JP3121295U - システム樋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本考案は軒樋に堆積される土砂等を分割することにより土砂類が軽量となるので次に流れてきた水勢によって流れ落とすものである。尚軒樋の強度も確保できる。
そして集水桝は軒樋との接続部から曲線状として水流を速やかにし砂塵、埃等が溜まらない形状とし外観もすっきりしたものである。
【解決手段】 軒樋の水の流れる同方向の底面と側壁面に複数本の突起をつける。また、集水桝も水流がスムーズになり土砂等が溜まらない様隅部を作らず水の落ち口を曲線状とする。
【選択図】図1
そして集水桝は軒樋との接続部から曲線状として水流を速やかにし砂塵、埃等が溜まらない形状とし外観もすっきりしたものである。
【解決手段】 軒樋の水の流れる同方向の底面と側壁面に複数本の突起をつける。また、集水桝も水流がスムーズになり土砂等が溜まらない様隅部を作らず水の落ち口を曲線状とする。
【選択図】図1
Description
本考案は屋根等の雨水が軒樋に流れ落ちて軒樋へ入り込み、軒樋を取り付ける時に集水桝の方向へ勾配をつけるが軒樋からの雨水のあふれを防ぎ勾配方向への流れを整え砂塵や埃の堆積を除き樋の強度を増し、集水桝は水が流れ落ちやすい様に軒樋の接続部から曲線状とし、それにより美観もすっきりするものである。
従来の軒樋は、ただ単に屋根から流れてきた雨水等を軒樋で受け勾配に沿って流れてきた水を桝に入れて下方へ落とすものである。軒樋に部分的に突起を付けたものもある。(特許文献1参照)
特願平11−239954号 公報
軒樋には雨水と共に屋根に飛散した砂塵や埃も一緒に流れ落ち、それらが軒樋や集水桝に付着し、いずれ堆積して水の流れを悪くし、又その荷重により軒樋が下がったり草花の種子が付着するとやがて根を付け生長し排水作用が一層悪くなってしまう等の欠点があった。又集水桝は単なる箱型で隅部に砂塵や埃が溜まったり、集まった水が不規則に動きながら落下するので雨水量が多くなると落ちる速度が遅くなり従って桝の容量を大きくする必要があった。
本考案は塩ビ製、鋼製等既存の樋や桝と同じ材質のもので比較的容易に製作する事が出来、軒樋の水の流れる側面と底面に水流と同方向に線状の突起を複数本付けることにより屋根から落ちてきた水の流れを整え、横へのあふれを防ぎ砂塵や埃が雨水と共に屋根から流れ落ちて軒樋に入っても突起によって大きな塊とならず分割され、次に流れてきた雨水によって流れ落としてしまうものである。又、この突起により軒樋の強度も増す。集水桝は軒樋から流れてきた雨水や砂塵、埃等を流れやすくするため軒樋との接続部から曲線状とし、外観も扇形とする事が出来、日本古来の縁起物の末広形や、貝形にする事ができて建物の外観もすっきりし、上記課題を解決するものである。
図1に示すように軒樋の水が流れる底面や側壁面に線状の突起を複数本つける。
図4に示すように集水桝の軒樋と接続する部分から曲線状とし速やかに雨水を落下させる形とする。
上記、軒樋と集水桝により雨水と共に屋根から流れてきた砂塵、埃等が軒樋の途中で堆積し大きな塊となる前に流れ落としてしまう。又、この突起をつけることにより軒樋の強度は増し、集水桝は末広形や貝形とすることにより建物の外観もすっきりとするものである。尚、軒樋も集水桝もそれぞれ単独で既存の樋や桝に接続出来、利便性にもすぐれている。
上記の軒樋や集水桝の製作手段については既存の製作工程の成型を少し変化させるだけで済む。
建築物に取り付ける軒樋や集水桝は人間が直接手が届く高さではなく低い処でも脚立やハシゴ等で登って掃除をしなければならなく危険であり、そのため軒樋には砂塵や埃が堆積しても殆んど掃除はされていない。そしてやがて溢れたり軒樋が下がってしまい本来の機能が果たされなくなってしまう。そこで軒樋の底面や側面に突起を付けると砂塵や埃が屋根から流れ落ちてきても突起で分割され次に雨が降った時その水流で砂塵や埃を浮かし水勢で流れ落としてしまうのである。又、集水桝も角張った所がないので砂塵や埃が溜まる事もなくスムーズに流れ落ちてしまうのである。
1・・・軒樋
2・・・軒樋の突起
3・・・集水桝
4・・・集水桝の補強リブ
5・・・集水桝の水の落ち口
2・・・軒樋の突起
3・・・集水桝
4・・・集水桝の補強リブ
5・・・集水桝の水の落ち口
Claims (2)
- 建物等の軒樋において雨水が流れる底面が平面状の角樋や半円状の丸樋等の底面や側面に流れ方向と同じ方向に突起をつけた樋
- 軒樋を流れてきた水を集めて下方へ落とすための集水桝に請求項1の軒樋を直接つなぎ水が流れ落ちる部分を曲線状とし水の流れをスムーズにする桝
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001290U JP3121295U (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | システム樋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001290U JP3121295U (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | システム樋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3121295U true JP3121295U (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=43471407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006001290U Expired - Fee Related JP3121295U (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | システム樋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3121295U (ja) |
-
2006
- 2006-01-30 JP JP2006001290U patent/JP3121295U/ja not_active Expired - Fee Related
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