JPH0629307Y2 - 軒天仕上材の取付構造 - Google Patents
軒天仕上材の取付構造Info
- Publication number
- JPH0629307Y2 JPH0629307Y2 JP2914687U JP2914687U JPH0629307Y2 JP H0629307 Y2 JPH0629307 Y2 JP H0629307Y2 JP 2914687 U JP2914687 U JP 2914687U JP 2914687 U JP2914687 U JP 2914687U JP H0629307 Y2 JPH0629307 Y2 JP H0629307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finishing material
- frame
- eaves
- mounting
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、軒天仕上材の取付構造に関する。
たとえば、集合住宅におけるバルコニーや外廊下などに
は、建物側から複数本の片持梁（床支持部材）が張り出
され、これら片持梁の上側にバルコニーなどの各部材が
取り付けられるようになっている。前記片持梁の下面に
は軒天仕上材が取り付けられるようになっているが、従
来の軒天仕上材は、その周縁部分が下側方からみて露出
するようになっていたため、外観が良くなかった。
は、建物側から複数本の片持梁（床支持部材）が張り出
され、これら片持梁の上側にバルコニーなどの各部材が
取り付けられるようになっている。前記片持梁の下面に
は軒天仕上材が取り付けられるようになっているが、従
来の軒天仕上材は、その周縁部分が下側方からみて露出
するようになっていたため、外観が良くなかった。
〔考案の目的〕 前記事情に鑑みて、この考案は、外観の向上した軒天仕
上材の取付構造を提供することを目的としている。
上材の取付構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するため、この考案は、バルコニー、外
廊下などの床支持部材の下面に軒天仕上材を取付ける構
造であって、前記軒天仕上材の周縁に沿って仕上材取付
枠材が配備され、前記周縁におけるコーナー部には連接
用枠材が配備されているとともに、前記仕上材取付枠材
は、枠部の上面外周端部から外向きに突出形成された取
付フランジと前記枠部の上面外周端部から内向きに、か
つ、枠部上面との間に差込隙間を残すようにして突出形
成された押さえ片を有していて、前記仕上材取付枠材の
取付フランジが前記床支持部材の下面に重ね合わされボ
ルトによって固定されるようになっており、かつ、前記
軒天仕上材の周縁が前記仕上材取付枠材と連接用枠材の
各差込隙間に差し込まれ各押さえ片によって上方から押
さえ付けられるようになっていることを特徴とする軒天
仕上材お取付構造を要旨としている。
廊下などの床支持部材の下面に軒天仕上材を取付ける構
造であって、前記軒天仕上材の周縁に沿って仕上材取付
枠材が配備され、前記周縁におけるコーナー部には連接
用枠材が配備されているとともに、前記仕上材取付枠材
は、枠部の上面外周端部から外向きに突出形成された取
付フランジと前記枠部の上面外周端部から内向きに、か
つ、枠部上面との間に差込隙間を残すようにして突出形
成された押さえ片を有していて、前記仕上材取付枠材の
取付フランジが前記床支持部材の下面に重ね合わされボ
ルトによって固定されるようになっており、かつ、前記
軒天仕上材の周縁が前記仕上材取付枠材と連接用枠材の
各差込隙間に差し込まれ各押さえ片によって上方から押
さえ付けられるようになっていることを特徴とする軒天
仕上材お取付構造を要旨としている。
以下に、この考案を、その実施例をあらわした図面を参
照しつつ詳しく説明する。
照しつつ詳しく説明する。
第１図ないし第４図は、この考案にかかる軒天仕上材の
取付構造の一実施例をあらわしている。この実施例は、
バルコニーについてのもので、図面はその要部のみをあ
らわしている。図にみるように、建物の外壁からは、左
右一対の端部片持梁が床支持部材１として張り出されて
いる。両下側支持部材１の下面には、軒天仕上材１３周
縁に沿って仕上材取付枠材２…が配備され、これら仕上
材取付枠材２…は、ボルト２０によって床支持部材１に
固定されている。各仕上材取付枠材２は、アルミ型材か
らなり、主要な部分として四角筒状の枠部３を備えてい
る。この枠部３の上面外周端部には、枠部３の長手方向
に沿うようにして逆Ｌ字形断面をした取付フランジ４が
外向きに一体に突出形成されている。この取付フランジ
４の基部付近からは、枠部３の上面との間に差込隙間５
を残すようにして仕上材押さえ片６が水平内向きに突出
形成されている。この押さえ片６の先端は、斜め上方に
向かうガイド突片７となっている。枠部３の長手方向端
部には枠部３より小寸法の挿入筒部８が突設されてい
る。そして、仕上材取付枠材２の作るコーナー部には、
連接用枠部９が配備されている。この連接用枠材９は、
上方から見てＬ字形をしており、前記仕上材取付枠材２
とほぼ同様の断面形状をもっている。つまり、連接用枠
材９は四角筒状の枠部１０と、仕上材押さえ片１１とを
備え、この仕上材押さえ片１１の先端にガイド突片１２
を備えてなっているのである。第４図にみるように、連
接用枠材９も、仕上材取付枠材２と同様、四角筒状の枠
部１０の上面外周端部から内向きに、かつ、枠部１０上
面との間に差込隙間を残すようにして突出形成された押
さえ片１１を有しているのである。前記枠部１０には、
仕上材取付枠材２の挿入筒部８が挿入され、これによ
り、コーナー部を作る２本の仕上材取付枠材２，２間が
連結されるようになっている。直線部で仕上材取付枠材
２同志が縦継ぎされるときも、同様にしてなされる。挿
入筒部が連接用枠材に設けられ、受筒部が仕上材取付枠
材に設けられてもよい。仕上材取付枠材や連接用枠材
は、筒状体でなく、中実材であってもよい。軒天仕上材
１３は、この実施例では、アルミ材料を用いたパンチン
グメタルからなっている。その周縁部１３ａは、直線部
において、前記仕上材押さえ片６と枠部３の上面の間に
差し込まれ、押さえ片６によって上方から押さえられて
いると共に、コーナー部においては、連接用枠材９の仕
上材押さえ片１１と枠部１０上面間に差し込まれ、その
押さえ片１１によって押さえられている。前記周縁部１
３ａは、タッピングねじ１４によって仕上材取付枠材２
に止め付けられている。
取付構造の一実施例をあらわしている。この実施例は、
バルコニーについてのもので、図面はその要部のみをあ
らわしている。図にみるように、建物の外壁からは、左
右一対の端部片持梁が床支持部材１として張り出されて
いる。両下側支持部材１の下面には、軒天仕上材１３周
縁に沿って仕上材取付枠材２…が配備され、これら仕上
材取付枠材２…は、ボルト２０によって床支持部材１に
固定されている。各仕上材取付枠材２は、アルミ型材か
らなり、主要な部分として四角筒状の枠部３を備えてい
る。この枠部３の上面外周端部には、枠部３の長手方向
に沿うようにして逆Ｌ字形断面をした取付フランジ４が
外向きに一体に突出形成されている。この取付フランジ
４の基部付近からは、枠部３の上面との間に差込隙間５
を残すようにして仕上材押さえ片６が水平内向きに突出
形成されている。この押さえ片６の先端は、斜め上方に
向かうガイド突片７となっている。枠部３の長手方向端
部には枠部３より小寸法の挿入筒部８が突設されてい
る。そして、仕上材取付枠材２の作るコーナー部には、
連接用枠部９が配備されている。この連接用枠材９は、
上方から見てＬ字形をしており、前記仕上材取付枠材２
とほぼ同様の断面形状をもっている。つまり、連接用枠
材９は四角筒状の枠部１０と、仕上材押さえ片１１とを
備え、この仕上材押さえ片１１の先端にガイド突片１２
を備えてなっているのである。第４図にみるように、連
接用枠材９も、仕上材取付枠材２と同様、四角筒状の枠
部１０の上面外周端部から内向きに、かつ、枠部１０上
面との間に差込隙間を残すようにして突出形成された押
さえ片１１を有しているのである。前記枠部１０には、
仕上材取付枠材２の挿入筒部８が挿入され、これによ
り、コーナー部を作る２本の仕上材取付枠材２，２間が
連結されるようになっている。直線部で仕上材取付枠材
２同志が縦継ぎされるときも、同様にしてなされる。挿
入筒部が連接用枠材に設けられ、受筒部が仕上材取付枠
材に設けられてもよい。仕上材取付枠材や連接用枠材
は、筒状体でなく、中実材であってもよい。軒天仕上材
１３は、この実施例では、アルミ材料を用いたパンチン
グメタルからなっている。その周縁部１３ａは、直線部
において、前記仕上材押さえ片６と枠部３の上面の間に
差し込まれ、押さえ片６によって上方から押さえられて
いると共に、コーナー部においては、連接用枠材９の仕
上材押さえ片１１と枠部１０上面間に差し込まれ、その
押さえ片１１によって押さえられている。前記周縁部１
３ａは、タッピングねじ１４によって仕上材取付枠材２
に止め付けられている。
この考案にかかる軒天仕上材の取付構造では、前記のよ
うに、軒天仕上材１３の周縁部１３ａが仕上材取付枠材
２によって下側方から見えないように隠されているの
で、下からみた体裁が良い。軒天仕上材１３は、その周
縁が仕上材押さえ片６，１１によって押さえ付けられて
いるので、波打ったりしない。
うに、軒天仕上材１３の周縁部１３ａが仕上材取付枠材
２によって下側方から見えないように隠されているの
で、下からみた体裁が良い。軒天仕上材１３は、その周
縁が仕上材押さえ片６，１１によって押さえ付けられて
いるので、波打ったりしない。
なお、前記挿入津粒８は連接用枠材９側に設けられてい
てもよい。前記軒天仕上材は板材であってもよい。
てもよい。前記軒天仕上材は板材であってもよい。
この考案にかかる軒天仕上材の取付構造は、バルコニ
ー、外廊下などの床支持部材の下面に軒天仕上材を取付
ける構造であって、前記軒天仕上材の周縁に沿って仕上
材取付枠材が配備され、前記周縁におけるコーナー部に
は連接用枠材が配備されているとともに、前記仕上材取
付枠材は、枠部の上面外周端部から外向きに突出形成さ
れた取付フランジと前記枠部の上面外周端部から内向き
に、かつ、枠部上面との間に差込隙間を残すようにして
突出形成された押さえ片とを有する一方、前記連接用枠
材も枠部の上面外周端部から内向きに、かつ、枠部上面
との間に差込隙間を残すようにして突出形成された押さ
え片を有していて、前記仕上材取付枠材の取付フランジ
が前記床支持部材の下面に重ね合わされボルトによって
固定されるようになっており、かつ、前記軒天仕上材の
周縁が前記仕上材取付枠材と連接用枠材の各差込隙間に
差し込まれ各押さえ片によって上方から押さえ付けられ
るようになっていることを特徴とするので、軒天仕上材
が外観よく取付けられるものである。
ー、外廊下などの床支持部材の下面に軒天仕上材を取付
ける構造であって、前記軒天仕上材の周縁に沿って仕上
材取付枠材が配備され、前記周縁におけるコーナー部に
は連接用枠材が配備されているとともに、前記仕上材取
付枠材は、枠部の上面外周端部から外向きに突出形成さ
れた取付フランジと前記枠部の上面外周端部から内向き
に、かつ、枠部上面との間に差込隙間を残すようにして
突出形成された押さえ片とを有する一方、前記連接用枠
材も枠部の上面外周端部から内向きに、かつ、枠部上面
との間に差込隙間を残すようにして突出形成された押さ
え片を有していて、前記仕上材取付枠材の取付フランジ
が前記床支持部材の下面に重ね合わされボルトによって
固定されるようになっており、かつ、前記軒天仕上材の
周縁が前記仕上材取付枠材と連接用枠材の各差込隙間に
差し込まれ各押さえ片によって上方から押さえ付けられ
るようになっていることを特徴とするので、軒天仕上材
が外観よく取付けられるものである。
第１図はこの考案にかかる軒天仕上材の取付構造の一実
施例をあらわした平面図、第２図はその要部拡大図、第
３図は、第２図のIII-III線断面図、第４図は、第２図
の要部を分解してあらわした斜視図である。 １…床支持部材、２…仕上材取付枠材、６，１１…仕上
材押さえ片、９…連接用枠材、１３…軒天仕上材、１３
ａ…周縁部
施例をあらわした平面図、第２図はその要部拡大図、第
３図は、第２図のIII-III線断面図、第４図は、第２図
の要部を分解してあらわした斜視図である。 １…床支持部材、２…仕上材取付枠材、６，１１…仕上
材押さえ片、９…連接用枠材、１３…軒天仕上材、１３
ａ…周縁部
Claims (1)
- 【請求項１】バルコニー、外廊下などの床支持部材の下
面に軒天仕上材を取付ける構造であって、前記軒天仕上
材の周縁に沿って仕上材取付枠材が配備され、前記周縁
におけるコーナー部には連接用枠材が配備されていると
ともに、前記仕上材取付枠材は、枠部の上面外周端部か
ら外向きに突出形成された取付フランジと前記枠部の上
面外周端部から内向きに、かつ、枠部上面との間に差込
隙間を残すようにして突出形成された押さえ片とを有す
る一方、前記連接用枠材も枠部の上面外周端部から内向
きに、かつ、枠部上面との間に差込隙間を残すようにし
て突出形成された押さえ片を有していて、前記仕上材取
付枠材の取付フランジが前記床支持部材の下面に重ね合
わされボルトによって固定されるようになっており、か
つ、前記軒天仕上材の周縁が前記仕上材取付枠材と連接
用枠材の各差込隙間に差し込まれ各押さえ片によって上
方から押さえ付けられるようになっていることを特徴と
する軒天仕上材の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2914687U JPH0629307Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 軒天仕上材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2914687U JPH0629307Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 軒天仕上材の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63136114U JPS63136114U (ja) | 1988-09-07 |
| JPH0629307Y2 true JPH0629307Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=30832771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2914687U Expired - Lifetime JPH0629307Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 軒天仕上材の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629307Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP2914687U patent/JPH0629307Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63136114U (ja) | 1988-09-07 |
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