JP7040717B2 - 建物 - Google Patents

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JP7040717B2
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Description

本発明は、建物に関する。
下記特許文献1には、内部にエレベータを後付可能な建物が開示されている。この建物では、エレベータ後付空間が予め設けられており、新築時にこのエレベータ後付空間における上下階境界部には二階床構造パネルが設けられている。したがって、新築時にはエレベータ後付空間を収納スペース等に使用することができる。そして、エレベータが必要になった時点で二階床構造パネルを取り外してエレベータ後付空間内にエレベータを設置するリフォームを行うことで、新築時のコストを抑制すると共に、後付で容易にエレベータを設けることができる。
特開2012-112116号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された構成では、エレベータを設ける前のエレベータ後付空間を収納スペースとして用いているが、エレベータを設けた後にはエレベータ後付空間を収納スペースとして利用することができない。つまり、エレベータ後付空間に設けられていた収納スペースを別の場所に設けるために建物内の間取りの変更が必要となり、リフォームが大掛かりなものとなる可能性がある。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記問題を考慮し、エレベータを後付する際のリフォームが容易となる建物を得ることを目的とする。
第1の態様に係る建物は、人運搬用のエレベータを収容可能な昇降空間と、前記昇降空間に隣接すると共に上階と下階とを連結する第1階段が設置可能な階段設置可能空間と、前記昇降空間と前記階段設置可能空間とに亘って設けられると共に、前記上階と前記下階とを連結する所定勾配の第2階段と、を有している。
第2の態様に係る建物は、第1の態様に係る発明において、前記第2階段は、前記上階と前記下階との間に折返し部を有する折返し階段とされている。
第3の態様に係る建物は、第1又は第2の態様に係る発明において、前記第2階段は、直線状に形成され、前記第2階段に隣接して吹き抜け部が設けられている。
第4の態様に係る建物は、第3の態様に係る発明において、前記昇降空間及び前記階段設置可能空間の少なくとも一方に隣接して共有スペースが設けられている。
第5の態様に係る建物は、第1~第4のいずれか一つの態様に係る発明において、屋根裏における前記昇降空間に対応した位置には、一方の天井梁と、これと対向する他方の天井梁とに架け渡された揚重用梁が設けられている。
第6の態様に係る建物は、第1~第5のいずれか一つの態様に係る発明において、基礎部における前記昇降空間に対応した位置の少なくとも一部は、ベタ基礎とされている。
第7の態様に係る建物は、第1~第6のいずれか一つの態様に係る発明において、前記昇降空間と他の空間とを区画する仮想線上には、耐力要素が設けられている。
第8の態様に係る建物は、第1~第7のいずれか一つの態様に係る発明において、前記昇降空間及び前記階段設置可能空間の少なくとも一方には、前記エレベータ及び前記第1階段の少なくとも一方を設置するための取付部材が予め設けられている。
第9の態様に係る建物は、第1~第8のいずれか一つの態様に係る発明において、前記昇降空間を構成する壁部及び基礎部の少なくとも一方には、予め前記エレベータの動力源が設けられている。
第1の態様によれば、建物には、人運搬用のエレベータを収容可能な昇降空間と、昇降空間に隣接すると共に上階と下階とを連結する第1階段が設置可能な階段設置可能空間とが設けられている。この昇降空間と階段設置可能空間とに亘って、上階と下階とを所定勾配で連結する第2階段が設けられている。したがって、当初は昇降空間と階段設置可能空間とに亘って設けられた第2階段によって、上階と下階とを行き来することができる。この第2階段は、昇降空間と階段設置可能空間とに亘って広い範囲に設けられていることから、所定勾配を第1階段の勾配よりも緩やかにすることができる。したがって、エレベータを設ける前においても、階段による昇降がし易くなる。
また、後付でエレベータを設ける際は、昇降空間内にエレベータを設けると共に、階段設置可能空間に第1階段が設けられる。つまり、後付でエレベータを設けるためのスペースは、当初第2階段が設けられた空間の一部であるため、エレベータを後付する際の間取りの変更が不要となる。
第2の態様によれば、第2階段は上階と下階との間に折返し部を有する折返し階段とされていることから、所定勾配をさらに緩やかにすることができる。これにより、第2階段が設置されている時の階段による昇降がさらにし易くなる。
第3の態様によれば、第2階段は直線状に形成され、第2階段に隣接して吹き抜け部が設けられていることから、後付にてエレベータを設ける際に吹き抜け部にも第1階段を設けることができる。これにより、第1階段を設ける際のスペースをより広く確保することができる。
第4の態様によれば、昇降空間及び階段設置可能空間の少なくとも一方に隣接して共有スペースが設けられていることから、後付にてエレベータを設けると共に第1階段を設けた場合にも共有スペースを廊下として使用することで、上階と下階との間の移動の際の動線を確保することができる。
第5の態様によれば、屋根裏における昇降空間に対応した位置には、一方の天井梁と、これと対向する他方の天井梁とに架け渡された揚重用梁が設けられている。ところで、後付にてエレベータを設置する際、一般的にエレベータのかごは室内から昇降空間内に運ばれるが、エレベータ取付工事の際に昇降空間内に運ばれたかごを吊り上げる必要がある。このかごの吊り上げの際に、揚重用梁を用いて滑車及びワイヤ等によりかごを容易に吊り上げることができる。これにより、エレベータを設置する際の施工性を向上させることできる。
第6の態様によれば、基礎部における昇降空間に対応した位置の少なくとも一部は、ベタ基礎とされていることから、この基礎部をエレベータのピットとして利用することができる。これにより、エレベータを設置する際の工期を短縮することができる。
第7の態様によれば、昇降空間と他の空間とを区画する仮想線上には、耐力要素が設けられていることから、昇降空間にエレベータを設置したことによって地震時に大きな水平力が建物に加わっても、耐久性を向上させることができる。これにより、エレベータを後付にて設置した際にも優れた耐震性能を得ることができる。
第8の態様によれば、昇降空間及び階段設置可能空間の少なくとも一方には、エレベータ及び第1階段の少なくとも一方を設置するための取付部材が予め設けられていることから、後付にてエレベータや第1階段を設ける際の工期をより短縮することができる。
第9の態様によれば、昇降空間を構成する壁部及び基礎部の少なくとも一方には、予めエレベータの動力源が設けられていることから、後付にてエレベータを設置する際に動力源やこれに付随する設備を取り付ける工数が削減される。これにより、エレベータを設置する際の工期をさらに短縮することができる。
以上説明したように、本発明に係る建物は、エレベータを後付する際のリフォームが容易となるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る建物の一階部分の構成を示す間取り図である。 第1実施形態に係る建物の二階部分の構成を示す間取り図である。 第1実施形態に係る建物の三階部分の構成を示す間取り図である。 第1実施形態に係る建物のエレベータ設置時の図2のZ部に対応した間取り図である。 第1実施形態に係る建物の基礎部における昇降空間及び階段設置可能空間に対応した部分を示す平面図である。 第1実施形態に係る建物の屋根裏における昇降空間及び階段設置可能空間に対応した部分を示す平面図である。 第1実施形態に係る建物に設置された第2階段を示す側面図である。 第1実施形態に係る建物に設置された第1階段を示す側面図である。 (A)は昇降空間の近傍に配置された耐力要素の一例を示す平面図であり、(B)は(A)に対してその他の例を示す平面図である。 第1実施形態の変形例に係る建物のエレベータ設置時の図2のZ部に対応した間取り図である。 第2実施形態に係る建物のエレベータ設置時の図2のZ部に対応した間取り図である。 第3実施形態に係る建物の一階部分の一部を示す間取り図である。 第3実施形態に係る建物の二階部分の一部を示す間取り図である。
(第1実施形態)
以下、図1~9を用いて、本発明に係る建物の第1実施形態について説明する。
(全体構成)
図1、図2及び図3には、本実施形態の建物10が示されている。建物10は、一例として三階建てとなっている。なお、以後の説明では、一例として、建物10を平面視したときの図の上側、下側、左側、右側を北側、南側、西側、東側と称して説明する。また、各図における東西南北の表示は省略する。
図1に示すように、建物10の一階では、南東にガレージ12と玄関14とが設けられている。玄関14の北側には、玄関ホール16が設けられている。玄関ホール16の西側には、南北方向に沿って共有スペースとしての一階廊下18が広がっている。一階廊下18の北側には、洗面所20が設けられており、洗面所20の東側には浴室22が設けられている。浴室22と玄関ホール16との間には、一階トイレ24が設けられている。一階廊下18の南側には、洋室26が設けられている。
一階廊下18の西側には、昇降空間28及び階段設置可能空間30に亘って設けられた第2階段としての超緩勾配階段32が設けられている。この超緩勾配階段32は、新築時に設けられ、一階と二階及び二階と三階とをそれぞれ移動(昇降)可能に繋いでいる(図2、図3参照)。なお、昇降空間28及び階段設置可能空間30の詳細については後述する。
超緩勾配階段32の西側には、クローゼット34が設けられている。このクローゼット34は、洋室26に向けて開口されていると共に、昇降空間28及び階段設置可能空間30における超緩勾配階段32以外の空間を有効活用するために設けられている。
図2に示されるように、建物10の二階の略中央には、超緩勾配階段32に繋がりかつ南北方向に沿って共有スペースとしての二階廊下38が広がっている。二階廊下38の北側には、クローゼット40を有する寝室41が設けられている。二階廊下38の南側には、西側と東側にそれぞれクローゼット42、44を有する洋室46、48が設けられている。また、寝室41と洋室48との間には、北側から順に納戸50、二階トイレ52が設けられている。
図3に示されるように、建物10の三階における超緩勾配階段32の東側には、共有スペースとしてのダイニング54が設けられている。ダイニング54の北側には、東側から西側へ向かう順にバルコニー56とキッチン58とが設けられている。ダイニング54の南側には、バルコニー60が設けられている。バルコニー60の西側には、リビング62が設けられている。
〔要部構成〕
次に、建物10の昇降空間28及び階段設置可能空間30の構造について説明する。
(昇降空間及び階段設置可能空間の構造)
図1に示されるように、建物10の一階における昇降空間28と階段設置可能空間30とは、隣接して配置されている。具体的には、昇降空間28は、一階廊下18の南側かつ西側に配置されており、この昇降空間28の北側に階段設置可能空間30が配置されている。昇降空間28は、将来的に設置されるエレベータとしてのホームエレベータ64が収容されるエレベータシャフトとなる予定の空間である(図4参照)。換言すると、昇降空間28は、複数の階に昇降する未設置のホームエレベータ64を収容可能な大きさとされた設置予定空間である。
昇降空間28と他の区画、すなわち昇降空間28の南側に隣接する洋室26との間の一部には間仕切り壁66が設けられている。この間仕切り壁66の内部には、一対の軽量鉄骨製の柱68と、この柱68同士を連結するラチス材70により構成された耐力要素としての耐力壁構成柱72(図9(A)、(B)参照)が設けられている。また、昇降空間28と屋外との間にある外壁パネル74内にも、耐力壁構成柱72が設けられている。この外壁パネル74内の耐力壁構成柱72は、柱68と、柱68に対向しかつ昇降空間28と階段設置可能空間30とを構成した柱94(詳細は後述)と、柱68と柱94とを連結するラチス材70により構成されている。これら耐力壁構成柱72は、昇降空間28と他の空間とを区画する仮想線V上(図9(A)参照)に沿って設けられている。なお、この耐力壁構成柱72は、図9(A)に示されるように、昇降空間28を挟んで対向する一対の仮想線Vのうち、どちらか一方の仮想線V上に設けられていればよく、また図9(B)に示されるように、仮想線V上であれば昇降空間28と隣接しない位置に設けられていてもよい。
階段設置可能空間30は、将来的に設置される第1階段としての標準勾配階段76が設置される予定となる空間である(図4参照)。階段設置可能空間30及び昇降空間28の一部の範囲と、一階廊下18との間には、間仕切り壁78が設けられている。この間仕切り壁78は、互いに対向する図示しない一対の壁面材と、一対の壁面材の間に設けられた図示しない下地材とを含んで構成されている。さらに、間仕切り壁78は、いずれも、床部に対して組み立て及び分解(取り外し)可能とされている。図示しない壁面材は、一例として、石膏ボードが用いられている。図示しない下地材は、一例として、軽量鉄骨が用いられている。
図2に示されるように、建物10の二階における昇降空間28と階段設置可能空間30とは、一階と同様に構成されている。すなわち、昇降空間28は、二階廊下38に対して南側かつ西側に配置されており、この昇降空間28の北側に階段設置可能空間30が配置されている。また、昇降空間28と洋室46との間には、間仕切り壁80が設けられており、この間仕切り壁80内と、昇降空間28と屋外との間にある外壁パネル74内とには、耐力要素としての耐力壁構成柱73が間仕切り壁80と外壁パネル74とに亘って設けられている。この耐力壁構成柱73は、柱68と、この柱68と対向する柱94と、柱68と柱94とを連結するラチス材70により構成されている。したがって、耐力壁構成柱73は、平面視にてL字状になるように一体に構成されている。
階段設置可能空間30及び昇降空間28の一部の範囲と、二階廊下38との間には、間仕切り壁82が設けられている。この間仕切り壁82は、一階の間仕切り壁78と同様に、互いに対向する図示しない一対の壁面材と、一対の壁面材の間に設けられた図示しない下地材とを含んで構成されている。さらに、間仕切り壁82は、いずれも、床部に対して組み立て及び分解(取り外し)可能とされている。図示しない壁面材は、一例として、石膏ボードが用いられている。図示しない下地材は、一例として、軽量鉄骨が用いられている。
図3に示されるように、建物10の三階における昇降空間28と階段設置可能空間30とは、一階と同様に構成されている。すなわち、昇降空間28は、ダイニング54に対して南側かつ西側に配置されており、この昇降空間28の北側に階段設置可能空間30が配置されている。また、昇降空間28とリビング62との間には、間仕切り壁84が設けられており、この間仕切り壁84内と、昇降空間28と屋外との間にある外壁パネル74内とには、二階と同様に耐力壁構成柱73が設けられている。
階段設置可能空間30及び昇降空間28の一部の範囲と、ダイニング54との間には、間仕切り壁86が設けられている。この間仕切り壁86は、一階の間仕切り壁78と同様に、互いに対向する図示しない一対の壁面材と、一対の壁面材の間に設けられた図示しない下地材とを含んで構成されている。さらに、間仕切り壁86は、いずれも、床部に対して組み立て及び分解(取り外し)可能とされている。図示しない壁面材は、一例として、石膏ボードが用いられている。図示しない下地材は、一例として、軽量鉄骨が用いられている。以上の昇降空間28内と階段設置可能空間30内とは、構造計算に含まれない構造上の吹き抜け扱いとされている。
(超緩勾配階段)
図1に示されるように、昇降空間28と階段設置可能空間30とには、超緩勾配階段32が設けられている。この超緩勾配階段32は、一階と二階との間及び二階と三階との間に東西方向に沿った折返し部90を有する平面視にてU字状とされた折返し階段とされている(図2、図3参照)。また、図7に示されるように、超緩勾配階段32の勾配角度αAは、所定角度に設定されており、この所定角度は28°以上32°以下に設定されている。したがって、超緩勾配階段32の勾配角度αAは、標準勾配階段76の勾配角度αB(図8参照、本実施形態では一例として約45°に設定)よりも小さい角度に設定されている。つまり、超緩勾配階段32は、勾配角度が小さくなることで標準勾配階段76より段数が増えるため、設置するために必要なスペースが標準勾配階段76より大きくなるが、昇降空間28と階段設置可能空間30とに亘って設けることで、設置するスペースが確保されている。
(基礎部)
図5に示されるように、昇降空間28と階段設置可能空間30とを構成する複数の柱94は、基礎部92上に立設されている。この柱94は、一例としてそれぞれの長さ及び形状が略同一とされた軽量鉄骨製であり、昇降空間28の南東側角部と、昇降空間28の南西側角部と、昇降空間28と階段設置可能空間30とが隣り合う部位の東側端部と、当該隣り合う部位の西側端部と、階段設置可能空間30の北東角部と、階段設置可能空間30の北西角部とにそれぞれ設けられている。つまり、昇降空間28と階段設置可能空間30とは、6本の柱94により囲まれた空間とされている。
基礎部92は、地盤96に沿った平面状のベース部(不図示)と、このベース部に対して直交する方向にて建物上方側へ突出された立ち上がり部98を有している。また、基礎部92における昇降空間28及び階段設置可能空間30に対応した位置においては、昇降空間28及び階段設置可能空間30の外縁に沿って立ち上がり部98が設けられている。なお、基礎部92における昇降空間28に対応した位置の少なくとも一部、具体的には、将来的にホームエレベータ64が設けられる際にこのホームエレベータ64のエレベータシャフトに対応した位置(図4参照)は、立ち上がり部98にて囲まれている(図中P部)と共に、囲まれた内部にコンクリートが打設されたベタ基礎とされている。また、このベタ基礎とされたP部には、後述するホームエレベータ64の動力源としての油圧ユニット108と取付部材としてのベース部材113が新築時から取り付けられている。
(天井梁)
図6に示されるように、建物10の屋根裏100には、複数の天井梁102が設けられている。この屋根裏100における昇降空間28及び階段設置可能空間30に対応した位置においては、昇降空間28及び階段設置可能空間30の外縁に沿って天井梁102が設けられている。また、屋根裏100における昇降空間28に対応した位置、具体的には、昇降空間28の略中央には、東西方向に沿って延設されかつ一方の天井梁102とこれに対向する他方の天井梁102とに架け渡された揚重用梁104が設けられている。この揚重用梁104は、天井梁102と同様に軽量鉄骨により構成されている。
(ホームエレベータ)
図4には、建物10の昇降空間28にホームエレベータ64を設置した状態が示されている。ホームエレベータ64は、リフォーム時に設けられ、一部の取り付け部位を除いて、昇降空間28内に収容可能な大きさでかつ平面視にて昇降空間28の西側を中心に設置されている。また、ホームエレベータ64は、人運搬用のエレベータであるが、車椅子の運搬及び荷物運搬も可能である。なお、本実施形態では、一例として、ホームエレベータ64に対して居住者が東側から乗降するように、ホームエレベータ64が設置される。
ホームエレベータ64は、油圧式とされており、一例として、かご106と、かご106を昇降させる動力源としての油圧ユニット108(図5参照)と、2本のガイドレール107と、内側扉109と、外側扉111とを含んで構成されている。そして、ホームエレベータ64では、一階から三階までの昇降空間28をエレベータシャフトとして、油圧ユニット108の動作によりかご106が昇降するようになっている。
かご106は、既述のように車椅子を収容可能な大きさであり、東側に図示しない操作パネルが設けられている。また、かご106の東側には、内側扉109が南北方向に開閉可能に設けられている。ガイドレール107は、かご106の北側及び南側に1本ずつ立設されており、かご106の揺れを抑制するようになっている。このガイドレール107は、予め基礎部92における昇降空間28に対応した部位に設けられたベース部材113に固定されている(図5参照)。外側扉111は、ホームエレベータ64の東側に設けられた間仕切り壁110に取り付けられており、内側扉109の開閉に合わせて南北方向に開閉するようになっている。なお、内側扉109及び外側扉111には、図示しないガラス窓が設けられており、かご106内を視認可能となっている。
(標準勾配階段)
階段設置可能空間30には、標準勾配階段76が設けられている。この標準勾配階段76は、一階と二階との間及び二階と三階との間に南北方向に沿った折返し部77を有する平面視にてU字状とされた折返し階段とされている。また、上述のように、標準勾配階段76は、勾配角度αBが約45°(図8参照)に設定されている。
ホームエレベータ64と標準勾配階段76との間には、間仕切り壁112が設けられている。間仕切り壁112は、互いに対向する図示しない一対の壁面材と、一対の壁面材の間に設けられた図示しない下地材とを含んで構成されている。また、間仕切り壁112は、一階、二階、三階(各階)で独立して取り外し可能に設置されている。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態によれば、図2に示されるように、建物10には、人運搬用のホームエレベータ64を収容可能な昇降空間28と、昇降空間28に隣接すると共に上階と下階とを連結する標準勾配階段76が設置可能な階段設置可能空間30とが設けられている。この昇降空間28と階段設置可能空間30とに亘って、上階と下階とを所定勾配で連結する超緩勾配階段32が設けられている。したがって、当初は昇降空間28と階段設置可能空間30とに亘って設けられた超緩勾配階段32によって、上階と下階とを行き来することができる。この超緩勾配階段32は、昇降空間28と階段設置可能空間30とに亘って広い範囲に設けられていることから、標準勾配階段76よりも勾配を緩やかにすることができる。したがって、ホームエレベータ64を設ける前においても、階段による昇降がし易くなる。
また、後付でホームエレベータ64を設ける際は、図4に示されるように、昇降空間28内にホームエレベータ64を設けると共に、階段設置可能空間30に標準勾配階段76が設けられる。つまり、後付でホームエレベータ64を設けるためのスペースは、当初超緩勾配階段32が設けられた空間の一部であるため、ホームエレベータ64を後付する際の間取りの変更が不要となる。これにより、ホームエレベータ64を後付する際のリフォームが容易となる。
さらに、図2及び図3に示されるように、超緩勾配階段32は上階と下階との間に折返し部90を有する折返し階段とされていることから、所定勾配をさらに緩やかにすることができる。これにより、超緩勾配階段32が設置されている時の階段による昇降がさらにし易くなる。
さらにまた、図1、図2及び図3に示されるように、超緩勾配階段32に隣接して一階廊下18、二階廊下38及びダイニング54が設けられていることから、後付にてホームエレベータ64を設けると共に標準勾配階段76を設けた場合にも一階廊下18、二階廊下38及びダイニング54を廊下として使用することで、上階と下階との間の移動の際の動線を確保することができる。
また、図6に示されるように、屋根裏100における昇降空間28に対応した位置には、一方の天井梁102と、これと対向する他方の天井梁102とに架け渡された揚重用梁104が設けられている。ところで、後付にてホームエレベータ64を設置する際、一般的にホームエレベータ64のかご106は室内から昇降空間28内に運ばれるが、ホームエレベータ64の取付工事の際に昇降空間28内に運ばれたかご106を吊り上げる必要がある。このかご106の吊り上げの際に、揚重用梁104を用いて滑車及びワイヤ(いずれも不図示)等によりかご106を容易に吊り上げることができる。これにより、ホームエレベータ64を設置する際の施工性を向上させることできる。
さらに、図5に示されるように、基礎部92における昇降空間28に対応した位置の少なくとも一部は、ベタ基礎とされていることから、この基礎部92をホームエレベータ64のピットとして利用することができる。これにより、ホームエレベータ64を設置する際の工期を短縮することができる。
さらにまた、昇降空間28と他の空間とを区画する仮想線V(図9(A)、(B)参照)上には、耐力壁構成柱72が設けられていることから、昇降空間28にホームエレベータ64を設置したことによって地震時に大きな水平力が建物10に加わっても、耐久性を向上させることができる。これにより、ホームエレベータ64を後付にて設置した際にも優れた耐震性能を得ることができる。また、新築時に予め耐力壁構成柱72を設けることで、リフォーム時に耐力壁構成柱72を設けるため壁を解体する必要がなくなるため、ホームエレベータ64を設置する際の工期をさらに短縮することができる。
さらに、昇降空間28には、ホームエレベータ64のガイドレール107を設置するためのベース部材113が予め設けられていることから、後付にてホームエレベータ64を設ける際の工期をより短縮することができる。
さらにまた、昇降空間28を構成する基礎部92には、予めホームエレベータ64の油圧ユニット108が設けられていることから、後付にてホームエレベータ64を設置する際に動力源やこれに付随する設備を取り付ける工数が削減される。これにより、ホームエレベータ64を設置する際の工期をより一層短縮することができる。
なお、本実施形態では、昇降空間28の北側に階段設置可能空間30が配置された構成とされているが、これに限らず、一例として図10に示されるように、昇降空間28と階段設置可能空間30との位置を南北方向にて逆にしてそれぞれにホームエレベータ64と標準勾配階段76を設けてもよいし、それ以外の位置関係としてもよい。
(第2実施形態)
次に、図11を用いて、本発明の第2実施形態に係る建物について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態に係る建物120は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、標準勾配階段122がホームエレベータ126を取り囲むように設けられている点に特徴がある。
すなわち、図11に示されるように、階段設置可能空間128は、昇降空間121を北側、西側及び南側より囲むように設けられている。つまり、階段設置可能空間128は、平面視にて略C字状に形成されている。
なお、図11は、昇降空間121にホームエレベータ126が設置された状態を示している。ホームエレベータ126は、一部の取り付け部位を除いて、昇降空間121内に収容可能な大きさとされている。本実施形態では、一例として、ホームエレベータ126に対して居住者が東側から乗降するように、ホームエレベータ126が設置される。
ホームエレベータ126の南側には、クローゼット130が設けられている。このホームエレベータ126とクローゼット130とを囲むように、間仕切り壁132、134、136、138が設けられている。間仕切り壁132、134、136、138は、互いに対向する図示しない一対の壁面材と、一対の壁面材の間に設けられた図示しない下地材とを含んで構成されている。また、間仕切り壁132、134、136、138は、一階、二階、三階(各階)で独立して取り外し可能に設置されている。
階段設置可能空間128には、標準勾配階段122が設けられている。この標準勾配階段122は、平面視にて東側に開口された略C字状とされている。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、標準勾配階段122がホームエレベータ126を取り囲むように設けられている点以外は第1実施形態の建物と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、標準勾配階段122がホームエレベータ126を取り囲むように平面視にて略C字状とされていることから、図示はしないが、ホームエレベータ126の北側及び南側にも階段を設定して標準勾配階段122全体の段数を増やすことができる。したがって、標準勾配階段122の蹴上を小さくすることができるので、リフォーム後の標準勾配階段122においても昇降し易くすることができる。
(第3実施形態)
次に、図12、図13を用いて、本発明の第3実施形態に係る建物について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第3実施形態に係る建物140は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、新築時に設けられる超緩勾配階段142がI型階段とされている点に特徴がある。
すなわち、図13に示されるように、昇降空間28と階段設置可能空間30とには、超緩勾配階段142が設けられている。この超緩勾配階段142は、一階と二階との間及び二階と三階との間に南北方向に沿って平面視にてI字状とされている。つまり、超緩勾配階段142は直線状に形成されたI型階段とされている。また、超緩勾配階段142の勾配角度αAは、28°以上32°以下に設定されている。
超緩勾配階段142の東側には、吹き抜け部144が設けられている。この吹き抜け部144には、一階において間仕切り壁146(図12参照)、二階及び図示しない三階において間仕切り壁146、148、150、152が設けられている。間仕切り壁146、148、150、152は、互いに対向する図示しない一対の壁面材と、一対の壁面材の間に設けられた図示しない下地材とを含んで構成されている。また、間仕切り壁146、148、150、152は一階、二階、三階(各階)で独立して取り外し可能に設置されている。
(第3実施形態の作用・効果)
次に、第3実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、超緩勾配階段142がI型階段とされている点以外は第1実施形態の建物10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、超緩勾配階段142は直線状に形成され、超緩勾配階段142に隣接して吹き抜け部144が設けられていることから、後付にてホームエレベータ64を設ける際に吹き抜け部144にも標準勾配階段76を設けることができる。これにより、標準勾配階段76を設ける際のスペースをより広く確保することができる。
なお、上述した第1~第3実施形態では、超緩勾配階段32、142及び標準勾配階段76、122は所謂箱型階段とされているが、これに限らず、らせん階段や力桁階段等の壁に接触しないスケルトン階段としてもよい。この場合、壁の解体及び設置が必要最低限になるため、後付にてホームエレベータ64、126を設ける際の施工期間を短縮することができる。
また、基礎部92におけるホームエレベータ64のエレベータシャフトに対応した位置(図4参照)は、ベタ基礎とされているが、これに限らず、基礎部92における昇降空間28に対応した位置全体がベタ基礎とされてもよいし、基礎部92全体がベタ基礎とされてもよい。
さらに、ホームエレベータ64は、油圧式とされているが、これに限らず、ロープ式等その他の方式により作動するものであってもよい。また、図5に示されるように、ホームエレベータ64の動力源である油圧ユニット108は、基礎部92に予め取り付けられた構成とされているが、これに限らず、昇降空間28内における基礎部92以外の壁部や屋根裏100等に動力源やこれに付随する装置等を新築時に予め取り付けてもよい。
さらにまた、ホームエレベータ64を構成する部材を設置するためのベース部材113が基礎部92における昇降空間28に対応した位置に予め設けられているが、これに限らず、昇降空間28を構成する壁部や屋根裏100等の他の部材に予め設けられていてもよい。また、標準勾配階段76を設置するための取付部材を階段設置可能空間30内に予め設けた構成としてもよい。
また、超緩勾配階段32の勾配角度αAは、標準勾配階段76の勾配角度αBよりも小さい角度に設定されているが、これに限らず、標準勾配階段76の勾配角度αBと同じ角度に設定してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 建物
18 一階廊下(共有スペース)
28 昇降空間
30 階段設置可能空間
32 超緩勾配階段(第2階段)
38 二階廊下(共有スペース)
54 ダイニング(共有スペース)
64 ホームエレベータ(エレベータ)
72 耐力壁構成柱(耐力要素)
73 耐力壁構成柱(耐力要素)
76 標準勾配階段(第1階段)
90 折返し部
92 基礎部
102 天井梁
104 揚重用梁
108 油圧ユニット(動力源)
113 ベース部材(取付部材)
120 建物
121 昇降空間
122 標準勾配階段(第1階段)
126 ホームエレベータ
128 階段設置可能空間
140 建物
142 超緩勾配階段(第2階段)
144 吹き抜け部
V 仮想線

Claims (8)

  1. 人運搬用のエレベータを収容可能な昇降空間と、
    前記昇降空間に隣接すると共に上階と下階とを連結する第1階段が設置可能な階段設置可能空間と、
    前記昇降空間と前記階段設置可能空間とに亘って設けられると共に、前記上階と前記下階とを連結する所定勾配の第2階段と、
    を有し、
    屋根裏における前記昇降空間に対応した位置には、一方の天井梁と、これと対向する他方の天井梁とに架け渡された揚重用梁が設けられ、
    基礎部における前記昇降空間に対応した位置の少なくとも一部は、ベタ基礎とされている建物。
  2. 前記第2階段は、前記上階と前記下階との間に折返し部を有する折返し階段とされている、
    請求項1記載の建物。
  3. 前記第2階段は、直線状に形成され、
    前記第2階段に隣接して吹き抜け部が設けられている請求項1に記載の建物。
  4. 前記昇降空間及び前記階段設置可能空間の少なくとも一方に隣接して共有スペースが設けられている、
    請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の建物。
  5. 前記昇降空間及び前記階段設置可能空間は、共有スペースに隣接され、前記第2階段は昇降口が前記昇降空間側とされ、
    前記第1階段として昇降口が前記共有スペース側とされた折り返し階段が設置可能とされた請求項2に記載の建物。
  6. 前記昇降空間と他の空間とを区画する仮想線上には、耐力要素が設けられている、
    請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の建物。
  7. 前記昇降空間及び前記階段設置可能空間の少なくとも一方には、前記エレベータ及び前記第1階段の少なくとも一方を設置するための取付部材が予め設けられている、
    請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の建物。
  8. 前記昇降空間を構成する壁部及び基礎部の少なくとも一方には、予め前記エレベータの動力源が設けられている、
    請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の建物。
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