JPS63310935A - 耐マイグレ−ション性の優れた高導電性銅合金 - Google Patents
耐マイグレ−ション性の優れた高導電性銅合金Info
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- JPS63310935A JPS63310935A JP14611087A JP14611087A JPS63310935A JP S63310935 A JPS63310935 A JP S63310935A JP 14611087 A JP14611087 A JP 14611087A JP 14611087 A JP14611087 A JP 14611087A JP S63310935 A JPS63310935 A JP S63310935A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/09—Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は耐マイグレーション性に優れた高導電性銅合金
に関し、さらに詳しくは、半導体部品、開閉器部品、ブ
スバー、端子、コネクター等の機構部品およびプリント
配線板等の電子・電気部品材料に適した耐マイグレーシ
ョン性に優れた高導電性銅合金に関する。
に関し、さらに詳しくは、半導体部品、開閉器部品、ブ
スバー、端子、コネクター等の機構部品およびプリント
配線板等の電子・電気部品材料に適した耐マイグレーシ
ョン性に優れた高導電性銅合金に関する。
［従来技術］
近年、家庭電化製品のクーラー、ＴＶ、ＶＴＲおよび自
動車等に搭載される電気部品および電子部品は急速に小
型化、高密度実装化が進んできている。
動車等に搭載される電気部品および電子部品は急速に小
型化、高密度実装化が進んできている。
上記の電気部品および電子部品を実装する配線回路（プ
リント配線板、ブスバ一平面板）もその影響を受けて、
配線回路の高密度化或いは多層化等が進みつつある。
リント配線板、ブスバ一平面板）もその影響を受けて、
配線回路の高密度化或いは多層化等が進みつつある。
また、これら配線回路の電極間距離も短縮されつつあり
、しかも、他方では電流容量の向上が試みられている。
、しかも、他方では電流容量の向上が試みられている。
その結果、電線回路や電極部は結露應埃（水を吸着し易
くなる）および電界等の影響を受は易くなり、従来の材
料を使用した電気部品および電子部品では金属の電気化
学的なマイグレーションが生じ、絶縁性が低下し小型化
および高密度実装化に困難があった。
くなる）および電界等の影響を受は易くなり、従来の材
料を使用した電気部品および電子部品では金属の電気化
学的なマイグレーションが生じ、絶縁性が低下し小型化
および高密度実装化に困難があった。
上記のマイグレーションとは、電極間に結露等が起ると
金属元素がイオン化し、このイオン化した金属元素がク
ーロンフォースにより陰極に析出し、めっき（電析）と
同じように陰極から樹枝状に金属結晶が成長し、陽極側
までに達し短絡することを意味しており、これは、乾燥
、結露等の環境に応じて金属結晶中および表面に酸化物
を伴なうことが多く、電極間の物質がプラスチック、ガ
ラスおよびセラミック等の絶縁物の表面上を極めて薄膜
状で走り、先端では複数本となることが多い。また、こ
のマイグレーションは印加電圧が数ボルトから数十ボル
ト、電流が数アンペアから数十アンペアで発生し、一般
的には銀が起り易いといわれてきたが、最近の電気・電
子部品の配線回路の高密度実装化、多層化の進展につれ
て銅および銅合金にも生じる恐れがあることがわかった
。
金属元素がイオン化し、このイオン化した金属元素がク
ーロンフォースにより陰極に析出し、めっき（電析）と
同じように陰極から樹枝状に金属結晶が成長し、陽極側
までに達し短絡することを意味しており、これは、乾燥
、結露等の環境に応じて金属結晶中および表面に酸化物
を伴なうことが多く、電極間の物質がプラスチック、ガ
ラスおよびセラミック等の絶縁物の表面上を極めて薄膜
状で走り、先端では複数本となることが多い。また、こ
のマイグレーションは印加電圧が数ボルトから数十ボル
ト、電流が数アンペアから数十アンペアで発生し、一般
的には銀が起り易いといわれてきたが、最近の電気・電
子部品の配線回路の高密度実装化、多層化の進展につれ
て銅および銅合金にも生じる恐れがあることがわかった
。
［発明が解決しようとする問題点］
本発明は、上記に説明したような従来における種々の問
題点に鑑みなされたものであって、開閉器部品、ブスバ
ー、端子、コネクター等の機構部品、プリント配線板お
よび半導体部品などの電気・“電子部品において、これ
らの電気・電子部品がたとえ小型化され、高密度で実装
化されることにより配線回路の絶縁距離および電極間距
離が例えば２．５４ｍｍから０．６３５〜１．２７ｍｍ
と近接したり、あるいは結露したとしても、電析物の成
長を抑制しマイグレーションを起し難くするとともに、
さらに、電流容量の向上の目的にも対応できるよう少な
くとも５０％ｌＡＣ３以上の導電率を有し、かつ純銅よ
りも機械的性質と耐熱性を向上させた耐マイグレーショ
ン性に優れた高導電性調合釜を提供するものである。
題点に鑑みなされたものであって、開閉器部品、ブスバ
ー、端子、コネクター等の機構部品、プリント配線板お
よび半導体部品などの電気・“電子部品において、これ
らの電気・電子部品がたとえ小型化され、高密度で実装
化されることにより配線回路の絶縁距離および電極間距
離が例えば２．５４ｍｍから０．６３５〜１．２７ｍｍ
と近接したり、あるいは結露したとしても、電析物の成
長を抑制しマイグレーションを起し難くするとともに、
さらに、電流容量の向上の目的にも対応できるよう少な
くとも５０％ｌＡＣ３以上の導電率を有し、かつ純銅よ
りも機械的性質と耐熱性を向上させた耐マイグレーショ
ン性に優れた高導電性調合釜を提供するものである。
［問題点を解決するための手段］
本発明は、Ｆｅ ： ０．０５〜０．２０％、Ｐ：０．
０２５〜０．０６０％、Ｚｎ：４．０〜６．０％を含有
し、残部が実質的にＣｕからなることを特徴とする耐マ
イグレーション性に優れた高導電性銅合金に第１の要旨
が存在し、また、Ｆｅ ： ０． ０５〜０． ２
０％、 Ｐ：０． ０２５〜０．０６０％、 Ｚｎ
： ４． ０〜６． ０％、５ｎ＝０．０２〜
０．４％を含有し残部が実質的にＣｕからなることを特
徴とする耐マイグレーション性に優れた高導電性銅合金
に第２の要旨が存在する。
０２５〜０．０６０％、Ｚｎ：４．０〜６．０％を含有
し、残部が実質的にＣｕからなることを特徴とする耐マ
イグレーション性に優れた高導電性銅合金に第１の要旨
が存在し、また、Ｆｅ ： ０． ０５〜０． ２
０％、 Ｐ：０． ０２５〜０．０６０％、 Ｚｎ
： ４． ０〜６． ０％、５ｎ＝０．０２〜
０．４％を含有し残部が実質的にＣｕからなることを特
徴とする耐マイグレーション性に優れた高導電性銅合金
に第２の要旨が存在する。
［作用］
本発明に係る耐マイグレーション性に優れた高導電性銅
合金について、以下詳細に説明する。
合金について、以下詳細に説明する。
先ず、本発明に係る耐マイグレーション性に優れた高導
電性銅合金の含有成分および成分割合について説明する
。
電性銅合金の含有成分および成分割合について説明する
。
ＦｅおよびＰは同時に含有されることによって、母相中
に燐化鉄を形成して銅合金の強化と耐熱性の向上に寄与
するものであり、Ｆｅ含有量が０．０５％未満ではＰが
０．０２５〜０．０６０％含有されていても燐化鉄の形
成には関与しない余剰のＰが母相に固溶して導電率を低
下させ、また、Ｆｅ含有量が０．２０％を越えるとＰを
ｏ、ｏｓｏ％含有させても燐化鉄の形成に関与しない余
剰のＦｅが母相に固溶して導電率を低下させる。したが
って、Ｆｅ含有量は０．０５〜０．２０％とする。
に燐化鉄を形成して銅合金の強化と耐熱性の向上に寄与
するものであり、Ｆｅ含有量が０．０５％未満ではＰが
０．０２５〜０．０６０％含有されていても燐化鉄の形
成には関与しない余剰のＰが母相に固溶して導電率を低
下させ、また、Ｆｅ含有量が０．２０％を越えるとＰを
ｏ、ｏｓｏ％含有させても燐化鉄の形成に関与しない余
剰のＦｅが母相に固溶して導電率を低下させる。したが
って、Ｆｅ含有量は０．０５〜０．２０％とする。
Ｐは含有量が０．０２５％未満では、Ｆｅが０．０５〜
０．２０％含有されても燐化鉄の形成に関与しないＦｅ
が母相中に固溶して導電率を低下させ、また、Ｐ含有量
が０．０６０％を越えて含有されると通常の半連続鋳造
により製造した鋳塊が熱間圧延に耐えられず、電気・電
子部品として製品化することが難しくなる。したがって
Ｐ含有量は０．０２５〜０．０６０％とする。
０．２０％含有されても燐化鉄の形成に関与しないＦｅ
が母相中に固溶して導電率を低下させ、また、Ｐ含有量
が０．０６０％を越えて含有されると通常の半連続鋳造
により製造した鋳塊が熱間圧延に耐えられず、電気・電
子部品として製品化することが難しくなる。したがって
Ｐ含有量は０．０２５〜０．０６０％とする。
Ｚｎは結露が発生した場合にイオン化することによって
、Ｃｕイオンの溶出を抑える働きがありマイグレーショ
ンを抑制するための必須の元素であり、含有量が１％以
上であれば十分な抑制効果がある。しかしＺｎの含有量
が４．０％未満では強度と成形加工性に密接する伸びの
バランスの点で満足できず、含有量が６．０％を越える
と強度と伸びのバランスは十分満足できるが、導電率５
０％ｌＡＣ３以上を満足できなくなる。よって、Ｚｎ含
有量は４．０〜６．０％とする。
、Ｃｕイオンの溶出を抑える働きがありマイグレーショ
ンを抑制するための必須の元素であり、含有量が１％以
上であれば十分な抑制効果がある。しかしＺｎの含有量
が４．０％未満では強度と成形加工性に密接する伸びの
バランスの点で満足できず、含有量が６．０％を越える
と強度と伸びのバランスは十分満足できるが、導電率５
０％ｌＡＣ３以上を満足できなくなる。よって、Ｚｎ含
有量は４．０〜６．０％とする。
また、本発明に係る第２発明の必須元素であるＳｎにつ
いては、より高いぼね限界値を必要とする場合、前述の
化学成分のみでは不十分であり、少量のＳｎ添加で効果
が発揮できる。
いては、より高いぼね限界値を必要とする場合、前述の
化学成分のみでは不十分であり、少量のＳｎ添加で効果
が発揮できる。
Ｓｎの含有量はについて０．０２％未満では添加効果は
少なく、０．４％を越えるとばね限界値は向上するが、
導電率の低下が生じ、５０％ｌＡＣ３の導電率を満足し
得なくなる。よってＳｎを添加する場合はその含有量は
０．０２〜０．４％とする。
少なく、０．４％を越えるとばね限界値は向上するが、
導電率の低下が生じ、５０％ｌＡＣ３の導電率を満足し
得なくなる。よってＳｎを添加する場合はその含有量は
０．０２〜０．４％とする。
゛なお、以上のＦｅ、Ｐ、ＺｎおよびＳｎ成分の他にＢ
ｅ、Ｂ、Ｍｇ、ＡＪＬ Ｓｔ、Ｔｉ、Ｃｒ。
ｅ、Ｂ、Ｍｇ、ＡＪＬ Ｓｔ、Ｔｉ、Ｃｒ。
Ｍｎ、Ｎｉ、Ｃｏ、Ｚｒ、Ａｇ、Ｉｎ、およびｓｂの１
種または２種以上を０．１％以下の含存であれば、導電
率５０％ＩＡＣＳ以上を満足し、さらに、他の特性を損
なうことがないので、上記範囲内の含有は許容される。
種または２種以上を０．１％以下の含存であれば、導電
率５０％ＩＡＣＳ以上を満足し、さらに、他の特性を損
なうことがないので、上記範囲内の含有は許容される。
［実施例］
次に、本発明に係る耐マイグレーション性に優れた高導
電性銅合金の実施例を説明する。
電性銅合金の実施例を説明する。
第１表に示す含有成分および成分割合の銅合金をクリブ
トル炉において大気中で木炭被覆下に溶解し、傾注式の
鋳鉄製のブックモールドに鋳込み、厚さ６０ｍｍ、幅６
０ｍｍ、長さ１８０ｍｍの鋳塊を製作した。
トル炉において大気中で木炭被覆下に溶解し、傾注式の
鋳鉄製のブックモールドに鋳込み、厚さ６０ｍｍ、幅６
０ｍｍ、長さ１８０ｍｍの鋳塊を製作した。
これらの鋳塊の表面および裏面をおのおの２．５ｍｍ面
削後２黄銅は７４０℃その他の合金は８５０℃の温度で
熱間圧延を行い、厚さＩｏｎｍの板厚とし、黄銅以外は
８ｏｏ℃の温度に再加熱し、水中急冷した。
削後２黄銅は７４０℃その他の合金は８５０℃の温度で
熱間圧延を行い、厚さＩｏｎｍの板厚とし、黄銅以外は
８ｏｏ℃の温度に再加熱し、水中急冷した。
これらの熱間圧延材の表面の酸化スケールを除去後、冷
間圧延により厚さ０．６０ｍｍまで圧延し、丹銅Ｎｏ、
７と黄銅Ｎｏ、８とは３６０ｔｌ：Ｘ２Ｈｒ、その他の
合金は５００ｔｘ２Ｈｒの焼鈍を行い、スケールを酸洗
除去後、厚さ０．５０ｍｍまで圧延した。 。
間圧延により厚さ０．６０ｍｍまで圧延し、丹銅Ｎｏ、
７と黄銅Ｎｏ、８とは３６０ｔｌ：Ｘ２Ｈｒ、その他の
合金は５００ｔｘ２Ｈｒの焼鈍を行い、スケールを酸洗
除去後、厚さ０．５０ｍｍまで圧延した。 。
以上の試料合金を用いて以下に示す試験を行った。すな
わち、引張試験は圧延方向に切出したＪＩＳ１３号Ｂ試
験片を用いて行った。また、耐熱性の試験は硝石炉およ
び塩浴炉を用い各温度で、５分間加熱した後の試料の硬
さを測定し、加熱前の硬さの８０％になる硬さに該当す
る温度として求めた。
わち、引張試験は圧延方向に切出したＪＩＳ１３号Ｂ試
験片を用いて行った。また、耐熱性の試験は硝石炉およ
び塩浴炉を用い各温度で、５分間加熱した後の試料の硬
さを測定し、加熱前の硬さの８０％になる硬さに該当す
る温度として求めた。
さらに、導電率の試験は１０ｍｍｗｘ３００ｍｍＪＺの
試験片を用いダブルブリッジにより測定した。
試験片を用いダブルブリッジにより測定した。
また、耐マイグレーション性については、０．５０ｍｍ
ｔｘ３．ｍｍｗｘ８０ｍｍｆ！、の試験片を調整して、
２枚で１組とし、１４Ｖの直流電圧を印加した時の最大
漏洩電流値を測定して、判断基準とした。以下にその詳
細を説明する。
ｔｘ３．ｍｍｗｘ８０ｍｍｆ！、の試験片を調整して、
２枚で１組とし、１４Ｖの直流電圧を印加した時の最大
漏洩電流値を測定して、判断基準とした。以下にその詳
細を説明する。
試験片は図面に示すような板条の試験片１を２枚用いた
。２枚の試験片１の間にｉｎｍ厚のＡＢＳ樹脂２を介在
させその両端に押え板３を設け、その上からクリップ４
にて試験片１を押圧固定した。また、試験片１のそれぞ
れに、その端において電線６はを電気的に接続した。こ
の電線６はバッテリー５に接続されている。なお、２ａ
は放電穴（１０ｍｍφ）である。
。２枚の試験片１の間にｉｎｍ厚のＡＢＳ樹脂２を介在
させその両端に押え板３を設け、その上からクリップ４
にて試験片１を押圧固定した。また、試験片１のそれぞ
れに、その端において電線６はを電気的に接続した。こ
の電線６はバッテリー５に接続されている。なお、２ａ
は放電穴（１０ｍｍφ）である。
上記の状態におかれた試験片１に１４Ｖの直流電圧を印
加しつつ水道水に１０分間浸漬した後、１０分間乾燥す
るという間乾湿試験を行い、５０サイクルに至るまでの
最大漏洩電流値をハイコーダーメモリー８８０２ （８
置電機製）（図示せず）にて測定した。
加しつつ水道水に１０分間浸漬した後、１０分間乾燥す
るという間乾湿試験を行い、５０サイクルに至るまでの
最大漏洩電流値をハイコーダーメモリー８８０２ （８
置電機製）（図示せず）にて測定した。
試料Ｎｏ、１からＮｏ、６までの合金は一２７５℃で６
０分焼鈍し、Ｎｏ、７は２００℃で６０分焼鈍した後、
ばね限界値の測定の試験に供した。
０分焼鈍し、Ｎｏ、７は２００℃で６０分焼鈍した後、
ばね限界値の測定の試験に供した。
ばね限界値試験は圧延方向に平行に切出した幅１０ｍｍ
の試験片を用いＪＩＳＩ（３１３０に定めるモーメント
式試験に基づいて行った０以上説明した各試験の結果を
第２表に示す。
の試験片を用いＪＩＳＩ（３１３０に定めるモーメント
式試験に基づいて行った０以上説明した各試験の結果を
第２表に示す。
第２表に示すごとく、Ｎｏ、１．Ｎｏ、２は本発明に係
る第１発明の実施例であり、またＮｏ、３は本発明に係
る第２発明の実施例である。これらＮｏ、１〜Ｎ０１３
は５０％Ｉ ＡＣＳ以上の導電率を有しており、また、
比較例である黄銅Ｎ０５８と同等の漏洩電流値を示し、
配線回路の高密度化あるいは多層化に伴ない、配線間の
距離が近接化しても、黄銅と同様にマイグレーションに
よる絶縁性の低下が少ないことを示している。
る第１発明の実施例であり、またＮｏ、３は本発明に係
る第２発明の実施例である。これらＮｏ、１〜Ｎ０１３
は５０％Ｉ ＡＣＳ以上の導電率を有しており、また、
比較例である黄銅Ｎ０５８と同等の漏洩電流値を示し、
配線回路の高密度化あるいは多層化に伴ない、配線間の
距離が近接化しても、黄銅と同様にマイグレーションに
よる絶縁性の低下が少ないことを示している。
また、引張強さと伸びのバランスおよび耐熱性において
も、比較６例である丹銅Ｎ００７よりも優れていること
を示している。なお、比較例である黄銅Ｎｏ、８は漏洩
電流が少なくマイグレーションを生じ難いが、導電率が
２８％ＩＡＣＳと極めて低いため小型化あるいは高密度
化に対応させるためには限界がある。
も、比較６例である丹銅Ｎ００７よりも優れていること
を示している。なお、比較例である黄銅Ｎｏ、８は漏洩
電流が少なくマイグレーションを生じ難いが、導電率が
２８％ＩＡＣＳと極めて低いため小型化あるいは高密度
化に対応させるためには限界がある。
また、第２表において本発明に係る第１発明の実施例Ｎ
ｏ、１．Ｎｏ、２および第２発明の実施例ＮＯ，３は比
較例のＮ００４に比して、ばね限界値および引張強さと
伸びのバランスの面で優れている。特に、Ｎｏ、３にお
いてはＳｎを添加したことによりばね限界値がより優れ
たものとなっている。なお、マイグレーション性の試験
については、本発明実施例においては直流によって実施
したが、直流に限定するものではなく交流で実施しても
同様の効果が得られる。
ｏ、１．Ｎｏ、２および第２発明の実施例ＮＯ，３は比
較例のＮ００４に比して、ばね限界値および引張強さと
伸びのバランスの面で優れている。特に、Ｎｏ、３にお
いてはＳｎを添加したことによりばね限界値がより優れ
たものとなっている。なお、マイグレーション性の試験
については、本発明実施例においては直流によって実施
したが、直流に限定するものではなく交流で実施しても
同様の効果が得られる。
［発明の効果］
以上説明した様に本発明の第１発明によれば、５０％Ｉ
ＡＣＳ以上の良好な導電率を有し、優れた耐マイグレ
ーション性を有し、良好な耐熱性を有し、かつ、優れた
引張強さ−伸び特性を有し、さらには適度なばね限界値
を備えた電子・電気部品材料を提供することができる。
ＡＣＳ以上の良好な導電率を有し、優れた耐マイグレ
ーション性を有し、良好な耐熱性を有し、かつ、優れた
引張強さ−伸び特性を有し、さらには適度なばね限界値
を備えた電子・電気部品材料を提供することができる。
また、本発明の第２発明によれば第１発明に加えざらに
ばね限界値の優れた電子・電気部品材料を提供すること
ができる。
ばね限界値の優れた電子・電気部品材料を提供すること
ができる。
第１表
第２表
第１図および第２図は、耐マイグレーション性を試験す
るための装置を示す平面図および側断面図である。 １・・・試験片、２・・・ＡＢＳ樹脂、３・・・押え板
、４・・・クリップ、５・・・バッテリー、６・・・電
線、２ ａ−放電穴（１０ｍｍφ）。
るための装置を示す平面図および側断面図である。 １・・・試験片、２・・・ＡＢＳ樹脂、３・・・押え板
、４・・・クリップ、５・・・バッテリー、６・・・電
線、２ ａ−放電穴（１０ｍｍφ）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）Ｆｅ：０．０５〜０．２０％（重量％、以下同じ
とする）Ｐ：０．０２５〜０．０６０％、Ｚｎ：４．０
〜６．０％を含有し、残部が実質的にＣｕからなること
を特徴とする耐マイグレーション性に優れた高導電性銅
合金。 （２）Ｆｅ：０．０５〜０．２０％、Ｐ： ０．０２５〜０．０６０％、Ｚｎ：４．０〜６．０％、
Ｓｎ：０．０２〜０．４％を含有し、残部が実質的にＣ
ｕからなることを特徴とする耐マイグレーション性に優
れた高導電性銅合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14611087A JPS63310935A (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | 耐マイグレ−ション性の優れた高導電性銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14611087A JPS63310935A (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | 耐マイグレ−ション性の優れた高導電性銅合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63310935A true JPS63310935A (ja) | 1988-12-19 |
Family
ID=15400378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14611087A Pending JPS63310935A (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | 耐マイグレ−ション性の優れた高導電性銅合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63310935A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6462429A (en) * | 1987-09-02 | 1989-03-08 | Furukawa Electric Co Ltd | Busbar for electrical connection box |
| JPH02225638A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | Kobe Steel Ltd | フレキシブルプリント用銅合金圧延箔 |
| CN102220513A (zh) * | 2011-05-06 | 2011-10-19 | 北京金鹏振兴铜业有限公司 | 弹性铜合金及其制备方法以及该铜合金在电气电工设备中的应用 |
-
1987
- 1987-06-11 JP JP14611087A patent/JPS63310935A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6462429A (en) * | 1987-09-02 | 1989-03-08 | Furukawa Electric Co Ltd | Busbar for electrical connection box |
| JPH02225638A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | Kobe Steel Ltd | フレキシブルプリント用銅合金圧延箔 |
| CN102220513A (zh) * | 2011-05-06 | 2011-10-19 | 北京金鹏振兴铜业有限公司 | 弹性铜合金及其制备方法以及该铜合金在电气电工设备中的应用 |
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