JPS6330430A - アズレン誘導体トロンボキサンシンセタ−ゼ阻害剤及びその製法 - Google Patents

アズレン誘導体トロンボキサンシンセタ−ゼ阻害剤及びその製法

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JPS6330430A
JPS6330430A JP61173820A JP17382086A JPS6330430A JP S6330430 A JPS6330430 A JP S6330430A JP 61173820 A JP61173820 A JP 61173820A JP 17382086 A JP17382086 A JP 17382086A JP S6330430 A JPS6330430 A JP S6330430A
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剛 冨山
Itaru Tomiyama
冨山 格
Takashi Yanagisawa
隆 柳沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、医薬として有用な新規アズレン誘導体と、そ
の製造方法に関するものである。
(従来技術) 現在使用きれているアズレン誘導体として、は、アズレ
ンスルホン酸ソーダ塩があり、これは抗炎症剤、抗潰瘍
剤として有効であることが知られている。
本発明者は一連の新規なアズレン誘導体が、トロンボキ
サンシンセターゼ阻害剤として、優れた性質を有するこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
(発明の構成) 本発明に係る化合物は、一般式1: [但し式中、Bは水素、カルボキシル基又は2−カルボ
キシビニル基を1.Rを及びR1は、夫々水素又は低級
アルキル基を、R8は水素又は低級アルキル才キシ基を
、Aは水素、低級アルキル基、低級アルケニル基、カル
ボキシアルキル基又は−CH,−5−D(Dは低級アル
キル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、カルボ
キシアルキル基又はピロリジノアルキル基〉を夫々表わ
す。以下同じ。コで示されるアズレン誘導体であって、
上記において低級アルキル基とは炭素数が1〜6個の分
岐枝を有することあるアルキル基を、低級アルキルオキ
シ基とは、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基等を
、又、低級アルケニル基、低級アルキニル基とは、炭素
数が1〜6のものを意味する。更にカルボキシアルキル
基とは、炭素数が2〜6のカルボキシアルキル基を意味
し、例えば、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基
、カルボキシペンチル基などである。又、ピロリジノア
ルキル基としては、例えば、ピロリジノエチル基などが
挙げられる。
一般式(I)に含まれる化合物を以下に例示する。
(1)  1−(カルボキシルビニル)−3−メチルア
ズしン                 (化合物1
)(2)  1−(2−カルボキシルビニルレン   
             く化合物2)<3)  1
−(2−カルボキシルビニル〉−3−プロピルアズレン
               (化合物3)(4) 
 1−(2−カルボキシルビニルレン        
        く化合物4〉(5)  1−(2−カ
ルボキシルビニル)−3−ペンチルアズレン     
          (化合物5)(6)  1−(2
−カルボキシルビニル)−3−へキシルアズレン   
            (化合物6〉(7)  1−
<2−カルボキシルビニル)−3−(2. 5−ジメチ
ル−4−へキセニル)アズレン      (化合物7
)(8)  1−(2−カルボキシルビニル)−3−メ
チル−7−イツブロビルアズレン        (化
合物8〉(9)  1−<2−カルボキシルビニル)−
3−エチル−7−イツブロビルアズレン       
 (化合物9)(10)  1−(2−カルボキシルビ
ニル〉−3−プロピル−7−イツブロビルアズレン  
     (化合物10)(11)  1−<2−カル
ボキシルビニル)−3−ブチル−7−イツブロピルアズ
レン        (化合物11)(12)  1−
(2−カルボキシルビニル)−3−ベンチルー7−イツ
ブロビルアズレン       (化合物12)(13
)  1−<2−カルボキシルビニル)−3−ヘキシル
−7−イツブロビルアズレン       <化合物1
3)<14)  1−(2−カルボキシルビニルトキシ
−7−イツブロビルアズレン  (化合物14)(15
)  1−(2−カルボキシルビニル)−3−(2−(
エチルチオ))エチルアズレン       (化合物
15)(16)  1−(2−カルボキシルビニルツブ
ロビルアズレン        (化合物16)(17
)  1−<2−カルボキシルビニル〉−3−プロピル
−6−イツプロビルアズレン       (化合物1
7)(18)  1−(2−カルボキシルビニル)−3
−ブチル−6−イツブロビルアズレン        
(化合物18)(19)  1−(2−カルボキシルビ
ニル)−3−(2. 5−ジメチル−4−へキセニル)
−6−イツブロビルアズレン(化合物19) (20)  1−カルボキシ−3−(2−(プロピニル
チオ)エチル)アズレン            (化
合物20)(21)  1−カルボキシ−3−(2−(
ピロリジノエチルチオ)エチル)アズレン      
  (化合物21)(22)  1−カルボキシ−3−
(2−(3−ブチニルチオ)エチル)アズレン    
        (化合物22〉(23)  1−カル
ボキシ−3−(2−(4− トランスへキセニルチオ)
エチル)アズレン      (化合物23)(24)
  1−カルボキシ−3−(2−(3−シスヘキセニル
チオ)エチル)アズレン        (化合物24
)(25)  1−カルボキシ−3−(2−(イソプロ
ピルチオ)エチル)アズレン           (
化合物25)(26)  1−カルボキシ−3−(2−
(カルボキシエチルチ才)エチル)アズレン     
   (化合物26)(27)  1−カルボキシ−3
−(2−(イソブチルチオ)エチル)アズレン    
        (化合物27)(28)  1−カル
ボキシ−3−(2−(エチルチオ)エチル)アズレン 
            (化合物28)(29)  
1−カルボキシ−3−(2−(2−プロペニルチオ)エ
チル)アズレン           (化合物29)
(30)  1−<5−カルボキシペンチル)アズレン
(化合物30) (31)  1−(2−カルボキシエチル)アズレン(
化合物31) (32)  t−(2−カルボキシエチル)−5−イソ
プロピルアズレン             (化合物
32)一般式(I)において、Bが−C)l=cH−C
OOHである化合物の製造は以下の経路により製造され
る。
(菖) (璽) (I’1l) (V) (A、 R,は前記に同じ)で表わし% Rlx R1
は前記に同じ、]− 上記反応において、一般式It−一般式■の反応は、安
並等の方法(Chemistry Letters、 
p、579”582、凹)による2H−シクロへブタ[
bコツラン−2−オン類とエナミンとの反応である。一
般式■の化合物を加熱下に無水燐酸中での脱炭酸によっ
て得られる一般式■の化合物を、N、N−ジメチルホル
ムアミド中でオキシ塩化燐から得られるピルスマイヤ錯
体による、いわゆるビルスマイヤー反応に付すことによ
り、一般式Vの化合物が得られる。一般式V→一般式■
の反応は、主成分としてトランス体が得られることが知
られている(Organic Re −actions
 John Wiley & 5onse Inc、 
Volume 15)*この反応は、一般式■の化合物
を塩基の存在下に無溶媒或いは溶媒中でマロン酸と縮合
、脱炭酸、脱水を同時に行なうもので、塩基としてピリ
ジン、ピリミジン等が用いられ、同時に用いることもで
きる。又塩基自身を溶媒として用いてもよい、溶媒とし
ては、エタノール、ベンゼン、トルエン、ジオキサン等
を用いることができ、加熱還流することが好ましい。
一般式■において、Bが−Coolの化合物は、上記一
般式■→一般式■の反応により得られる化合物じ)の場
合の化合物は、以下の方法により得られる。
I C璽゛) (W) (■) (■) CIl+) (X) 上記反応で、式■′の化合物は、一般式■の化R′ の化合物について、ベンジル保護を除くことによって得
られる。脱保護剤としては、各種ルイス酸、即ちBF、
、5nCF!t、工icf 4. Affi Cl3 
s、等を用いることができるが、pl cl sを等モ
ル以上用いることが望ましい。溶媒反応に影唇を及ぼさ
ない不活性なベンゼン、トルエン、アニソール等を用い
ることができる。反応は00〜室温で進行する。
一般式■″→−→一般式る反応は、一般式■′の化合物
に脱離基を導入した後、チオ酢酸と反応きせるものであ
って、脱離基としては、トシル基(Ts)、メシル基が
好ましい。脱離基の導入は、ピリジン中、トシルクロラ
イド又はメシルクロライドを用いることにより、室温で
十分に進行する。
チオ酢酸との反応はNaH等の塩基を必要とし、N、N
−ジメチルホルムアミドなどの溶媒中で容易に進行する
(K、C,N1colaou et、’a1. J、A
、C,S、 1981.103゜3472〜3480)
、一般式■→一般式■の反応は、一般式■の側鎖のアセ
チル保護を塩基の存在下で除いた後、D−Xと反応きせ
るもので、Dは前記と同じであるが、より具体的に例示
すれば、エチル基、2−メチルブロピル基、シス−3−
ヘキシル基、トランス−4−へブテニル基、ピロリジノ
エチル基、カルボヒドロキシメチル基、プロパギル基、
3−ブチン基等であり、又Xはクロル基、ブロム基、ト
シル基、メシル基等である。脱アセチル反応において用
いられる塩基は、例えばNap、 C)IsONa等で
ある。
得られる一般式■の化合物は、単離することなく、次工
程のX−Dとの反応に付されるのが好ましい。
この場合の溶媒はCH30)1. N、N−ジメチルホ
ルムアミド等が使用できる。これら両者を混合して用い
てもよい0反応温度は0°〜室温で1時間〜2時間で反
応は完結する。一般式IX−一般式Xの反応は、含水ア
ルコール中で等モル以上の塩基で処理することにより行
なわれる。使用する塩基としては、NaOH,Na、C
O,等の無機塩が好ましく、反応温度は室温でもよく、
又、加熱還流を行なってもよい。
反応は数時間で完結する。更に一般式Iにおいて、Bが
Hである化合物は前記一般式■の化合物の製法によって
与えられるが、そのうち、R″がカルボキシアルキル基
である場合の化合物については、−1セ (■”) Kコ (Xl) (Xl+) 数を表わす、) 上記反応において一般式■”−一般式XIの反応は、前
記一般式■→一般式■の場合と同様であり、一般式X工
→一般式X■の反応は、塩化メチレン等本反応に不活性
な溶媒中で、等モル以上の四臭化炭素とトリフェニルフ
ォスフインと反応させることにより行なわれる。反応温
度はO°〜室温で進行するが低温(0°C〜5°C)で
行なうことが好ましい。
又一般式XX→一般式X■の反応は、メタノール、エタ
ノール、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン等の
本反応に不活性な溶媒中で、Na金属、Na)I、 N
a0CHsなどの存在下でマロン酸ジエチルと縮合きせ
、得られた縮合物を溶媒中で塩基と加熱することにより
脱炭酸するものである。この場合の溶媒としてはエタノ
ール、メタノール等が使用でき、又塩基としては、Na
OH,KOH,CH,ONa等が挙げられる。塩基は等
モルから1.5倍モル使用が好ましく、通常加熱還流下
に8〜10時間で反応は完結する。
本発明に係る化合物は、後記するように、顕著なトロン
ボキサンシンセターゼ阻害作用を有し、血栓症、心、脳
硬泰症等の治療にその有効性が期待きれる。本願化合物
をトロンボキサンシンセターゼ阻害剤として用いる場合
、投与方法は経口及び非経口のいずれにおいても可能で
、成人−人当り一日15mg〜100mgの投与により
、所期の効果が得られるものである。
以下に薬理試験例及び製造実施例を掲げる。
(トロンボキサンシンセターゼ阻害作用)日本内色種雄
性ウサギ(3,0−3,6kg B、 W、 )をエー
テル麻酔下に頚動脈より採血し、3.8zクエン酸ナト
リウム:血液(1:9)に混合し、血小板をQ、 V、
 R。
Born(J、Physiol、 162.67(’6
2))の方法で採取し、トロンボキサンシンセターゼ阻
害作用は’r、 Hidaka(Japan、 J、P
harmcol、 38.267(’85))の方法に
より、超音波処理した400μgの蛋白を0.17m 
lに含む血小板〈酵素)液と被験薬を溶解した液10μ
2と40mM ATP液10μ!と20mMダルタチオ
ン10μ!を37℃で7分ブレインキュベートした後、
この反応液に20μCi/mj! [1−目C]アラキ
ドン酸5μ夕を加え、37℃で7分インキュベートした
後、エーテル: MeOH:0.2Mクエン酸(30:
4:1)を300μ!加え反応を停止した後、トロンボ
キサンB2の量を測定した。
(実施例1) 1−(2−カルボキシルビニル)−3−メチルアズレン
(化合物1) (1)1−カルボキシメチル− 3−メトキシカルボニル−2H−シクロへブタ[bコツ
ラン−2−オン10gとエタノール30m!を加えプロ
ピオンアルデヒドg. sg,モルホリン12.8gを
加えた後、6時間還流する。濃縮後、ベンゼン抽出し、
濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製する(溶
出液=ベンゼン)。収量9.51g。融点69〜70°
C■1ーメチルアズレン 1−メチル−3−メトキシカルボニルアズレン9.6g
10oz燐酸90mlを加え、95〜100℃で加熱す
る。約15分間、水200mj2にあけベンゼンで抽出
し、ベンゼン層を飽和食塩水で洗い、脱水濃縮し、溶媒
を留去した後シリカゲルクロマトグラフィーで精製すし
く溶出液:n−ヘキサン)、青色液体の目的物6.0g
を得る。
1、R.(cm−’)3050. 2950. 159
0, 1400. 1300. 12100)1−ホル
ミル−3−メチルアズレンジメチルホルムアミド6ml
にオキシ塩化リン6mlを入れ0℃で攪拌下、1−メチ
ル−アズレン6gを加える。約30分間攪拌後、水15
0m,l:にあけ10%水酸化ナトリウムでアルカリ性
にした後、ベンゼンで抽出し、ベンゼンを濃縮し、シリ
カゲルクロマトグラフィーで精製する(溶出液=ベンゼ
ン)。目的物1.8gが得られる。融点69〜71°C
1、R.(cm−’)1600, 1540. 150
0M.S.(m/e) 170(M”) (→1−(2−カルボキシルビニル (化合物1) トルエン50mj!の中に1−ホルミル−3−メチル−
アズレン1.2g,マロン酸1.4g,  ピリジン5
mj:、ピペラジン0. 05gを加えた後8時間還流
する。濃縮後、10XNaOHで抽出し、CHCj!s
で2回はど洗い、濃塩酸で酸性にする。生じた結晶を濾
過し、乾燥する。
エタノールで再結晶を行なう。目的物0. 56gが得
られる。融点186〜188℃ M.S.(m/e) 212(M”) 1、R.(cm−”) 2926. 2550. 16
70. 1600. 1420(実施例2〜19)(化
合物2〜19の製造)実施例1と同様にして以下の化合
物を得る。
(実施例20) 1−力ルボキシ−3−(2−(プロピニルチオ)エチル
)アズレン(化合物20) (1)1−カルボキシメチル−3−(2−ヒドロキシエ
チル)アズレン 1−カルボキシメチル−3−(2−ベンジルオキシエチ
ル)アズレン26.3gをアニソール5oon lに溶
解し、水冷攪拌下に塩化アルミニウム14.3gを加え
室温にて1時間攪拌した。氷水500m lにあけベン
ゼンで抽出し、乾燥後、溶媒を留去し残渣をシリカゲル
クロマトグラフィーにて精製しく溶出液=ベンゼン)1
9gの青紫色オイルを得た。
M”(m/e)230(M”) 1、R,(Ca11−’)2950. 1750. 1
600(り1−力ルボキシメチル−3−(2−1−シロ
キシエチル)アズレン 1−力ルボキシメチル−3−(2−ヒドロキシエチル)
アズレン1.9gをピリジンSOm flに溶mし、室
温攪拌下にP−トルエンスルホニルクロライド3.93
gヲ加え一夜攪拌した。エーテルを加え、水、5z塩酸
、飽和食塩水で洗い、エーテル層を乾燥し、濃縮し、濃
紫色オイルの粗生成物2.5gを得た。
M、S、(m/e) 383(M”−1>(3) 1−
メトキシカルボニル−3−(2−アセチルチオエチル)
アズレン 窒素気流下DMF5m lに水素化ナトリウム(60X
)400mgを加え水冷攪拌下にチオ酢酸760mgを
加えた。完全に溶が後1−力ルボキシメチル−3−(2
−トシロキシエチル)アズレン330mgを加え室温で
1.5時間攪拌した。エーテルを加え水、飽和食塩水で
洗い、乾燥し、溶媒留去した後、残渣をシリカゲルクロ
マトグラフィーにて精製した。227mgの紫色固体を
得た。
1、R,(Cm””)1677、1452.1416.
1380.1221M、S、(m/e)  289(M
”+1)(4)1−メトキシカルボニル−3−(2−(
プロピニルチオ)エチル)アズレン 窒素気流下メタノール20m 12に水素化ナトリウム
(60%>238mgを加え、次いで1−メトキシカル
ボニル−3−(2−アセチルチオエチル)アズレン1.
0gを加え室温で30分攪拌した後、プロパルギルプロ
ミド271mgを加え室温にて2時間攪拌した。メタノ
ールで留去し、エーテルを加え、水、IOX水酸化ナト
リウム、飽和食塩水で洗い、乾燥、溶媒留去した後、シ
リカゲルクロマトグラフィーで精製しく溶出液=ベンゼ
ン)200mgの紫色オイルを得る。
1、R,(cm−’)  3286.  2938. 
 1686.  1443(91−カルボキシ−3−(
2−(プロピニルチオ)エチル)アズレン(化合物20
) 1−メトキシカルボニル−3−(2−(プロピニル−F
−才)エチル)アズレン200mgをエタノール10m
12に溶がし、水酸化カリウム486mg、水1mfを
加え加熱還流した。溶媒を留去し、水を加え、エーテル
で洗浄し、水層をHClで酸性としてエーテル抽出を行
なう。水で洗い、次に飽和食塩水で洗い、乾燥後、溶媒
留去する。シリカゲルクロマトグラフィーで精製しく溶
出液=ベンゼン)、目的物として700mgの紫色固体
を得る。融点143〜145°C1、R,(cm−1)
 2908.1641M、 S、 (m/e)270(
M”)(実施例21) 実施例20と同様にして以下の化合物を得る。
(実施例22) 1−カルボキシ−3−(2−(3−ブチニルチオ)エチ
ル)アズレン(化合物22〉 (1)1−メトキシカルボニル−3−(2−(ブチニル
チオ〉エチル)アズレン 窒素気流下メタノール20m1に水素化ナトリウム(6
0%)66mgを溶解し、次に1−ブチン−4−オール
トシレート450mgをジメチルホルムアミド10m2
に溶がした溶液を加えた。室温で8時間攪拌し水を10
m1加えエーテルで抽出した。エーテル層を水、52塩
酸、飽和食塩水で洗い、濃縮しシリカゲルクロマトグラ
フィーで精製する(溶出液=ベンゼン)。
青色の液体230mgを得る。
1、R,(am−’) 3290.1685M、5.(
m/e) 298(M”) ■1−力ルボキシー3−(2−(3−ブチニルチオ)エ
チル)アズレン(化合物22) 1−メトキシカルボニル−3−(2−(3−ブチニルチ
オ)エチル)アズレン210mg、水酸化カリウム46
5mg、水10m1. Etou20mj:を入れ加熱
還流を4時間行なう、濃縮し、水50mj!を加えエー
テルで抽出する。エーテル層を水洗し、飽和食塩水で洗
い、脱水し濃縮する。シリカゲルクロマトグラフィーで
精製する(溶出液:、ベンゼン)。結晶の目的物120
mgを得る。融点137〜139℃ 1、R,(amす’) 3448.32g6.1662
.1443.1248M、S、(m/e)284(M”
) (実施例23〜27)(化合物23〜27の製造)実施
例22と同様にして以下の化合物を得る。
(実施例28〉 1−カルボキシ−3−(2−(エチルチオ)エチル)ア
ズレン(化合物28) (1)1−メトキシカルボニル−3−(ブロモエチル)
アズレン 1−メトキシカルボニル− アズレン1.0gを20m2のジクロロメタンに溶かし
、氷水冷却子四臭化炭素2. 85gとトリフェニルホ
スフィン2. 25gを加え0°Cで1時間攪拌する。
反応液にn−ヘキサン50m lを加え生じた不純物を
濾過し、濾液を飽和炭酸水素ナトリウム、飽和食塩水で
洗い、茫硝で乾燥する。濾過後、濃縮して紫色の液体1
.1gを得る。
1、R.(am−’)2950. 1690. 158
0. 1450. 1420M.S. (m/e)29
4(M”+1)■1ーメトキシカルボニルー3−(2−
(エチルチオ)エチル)アズレン 1−メトキシカルボニル−3−(ブロモエチル)アズレ
ン1.0g,クロロホルム20mffi、トリエチルア
ミン1.6g,エチルメルカプト1、Ogを入れ室温で
30分間、40°Cで4時間攪拌する。濃縮し、ベンゼ
ンで抽出する。ベンゼン層を水洗、脱水し、濃縮して残
渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精製する(溶出液
=ベンゼン:nーヘキサン=10:1)。紫色の才イル
0.81gを得る。
1.R,(am−’)2950.  1690.  1
440.  1420.  1210.  1140M
、 S、 (m/e)274(M”)0)1−力ルポキ
シ−3−(2−(エチルチオ)エチル)アズレン(化合
物28〉 1−メトキシカルボニル−3−(2−(エチルチオ)エ
チル)アズレン0.7g、水酸化カリウム0.43g、
水5m2、エタノール10m!を入れ4時間還流する。
水50m2にあけ、塩酸で酸性にしベンゼンで抽出する
。ベンゼン届を水洗、脱水し、濃縮する。シリカゲルク
ロマトグラフィーで精製するく溶出液:ベンゼン)。紫
色結晶の目的物0.48gを得る。
融点118〜120℃ 1、R,(am−’)2950.1660.1460.
1440.1250M、 S、 (m/e)261 (
M”+1 )(実施例29)(化合物29の製造) 実施例28と同様にして以下の化合物を得る。
(実施例30) 1−(5−カルボキシペンチル)アズレン(化合物30
)(1) 1−(4−ジェトキシカルボニル−ブチル)
アズレンT)IFlom、(水素化ナトリウム(60j
f:)0.12gを入し、0℃で攪拌し、そこへマロン
酸ジエチル0.42gを加える。次に実施例4−0)と
同様な方法で得られた1−(4−ブロモブチル)アズレ
ンを類エル。45〜50℃で加温し10時間攪拌する。
飽和塩化アンモニウムを加え、エーテルで抽出する。エ
ーテル層を水洗、脱水し、濃縮する。シリカゲルクロマ
トグラフィーで精製する(溶出液=酢酸エチル)。目的
物0、54gを得る。
1、R,(cm−’>2990.2940.1750.
1740.1610.1580M、S、(m/e) 3
42(M”) (2)1−(5−カルボキシペンチル)アズレン(化合
物30)1−(4−ジェトキシカルボニル−ブチル)ア
ズレン0、54g、エタノール10m2、水酸化ナトリ
ウム0.63g、水10m2を入れ8時間還流する。濃
縮し、氷水にあけ102HClで酸性にする。エーテル
抽出し、エーテル層を水洗、脱水、濃縮する。シリカゲ
ルクロマトグラブイ−で精製する(溶出液=ベンゼン:
MeOH=3:1)。青紫結晶の目的物0.2gを得る
融点166〜167℃ 1、R,(cm−’)2908.1695.1575.
1395.1296.1266M、S、(m/e) 2
42(M”+1)(実施例31〜32)(化合物31〜
32の製造)実施例30と同様にして以下の化合物を得
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [但し式中、Bは水素、カルボキシル基又は2−カルボ
    キシビニル基を、R_1及びR_3は、夫々水素又は低
    級アルキル基を、R_2は水素又は低級アルキルオキシ
    基を、Aは水素、低級アルキル基、低級アルケニル基、
    カルボキシアルキル基又は−CH_2−S−D(Dは低
    級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、
    カルボキシアルキル基又はピロリジノアルキル基)を夫
    々表わす。] で示されるアズレン誘導体。 2 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [但し、式中Bは水素、カルボキシル基又は2−カルボ
    キシビニル基を、R_1及びR_3は、夫々水素又は低
    級アルキル基を、R_2は水素又は低級アルキルオキシ
    基を、Aは水素、低級アルキル基、低級アルケニル基、
    カルボキシアルキル基又は−CH_2−S−D(Dは低
    級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、
    カルボキシアルキル基又はピロリジノアルキル基)を夫
    々表わす。] で示されるアズレン誘導体を有効成分として含有するト
    ロンボキサンシンセターゼ阻害剤。 3 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R’は低級アルキル基、R_1、R_3は夫々
    水素又は低級アルキル基、R_2は水素又は低級アルキ
    ルオキシ基を夫々表わす。以下この項において同じ。) で示される化合物に、一般式: X−D (式中、Xはハロゲン基、トシル基又はメシル基を、D
    は低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル
    基、カルボキシアルキル基又はピロリジノアルキル基を
    夫々表わす。) で示される化合物を反応させることを特徴とする、一般
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3及びDは前記に同じ。 )で示されるアズレン誘導体の製造方法。 4 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、mは0〜5の数、Xはハロゲン基、R_1及び
    R_3は夫々H又は低級アルキル基、R_2はH又は低
    級アルキルオキシ基を夫々表わす。以下この項において
    同じ。) で示される化合物とマロン酸エステルとを反応させて得
    られる化合物を脱炭酸することを特徴とする、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1、R_2、mは前記に同じ。) で示されるアズレン誘導体の製造方法。 (5)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [但し式中、R_1、R_3は、夫々水素又は低級アル
    キル基を、R_2は水素又は低級アルキルオキシ基を、
    Aは水素、低級アルキル基、低級アルケニル基、カルボ
    キシアルキル基又は−CH_2−S−D(Dは低級アル
    キル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、カルボ
    キシアルキル基又はピロリジノアルキル基)を夫々表わ
    す。以下この項において同じ。]で示される化合物を、
    ビルスマイヤー反応に付すことにより得られる、一般式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3及びAは前記に同じ。 )で示される化合物と、マロン酸とを塩基性触媒の存在
    下において反応させることを特徴とする、一般式:▲数
    式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3及びAは前記に同じ。 )で示されるアズレン誘導体の製造方法。
JP61173820A 1986-07-25 1986-07-25 アズレン誘導体トロンボキサンシンセタ−ゼ阻害剤及びその製法 Expired - Lifetime JPH0780812B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02115121A (ja) * 1988-10-24 1990-04-27 Kotobuki Seiyaku Kk トロンボキサンa↓2及びプロスタグランジンエンドペルオキシドの受容体拮抗剤
US5235076A (en) * 1991-05-28 1993-08-10 University Of Hawaii Azulenic retinoid compounds, compositions and methods
JP2006143721A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Xerox Corp アリールアミンの製法

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JPH02115121A (ja) * 1988-10-24 1990-04-27 Kotobuki Seiyaku Kk トロンボキサンa↓2及びプロスタグランジンエンドペルオキシドの受容体拮抗剤
US5235076A (en) * 1991-05-28 1993-08-10 University Of Hawaii Azulenic retinoid compounds, compositions and methods
JP2006143721A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Xerox Corp アリールアミンの製法

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