JP4231103B1 - 雨樋 - Google Patents

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Abstract

【課題】別に用意されたカバーを雨樋に取り付けることなく、飛来してきた樹木の落葉等による集水排水口の詰まりを防止するとともに、カバーを取り外すことなく、雨樋内に溜まったごみを掻き出して除去することができる雨樋を提供すること。
【解決手段】集水排水口2を有し、かつ対向する一方の側面壁部3が閉塞された雨水が流れる樋部1と、該樋部1の長手方向の上面開口を被覆し、かつ前記側面壁部3と共通の閉塞側面壁部3を形成して前記樋部1と一体に成形され、略全面には無数の入水孔5が設けられた樋蓋体部4と、前記樋部1と前記樋蓋体部4の共通する他方の開口側面を着脱可能に閉塞し、かつ内側面の下部には、前記樋部1の長手方向に向けて底部との対向面に突起部8を有する帯板状の掻き出し部7が設けられた側面蓋体6を含み構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、屋根に降った雨水を集めて立て樋で流下排水するための軒雨樋に関するものである。
従来、雨樋に飛来してきた樹木の落葉等の異物による集水排水口の詰まりを防止するため、集水排水口に詰まり防止用の目皿を置いているのが一般的であるが、先行技術としては、以下の4件が挙げられる。
特許文献1には、雨樋を支承する雨樋支持部と、この雨樋支持部を被覆する無数の小孔を設けた被覆板部の一端部を延設して垂下状の雨水誘導部を有する樋蓋体と、樋蓋体を下方より支持する一端部に取付け部と、他端部に雨水誘導部を支承する支承部付き下方支持部と、下方支持部とこの支持部に載置する樋蓋体と固定する上方支持部と、雨樋支持部と下方支持部と上方支持部とを固定する緊締具を含む雨樋に関する技術事項が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示のものは、その構造が複雑であって、かつその組み立て取り付けが面倒であるという問題点がある。
すなわち、先ず、家屋の所定個所に雨樋支持部を取り付け、次いで、この雨樋支持部に雨樋を嵌挿し、後に雨樋支持部の上方に位置するように下方支持部を一端部に釘を打ち込み固定する。次いで、樋蓋体を下方支持部の上方に位置し、雨水誘導部を雨樋と下方支持部の支承部とによって挟着し、次いで、上方支持部を樋蓋体に上方より当て、ビスとナットにより樋蓋体を固定して組み立てる。
このように、特許文献1に開示のものは、その構造が複雑であるばかりか、取り付けに際しても緊締具を不可欠とし、また、雨樋内に溜まった小さな落葉や塵埃等のごみを除去する手段が施されていないため、ごみの除去には緊締具を外して樋蓋体を外さなければならず、その取り外し、取り付け作業が大変であるという問題点があった。
また、特許文献2には、屋根の軒先に取り付けられる軒どいの内部に落葉等の異物が侵入しないようにするため、軒どいの開口部に取り付けられる雨樋用カバーに関する技術事項が開示されている。
しかしながら、特許文献2に開示のものは、雨樋用カバーの取り付けにおいては、雨樋用カバーの長手方向両サイドに形成された係合部を軒どいの長手方向両サイドに形成された耳横部に係合させて取り付けなければならないため、その取り付け作業が大変であり、また、特許文献1に開示のものと同様に、軒どい内に溜まった小さな落葉や塵埃等のごみを除去する手段が施されていないため、ごみの除去にはカバーを外さなければならず、その取り外し、取り付け作業が大変であるという問題点があった。
また、特許文献3、特許文献4には、雨樋内の落葉等のごみを除去するための技術事項が開示されている。
しかしながら、これら特許文献3と特許文献4に開示のものは、家庭の散水栓や水道水の給水口と接続して水の圧力により雨樋内の落葉等のごみを取り除くもので、場所によっては相当に長い接続用ホースを要して煩雑となり、また、水を使うために不経済的である。
特開平11−350675号公報 実開平6−78451号公報 特開2000−303629号公報 特開2005−42463号公報
本発明が解決しようとする問題点は、従来においては雨樋に飛来してきた樹木の落葉等の異物による集水排水口の詰まりを防止するためのカバーを雨樋の長手方向に取り付けなければならないという点である。
また、雨樋内溜まった落葉や塵埃等のごみを除去するためには、カバーを取り外して溜まった塵埃等のごみを掻き出さなければならないという点である。
したがって、本発明の目的は、別に用意されたカバーを雨樋に取り付けることなく、飛来してきた樹木の落葉等の異物による集水排水口の詰まりを防止することができる雨樋を提供すすることにある。
また、カバーを取り外すことなく、雨樋内溜まった落葉や塵埃等のごみを掻き出して除去することができる雨樋を提供することにある。
これらの目的のため、本発明の請求項1に記載の雨樋は、集水排水口2を有し、かつ対向する一方の側面壁部3が閉塞された雨水が流れる樋部1と、
該樋部1の長手方向の上面開口を被覆し、かつ前記側面壁部3と共通の閉塞側面壁部3を形成して前記樋部1と一体に成形され、略全面には無数の入水孔5が設けられた樋蓋体部4と、
前記樋部1と前記樋蓋体部4の共通する他方の開口側面を着脱可能に閉塞し、かつ内側面の下部には、前記樋部1の長手方向に向けて底部との対向面に突起部8を有する帯板状の掻き出し部7が設けられた側面蓋体6を含み、
前記樋蓋体部4によって飛来する落葉等による前記集水排水口2の詰まりが防止されるとともに、前記側面蓋体6を取り外して、これと一体の前記掻き出し部7を前記樋部1の底部長手方向に往復動させることにより、前記突起部8で前記樋部1の底部に溜まった塵埃等のごみを前記樋部の外に掻き出すように構成されたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2に記載の雨樋は、前記樋部1と前記樋蓋体部4が一体にして、かつそれぞれ縦断面円弧状に形成されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に記載の雨樋は、前記樋部1と前記樋蓋体部4が一体にして、かつ前記樋部1が縦断面四角形状に、前記樋蓋体部4が縦断面円弧状にそれぞれ形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、集水排水口を有し、かつ対向する一方の側面壁部が閉塞された雨水が流れる樋部と、該樋部の長手方向の上面開口を被覆する無数の入水孔が設けられ樋蓋体部が一体に成形されているから、従来のように、樋部と樋蓋体部を組み立てる必要がなく、また、樋部において樋受金具をもって壁面等の個所に取り付けるだけでよいから、面倒な組み立てと取り付け工程を要しないので、取り付けの作業性が向上する。
また、樋蓋体部と一体の樋部の他方の開口側面を着脱可能に閉塞する側面蓋体の内側面下部には、樋部の長手方向に向けて底部との対向面に突起部を有する帯板状の掻き出し部が設けられているから、飛来する落葉等による集水排水口の詰まりは樋蓋体部により防止されるとともに、樋部の底部に溜まった塵埃等のごみは、側面蓋体を取り外して、これと一体の掻き出し部を樋部の底部長手方向に往復動させることにより、突起部で外部に掻き出すことができるので、樋蓋体部を取り外しする必要はない。
また、請求項2、3に記載の発明によれば、樋蓋体部は円弧状に形成されているから、飛来してきて樋蓋体部の上に載った落葉等は風が吹くと外部に吹き飛ばされていつまでも載っていることがなく、入水孔は閉塞されることがない。
本願に係る発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しその作用と共に説明する。
図1は、本発明に係る雨樋の一例での一部を切欠し、かつ省略して示す平面図、図2は、図1の2−2線に沿った断面図、図3は、図1の3−3線に沿った断面図で、本雨樋は、樋部と樋蓋体部、側面蓋体を含んでおり、これらは、金属製とすることも可能であるが、耐腐食性等の点から、好ましくは、硬質塩化ビニール樹脂をもって成形されている
樋部1は、縦断面円弧状、または図7に示されているように、縦断面四角形状を呈し、その底面適所には集水排水口2が設けられ、樋部1を流れる雨水はこの集水排水口2から立て樋10で流下排水される。
樋部1と一体成形された樋蓋体部4は、縦断面円弧状であって、その略全面には、無数の入水孔5が規則的または不規則的配列をもって設けられ、屋根に降った雨水はこれらの入水孔5から樋部1に集められ、飛来してきた落葉等があっても、樋蓋体部4により樋部1内には入り込まないようになっている。
樋部1と樋蓋体部4の対向する一方の共通側面壁部3は一体に閉塞され、他方の共通側面は開口されており、この共通開口部には、側面蓋体6が着脱可能として設けられている。
側面蓋体6は、樋部1および樋蓋体部4と同じ硬質塩化ビニール樹脂による成形品として得られもので、その内側面の下部(樋部1の底面に近接した部位)には、樋部1の長手方向に向けて帯板状の掻き出し部7が一体に設けられている。
この掻き出し部7の長さは、集水排水口2にかからない長さに設定され、その横幅は、樋部1の内周に比して狭く設定されている。
図5および図6に例示されているように、掻き出し部7における樋部1の底面との対向面側には、横幅いっぱいに突起部8が形成され、側面蓋体6は、図4に示されているように、その肉厚部が樋部1と樋蓋体部4の共通開口部内に弾性的に嵌め込まれることにより着脱可能に取り付けられ、樋部1内に塵埃や土砂等のごみが溜まった場合においては、側面蓋体6を共通開口部より取り外して、これと一体の掻き出し部7を樋部1の底部長手方向に往復動させれば、溜まっているごみは、掻き出し部7の突起部8で外部に掻き出される。
そして、以上のように構成された本雨樋は、図3に例示されているように、屋根11の壁面12の適所に樋受金具13を介して取り付けられ、屋根11よりの雨水は樋蓋体部4の入水孔5から樋部1内に落下して流れ、集水排水口2から立て樋10を流下して排水される。
本発明に係る雨樋の一例での一部を切欠し、かつ省略して示す平面図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 図1の3−3線に沿った断面図である。 図1における側面蓋体部分の切欠拡大断面図である。 掻き出し部の部分拡大平面図である。 図5の断面図である。 本発明に係る雨樋の他例を示す断面図である。
符号の説明
1 樋部
2 集水排水口
3 共通側面壁部
4 樋蓋体部
5 入水孔
6 側面蓋体
7 掻き出し部
8 突起部

Claims (3)

  1. 集水排水口(2)を有し、かつ対向する一方の側面壁部(3)が閉塞された雨水が流れる樋部(1)と、
    該樋部(1)の長手方向の上面開口を被覆し、かつ前記側面壁部(3)と共通の閉塞側面壁部(3)を形成して前記樋部(1)と一体に成形され、略全面には無数の入水孔(5)が設けられた樋蓋体部(4)と、
    前記樋部(1)と前記樋蓋体部(4)の共通する他方の開口側面を着脱可能に閉塞し、かつ内側面の下部には、前記樋部(1)の長手方向に向けて底部との対向面に突起部(8)を有する帯板状の掻き出し部(7)が設けられた側面蓋体(6)を含み、
    前記樋蓋体部(4)によって飛来する落葉等による前記集水排水口(2)の詰まりが防止されるとともに、前記側面蓋体(6)を取り外して、これと一体の前記掻き出し部(7)を前記樋部(1)の底部長手方向に往復動させることにより、前記突起部(8)で前記樋部(1)の底部に溜まった塵埃等のごみを前記樋部(1)の外に掻き出すように構成されたことを特徴とする雨樋。
  2. 前記樋部(1)と前記樋蓋体部(4)が一体にして、かつそれぞれ縦断面円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1の雨樋。
  3. 前記樋部(1)と前記樋蓋体部(4)が一体にして、かつ前記樋部(1)が縦断面四角形状に、前記樋蓋体部(4)が縦断面円弧状にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1の雨樋。
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