JP2009127372A - 雨水取り出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】木の葉や虫等のゴミを除去するための定期的なメンテナンスが不要で、効率的な雨水の取り出しが安定して維持される、改善された新しい雨水取り出し装置を提供する。
【解決手段】上部4aに上側竪樋9が挿入される挿入口2とその下方の底部4bに下側竪樋10が接続される接続部3とを有する連結筒部4と、連結筒部4に連設一体化され、底部6aに雨水取り出し口部5を有する雨水取り出し筒部6とを備えた雨水取り出し装置1において、連結筒部4には、上側竪樋9から流下する雨水を受けて雨水取り出し筒部6へと流通させる整流板7が、雨水取り出し筒部6側に斜め下方に傾斜して内設され、雨水取り出し筒部6には、整流板7の下方に位置し、整流板7を通じて導入された雨水を雨水取り出し口部5へ排水可能に網目状に形成された排水板8が、雨水取り出し筒部6の雨水取り出し口部5の上方に連結筒部4側に斜め下方に傾斜して内設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、竪樋を流下する雨水を外部に取り出す雨水取り出し装置に関するものである。
近年の水不足や地球環境保全の意識の高まりにつれて、雨水を資源として利用する考えが認識され、雨水を集水する装置が検討され、簡易な装置が提案されている。
例えば、軒樋に連通する竪樋の適当な位置に取り付けられる筒状の装置で、上側の竪樋と下側の竪樋とを連結する連結筒部と、連結筒部に連設され、フィルターを内設した雨水取り出し筒部を備えた雨水除塵取水装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この雨水除塵取水装置は、網と濾材とによって、木の葉や虫等のゴミを除去するフィルターが構成され、これを内設している雨水取り出し筒部の上方開口に、開閉自在とした蓋が取り付け固定されている。
この雨水除塵取水装置においては、雨水取り出し筒部の蓋を開けてフィルターに集積されたゴミを除去している。しかしながら、手で蓋を開けたままゴミを取出さねばならないことから、フィルターに集積されたゴミの除去に際して蓋が障害となりやすいという問題点がある。また、蓋の開閉操作にともなうゴミの取り出しは、蓋とフィルターとの間の距離があると大変面倒なものになるが、フィルターのゴミ詰まりによる取水性悪化の懸念もあることから、ゴミを定期的に除去してメンテナンスをおこなう必要がある。
実用新案登録第3129492号公報
本発明は、上記のとおりの背景から、従来の問題点を解消し、木の葉や虫等のゴミを除去するための定期的なメンテナンスが不要で、効率的な雨水の取り出しが安定して維持される、改善された新しい雨水取り出し装置を提供することを課題としている。
本発明の雨水取り出し装置は以下のことを特徴としている。
第1には、上部に上側竪樋が挿入される挿入口とその下方の底部に下側竪樋が接続される接続部とを有する連結筒部と、連結筒部に連設一体化され、底部に雨水取り出し口部を有する雨水取り出し筒部とを備えた雨水取り出し装置において、連結筒部には、上側竪樋から流下する雨水を受けて雨水取り出し筒部へと流通させる整流板が、雨水取り出し筒部側に斜め下方に傾斜して内設され、雨水取り出し筒部には、整流板の下方に位置し、整流板を通じて導入された雨水を雨水取り出し口部へ排水可能に網目状に形成された排水板が、雨水取り出し筒部の雨水取り出し口部の上方に連結筒部側に斜め下方に傾斜して内設されていることを特徴とする。
第2には、第1の発明において、整流板は、連結筒部から雨水取り出し筒部にかけて内設されており、整流板の先端が、雨水取り出し筒部における雨水取り出し口部の軸心よりも外方に配設されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、連結筒部に内設された整流板により、上側竪樋から流下した雨水を連結筒部の内部で発散させることなく雨水取り出し筒部へと効果的に流通させることができる。また、これによって雨水取り出し筒部に導入された雨水は、網目状に形成された排水板を通じて雨水取り出し口部から効果的に取り出すことができる。さらに、整流板及び排水板は傾斜しているため、木の葉や虫等のゴミが連結筒部及び雨水取り出し筒部の内部に蓄積することはない。したがって、本発明の雨水取り出し装置は、ゴミを除去するための定期的なメンテナンスが不要であり、しかも効率的な雨水の取り出しが長期にわたり安定して維持され実現されるのである。
第2の発明によれば、整流板が、連結筒部から雨水取り出し筒部にかけて内設されており、整流板の先端が、雨水取り出し筒部における雨水取り出し口部の軸心よりも外方に配設されていることにより、雨水取り出し筒部の内部においても雨水を発散させることなく流通させ、雨水取り出し口部からより一層雨水を効果的に取り出すことができる。
図1は、本発明の雨水取り出し装置の一実施形態を示した縦断面図であり、図2は、図1の雨水取り出し装置のA−A矢視断面図である。図3は、図1に示した雨水取り出し装置が上側竪樋及び下側竪樋に接続された状態の外観を示す斜視図である。
本実施形態の雨水取り出し装置1は、上部4aに円筒状の上側竪樋9が挿入される挿入口2とその下方の底部4bに円筒状の下側竪樋10が接続される接続部3とを有する連結筒部4と、連結筒部4に連設一体化され、底部6aに雨水取り出し口部5を有する雨水取り出し筒部6とを備えている。
連結筒部4における挿入口2は、連結筒部4の上部4aに形成される開口であり、その外径は上側竪樋9の外径と略一致する。このため、挿入口2に上側竪樋9が挿入された状態においては、上側筒部Aと連結筒部4との間でガタツキが生じず、安定した接続が実現される。連結筒部4における接続部3は、連結筒部4の底部4bから下方に延設された円筒形状を有し、その外径は下側竪樋10の内径と略等しいか又は若干小さくなっており、下側竪樋10が接続部3に嵌挿されて取り付けられるようになっている。このように本実施形態の雨水取り出し装置1の連結筒部4は、上側竪樋9と下側竪樋10とを確実に連結することができる構造になっている。
雨水取り出し筒部6の底部6aには、円筒状の雨水取り出し口部5が下方に延設されており、別途の場所に設置された雨水貯水槽に接続されたホース11等の通水路を形成する部材の上端部が嵌入又は挿入され、雨水が雨水取り出し口部5より雨水貯水槽に取り出されるようになっている。
連結筒部4には、上側竪樋9から流下する雨水を受けて雨水取り出し筒部6へと流通させる平板状の整流板7が雨水取り出し筒部6側に斜め下方に傾斜して内設されており、連結筒部4の内部が区画され上空間41と下空間42が形成されている。この整流板7は、図1に示すように、雨水取り出し筒部6内の空間にもおよんでおり、整流板7の先端7aが、雨水取り出し筒部6の雨水取り出し口部5の軸心よりも外方(図1では右方向)、つまり雨水取り出し筒部6側方向の位置になるように配設されている。これにともない、雨水取り出し筒部6内でも、整流板7によって上空間61と下空間62が形成されている。なお、連結筒部4内の上空間41と雨水取り出し筒部6の上空間61は互いに連通し、同様に、連結筒部4内の下空間42と雨水取り出し筒部6の下空間62は互いに連通している。また、雨水取り出し筒部6内において整流板7の先端7aの外方部分では整流板7によって形成された上空間61と下空間62が連通している。このように整流板7によって区画されていることで、連結筒部4及び雨水取り出し部筒6の内部では、上空間41,61とこれと連通する下空間42,62により雨水の流路が形成される。したがって、上側竪樋9から流下した雨水は、連結筒部4及び雨水取り出し部筒6の内部で発散することなく、前記流路に沿った流れが形成され、後述するが、排水板8の網目を通過して雨水取り出し口部5より取り出されるか、また、さらには接続部3より下側竪樋10に排水されるようになり、雨水取り出し装置1の取水性能及び排水性能が良好に実現される。
雨水取り出し筒部6の下空間62、つまり整流板7の下方の位置には、網目状に形成された排水板8が、雨水取り出し筒部6の雨水取り出し口部5の上方に連結筒部4側に斜め下方に傾斜して内設されている。具体的には、図1に示すように、排水板8の周縁の一部を雨水取り出し筒部6の底部6aに接続させ、残りの周縁を側壁6bに接続させて勾配を持つようにしている。この排水板7は、整流板7を介して上空間41,61から下空間62に導入された雨水を雨水取り出し口部5に排水させるために上記のとおり網目形状に形成されている。本実施形態では、上側竪樋9から雨水とともに流下した木の葉や虫等のゴミが雨水と一緒に雨水取り出し口部5に流れ込まないように、目が細かいメッシュ構造を有する樹脂製又は金属製の排水板8とされ、排水板8の網目から雨水だけを通過させて雨水取り出し口部5より水資源として再利用する雨水を取り出すようにしている。
降雨初期において、上側竪樋9から雨水とともにゴミが雨水取り出し装置1に流下する。この段階では上側竪樋9から流下する雨水の雨量は少なく、雨水のほとんどが排水板8の網目を通過して雨水取り出し口部5より取り出される。ゴミは、整流板7及び排水板8の傾斜によって接続部3より下側竪樋10に流れ込むか、整流板7上や排水板8上に留まる。降雨中期になり上側竪樋9から流下する雨量が増大すると、雨水の一部は、排水板8の網目を通過せずに排水板8上を流れ、連結筒部4の底部4bを通じて接続部3より下側竪樋10に流れこみ、排水される。この雨水の流れに伴い、整流板7上や排水板8上に留まったゴミが下側竪樋10に流れこむ。
このように本実施形態の雨水取り出し装置1では、上側竪樋9から雨水取り出し装置1に流下した雨水を、水資源として再利用する雨水として雨水取り出し口部5から効率よく確実に取り出すことができる。さらに、本実施形態の雨水取り出し装置1の内部は、上側竪樋9から雨水とともに流下した木の葉や虫等のゴミが堆積しない。万が一、ゴミが整流板7上や排水板8上に留まっても、降雨時に雨水とともに流されるため、雨水取り出し装置1の内部でゴミが堆積することはない。よって、雨水取り出し装置1の内部でゴミによる目詰まりが生じることはなく、雨水取り出し装置1の取水性能及び排水性能が良好に実現される。また、ゴミを除去するための定期的なメンテナンスが不要になり、優れた保全性能も有する。なお、下側竪樋10に流れ込んだゴミは、別途、下側竪樋10の所定の箇所に設置されたフィルター等から除去される。
本発明の雨水取り出し装置は、その形状や大きさ等において様々な形態があってよい。例えば、本実施形態では円筒状の竪樋に連結されているが、角形の竪樋に連結されていてもよい。この場合、連結筒部の挿入口及び接続部の形状や大きさは、角形の竪樋に対応した形状や大きさに設定される。
本発明の雨水取り出し装置の一実施形態を示した縦断面図である。 図1の雨水取り出し装置のA−A矢視断面図である。 図1に示した雨水取り出し装置が上側竪樋及び下側竪樋に接続された状態の外観を示す斜視図である。
符号の説明
1 雨水取り出し装置
2 挿入口
3 接続部
4 連結筒部
4a 上部
4b 底部
5 雨水取り出し口部
6 雨水取り出し筒部
6a 底部
6b 側壁
7 整流板
7a 先端
8 排水板
9 上側竪樋
10 下側竪樋
11 ホース

Claims (2)

  1. 上部に上側竪樋が挿入される挿入口とその下方の底部に下側竪樋が接続される接続部とを有する連結筒部と、連結筒部に連設一体化され、底部に雨水取り出し口部を有する雨水取り出し筒部とを備えた雨水取り出し装置において、連結筒部には、上側竪樋から流下する雨水を受けて雨水取り出し筒部へと流通させる整流板が、雨水取り出し筒部側に斜め下方に傾斜して内設され、雨水取り出し筒部には、整流板の下方に位置し、整流板を通じて導入された雨水を雨水取り出し口部へ排水可能に網目状に形成された排水板が、雨水取り出し筒部の雨水取り出し口部の上方に連結筒部側に斜め下方に傾斜して内設されていることを特徴とする雨水取り出し装置。
  2. 整流板は、連結筒部から雨水取り出し筒部にかけて内設されており、整流板の先端が、雨水取り出し筒部における雨水取り出し口部の軸心よりも外方に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の雨水取り出し装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094382A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Takiron Co Ltd 取水継手
JP2017186896A (ja) * 2017-07-14 2017-10-12 綿半ソリューションズ株式会社 パイプ式ブレース材
CN107386544A (zh) * 2017-09-13 2017-11-24 沈阳建筑大学 一种自动弃流的雨水收集落水管

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