JP2008202276A - 枯葉排出型集水器 - Google Patents

Abstract

【課題】屋根の軒先に取り付けられる雨樋の集水器であって、枯葉等が詰まったり、蓄積し堆積することを防ぐ枯葉排出型集水器を提供すること。
【解決手段】屋根の軒樋と立て樋の途中に配置され、屋根に降った雨や枯葉等を軒樋を
通して集め、立て樋に導く、集水器において、枯葉を濾すための網、もしくは溝と、その枯葉を集水器の外に出すための排出口を設けた。前記網もしくは溝は、軒樋接続部から前記枯葉排出口に向かって、若干下り勾配に湾曲させていることが好ましい。
【選択図】図１

Description

屋根の軒先に取り付けられる雨樋の枯葉排出型集水器に関する。

現在、屋根の軒先に取り付けられる雨樋の集水器には、屋根に落ちた枯葉等を取り除く機能は無いために、前記集水器に枯葉等が詰まったり、蓄積し、さらに堆積するために、雨水の排水不良を引き起こす原因となっている、また雨樋に集まった枯葉は前記集水器、立樋を経由し、地中に埋設された雨水排水のための排水溜め升に、蓄積し堆積する為に、排水不良を引き起こす原因となっている、屋根の雨樋の集水器の近くに草が生えたりした光景を目にする事がよくあります、堆積し腐葉土化した枯葉の上に草が生え雨樋が雨樋の働きをしなくなっているのです。そうなると、家は痛んできます、雨樋を掃除することは大変危険が伴う為に、建築業者に依頼して除去してもらうか取替えするしかなかった。

例えば、特許文献１参照のように、雨樋の集水器と軒樋の内側に有孔カバーをした場合相当量の枯葉が、前記有孔カバーに引っ掛りスムーズに排出されず、蓄積し堆積するために、軒樋の内側に枯葉が腐葉土化し蓄積されることが懸念されると言う問題があった。
特開２００１−２４１１５３

本発明が解決しようとする課題は、屋根の軒先に取り付けられる雨樋の集水器であって、枯葉等が、詰まったり、蓄積し堆積することを防ぐことを特徴とする雨樋の集水器を提供することにある。

本発明は、屋根の軒樋と立て樋の途中に配置され、屋根に降った雨や枯葉等を軒樋を
通して集め、立て樋に導く、集水器において、枯葉を濾すための網もしくは溝と、その枯葉を集水器の外に出すための排出口を設けたことを特徴とする。前記網もしくは溝は軒樋接続部から前記枯葉排出口に向かって、若干下り勾配に湾曲させていることが好ましい。

本発明によれば、枯葉排出機構によって枯葉等が詰まったり蓄積しない野で、雨樋の排水不良が無くなる、さらに地中に埋設された雨水排水の溜め升にも、堆積物がかなり少なくなり、排水不良が起こらない、それによって非常に衛生的な住環境が得られる。

以下、図面に示す実施例に基つき、本発明の実施の形態を説明する。

図１は本発明に係る木の葉排出型集水器の実施例を示す外観図と断面図である。
本発明の枯葉排出型集水器１は、軒樋接続部２、網部３、枯葉排出口４、立て樋接続部５から形成されている、なお前記網部３は軒樋接続部２から枯葉排出口４に目がけて下り勾配に湾曲されている。

本発明の枯葉排出型集水器１は、左右の軒樋６から集められた雨水と枯葉を、雨水のみを網部３の底を通して立て樋接続部５へ導き、枯葉を雨水の流水圧によって、網部３の上端を滑らせ枯葉排出口４から枯葉排出型集水器１の外に排出する。

網部の代わりに、溝を施してもよい。

本発明は、ほとんどの住宅の雨樋に利用可能であり、特に山際の住宅や庭にケヤキなどの落葉樹などの植木のある住宅には必要不可欠なアイテムとなりうる。

本発明に係る枯葉排出型集水器の実施例を示す外観図と断面図である。
外観図（正面図） 外観図（側面図） Ａ−Ａ‘断面図 Ｂ−Ｂ‘断面図 背景技術参考文献 （特許文献２）特開２００１−２４１１５３

符号の説明

１ 枯葉排出型集水器
２ 軒樋接続部
３ 網部
４ 枯葉排出口
５ 立て樋接続部
６ 軒樋

Claims (2)

1. 本発明は、屋根の軒樋と立て樋の途中に配置され、屋根に降った雨や枯葉等を軒樋を
   通して集め、立て樋に導く、集水器において、枯葉を濾すための網、もしくは溝と、その枯葉を集水器の外に出すための排出口を設けたことを特徴とする枯葉排出型集水器。
2. 前記網、もしくは溝は軒樋接続部から前記枯葉排出口に向かって、若干下り勾配に湾曲させている請求項３二記載の枯葉排出型集水器。

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