JP2011094355A - 分水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】樋の寸法にかかわらず上側縦樋および下側縦樋をそれぞれ取り付けることができるとともに、いずれの寸法の雨水供給用ホースであっても取り付けることができる汎用性のある分水器を提供する。
【解決手段】上方開口4を有する分水器本体5と、その上方開口を覆う上蓋6とを備え、上側縦樋を上蓋に装着するため前記上蓋は、異なる径を有する上側縦樋にそれぞれ対応可能となるように形成された複数の切り取り用部分を有し、分水器本体は、雨水排出流路の入口に連通する排出口17と、雨水タンクの入口に連通する連通口19とを有し、さらに、下側縦樋の上流端部3aを分水器本体の前記排出口に接続するため分水器本体は、異なる径を有する下側縦樋にそれぞれ対応可能となるように設けた複数の係止部20〜24を有するとともに、分水器本体の前記連通口には、径の異なる接続バイプ部分25〜27が下方ほど小径となるように多段に設けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、分水器に関するものである。
雨水を園芸用などの水に利用するため建築物に設置された上側縦樋と下側縦樋間に分水器を設け、この分水器を介して分水器の下流に位置する雨水タンクに雨水を貯留する技術が下記特許文献1に提案されている。
前記分水器は、上側縦樋によって形成される雨水流路を、下側縦樋によって形成される雨水排出流路と、前記雨水タンクとに分流するための器具である。
特開2009−127371号公報
ところで、建築物に設置された既設の樋の断面形状は、一般に丸型、角型をはじめ種々のものが存在する。例えば、丸型のものであれぱ種々の異なる径を有する寸法(大きさ)のものが存在し、また、角型のものでも種々の異なる辺(線分の長さ)を有する寸法(大きさ)のものが存在する。一方、雨水タンクの入口と分水器本体の連通口とを連通する雨水供給用ホースも雨水タンクの容量に応じて種々の異なる径を有する寸法のものが存在する。しかし、前記特許文献1の分水器は、新築住宅を建てる際に一括してこれらを使用する目的で設けたことから、上側縦樋と下側縦樋は専属の大きさのものに限られており、また、決まった容量の雨水タンク専属の雨水供給用ホースを具備しており、そのために既設の住宅に設置されている縦樋を利用して分水器を設置する場合、縦樋が前記特許文献1で用いる寸法のものと異なっていれば、また、雨水供給用ホースが、前記特許文献1で用いる寸法のものと異なっていれば、当然のことながら前記特許文献1の分水器を適用することはできなかった。また、既設の住宅に設置されている縦樋を取り替えても必ずしも前記特許文献1で用いる寸法の縦樋を使うわけではない。同様の理屈が雨水供給用ホースについても当てはまる。
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、建築物に設置された既設の樋は種々の異なる径を有する寸法のものが存在し、また、雨水供給用ホースも雨水タンクの容量に応じて種々の異なる径を有する寸法のものが存在するが、樋の寸法にかかわらず上側縦樋および下側縦樋をそれぞれ取り付けることができるとともに、いずれの寸法の雨水供給用ホースであっても取り付けることができる汎用性のある分水器を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の分水器は、建築物に設置された上側縦樋と下側縦樋間に設けられ、上側縦樋によって形成される雨水流路を、下側縦樋によって形成される雨水排出流路と、雨水を貯留する雨水タンクとに分流するための分水器において、
上方開口を有する分水器本体と、その上方開口を覆う上蓋とを備え、
上側縦樋を上蓋に装着するため前記上蓋は、異なる径を有する上側縦樋にそれぞれ対応可能となるように形成された複数の切り取り用部分を有し、
分水器本体は、雨水排出流路の入口に連通する排出口と、雨水タンクの入口に連通する連通口とを有し、
さらに、下側縦樋の上流端部を分水器本体の前記排出口に接続するため分水器本体は、異なる径を有する下側縦樋にそれぞれ対応可能となるように設けた複数の係止部を有するとともに、
分水器本体の前記連通口には、異なる径を有する雨水供給用ホースにそれぞれ対応可能となるように径の異なる接続バイプ部分が下方ほど小径となるように多段に設けられていることを特徴としている(請求項1)。
この発明では、上蓋は、分水器本体の前記上方開口を形成する外周面に当接可能な下部外周面を有する一方、分水器本体は、前記雨水流路を流れてきた雨水が前記排出口の側と前記連通口の側へと通過可能な網状体を前記排出口に連通させた状態で前記排出口と前記上方開口間に備えており、さらに、分水器本体は、前記排出口と前記連通口とを同一平面に有する底部を有し、しかも前記底部は、網状体を通過して前記連通口の側に流れる雨水を整流化し、整流化した雨水を前記連通口に流しうるリブを前記排出口のまわりに有するのが好ましい(請求項2)。
上述したように、建築物に設置された既設の樋(上側縦樋と下側縦樋)の断面形状は、一般に丸型、角型をはじめ種々のものが存在する。そこで、この発明において、異なる径を有する上側縦樋、異なる径を有する下側縦樋とは、断面形状が丸型だけの縦樋だけではなく、少なくとも断面形状が角型(三つ以上の線分で囲まれた平面図形;たとえば正方形、長方形を含む)の縦樋をも含む。そして、前記丸型の縦樋であれば、異なる径の径とは内径あるいは外径を意味し、また、前記角型の縦樋であれば、異なる径の径とは、線分(辺)の長さを意味する。
建築物に設置された既設の樋は種々の異なる径を有するものが存在し、また、雨水供給用ホースも雨水タンクの容量に応じて種々の異なる径を有するものが存在するが、本願の請求項1に係る発明では、上蓋に形成された複数の切り取り用部分のうち該当する上側縦樋の径に対応する切り取り用部分を切り取ることで上側縦樋の装着箇所の径を該当する上側縦樋の径に適合させることができて当該上側縦樋を上蓋に装着することができる。また、分水器本体に設けた複数の係止部のうち該当する下側縦樋の径に対応する係止部に下側縦樋の上流端部を係合させることで下側縦樋を分水器本体の排出口に接続することができる。さらに、分水器本体の連通口に下方ほど小径となるように多段に設けた異なる径を有する接続バイプ部分のうち該当する雨水供給用ホースの径に対応する接続バイプ部分に雨水供給用ホースを接続することで雨水供給用ホースを分水器本体の連通口に連通させることができる。
また、上側縦樋を介して雨水が分水器本体に流入した際、雨水は乱流となっている。すなわち、上側縦樋によって形成される雨水流路を流れてきた雨水は乱流となっている。そのため、本願の請求項2に係る発明では、分水器本体の底部で雨水排出流路の入口に連通する排出口のまわりにリブを設けることにより、網状体を通って、雨水タンクの入口に連通する連通口の側に流れる雨水(底部を流れる雨水)を整流化することができ、その結果、雨水と共に流れている異物の底部への偏析を防止することができる。
つまり、雨水流路から渦をなして網状体に流れてきた乱流状態の雨水は、分水器本体の底部を流れる雨水と排出口を流れる雨水に分水されるが、そのうち前記連通口の側に流れてきた雨水は、前記リブを設けていない図11に示すような分水器本体の場合は、雨水が前記排出口のまわりを乱流状態で前記連通口に向かって流れることから、乱流の雨水と共に流れてきた異物の一部が雨水が流れ去ったあとに底部に偏析し、これが積もり積もって雨水の流れを阻害するおそれがあり、その結果、雨水タンクに異物が流入し、雨水タンク内の雨水の水質を悪化させ、衛生上の問題が発生するおそれがある、という不都合がある。また、偏析した異物は流れを阻害するから、つまり、偏析した異物は流れの抵抗ともなり、乱流を発生し、上蓋 分水器本体の当接部からの漏水事故に繋がるおそれがある。しかし、本願の請求項2に係る発明では、網状体を通って前記連通口の側に流れてきた乱流状態の雨水が前記リブにより、整流化することができる。そのため異物は整流化した雨水と共に前記連通口に向かって流れることから、雨水が流れ去ったあとの底部に異物が偏析するのを防止することができるとともに、上蓋と分水器本体の当接面部からの漏水事故をも未然に防ぐことができる。
この発明における使用状態を示す構成説明図である。 この発明の一実施形態を示す斜視図である。 (A)は、上記実施形態を示す平面図である。(B)は、上記実施形態を示す正面図である。 上記実施形態を示す縦断面図である。 上記実施形態で用いたリブ付き網状体(リブ付きストレーナ)を示す斜視図である。 (A)は、上記実施形態で用いた上蓋を斜め上方からみた斜視図である。(B)は、上記実施形態で用いた上蓋を斜め下方からみた斜視図である。 (A)は、上記実施形態で用いた上蓋を示す平面図である。(B)は、図7(A)におけるA−A断面図である。(C)は、上記実施形態で用いた上蓋を示す下面図である。(D)は、上記実施形態で用いた上蓋の裏面に形成された複数の切り取り用部分を示す拡大断面図である。 (A)は、上記実施形態で用いた分水器本体を斜め下方からみた斜視図である。(B)は、上記実施形態で用いた分水器本体を斜め上方からみた斜視図である。(C)は、図8(B)における矢印bで示す方向からみた側面図である。 (A)は、上記実施形態で用いた分水器本体を示す上面図である。(B)は、図9(A)におけるA−A断面図である。 (A)は、上記実施形態で用いたリブ付き網状体(ストレイナー)を示す平面図である。(B)は、図10(A)におけるA−A線断面図である。(C)は、図10(A)におけるB−B線断面図である。(D)は、上記実施形態で用いたリブ付き網状体(ストレイナー)を示す側面図である。(E)は、図10(C)におけるc部を示す拡大断面図である。
図1〜10は、この発明の一実施形態を示す。図1〜10において、分水器1は、建築物に設置された上側縦樋2と下側縦樋3間に設けられ、上側縦樋2によって形成される雨水流路iを、下側縦樋3によって形成される雨水排出流路jと、雨水を貯留する雨水タンクWに至る貯留流路kとに分流するためのものである。
分水器1は、上方開口4を有する分水器本体5と、この上方開口4を覆う上蓋(カバー)6とを備え、上側縦樋2を上蓋6に装着するため前記上蓋6は、所定の厚みeを有する天面部Tと、天面部Tの周縁から垂下して形成されたスカート部tとよりなり、異なる径を有する上側縦樋2にそれぞれ対応可能となるように形成された複数の円形の切り取り用部分7,8,9,10と複数の四角形の切り取り用部分11〜16,11’〜16’を天面Tの大形部分Rに有し、分水器本体5は、雨水排出流路jの入口(下側縦樋3の上流側開口)16に連通する平面視円形の排出口17と、雨水供給用ホース18を介して雨水タンクWの入口uに連通する平面視円形の連通口19とを有し、さらに、下側縦樋3の上流端部3aを分水器本体5の前記排出口17に接続(連通)するため分水器本体5は、異なる径を有する下側縦樋3にそれぞれ対応可能となるように設けた複数の係止部20〜24を有するとともに、分水器本体1の前記連通口19には、異なる径を有する前記雨水供給用ホース18にそれぞれ対応可能となるように径の異なる接続バイプ部分25〜27が下方ほど小径となるように多段に設けられている。また、分水器本体5は、前記排出口17と前記連通口19とを同一平面に有する底部5aを有し、係止部20〜24はその底部5aの下面に設けられている。係止部20,21は排出口17の中心Zを中心とする同心円上に適宜間隔をおいて外周および内周にそれぞれ同じ曲率の円弧面を有する状態で複数配置されており、この実施形態では4つの異なる径を有する下側縦樋3にそれぞれ対応可能となるように設けられている。係止部20の円弧面の内周面側と外周面側にそれぞれ異なる径を有する下側縦樋3が嵌め込まれるとともに、係止部20よりも円周方向に長尺の係止部21には、その円弧面の内周面側と外周面側にそれぞれ異なる径を有する下側縦樋3が嵌め込まれるよう構成されている。一方、係止部22〜24は排出口17のまわりに排出口17を挟む形で1つずつ線対称になるよう対向配置されており、そのうち係止部22,23は排出口17の接線方向に沿う方向に矩形面を有する状態でこ適宜間隔をおいて並列配置されており、係止部24は係止部22,23とは90°の円周角をおいて排出口17の接線方向に沿う方向に矩形面を有する状態で配置されている。また、接続バイプ部分25〜27のそれぞれ下流端部には、環状の突起40が形成されており、雨水供給用ホース18の嵌め込みを強固に維持することができて、接続パイプ部分25〜27から雨水供給用ホース18を外れ難くすることができる。
また、上蓋6は、分水器本体5の前記上方開口4を形成する外周面(段差面)mに当接可能な下部外周面(段差面)nを有する一方、分水器本体5は、前記雨水流路iを流れてきた雨水が前記排出口17の側と前記連通口19の側へと分流通過可能な網状体(ストレイナー)28を前記排出口17に連通させた状態で前記排出口17と前記上方開口4間に備えている。網状体(ストレイナー)28は、逆円錐台形をなし、網状体28を形成する格子状の多数の網部分Eよりなる環状部分50と、網状体(ストレイナー)28の下方開口28cの中心xから放射状に適宜の間隔を有して上向き傾斜した状態で延びるとともに、前記環状部分50を周方向の複数の領域に区画する形で補強用のリブ28bを有する。そして、補強用のリブ28bは多数の網部分Eによって形成される傾斜上面よりも上方に突出して設けられる。さらに、網状体(ストレイナー)28の下方開口28cを形成する二重構造の同心円状の環状部28d,28e間に排出口17の上端部17aが嵌め込まれる。
また、分水器本体5の底部5aは、網状体28の前記多数の網部分Eの外周側を通過して前記連通口19の側に流れる雨水を整流化し、整流化した雨水を前記連通口19に流しうる複数のリブ29を前記排出口17のまわり放射状に有する。
以下、上蓋6の構成について説明する。例えば図7(D)に示す円形の切り取り用部分9,10は、同心円状で下向きに形成された環状溝Mの底部30と上蓋6の上面6a間に形成されている。そして、環状溝Mの底部30は、先細りのテーパ形状をなしている。すなわち、環状溝Mの前記底部30は、上方に向かって外側から内側に傾斜しながら切り取り用部分9,10に至る先細りのテーパ形状をなしている。そのため、切り取り用部分9,10は、縦方向(上下方向)に薄肉に形成されうる。よって、切り取り用部分9,10を、はさみ、カッターナイフ等の工具を用いることなく手で容易に切り取ることができる。その他の切り取り用部分7,8,11〜16,11’〜16’の構成も上記と同様である。なお、上蓋6の上面外側にも環状溝Mに対応して環状溝を上向きに形成してこの上向き環状溝と環状溝M間に切り取り用部分7,8,9,10,11〜16,11’〜16’を形成してもよい。
ところで、上側縦樋2を上蓋2に装着するにあたり、上側縦樋2に合った径の例えば8で示した切り取り用部分を切り取って、上側縦樋装着のための切り取り開口を上蓋2に形成し、網状体28に設けた前記補強用のリブ28bに上側縦樋2の下流端面が当接するまで上側縦樋2の下流端部2aを前記切り取り開口に挿通させるわけであるが、この場合、補強用のリブ28bとの当接と、上蓋2の天面Tの厚みeとで上側縦樋2の下流端部2aを支えることになるので、使用中にはがたつき易く(ブレ易く)、騒音の一因となるおそれがある。そこで、この実施形態では、上側縦樋2の下流端部2aの外面に当接して、上側縦樋2の下流端部2aを係止するブレ防止用の複数の弾性部材31を上蓋2の天面Tのの大形部分Rの下面に設けている。これにより、前記切り取り開口に挿通された上側縦樋2の下流端部2aは、上蓋2の天面Tの厚みとブレ防止用の弾性部材31の2箇所で支えることができるので、上側縦樋2の下流端部2aを上蓋2の天面Tの厚みだけで支えていた場合に比べて使用中の上側縦樋2の下流端部2aのブレを軽減することができ、騒音の一因を回避することができる。
なお、切り取り用部分を天面Tの大形部分Rの中心Oから天面Tの大形部分Rの外周側に偏心させた位置に形成し、それに合わせて排出口17の位置も移動させてもよい。このように構成することにより、偏心した長さ分だけ建築物の例えば外壁に近づけることができ、例えば上側縦樋と下側縦樋が外壁に接近しているような場合でも対処することができる。
また、多段形状の接続バイプ部分25〜27にそれぞれ切断代の溝を設けてもよい。すなわち、雨水供給用ホース18を例えば接続バイプ部分25に接続したときに接続バイプ部分25の長さLが長すぎて雨水供給用ホース18の上流端がきっちりと接続バイプ部分25の上流端25aにまで嵌め込まれないような事態が発生しても接続バイプ部分25に形成した前記切断代の溝を切断して接続バイプ部分25の長さLを短くすれば、雨水供給用ホース18をきっちりと接続バイプ部分25の上流端25aに嵌め込むことができる。
1 分水器
2 上側縦樋
3 下側縦樋
4 上方開口
5 分水器本体
6 上蓋
7〜10 切り取り用部分
11〜15 切り取り用部分
11’〜15’切り取り用部分
16 入口
17 排出口
18 雨水供給用ホース
19 連通口
20〜24 係止部
25〜27 接続バイプ部分
i 雨水流路
j 雨水排出流路
W 雨水タンク
u 雨水タンクの入口

Claims (2)

  1. 建築物に設置された上側縦樋と下側縦樋間に設けられ、上側縦樋によって形成される雨水流路を、下側縦樋によって形成される雨水排出流路と、雨水を貯留する雨水タンクとに分流するための分水器において、
    上方開口を有する分水器本体と、その上方開口を覆う上蓋とを備え、
    上側縦樋を上蓋に装着するため前記上蓋は、異なる径を有する上側縦樋にそれぞれ対応可能となるように形成された複数の切り取り用部分を有し、
    分水器本体は、雨水排出流路の入口に連通する排出口と、雨水タンクの入口に連通する連通口とを有し、
    さらに、下側縦樋の上流端部を分水器本体の前記排出口に接続するため分水器本体は、異なる径を有する下側縦樋にそれぞれ対応可能となるように設けた複数の係止部を有するとともに、
    分水器本体の前記連通口には、異なる径を有する雨水供給用ホースにそれぞれ対応可能となるように径の異なる接続バイプ部分が下方ほど小径となるように多段に設けられていることを特徴とする分水器。
  2. 上蓋は、分水器本体の前記上方開口を形成する外周面に当接可能な下部外周面を有する一方、分水器本体は、前記雨水流路を流れてきた雨水が前記排出口の側と前記連通口の側へと通過可能な網状体を前記排出口に連通させた状態で前記排出口と前記上方開口間に備えており、さらに、分水器本体は、前記排出口と前記連通口とを同一平面に有する底部を有し、しかも前記底部は、網状体を通過して前記連通口の側に流れる雨水を整流化し、整流化した雨水を前記連通口に流しうるリブを前記排出口のまわりに有する請求項1に記載の分水器。
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