JPH0237074Y2 - - Google Patents

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JPH0237074Y2
JPH0237074Y2 JP1985039400U JP3940085U JPH0237074Y2 JP H0237074 Y2 JPH0237074 Y2 JP H0237074Y2 JP 1985039400 U JP1985039400 U JP 1985039400U JP 3940085 U JP3940085 U JP 3940085U JP H0237074 Y2 JPH0237074 Y2 JP H0237074Y2
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card
optical system
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は光データ記録カードのデータを光学的
に読取るデータ読取装置に関する。
〔従来技術と問題点〕
情報を記録するためのカードとして、従来から
磁気カードが広く普及しているが、近年データ記
録の高密度化を図るために光データ記録カードが
提案されている。これは磁気のかわりに光学的に
データを記録再生するものである。光学的にデー
タを読取る場合、一般にラインセンサ等の高速読
取素子を用いることになる。即ち、光データ記録
カードのデータ記録部に光を照射し、ここからの
反射光をレンズ等の光学系でラインセンサ面に結
像しデータを読取る方式が用いられる。従つて読
取り時のカードの位置調整が磁気カードに比べて
困難となる。磁気カードの場合、読取りヘツドを
カードの磁気記録面に密着させながら読取りを行
うことができるのに対し、光データ記録カードの
場合、ラインセンサはカードのデータ記録面から
光学系を介して離れて置かれ、しかも読取中はカ
ードのデータ記録面に光学系の焦点が常に合うよ
うにしなければならない。カードを読取装置にセ
ツトする場合、読取装置に挿入されたカードは搬
送系により所定の読取位置まで送られることにな
るが、この際、従来の磁気カードの読取装置で用
いられている搬送系を用いたのでは、所定の焦点
面にカードをセツトすることが非常に困難であ
る。特にカードの材質が柔軟性をもつているた
め、焦点面の誤差はかなり大きなものとなる。一
般に光学系の読取りでは、焦点面の誤差を100μm
以内におさえなければ正確な読取りができないた
め、これは極めて重大な問題となる。この問題を
解決する一手段として、光学系に自動焦点機構を
用いる方法がある。カードがセツトされた後、光
学系の焦点調整を自動的に行う機構を設ければ常
に適正な焦点を確保することができる。ところが
このような自動焦点機構は構造が複雑であり、高
価になるという欠点をもつている。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、簡単な構造で安価に適正な焦
点を確保することのできる光データ記録カードの
データ読取装置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案の特徴は、光学的にデータが記録された
カードからこのデータを読取る光学系と、カード
を光学系の読取位置まで搬送する搬送装置と、を
備える光データ記録カードのデータ読取装置にお
いて、読取位置に搬送されたカードを光学系の焦
点面上に保持するために、少なくともデータ読取
りに必要な部分が透明な当て板と、前記カードを
前記当て板に密着させるための押圧ローラと、を
設け、簡単な構造で安価に読取時の適正な焦点を
確保することができるようにした点にある。
〔考案の実施例〕
以下本考案を第1図に示す一実施例に基づいて
説明する。第1図aはこの実施例の正面概略図、
第1図bは上面概略図である。カード1は図の右
方から挿入され、ガイドローラ2によつて左方へ
搬送される。この搬送中、カード1は走行ガイド
3(第1図aでは中央部分が省略されている。)
によつて支持される。中央の読取位置には読取用
の光学系4が設けられている(第1図bでは省略
されている)。これは、例えばレンズとラインセ
ンサによつて構成される。この光学系4の下には
当て板5と押圧ローラ6が設けられている。カー
ド1は読取位置まで搬送されるときに、この当て
板5と押圧ローラ6との間に挿入され、以後この
間を走行することになる。押圧ローラ6はカード
1を下方から上方へ押圧し、カード1の上面を当
て板5の裏面に常に密着させる。当て板5の設置
位置を、これに密着したカードのデータ記録面が
光学系4の焦点面と一致するような位置とすれ
ば、データ読取時に常に適正焦点が確保されるこ
とになる。なお、当て板5はデータ読取用の透明
窓7を有する。この透明窓7は、カード1のデー
タ記録領域8に対応した位置に設けられる。
〔考案の効果〕
以上のとおり本考案によれば、光データ記録カ
ードのデータ読取装置において、カードを光学系
の焦点面に保持するための当て板と押圧装置を設
けるようにしたため、簡単な構造で安価に読取時
の適正な焦点を確保することができる。
また、そのカード押圧装置としてローラ(押圧
ローラ)を用いるようにしたから、反りを有する
に至つたカードの読取りを行う場合でも、カード
の形状を平面状へと強引に矯正することがないた
め、カードに無理な負担を与えることなくカード
を当て板に押し付け光学系との焦点合わせをする
ことができる。
さらに、カード読取り位置にローラが存在する
ため、読取りのための光学系とカードとの相対移
動をカードの駆動により行うことができ、かなり
の重量を持つカード固定部、もしくは読取りのた
めの光学系を、移動させる必要がない。そのた
め、その駆動源として比較的容量の小さなモータ
を用いれば足り、コストが低くなりまた消費電力
も少ないという利点を有する。同様に、軽量のカ
ードを駆動することとなれば、重量物を駆動した
ときの震動等のような衝撃もなく、光学系とカー
ドとの相対位置精度が向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考の一実施例に係る装置の正面概
略図、第1図bは同装置の上面概略図である。 1……カード、2……ガイドローラ、3……走
行ガイド、4……光学系、5……当て板、6……
押圧ローラ、7……透明窓、8……データ記録領
域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光学的にデータが記録されたカードからこのデ
    ータを読取る光学系と、前記カードを前記光学系
    の読取位置まで搬送する搬送装置と、前記読取位
    置に搬送されたカードを前記光学系の焦点面上に
    保持するために前記読取位置と前記光学系との間
    に設けられ、少なくともデータ読取りに必要な部
    分が透明な当て板と、前記カードを前記当て板に
    密着させるための押圧ローラと、を備えることを
    特徴とする光データ記録カードのデータ読取装
    置。
JP1985039400U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0237074Y2 (ja)

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JP1985039400U JPH0237074Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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JP1985039400U JPH0237074Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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Publication Number Publication Date
JPS61155966U JPS61155966U (ja) 1986-09-27
JPH0237074Y2 true JPH0237074Y2 (ja) 1990-10-08

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JP1985039400U Expired JPH0237074Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61165855A (ja) * 1985-01-16 1986-07-26 Comput Services Corp 光メモリカ−ド保持固定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61165855A (ja) * 1985-01-16 1986-07-26 Comput Services Corp 光メモリカ−ド保持固定装置

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JPS61155966U (ja) 1986-09-27

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