JPS6334185Y2 - - Google Patents

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JPS6334185Y2
JPS6334185Y2 JP1979164905U JP16490579U JPS6334185Y2 JP S6334185 Y2 JPS6334185 Y2 JP S6334185Y2 JP 1979164905 U JP1979164905 U JP 1979164905U JP 16490579 U JP16490579 U JP 16490579U JP S6334185 Y2 JPS6334185 Y2 JP S6334185Y2
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JP
Japan
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terminal
conductor
motor
terminals
operating lever
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JP1979164905U
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JPS5682840U (ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のフエンダミラーの鏡面の傾きを
車両内部から自動的に調整するリモートコントロ
ール式ミラー用スイツチ(以下単にミラースイツ
チという)に関し、特には1モータ1ソレノイド
式のフエンダミラーに好適なミラースイツチに関
する。
従来から、たとえば実公昭53−50058号の様な
球面体を利用したミラースイツチがあつたが、こ
のスイツチは2モータ式(左右または上下のコン
トロールを各々別個のモータで行う)用のもので
あつた。ところが、2モータ式にはモータを2つ
使用しているので大型であり、重量も重くかつ高
価であるなどの欠点があつた。そこで1モータ1
ソレノイド式(左右または上下のコントロールを
1つのモータを切換えて行う)が考案されたが、
2モータ式のミラースイツチをそのまゝ用いると
種々な不具合が起つた。すなわち1モータ1ソレ
ノイド式のミラーは、1個のモータを左右または
上下のいずれか一方のコントロール用に設定し、
他方のコントロールの際にはソレノイドによりギ
アやクラツチなどの切換え装置を働らかせてその
モータを切換えそ使用している。したがつて、既
存のミラースイツチをそのまま用いると回路上左
右または上下の1方は良くとも他方はモータとソ
レノイドとが同時に通電されることになるので、
回転し始めたモータに対し切換え装置が働いてし
まう。このためギアがときには入り難いというこ
とや、この切換え装置が切換え完了するまでは、
通電されたモータの回転は一方のコントロール用
として作用するため、目的のコントロール方向で
ない方向にミラーを傾斜させてしまうことがしば
しばあつた。
本考案は上述に鑑みてなされたもので、簡単な
構成の追加または改良によつて、1モータ1ソレ
ノイド式のフエンダミラーに好適なミラースイツ
チを提供する。以下に本考案の実施例を図面を参
照しながら詳述する。
第1図から第8図において、1および2は半球
面状の導体、3は前記導体1,2を絶縁する絶縁
体で、これらにより球体が構成される。4は絶縁
体3と一体的に構成された操作レバーであり、導
体1の頂部の孔から外方へ突出しており、該操作
レバー4の頭部には操作用の摘み5が取りつけて
ある。第2図の摘み5の実線はニユートラル位置
Nを示し想像線は上下の各位置を示している。ま
た操作レバー4の軸方向に円筒孔6が設けてあ
り、この円筒孔6にはバネ7によつて弾性力を付
与された突出部材8が摺嵌してある。そしてこの
突出部材8は導体2の頂部に設けた孔から外方へ
突出している。9はスチールボール等の節度用球
体(以下単にボールという)で、突出部材8の頭
部に嵌入されている。基板10上に摺鉢状の壁面
11が形成され、この壁面11の外縁は、前記球
面体になじむようになつている。この壁面11外
周には一定間隙を有して枠体13が形成され、上
記間隙にコイルバネ14が嵌入されている。前記
枠体13はその一部が切欠してあり、そこにコイ
ルバネ14の終端部を折り曲げ係止する。コイル
バネ14と基板10との間には一方の電源端子1
5が挾み込まれている(図示せず)。16は操作
レバー4を挿通する貫通孔17を有するスイツチ
ケースで、ネジ18等によつて基板10に固着さ
れる。このケース16を球体に被せることにより
導体2はコイルバネ14に圧接し、このコイルバ
ネを介して電源端子15と接続される。一方突出
部材8の頭部のボール9もバネ7の弾性力により
摺鉢状壁面11に圧接する。この球体は操作レバ
ー4がニユートラル位置Nにあるとき、すなわち
ボール9が摺鉢状壁面11の底部にあるときが安
定状態で、操作レバー4を動かしたときはボール
9が壁面11を上りつつ突出部材8をバネ7の弾
性力に抗して押し込むので、操作レバー4から手
を離せばニユートラル位置Nに自動復帰する。第
3図および第4図における19は導体1に接触す
る他方の電源端子である。20,21,22およ
び23は、操作レバー4のニユートラル位置にお
いて絶縁体3にそれぞれ接触する端子であり、絶
縁体3に沿つた円周を4等分する位置に配置され
ている。そして端子20は端子21と短絡されて
いる。さらにもう1つの端子24は端子22と短
絡されて端子22と23との間の絶縁体3上にそ
のN位置において配置されている。
さて上記構成により、スイツチの各端子間の接
続関係を第5図および第6図を参照しながら説明
する。まず操作レバー4をA方向を倒すと、端子
15は(コイルバネ14、導体2を介して)端子
20に接続される。一方端子19は(導体1を介
して)端子22と23とに接続される。したがつ
て第6図の様にソレノイドSおよびモータmは同
時に通電される。操作レバー4から手を離せば操
作レバー4はニユートラル位置Nへ復帰する。反
対に操作レバー4をC方向に倒すと、端子15は
端子22と23とに端子19は端子20に各々接
続される。同様に操作レバー4を90゜角度を異な
らしてD−B方向へ倒した場合の端子間の接続関
係は第6図に示すようになる。
第7図は、上記のミラースイツチを用いてフエ
ンダミラーの駆動を行なう場合の回路実施例で、
mはミラーを動かすモータ、SはモータをD−B
方向からA−C方向へと切換えて使うクラツチ
(図示せず)を断接させるソレノイド、Eは電源
である。第4図において操作レバー4をD方向へ
倒せば第6図(従来のスイツチの接続図)の様に
端子15と22が、端子19と20が夫々接続さ
れるので、モータmの正転回路が構成される。操
作レバー4をB方向へ倒せば端子15と20が、
端子19と22が夫々接続され、モータmの逆転
回路が構成される。次にA方向に操作レバー4を
倒すと端子15と20がそして端子19,22お
よび23が夫々接続されるので、ソレノイドSが
働らきクラツチが接続しモータmはD−B方向か
らA−C方向へ切換えられて正転回路が構成され
鏡面はA方向に傾斜する。しかしながらモータの
方がソレノイドより早く駆動されたり同時であつ
たりすると、クラツチが入らない場合がでてきた
り、さらにはそのソレノイドが働らき出すまでの
間にモータはD−B方向として働らいてしまうた
め作業者の意思とは異なつた方向へ動いてしまう
ことになる。したがつて本考案ではこの不都合を
解決すべく、端子22と23との間に電気的には
端子22と短絡されている端子24を設けてあ
る。すなわち、第9図、第10図および第11図
において、操作レバー4を第5図の様にA方向へ
倒す際には端子19(直接には導体1)と23が
接続されてから端子24すなわち端子22に接続
する構成としたので、ソレノイドSがまず働らき
クラツチが正常に接続された後にモータmが正転
回路で駆動される。すなわち、操作レバー4をA
方向へ倒すときに、その端子と導体1,2との間
の接続の順序により、機械的にモータの起動時間
を遅延させることができるので、電気的に行なう
遅延回路の方法も考えられるが、これに比し本案
の方法は動作が確実であり、部品点数は少なく、
小型・軽量かつ安価であるという特徴を有してい
る。次にこの関係をさに詳しく記述する。
第9図は操作レバー4が中立位置にあるときの
各端子22,24,23および20と、絶縁体3
とのそれぞれの接触点a,b,cおよびdの位置
を示している。このとき各端子は全て電源に接続
されていない。次に、たとえば第4図のA方向に
操作レバー4を倒したときの第10図のM位置
(操作レバー4のA位置に至る経過位置)におい
ては、まず端子23の接触点Cが電源端子19
(直接には導体1)に接続され、このとき同時に
端子20の接触点dが電源端子15(直接には導
体2)に接続される。したがつて第8図から、ソ
レノイドSの回路が閉じ、電源→端子15→端子
20→ソレノイドS→端子23→端子19→電源
の閉回路が完成しソレノイドが働らき切換装置が
駆動され、モータmは上下方向駆動モータとして
働くように準備される。M位置を通過してさらに
操作レバーをA方向へ倒して第11図のA位置
(該レバーの動きは貫通孔17の縁で止められる)
にくると、すでに端子24の接触点bは導体1に
接触しているので、モータmはソレノイドSによ
り切換えられた後に正回転して鏡面を傾斜させる
ことになる。すなわち閉回路あるいは前記ソレノ
イドとの並列回路である電源→端子20→モータ
m→端子22→端子24→端子23→端子19→
電源となる。
操作レバー4をC方向へ倒したときも全く同様
にソレノイドSが初めに働らき、クラツチ等の切
換装置が正常に働らいてからモータが通電されA
方向に対し逆回転する。したがつて前述のクラツ
チやギア等の切換装置が入り難いことや、切換え
が完了するまでの間操作方向とは別の方向にミラ
ーが傾斜してしまうという不具合は全く解消され
る。D−B方向については、第6図と第8図とを
比較しても判るように何ら変化はない。
以上詳述したように本考案は1部品の変更とい
う以外に部品の追加は一切ないといつた簡単な構
成により、遅延回路を構成させ前述した不具合の
諸要因を無くしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面図、第2図は第1図のX
−X断面図、第3図は第2図のY矢視図、第4図
は第1図において、カバーを外しノブを取除いた
図、第5図は操作レバーをA方向へ移動する途中
の図、第6図は従来の接続図、第7図はその回路
図、そして第8図は本考案による接続図である。
第9図、第10図および第11図は説明用の詳細
図である。 1および2……導体、3……絶縁体、4……操
作レバー、10……基板、14……コイルバネ、
15および19……電源端子、20,21,2
2,23および24……端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半球面状の導体1と2とこれら二つの導体1,
    2を互に絶縁する絶縁体3とにより球体を構成し
    前記導体1側に操作レバー4を設け、他方の導体
    2側には外方に向つて弾性力を付与された突出部
    材8を設け、一方基板10に摺鉢状壁面11とこ
    の壁面11の外周に間隙を有して枠体13とを設
    けると共に上記間隙に導体兼端子であるコイルバ
    ネ14を嵌入し、前記球体を、球体とコイルバネ
    14が圧接し且つ突出部材8が壁面11に圧接す
    るように配置し、更に導体1に接触する端子と、
    操作レバー4のニユートラル位置において絶縁体
    3に接触する複数個の端子を設けて成り、該端子
    の内少なくとも1個により上下または左右のいず
    れか一方の操作について先に通電される回路とや
    や遅れて通電される回路とを構成することを特徴
    とするフエンダミラー調整用スイツチ。
JP1979164905U 1979-11-30 1979-11-30 Expired JPS6334185Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979164905U JPS6334185Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979164905U JPS6334185Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5682840U JPS5682840U (ja) 1981-07-04
JPS6334185Y2 true JPS6334185Y2 (ja) 1988-09-12

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ID=29675832

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JP1979164905U Expired JPS6334185Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623865Y2 (ja) * 1977-11-22 1987-01-28

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Publication number Publication date
JPS5682840U (ja) 1981-07-04

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