JPS63310488A - 住宅用エレベ−タのケ−ジ昇降装置 - Google Patents
住宅用エレベ−タのケ−ジ昇降装置Info
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- JPS63310488A JPS63310488A JP14777787A JP14777787A JPS63310488A JP S63310488 A JPS63310488 A JP S63310488A JP 14777787 A JP14777787 A JP 14777787A JP 14777787 A JP14777787 A JP 14777787A JP S63310488 A JPS63310488 A JP S63310488A
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、個人住宅のＩｌｌから最上階（２階または３
１１？ｉ）の間を昇降できるように設置される住宅用の
エレベータのゲージ昇降装置に関するものである。
１１？ｉ）の間を昇降できるように設置される住宅用の
エレベータのゲージ昇降装置に関するものである。
近年、社会の高齢化現象と住宅事情により住宅の立体化
が進み２階建、３階建の個人住宅が一般化している。こ
のような２階建、３階建の個人住宅の場合、身体機能の
低下したお年寄や身体に障害をもつ障害者のいる家庭で
は、階段の昇り降りが新たな負担となっている。 こうした事情から最近、２１１９建、３階建の個人住宅
において、人や物の垂直移動を可能にして生活の利便性
を向上させる意図から、個人住宅用のエレベータを設置
することが提案されている。
が進み２階建、３階建の個人住宅が一般化している。こ
のような２階建、３階建の個人住宅の場合、身体機能の
低下したお年寄や身体に障害をもつ障害者のいる家庭で
は、階段の昇り降りが新たな負担となっている。 こうした事情から最近、２１１９建、３階建の個人住宅
において、人や物の垂直移動を可能にして生活の利便性
を向上させる意図から、個人住宅用のエレベータを設置
することが提案されている。
上述の個人住宅用エレベータは、人の昇降に利用される
ことから、そのケージ（人や物を載せるかご）は保安対
策上、安全で確実な昇゛降動作ができるように充分な考
慮が払われることはいうまでもなく、また、設置にあた
ってスペースをとらず且つ簡単な工事で新築住宅、既存
住宅のいずれにも設置できるｉ造のものが要求される。 こうした要求から、本発明者は、ケージの昇降手段とし
て、住宅の１階と最上階の間を連通ずる昇降路の左右壁
のｔｊ】方向中間部に上下方向へ連続したラック歯を有
する一対のラックポールを立設し、ゲージが、この左右
一対のラックポールを挟持して昇降動作するように、ラ
ック歯に噛み合うピニオンとポールに転接するアイドラ
プーリとをケージの天板上面および底板下面に軸支し、
且つその上下一方のピニオンを所定の制御信号により正
転・逆転・停止を行う駆動モータの回転軸に連結した構
成の住宅用エレベータにおけるケージ昇降方式を考えた
。 このケージ昇降方式の場合、上記ピニオンを回転駆動す
るモータのモータ音や、ラック歯とピニオンとの噛合い
音などの騒音が、ケージ内に伝播し、これが共鳴してケ
ージ内に乗る乗員に不快感を与えるという問題点があっ
た。
ことから、そのケージ（人や物を載せるかご）は保安対
策上、安全で確実な昇゛降動作ができるように充分な考
慮が払われることはいうまでもなく、また、設置にあた
ってスペースをとらず且つ簡単な工事で新築住宅、既存
住宅のいずれにも設置できるｉ造のものが要求される。 こうした要求から、本発明者は、ケージの昇降手段とし
て、住宅の１階と最上階の間を連通ずる昇降路の左右壁
のｔｊ】方向中間部に上下方向へ連続したラック歯を有
する一対のラックポールを立設し、ゲージが、この左右
一対のラックポールを挟持して昇降動作するように、ラ
ック歯に噛み合うピニオンとポールに転接するアイドラ
プーリとをケージの天板上面および底板下面に軸支し、
且つその上下一方のピニオンを所定の制御信号により正
転・逆転・停止を行う駆動モータの回転軸に連結した構
成の住宅用エレベータにおけるケージ昇降方式を考えた
。 このケージ昇降方式の場合、上記ピニオンを回転駆動す
るモータのモータ音や、ラック歯とピニオンとの噛合い
音などの騒音が、ケージ内に伝播し、これが共鳴してケ
ージ内に乗る乗員に不快感を与えるという問題点があっ
た。
本発明は、゛上述の問題点（Ｑ音問題）を解消すると共
に、併せてケージを安全確実に昇降動作でき、且つ住宅
内にエレベータを設置する際に昇降路の底部にピットを
掘る必要も無く、またケージ昇降駆動のための特別な機
械室も不要にできて設置スペースを最小限にコンパクト
化できる個人住宅用エレベータのケージ昇降装置を提供
することを目的とするもので、この目的を達成する手段
として本発明は次のように構成したものである。 すなわち本発明は、住宅の１階と最上階（２階または３
階）の間を連通するように立設した昇降路を有し、この
昇降路に沿ってケージを１階と最上階との間で上下に昇
降移動する住宅用エレベータにおいて、 上記昇降路の左右壁の中方向中間部に上下方向へ連続し
たラック歯を一側に有する一対のラックポールを立設し
、 この左右のラックポールを挟持するように上記ラック歯
に噛合うピニオンとポールに転接するアイドラプーリと
を備え、且つピニオンを所定の制御信号により正転・逆
転・停止を行う駆動モータの回転軸に連結したケージ昇
降台を有し、この昇降台の上に弾性緩衝部材を介してケ
ージを載置固定すると共に、且つケージの上部に前記ラ
ック歯に噛合うピニオンとポールに転接するアイドラプ
ーリとを装備して、ケージが左右一対のラックポールを
挟持して昇降動作するように構成してなるものである。
に、併せてケージを安全確実に昇降動作でき、且つ住宅
内にエレベータを設置する際に昇降路の底部にピットを
掘る必要も無く、またケージ昇降駆動のための特別な機
械室も不要にできて設置スペースを最小限にコンパクト
化できる個人住宅用エレベータのケージ昇降装置を提供
することを目的とするもので、この目的を達成する手段
として本発明は次のように構成したものである。 すなわち本発明は、住宅の１階と最上階（２階または３
階）の間を連通するように立設した昇降路を有し、この
昇降路に沿ってケージを１階と最上階との間で上下に昇
降移動する住宅用エレベータにおいて、 上記昇降路の左右壁の中方向中間部に上下方向へ連続し
たラック歯を一側に有する一対のラックポールを立設し
、 この左右のラックポールを挟持するように上記ラック歯
に噛合うピニオンとポールに転接するアイドラプーリと
を備え、且つピニオンを所定の制御信号により正転・逆
転・停止を行う駆動モータの回転軸に連結したケージ昇
降台を有し、この昇降台の上に弾性緩衝部材を介してケ
ージを載置固定すると共に、且つケージの上部に前記ラ
ック歯に噛合うピニオンとポールに転接するアイドラプ
ーリとを装備して、ケージが左右一対のラックポールを
挟持して昇降動作するように構成してなるものである。
以下本発明による実施例を添付した図面に基づいて説明
する。 第１図は本発明による住宅用エレベータの概略構成を示
す左側面図、第２図は正面図、第３図は第２図の■−■
断面図であり、実施例は２階建の住宅に設置されるエレ
ベータを示す。 図において、符号１はエレベータの昇降路であり、２は
その昇降路内に沿って人や物を昇降するかご（ケージ）
で、このケージ２は、住宅用エレベータとしての設計規
格要件を全て具備しその出入口側には自動または手動に
より開閉できる扉２１が設けられて′いる。 上記昇降路１は、エレベータを設置する住宅の１階床下
の地盤より最上階（２階）の天井上部に達する長さをも
った４本の角パイプ製支柱１１〜１４を４隅に立設し、
この４隅に立設された支柱１１と１２、１２と１３．１
３と１４．１４と１１の各支柱間にそれぞれ複数段の横
桁１５と筋かい部材１６を架設して上下方向に延びる四
角形の垂直通路を構成してなるものである。なお以下の
説明において支柱１１と１２間を左列、１３と１４間を
右列、１１と１４間を正面列、１２と１３間を背面列と
称す、そして各支柱１１〜１４にはその底面にアンカプ
レート１８が固着されて地盤上に安定的に立設できるよ
うにしである。 上記支柱１１〜１４間に架設される横桁１５および筋か
い部材１６は、第４図に示されているように各支柱１１
〜１４にそれぞれ摺動可能に嵌挿される内径をもった所
要長さの角パイプ製ジヨイント金具１７を介して取付け
られるもので、上記ジヨイント金具１７には、その２つ
の面に横桁１５の端部を嵌入する２個の嵌合筒部１７ａ
と、筋かい部材１６の端部を係止する２個のフック１７
ｂとが形成されてあり、またジヨイント金具１７を各支
柱１１〜１４の所定位置に固定するための止ねじ１７ｃ
が設けられている。 しかして各支柱１１〜１４に対し、その支柱間に架設さ
れる横桁１５の架設段数および架設位置に対応して複数
個のジヨイント金具１７が各支柱１１〜１４に嵌挿され
、その対向するジヨイント金具１７．１７間において横
桁１５の両端部をそれぞれのジヨイント金具１７に設け
た嵌合筒部１７ａに嵌入することで左列、右列、正面列
、背面列の各支柱間に所要段数の横桁１５が架設される
。また対角線上に位置する下段のジヨイント金具１７と
上段のジヨイント金具１７との間においてその各フック
１７ｂに筋かい部材１６の両端部を係合することで上記
各列の支柱間に筋かい部材１６が架設される。このよう
な架設方法では組付は部分に溶接個所が全く無くなるの
で昇降路１の組立が大巾に簡単となり、設置工事をスピ
ード化できる。なお上記筋かい部材１６にはその中間部
にターンバックル１６ａが設けられていて張り具合を調
節できるようにしである。 上記昇降路′１には、その左列の支柱１１と１２の間お
よび右列の支柱１３と１４の間のそれぞれ中間位置に一
対のラックポール３が立設される。このラックポール３
は、角パイプ製ポールの一側面に上下方向へ連続したラ
ック歯３１が形成され、底面にアンカプレート３２を固
着してなるもので、上記した左右列の支柱１１と１２．
１３と１４の間にそれぞれ架設した横桁１５に対して、
この横桁１５に第５図に示すセット金具３３を介して垂
直に固定されているものである。 上記セット金具３３は、横桁１５に摺動可能に嵌挿され
る内径をもった角パイプ製の筒体で、これには固定ボル
ト３３ｂを備えた取付板３３ａと、止ねじ３３Ｃとが設
けられてあり、一方、ラックポール３には上記セット金
具３３に対応して上下方向に長孔３４ａを形成した取付
ブラケット３４が設けられ、この取付ブラケット３４と
セット金具３３の取付板３３ａとを重合させて両者を固
定ボルト３３ｂにより締付は固定するものである。この
固定に際してセット金具３３を横桁１５に沿って水平移
動調整し、また固定ボルト３３ｂを長孔３４ａに沿って
上下移動調整することにより、左右のラックポール３が
独立して所定位置の地盤上に確実に垂直状をなすように
固定できる構造としている。なお上記左右一対のラック
ポール３にはその上端部に、上部より門型の補強桁３５
が挿入されて左右のラックポール３の垂直性が確実に保
持されるように捕強している。 また、昇降路１内には、上記左右一対のラックポール３
をそれぞれ挟持して昇降するように左右の各中央部に軸
受ブラケット４３を介してピニオン４１とアイドラプー
リ４２とを軸支したケージ昇降台４が配置され、この昇
降台４の上に、弾性緩衝材等からなるクッション４４を
介してケージ２が載置固定されている。 上記ピニオン４１は、第６図から明らかなようにラック
ポール３の一側に形成されたラック歯３１に噛合い、こ
れと反対のポール面にアイドラプーリ４２が転接して、
ピニオン４１とアイドラプーリ４２とでラックポール３
を互いに挟持するようにしたもので、このケージ昇降台
４に装備された左右のピニオン４１の回転軸４５は、そ
れぞれ駆動モータ４６の回転軸と直結されて回転駆動さ
れるようにしである。なおこの左右の駆動モータ４６は
制ａｌｌ信号により同期して正転、逆転、停止されるよ
うに制御されるものである。 また昇降台４の上に載置固定されたケージ２の天板上面
２２にも、その左右両側中央部に上記ラック歯３１に噛
み合うピニオン４１ａとポール面に転接するアイドラプ
ーリ４２ａとが軸受ブラケツ１−４３により軸支されて
いて、このピニオン４１ａとアイドラプーリ４２ａとで
左右一対のラックポール３を互いに挟持するようにして
あり、この天板上面２２に軸支された左右のピニオン４
１ａの回転軸４７にはその軸に緊急ブレーキ装置４８が
装備されている。この緊急ブレーキ装置４８は、駆動モ
ータ４６の故障やラック歯３１とピニオン４１．４１ａ
との噛合不良等によってケージ２が規定値を越える昇降
速度になった場合、回転軸４７の回転遠心力により図示
しない係止体が放射方向に飛び出してストッパに当接す
ることで緊急ブレーキが働き、ケージ２が制動されて乗
員の安全性を確保できるようにしているものである。 なお、前記ケージ２には、その昇降駆動を補助する目的
で、ケージ２の天板上ｌＩ２２の中央部にワイヤロー１
５１の一端が固着され、ワイヤロー１５１の他端側か、
上記左右ラックポール３の上端部を連結する門型補強桁
３５に軸支された滑車５２、昇降１１の背後上部に軸支
した滑車５３を介してケージ２の背後空間に延長され、
その延長端に所定の重錘５４が吊り下げられて、ケージ
２と重錘５４とがつるべ式に上下動するようにしている
。 一方、昇降路１の前面に対応する住宅の１階および２階
の乗降口には、通常のエレベータにみちれるように開閉
戸６１が設置されており、この開閉戸６１は、ケージ２
がその戸６１の位置にある場合のみ開くように制御され
るもので、ケージ２は、その扉２１および開閉戸６１の
全てが閉じていなければ昇降できないような安全装置が
設けられる。 またエレベータの操作系として、ここに図示していない
が通常のエレベータと同様に、住宅の各階乗降口の適゛
所およびケージ２の内部にそれぞれ操作盤が設けられ、
これらの操作盤にはケージ２の呼び出しボタン、行先指
示ボタン、扉の開閉ボタン、非常用ボタン等が適宜設置
され、またその操作盤からの各種信号は全て制御盤に入
力されて制御され、この制御信号のうちケージ２を昇降
および停止させる出力信号が駆動モータ４６に入力され
るようにしている。
する。 第１図は本発明による住宅用エレベータの概略構成を示
す左側面図、第２図は正面図、第３図は第２図の■−■
断面図であり、実施例は２階建の住宅に設置されるエレ
ベータを示す。 図において、符号１はエレベータの昇降路であり、２は
その昇降路内に沿って人や物を昇降するかご（ケージ）
で、このケージ２は、住宅用エレベータとしての設計規
格要件を全て具備しその出入口側には自動または手動に
より開閉できる扉２１が設けられて′いる。 上記昇降路１は、エレベータを設置する住宅の１階床下
の地盤より最上階（２階）の天井上部に達する長さをも
った４本の角パイプ製支柱１１〜１４を４隅に立設し、
この４隅に立設された支柱１１と１２、１２と１３．１
３と１４．１４と１１の各支柱間にそれぞれ複数段の横
桁１５と筋かい部材１６を架設して上下方向に延びる四
角形の垂直通路を構成してなるものである。なお以下の
説明において支柱１１と１２間を左列、１３と１４間を
右列、１１と１４間を正面列、１２と１３間を背面列と
称す、そして各支柱１１〜１４にはその底面にアンカプ
レート１８が固着されて地盤上に安定的に立設できるよ
うにしである。 上記支柱１１〜１４間に架設される横桁１５および筋か
い部材１６は、第４図に示されているように各支柱１１
〜１４にそれぞれ摺動可能に嵌挿される内径をもった所
要長さの角パイプ製ジヨイント金具１７を介して取付け
られるもので、上記ジヨイント金具１７には、その２つ
の面に横桁１５の端部を嵌入する２個の嵌合筒部１７ａ
と、筋かい部材１６の端部を係止する２個のフック１７
ｂとが形成されてあり、またジヨイント金具１７を各支
柱１１〜１４の所定位置に固定するための止ねじ１７ｃ
が設けられている。 しかして各支柱１１〜１４に対し、その支柱間に架設さ
れる横桁１５の架設段数および架設位置に対応して複数
個のジヨイント金具１７が各支柱１１〜１４に嵌挿され
、その対向するジヨイント金具１７．１７間において横
桁１５の両端部をそれぞれのジヨイント金具１７に設け
た嵌合筒部１７ａに嵌入することで左列、右列、正面列
、背面列の各支柱間に所要段数の横桁１５が架設される
。また対角線上に位置する下段のジヨイント金具１７と
上段のジヨイント金具１７との間においてその各フック
１７ｂに筋かい部材１６の両端部を係合することで上記
各列の支柱間に筋かい部材１６が架設される。このよう
な架設方法では組付は部分に溶接個所が全く無くなるの
で昇降路１の組立が大巾に簡単となり、設置工事をスピ
ード化できる。なお上記筋かい部材１６にはその中間部
にターンバックル１６ａが設けられていて張り具合を調
節できるようにしである。 上記昇降路′１には、その左列の支柱１１と１２の間お
よび右列の支柱１３と１４の間のそれぞれ中間位置に一
対のラックポール３が立設される。このラックポール３
は、角パイプ製ポールの一側面に上下方向へ連続したラ
ック歯３１が形成され、底面にアンカプレート３２を固
着してなるもので、上記した左右列の支柱１１と１２．
１３と１４の間にそれぞれ架設した横桁１５に対して、
この横桁１５に第５図に示すセット金具３３を介して垂
直に固定されているものである。 上記セット金具３３は、横桁１５に摺動可能に嵌挿され
る内径をもった角パイプ製の筒体で、これには固定ボル
ト３３ｂを備えた取付板３３ａと、止ねじ３３Ｃとが設
けられてあり、一方、ラックポール３には上記セット金
具３３に対応して上下方向に長孔３４ａを形成した取付
ブラケット３４が設けられ、この取付ブラケット３４と
セット金具３３の取付板３３ａとを重合させて両者を固
定ボルト３３ｂにより締付は固定するものである。この
固定に際してセット金具３３を横桁１５に沿って水平移
動調整し、また固定ボルト３３ｂを長孔３４ａに沿って
上下移動調整することにより、左右のラックポール３が
独立して所定位置の地盤上に確実に垂直状をなすように
固定できる構造としている。なお上記左右一対のラック
ポール３にはその上端部に、上部より門型の補強桁３５
が挿入されて左右のラックポール３の垂直性が確実に保
持されるように捕強している。 また、昇降路１内には、上記左右一対のラックポール３
をそれぞれ挟持して昇降するように左右の各中央部に軸
受ブラケット４３を介してピニオン４１とアイドラプー
リ４２とを軸支したケージ昇降台４が配置され、この昇
降台４の上に、弾性緩衝材等からなるクッション４４を
介してケージ２が載置固定されている。 上記ピニオン４１は、第６図から明らかなようにラック
ポール３の一側に形成されたラック歯３１に噛合い、こ
れと反対のポール面にアイドラプーリ４２が転接して、
ピニオン４１とアイドラプーリ４２とでラックポール３
を互いに挟持するようにしたもので、このケージ昇降台
４に装備された左右のピニオン４１の回転軸４５は、そ
れぞれ駆動モータ４６の回転軸と直結されて回転駆動さ
れるようにしである。なおこの左右の駆動モータ４６は
制ａｌｌ信号により同期して正転、逆転、停止されるよ
うに制御されるものである。 また昇降台４の上に載置固定されたケージ２の天板上面
２２にも、その左右両側中央部に上記ラック歯３１に噛
み合うピニオン４１ａとポール面に転接するアイドラプ
ーリ４２ａとが軸受ブラケツ１−４３により軸支されて
いて、このピニオン４１ａとアイドラプーリ４２ａとで
左右一対のラックポール３を互いに挟持するようにして
あり、この天板上面２２に軸支された左右のピニオン４
１ａの回転軸４７にはその軸に緊急ブレーキ装置４８が
装備されている。この緊急ブレーキ装置４８は、駆動モ
ータ４６の故障やラック歯３１とピニオン４１．４１ａ
との噛合不良等によってケージ２が規定値を越える昇降
速度になった場合、回転軸４７の回転遠心力により図示
しない係止体が放射方向に飛び出してストッパに当接す
ることで緊急ブレーキが働き、ケージ２が制動されて乗
員の安全性を確保できるようにしているものである。 なお、前記ケージ２には、その昇降駆動を補助する目的
で、ケージ２の天板上ｌＩ２２の中央部にワイヤロー１
５１の一端が固着され、ワイヤロー１５１の他端側か、
上記左右ラックポール３の上端部を連結する門型補強桁
３５に軸支された滑車５２、昇降１１の背後上部に軸支
した滑車５３を介してケージ２の背後空間に延長され、
その延長端に所定の重錘５４が吊り下げられて、ケージ
２と重錘５４とがつるべ式に上下動するようにしている
。 一方、昇降路１の前面に対応する住宅の１階および２階
の乗降口には、通常のエレベータにみちれるように開閉
戸６１が設置されており、この開閉戸６１は、ケージ２
がその戸６１の位置にある場合のみ開くように制御され
るもので、ケージ２は、その扉２１および開閉戸６１の
全てが閉じていなければ昇降できないような安全装置が
設けられる。 またエレベータの操作系として、ここに図示していない
が通常のエレベータと同様に、住宅の各階乗降口の適゛
所およびケージ２の内部にそれぞれ操作盤が設けられ、
これらの操作盤にはケージ２の呼び出しボタン、行先指
示ボタン、扉の開閉ボタン、非常用ボタン等が適宜設置
され、またその操作盤からの各種信号は全て制御盤に入
力されて制御され、この制御信号のうちケージ２を昇降
および停止させる出力信号が駆動モータ４６に入力され
るようにしている。
本発明は、以上に説明した構成であるから以下に述べる
効果が得られる。 （１）まず、昇降路内に沿って１階と最上階との間を上
下昇降移動するケージの昇降手段として、昇降路の左右
壁の中方向中間部に上下方向へ３！ＩＦＪしたラック歯
を有する一対のラックポールが立設され、この左右一対
のラックポールを挟持して昇降動作するように、ラック
歯に噛み合うピニオンとポールに転接するアイドラプー
リとを備え、且つピニオンを所定の制御信号により正転
・逆転・停止を行う駆動モータの回転軸に連結したケー
ジ昇降台を設けて、この昇降台の上にケージを、弾性緩
衝部材を介して載置固定した構成としたので、ケージの
昇降時に発生する駆動モータのモータ音や、ピニオンと
ラック歯との噛合い音などの騒音が、弾性緩衝部材で吸
収、遣音されてケージ内に伝播、共鳴するのが防止でき
る。 （２）また、ケージが、昇降台に設けたピニオンとアイ
ドラプーリとでラックポールを挟持して昇降動作する構
成であるから、昇降路の底部に大きな空間を設ける必要
がなくなり、昇降路の設置の際に１階床下の地盤下に深
いピットを掘る必要がないので設置工事を大巾に簡略化
できる。 （３）またケージの昇降駆動装置として特別な機械室を
付設する必要もないので、装置の大巾な小形化が図れ、
設置スペースを最小限にコンパクト化できることより、
製作コストを安価にでき、しかも設置工事が容易となっ
て新築住宅は勿論のこと既存の住宅にも簡単に設備でき
る。 （４）シかもケージはラック歯とピニオンとの噛合い駆
動で昇降動作するから、安全確実な昇降動作が確保でき
、゛エレベータとしての所要の安全基準を充分に満足で
きる。
効果が得られる。 （１）まず、昇降路内に沿って１階と最上階との間を上
下昇降移動するケージの昇降手段として、昇降路の左右
壁の中方向中間部に上下方向へ３！ＩＦＪしたラック歯
を有する一対のラックポールが立設され、この左右一対
のラックポールを挟持して昇降動作するように、ラック
歯に噛み合うピニオンとポールに転接するアイドラプー
リとを備え、且つピニオンを所定の制御信号により正転
・逆転・停止を行う駆動モータの回転軸に連結したケー
ジ昇降台を設けて、この昇降台の上にケージを、弾性緩
衝部材を介して載置固定した構成としたので、ケージの
昇降時に発生する駆動モータのモータ音や、ピニオンと
ラック歯との噛合い音などの騒音が、弾性緩衝部材で吸
収、遣音されてケージ内に伝播、共鳴するのが防止でき
る。 （２）また、ケージが、昇降台に設けたピニオンとアイ
ドラプーリとでラックポールを挟持して昇降動作する構
成であるから、昇降路の底部に大きな空間を設ける必要
がなくなり、昇降路の設置の際に１階床下の地盤下に深
いピットを掘る必要がないので設置工事を大巾に簡略化
できる。 （３）またケージの昇降駆動装置として特別な機械室を
付設する必要もないので、装置の大巾な小形化が図れ、
設置スペースを最小限にコンパクト化できることより、
製作コストを安価にでき、しかも設置工事が容易となっ
て新築住宅は勿論のこと既存の住宅にも簡単に設備でき
る。 （４）シかもケージはラック歯とピニオンとの噛合い駆
動で昇降動作するから、安全確実な昇降動作が確保でき
、゛エレベータとしての所要の安全基準を充分に満足で
きる。
第１図は本発明による住宅用エレベータの概略構成を示
す左側面図、第２図はその正面図、第３図は第２図の■
−■断面図、第４図は横桁および筋かい部材のジヨイン
ト金具を示す斜視図、第５図はラックポールの固定部を
示す斜視図、第６図はケージの昇降駆動用のピニオンお
よびアイドラプーリの軸支状態を示す斜視図である。 １・・・昇降路、１１〜１４・・・支柱、１５・・・横
桁、１６・・・筋かい部材、１７・・・ジヨイント金具
、１７ａ・・・嵌合筒部、１７ｂ・・・フック、１７Ｃ
・・・止ねじ、１８・・・アンカープレート、
す左側面図、第２図はその正面図、第３図は第２図の■
−■断面図、第４図は横桁および筋かい部材のジヨイン
ト金具を示す斜視図、第５図はラックポールの固定部を
示す斜視図、第６図はケージの昇降駆動用のピニオンお
よびアイドラプーリの軸支状態を示す斜視図である。 １・・・昇降路、１１〜１４・・・支柱、１５・・・横
桁、１６・・・筋かい部材、１７・・・ジヨイント金具
、１７ａ・・・嵌合筒部、１７ｂ・・・フック、１７Ｃ
・・・止ねじ、１８・・・アンカープレート、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 住宅の１階と最上階（２階または３階）の間を連通する
ように立設した昇降路を有し、この昇降路に沿ってケー
ジを１階と最上階との間で上下に昇降移動する住宅用エ
レベータにおいて、 上記昇降路の左右壁の巾方向中間部に上下方向へ連続し
たラック歯を有する一対のラックポールを立設し、 この左右のラックポールを挟持するように上記ラック歯
に噛合うピニオンとポールに転接するアイドラプーリと
を備え、且つピニオンを所定の制御信号により正転・逆
転・停止を行う駆動モータの回転軸に連結したケージ昇
降台を有し、 この昇降台の上に弾性緩衝部材を介してケージを載置固
定すると共に、且つケージの上部に前記ラック歯に噛合
うピニオンとポールに転接するアイドラプーリとを装備
して、ケージが左右一対のラックポールを挟持して昇降
動作するように構成してなる住宅用エレベータのケージ
昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14777787A JPS63310488A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 住宅用エレベ−タのケ−ジ昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14777787A JPS63310488A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 住宅用エレベ−タのケ−ジ昇降装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63310488A true JPS63310488A (ja) | 1988-12-19 |
Family
ID=15437949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14777787A Pending JPS63310488A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 住宅用エレベ−タのケ−ジ昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63310488A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102358551A (zh) * | 2011-01-04 | 2012-02-22 | 张向阳 | 一种轿厢设有制动器的安全电梯 |
| CN102583120A (zh) * | 2011-01-04 | 2012-07-18 | 张向阳 | 一种轿厢设有制动器的电梯 |
| CN104590977A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-06 | 苗萌 | 一种复式住宅室内电梯 |
| CN109573775A (zh) * | 2018-05-17 | 2019-04-05 | 浙江威特电梯有限公司 | 一种地震防护电梯 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4824161B1 (ja) * | 1969-01-31 | 1973-07-19 | ||
| JPS5341421A (en) * | 1976-09-29 | 1978-04-14 | Bucovaz Edsel T | Application of mutual action between proteins to cancer detecting analysis |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP14777787A patent/JPS63310488A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4824161B1 (ja) * | 1969-01-31 | 1973-07-19 | ||
| JPS5341421A (en) * | 1976-09-29 | 1978-04-14 | Bucovaz Edsel T | Application of mutual action between proteins to cancer detecting analysis |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102358551A (zh) * | 2011-01-04 | 2012-02-22 | 张向阳 | 一种轿厢设有制动器的安全电梯 |
| CN102583120A (zh) * | 2011-01-04 | 2012-07-18 | 张向阳 | 一种轿厢设有制动器的电梯 |
| CN104590977A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-06 | 苗萌 | 一种复式住宅室内电梯 |
| CN109573775A (zh) * | 2018-05-17 | 2019-04-05 | 浙江威特电梯有限公司 | 一种地震防护电梯 |
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