JPS6332803Y2 - - Google Patents

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JPS6332803Y2
JPS6332803Y2 JP1657082U JP1657082U JPS6332803Y2 JP S6332803 Y2 JPS6332803 Y2 JP S6332803Y2 JP 1657082 U JP1657082 U JP 1657082U JP 1657082 U JP1657082 U JP 1657082U JP S6332803 Y2 JPS6332803 Y2 JP S6332803Y2
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JP
Japan
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support
balcony
roof
fence
convex portion
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JP1657082U
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JPS58120301U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、バルコニーおよびベランダにおけ
る支柱の連結装置に関する。
従来の技術 一般に、建物より外側に張り出したバルコニー
やベランダ(以下バルコニー等という)には屋根
や物干し竿掛け(以下屋根等という)を取付ける
場合があるが、このような場合において、バルコ
ニー等に備えられた柵の一部を構成する支柱の上
に、屋根等を支える支柱を連結する装置として
は、従来、フランジとこれの上方及び下方に突出
する挿入部とを一体に有する連結部材が用いられ
て、下部挿入部が中空のバルコニー支柱の上端部
に挿入せられてねじで止められるとともに、上部
挿入部が中空の屋根支柱の下端部に挿入せられ、
かつその屋根支柱の下端面がフランジに係止せし
められて、上部挿入部が屋根支柱の下端部にねじ
で止められることにより、バルコニー支柱と連結
部材と屋根支柱とが結合されたものが知られてい
る(実開昭56−55401号公報参照)。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の装置では、バルコニ
ー支柱の上端面にフランジの周縁部が単にのせら
れているだけであるため、バルコニー支柱の上端
面とフランジとの間の隙間から雨水が侵入し易い
欠点があつた。そこで従来は、バルコニー支柱上
端部とフランジと屋根支柱上端部との接続部分
に、枠状のキヤツプを嵌め被せて、フランジの外
周縁を覆うことにより、バルコニー支柱上端面と
フランジの間の隙間から雨水が侵入するのを防止
しているが、これでは今度は枠状のキヤツプの内
周面と屋根支柱下端部外周面との間に生じた狭い
隙間に雨水が毛細管現象によつて滞留し易く、い
わゆるすきま腐食が発生して、錆が生じ易く、耐
久性に劣るという問題があつた。
この考案の目的は、上記従来の問題を解決し、
上部支柱と下部支柱を連結具を用いて確実に連結
することができ、しかも下部支柱に雨水が侵入し
難く、また上部支柱と連結具と下部支柱との接続
部分にすきま腐食が生じるような間隙が全く形成
されず、従つて耐久性にすぐれているうえに、連
結具の構成部品の一部を取り替えることにより、
太さの異なる上部支柱を下部支柱に接続すること
ができ、また上部支柱を下部支柱に接続しない場
合には、連結具の構成部品を下部支柱の蓋として
使用することができる、非常に便利なバルコニー
等における支柱の連結装置を提供しようとするに
ある。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために、この考案による
バルコニー等における支柱の連結装置は、バルコ
ニー等に備えられた柵の1部を構成する上部支柱
の上端部に、上壁と周壁とよりなる蓋部材が被せ
られ、蓋部材の上壁に凸部が上方突出状に設けら
れ、この凸部に下面に嵌合凹部を有する接続部材
が嵌め合わせられて固定され、この接続部材と凸
部とに屋根等を支える中空状の下部支柱の下端部
が被せ止められているものである。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
図面において、1はバルコニー、2はこれの上
方に設けられた屋根、3はバルコニー1に備えら
れた平面よりみてコ形の柵、4はこの柵3の一部
を構成するように柵3の前面の両端部と中央部に
設けられた3本の下部支柱、5はこれらの下部支
柱4の上端部に連結具6を介して接続された屋根
2を支えるための上部支柱である。これらの支柱
4,5は横断面略四角形のアルミニウム中空押出
型材製であり、下部支柱4の方が上部支柱5より
も太くつくられている。
連結具6は、バルコニー1の柵3の下部支柱4
の上端に被せられた横断面略形のアルミニウム
製蓋部材7と、これの上壁7aに固定されかつ上
方と一側方に開放したやや小さい箱形のアルミニ
ウム製接続部材8とによつて主として構成されて
いる。9は蓋部材7の上壁7aの上面に上方突出
状に設けられかつ接続部材8とほぼ同じ大きさの
平面よりみて四角形を有する凸部で、これの周縁
の高さの中程に段部が設けられている。11は接
続部材8の底壁8aの下面にその周縁部8cを除
いてほぼ全面に設けられた嵌合凹部で、これが蓋
部材7の凸部9の上半部に嵌め合わせられて、そ
の周縁部8cが段部10に受け止められることに
より、接続部材8が蓋部材7に対して回転しない
ようになされている。そしてこの状態において蓋
部材7の上壁7aと接続部材8の下壁8aとがこ
れらの中央部を貫通するボルト12およびナツト
13によつて相互に結合されているものである。
連結具6の蓋部材7は、バルコニー1の柵3の
下部支柱4の上端部に嵌め被せられ、蓋部材7の
周壁7bの互いに対向する両側壁と、内側におい
てこれらに当接する下部支柱4の両側壁4a,4
aとにボルト14が挿通されて、このボルト14
の先端部に袋ナツト15がねじ合わせられること
により、蓋部材7が下部支柱4に固定されてい
る。
一方、連結具6の接続部材8には、屋根2を支
える上部支柱5の下端部が嵌め被せられる。この
上部支柱5の下端部には接続部材8と結合した蓋
部材7の凸部9の下半部が一緒に収められ、した
がつて上部支柱5の下端は蓋部材7の上壁7a上
面に当接せしめられている。この状態において上
部支柱5の両側壁5a,5aと接続部8の両側壁
8b,8bとにボルト16が挿通されて、このボ
ルト16の外端部に袋ナツト17がねじ合わせる
ことにより、接続部材8に上部支柱5が固定さ
れ、結局バルコニー1に備えられた柵3の一部を
構成する下端支柱4に、屋根2を支える上部支柱
5が連結具6を介して連結せしめられているもの
である。
18はバルコニー1の柵3の前面と両側壁の上
縁にそれぞれ水平に設けられたアルミニウム中空
押出型材製の笠木部材で、これの端部は高さ調節
自在な取付金具20を介して柵3の下部支柱4の
上端寄りの部分に固定されている。取付金具20
は連結具6の蓋部材7の下側近くにおいて上部支
柱4の側壁外面に当接せしめられた側面よりみて
略L形の取付部材21と、これに対応するように
同側壁の内面に当接せしめられた当て板22と、
これら両者を連結する2組のボルト23およびナ
ツト24とによつて構成されている。各ボルト2
3は柵3の下部支柱4の側壁の上端部に設けられ
た上方に開放した切込み孔25に位置調節自在に
挿通されている。笠木部材18の端部ねじ26に
よつて取付部材21の水平部に結合されている。
なお、上記実施例においては、バルコニー1の
枠3の一部を構成する下部支柱4の上端に、屋根
2を支える上部支柱5を連結する場合を示した
が、この考案は、その他たとえばベランダに備え
られた支柱に屋根の支柱を連結する場合、および
バルコニーやベランダの柵の支柱に物干竿掛けの
支柱を連結する場合にも同様に適用することがで
きる。
なお、バルコニー1に屋根2を設けない場合に
は、連結具6の蓋部材7はバルコニー1の柵3の
一部を構成する下部支柱4のキヤツプとして使用
することができる。
また連結具6は蓋部材7と接続部材8とが別体
につくられているから、接続部材8を大きさの異
なるものに取り替えることにより、下部支柱4に
対して相互に太さの異なる上部支柱5を接続し得
るものである。
考案の効果 この考案によるバルコニー等における支柱の連
結装置は、上述のように、バルコニー等1に備え
られた柵3の一部を構成する上部支柱4の上端部
に、上壁7aと周壁7bとよりなる蓋部材7が被
せられ、蓋部材7の上壁7aに凸部9が上方突出
状に設けられ、この凸部9に下面に嵌合凹部11
を有する接続部材8が嵌め合わせられて固定さ
れ、この接続部材8と凸部9とに屋根等2を支え
る中空状の下部支柱5の下端部が被せ止められて
いるものであるから、上部支柱5と下部支柱4を
連結具6を用いて確実に連結することができ、し
かも下部支柱4に雨水が侵入し難く、また上部支
柱5と連結具6と下部支柱4との接続部分に従来
のようなすきま腐食が生じるような間隙が全く形
成されず、従つて耐久性にすぐれている。そのう
え、連結具6の構成部品のうち接続部材8を取り
替えると、太さの異なる上部支柱5を下部支柱4
に接続することができる。また上部支柱5を下部
支柱6に接続しない場合に、連結具6の構成部品
のうち蓋部材7を下部支柱4の蓋として使用する
ことができて、非常に便利であるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は屋根のあるバルコニーの斜視図、第2図は支柱
の連結部分の拡大縦断面図、第3図は同部分の分
解状態の斜視図である。 1……バルコニー、2……屋根、3……柵、4
……下部支柱、5……上部支柱、6……連結具、
7……蓋部材、7a……上壁、7b……周壁、8
……接続部材、9……凸部、10……段部、11
……嵌合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルコニー等1に備えられた柵3の一部を構成
    する上部支柱4の上端部に、上壁7aと周壁7b
    とよりなる蓋部材7が被せられ、蓋部材7の上壁
    7aに凸部9が上方突出状に設けられ、この凸部
    9に下面に嵌合凹部11を有する接続部材8が嵌
    め合わせられて固定され、この接続部材8と凸部
    9とに屋根等2を支える中空状の下部支柱5の下
    端部が被せ止められているバルコニー等における
    支柱の連結装置。
JP1657082U 1982-02-08 1982-02-08 バルコニ−等における支柱の連結装置 Granted JPS58120301U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1657082U JPS58120301U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 バルコニ−等における支柱の連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1657082U JPS58120301U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 バルコニ−等における支柱の連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58120301U JPS58120301U (ja) 1983-08-16
JPS6332803Y2 true JPS6332803Y2 (ja) 1988-09-01

Family

ID=30028932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1657082U Granted JPS58120301U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 バルコニ−等における支柱の連結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58120301U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022134629A (ja) * 2021-03-03 2022-09-15 株式会社saiブランド 中空部材の連結具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022134629A (ja) * 2021-03-03 2022-09-15 株式会社saiブランド 中空部材の連結具

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Publication number Publication date
JPS58120301U (ja) 1983-08-16

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