JP2007278041A - 軒樋止水構造 - Google Patents

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保孝 深井
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Abstract

【課題】軒樋を流れる雨水が溢れ出ることのないように止水するとともに、集水機能を有し、雨水を竪樋にスムースに排出できる軒樋止水構造を提供する。
【解決手段】軒樋5の端部に設けられる止水構造であって、該止水構造本体1の軒樋5側側面に開口部12を設けて軒樋接続部2を付設し、この軒樋接続部2の反対側の側面を膨出させて止水部3とし、底面11には雨水落し孔111を穿って排水短管4を連設するとともに、該底面11と上記軒樋接続部2の下面21との空間を集水空間Sとした軒樋止水構造A。好ましくは、上記止水構造本体1を上に向かって広がるじょうご型とし、上記止水部3を角形に膨出させ、止水構造本体1が平面視略五角形とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、軒樋の端部に設けられる止水構造に関する。さらに詳しくは、止水機能に加えて集水機能を具備した軒樋止水構造に関する。
住宅の屋根先から流れ落ちる雨水は、下方に受ける軒樋に流れ落ち、通常、軒樋の中間部または端部に設けられた竪樋に流入し、排水される。しかしながら、軒樋の中間部の底面に排水孔を穿ち、竪樋を接続する作業は施工性が悪く、また住宅外観のデザイン性の面からも好ましいものとはいえない。
そこで、下記特許文献1には、その第1図に示されているように、軒樋接続部、排水接続部および止まりを備えた連結部材が開示されている。すなわち、該連結部材は軒樋の端部に取付けられるとともに、該軒樋と竪樋とを連結し、軒樋に流入した雨水を軒樋と略直角方向に設けられた排水接続部を経て排水する樋配管システムが提案されている。
特開2004−353409号公報(第1〜4頁、第1〜4図)
しかしながら、上記特許文献1に記載の樋連結部材を用いて雨水を竪樋に排水する場合、大雨時には軒樋を流れる雨水が上記止まりを越えて溢れ出たり、飛散するという問題がある。
本発明はこのような問題を解決して軒樋端部に簡単に取付けることが可能であり、軒樋を流れる雨水が溢れ出ることのないように止水するとともに、集水機能を有し、雨水を竪樋にスムースに排出することのできる軒樋止水構造を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、軒樋の端部に設けられる止水構造であって、該止水構造本体の軒樋側側面に開口部を設けて軒樋接続部を付設し、この軒樋接続部の反対側の側面を膨出させて止水部とし、底面には雨水落し孔を穿って排水短管を連設するとともに、該底面と上記軒樋接続部の下面との空間を集水空間とした軒樋止水構造が提供される。
通常、上記軒樋接続部には塩化ビニル等合成樹脂製の軒樋が接続され、屋根先から流れ落ちて軒樋を流れた雨水は、上記開口部を経て本発明にかかる軒樋止水構造内に流入する。その後、集水空間に集水された雨水は、雨水落とし孔から排水短管を経て、該排水短管に接続された竪樋に排出される。上記止水部の膨出形状はとくに限定されるものではなく、角形に膨出させてもよく、平面視半円形状に膨出させてもよい。
請求項2に記載の軒樋止水構造は、請求項1に記載の発明に加えて、上記止水構造本体を上に向かって広がるじょうご型とし、上記止水部を角形に膨出させ、止水構造本体が平面視略五角形とすることが好ましい。
請求項3に記載の軒樋止水構造は、請求項1に記載の発明に加えて、上記止水構造本体と軒樋接続部と排水短管とを、例えば、塩化ビニル、ポリプロピレン等の合成樹脂を一体的に成型して製造することが好ましい
請求項1に記載の発明にかかる軒樋止水構造は上記のとおりであり、通常、軒樋の端部に接続され、雨水が溢れ出たり、飛散することを防止するための止水構造の軒樋接続部の反対側の側面を膨出させて止水部とし、底面には雨水落とし孔を穿って排水短管を連設するとともに、止水構造本体の底面と上記軒樋接続部の下面との空間を集水空間としているため、単に止水機能のみならず集水機能をも付与することができる。
請求項2に記載の軒樋止水構造は上記のとおりであり、請求項1の軒樋止水構造の有する効果に加え、上記止水構造本体を上に向かって広がるじょうご型とし、上記止水部を角形に膨出させているため、集水能力が向上し、大雨のときでも雨水が溢れ出たり、飛散することを有効に防止することができる。また、上記止水構造本体が平面視略五角形とされているため、集水能力が向上するとともに、デザイン的にも優れたものとなる。
請求項3に記載の軒樋止水構造は上記のとおりであり、請求項1の軒樋止水構造の有する効果に加え、上記止水構造本体と軒樋接続部と排水短管とが一体に成形されているため、大量生産が可能であり、コスト的に有利に、かつ、剛性に優れた製品を供給することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明にかかる軒樋止水構造Aを示す斜視図である。本実施形態において用いられる上記軒樋止水構造Aは、止水構造本体1と軒樋接続部2と排水短管4とを一体成型して構成され、止水構造本体1の軒樋接続部2の反対側は角形に膨出され、止水部3とされている。図1に示すように、軒樋止水構造Aの止水構造本体1は軒樋5を流れる雨水を止水するため、その端部に取付けられる。
すなわち、上記止水構造本体1の軒樋5側には開口部12が設けられ、この開口部12の三辺を囲むように軒樋接続部2が付設される。この軒樋接続部2に軒樋5を接続することによって軒樋5を流れる雨水は上記開口部12を経て止水構造本体1に流入する。流入した雨水は、後記する集水空間Sに集水された後、止水構造本体1の底面11に穿たれた雨水落とし孔111から排水短管4を経由し、竪樋6に排出される。一方、軒樋接続部2の反対側は上記止水構造本体1に流入した雨水が溢れ出たり、飛散することを防ぐため、止水構造本体1から角形に膨出した止水部3とされている。
図2は本発明にかかる軒樋止水構造Aの軒樋接続部2に軒樋5の端部を外挿して接続し、排水短管4に竪樋6を接続した状態を示す側面図である。図3は同じく平面図である。図2に示されているように、止水構造本体1内において、その底面11と軒樋接続部2の下面21との間の空間は集水空間Sとされ、軒樋5を流れた雨水は上記集水空間Sに集められ、雨水落とし孔111から上記したように、排水短管4を経由して竪樋6に排出される。
また、図3に示されているように、上記止水部3を角形に膨出させて平面視略五角形とし、止水構造本体1自体を上方に向かって広がるじょうご型としているため、集水能力が向上するとともに、止水量も増え、大雨の場合でも、止水部3から雨水が溢れ出したり、飛散することを防げる。このように本発明にかかる軒樋止水構造Aは簡単に軒樋5の端部に取付けることが可能であり、デザイン性にも優れているため、住宅の外観を損なうことなく、かつ、作業性よく軒樋5、竪樋6等の樋施工を行うことができる。
なお、止水部3の角形は設計変更自在であり、例えば、止水構造本体1を平面視略六角形としてもよい。あるいは、止水部3を平面視半円形としてもよい。このように本発明は種々設計変更可能であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明にかかる軒樋止水構造を示す斜視図である。 本発明にかかる軒樋止水構造に軒樋を取付け、排水短管に竪樋を接続した状態を示す側面図である。 本発明にかかる軒樋止水構造に軒樋を取付け、排水短管に竪樋を接続した状態を示す平面図である。
符号の説明
A 軒樋止水構造
S 集水空間
1 止水構造本体
11 底面
111 雨水落とし孔
12 開口部
2 軒樋接続部
21 下面
3 止水部
4 排水短管
5 軒樋
6 竪樋

Claims (3)

  1. 軒樋の端部に設けられる止水構造であって、該止水構造本体の軒樋側側面に開口部を設けて軒樋接続部を付設し、この軒樋接続部の反対側の側面を膨出させて止水部とし、底面には雨水落し孔を穿って排水短管を連設するとともに、該底面と上記軒樋接続部の下面との空間を集水空間とした軒樋止水構造。
  2. 上記止水構造本体を上に向かって広がるじょうご型とし、上記止水部を角形に膨出させ、止水構造本体が平面視略五角形とされた請求項1に記載の軒樋止水構造。
  3. 上記止水構造本体と軒樋接続部と排水短管とが一体的に成型された請求項1に記載の軒樋止水構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120324803A1 (en) * 2011-06-22 2012-12-27 Selby Sullivan Method and Device for Watering a Hanging or Potted Plant
KR20150115479A (ko) * 2014-04-04 2015-10-14 강우이엔지(주) 컨테이너 조립 하우스

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