JPH056340Y2 - - Google Patents

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JPH056340Y2
JPH056340Y2 JP1986086253U JP8625386U JPH056340Y2 JP H056340 Y2 JPH056340 Y2 JP H056340Y2 JP 1986086253 U JP1986086253 U JP 1986086253U JP 8625386 U JP8625386 U JP 8625386U JP H056340 Y2 JPH056340 Y2 JP H056340Y2
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support
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、竪樋や軒樋等の樋を建造物の壁や柱
等の固定面に取り付ける樋支持具に関する。
(従来の技術) 従来の樋支持具としては、例えば、第3図及び
第4図に記載されているようなものが知られてい
る。
これらの従来の樋支持具は、内面形状が樋の外
面形状とほぼ等しく形成され、樋06を支持する
支持枠01と、ビスや釘等の固定部材02により
被固定面03に当接して固定される固定板04と
が平板状の連結部05によつて連結されたもので
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の樋支持具にあ
つては、連結部が平板状に形成されていたため
に、連結部は、面直交方向の力に対する曲げ剛性
が極めて弱く、風やものの衝突等により樋や樋支
持具の支持枠に力が加わつた場合、連結部から亀
裂や破損が生じる恐れがあつた。
また、第3図に示した樋支持具のように、連結
部の上面が広い水平面であるものにあつては、そ
の上面にほこりやゴミがたまり易く、そのほこり
やゴミが雨によつて固定板側に運ばれて被固定面
を汚してしまうという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的として成されたもので、この目的達成のた
めに本考案では、樋を支持する支持枠と、被固定
面に当接固定される固定板と、前記支持枠の背面
側に突設され、支持部を固定部に連結させる連結
部と、を備えた樋支持具において、前記連結部の
断面形状が上方への先細形状であつて、下方に開
口された溝形であり、かつ、前記樋支持具が合成
樹脂である手段とした。
(作用) 従つて、本考案の樋支持具では、連結部の断面
形状を上方への先細形状とし、下方に開口された
溝形であり、かつ、前記樋支持具が合成樹脂であ
るために、従来のように平板状のものに比べて連
結部の曲げ剛性が高まる。
また、連結部にほこりやゴミ等がたまり難い
し、僅かな量たまつたとしても、ほこりやゴミは
雨により連結部の表面に沿つて下方に流し落され
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図に示す実施例について説明する。
本考案実施例の樋支持具は、樋1を支持する支
持枠10と、壁や柱等の被固定面2に当接して固
定される固定板20と、前記支持枠10と固定板
20とを連結する連結部30と、を備え、塩化ビ
ニル樹脂等の合成樹脂を素材として一体成形され
ている。
支持枠10は後部の受け側部材11と前部の止
め側部材12とで構成されており、内面形状が角
筒状の樋1の外面形状とほぼ一致する形状に形成
されている。
また、受け側部材11と止め側部材12とは、
ヒンジ部13により回動可能に連結され、かつ、
それぞれの端部には樋支持状態で互いに嵌合する
嵌合突起14と嵌合耳15が形成されている。
固定板20は、平板状に形成されており、上部
及び下部にはビス3を被固定面2にねじ込むため
の固定穴が開口されている。
連結部30は、支持枠10の受け側部材11背
面側から突設されており、断面形状∧形に形成さ
れている。
次に、実施例の作用を説明する。
連結部の断面形状が従来のように|形あるいは
―形の場合と実施例のように∧形のものとを比較
すると、まず、曲げ剛性については、同じ素材で
しかも同じ肉厚で形成されている場合、断面積の
大きさから明らかなように、∧形の方が|形ある
いは―形形に比べて曲げ剛性が高い。
また、断面形状が―形のものに比べて∧形のも
のは、左右の支持片31,32上にほこりやゴミ
もたまり難い。更に、∧形の連結部は、僅かな量
のほこりやゴミがたまつたとしても、雨により連
結部30の表面に沿つて下方へ流し落とされる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、支持枠を、円筒状の樋形状に適応させ
て円状に形成させてもよいし、また、樋の幅より
も小さい開口部を有する受け側部材だけで形成さ
せてもよい。
また、連結部の断面形状は∧形に限られず、第
2図に示すような∩形であつてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の樋支持具に
あつては、合成樹脂製であり、連結部の断面形状
を上方への先細形状とし、下方に開口する溝形と
することにより連結部の曲げ剛性を高くしたため
に、樋や支持部に外力が加わることにより連結部
から亀裂や破損が生じるのを防止できる。
また、連結部にほこりがたまりにくいため、壁
や柱等の被固定面を汚す心配もないし、錆びるこ
ともないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の樋支持具の固定状態を
示す斜視図、第2図は連結部断面形状の変形例を
示す図、第3図及び第4図は従来の樋支持具の固
定状態を示す図である。 1……樋、2……被固定面、10……支持枠、
20……固定板、30……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樋を支持する支持枠と、被固定面に当接固定さ
    れる固定板と、前記支持枠の背面側に突設され、
    支持枠を固定板に連結させる連結部と、を備えた
    樋支持具において、前記連結部の断面形状が上方
    への先細形状であつて、下方に開口された溝形で
    あり、かつ、前記樋支持具が合成樹脂であること
    を特徴とする樋支持具。
JP1986086253U 1986-06-06 1986-06-06 Expired - Lifetime JPH056340Y2 (ja)

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JP1986086253U JPH056340Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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JP1986086253U JPH056340Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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Publication Number Publication Date
JPS62196825U JPS62196825U (ja) 1987-12-15
JPH056340Y2 true JPH056340Y2 (ja) 1993-02-18

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ID=30942394

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285949A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Panasonic Electric Works Co Ltd 竪樋支持具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556348B2 (ja) * 1976-12-28 1980-02-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114504Y2 (ja) * 1972-05-10 1976-04-17
JPS556348U (ja) * 1978-06-27 1980-01-16

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