JPS6330672B2 - - Google Patents

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JPS6330672B2
JPS6330672B2 JP57129650A JP12965082A JPS6330672B2 JP S6330672 B2 JPS6330672 B2 JP S6330672B2 JP 57129650 A JP57129650 A JP 57129650A JP 12965082 A JP12965082 A JP 12965082A JP S6330672 B2 JPS6330672 B2 JP S6330672B2
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JP
Japan
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banknote
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escrow
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unit
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JP57129650A
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JPS5920091A (ja
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Yoshikazu Mori
Osamu Kobayashi
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Nippon Koinko KK
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Nippon Koinko KK
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Publication date
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Priority to KR1019830003292A priority patent/KR880002474B1/ko
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Publication of JPS6330672B2 publication Critical patent/JPS6330672B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/006Winding articles into rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/419Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means
    • B65H2301/4191Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means for handling articles of limited length, e.g. AO format, arranged at intervals from each other

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は自動販売機で使用される紙幣受入装
置における紙幣の受入制御方法に関し、特に複数
金種の紙幣を取扱うものに関する。
<従来の技術> 紙幣受入装置は、少なくとも、投入された紙幣
の真偽を識別し真券を受入れて偽券を返却する機
能を有する紙幣識別装置と、受入れた紙幣を収納
するための収納装置とを含んでいる。一旦受入れ
た紙幣を必要に応じて返却し得るようにするには
収納装置を一時保留装置すなわちエスクロ装置に
よつて構成しなければならず、その場合エスクロ
装置には収納しきれない紙幣を貯蔵するための貯
蔵装置すなわちストツカ装置を更に設ける必要が
ある。エスクロ装置とストツカ装置とを併設した
場合、通常は、投入紙幣をエスクロ装置に収納
し、エスクロ装置が満杯になつたとき投入紙幣を
ストツカ装置に収納するように制御する。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、複数金種の紙幣を取扱う場合は、上述
のような単純な制御では様々な不都合が生じる。
例えば、金種を考慮することなく投入紙幣を一律
にエスクロ装置に収納したとすると、投入紙幣そ
のものを自動返却する場合は特に問題ないが、釣
銭として低額金種紙幣をエスクロ装置から払出そ
うとする場合、種々の金種の装置がエスクロ装置
に不規則に収納されていることにより、釣銭用の
所定低額紙幣のみを払出すことが不可能となる。
また、エスクロ装置が満杯のとき投入紙幣を無条
件でストツカ装置に収納してしまうとすると、該
投入紙幣を返金しなければならないときエスクロ
装置から如何なる金種の紙幣が払出されるか不確
実であるため投入紙幣と同額の紙幣を正しく返却
することができなくなる。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、
投入された紙幣の真偽を識別するための紙幣識別
部と、紙幣を自動返却可能な状態で保留するエス
クロ部と、紙幣を自動返却不可能な状態で保留す
る紙幣蓄積部とを含む紙幣受入装置において、複
数金種の紙幣を不都合なく受入処理し得るように
した受入制御方法を提供することを目的とする。
詳しくは、どの金種の紙幣が投入された場合でも
投入紙幣と同じ金種の紙幣を自動返却できるよう
にすると共に、所定低額金種の紙幣を釣銭として
払出すことができるようにすることを目的とす
る。
<問題点を解決するための手段> この発明に係る紙幣受入制御方法は、 所定低額金種の紙幣が投入されたときは、前
記エスクロ部の保留枚数が所定数に達していな
いことを条件に該紙幣をエスクロ部に収納し、
前記保留枚数が前記所定数に達している場合は
該紙幣を前記紙幣蓄積部に収納し、 前記所定低額金種以外の紙幣が投入されたと
きは、該紙幣を前記エスクロ部で一時保留さ
せ、その後該投入紙幣に応じた物品販売動作が
開始されたことを条件に前記エスクロ部で一時
保留されていた前記所定低額金種以外の紙幣を
前記紙幣蓄積部に収納することを特徴とするも
のである。
第2の発明に係る紙幣受入制御方法は、エスク
ロ部における紙幣保留量を検出するための検出手
段を更に具え、上記において一時停止されてい
る紙幣を収納する条件として、この検出手段の出
力と物品選択操作とに応じて投入紙幣に対応する
釣銭がエスクロ部内の保留紙幣によつて払出し可
能と判断されたことを条件とするようにしたこと
を特徴としている。
<作用> 第1の発明によれば、上記、の処理によ
り、最終的にはエスクロ部には釣銭として使用す
ることのできる所定低額金種の紙幣だけが収納さ
れることになる。従つて、高額紙幣に対応する釣
銭としてエスクロ部に保留されている紙幣を払出
すことができるようになる。また、所定低額金種
以外の紙幣すなわち高額金種紙幣はエスクロ部で
一時保留される。この高額投入紙幣は、物品販売
動作が開始されたとき、該エスクロ部から排出さ
れて蓄積部に移送され、そこに蓄積される。投入
された高額紙幣をエスクロ部に一時保留したとし
ても販売動作が開始されたときは該紙幣を紙幣蓄
積部に移送して収納し、他方、返金要求があつた
ときはこのエスクロ部から該高額投入紙幣を自動
返却するので、エスクロ部には最終的には高額紙
幣は収納されず、所定低額紙幣のみが収納され
る。
第2の発明によれば、投入された高額紙幣は紙
幣通路で一時停止される。販売のための物品選択
操作が行われたとき、この高額投入紙幣に対応す
る釣銭がエスクロ部における低額金種紙幣の保留
枚数によつて払出せる場合に該高額投入紙幣が紙
幣蓄積部に収納され、釣銭払出し不可能なときは
該高額投入紙幣は収納されない。
<実施例> 以下この発明の一実施例を添付図面を参照して
詳細に説明しよう。
まず、この実施例で使用する紙幣受入装置につ
いて説明すると、この紙幣受入装置は、挿入口1
0から挿入された紙幣の真偽を識別するための紙
幣識別部11と、この識別部11で真券と判定さ
れた紙幣を一時保留(自動返却可能な状態で保
留)するエスクロ部12と、識別部11とエスク
ロ部12との間に設けられ、一旦受入れた紙幣を
自動返却不可能な状態で収納するためのストツカ
部13とを具えている。紙幣識別部11の紙幣通
路1と、ストツカ部13に設けられた紙幣通路2
と、エスクロ部12に設けられた紙幣通路3とが
1本につながつている。第1図には、紙幣識別部
11とエスクロ部12の紙幣通路1,3及び搬送
装置の側面が略図にて示されており、ストツカ部
13は縦断面で示されている。第2図には、第1
図の−線で切断し、矢印方向に見た、ストツ
カ部13の横断面が拡大して示されている。
紙幣識別部11における紙幣通路1の入口近く
に紙幣センサP1が設けられており、通路1の出
口近くに紙幣センサP2が設けられている。この
紙幣識別部11内には紙幣の真偽を検知するため
のセンサ類が更に設けられているが、この点につ
いては本発明の要旨でないので省略する。尚、一
例として、この紙幣受入装置は1万円札、5千円
札、千円札の3種類の紙幣を受入可能であり、識
別部11ではこれらの金種に関して真偽を識別す
ることが可能である。センサP1,P2は通路1
を挾んで設けられた1対の発光素子と受光素子と
から成るフオトセンサであり、後述するセンサP
3〜P6も同様である。
識別部11内の紙幣搬送用モータM1は、識別
部11内の紙幣の送りを制御するものであり、正
転のとき受入方向に(ストツカ部13の方に)紙
幣を搬送し、逆転のとき返却方向に(挿入口10
の方に)紙幣を搬送する。投入紙幣が真券と判定
されたときはこれを受入れ、偽券と判定されたと
きこれを返却する。
通路1の出口(センサP2側の口)はストツカ
部13の紙幣通路2に通じている。ストツカ部1
3における紙幣通路2の垂直部分は、往復機構1
4の押し板4とたて長のチヤンネル部材5a,5
bとの間に形成されており、その長さは紙幣のた
ての長さにほぼ対応している。ストツカ部13の
紙幣通路2の入口付近には紙幣センサP3が設け
られている。また、通路2の垂直部分の入口と出
口には紙幣センサP4,P5が設けられている。
通路2の出口はエスクロ部12の紙幣通路3に通
じている。この紙幣通路3の入口付近には紙幣セ
ンサP6が設けられている。
ストツカ部13において、紙幣通路2の垂直部
分を挾んで、一方の側には往復機構14及び紙幣
搬送装置が設けられており、他方の側は紙幣蓄積
部15となつている。紙幣蓄積部15は、紙幣の
横幅よりも幾分狭い所定の間隔を空けて並んで垂
直に配置された2本のたて長のチヤンネル部材5
a,5bと、紙幣の表面サイズよりも幾分広いサ
イズを持ち、チヤンネル部5a,5bに平行に垂
直に配された紙幣圧縮板6とを含む。チヤンネル
部材5a,5bは固定されているが、紙幣圧縮板
6は板面に対して直角方向に平行移動可能であ
り、適宜配置された複数の圧縮バネPSの作用に
よつて常にチヤンネル部材5a,5bの方向に押
しつけられるようになつている。
往復機構14は、紙幣圧縮板6にほぼ平行な押
し板4と、この押し板4にほぼ固定された駆動板
7と、押し板4及び駆動板7を往復動させるため
のモータM4及び動力伝達機構(ベルト8,プー
リ9a,9b)とを含む。第1図では駆動板7は
切欠いて示されている。モータM4は所定箇所に
固定されており、この回転がプーリ9aに伝達さ
れ、更にベルト8を介してプーリ9bに伝達され
る。プーリ9a,9bは駆動板7に平行に配され
ており、該プーリに夫々設けられた突起17,1
8が駆動板7に設けられた2つの長孔19,20
に夫々挿入されている。モータM4の回転に応じ
てプーリ9a,9bが回転すると、突起17,1
8が円運動し、これに伴い突起17,18と長孔
19,20との係合により駆動板7が板面の方向
に(左右に)往復動し、この駆動板7の動きに伴
つて押し板4が板面と直角方向につまり紙幣圧縮
板6の方向に(左右に)往復動する。プーリ9
a,9bが1回転すると、駆動板7及び押し板4
は1往復動の左右往復動を行なう。通常状態で
は、図示のように押し板4は紙幣蓄積部15から
最も離れた位置にあり、この押し板4とチヤンネ
ル部材5a,5bとの間で紙幣通路2の垂直部分
が形成されている。
押し板4のたての長さは紙幣のたて長にほぼ対
応しているが、横幅は紙幣の横幅よりも狭く、か
つ2本のチヤンネル部材5a,5bの間隔よりも
狭い。従つて、モータM4の1回転によつて、押
し板4が紙幣蓄積部15の方向に左右往復動する
とき、該押し板4が2本のチヤンネル部材5a,
5bの間を通り抜けることができるようになつて
いる。
ストツカ部13において、紙幣搬送装置は、モ
ータM3と、このモータM3の回転が伝達される
プーリ21と、このプーリ21の回転がベルト2
2を介して伝達される5つのプーリ(このうち1
つのみに符号23を付ける)と、5つのプーリの
うち回転方向が同じである所定の3つのプーリに
同軸に設けられた3対の紙幣搬送ローラ24,2
5,26とを含んでいる。紙幣搬送ローラ24〜
26は例えば周囲に突起を設けたゴム製ローラで
ある。第2図を参照すると、1対のローラ25
は、2本のチヤンネル部材5a,5bに対応する
間隔で配された2個のローラから成る。モータM
3の回転がプーリ21及び22を介して5つのプ
ーリ23に伝達され、そのうち3つのプーリを介
して紙幣搬送ローラ24〜26の各対に同方向の
回転として伝達される。紙幣搬送ローラ24〜2
6とチヤンネル部材5a,5bとの間に紙幣の両
側を挾み込み、該ローラ24〜26の回転に応じ
て紙幣を搬送するようになつている。モータM3
は正逆回転可能であり、通路2内の紙幣を受入方
向または返却方向のどちらにでも搬送し得るよう
になつている。モータM3の回転を止めることに
より、通路2の垂直部分の箇所で(つまりエスク
ロ部12と紙幣蓄積部15の手前の箇所で)紙幣
を一時停止させることが可能である。エスクロ部
12において、モータM2によつて回動されるド
ラム27の所定箇所につる巻きバネ28の一端が
固定されており、このドラム27を芯とする巻き
取り体とバネ28との間に紙幣を挾み込んで該紙
幣を堅く巻取る。すなわち、ストツカ部13の通
路2を通つてエスクロ部12に入つた紙幣は通路
3を通つてドラム27を芯とする巻取り体とバネ
28との間に進入する。ドラム27はモータM2
によつて駆動されるもので、このモータM2を適
時に正転(図では反時計方向の回転)駆動してド
ラム27にバネ28を巻取り、このバネ28と共
に搬入された紙幣を堅く巻取る。ドラム27に巻
取つた紙幣を通路3の方向に排出する場合はモー
タM2を逆転する。モータM2が逆転した分だけ
バネ28は自己復原力によつて巻き芯28aに巻
取られ、ドラム27と28の動きに伴つて紙幣が
通路3に向けて送り出される。モータM2に関連
して、エンプスイ検出器ESW、満杯検出器FSW
第1所定数検出器PSW1、第2所定数検出器
PSW2が設けられている。モータM2が初期位
置にあるとき、つまりドラム27に全く紙幣が巻
取られていないとき、エンプスイ検出器ESWが
作動してエンプスイを検出する。モータM2が初
期位置から正転方向に所定回転したとき、図示し
ないギヤダウン機構を介して設けられた満杯検出
器FSWが作動し、満杯であることを検出する。
検出器PSW1,PSW2は同様のギヤダウン機構
を介して設けられており、エスクロ部12の保留
枚数が第1の所定数未満のときPSW1がオンし、
第2の所定数未満のときPSW2がオンする。例
えば、第1の所定数とは1万円札に対する千円札
の最大釣銭枚数「9」であり、第2の所定数とは
5千円札に対する千円札の最大釣銭枚数「4」で
ある。満杯検出器FSWの作動枚数は任意に設定
してもよい(例えば10乃至40)。
エスクロ部12には、挿入口10から投入され
た紙幣が通路1,2を通して導入され、この投入
紙幣を一時保留する。投入紙幣をエスクロ部12
に導く場合は、ストツカ部13の往復機構14は
作動せず、紙幣搬送装置(モータM3等)のみが
作動し、紙幣識別部11から与えられた投入紙幣
がストツカ部13の通路2を通過してエスクロ部
12に導かれる。ストツカ部13の紙幣蓄積部1
5には、紙幣蓄積部11から与えられる投入紙幣
またはエスクロ部12から排出された紙幣が収納
される。ストツカ部13の紙幣蓄積部15に紙幣
を収納する動作は次のように行なわれる。
収納すべき紙幣が紙幣識別部11の方から送り
込まれるときはストツカ部13の紙幣搬送用モー
タM3を正転して該紙幣を通路2の垂直部分に引
き込む。他方、収納すべき紙幣がエスクロ部12
の方から送り込まれるときはモータM3を逆転し
て該紙幣を通路2の垂直部分に引き込む。収納す
べき紙幣が通路2の垂直部分すなわち押し板4と
チヤンネル部材5a,5bとの間の通路部分に完
全に入つたとき、モータM3を停止し、該紙幣を
その箇所で止める。モータM3を正転していると
きは、それまで紙幣を検知していたセンサP4が
紙幣を検知しなくなることによつて紙幣が通路2
の垂直部分に完全に入つたことが判明する。他
方、モータM3を逆転しているときは、それまで
紙幣を検知していたセンサP5が紙幣を検知しな
くなることによつて上述のことが判明する。モー
タM3を停止した後、往復機構14のモータM4
を1回転させることにより、通路2の垂直部分で
一時停止していた紙幣を紙幣蓄積部15に収納す
る。この収納動作を示す略図が第3図に示されて
いる。
第3図は第2図に対応する略図であり、aは紙
幣圧縮板6とチヤンネル部材5a,5bとの間に
まだ1枚の紙幣も蓄積されていないときに収納す
べき紙幣29が初めて通路2の垂直部分に送り込
まれた状態を示している。この状態でモータM4
が1回転されると、0度から180度の行程で押し
板4が紙幣圧縮板6の方向(矢印A方向)に平行
移動し、通路2内の紙幣29を圧縮板6の方向に
押す。押された紙幣29は撓みながら押し板4と
共にチヤンネル部材5a,5bの間を通り抜け、
圧縮板6に接する。第3図bに示すように、押し
板4の矢印A方向の動きに伴つて、圧縮板6及び
押し板4と圧縮板6との間に挾み込まれた紙幣2
9が圧縮バネPSの反発力によつて矢印A方向に
(バネPSを圧縮する方向に)移動する。モータM
4が180度から360度まで回るとき、押し板4は上
述とは反対方向(矢印B方向)に移動し、圧縮バ
ネPSの復原力によつて圧縮板6及び紙幣29が
押し板4と共に戻る。紙幣29の両側がチヤンネ
ル部材5a,5bに当接すると、該紙幣29及び
圧縮板6の動きが該チヤンネル部材5a,5bに
よつて止められ、その後は押し板4だけがモータ
M4の回転に応じて移動し、モータM4の1回転
が終了したとき押し板4は元の位置(通路2の垂
直部分を形成する位置)まで戻る。以上が、スト
ツカ部13における紙幣収納の1サイクル動作で
あり、第3図cに示すように、最終的に紙幣29
はチヤンネル部材5a,5bと紙幣圧縮板6との
間に収納される。圧縮バネPSの力によつて、チ
ヤンネル部材5a,5bと圧縮板6との間で紙幣
29は緊密に保持される。
以上の紙幣収納1サイクルの繰返しによつて、
新たに収納すべき紙幣30(第3図d参照)は既
に圧縮板6とチヤンネル部材5a,5bとの間に
蓄積されている紙幣31の隣に追加されることに
なる。つまり、第3図eに示すように、押し板4
は、その往路の動きによつて新たな紙幣30を紙
幣31の隣に追加し、これらの紙幣30,31と
圧縮板6を一緒に矢印A方向に押す。その後、押
し板4が復動すると、新たな紙幣30は古い紙幣
31とチヤンネル部材5a,5bとの間に挾まれ
ることになる。こうして、紙幣圧縮板6とチヤン
ネル部材5a,5bとの間で、紙幣を立てた状態
で横方向に積重ねて圧縮し、蓄積する。
尚、往復機構14において、駆動板7の下方ま
たは適宜箇所に該駆動板7を摺動自在に支持する
摺動支持ベース32(第1図)を適宜設けるとよ
い。同様に、紙幣蓄積部15において、紙幣蓄積
箇所及び圧縮板6の下方に適宜のベース板33
(第1図)を設け、チヤンネル部材5a,5bを
固定的に支持すると共に紙幣の下部及び圧縮板6
の下部をフリーに支持するようにするとよい。
エスクロ部12に保留した紙幣を挿入口10に
向けて自動返却する場合(もしくは後述のように
釣銭の一部として払出す場合)は、モータM2,
M3,M1を逆転し、通路3,2,1を通して紙
幣を排出する。また、通路2の垂直部分で一時停
止させた紙幣を挿入口10に向けて返却する場合
はモータM3,M1を逆転する。エスクロ部12
に保留した紙幣をインベントリ操作によつてスト
ツカ部13の紙幣蓄積部15に収納する場合は、
モータM2とM3を逆転し、1枚の紙幣がストツ
カ部13の通路2の垂直部分に納まつたときこれ
らの逆転を停止し、その後、前述と同様に往復機
構14を作動して蓄積部15に紙幣を収納する。
こうして、インベントリ操作時は、エスクロ部1
2の保留紙幣を1枚づつ順次ストツカ部13の蓄
積部15に移送する。投入された紙幣をエスクロ
部12または紙幣蓄積部15に収納するときの制
御例については以下説明する。
第4図は第1図に示す紙幣受入装置の制御系統
のブロツク図であり、各センサP1〜P6及び検
出器ESW,FSW,PSW1,PSW2の出力が制
御回路34に与えられ、この制御回路34の出力
によつて各モータM1〜M4の駆動が制御され
る。モータM1〜M3は正転または逆転の切換え
が可能であるが、モータM4は正転のみが可能で
ある。投入紙幣の真偽判別に関連するセンサ類に
関して図示を省略した。第5図は第4図の制御回
路34による投入紙幣受入制御動作の一例を示す
フローチヤートである。第5図の例では、最低額
金種紙幣である千円札が投入された場合、エスク
ロ部12が満杯でない限り該千円札を直ちにエス
クロ部12に収納し、エスクロ部12が満杯のと
きは該千円札をストツカ部13の紙幣蓄積部15
に収納するようにしている。千円札以外の紙幣が
投入された場合、つまり1万円札または5千円札
が投入された場合、ストツカ部13の通路2の垂
直部分で該投入紙幣を一時停止させ、販売動作が
開始されたことを条件に該通路2で一時停止して
いた高額投入紙幣を紙幣蓄積部15に収納するよ
うにしている。従つて、エスクロ部12では所定
低額紙幣(千円)を専門に一時保留し、紙幣蓄積
部13では所定高額紙幣(5千円、1万円)のす
べて及びエスクロ部12に収納しきれなかつた所
定低額紙幣を収納する。従つて、高額紙幣の投入
にもとづき販売が行なわれたとき、エスクロ部1
2から低額紙幣を釣銭として払出すことが極めて
容易に行なえるようになる。
第5図において、ブロツク35ではセンサP1
がオンしたか否かを調べる。尚、センサP1〜P
6のオンとは紙幣を検知した状態を示すのもとす
る。紙幣挿入口10に紙幣が投入されたときセン
サP1がオンする。センサP1がオンしたときモ
ータM1の正転をスタートする。これにより、投
入紙幣が通路1内を搬送される。その過程で投入
紙幣の真偽判定を行ない、偽券と判定されたとき
はモータM1を一旦ストツプし、次いで、逆転ス
タートし、センサP1がオンからオフに変わつた
ときモータM1をストツプする(ブロツク36,
37,38)。これにより、偽券が挿入口10に
戻される。
真券と判定されたときはブロツク39に進み、
センサP3がオンしたか否かを調べる。YESな
らば、投入された紙幣の先端がストツカ部3の通
路2に入つたことを意味し、これにもとづき、モ
ータM3の正転をスタートする。モータM1とM
3の正転によつて紙幣は識別部11からストツカ
部13内に移送されていく。やがて、紙幣の後端
がセンサP2を通りすぎると、該センサP2がオ
フとなり、ブロツク40の処理によつてモータM
1が停止される。ブロツク53では、紙幣識別部
11によつて真券と判定された投入紙幣の金種が
千円(エスクロ部12に収納すべき所定低額紙
幣)か否かを確認する。YESならばブロツク4
7の処理を行ない、NOならばブロツク54に移
る。
ブロツク53がYESの場合、つまり千円札が
投入された場合、についてまず説明する。ブロツ
ク47における最初の判断ブロツク41では、エ
スクロ部12の満杯検出器FSWがオンしている
(満杯を検出している)か否かを調べ、NOなら
ばブロツク42以降の処理を行なつて投入紙幣を
エスクロ部12に収納し、YESならばブロツク
43以降の処理を行なつて投入紙幣をストツカ部
13の紙幣蓄積部15に収納する。このブロツク
41の判断は、モータM3の正転駆動によつて紙
幣の後端がセンサP2の位置からP4の位置に移
動する間に確実に行なわれる。
ブロツク41のNOのルートについてまず説明
する。モータM3の正転持続によつて紙幣が通路
2内を搬送されていき、やがてこの紙幣の先端が
エスクロ部12の通路3の入口に入ると、センサ
P6がオンし、ブロツク42がYESとなる。こ
れにもとづき、モータM2の正転がスタートす
る。モータM3とM2の正転によつて紙幣はスト
ツカ部13の通路2からエスクロ部12の通路3
を経てドラム27の巻取り体とバネ28との間に
送り込まれ、該ドラム27の巻取り体とバネ28
との間に巻き取られる。紙幣の後端がセンサP5
の箇所を通りすぎると、センサP5がオフとな
り、ブロツク44がYESとなつてモータM3を
停止する。次に紙幣の後端がセンサP6の箇所を
通りすぎると、センサP6がオフとなり、ブロツ
ク45で所定の時間待ちを設定した後、モータM
2を停止する。この時間待ちは、紙幣の後端がセ
ンサP6の位置からドラム27の巻取り体近くま
で移動するのに要する程度の時間に設定される。
ブロツク41のYESのルートについて説明す
る。モータM3の正転持続によつて紙幣が通路2
内を搬送されていき、やがてこの紙幣の後端がセ
ンサP4の箇所を通りすぎると、センサP4がオ
フし、ブロツク43がYESとなる。これにもと
づきブロツク43Aの処理によつてモータM3を
停止する。この状態で、投入紙幣は丁度押し板4
の一致する位置に位置しており、その位置で静止
している。次に、ブロツク46では往復機構14
のモータM4を1回転駆動する処理を行なう。こ
れにより、前述の通り、押し板4が1回往復動
し、通路2に有る紙幣を紙幣蓄積部15の方に押
し出し、該蓄積部15に収納する。
以上のように、エスクロ部12の保留枚数が所
定の満杯数に達していない場合は、所定定額金種
(千円札)の投入紙幣を直ちにエスクロ部12に
導き、所定の満杯数に達している場合はストツカ
部13の通路2で該投入紙幣を一旦停止させ、往
復機構14を作動させて紙幣蓄積部15に収納す
る。
投入紙幣がエスクロ部12に収納すべき所定定
額金種(千円札)でない場合、つまり5千円札ま
たは1万円札の場合、ブロツク53はNOであ
り、ブロツク54に進む。ブロツク53の判断を
行なうときモータM3はまだ正転を持続してい
る。従つて投入紙幣は、通路2内を搬送されてい
き、やがて紙幣の後端がセンサP4の箇所を通過
したときセンサP4がオンからオフに変わり、ブ
ロツク54がYESとなる。これにもとずき、モ
ータM3が停止される。これにより、紙幣は丁度
押し板4に一致する位置、すなわち通路2の垂直
部分の箇所、で静止する。この状態で、次の紙幣
が投入されるか、あるいは販売動作が開始するま
で待機する。ブロツク50では、販売動作が開始
したか否か(販売開始信号VSが発生したか否か)
を調べる。YESならばブロツク55に進む。5
0がNOならば、ブロツク51を介してブロツク
50に戻り、このループを繰返す。ブロツク51
では返金命令が発生されたか否かを調べる。返金
命令が発生された場合はブロツク52に進み、返
金処理を行なう。すなわち、モータM3とM1に
逆転し、通路2に有る紙幣を挿入口10に向けて
返却する。返金命令が与えられずに、次の紙幣が
投入される、あるいは販売動作が開始した場合
は、ブロツク55に進み、モータM4を1回転駆
動する。これにより、前述の通り、押し板4が1
回往復動し、通路2で一時停止していた紙幣を紙
幣蓄積部15の方に押し出し、該紙幣を蓄積部1
5に収納する。
以上の通り、投入紙幣が所定低額金種(千円
札)以外の金種(5千円または1万円札)の場合
は、通路2の垂直部分で該投入紙幣を一時停止さ
せ、その後販売動作が開始されたことを条件に該
紙幣を蓄積部15に収納する。
第5図の例ではエスクロ部12の所定数検出器
PSW1,PSW2の状態を考慮していないが、次
に述べるようにこの検出器PSW1,PSW2の状
態を考慮して制御を行なえば、釣銭払出し不可能
なときに高額金種紙幣を紙幣蓄積部15に収納し
てしまうという不都合を防ぐことができる。第6
図において、ブロツク35から47に至る部分は
第5図と同じであるため図示が省略されている。
ブロツク53がNOのときのルーチンが第5図と
は異なる。
ブロツク53がNOのとき、つまり5千円札ま
たは1万円札が投入されたとき、第5図と同様
に、ブロツク54でセンサP4がオフしたか否か
を調べる。センサP4がオフすると、モータM3が
停止され、投入紙幣が通路2の垂直部分で一時停
止する。次に、ブロツク56では、この紙幣受入
装置が設置されている自動販売機において物品選
択操作(選択スイツチ操作)がなされたか否かを
調べる。選択操作がなされると、投入紙幣の金額
K(5千円または1万円)と選択された物品の販
売設定価格SPとを比較し(ブロツク57)、「K
≧SP」つまり販売可能ならばブロツク58に進
む。ブロツク58では、「K−SP」にもとづき、
釣銭として必要な千円札の枚数Nを求める。次
に、ブロツク59では、第1所定数検出器PSW
1(例えばエスクロ部12の千円札保留枚数9枚
未満でオン)と第2所定数検出器PSW2(例え
ば4枚未満でオン)の出力に応じて、釣銭として
必要な千円札の枚数Nがエスクロ部12の現在の
保留枚数で払出せるか否かを判断する。例えば
PSW1がオフならば保留枚数が9枚以上あるこ
とを意味し、Nが9以下ならば確実に釣銭の千円
札を払出すことができる。また、PSW1がオン
でPSW2がオフならば、保留放数が9枚未満4
枚以上であることを意味し、「9>N≧4」なら
ば確実に釣銭の千円札を払出すことができる。こ
のような判断の結果、釣銭が払出せると判断され
ると、ブロツク55に進み、モータM4を1回転
駆動して、通路2で一時停止していた紙幣を蓄積
部15に収納する。払出せない場合はブロツク5
1に進み、返金命令が出されたか否か(返金ボタ
ンが押されたか否か)を調べ、NOならば、ブロ
ツク56に戻り、別の物品選択操作がなされたか
否かを確認する。
尚、第5図及び第6図において、高額紙幣が通
路2で一時停止しているときは、次の紙幣が挿入
口10に挿入されてもモータM1を正転駆動させ
ないようにするのがよい。
尚、第5図及び第6図では、千円札が投入され
た場合は通路2で一時停止せずに、満杯検出器
FSWの状態に応じてエスクロ部12または紙幣
蓄積部15に収納するようにしているが、次の紙
幣が投入されるまでまたは販売動作が開始するま
で通路2で一時停止させておき、その後エスクロ
部12または蓄積部15に収納するようにしても
よい。
尚、エスクロ部12の保留枚数を検出するため
の手段として、2つの異なる所定数に対応して該
所定数未満であるか否かを検出する2つの検出器
PSW1,PSW2を用いているが、この検出器は
更に多数設けてもよい。また、複数の検出器を用
いずに、エスクロ部12における紙幣の出入りを
アツプダウンカウントするカウンタを用いてもよ
い。
尚、第5図及び第6図の例では、5千円札及び
1万円札が投入された場合は、これを紙幣通路2
の垂直部分で一時停止させるようにしているが、
これに限らず、エスクロ部12に一旦一時保留す
るようにしてもよい。この場合、エスクロ部12
に一時保留した5千円札または1万円札を蓄積部
15に収納するときは、モータM2を逆転して1
枚の紙幣をエスクロ部12から排出し、この排出
紙幣を通路2の垂直部分で止め、モータM4を1
回転駆動して蓄積部15に収納するようにすれば
よい。また、紙幣受入装置の構造は、第1図、第
2図に示したものに限らず、例えば特願昭57−
89701号明細書に示されたようなもの(紙幣識別
部で受入れた紙幣が分岐通路を介してエスクロ部
またはストツカ部に選択的に導かれるもの)、そ
の他の構造であつてもよい。また、使用可能な金
種は千円札、5千円札、1万円札に限らず如何な
るものでもよい。また、釣銭として使用しない高
額金種は2種類に限らず、1種類または3種類以
上であつてもよい。
<発明の効果> 以上説明したようにこの発明によれば、所定低
額金種紙幣をエスクロ部に収納し、他の金種の紙
幣は紙幣搬送通路又はエスクロ部に一時停止又は
一時保留し、返却を要する場合はこれを直ちに返
却できるようにするが、返却を要しない場合はこ
れを蓄積部に収納するようにしたため、エスクロ
部と蓄積部の2つの収納装置を用いるだけで複数
金種の紙幣が取扱えるようになり、しかもすべて
の金種の投入紙幣を同じ金種で確実に自動返却で
きると共に、所定低額金種紙幣を釣銭として使用
することもできるようになるという優れた効果を
奏する。また、所定低額金種紙幣の釣銭用保留枚
数が不足しているときは、高額金種の投入紙幣を
蓄積部に収納しないようにしたので、釣銭払出不
可能な事態(販売)を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例で使用する紙幣受
入装置の一例を示す側面断面図、第2図は第1図
の−線矢視断面図、第3図は同実施例におけ
るストツカ部の紙幣収納動作を説明するための略
図、第4図は同実施例における制御系統を示すブ
ロツク図、第5図は第4図の制御回路によつて実
行されるこの発明に係る投入紙幣の受入制御方法
の一実施例を示すフローチヤート、第6図は第5
図の制御方法の変更例を示すフローチヤート、で
ある。 10……紙幣挿入口、11……紙幣識別部、1
2……エスクロ部、13……ストツカ部、14…
…往復機構、15……紙幣蓄積部、1,2,3…
…紙幣通路、4……押し板、5a,5b……紙幣
受け用のチヤンネル部材、6……紙幣圧縮板、7
……駆動板、8,22……ベルト、9a,9b,
21,23……プーリ、24,25,26……紙
幣搬送用ローラ、17,18……突起、19,2
0……長孔、27……ドラム、28……バネ、2
9,30,31……紙幣、P1〜P6……紙幣セ
ンサ、M1〜M4……モータ、ESW……エンプ
テイ検出器、FSW……満杯検出器、PSW1……
第1所定数検出器、PSW2……第2所定数検出
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 投入された紙幣の真偽を識別し、真券を受入
    れる紙幣識別部と、この紙幣識別部で受入れた紙
    幣を複数枚保留することができ、かつ保留した紙
    幣を自動返却することが可能なエスクロ部と、前
    記紙幣識別部で受入れた紙幣を蓄積するための紙
    幣蓄積部とを具える紙幣受入装置において、 所定低額金種の紙幣が投入されたときは、前記
    エスクロ部の保留枚数が所定数に達していないこ
    とを条件に該紙幣をエスクロ部に収納し、前記エ
    スクロ部の保留枚数が所定数に達している場合は
    該紙幣を紙幣蓄積部に収納し、 前記所定低額金種以外の紙幣が投入されたとき
    は、該紙幣を前記エスクロ部で一時保留させ、そ
    の後該投入紙幣に応じた物品販売動作が開始され
    たことを条件に前記エスクロ部で一時保留されて
    いた前記所定低額金種以外の紙幣を前記紙幣蓄積
    部に収納する ことを特徴とする紙幣受入装置における紙幣の受
    入制御方法。 2 投入された紙幣の真偽を識別し、真券を受入
    れる紙幣識別部と、この紙幣識別部で受入れた紙
    幣を複数枚保留することができ、かつ保留した紙
    幣を自動返却することが可能なエスクロ部と、前
    記紙幣識別部で受入れた紙幣を蓄積するための紙
    幣蓄積部とを具える紙幣受入装置において、 前記エスクロ部における紙幣保留量を検出する
    ための検出手段を更に具え、 所定低額金種の紙幣が投入されたときは、前記
    エスクロ部の保留枚数が所定満杯数に達していな
    いことを条件に該紙幣をエスクロ部に収納し、前
    記エスクロ部の保留枚数が所定満杯数に達してい
    る場合は該紙幣を前記紙幣蓄積部に収納し、 前記所定低額金種以外の紙幣が投入されたとき
    は、該紙幣を紙幣搬送路の途中で一時停止させ、
    前記検出手段の出力と物品選択動作とに応じて投
    入紙幣に対応する釣銭がエスクロ部内の保留紙幣
    によつて払出し可能と判断されたとき前記紙幣搬
    送路で一時停止されていた紙幣を紙幣蓄積部に収
    納する ことを特徴とする紙幣受入装置における紙幣の受
    入制御方法。
JP57129650A 1982-07-20 1982-07-27 紙幣受入装置における紙幣の受入制御方法 Granted JPS5920091A (ja)

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