JPS63311653A

JPS63311653A - 光カ−ド用記録再生装置

Info

Publication number: JPS63311653A
Application number: JP14608687A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Tsuruoka; 美秋鶴岡; Kenichi Saito; 斉藤　憲一; Akira Shibuya; 彰渋谷
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1987-06-11
Filing date: 1987-06-11
Publication date: 1988-12-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、光カードをトランクと平行に往復駆動させて
データの記録再生を行う光カード用記録再生装置に関す
る。

〔従来の技術〕

現在はカード時代といわれるようにキャッシュカードや
クレジットカードその他様々なカードが出回っているが
、その殆どは磁気記録カードであり、携帯に便利な名刺
大のサイズが最もよく使用されている。しかし、このよ
うなサイズの磁気記録カードでは、あまり記録容量が確
保できないため、その利用は掻限られた暗証番号、口座
番号や登録番号等の照合コードの記憶程度であるのが実
体である。その点、光学的に情報を記録する所謂光カー
ドは、従来の磁気記録カードに比べて記録情報量が１か
に大きいことは良く知られていたが、情報記録材料や光
学的なデータの記録、再生等の面で問題があり、経済的
に汎用性の高い光カードシステムは実用の段階に到って
いなかった。しかし、近年においては、これらの問題が
技術的に改良され、実用的な光カードシステムに関する
提案が種々見られるようになってきた。その１例（特開
昭６１−１３７２４５号公報）を示したのが第３図であ
る。

第３図に示す光カードのデータ記録／再生装置は、カー
ド５１がデータを記録するものであり、レーザ光源５３
から発生したレーザビーム５４でこのカード５１の記録
領域面を走査することによって所望のデータを記録し、
或いは読み取るものである。ここで、カード５１をビー
ム軌道に運ぶものがホルダ５２であり、ビーム軌道上に
運ばれてきたカード５１上のビームを走査するのがサー
ボコントロールミラー５９と６１である。サーボコント
ロールミラー５９は、矢印Ａによって示される方向で軸
線５７に沿って回転するように取り付けられ、動作の粗
モードにおいてレーザ記録材料の横方向のエツジを見つ
け出し、且つその後、動作の微モードにおいてエツジか
ら所定の距離に存在するデータ軌道を確認するためのも
のである。

また、サーボコントロールミラー６１は、旋回軸６２で
回転するように取り付けられ、カード５１の長さに沿う
ビームの移動の微制御のためのものである。従って、ホ
ルダ５２の移動とサーボコントロールミラー５９と６１
の走査によって所望のアドレスでデータの記１！／再生
を行う。

レーザ光源５３には、一般に発光ダイオード、ランプや
半導体レーザー等が用いられ、記録する場合には高強度
の光ビームを照射することによって記録面を溶融する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記のような光カードのデータ記録／再生装
置では、２つのサーボコントロールミラーを備えるため
、光学系が長くなると共に光学系で走査する駆動機構が
必要になる。従って、必要な光学系の距離の確保や走査
する駆動機構の取り付けのため、構造が複雑になると共
に、コンパクトな構成にしにくい、さらに、光学系の距
離が長くなり、レンズやミラーを配置し、光学的に走査
することによる収差や種々の光学的な問題が生ずる。

また、上記データ記録／再生装置においては、ホルダー
５２にカードをホールドする機構については具体的に開
示されていないが、カードの記録再生トランクが走査方
向と平行に支持出来ない場合には、光学系が光カードの
記録／再生トラックを追随できなくなるため、カードの
走査方向にたいする平行性をいかに保持するかが重要な
課題である。

本発明は、上記の問題点および課題を解決するものであ
って、光学系や走査機構を簡素化し、データの記録再生
を容易に行うことができると共に、カードの走査方向に
たいする平面性および平行性を確保し、記録再生不良を
防止することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

そのために本発明は、光カードを保持する保持手段、該
光カードのトラックと平行な方向に往復移動させるカー
ド駆動手段、光カードの上方位置でデータの記録／読み
出しを行う光ヘッド、該光ヘッドを移動させる光ヘッド
駆動手段を備えた光カード用記録再生装置において、前
記保持手段はカードの上面を押圧する押圧手段と、カー
ドの側面に接離可能な位置決め手段とを有することを特
徴とするものである。

〔作用〕

本発明においては、光カードの記録再生を行う場合、カ
ード駆動手段により光カードを保持してトラックと平行
な方向に往復駆動し、光へ・２ドがその上方でフォーカ
ス、トラッキングして光カードに対する記録／読み出し
を行う、従って、カードの走査方向にたいする平面性お
よび平行性を確保することが重要であるが、例えば第１
図に示すように、カード２は仮バネ２３により押さえ付
けられ、その平面性は保持されると共に、ソレノイド３
２への通電により、押圧板３０がスプリング３１に抗し
て回転し、プランジャ２５を押圧しカード２を挿入溝２
１の側面に押しつけ、走査方向との平行性を保持する。

〔実施例〕

以下、図面を参照しつつ実施例について説明する。

第１図は本発明に係わる駆動モータの防振構造の１実施
例を示す図で（ａ）図は平面図、（ｂ）図は（ａ）図の
Ａ−Ａ断面図、第２図は本発明の光カード用記録再生装
置の全体構成を示す斜視図である。

第２図において、１はカードホルダ、２は光カード、３
は光ヘッド、４は対物レンズ、５はワイヤーホルダ、６
はワイヤーベルト、７はジヨイント、８はヘッド駆動装
置、９はステージ駆動装置、１０はタイミングベルト、
１１はタイミングプーリ、１２はガイドシャフト、１３
はボールネジ、１４は位置センサ、１５は制御用センサ
、１６はプーリを示す。

光カード２をホールドするカードホルダ１は、ステージ
駆動装置９により駆動されてガイドシャフト１２にそっ
て往復移動するものであり、その駆動力を伝達するのが
、タイミングプーリ１１、タイミングベルド１０、プー
リ１６、ワイヤーベルト６、ワイヤーホルダ５で、駆動
の際にカードホルダ１の位置を検出するのが位置センサ
１４である。光カード２には、移動方向である長手方向
に複数本のトランクが設けられ、そのトラックに対して
上方に配置された光ヘッド３のレンズ４よりデータの記
録再生が行われる。

一方、ヘッド駆動装置８は、ボールネジ１３を介して光
ヘッド３を駆動して光カード２に対するトラッキングを
ブロック単位（複数トランク単位）で行い、トラック単
位のトラッキングを行う場合には、光ヘッド３の対物レ
ンズ４を移動する。

このような構成によりガイドシャフト１２に沿ってカー
ドホルダ１が往復移動する間、ヘッド駆動用装置８によ
って光カード２の記録領域においてブロック単位で光ヘ
ッド３の位置決めが行われ、制御機構によって対物レン
ズ４を移動調整し最終的なトラッキングが行われて、デ
ータの記録再生が行われる。光カード２は、カードホル
ダ１上で往復移動する間に無駄なく記録再生できるよう
に往復それぞれで記録再生可能なトラックの構成とされ
、記録再生部では、光カードの記録再生を行う場合、各
トラックの方向を！！識しながら、記録再生処理を行う
ことになる。

次に第１図により、上記カードホルダ１の位置決め機構
２０について説明する。カードホルダ１の上面には開口
部１ａが形成されると共に、カードホルダ１内には、カ
ード２を挿入するための挿入溝２１が形成されている。

該挿入溝２１の短手方向の幅は、カード２のそれよりも
大となるように形成され、カード２はカードホルダ１の
側面に設けられた挿入口２２から挿入溝２１に挿入され
る。また、カードホルダ１の上面には、関口部１ａに向
けて板バネ２３が取付られ、カード２を押さえ付けてカ
ード２の平面性を保持するようにしている。

また、カードホルダ１の長手方向側面には、前記挿入溝
２１と連通する２つの貫通孔２４．２４が形成され、該
貫通孔２４内にはプランジャ２５が配置されている。プ
ランジャ２５の両端には大径部２６が設けられると共に
、貫通孔２４の出口部には突起部２７が形成され、これ
によりプランジャ２５がカードホルダ１から外れないよ
うになぅでいる。また、プランジャ２５の一方の大径部
２６とカードホルダ１の間にはスプリング２８が取付ら
れ、プランジャ２５をカード２と反対方向に付勢するよ
うにしている。

一方、プランジャ２５と対向して回転軸２９に軸支され
た押圧板３０が設置され、該押圧板３゜はスプリング３
１により常時はプランジャ２５と離れる方向に付勢され
、ソレノイド３２に通電されると、ピストン３３、リン
ク機構３４の作用により、押圧板３０がスプリング３１
に抗して回転し、プランジ＋２５を押圧するようになっ
ている。

なお、３５は押圧板３ｏに設けられたダンパである。

上記構成から位置決め機構２０の動作について説明する
と、先ず、カード２をカードホルダ１の挿入口２２から
挿入する。これは手操作で挿入してもよいし、自動搬送
機構（図示せず）により挿入してもよい、この状態では
、ソレノイド３２には通電されておらず、押圧ｆｆｆ１
３０はプランジャ２５より離れた位置にいるため、プラ
ンジャ２５はスプリング２８によりカード２から離れる
方向に位置している。従って、カード２は板バネ２３に
より押さえ付けられ、その平面性は保持されるが、走査
方向く挿入溝２１の長手方向）との平行性は保たれてい
ない。

カード２が挿入′／ｓ２１内に完全に収納されると、こ
れをセンサ（図示せず）が検出して、ソレノイド３２に
通電すると、ピストン３３、リンク機構３４の作用によ
り、押圧板３０がスプリング３１に抗して回転し、プラ
ンジ＋２５を押圧しカード２を挿入溝２１の側面に押し
つけ、走査方向との平行性を保持する。その後、自動的
にソレノイド３２をオフさせると、押圧板３０はプラン
ジャ２５より離れ、プランジャ２５はスプリング２８に
よりカード２から離れる方向に移動して、カードホルダ
１は走査方向に往復移動可能な状態となるものである。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々の変更が可能である。

例えば上記実施例においては、プランジャ２５によりカ
ードを押しつけるようにしているが、カードホルダの隙
間からプレートを挿入するような機構にしてもよい、要
は位置決め機構が一端カードホルダ内に移動しカードを
押し付は後、カードホルダから離れるように移動する機
構であればよい。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、光カードを保持する保持
手段、該光カードのトラックと平行な方向に往復移動さ
せるカード駆動手段、光カードの上方位置でデータの記
録／読み出しを行う光ヘッド、該光ヘッドを移動させる
光ヘッド駆動手段を備えた光カード用記録再生装宜にお
いて、前記保持手段はカードの上面を押圧する押圧手段
と、カードの側面に接離可能な位置決め手段とを有する
ため、光学系や走査機構を簡素化し、データの記録再生
を容易に行うことができると共に、カードの走査方向に
たいする平面性および平行性を確保し、記録再生不良を
防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる駆動モータの防振構造の１実施
例を示す図で（ａ）図は平面図、（ｂ）図は（ａ）図の
Ａ−Ａ断面図、第２図は本発明の光カード用記録再生装
置の全体構成を示す斜視図、３図は光カード用記録再生
装置の従来例を示す図である。１・・・カードホルダ、２・・・光カード、３・・・光
ヘッド、４・・・対物レンズ、８・・・ヘッド駆動装置
、９・・・ステージ駆動装置、２０・・・位置決め機構
、２１・・・挿入溝、２２・・・挿入口、２３・・・板
バネ、２４・・・貫通孔、２５・・・プランジャ、２６
・・・大径部、２７・・・突起部、２８・・・スプリン
グ、２９・・・回転軸、３０・・・押圧板、３１・・・
スプリング、３２・・・ソレノイド、３３・・・ピスト
ン、３４・・・リンク機構。出　願　人　　　大日本印刷株式会社代理人弁理士　　白　井　博　樹（外２名）第１図ｃｂ）第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）光カードを保持する保持手段、該光カードのトラ
ックと平行な方向に往復移動させるカード駆動手段、光
カードの上方位置でデータの記録／読み出しを行う光ヘ
ッド、該光ヘッドを移動させる光ヘッド駆動手段を備え
た光カード用記録再生装置において、前記保持手段はカ
ードの上面を押圧する押圧手段と、カードの側面に接離
可能な位置決め手段とを有することを特徴とする光カー
ド用記録再生装置。
（２）上記位置決め手段は、上記保持手段に取付られる
プランジャと、該プランジャを移動させる押圧板と、該
押圧板を駆動させるソレノイドからなることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の光カード用記録再生装置
。