JPS63311687A - 光カ−ド用記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光カードをトランクと平行に往復駆動させて
データの記録再生を行う光カード用記録再生装置に関す
る。

〔従来の技術〕

現在はカード時代といわれるようにキャッシュカードや
クレジットカードその他様々なカードが出回っているが
、その殆どは磁気記録カードであり、携帯に便利な名刺
大のサイズが最もよく使用されている。しかし、このよ
うなサイズの磁気記録カードでは、あまり記録容量が確
保できないため、その利用は極限られた暗証番号、口座
番号や登録番号等の照合コードの記憶程度であるのが実
体である。その点、光学的に情報を記録する所謂光カー
ドは、従来の磁気記録カードに比べて記録情報量が１か
に大きいことは良く知られていたが、情報記録材料や光
学的なデータの記録、再生等の面で問題があり、経済的
に汎用性の高い光カードシステムは実用の段階に到って
いなかった。しかし、近年においては、これらの間層が
技術的に改良され、実用的な光カードシステムに関する
提案が種々見られるようになってきた。その１例（特開
昭６１−１３７２４５号公報）を示したのが第３図であ
る。

第３図に示す光カードのデータ記録／再生装置は、カー
ド５１がデータを記録するものであり、レーザ光源５３
から発生したレーザビーム５４でこのカード５１の記録
領域面を走査することによって所望のデータを記録し、
或いは読み取るものである。ここで、カード５１をビー
ム軌道に運ぶものがホルダ５２であり、ビーム軌道上に
運ばれてきたカード５１上のビームを走査するのがサー
ボコントロールミラー５９と６１である。サーボコント
ロールミラー５９は、矢印Ａによって示される方向で軸
線５７に沿って回転するように取り付けられ、動作の粗
モードにおいてレーザ記録材料の横方向のエツジを見つ
け出し、且つその後、動作の微モードにおいてエツジか
ら所定の距離に存在するデータ軌道をｆｉｍするための
ものである。

また、サーボコントロールミラー６１は、旋回軸６２で
回転するように取り付けられ、カード５１の長さに沿う
ビームの移動の微制御のためのものである。従って、ホ
ルダ５２の移動とサーボコントロールミラー５９と６１
の走査によって所望のアドレスでデータの記録／再生を
行う。

レーザ光源５３には、一般に発光ダイオード、ランプや
半導体レーザー等が用いられ、記録する場合には高強度
の光ビームを照射することによって記録面を溶融する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記のような光カードのデータ記録／再生装
置では、２つのサーボコントロールミラーを備えるため
、光学系が長くなると共に光学系で走査する駆動機構が
必要になる。従って、必要な光学系の距離の確保や走査
する駆動機構の取り付けのため、構造が複雑になると共
に、コンパクトな構成にしにくい、さらに、光学系の距
離が長くなり、レンズやミラーを配置し、光学的に走査
することによる収差や種々の光学的な問題が生ずる。

また、上記データ記録／再生装置においては、ホルダー
５２を移動させる駆動機構については具体的に開示され
ていないが、駆動源の振動により光学系が光カードの記
録／再生トラックを追随できなくなるため、駆動源の振
動をいかに減衰させ得るかが重要な課題である。

本発明は、上記の問題点および課題を解決するものであ
って、光カードをトラックと平行に往復駆動させて記録
領域への記録／再生を行う光カード用記録再生装置にお
いて、駆動源の振動を低減させることにより記録再生不
良を防止することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段〕 そのために本発明の光カード用記録再生装置は、光カー
ドを保持し該光カードのトラックと平行な方向に往復移
動させるカード駆動手段、光カードの上方位置でデータ
の記録／読み出しを行う光ヘッド、該光ヘッドを移動さ
せる光ヘッド駆動手段を備えた光カード用記録再生装置
において、前記カード駆動手段および光ヘッド駆動手段
の駆動用モータが防振金属および防振ゴムで囲まれるこ
とを特徴とするものである。

〔作用〕

本発明においては、光カードの記録再生を行う場合、カ
ード駆動手段により光カードを保持してトランクと平行
な方向に往復駆動し、光ヘッドがその上方でフォーカス
、トラッキングして光カードに対する記録／読み出しを
行う。従って、駆動モータは、正転と逆転を頻繁に繰り
返しとくにその正転と逆転の移行時に特異な振動を生じ
るが、例えば第１図に示すように、駆動モータ２０の振
動は、防振金属からなるプレート２１、ケース２３およ
び支持ｌｌＩ２４により高周波成分の振・肋が吸収され
、防振ゴム２２により低周波成分の振動が吸収されるこ
とになる。

〔実施例〕

以下、図面を参照しつつ実施例について説明する。

第１図は本発明に係わる駆動モータの防振構造の１実施
例を示す斜視図、第２図は本発明の光カード用記録再生
装置の全体構成を示す斜視図である。

第２図において、１はカードホルダ、２は光カード、３
は光ヘッド、４は対物レンズ、５はワイヤーホルダ、６
はワイヤーベルト、７はジヨイント、８はヘッド駆動装
置、９はステージ駆動装置、１０はタイミングベルド、
１１はタイミングプ−リ、１２はガイドシャフト、１３
はボールネジ、１４は位置センサ、１５は制御用センサ
、１６はプーリを示す。

光カード２をホールドするカードホルダ１は、ステージ
駆動装置９により駆動されてガイドシャフト１２にそっ
て往復移動するものであり、その駆動力を伝達するのが
、タイミングプーリ１１、タイミングベルド１０、プー
リ１６、ワイヤーベルト６、ワイヤーホルダ５で、駆動
の際にカードホルダ１の位置を検出するのが位置センサ
１４である。光カード２には、移動方向である長手方向
に複数本のトランクが設けられ、そのトランクに対して
上方に配置された光ヘッド３のレンズ４よりデータの記
録再生が行われる。

一方、ヘッド駆動装置８は、ボールネジ１３を介して光
ヘッド３を駆動して光カード２に対するトラッキングを
ブロック単位（複数トランク単位）で行い、トラック単
位のトラッキングを行う場合には、光ヘッド３の対物レ
ンズ４を移動する。

このような構成によりガイドシャフト１２に沿ってカー
ドホルダ１が往復移動する間、ヘッド駆動用装置８によ
って光カード２の記録領域においてブロック単位で光ヘ
ッド３の位置決めが行われ、制御機構によって対物レン
ズ４を移動調整し最終的なトラッキングが行われて、デ
ータの記録再生が行われる。光カード２は、カードホル
ダ１上で往復移動する間に無駄なく記録再生できるよう
に往復それぞれで記録再生可能なトラックの構成とされ
、記録再生部では、光カードの記録再生を行う場合、各
トラックの方向を認識しながら、記録再生処理を行うこ
とになる。

次に第１図により、上記ステージ駆動装置９およびヘッ
ド駆動装置８の防振構造について説明する。Ｒ動用モー
タ２０は、その周囲を防振金属製のプレート２１で囲み
、さらにその周囲を防振ゴム２２で囲み、防振金属製の
ケース２３内に挿入固定され、ケース２３の下部には防
振金属製の高さ調整用の支持！１１２４が固定されてい
る。これら防振金属としては、例えば三菱金属株式会社
製のアルミダイカスト合金（ＷＩ品品名ススマールが使
用される。

上記駆動モータ２０は、カードホルダ１を往復移動させ
るために、正転と逆転を頻繁に繰り返しとくにその正転
と逆転の移行時に特異な振動を生じる。一方、光ヘッド
３の対物レンズ４は、トラックの位置決めのために微調
整を繰り返しながら移動しており、この移動周波数と前
記振動周波数とが近似しているために共鳴現象を引き起
こし、光ヘッドがトラックから外れてしまうという問題
が生じる。しかしながら、上記構成からな防振構造にお
いては、防振金属からなるプレート２１１ケース２３お
よび支持脚２４により高周波成分の振動が吸収され、防
振ゴム２２により低周波成分の振動が吸収されるため、
上記問題は解消され光ヘッドの位置決めを正確に行うこ
とができるものである。

また、防振対策は上記駆動装置だけではなく、種々の対
策が講じられる０例えば、第２図において、支持台１７
、光ヘッド支持用ボール１８、ガイドシャフト取付台１
９等を防振金属製にしてもよい、また、タイミングベル
トｌＯ１ワイヤーベルト６による駆動力の伝達系におい
ても、振動を吸収可能な構成にしている。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々の変更が可能である。

例えば上記実施例においては、２つの防振金属の間に防
振ゴムを挟持したサンドインチ構造としているが、防振
金属と防振ゴムの数に限定されるものではなく、例えば
１つの防振金属と防振ゴムにより囲むようにしてもよい
。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、カード駆動手段および光
ヘッド駆動手段の駆動用モータを防振金属およ防振ゴム
で囲むことにより、防振金属により高周波成分の振動が
吸収され、防振ゴムにより低周波成分の振動が吸収され
るため、駆動源の振動を低減させることができ、光ヘッ
ドの位置決めを正確に行うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる駆動モータの防振構造のｌ実施
例を示す斜視図、第２図は本発明の光カード用記録再生
装置の全体構成を示す斜視図、第３図は光カード用記録
再生装２２の従来例を示す図である。 １・・・カードホルダ、２・・・光カード、３・・・光
ヘッド、４・・・対物レンズ、６・・・ワイヤーベルト
、８・・・ヘッド駆動装置、９・・・ステージ駆動装置
、１０・・・タイミングベルド、２０・・・駆動用モー
タ、２１・・・防振金属製プレート、２２・・・防振ゴ
ム、２３・・・防振金属製ケース、２４・・・防振金属
製支持脚。 出　願　人　　　大日本印刷株式会社 代理人弁理士　　白　井　博　樹（外２名）第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）光カードを保持し該光カードのトラックと平行な
   方向に往復移動させるカード駆動手段、光カードの上方
   位置でデータの記録／読み出しを行う光ヘッド、該光ヘ
   ッドを移動させる光ヘッド駆動手段を備えた光カード用
   記録再生装置において、前記カード駆動手段および光ヘ
   ッド駆動手段の駆動用モータが防振金属および防振ゴム
   で囲まれることを特徴とする光カード用記録再生装置。