JP2009108511A - 雨水取り出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】竪樋が角樋または丸樋のいずれにも共用可能で、上側の竪樋との間に大きな隙間が生じず、ゴミや虫などの侵入を防ぐことのできる雨水取り出し装置を提供すること。
【解決手段】雨水取り出し装置1において、竪樋の挿入口3を上端に有し、挿入口の下方の底部に竪樋との接続部5を有し、挿入口から接続部に至る雨水排水流路が形成された筒状の雨水排水部7の外形形状と異なる外形形状を有する竪樋の外形形状に対応した形状を有する差し込み穴20が表裏に貫通して形成され、雨水排水部の挿入口の形状に対応した外形形状を有する板状のアタッチメント19が、雨水排水部上端に、差し込み穴を雨水排水部の挿入口に連通させて着脱自在に配設される。
【選択図】図1

Description

本発明は、竪樋を流下する雨水を外部に取り出す雨水取り出し装置に関する。
近年の水不足や地球環境保全の意識の高まりにつれて、雨水を資源として利用する考えが認識され、雨水を集水する装置が検討され、簡易な装置が提案されている。
たとえば、軒樋に連通する竪樋の適当な位置に取り付けられる筒状の装置で、竪樋が上部に接続される受水筒部と、受水筒部に連設され、連通する取水筒部とを備え、受水筒部の下端に、竪樋が接続される溢出雨水分岐樋が配設された雨水取り出し装置が知られている(特許文献1)。
特許文献1に記載された雨水取り出し装置では、受水筒部および溢出雨水分岐樋はともに円筒状であり、竪樋には丸樋が用いられ、受水筒部および溢出雨水分岐樋に接続されている。
実用新案登録第3129492号公報
しかしながら、竪樋には、丸樋の他に角樋もあり、たとえ角樋が、特許文献1に記載された雨水取り出し装置の受水筒部に差し込むことができるとしても、受水筒部の内周面と角樋の外周面との間には大きな隙間が生じ、隙間は、ゴミや虫などが受水筒部に侵入する原因となり、雨水の濾過などに影響を及ぼす。角樋に対応することができるように、受水筒部を角筒状に形成しても、竪樋が丸樋の場合には、特に受水筒部のコーナー部に大きな隙間が生じ、同様な問題が起こる。上記の問題を解消するために、丸樋、角樋のそれぞれに適用可能な雨水取り出し装置を作製することが考えられるが、個別の設計が必要とされ、製造コストの高騰を招き、また、在庫管理が煩雑になるなどの問題が予想される。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、竪樋が角樋または丸樋のいずれにも共用可能で、上側の竪樋との間に大きな隙間が生じず、ゴミや虫などの侵入を防ぐことのできる雨水取り出し装置を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、竪樋の挿入口を上端に有し、挿入口の下方の底部に竪樋との接続部を有し、挿入口から接続部に至る雨水排水流路が形成された筒状の雨水排水部と、雨水排水部に連設一体化され、雨水排水部の雨水排水流路に連通する雨水取り出し流路が形成され、下端部に雨水取り出し流路に連通する雨水取り出し口部を有する筒状の雨水取り出し部とを備え、雨水排水部の挿入口から雨水排水流路に上側の竪樋が挿入され、接続部に下側の竪樋が接続されて上下の竪樋の間に取り付けられる雨水取り出し装置において、雨水排水部の外形形状と異なる外形形状を有する竪樋の外形形状に対応した形状を有する差し込み穴が表裏に貫通して形成され、雨水排水部の挿入口の形状に対応した外形形状を有する板状のアタッチメントが、雨水排水部上端に、差し込み穴を雨水排水部の挿入口に連通させて着脱自在に配設され、竪樋が角樋または丸樋のいずれにも共用可能とされたことを特徴としている。
本発明によれば、竪樋の挿入口を上端に有し、挿入口の下方の底部に竪樋との接続部を有し、挿入口から接続部に至る雨水排水流路が形成された筒状の雨水排水部の外形形状と異なる外形形状を有する竪樋の外形形状に対応した形状を有する差し込み穴が表裏に貫通して形成され、雨水排水部の挿入口の形状に対応した外形形状を有する板状のアタッチメントが、雨水排水部上端に、差し込み穴を雨水排水部の挿入口に連通させて着脱自在に配設されるため、角筒状の雨水排水部に対して竪樋として丸樋を挿入する場合には、差し込み穴が丸樋の外形形状に対応した丸穴状に形成されたアタッチメントを雨水排水部上端に装着し、丸樋を差し込み穴に差し込むことにより、上側の竪樋を雨水排水部の挿入口に挿入することができる。竪樋が角樋の場合には、アタッチメントを取り外し、そのまま雨水排水部の挿入口に上側の竪樋を挿入することができる。雨水排水部が円筒状の場合にも、同様に、竪樋としての角樋または丸樋のいずれも、雨水排水部の挿入口に上側の竪樋をアタッチメントの脱着により挿入することができる。
したがって、雨水取り出し装置は、竪樋が角樋または丸樋のいずれにも共用可能であり、アタッチメントの差し込み穴と上側の竪樋との間にゴミや虫などが侵入する原因となる大きな隙間は生じない。雨水の濾過などへの影響を抑えることができる。
図1、図2は、それぞれ、本発明の雨水取り出し装置の一実施形態を示した分解斜視図、縦断面図である。
図1および図2に示した雨水取り出し装置1は、上側の竪樋2の挿入口3を上端に有し、挿入口3の下方の底部に下側の竪樋4との接続部5を有し、挿入口3から接続部5に至る雨水排水流路6が形成された角筒状の雨水排水部7と、雨水排水部7の雨水排水流路6に連通する雨水取り出し流路8が形成され、下端部に雨水取り出し流路8に連通する雨水取り出し口部9を有する筒状の雨水取り出し部10とを備えている。雨水取り出し部10は、雨水排水部7に連設一体化され、横断面形状が略半楕円形状とされている。
雨水排水部7では、竪樋2が挿入口3から雨水排水流路6の上端部付近に挿入される。挿入口3の形状は、雨水排水部7の外形形状に対応した、相似する多角形状とされている。
雨水排水部7が底部に有する竪樋4との接続部5には、竪樋4が角樋の場合、角樋上端部の外周面部と嵌合可能な角樋接続面部5aと、竪樋4が丸樋の場合、丸樋上端部の内周面部と嵌合可能な丸樋接続面部5bとが配設されている。また、接続部5には、底部から雨水排水部7の内部に上方に延出された円筒状の壁部5cが配設されている。壁部5cの外寸は丸樋接続面部5bの外寸より若干小さくされている。
雨水取り出し部10では、円筒状の雨水取り出し口部9が底部から下方に延出されている。雨水取り出し口部9の外周面には、接続するホース11が抜け外れないようにリブまたは溝9aが設けられている。雨水取り出し部10と雨水排水部7とは、底部から内部に立設された堰12によって、雨水取り出し流路8と雨水排水流路6とを連通させつつ、区画している。堰12によって区画された雨水取り出し部10の内部には、雨水を浄水するためのゴミ除去部材、濾過材などを有するフィルター13が交換自在に配設されている。
このような雨水取り出し装置1は、竪樋2の下端部が雨水排水部7の上端の挿入口3を通じて雨水排水流路6に挿入され、竪樋4の上端部が接続部5に接続されて、上下の竪樋2、4の間に取り付けられる。このとき、上側の竪樋2の下端部は、雨水排水流路6の上端部付近に配置される。また、雨水取り出し部10の下端部の雨水取り出し口部9には、その外側に、ホース11の上端部が嵌入または挿入されて、雨水取り出し部10は、適所に配置された雨水タンクにホース11を介して連通される。
上側の竪樋2から排水される雨水は、雨水排水部7に流下する。流下した雨水は、堰12が設けられていることから直接雨水取り出し部10に流出せず、堰12および接続部5に配設された壁部5cの存在によって雨水排水部7内に溜まっていく。水面が壁部5cの高さを越えると、雨水は、壁部5cの内部に流れ込み、接続部5を経由して下側の竪樋4に流出し、排水される。このように、雨水取り出し装置1では、底部から内部に堰12が立設され、雨水排水部7と雨水取り出し部10とが区画され、雨水排水部7が接続部5に底部から上方に延出された壁部5cを備えているので、雨水排水部7において排水量をコントロールすることができ、排水溝などの排水能力を考慮して雨水を適当量に調節して排水することができる。
雨水排水部7に溜まる雨水の水面が堰12の高さを越えると、雨水が越流し、雨水取り出し部10に流れ込む。雨水取り出し部10に流れ込んだ雨水は、フィルター13によってゴミが除去され、濾過されて浄化され、資源用の水として雨水取り出し口部9を通じて雨水タンクに導かれる。このように、雨水取り出し装置1では、雨水排水部7と雨水取り出し部10とが連通しつつも、堰12によって区画されているので、排水量を一定量確保しながら、水資源として再利用する雨水を必要量取り出すことができる。竪樋2、4の排水性能および雨水取り出し装置1の取水性能が良好に実現される。
また、雨水取り出し装置1では、雨水取り出し部10の上端が、雨水排水部7から離れるにしたがって下方に傾斜し、このように下方傾斜する雨水取り出し部10の上端に、略半楕円形状を有する蓋14が着脱自在に装着されている。雨水取り出し部10の上端に装着された状態では、蓋14は、雨水取り出し部10の上端と同一方向に下方傾斜して配置される。
一方、雨水排水部7の上端には、角筒状の雨水排水部7の外形形状に対応する外形形状を有する縁部材15が着脱自在に装着されている。縁部材15には、竪樋2の外形形状に対応した多角形状の形状を有し、竪樋2の挿入を可能にした、雨水排水部7の上端の挿入口3の形状にも対応する形状を有する開口16が形成され、縁部材15が雨水排水部7に装着された状態では、開口16が、雨水排水部7の上端の挿入口3に連通する。
このような蓋14および縁部材15は、一体的に形成されている。一体化された蓋14および縁部材15の裏面縁部には、外周に沿って下方に突出するリブ17が形成され、雨水取り出し部10および雨水排水部7の上端に嵌着可能とされている。雨水取り出し装置1は、一般にポリカーボネートなどの合成樹脂製であり、リブ17を雨水取り出し部10および雨水排水部7の上端内側へ嵌め込むことにより、蓋14、縁部材15は、それぞれ、雨水取り出し部10、雨水排水部7に十分に保持され、風圧などを受けても取り外れにくくなる。もちろん、蓋14および縁部材15は取り外しも可能であり、ドライバーなどの治具を蓋14または縁部材15のいずれか一方の下端から雨水取り出し部10または雨水排水部7の上端との間に差し込むなどによって、容易に取り外すことができる。場合によっては人の手指によって取り外すこともできる。蓋14を取り外したとき、雨水取り出し部10の内部に配設したフィルター13の交換や内部の洗浄を行うことができる。
蓋14および縁部材15の装着により、雨水取り出し装置1と竪樋2、4との一体感が増し、特に、縁部材15の装着によって、竪樋2が接続される雨水排水部7の上端を美麗に納めることができ、雨水取り出し装置1の外観が良好となる。また、一体化された蓋14および縁部材15は、雨水取り出し部10の上端への蓋14の装着および雨水排水部7の上端への縁部材15の装着を同時に行うことを可能とし、装着が簡便となる。
なお、蓋14は、縁部材15側の端部において縁部材15に上下に回動自在に軸支させることもできる。この場合、フィルター13の交換や雨水取り出し部10の内部の洗浄を、縁部材15は雨水排水部7の上端に装着したまま、蓋14を上方に回動させて開けるだけで行うことができ、作業性が良好となる。
縁部材15の上端部には、開口16の内周に沿って開口16の内側に若干突出する平らな片状でかつ環状のフランジ18が配設されている。フランジ18は、角筒状の雨水排水部7の上端の挿入口3に挿入する上側の竪樋2が、雨水排水部7の外形形状と異なる外形形状を有する丸樋2aを挿入する際に用いられるアタッチメント19を装着するために設けられている。
アタッチメント19は、竪樋2の挿入を可能にした縁部材15の開口16の形状に対応し、雨水排水部7の上端の挿入口3の形状に対応した外形形状を有する板材であり、中央部には、丸樋2aの外形形状に対応した略円形状の差し込み穴20が表裏に貫通して形成されている。
角筒状の雨水排水部7の挿入口3に外形形状の異なる丸樋2aを竪樋2として挿入する際には、図3に示したように、アタッチメント19を縁部材15の上方から開口16に挿入し、外周縁部をフランジ18上に載置して係止する。アタッチメント19は、雨水取り出し装置1と同様にポリカーボネートなどの合成樹脂製とすることができ、外周面が縁部材15の上端部内周面に接触することにより嵌合などが可能となり、装着状態が安定に保持される。
このように、アタッチメント19を装着した後、上側の竪樋2である丸樋2aをアタッチメント19の差し込み穴20に差し込み、縁部材15の開口16を介して雨水排水部7の上端の挿入口3に挿入することができる。差し込み穴20は、丸樋2aの外形形状に対応しているため、差し込み穴20と丸樋2aの外周面との間に大きな隙間が生じることはなく、ゴミや虫などの侵入を防ぐことができる。したがって、雨水の濾過などへの影響を抑えることができる。
下側の竪樋4については、丸樋4aの場合、その上端部の内周面部を、雨水排水部7の底部の接続部5に配設された丸樋接続面部5bに外側より嵌合させて接続することができる。雨水取り出し装置1は、雨水排水部7が角筒状であっても、このように、竪樋2、4としての上下の丸樋2a、4aの間に簡便に取り付け可能となっている。
竪樋2が、図4に示したように、角樋2bの場合には、アタッチメント19を縁部材15に装着せず、角樋2bをフランジ18の内側の縁部材15の開口16に差し込み、雨水排水部7の上端の挿入口3に挿入することができる。アタッチメント19の装着は、竪樋2の外形形状に応じて適宜行うことができ、アタッチメント19は、縁部材15に対して着脱自在である。下側の竪樋4である角樋4bは、その上端部の外周面部を、雨水排水部7の底部の接続部5に配設された角樋接続面部5aの内側に嵌合させて接続することができる。
上記の通り、雨水取り出し装置1は、上下の竪樋2、4が丸樋2a、4a、角樋2b、4bのいずれを問わず、どちらの間にも取り付け可能であり、しかも取り付けは簡便であり、竪樋2、4が丸樋2a、4a、角樋2b、4bのいずれにも共用となっている。丸樋、角樋に対し、個別の雨水取り出し装置1を作製しなくとも、雨水取り出し装置1を取り付けることが可能となり、製造コストの低減、在庫管理の煩雑さの軽減などが図られる。
なお、アタッチメント19を雨水排水部7の上端に係止するフランジ18は、雨水排水部7の上端に配設することも可能である。この場合、フランジ18は、雨水排水部7に一体的に形成することができ、挿入口3は、フランジ18の内側に形成される。
また、雨水排水部7が円筒状の場合には、本発明の雨水取り出し装置では、たとえば、上記の雨水取り出し装置1において、縁部材15やアタッチメント19の外形形状が略円形形状に、アタッチメント19の差し込み穴20が角樋の外形形状に対応する多角形形状に、それぞれ変更するだけでよく、雨水取り出し装置が、竪樋が角樋または丸樋のいずれにも共用となることに変わりはない。アタッチメントの差し込み穴と上側の竪樋との間にゴミや虫などが侵入する原因となる大きな隙間は生じず、雨水の濾過などへの影響を抑えることができる。
さらにまた、図1および図2に示した雨水取り出し装置1では、蓋14は、上端部に下方にくぼみ、一段低くなった凹部21を有している。凹部21には、雨水排水部7から離れた位置に表裏を貫通する排水孔22が形成されている。蓋14が雨水取り出し部10の上端に装着された状態では、排水孔22は、雨水取り出し部10の雨水取り出し流路8に連通する。縁部材15には、上端周縁部に、開口16に向かって下方に傾斜する傾斜面23が形成されている。
このため、雨水取り出し装置1では、図3に示したように、降雨時に蓋14の上面に降り注ぐ雨を、雨水取り出し部10の上端と同一方向に下方傾斜する蓋14の凹部21内を排水孔22に向かって流し、排水孔22から雨水取り出し部10の雨水取り出し流路8に流し落とすことができる。したがって、雨水取り出し部10の側面への雨垂れは生じにくく、雨垂れの筋がつきにくくなり、雨垂れにともなう雨水取り出し装置1の側面の汚れを防ぐことができる。
また、降雨時に縁部材15の上端に降り注ぐ雨を下方に傾斜する傾斜面23によって、縁部材15の上面に貯留させることなくアタッチメント19に向けて流し落とすことができる。したがって、縁部材15の上端からの雨垂れが生じにくく、雨水排水部7の側面にも雨垂れの筋がつきにくくなり、雨水取り出し装置1の側面の汚れをより一層防ぐことができる。
アタッチメント19の差し込み穴20は、上記の通り、竪樋2の外形形状に対応した形状を有しているが、通常、竪樋2の気温などの外部環境にともなう変形などを見越して設計され、竪樋2が差し込み穴20に密着することは稀であり、差し込み穴20と竪樋2との間に、ゴミや虫などは侵入することのできないわずかな隙間が形成されるので、このわずかな隙間を通じて、アタッチメント19の上面に流れ落ちた雨水の少なくとも一部は、雨水排水部7の上端の挿入口3に流し落とすことができる。
アタッチメント19を装着しない場合には、図4に示したように、フランジ18と竪樋2との間に上記と同様なわずかな隙間が形成されるので、傾斜面23によって流し落とされる雨水は、そのわずかな隙間を通じて雨水排水部7の上端の挿入口3に流し落とすことができる。アタッチメント19を装着しない場合にも、装着した場合と同様に、縁部材15の上端からの雨垂れが生じにくく、雨水排水部7の側面にも雨垂れの筋がつきにくくなり、雨水取り出し装置1の側面の汚れをより一層防ぐことができる。
本発明の雨水取り出し装置の一実施形態を示した分解斜視図である。 図1に示した雨水取り出し装置の縦断面図である。 図1および図2に示した雨水取り出し装置を竪樋である上下の丸樋の間に取り付けた状態を示した斜視図である。 図1および図2に示した雨水取り出し装置を竪樋である上下の角樋の間に取り付けた状態を示した斜視図である。
符号の説明
1 雨水取り出し装置
2 竪樋
2a 丸樋
2b 角樋
3 挿入口
4 竪樋
4a 丸樋
4b 角樋
5 接続部
6 雨水排水流路
7 雨水排水部
8 雨水取り出し流路
9 雨水取り出し口部
10 雨水取り出し部
19 アタッチメント
20 差し込み穴

Claims (1)

  1. 竪樋の挿入口を上端に有し、挿入口の下方の底部に竪樋との接続部を有し、挿入口から接続部に至る雨水排水流路が形成された筒状の雨水排水部と、雨水排水部に連設一体化され、雨水排水部の雨水排水流路に連通する雨水取り出し流路が形成され、下端部に雨水取り出し流路に連通する雨水取り出し口部を有する筒状の雨水取り出し部とを備え、雨水排水部の挿入口から雨水排水流路に上側の竪樋が挿入され、接続部に下側の竪樋が接続されて上下の竪樋の間に取り付けられる雨水取り出し装置において、雨水排水部の外形形状と異なる外形形状を有する竪樋の外形形状に対応した形状を有する差し込み穴が表裏に貫通して形成され、雨水排水部の挿入口の形状に対応した外形形状を有する板状のアタッチメントが、雨水排水部上端に、差し込み穴を雨水排水部の挿入口に連通させて着脱自在に配設され、竪樋が角樋または丸樋のいずれにも共用可能とされたことを特徴とする雨水取り出し装置。
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