JP2008285949A - 竪樋支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】竪樋の保持部と壁への固定部とを連結する連結桿の上面に雨水が滞留することを防ぎ、水捌け性を向上させ、かつ、意匠性にも優れた竪樋支持具を提供する。
【解決手段】竪樋を保持する保持部3と、壁面Wに固定される固定部2と、該保持部3と固定部2とを連結する連結桿1とからなり、該連結桿1の上面はその水捌け性を向上させるため傾斜面から構成された竪樋支持具A。好ましくは、上記連結桿1がその上面中央に稜線11を有し、左右両側に水捌けをするために傾斜面12、13が配設された側断面略五角形とされる。上記連結桿1の下面中央部の長手方向に沿って尖端部14を延設し、側断面略六角形とすることもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、竪樋支持具に関する。さらに詳しくは、建物の壁や柱に固定され、竪樋を支持する竪樋支持具の構造に関する。
従来、上記竪樋支持具については種々の形状のものが知られており、例えば、下記特許文献1には、建物の壁面に当接固定される固定部材に、竪樋を支持する支持部材を係合保持した竪樋支持具において、固定部材に略水平に突出した柱状の係合部と、係合部の下側に凹部を突出方向に沿って複数個設けるとともに、支持部材に略水平に突出した係合部の上面及び側面を覆う被係合部と、被係合部の開口側に被係合部の突出方向と略同方向に突出した棒状の取付部と、取付部の端部に凹部に係合される取付片を設け、固定部材と支持部材とが係合部と被係合部とで係合されるとともに、選択されるいずれかの凹部と取付片とで係合保持されるようになしたことを特徴とする竪樋支持具が提案されている。
ところで、近年、建物の外壁には種々のデザインのものが使用されるようになってきている。例えば、壁面が凹凸状となっているものも一般的に使用されており、壁面に固定される固定部は不陸部があってもしっかりと壁面に固定できるように二カ所にビス孔を穿ち、ビス固定するいわゆるT型部材を用いることが多い。上記固定部は、竪樋を保持する保持部と連結桿によって連結され、竪樋支持具を形成する。
特開2006−226081号公報(第1〜4頁、第1図、第2図)
本願図7は、上記公知の竪樋支持具Bを示す斜視図である。本願図7に示すように、公知の竪樋支持具Bは、竪樋を保持する保持部3と、壁に固定するビスを挿通させるビス孔21を穿ったT型の固定部2と、上記保持部3と固定部2とを連結する連結桿4とからなっている。しかしながら、上記連結桿4の上面は平坦となっているため、溜まった雨水が滞り、白化や変色の原因となるという問題がある。
本発明はこのような問題を解決して上記連結桿に雨水が滞留することなく、水捌け性を向上させるとともに、連結桿の下面からの水切れ性も向上させ、かつ、意匠性にも優れた竪樋支持具を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するため、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、竪樋を保持する保持部と、壁面に固定される固定部と、該保持部と固定部とを連結する連結桿とからなり、該連結桿の上面はその水捌け性を向上させるため傾斜面から構成された竪樋支持具が提供される。上記固定部と保持部、および該固定部と保持部とを連結する連結桿とは塩化ビニル樹脂、メタクリル樹脂等の硬質で剛性に優れた合成樹脂を一体成形して用いることが好ましい。また、竪樋本体としてはとくに限定されず、断面円形の円樋、角樋等が用いられる。また、その材質としては、例えば、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂があげられる。
請求項2に記載の竪樋支持具は、請求項1に記載の発明に加えて、上記連結桿は、その上面中央に稜線を有し、左右両側に水捌けをするために傾斜面が配設された側断面略五角形のものとされる。
請求項3に記載の竪樋支持具は、請求項2に記載の発明に加えて、上記連結桿は、その下面中央部の長手方向に沿って尖端部を延設し、水切れ性を向上させた側断面略六角形のものとされる。
請求項4に記載の竪樋支持具は、請求項2に記載の発明に加えて、上記連結桿は、その左右側端面側の下端の長手方向に沿ってそれぞれ尖端部を延設し、水切れ性を向上させた側断面略矢羽形のものとされる。
請求項1に記載の発明にかかる竪樋支持具は上記のとおりであり、壁に固定される固定部と、竪樋を保持する保持部と該固定部と保持部とを連結する連結桿とからなり、該連結桿の上面はその水捌け性を向上させるため傾斜面から構成されているため、上面に溜まった雨水が滞留することなく、流れ落ち、連結桿の白化や変色を防ぐことができる。
請求項2に記載の竪樋支持具は上記のとおりであり、請求項1の竪樋支持具の有する効果に加え、上記連結桿は、その上面中央に稜線を有し、左右両側に水捌けをするために傾斜面が配設された側断面略五角形であるため、連結桿上面に降った雨水は稜線を境にして左右に分流するため、水捌け性が向上するとともに、意匠性にも優れたものとなる。
請求項3に記載の竪樋支持具は上記のとおりであり、請求項2の竪樋支持具の有する効果に加え、上記連結桿は、側断面略六角形とされるとともに、その下面中央部の長手方向に沿って尖端部が延設され、連結桿の上面から伝わり落ちた水はこの尖端部から水切れ性よく滴下するため、連結桿の上面に水が滞留することなく、連結桿の白化や変色を防ぐことができる。また、意匠性にも優れたものとなる。
請求項4に記載の竪樋支持具は上記のとおりであり、請求項2の竪樋支持具の有する効果に加え、上記連結桿は、側断面略矢羽形とされるとともに、その左右側端面側の下端の長手方向に沿ってそれぞれ尖端部を延設され、連結桿の上面から伝わり落ちた水は2個の尖端部から水切れ性よく滴下するため、連結桿の上面に水が滞留することなく、連結桿の白化や変色を防ぐことができる。また、意匠性にも優れたものとなる。
以下、本発明の竪樋支持具の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は上記竪樋支持具Aを示す斜視図である。図1に示すように、上記竪樋支持具Aは、図外竪樋を保持する保持部3と、不陸部があってもしっかりと壁面に固定できるようにビス孔21が2個穿設され、ビス固定されるT型の固定部2と、上記保持部3と固定部2とを連結する連結桿1とからなり、上記連結桿1の上面中央には稜線11が形成され、左右両側に水捌けをよくするための左傾斜面12および右傾斜面13が配設されている。
図2は上記図1におけるX−X線に沿う断面図であり、連結桿1は側断面略五角形とされている。図2に示されているように、上から降った雨水は稜線11で分水して左傾斜面12と右傾斜面13とに別れて流れ、連結桿1の上面に滞ることなく、各傾斜面に沿って速やかに水捌けされる。したがって、連結桿1の上面における滞留水に起因する白化や変色を防ぐことができる。また、意匠性にも優れたものとなる。
図3は上記実施形態の第1変形例を示す断面図である。第1変形例においては、上記連結桿1の下面中央部の長手方向に沿って水切れ性を向上させるための尖端部14が延設され、側断面略六角形とされている。図4は、図3に示す第1変形例の竪樋支持具に降りかかる雨水の流れを示す説明図である。図4に示すように、上から降った雨は稜線11で分水し各傾斜面に沿って水捌けされた後、左右両側端面に沿って流下する。大部分の水は、そのまま、左右両側端面の下端から重力によって落下するが、落下しなかった水は、上記連結桿1の下面を伝って中央の尖端部14に集まり、表面張力により水滴dを形成する。
上記尖端部14と水滴dとの間には界面力が働くが、水滴dの重さが上記界面力に打ち勝つと水滴dは自重により滴下する。このようにして、連結桿1の上面に降りかかり、左右両側端面に沿って流下し、重力によりそのまま地上に落下しなかった水は、連結桿1の下面に水切り用の尖端部14を形成することによって表面張力で水滴dとなってつぎつぎと滴下するため、連結桿1の上面の水捌け性はよくなり、滞留水による上面の白化や変色を防ぐことができる。
図5は、上記実施形態の第2変形例を示す断面図である。第2変形例においては、上記連結桿1の左右側端面側の下端の長手方向に沿ってそれぞれ左尖端部15および右尖端部16が延設され、側断面略矢羽形とされている。上記左尖端部15と右尖端部16とからは、図4に説明した場合と同様にして水滴がつぎつぎと形成されて滴下し、連結桿1の上面の水捌け性はよくなり、滞留水による上面の白化や変色を防ぐことができる。
図6は、本発明の実施形態の第1変形例にかかる竪樋支持具Aを用い、竪樋5を不陸のある壁面Wに固定用ビス6を用いて固定した状態を示す部分断面斜視図である。図6に示されているように、上記竪樋支持具Aを用いることにより、竪樋5をデザイン性よく、しっかりと壁面Wに取り付けることができる。なお、本実施形態においては竪樋5として角樋を用いた場合を例示したが、角樋に限られず円樋を用いることも可能である。このように、本発明は種々設計変更可能であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、いずれも本発明の技術的範囲に属する。
本発明にかかる竪樋支持具の実施形態を示す斜視図である。 図1におけるX−X線に沿う断面図である。 本発明の実施形態の第1変形例を示す断面図である。 上記第1変形例の竪樋支持具に降る雨水の流れを示す説明図である。 本発明の実施形態の第2変形例を示す断面図である。 本発明の実施形態の第1変形例にかかる竪樋支持具を用い竪樋を壁面に固定した状態を示す部分断面斜視図である。 公知の竪樋支持具を示す斜視図である。
符号の説明
A 本発明の実施形態にかかる竪樋支持具
B 公知の竪樋支持具
W 壁面
d 水滴
1 連結桿
11 稜線
12 左傾斜面
13 右傾斜面
14 尖端部
15 左尖端部
16 右尖端部
2 固定部
21 ビス孔
3 保持部
4 公知の連結桿
5 竪樋
6 固定用ビス

Claims (4)

  1. 竪樋を保持する保持部と、壁面に固定される固定部と、該保持部と固定部とを連結する連結桿とからなり、該連結桿の上面はその水捌け性を向上させるため傾斜面から構成された竪樋支持具。
  2. 上記連結桿がその上面中央に稜線を有し、左右両側に水捌けをするために傾斜面が配設された側断面略五角形である請求項1に記載の竪樋支持具。
  3. 上記連結桿がその下面中央部の長手方向に沿って尖端部を延設し、水切れ性を向上させた側断面略六角形である請求項2に記載の竪樋支持具。
  4. 上記連結桿がその左右側端面側の下端の長手方向に沿ってそれぞれ尖端部を延設し、水切れ性を向上させた側断面略矢羽形である請求項2に記載の竪樋支持具。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56143441U (ja) * 1980-03-31 1981-10-29
JPH056340Y2 (ja) * 1986-06-06 1993-02-18
JP2003056144A (ja) * 2001-08-20 2003-02-26 Otis:Kk 竪樋支持具

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