JP2013155546A - 竪樋用取水継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲリラ豪雨が発生して大量の雨水が竪樋内を流下した場合でも、紙ゴミや枯れ葉などによって貯留タンクへの流路を塞ぐことなく、雨水のみを取り出して貯留タンクに溜めることが可能な竪樋用取水継手を提供する。
【解決手段】竪樋12に介装され、上端部2aが上方の竪樋12と連通するように接続された外筒2と、外筒2内に配置されて下端部3bが下方の竪樋12と連通する内筒3とを備え、外筒2の下端部2bと内筒3の外周面との間が封じられることにより外筒2と内筒3との間に雨水溜部4が形成されるとともに、雨水溜部4内の雨水を外部の貯留タンク13に導く取水部5が接続され、かつ内筒3の上方に位置する外筒2の内周面に、板面を鉛直方向に沿わせて外筒2の中心側に向けて突出するとともに、当該中心側に位置する先端縁部2aが上方から下方に向けて漸次外筒2の内周面側から内筒3の上方位置まで延出する複数枚の仕切り板6が周方向に間隔をおいて設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、竪樋を流下する雨水を取り出して、外部の貯留タンクに導くための竪樋用取水継手に関するものである。
近年の水不足や地球環境への意識の高まりから、雨水を取り出して利用する考えが広まってきている。また、近年増加の傾向にあるゲリラ豪雨により、都市化が進む地域においては、雨水の不浸透面積率が上昇し、雨水排水施設への雨水流入量は年々増大する傾向にあり、都市型水害の危険性の一つの要因になっている。このため、雨水排水ポンプを的確に運用して、浸水を防止することが求められているが、当該雨水排水ポンプには様々な運転制約があり、降雨状況をもとに雨水の流入を予測・先取りした操作が必要となることから、地域によっては、竪樋に流下する大量の雨水を各家庭において貯留して、水害による被害を最小限に抑える試みが行われている。
そこで、下記特許文献1において、上下が開口された継手本体の内部に、短管の下部外周が鍔部を介して上記継手内面に固着されているとともに、当該短管の外側に集水溝が形成され、上記継手本体の外面に上記集水溝の底面と連結する取水管が設けられ、かつ上記集水溝が水平方向に形成された取水用雨樋継手が提案されている。
この従来の取水用雨樋継手は、家屋や物置などに設けられている竪樋に介在させることにより、当該竪樋を流下する雨水を上記集水溝において集水し、上記集水溝の底面に連結している取水管から取り出してタンクに貯留するものである。また、タンクの容量を大きくすることにより、ゲリラ豪雨などの大量の雨水を一時的に貯留することが可能となる。そして、タンクに貯留した雨水は、花壇などの散布用として、また打ち水として利用することができる。
しかしながら、上記従来の取水用雨樋継手は、上記竪樋に入り込むゴミや枯れ葉などが、雨水と共に上記集水溝に溜まった場合、上記取水管を塞いで、雨水を上記タンクに貯留することができず、雨水を利用することができない。そのため、ゴミや枯れ葉が溜まるたびに、上記取水用雨樋継手の清掃が必要となる。特に、近年問題となっているゲリラ豪雨などが発生した場合は、大量の雨水と共にゴミや枯れ葉も竪樋内を大量に流下する可能性があるため、ゲリラ豪雨のたびに上記取水用雨樋継手を清掃する必要があるとともに、大量の雨水を貯留することよる水害の抑制効果を期待することができないという問題がある。
そこで、下記特許文献2において、上側縦樋と下側縦樋との間に介在し、前記下側縦樋の開口端に嵌合するように構成した雨水を取水する筒状の継手であって、前記継手が、部分的に外筒と内筒よりなる異径同心二重筒状構造を有し、外筒上端開口部は内筒上端開口部より高く位置する一方、外筒下端開口部は内筒下端開口部より低く位置し、前記外筒及び内筒で区切られた空間は前記内筒下端開口部の等高面で閉じられ、雨水溜を形成するとともに、前記外筒上端開口部より下方、且つ前記内筒上端開口より上方の前記雨水溜の上方全面を覆うように載置される濾過部材と、前記雨水溜底部の外筒に外部へ連通する取水管と、前記雨水溜底面より下方に延びた前記外筒よりなる散水管に下側縦樋に接続する着脱容易な嵌合部とを備えた雨水取水継手が提案されている。
この従来の雨水取水継手は、上記外筒上端開口部より下方、且つ上記内筒上端開口より上方の上記雨水溜の上方全面に、上記濾過部材を載置して覆うため、上記上側縦樋の上流から紙ゴミや枯れ葉などが流れてきた場合に、この紙ゴミや枯れ葉が上記雨水溜に入り込むのを防ぐことができ、上記雨水溜底部の外筒に形成された取水管を紙ゴミや枯れ葉などにより塞いでしまうことがない。
ところが、特にゲリラ豪雨が発生した場合には、大量の雨水と共に屋根や横樋に堆積した紙ゴミや枯れ葉が、一気に竪樋に流れ込む可能性があるため、上記濾過部材が紙ゴミや枯れ葉により目詰まりを起こし、上記雨水溜に水が流れなくなり、タンクに雨水を溜めることができない。また、上記濾過部材をゴミや枯れ葉が塞ぐととともに、上記内筒内にゴミや枯れ葉が詰まった場合には、上記ゲリラ豪雨により流れ込んだ大量の雨水が逆流し、横樋から家屋内部に流れ込んでしまうという問題がある。
特開2000−248698号公報 特開2002−70086号公報
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、ゲリラ豪雨が発生して大量の雨水が竪樋内を流下した場合でも、紙ゴミや枯れ葉などによって貯留タンクへの流路を塞ぐことなく、雨水のみを取り出して貯留タンクに溜めることが可能な竪樋用取水継手を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、竪樋に介装されて、当該竪樋を流下する雨水を取り出して貯留タンクに導くための竪樋用取水継手であって、上端部が上方の上記竪樋と連通するように接続された外筒と、この外筒内に配置されて下端部が下方の上記竪樋と連通する内筒とを備え、上記外筒の下端部と上記内筒の外周面との間が封じられることにより上記外筒と内筒との間に雨水溜部が形成されるとともに、上記雨水溜部内の雨水を外部の上記貯留タンクに導く取水部が接続され、かつ上記内筒の上方に位置する上記外筒の内周面に、板面を鉛直方向に沿わせて上記外筒の中心側に向けて突出するとともに、当該中心側に位置する先端縁部が上方から下方に向けて漸次上記外筒の内周面側から上記内筒の上方位置まで延出する複数枚の仕切り板が周方向に間隔をおいて設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記仕切り板は、上記先端縁部の最も中心側に位置する最先端縁部が円弧状に形成されているとともに、当該最先端縁部から上記内筒の外方側まで傾斜し、下端縁部が上記雨水溜部の上方位置に配設されていることを特徴とするものである。
そして、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記外筒の上端部には、蓋部材が着脱自在に設けられているとともに、当該蓋部材の上面に上記竪樋の最小外形規格寸法に対応した孔部およびこの最小外径規格寸法より大きい外径規格寸法の上記竪樋と角形の上記竪樋の規格寸法とに対応した切削用案内溝が各々1つ以上形成され、かつ当該孔部または当該切削用案内溝に沿って切除した孔部を介して上記竪樋が接続されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、上記取水部は、上記外筒の外周に接続されているとともに、上記雨水溜部への開口部の下側縁部が、上記内筒の上端部より下方側の位置に配設されていることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、上記外筒は、内周面に上記仕切り板を備えた第1筒状体と、上記内筒および上記取水部を備えた第2筒状体とにより構成されているとともに、当該第1筒状体と第2筒状体とが着脱自在に設けられ、かつ当該第1筒状体の下端部から上記仕切り板が各々突出して当該第2筒状体内部に配設されていることを特徴とするものである。
請求項1〜5に記載の本発明によれば、竪樋の内壁に沿って流下する雨水を雨水溜部により溜めて、溜まった雨水を外筒の外周に接続された取水部から外部の貯留タンクへと導くため、上記竪樋を流下する雨水を効率良く貯留タンクに溜めることができる。これにより、排水ポンプなどを必要とせずに、雨水を容易に貯留タンクに溜めることができ、花壇などへ散水または打ち水として利用することができる。
また、上記外筒の下端部側の内部に内筒が配置されているため、ゲリラ豪雨などによって大量の雨水が上記竪樋内を流下した場合や、上記貯留タンクが満水状態になった場合でも、上記竪樋内を流下する雨水を直接または上記雨水溜部内から溢れ出した雨水を、上記内筒から下方の上記竪樋に導いて、外部に排水することができる。この結果、雨水が上記竪樋を逆流し、横樋から家屋に侵入することを防ぐことができる。
さらに、上記外筒の内周面の周方向に間隔をおいて設けられた複数枚の仕切り板が、板面を鉛直方向に沿わせて上記外筒の中心側に向けて突出しているとともに、当該中心側に位置する先端縁部が上方から下方に向けて漸次上記外筒の内周面側から上記内筒の上方位置まで延出しているため、上記竪樋内を流下する雨水に、紙ゴミや枯れ葉などが混在していた場合でも、上記仕切り板の傾斜した先端縁部により上記内筒内に導いて、下方の上記竪樋から外部に排出せることができる。これにより、紙ゴミや枯れ葉が上記雨水溜部に溜まることにより起こる上記取水部の詰まりを防止することができ、雨水を好適に上記貯留タンクに溜めることができる。
また、ゲリラ豪雨において大量の雨水と共に、大量の紙ゴミや枯れ葉が上記竪樋内を流下し、上記仕切り板の先端縁部に紙ゴミや枯れ葉が留まった場合でも、隣り合う上記仕切り板の間から雨水を上記雨水溜部に導くことができるとともに、上記先端縁部に留まった紙ゴミや枯れ葉を、大量の雨水によって上記内筒内に導き、下方の上記竪樋から外部に排出させることができる。これにより、大量の紙ゴミや枯れ葉によって、下流側への流路が塞がれて起こる雨水の逆流を防止するとともに、大量の雨水を貯留タンクに溜めて、水害による被害を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、上記先端縁部の最も中心側の最先端縁部が円弧状に形成されているとともに、当該最先端縁部から上記内筒の外方側まで傾斜し、下端縁部が上記雨水溜部の上方位置に配設されているため、上記竪樋から上記外筒内を流下する雨水が、上記仕切り板の上記先端縁部を伝った際に、雨水が上記内筒内に流れ落ちることなく、上記最先端縁部から上記下端縁部まで導いて、上記雨水溜部内に落下させることができる。この結果、上記竪樋を流下する雨水を効率良く上記貯留タンクに溜めて、雨水の利用効率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記外筒の上端部に着脱自在に設けられた蓋部材の上面に、上記竪樋の最小外形規格寸法に対応した孔部およびこの最小外径寸法より大きい外径規格寸法の上記竪樋と角形の上記竪樋の規格寸法とに対応した切削用案内溝が各々1つ以上形成されているため、上記外筒の上端部に上記竪樋を接続する際に、様々な規格の上記竪樋に対応させることができるとともに、上記外筒の上端部と上記竪樋との間に隙間が生じることを防ぐことができる。これにより、上記外筒の上端部からゴミや枯れ葉の侵入を防ぐことができるとともに、竪樋用取水継手を上記竪樋に安定して接続することができる。
請求項4に記載の発明によれば、上記外筒の外周に接続された上記取水部の上記雨水溜部への開口部の下側縁部が、上記内筒の上端部より下方側の位置に配設されているため、上記雨水溜部に溜まった雨水を効率的に上記取水部から外部の上記貯留タンクに導くことができるとともに、ゲリラ豪雨などにより大量の雨水が、上記竪樋内を流下した場合や、上記貯留タンクが一杯になった場合に、上記内筒から下方の上記竪樋に導くことができる。
また、上記開口部の上記下側縁部を、上記雨水溜部の底部よりも上方側の位置に配設することにより、上記雨水溜部に溜まった雨水をオーバーフローによって、上記取水部から上記貯留タンクに導くことができる。この結果、上記竪樋を流下する雨水に粉塵や泥が混在した場合、これら粉塵や泥を上記雨水溜部の底部に留めて、雨水のみを上記貯留タンクに導くことができる。
請求項5に記載の発明によれば、上記外筒が、上記仕切り板を備えた第1筒状体と、上記内筒および上記取水部を備えた第2筒状体とにより構成されているとともに、当該第1筒状体と第2筒状体とが着脱自在に設けられているため、上記第1筒状体と第2筒状体を分離し、各々を個別に上記竪樋に介装した後に、上記第1筒状体と第2筒状体を係合することにより、上記竪樋に簡便に介装して接続することができる。
また、上記第2筒状体の下端部から上記仕切り板が突出しているため、万一複数枚の上記仕切り板に紙ゴミや枯れ葉が詰まった場合でも、上記第1筒状体と上記第2筒状体を分離させることにより、詰まった紙ゴミや枯れ葉を容易に取り除くことができる。
本発明の竪樋用取水継手の一実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の竪樋用取水継手を竪樋に接続する一連の流れを示す正面断面図である。 本願発明の竪樋用取水継手を家屋の竪樋に介装して貯留タンクに接続した状態を示す概略図である。
図1および図2に示すように、本発明の一実施形態の竪樋用取水継手1は、上端部2aが上方の竪樋12と連通する外筒2と、この外筒2内に配置されて下端部が下方の竪樋12と連通する内筒3と、外筒2の上端部2aに着脱自在に設けられた蓋部材7とを備え、外筒2の下端部2bと内筒3の外周面との間がフランジ部10によって封じられて、外筒2と内筒3との間に雨水溜部4が形成されているとともに、雨水溜部4内の雨水を外部の貯留タンク13に導く取水部5が接続され、かつ内筒3の上方に位置する外筒2の内周面に、板面を鉛直方向に沿わせて外筒2の中心側に向けて突出する複数枚の仕切り板6が周方向に間隔をおいて設けられることにより概略構成されている。
ここで、外筒2は、下方の竪樋12に連通する内筒3および雨水溜部4内の雨水を貯留タンク13に導く取水部5を備えた第1筒状体8と、内周面に複数枚の仕切り板6が周方向に間隔をおいて設けられた第2筒状体9とにより構成されている。また、仕切り板6は、第2の筒状体9の下端部9b側から外方に突出して形成されているとともに、突出した仕切り板6が第1筒状体8の内方に配設され、かつ内筒3の上方に配設されている。さらに、第1筒状体8と第2筒状体9とが、着脱自在に係合されている。
この第1筒状体8は、内部に内筒3を配置した二重筒状体をなし、内筒3の下端部3b側の外周面に、フランジ部10が一体に周設されているとともに、このフランジ部10の外周縁部と第1筒状体8の内周面とが一体に形成されている。また、このフランジ部10によって、第1筒状体8の下端部と内筒3の外周面との間が封じられ、第1筒状体と内筒3の外周面との間に雨水溜部4が形成されている。そして、フランジ部10は、第1筒状体8の下端部8b側に、内筒3に連通するとともに、下方の竪樋12に連通する接続管11が一体に形成されている。この接続管11の外周面と第1筒状体8の内周面との間に、竪樋12が接続される。
また、第1筒状体8の外周には、雨水溜部4内に溜まった雨水を外部の貯留タンク13に導く取水部5が形成されている。この取水部5は、雨水溜部4と外部とを連通するとともに、雨水溜部4への開口部の下方縁部5aが、内筒3の上端部3aよりも下方側に配設されているとともに、フランジ部10の上面よりも上方に配設されている。
そして、第2筒状体9の下端部9b側から突出し、第1筒状体8の内筒3の上方位置に配設された12枚の仕切り板6は、各々が第2筒状体9の内周面に、板面を鉛直方向に沿わせ第1筒状体8の中心側に向けて突出するとともに、当該中心側に位置する先端縁部6aが上方から下方に向けて漸次第1筒状体8の内周面側から内筒3の上方位置まで延出している。また、最も上記中心側に位置する最先端縁部6eが円弧状に形成されているとともに、最先端縁部6eから内筒3の外方側まで傾斜し、かつ連続する円弧状の角隅部を介して形成された下端縁部6bが、上記雨水溜部4の上方位置に配設されている。この下端縁部6bは、第2筒状体9の径方向に対して水平に形成されている。
さらに、仕切り板6は、下端縁部6bの第1筒状体8の内周面側に連続する円弧状の角隅部を介して、第2筒状体9の下端部に向かって垂直に延在する後端縁部6cが形成されている。この後端縁部6cは、第1筒状体8の内周面よりも内方側に配設されているとともに、第2筒状体9の下端部9b側に、第1筒状体8の内周面と係合する係合部6dが形成されている。
また、外筒2の上端部2aに着脱自在に設けられた蓋部材7は、中心に直径55mmの竪樋12用の孔部が開口されている。この孔部は、竪樋12の最小外径規格寸法に対応している。そして、蓋部材7の上面には、切削用案内溝7aが1つ以上形成されている。この切削用案内溝7aは、竪樋12の最小外径規格寸法よりも大きい外径規格寸法の竪樋12、および角形の竪樋12の規格寸法に対応し、各々2つ形成されている。この竪樋12の規格は、例えば、直径65mmと直径75mmの円筒状の外径寸法の竪樋12と、60mm×60mmと60mm×50mmの角形の竪樋12である。
以上の構成による竪樋用取水継手1を用いて、竪樋を流下する雨水を取り出して、外部の貯留タンク13に溜めるには、まず、図2(a)に示すように、竪樋12に竪樋用取水継手1を介装するための切除部を形成する。この切除部の位置は、竪樋用取水継手1を竪樋12に介装した際に、雨水を貯留タンク13に導く必要があるため、貯留タンク13よりも上方に設定する。また、上記切除部は、竪樋12の鉛直方向に対する長さ寸法を、第2筒状体9の上端部9aから、この第2筒状体9の下端部9bより突出している仕切り板6の下端縁部6bまでの長さ寸法よりも少し大きめに設定して切除する。
そして、図2(a)に示すように、竪樋12の上記切除部から上方の竪樋12に、蓋部材7の上面に形成された開口部を挿通させて、蓋部材7を竪樋12の上側に移動させる。この際に、竪樋12の規格寸法が、竪樋12の最小規格外径寸法よりも大きい場合には、蓋部材7の上面に形成された切削用案内溝7aから、利用する竪樋12の大きさに対応する切削用案内溝7aを選択し、選択した切削用案内溝7aに沿ってナイフなどで上面を切除した後、竪樋12に上面を切除した開口部を挿通させる。
さらに、竪樋12の上記切除部から上方の竪樋12に、第2筒状体8を挿通させ、この第2筒状体8を図2(b)に示すように、竪樋12の上側に移動させるとともに、蓋部材7を第2筒状体9の上端部9aに係合させる。そして、図2(c)に示すように、第1筒状体8を竪樋12の上記切除部から、第1筒状体8の下端部8b内に形成された接続管11を下方の竪樋12に挿入する。これにより、第1筒状体8は、竪樋12に係合されるとともに、フランジ部10の裏面側に竪樋12の端部が当接して、第1筒状体8内の内筒3と竪樋12とが連通して接続される。
そして、上方の竪樋12の上側に移動した第2筒状体9を下側に移動し、第1筒状体8に係合させる。この際に、第1筒状体8の上端部8aの内周面が、第2筒状体9の下端部9bから突出している各々の仕切り板6の後端縁部6cに形成された係合部6dに係合されるとともに、第1筒状体8の端面と第2筒状体9の端面とが当接される。
このようにして、竪樋用取水継手1は、図3に示すように、家屋kなどに設けられた竪樋12に介装される。そして、雨水を溜める貯留タンク13を竪樋12の近傍に設置するとともに、第1筒状体の外周に接続された取水部5と貯留タンク13とをホースtにより接続する。
そして、雨が降ると、その雨が直接または屋根から横樋を伝い、雨水として竪樋12を流下する。さらに、竪樋12内を流下する雨水が、竪樋12に介装された竪樋用取水継手1内の雨水溜部4に流れ落ちて溜まる。この際に、竪樋12内を流下する雨水が少量の場合には、外筒2の内周面に沿って雨水溜部4に流れ落ちる。また、ゲリラ豪雨などにより、大量の雨水が竪樋12を流下した場合、雨水が直接内筒3から下方の竪樋12に流下するとともに、雨水溜部4が瞬時に許容範囲を超えて、許容範囲を超えた雨水が内筒3の上端部3aから下方の竪樋12に流れ出して外部に排水される。
また、屋根や横樋に留まっていた紙ゴミや枯れ葉が、雨水と共に竪樋12を流下した場合は、紙ゴミや枯れ葉は、外筒2の内周面に12枚設けられた仕切り板6の傾斜した先端縁部6aを伝い、最先端縁部6eから内筒3内に落下し、下方の竪樋12を通って雨水と共に外部に排出される。
さらに、ゲリラ豪雨などによって、大量の雨水と共に大量の紙ゴミや枯れ葉が竪樋12に流下した際に、紙ゴミや枯れ葉が仕切り板6の先端縁部6aまたは最先端縁部6eに、一旦留まったとしても、上方の竪樋12から流下する大量の雨水によって、内筒3内に押し出され、雨水と共に下方の竪樋12を通って外部に排出される。
また、泥や粉塵など細かなゴミは、雨水と共に雨水溜部4に流れ落ちて溜まるが、外筒2の外周に接続された取水部5の下側縁部5aが、雨水溜部4の底部のフランジ部10よりも上方側に配設されているため、泥や粉塵は雨水溜部4の底部に沈殿して、雨水のみがオーバーフローによって、取水部5から貯留タンク13に導かれる。
上述の実施形態による竪樋用取水継手1によれば、外筒2が、仕切り板6を備えた第1筒状体8と、内筒3および取水部5を備えた第2筒状体9とにより構成されているとともに、第1筒状体8と第2筒状体9とが着脱自在に設けられているため、第1筒状体8と第2筒状体9を分離し、各々を個別に竪樋12に介装した後に、第1筒状体8と第2筒状体9を係合することにより、竪樋12に簡便に介装して接続することができる。
また、竪樋12の内壁に沿って流下する雨水を雨水溜部4により溜めて、溜まった雨水を第1筒状体8の外周に接続された取水部から外部の貯留タンク13へと導くため、竪樋12を流下する雨水を効率良く貯留タンク13に溜めることができる。これにより、排水ポンプなどを必要とせずに、雨水を容易に貯留タンク13に溜めることができ、花壇などへの散水用または打ち水として利用することができる。
そして、第1筒状体8内に内筒3が配置されているため、ゲリラ豪雨によって大量の雨水が竪樋12内を流下した場合や、貯留タンク13が満水状態になった場合でも、竪樋12内を流下する雨水を直接または雨水溜部4内から溢れ出した雨水を、内筒3から下方の竪樋12に導いて、外部に排水することができる。この結果、雨水が竪樋12を逆流し、横樋から家屋内に侵入することを防ぐことができる。
さらに、第2筒状体9の内周面の周方向に間隔をおいて設けられた12枚の仕切り板6が、板面を鉛直方向に沿わせて第1筒状体8の中心側に向けて突出しているとともに、当該中心側に位置する先端縁部6aが上方から下方に向けて漸次第2筒状体9の内周面側から内筒3の上方位置まで延出しているため、竪樋12内を流下する雨水に、紙ゴミや枯れ葉などが混在していた場合でも、仕切り板6の傾斜した縁部によって内筒3内に導いて、下方の竪樋12から外部に排出せることができる。これにより、紙ゴミや枯れ葉が雨水溜部4に溜まることにより起こる取水部5の詰まりを防止することができ、雨水を好適に貯留タンク13に溜めることができる。
また、ゲリラ豪雨などで大量の雨水と共に、大量の紙ゴミや枯れ葉が流下し、仕切り板6の先端縁部6aまたは最先端縁部6eに紙ゴミや枯れ葉が留まった場合でも、隣り合う仕切り板6の間から雨水を雨水溜部4に導くことができるとともに、先端縁部6aに留まった紙ゴミや枯れ葉を、大量の雨水によって内筒3内に導き、下方の竪樋12から外部に排出させることができる。これにより、大量の紙ゴミや枯れ葉によって、下流側への流路が塞がれて起こる雨水の逆流を防止するとともに、大量の雨水を貯留タンク13に溜めて、水害による被害を抑制することができる。
そして、仕切り板6の先端縁部6aの最も中心側の最先端縁部6eが円弧状に形成されているとともに、最先端縁部6eから内筒3の外方側まで傾斜し、下端縁部6bが雨水溜部4の上方位置に配設されているため、竪樋12から第1筒状体8内を流下する雨水が、仕切り板6の先端縁部6aを伝った際に、雨水が内筒3内に流れ落ちることなく、最先端縁部6eから下端縁部6bまで導いて、雨水溜部4内に落下させることができる。この結果、竪樋12を流下する雨水を効率良く貯留タンク13に溜めて、雨水の利用効率を向上させることができる。
さらに、第2筒状体9の上端部9aに着脱自在に設けられた蓋部材7の上面に、竪樋12の最小外形規格寸法に対応した孔部およびこの最小外径規格寸法より外径規格寸法の大きい竪樋12と角形の竪樋12とに対応した切削用案内溝7aが各々1つ以上形成されているため、第2筒状体9の上端部9aに竪樋12を接続する際に、様々な規格の竪樋12に対応させることができるとともに、第2筒状体9の上端部9aと竪樋12との間に隙間が生じることを防ぐことができる。これにより、第2筒状体9の上端部9aからゴミや枯れ葉の侵入を防ぐことができるとともに、竪樋用取水継手1を竪樋12に安定して接続することができる。
また、第1筒状体8の外周に接続された取水部5の雨水溜部4への開口部の下側縁部5aが、内筒3の上端部3aより下方側の位置に配設されているとともに、下端縁部5aが雨水溜部4の底部のフランジ部10よりも上方側の位置に配設されているため、雨水溜部4に溜まった雨水を効率的に取水部5から外部の貯留タンク13に導くことができるとともに、雨水溜部4に溜まった雨水をオーバーフローによって、取水部5から貯留タンク13に導くことができる。この結果、竪樋12を流下する雨水に粉塵や泥が混在していた場合に、これら粉塵や泥を雨水溜部4の底部に留めて、雨水のみを貯留タンク13に導くことができる。
そして、第2筒状体9の下端部から仕切り板6が突出していいるため、万一12枚の仕切り板6に紙ゴミや枯れ葉が詰まった場合でも、第1筒状体8と第2筒状体9を分離させることにより、詰まった紙ゴミや枯れ葉を容易に取り除くことができる。
なお、上記実施の形態において、第2筒状体9の内周面に周設された仕切り板6を12枚用いる場合のみ説明したが、これに限定されるものでなく、第2筒状体9の内径に応じて枚数が増減され、例えば、内径が大きい場合には、仕切り板6の枚数を増やし、内径が小さい場合には、仕切り板6の枚数を減らすことにより対応可能である。
円筒状または角形の竪樋から雨水を取り出して、貯留タンクに溜める際に用いることができる。
1 竪樋用取水継手
2 外筒
2a 上端部
2b 下端部
3 内筒
3a 上端部
4 雨水溜部
5 取水部
6 仕切り板
6a 先端縁部
6e 最先端縁部
7 蓋部材
8 第1筒状体
9 第2筒状体
10 フランジ部
11 接続管

Claims (5)

  1. 竪樋に介装されて、当該竪樋を流下する雨水を取り出して貯留タンクに導くための竪樋用取水継手であって、
    上端部が上方の上記竪樋と連通するように接続された外筒と、この外筒内に配置されて下端部が下方の上記竪樋と連通する内筒とを備え、上記外筒の下端部と上記内筒の外周面との間が封じられることにより上記外筒と内筒との間に雨水溜部が形成されるとともに、上記雨水溜部内の雨水を外部の上記貯留タンクに導く取水部が接続され、
    かつ上記内筒の上方に位置する上記外筒の内周面に、板面を鉛直方向に沿わせて上記外筒の中心側に向けて突出するとともに、当該中心側に位置する先端縁部が上方から下方に向けて漸次上記外筒の内周面側から上記内筒の上方位置まで延出する複数枚の仕切り板が周方向に間隔をおいて設けられていることを特徴とする竪樋用取水継手。
  2. 上記仕切り板は、上記先端縁部の最も中心側に位置する最先端縁部が円弧状に形成されているとともに、当該最先端縁部から上記内筒の外方側まで傾斜し、下端縁部が上記雨水溜部の上方位置に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の竪樋用取水継手。
  3. 上記外筒の上端部には、蓋部材が着脱自在に設けられているとともに、当該蓋部材の上面に上記竪樋の最小外形規格寸法に対応した孔部およびこの最小外径規格寸法より大きい外径規格寸法の上記竪樋と角形の上記竪樋の規格寸法とに対応した切削用案内溝が各々1つ以上形成され、かつ当該孔部または当該切削用案内溝に沿って切除した孔部を介して上記竪樋が接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の竪樋用取水継手。
  4. 上記取水部は、上記外筒の外周に接続されているとともに、上記雨水溜部への開口部の下側縁部が、上記内筒の上端部より下方側の位置に配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の竪樋用取水継手。
  5. 上記外筒は、内周面に上記仕切り板を備えた第1筒状体と、上記内筒および上記取水部を備えた第2筒状体とにより構成されているとともに、当該第1筒状体と第2筒状体とが着脱自在に設けられ、かつ当該第1筒状体の下端部から上記仕切り板が各々突出して当該第2筒状体内部に配設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の竪樋用取水継手。
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