JPS63304251A - 染料拡散転写法に使用するための化合物を混入した写真材料 - Google Patents

染料拡散転写法に使用するための化合物を混入した写真材料

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JPS63304251A
JPS63304251A JP63128130A JP12813088A JPS63304251A JP S63304251 A JPS63304251 A JP S63304251A JP 63128130 A JP63128130 A JP 63128130A JP 12813088 A JP12813088 A JP 12813088A JP S63304251 A JPS63304251 A JP S63304251A
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JP63128130A
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リュク・ジエローム・ヴアンマエル
クリスチヤン・シヤルル・ヴアン・ド・サンド
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は染料拡散転写法に使用するための化合物および
それを混入した写真材料に関する。
重要な従来とは異なる多色再現法は染料拡散転写処理に
基づいている。これらの方法は処理の簡単なためおよび
カラー儂への到達速度の早いために特に価値のある方法
である。
染料拡散転写像形成は多くの方法で行うことができるが
、全ての染料拡散転写像形成法が、isされた写真ハロ
ゲン化銀の量の関数として染料の溶解度を変える同じ原
理に基づいている。
普通に知られている染料拡散転写法に詔いて、染料放出
性化合物は始めアルカリ性水性媒体中で可動性で処理中
に儂に従って不動化されるようになるか、あるいは始め
不動性で処理中に像に従って可動性化されるようになる
かかる方法の調査はアンゲヴアンテ・ヘミ−国際英語版
第22巻(1983年)第191頁〜第209頁にクリ
スチャン・シー・パン・デ・サンプによって与えられて
いる。
染料拡散転写法に使用するため知られている染料放出性
化合物には例えばトリフェニルメタン、キサンチン、ア
ゾ、アゾメチン、アンスラキノン、アリザリン1、メロ
シアニン、キノリン、またはシアニン染料構造を含む。
特にしばしば使用されるものには、モノアゾ染料基を有
する染料放出性化合物がある(例えば米国特許第372
5062号参照)。
レドックス制御染料放出性化合物が市場で導入され、種
々の文献から知られている。
酸化後、加水分解によって染料部分を放出する酸化しう
る染料放出性化合物は例えば公開されたドイツ特許出願
(DI −A )第2242762号、第240666
4号、第2505246号、第2613005号、第2
645656号およびリサーチ・ディスクロジャー・パ
ブリケーションズ、ム15157(1976年11月)
、16654(1977年4月)および17736(1
979年1月)から知られている。
これらの文献中には、染料部分が最もしばしばスルホン
アミド基を介して酸化しつるキャリヤーに結合されてい
る染料放出性化合物が記載されている。かかる化合物か
ら放出される化合物は従ってスルファモイル基を含有す
る。
分子内置換反応によって酸化された形で染料部分を放出
する酸化しうる染料放出性化合物は例えば米国特許第3
443940号に記載されている。これらの化合物から
放出された化合物はスルフィネート基を含有する。
染料放出性化合物からの染料の放出がネガ作用性ハロゲ
ン化銀乳剤層の現儂に反比例し、従ってポジ染料偉を受
偉層中に形成できるような染料放出性化合物を用いて操
作することは染料拡散転写において特に興味がもたれて
いる。
酸化された形では安定であるが、還元された形では除去
反応によって染料部分を放出する染料放出性化合・物が
公開されたドイツ特許出願(DI−A)第282315
9号および第2854946号に記載されている。この
種の化合物は未露光ハロゲン化銀乳剤材料中に還元され
た形で混入でき、IHO化合物と称することができる、
IHOは「醸化によって阻止された加水分解J (In
hibit、@dHydroly@is by 0xi
dation )の頭文字である。
酸化された形で混入されるとき、これらの化合物はiH
R化合物と称される、IHRは「還元によって増大され
た加水分解J (Inor@as@d Hydroly
sisby Raduotion )の頭文字である。
還元後、分子間求核置換反応で染料放出を受けることが
できる還元しうるキノノイドIHR化合物は公開された
ドイツ特許出願(DI1−A)第2809716号に記
載されており、これらの化合物はBIND化合物と称さ
れている、BINDは「嵩高にされた電子受容性求核性
置換」(Ballas、toa Electron −
aoCepting NuoleophilicDis
placement )を表わす。
還元後染料を放出しうる化合物の別の群は、公開された
ドイツ特許出願(Dl!i −A )第3008588
号および第3014669号に記載されている。
特に有用な染料放出性化合物はレドックス制御染料放出
性化合物であり、これは下記式によって表わすことがで
きる: BALL−RKDOX−DYIe 式中BALLは親水性コ胃イド層中で染料放出性化合物
を不動化するための嵩高残基を有する部分を表わし、 RIDOXはレドックス活性基、即ちアルカリ性ハロゲ
ン化銀現像の環境において、酸化できまたは還元でき、
そして酸化または還元された状態に依存して、除去反応
、求核置換反応、加水分解または開裂反応によって染料
放出をもたらす基を表わし、DYKは拡散性染料部分ま
たはそのプリカーサ−を表わす。
写真カラー儂を形成する染料は、所望の光吸収、充分な
濃度、および光、熱および湿分に対する良好な安定性を
有することが要件である。
染料部分を一つより多く放出できる染料放出性化合物を
提供することで染料像ことよる着色光の最終吸収を増大
させるための幾つかの計画がなされた。例えば米国特許
第3725062号およびリサーチ・ディスクロジャー
A24025(1984年4月)第158頁〜第163
頁から、同じキャリヤー分子部上に一つより多い染料供
与性部分を含有する染料放出性化合物を使用することが
知られている。
しかしながら実際に使用す・るに当って、かかる染料放
出性化合物の合成について困難に遭遇し、あるいはこれ
によって放出された染料の光吸収、濃度および/または
安定性について困難に遭遇する。
本発明の目的は、写真染料拡散転写法に使用するための
新規にして容易に入手できる染料放出性化合物を提供す
ることにあり、この化合物は、満足できる光吸収、充分
な濃度、および光、熱および湿分に対する適切な安定性
を有する染料像を与える写真的に有用な基を一つより多
く含有する。
特に本発明の目的は、レドックス反応およびアルカリ性
条件で、写真染料拡散転写像形成法において実際に使用
するための良好な拡散性を有する染料を放出し、拡散完
了後、適切な吸収極大および適切な吸収スペクトルを有
する新規な着色化合物を提供することにあり、そしてか
かる染料はまた満足できる暗褪色安定性および熱、光お
よび湿分に対する安定性も有する。
本発明の別の目的は、染料拡散転写偉形成法において拡
散性染料の像に従った放出のため、非拡散性状態でかか
る化合物を混入した写真ハロゲン化銀材料を提供するこ
とにある。
本発明による化合物は、染料拡散転写写真において同じ
目的のためtこ使用される従来技術の化合物よりも少な
いモル量で使用できる。
幾つかの写真的に有用な基を含有する本発明の化合物を
用いて得られる色濃度の高収率は、銀の原価から見て重
要であるハロゲン化銀被覆率での節約を可能にする。ま
た別に、従来技術の染料放出性化合物を用いて得られる
色濃度と同じ色濃度がより少ない被覆率で本発明の染料
放出性化合物を用いて得ることができる、従ってより薄
い層にすることができ、より早い被覆および処理を′可
能にする。更に他の追加的に放出される写真的に有用な
基、例えば暗褪色安定性および/または光、熱および湿
分に対する安定性を改良する基の結果として、他の写真
特性を改良できる。
本発明によれば、染料像製造のための写真ハロゲン化銀
乳剤材料を提供する。この材料は、レドックス反応によ
ってキャリヤー部分から拡散性染料部分を放出できる染
料放出性化合物を作用的に組合せて混入した少なくとも
一つのアルカリ透過性ハロゲン化銀親水性コロイド乳剤
層を担持する支持体を含有し、前記染料放出性化合物が
下記一般式 %式% 〔式中CARはレドックス反応を受けることができる有
機キャリ一部分を表わし、その部分は湿潤アルカリ性条
件で親水性コロイド媒体中で前記化合物を非拡散性にす
る嵩高基を含有でき、例えばキノノイド部分である(こ
れらの例は後述する)、 Lはかかる化合物を混入したハロゲン化銀乳剤層の現俸
に依存しそしてその作用としてアルカリ性条件で生起す
るレドックス反応によってキャリヤー部分から開裂また
は放出できる化学基を表わし、 Gは橋状基、例えば−(Ar’ −So、NR” )n
 −Arm −X −を表わし、R1は水素またはアル
キル基例えばメチル基を表わし、Ar’およびAr”の
各々は同じかまたは異なり、2価芳香族核例えばフェニ
レンまたは一つ以上の置換基を担持するかかる核を表わ
し、上記置換基は例えばアルキル基(例えばメチル基)
、アルコキシ基(例えばメトキシ基)、アルキルチオ基
、ハロゲン(例えば塩素および臭素)、スルホ基、カル
ボキシ基、アルキルアミノ基およびジアルキルアミノ基
(例えばジメチルアミノ基)からなる群から選択される
、Xは多価原子例えば−〇−および−8−または多価原
子基例えば−NR”−であり、R1は水素またはアルキ
ル基(例えばメチル基)であり、nは正の整数例えばl
である、 LlおよびL2は同じかまたは異なり、化学結合、多価
原子例えば−〇−および−S −1または多価原子基、
例えば−NH−1−8へ−および一9O,NH−炭化水
素基例えばアルキレン基またはアリレーン基であること
ができる結合貰子を表わし、これら結合基は好ましくは
拡散促進性置換基例えば−3O!NH−基および−NH
−基を担持するフェニレン基を含有する、 PUG’は染料基および染料プリカーサ−基からなる群
から選択した写真的に有用な基を表わし、PU♂は染料
基、染料プリカーサ−基、紫外線吸収剤基詔よび一重項
酸素スカベンジャー基からなる群から選択した写真的に
有用な基を表わし、PUG”基が染料基または染料プリ
カーサ−基であるとき、それはPU♂と同じかまたは異
なる組成を有していてもよい〕 に和尚することを特徴とする。
PUG’ @ zびPU♂の各々は、水性アルカリ性液
体で浸透されたとき、親水性コロイド媒体中で、放出さ
れたトリアジン染料部分の拡散性を改良する基の一つ以
上を組入れていてもよく、例えばヒドロキシ基、エーテ
ル基、チオエーテル基、カルボンアミド基、スルホンア
ミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、オニウム
基、アミノ基、スルホニル基、ウレイド基、シアノ基、
カルボン酸基、スルフィン酸基、スルホン酸基、ホスホ
ン酸基およびこれらの酸基から誘導される塩およびエス
テル基からなる群から選択された一つ以上の基を含有し
てもよい。
ここで使用するとき、「トリアジン染料部分」なる表現
番こよって、二つの写真的に有用な基を担持する8−ト
リアジン核を含有する化学部分を意味し、写真的に有用
な基の少なくとも一つは染料基であり、前記化学部分は
レドックス反応または銀分解(argantolyti
a)反応の作用としてキャリヤー部分から放出できるか
または放出される。
写真染料拡散転写法に使用するための化合物の一部を作
るB −) IJアジン核が、二つの写真的に有用な基
をこれによって担持でき、放出された染料の安定性およ
び写真特性に悪い効果を伴わないことをここに確定した
前記一般式(I)に相当する化合物は、写真的に有用な
基PUG1およびPUG”を含有し、この両者は、下記
の官能性組合せの一つの形で、同じ8−トリアジン核に
それぞれ結合貰子L1およびLlを介して結合している
; (1) ptra”が染料基または染料ブリカー・サー
基であり、PUG”が同じ染料基または染料プリカーサ
−基である、または (2)PU♂か染料基または染料プリカーサ−基であり
、PU♂が異なる染料基または染料プリカーサ−基であ
る、または (3)pua’が染料基または染料プリカーサ−基であ
り、PtJG”が紫外線吸収剤基である、または(4)
pua’が染料基または染料プリカーサ−基であり、P
U♂が一重項酸素スカベンジャー基である。
本発明による化合物において、PUG”は染料基または
染料プリカーサ−基であり、この染料は任意の所望の吸
収範囲および任意の所望の吸収極大を有する。例えばそ
れはシアン染料基、マゼンタ染料基、黄色染料基または
黒色染料基であることができる。
PUG”がPLTG”と同じである場合、その目的は色
濃度の高収率を得ることにある。
Pυがか染料基PLIQ1と異なる染料基であるとき、
PUG”は、所望の複合吸収範囲が得られるように、P
UG”の吸収範囲を補足する吸収範囲を有する染料基で
あることができる。
染料基またはそれらのプリカーサ−は任意のクラスの染
料に属することができあるいはそれから誘導することが
できる。金属で錯化されたまたは錯化されていないアゾ
染料単位が好ましい。染料プリカーサ−はアルカリ性加
水分解によって実際の染料を放出する誘導体、または金
属イオンとの錯体形成によって染料を発生する化合物で
ある。
PUG”が紫外線吸収剤基であるとき、その目的は紫外
線の影響下の褪色から染料基PUG’を保護することに
ある。
PUG8が一重項酸素スカベンジャー基である場合、こ
の基の目的は化学的に活性な一重項酸素を掃去すること
にあり、その存在において、光は染料基PUGlを漂白
する力に変えることができる。スカベンジャー基は一重
項酸素をはるかに活性の小さい三重項酸素の形に変える
。スカベンジャー基の存在によって、スカベンジャーの
存在しない場合よりも著しく長い時間儂染料はその本来
の色調を保持する。
本発明により使用するのに好ましい化合物は下記一般式
(9)に相当する化合物である:式中CAR、L 、 
L” 、が、 PUGlおよびPUG”は一般式C℃で
前述した意義を有し、Lは好ましくは−SO,−であり
、Llおよびびの各々は好ましくは構造式 に相当する2価基を表わす。
酸化された形で染料部分を開裂する基−L−を含むキャ
リヤー部分即ち(fl:AR−L−)の例を下記Gこ示
す。
0■ 括弧内の基は染料部分(図示せず)と共に放出され、染
料部分と拡散促進性基として残る。
前述した染料放出性化合物において、染料放出は、ハロ
ゲン化銀の現偉において使用された現儂剤の酸化生成物
の形成速度に正比例して進行する。前記化合物は従って
ネガ作用性ハロゲン化銀乳剤層の露光された部分に相当
して染料放出を受けることでネガ作用性である。ポジ画
の製造のためには像反転が必要である、これは直接ポジ
ハロゲン化銀乳剤を含有するポジ作用層の使用に基づい
てもよく、あるいは例えばヨーロッパ特許出願(肝−A
)第0003376号に記載されている如く適切な層集
合体を選択することによって銀塩拡散転写反転法に基づ
いてもよい。
還元後染料部分を放出できる還元しつるキャリヤー部分
(CAR−L−)の例には次のものがある: 括弧内の基は染料部(図示せず)と共に開裂される官能
性基である。これらの官能性基は、染料の吸収性に影響
を有しない橋状基によって染料の発色団から分離するこ
とができる。しかしながら官能性基は、場合によっては
前記橋状基と共に、拡散移動度および/または媒染され
る放出された染料の能力を決定するのに重要なものであ
りうる。有用な橋状基には例えばアルキレンおよびアリ
ーレン基がある。
拡散抵抗を与える嵩高(Bmllast )基は、本発
明の化合物を、写真材料に通常使用される親水性コロイ
ド中で非拡散性の形で混入できるようにする基である。
この目的のためには、大部分が8〜20の炭素原子を有
する直鎖または分枝鎖脂肪族基および同素環式または複
素環式または芳香族基を通常担持する有機基が好ましい
これらの基は直接的にまたは間接的に例えば次の基: 
−NHCO−; −NH8O,−; −NR−(Rは水
素またはアルキル基を表わす);−0−; −8−;ま
たは−SO□−の一つを介して分子に結合している。耐
拡散性を与える基は更に水中での溶解性を与える基例え
ばスルホ基またはカルボキシ基を担持していてもよく、
これらの基はアニオンの形で存在してもよい。拡散性は
全体としての化合物の分子の大きさによって決ることか
ら、ある場合には例えば分子がかなりの大きさを有する
ときには、拡散に対し抵°抗性を与える基として一つ以
上の短鎖を使用することまたはかかる基を全く使用しな
くても充分である。
ネガ作用性ハロゲン化銀乳剤を用いてポジ染料偉を製造
するための好ましい実施態様によれば、前述したトリア
ジン染料部分は前述した染料放出性キノノイドIHR化
合物の部分を形成し、そこからこの部分は還元および加
水分解によって拡散性の形で放出されることができる。
前記キノノイドIHR化合物からトリアジン染料部分の
放出における反応は下記式によって示す二つの段階で進
行する: (RID ) 上記式中「Ba1last Jは湿潤アルカリ性条件で
親水性コロイド媒体中で化合物を非拡散性にする嵩高基
を表わし、ここで使用する「dy・」はトリアジン染料
部分を表わす。
ここで使用するとき「拡散性」なる語は、「アルカリ性
液体媒体中で写真材料のコロイド層を通って効率的に拡
散する性質を有すること」を表わす。「移動性」は同じ
意味を有する。「非拡散性」および「不動性」なる語は
反対の意味を有する。
特に好適なキノノイドキャリヤー基(CA訃→は下表1
に示す構造式に相当する。
表  1 これらのキャリヤー基および他の特に有用なキャリヤー
基はヨーロッパ特許出願(IP−A)第0004399
号、第0038092号、第0109701号および米
国特許第4273855号に記載されている。
本発明による写真的ζこ有用な(pua )基として使
用しうる特に好適な基は下表2に示す下記構造式に相当
する。
へへへへ〜へ〜 表  2 他の好適な写真的に有用な基(PUO)即ち染料基Gi
 ヨー o 7 ハ特許出願(IP−A)第01219
30号に記載されている。
PUGとしての染料基を含有する化合物の合成第395
4476号、第4225708号、第4256831号
およびヨーロッパ特許出願(IP−A)第000439
9号を参照できる。
本発明に従って有利に使用できるP(JGとしての二つ
の同じシアン染料基を含有するシアンビスアゾ染料IH
R化合物の例を下表3に示す。
表  3 番ζついては例えば米国特許第3929760号、本発
明に従って有利に使用できるPLTGとして二つの同じ
マゼンタ染料基を含有するマゼンタビスアゾ染料工HR
化合物の例を下表4に示す。
本発明に従って使用しうるPUGとして二つの同じ黄色
染料基を含有する黄色ビスアゾ染料111[R化合物の
例を下表5に示す。
表  5 二つの異なるPUG基として染料基および一重項酸素ス
カペンジャー基を含有するIHR化合物の例(これらの
化合物は本発明に従って有利に使用できる)を下表6I
こ示す。
表  6 二つの異なるPUG基として染料基および紫外線吸収剤
基を含有するIHR化合物の例(これらの化合物は本発
明に従って有利に使用できる)を下表7に示す。
表  7 リn 下記製造例は、二つの写真的に有用な基を担持するs−
トリアジン核を含有する部分およびキメノイドキャリヤ
ー部分を有する本発明による特に有用なIHR化合物の
合成を示す。
写真的に有用な基として二つの同じアゾシアン染料基を
担持する8−トリアジン核を含有するIHR化合物の製
造例を下記製造例1に示す。
製造例1ニジアン染料放出性IHR化合物COI反応機
構二 工程1 0′(2)        (3) 工程2 工程6 0H 工程7 工程8 No、                No。
工程1 機械撹拌機、温度計および滴下ロートを備えた104’
フラスコ中で、3009の化合物(1)を室温で3/の
アセトンに溶解した。1.51のアセトン中の2209
の化合物(2)の溶液を0℃で急速に加えた。31の水
の中の3009の炭酸水素ナトリウムの溶液を反応混合
物を撹拌しつつ徐々に加えた。撹拌は0℃で3時間続け
た。
反応生成物を戸別し、乾燥し次いで11の蒸溜水で3回
洗浄した。最後に一定重量になるまで50℃で通風乾燥
器で乾燥した。
収量:化合物(3)4419(95%)、融点200.
8℃。
工程2 2009 (0,7モル)の化合物(3)および96.
59(1当量)の化合物(2)を4eのテトラヒドロフ
ランに溶解した。炭酸水素すトリウムの10%水溶液2
1を徐々に加えた。反応混合物を室温で24時間撹拌し
た。形成された溶液を烈しく撹拌しつつ5N塩酸2E中
に注いだ。反応生成物を戸別し、中性になるまで水洗し
、一定重量になるまで50℃で乾燥した。
収量:化合物(4) 247.59 (91%)。
工程3 409 (0,1032モル)の化合物(4)および3
0.979(2当量)の3−アセタミド−アニリンを3
00 mlのジメチルスルホキサイドに溶解した。反応
混合物を120℃で3時間撹拌し、冷却し、烈しく撹拌
しつつ1.5tの水中に注入した。沈澱を戸別し、水洗
し、50℃で乾燥した。生成物を再び水洗し、30℃で
乾燥器で乾燥した。
収量:化合物(5) 4309 (81%)。
工程4 209の化合物(5)を、240dのエタノール中で1
5%パラジウム触媒0.59の存在下75〜80℃で8
時間75 barの水素圧下で水素化した。触媒を戸別
し、反応生成物を蒸発濃縮した。
収量:化合物(6) 15.29 (80%)。
工程5 50dのピリジン中の14.489(2,2当量)の化
合物(7)の溶液を、50dのピリジン中の10.29
 (0,023−2モル)の化合物(6)の溶液に50
℃で滴加した。反応混合物を50℃で1時間撹拌し、氷
検知した5N塩酸800d中に注入し、更に1時間撹拌
した。反応生成物を吸引沖過し、中性になるまで水洗し
、25℃で乾燥した。
収量:化合物(8) 17.29 (79%)。
工程6 30−のメタノール中の79(0,00747モル)の
化合物(8)の溶液に7 mlの5N塩酸を加えた。反
応混合物を8時間還流加熱した。反応生成物がしばらく
して沈澱し始めた、これを吸引濾過した。次に中性にな
るまで水洗し、25°Cで乾燥した。
収量:化合物(934,25’ (67慢)。
工程7 20m1のアセトン中の4 P (0,00493モル
)の化合物(9)の溶液に50°Cで311Ltのピリ
ジンおよび21の水を徐々に滴加した。形成された溶液
ニ3.671 F (1,2当fl) 17)化合物(
10)を加えた。反応混合物を45分間攪拌し、8o。
mlの氷冷した5N塩酸中に注入し、1時間攪拌した。
反応生成物をV& 761 濾過し、中性になるまで水
洗し、25℃で乾燥した。
収量:化合物(11)7.4PC98%)。
工程8 1’(0,0185モル)の化合物(12)を2℃3m
lの酢酸中に懸濁した。20”Cで濃硫酸2.9mlを
加え、かくして溶解させた。溶液に15℃で’M(h 
・H8Os (硫酸中40%) 3. l mlを非常
にゆつくりと滴加した。化合物(13)を含有する形成
されたジアゾニウム溶液を30分撹拌した。
20 wlのメチルセロソルブアセテート中の4.89
(0,003159モル)の化合物(11)の溶液を5
℃に冷却した。化合物(11)の溶液に、5〜10℃で
撹拌しつつ、化合物(13)を含有するジアゾニウム溶
液13.7m/(2,5当量)を滴加した。混合物を一
夜放置し、次いで氷上に注入した。反応生成物を吸引沖
過し、中性になるまで水洗し、減圧下乾燥した。1.8
gの反応生成物を20−のメチレンクロライド/メタノ
ール(90:10)から再結晶し、4時間放置した。沈
澱を吸引沖過し、メチレンクロライドで洗浄し、減圧下
乾燥した。
収量: IIIR化合物COIの12g。
写真的に有用な基として二つの同じ黄色染料基を担持す
る8−トリアジン核を含有するIHR化合物の製造例を
下記製造例2に示す。
製造例2:黄色染料放出性IHR化合物YOI染料放出
性化合物COIの製造の工程1〜3を繰返し、続く工程
は下記反応機構による:反応機構: 工程4 工程5 工程6 エi!7 工程8 工程9 (17)+  (1B&) −〉 IHR化合物YOI
工程4 200履lの濃塩酸および50*tの水を、500dの
メタノール中の509 ’(0,1モル)の化合物(5
)の撹拌溶液に80℃で徐々化加えた。反応混合物を室
温に冷却し、かくして反応生成物を沈澱させた。沈澱を
吸引濾過し、中性になるまで水洗し、25℃で乾燥した
収量:化合物(14)43.49(88%)工程5 150.39(1当ft)の化合物(10)を、600
dのピリジン中の1009(0,20モル)の化合物(
14)の溶液に50℃で撹拌しつつ加えた。反応混合物
に15.09 (0,1当量)の化合物(10)を加え
た。形成された混合物を氷冷した12Nの塩酸It’中
に撹拌しつつ徐々に注油した。反応生成物を吸引濾過し
、中性になるまで完全に水洗し、25〜50℃で乾燥し
た。生成物を再びピリジンに加えた。再び45.09(
0,3当量)の化合物(10)を加えた。混合物を50
℃で3時間保ち、次いで氷冷した12N塩酸に撹拌しつ
つ徐々に注入した。反応生成物を吸引濾過し、中性にな
るまで完全に水洗し、30℃で乾燥した。
収量:化合物(15)275.09゜ 工程6 210m/のエタノール中の14.09 (0,011
99モル)の化合物(15)を、140dのテトラヒド
ロフランに加えた。形成された溶液に18.29のS 
n Cl、・2−0を加えた。反応混合物を3時間還流
加熱し、次いで1400g/のエチルアセテート中に注
入した。混合物のpHを炭酸水素ナトリウムによって9
に調整した。反応生成物を吸引−過し、Sn塩を除去し
、生成物をエチルアセテートで洗った。有機相を分離し
、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗った。反応生成物(1
6)を硫酸す) IJウム上で乾燥し、容量的100−
になるまで蒸発濃縮した。
工程7 17.49(15当量)のMn01を化合物(16)に
加えた。混合物を1時間還流加熱した。MnQ。
を戸別し、反応生成物を乾燥するまで減圧下蒸発によっ
て濃縮した。
収量:化合物(17)9.79゜ 工程8 63m1!の乾燥トルエンおよび0.8 yxlのジメ
チルホルムアミド中の99(0,0189モル)の化合
物(18)の溶液を70℃に加熱した。6.9m/(5
当量)のチオニルクロライドを徐々に加えた。反応混合
物を30分間撹拌した。チオニルクロライドを蒸発除去
した。反応生成物を蒸発濃縮し、4回水で洗い、乾燥し
た。
工程9 新しく作った化合物(17)の109(0,00903
2モル)を50℃で80111のピリジンに溶解した。
100dのピリジン中の2.1当量の化合物(18a)
の溶液を潤油した。1時間後に、ピリジン50il中の
1当量の化合物(18m)を更に加えた。反応混合物を
一夜放置し、次に撹拌しつつ氷水中に注いだ。反応生成
物を吸引濾過し、中性になる才で水洗し、25℃で乾燥
した。
収量: IHR化合物Y01の17.39(95%)写
真的に有用な基として一つの染料基および一つの一重項
酸素スカベンジャー基を担持する8−トリアジン核を含
有するIHRキノノイド化合物の製造例を下記製造例3
〜6で示す。
製造例3ニジアン染料放出性IHR化合物C/SO3Q
 1染料放出性化合物COIの製造の工程1を繰返し、
続く工程は下記反応機構によった:反応機構: へ−一へ−ハ 工程2 工程5 工116 ■ 工程9 工程2 機械撹拌機および滴下ロートを備えた21フラスクに5
09の化合物(3)を入れた。これに室温で900mの
テトラヒドロフランを加え、撹拌しつつこの溶液に15
.23m1のモルホリンを加えた。この溶液に15分間
で完全に撹拌しっつ500 txlの蒸溜水中の509
の炭酸水素ナトリウムの溶液を徐々に潤油した。反応混
合物を2時間撹拌した。反応生成物をブックナー〇−燥
器で一定重量になるまで50℃で乾燥した。
収量:化合物(19)、融点250.7℃。
工程3 509 (0,1486モル)の化合物(19,)およ
び44.69の3−アセトアミド−アニリン(2当量)
を600−のジメチルスルホキサイド中に溶解した。反
応混合物を120’Cで12時間撹拌し、ゆっくりと撹
拌しつつ2/の水中に注入し、氷水で急冷した。反応生
成物を吸引枦遇し、中性になるまで水洗し、25℃で乾
燥した。
収量:化合物(20) 46.19 (69%)。
工程4 400dのジメチルスルホキサイド中の459 (0,
1モル)の化合物(20)の溶液に、4゜dのメタノー
ルおよび80idの濃5N塩酸を加えた。反応混合物を
7時間還流加熱し、−夜装置し、再び3時間還流加熱し
た。反応混合物を21の氷水中に注入した。反応生成物
を吸引沖収量:化合物(21)40.49(99%)。
工程5 300−のピリジン中の40.09 (0,098モル
)の化合物(21)の溶液に50℃で撹拌しつつ27.
99の固体化合物(7)を加えた。反応混合物を50℃
で45分間撹拌し、1/の氷冷5N塩酸中に注入した。
反応生成物を吸引沖過し、中性になるまで200jE/
の水で3回洗い、50℃で乾燥した。
収量:化合物(22) 65.29 (98%)。
工程6 150dのジメチルスルホキサイド中の64.09の化
合物(22)の溶液に、1501Llのメタノールおよ
び25dの濃5N塩酸を加えた。反応混合物を2時間還
流加熱した。反応混合物を21の水冷IN塩酸中に注入
した。反応生成物を吸引−過し、中性になる才で水洗し
、50℃で乾燥した。
収量:化合物(23) 50.29 (84%)。
工程7 500−のエタノール中の49.59 (0,0806
モル)の化合物(23)の溶液および909のS n 
C/!・240を1時間還流加熱した。反応混合物を1
/のエチルアセテート中に注入した。混合物のpHを1
0%炭酸ナトリウム水溶液によって12に調整し、36
0gのセライト(Ca1it・)を加えた。混合物を完
全に撹拌した。Sn塩を戸別し、150m1のエチルア
セテートで3回完全に洗った。水性層を除去し、有機相
を150−の飽和塩化す) IJウム水溶液で2回洗っ
た。反応生成物を3009の硫酸ナトリウム上で乾燥し
、蒸発濃縮し、50℃で乾燥した。
収量:化合物(24)32.89(69%)。
工程8 93mのアセトン中の319(0,0531モル)の化
合物(24)の溶液に25.8 mlのピリジンおよび
9.3dの水を加えた。形成された溶液に41.59(
1,05当量)の化合物(10)を加えた。反応混合物
を氷冷した5N塩酸中に注入し、沈澱が開始するまでゆ
っくりと撹拌した。反応生成物を吸引−過し、2N塩酸
で洗い、次に中性になるまで水洗した。反応生成物を2
5℃で乾燥した。
収量:化合物(25)63.49(92%)。
工程9 86m/のメチルセロソルブアセテート中の209(0
,01547モル)の化合物(25)の溶液を5〜10
℃に冷却した。これに32.8m#(1,3当りの化合
物(13)を潤油した。反応混合物を氷上に注いだ。反
応生成物を吸引−過し、水洗した。
収量: IHR化合物c/sos 01 7.49゜製
造例4:マゼンタ染料放出性IHR化合物MAO8Ql
工程1〜8は製造例3に記載したのと同じであり、工程
9は下記反応機構によった:工程9 N+ 工程9 メチルセロソルブアセテート120mJ中の209(0
,01547モル)の化合物(25)の溶液を0〜5℃
に冷却した。40d(1,5当量)の化合物(26)を
加えた。反応混合物を1時間撹拌した。
収量: IIIR化合物M/SO80115,Og。
製造例5ニジアン染料放出性IHR化合物C,/”+0
892染料放出性化合物Cotの製造の工程1を繰返し
、続く工程は下記反応機構に従った:工程2 へ\へ 工程3 工程4 工程5 工程6 工程7 工程8 8心H 工程9 (13) + (14)→ IHR化合物c/SO9O
2工程2 を入れた。52.459の3−アセトアミド−アニリン
を加えた。これらに1.51のテトラヒドロフランを加
えた。室温で撹拌しつつ10%炭酸水素ナトリウム水溶
液lI!を加えた。16時間の反応時間後反応生成物を
吸引−過し、水で5回洗い、24時間50℃で乾燥器中
で乾燥した。
収量:化合物(27)107.79(77%)。
工s3 0−ト、機械撹拌機および温度計を備えたllフラスコ
中で400dのジメチルスルホキサイド中に、419の
化合物(27)を溶解した。
反応混合物の温度を120℃に上昇させた。ロートを介
して34.8mの化合物(28)を5分で加えた。反応
混合物を120℃で3時間撹拌し、次いでゆっくり撹拌
しつつ氷冷水2I!中に注入した。撹拌を2時間続けた
。反応混合物を吸引枦遇した。反応生成物を21のフラ
スコ中に入れ、500dの水をこれに加えた。500m
1の塩酸を加えた。反応混合物を、約30分で一過てき
る沈澱が得られるまで還流加熱した。
ブツフナーロートで令却した沈澱を一過し、中性になる
まで500 rttlの水で2回洗い、次いで一定重量
になるまで25℃で通風乾燥室で乾燥した。
収量:化合物(29)42.59(74%)。
工程4 1eのメタ/−/L/中の429(0,0756モル)
の化合物(29)の溶液に100dの6N塩酸を加えた
。反応混合物を16時間烈しく還流加熱した。室温に冷
却した時反応生成物は部分的に沈澱した。メタノールを
蒸発除去した。
反応生成物を吸引濾過し、5・0℃で乾燥した。
収量:化合物(30)40.29(96%)。
工程5 200 mlのピリジン中の40. Of (0,07
273モル)の化合物(30)の溶液に一度に26.9
9の固体化合物(7)を加えた。反応混合物を45分間
撹拌し、次いで塩酸と氷の混合物に注入し、固化するま
で撹拌した。生成物を一過し、100−の水で3回洗い
、50℃で乾燥した。
収量:化合物(31)609(92%)。
工程6 180dのIり/ −/I/中の609(0,0788
モル)の化合物(31)の溶液に5N塩酸120−を加
えた。反応混合物を4時間烈しく撹拌し、次いで21の
IN塩酸に注入した。反応生成物を吸引濾過し、完全に
水洗し、50℃で乾燥した。
収量:化合物(32) 47.59 (84%)。
工程7 450dのエタノール中の47.59 (0,0660
3モル)の化合物(32)の溶液および909のS n
 (: /*・240を烈しく還流加熱し、次いで75
0dのエチルアセテート中に注入した。反応混合物のp
Hを%lO%炭酸ナトリウム水溶液1250dによって
12に調整し、3609のセライトを加えた。ゲルを2
00111のエチルアセテートで4回洗った。水性層を
除去し、有機相を飽和塩化す) IJウム水溶液で2回
洗った。反応生成物を800gの硫酸ナトリウム上で乾
燥し、蒸発濃縮し、25℃で乾燥した。
収量:化合物(33)35.29(81%)。
工程8 225dのアセトン中の359(0,0536モル)の
化合物(33)の溶液に58dのIN塩酸を加えた。次
にこれに21.8 mlのピリジンおよび41.99の
固体化合物(10)を加えた。
反応混合物を90分50℃で撹拌し、氷および100m
/の5N塩酸の混合物に注入した。反応生成物を吸引濾
過し、水洗し、25℃で乾燥した。
収量:化合物(34)68.89(91%)。
工程9 56dのメチルセロソルブアセテート中の139(0,
0193モル)の化合物(34)の溶液に22.76t
4!(1,4当量)の化合物(13)を滴加した、この
とき始めの数滴は室温で加え、残余は5℃で加えた。混
合物を一夜反応させた。
反応混合物をt、styの氷水に注ぎ、氷の全部が溶融
するまで撹拌した。反応生成物を吸引−過し、アセトニ
トリルで洗い、次いで中性になるまで水洗し、再びアセ
トニトリルで洗い、25℃で乾燥した。
収量: IHR化合物C/80302 12.59(8
1%)製造例6:マゼンタ染料放出性IHR化合物M/
SO9O2工1!1〜8は製造例5に記載した工程と同
じであり、工s9は下記反応機構による:工程9 工程9 180dのメチルセロソルブアセテート中の15g(0
,01073モル)の化合物(34)の溶液を0〜5℃
に冷却した。25.5*/(1,5轟量)の化合物(2
6)を滴加した。反応混合物を0℃で90分間撹拌し、
l/の氷水中に注入した。反応生成物を吸引濾過し、6
回アセトニトリルで洗い、30℃で乾燥した。
収量: IHR化合物M/SO80215,49(94
%)写真的に有用な基として一つの染料基および一つの
紫外線(UV )吸収剤基を担持するl−トリアジン核
を含有するIHRキノノイド化合物の製造例を下記製造
例7〜10に示す。
製造例7:シアン染料放出性IHR化合物CAJV Q
 1反応機構: 工程l 工程2 c!− 工程3 へ−!5 工程4 噴 工程5 c!Hs 工程6 噴 プロパノール 工程7 c!− 工程8 (13) + (42) −−一→IHR化合物C/U
vO1工程1 11のアセトン中の1009(0,54モル)の化合物
(1)の溶液を0℃で1tのアセトン中の143.19
の化合物(3)の溶液に加えた。これに炭酸水素ナトリ
ウムの10%水溶液1.51を加えた。反応生成物が徐
々に沈着した。混合物を4時間撹拌した。反応生成物を
吸引一過し、5回1/の水で洗い、次いでアセトンで3
回洗い、通風乾燥器で50℃で乾燥した。
収量:化合物(36)203.49(91%)。
工程2 1.51のジメチルスルホキサイド中の1009 (0
,243モル)の化合物(36)の溶液に、室温で24
時間撹拌下にleのテトラヒドロフラン、33.59(
1轟量)の化合物(2)、1009の炭酸水素ナトリウ
ムおよび250m/の水を加えた。反応混合物を30時
間撹拌し、次いで10/の氷水および250 mlの濃
塩酸中に徐々に注油した。反応混合物を1時間撹拌した
。沈澱を戸別し、中性になるまで水洗し、50℃で乾燥
した。
収量:化合物(37)101.29(81%)。
工程3 1009 (0,195モル)の化合物(37)および
29.219(1当量)の3−アセトアミド−アニリン
を600−のジメチルスルホキサイドに溶解した。10
0dの水中の1009の炭酸水素ナトリウムの溶液を撹
拌しつつ120℃で4時間で加えた。反応混合物を8g
の氷水および250dの濃塩酸中に注入した。反応生成
物を吸引−過し、1/のメタノールで2回洗い、減圧下
に乾燥した。
収量:化合物(38)119.29(95%)。
工程4 1000m/のテトラヒドロフラン中の1009 (0
,1595モル)の化合物(38)の溶液に、1000
 xiのエタノールおよび130gのS n C/!・
2)!!0を加えた。混合物を2時間還流加熱し、これ
にleのエチルアセテートを加えた。
反応混合物のpHを、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液
6gによって9に調整した。反応混合物を裂しく撹拌し
た。大量のセライトを加えた。
Sn塩を戸別した。生成物を四つに分け、それぞれを先
ず11のエチルアセテートで洗い、次に塩化ナトリウム
溶液で洗った。有機相を集め、硫酸す) IJウム上で
乾燥し、蒸発濃縮し、減圧下に乾燥した。
収量:化合物(39)69.29(72%)。
工程5 300ゴのピリジン中の68.29(0,114モル)
の化合物(39)の溶液に50℃で145dのピリジン
中の32.59の化合物(7)の溶液を滴加した。反応
混合物を50℃で1時間撹拌し、次いでl/の水冷5N
塩酸中に注いだ。反応生成物が固化するまで混合物を撹
拌した。沈澱を吸引枦遇し、中性になるまで水洗し、5
0℃で乾燥した。
収量:化合物(40)66.49(69%)。
工程6 659(0,0769モル)の化合物(40)を125
011Llの1−メトキシ−2−プロノ櫂ノールに溶解
した。溶液に撹拌しつつ190m#の濃塩酸を加えた。
15分後塩酸は完全に溶解した。
19m/の水を加えた後、溶液を3時間還流加熱、撹拌
した。反応混合物を61の氷水に注入した。
反応生成物を枦遇し、50℃で乾燥した。
収量:化合物(41)58.89(95%)。
工程7 58.09(0,0727モル)の化合物(41)を2
30dのアセトンに溶解した。溶液に40.69のピリ
ジンおよび23. Oyxe・の水を加えた。反応混合
物を50℃で1時間撹拌した。反応混合物を水冷5N塩
酸に徐々に注入した。反応生成物が固化するまで混合物
を1時間撹拌し、これを吸引−過し、中性になるまで水
洗し、25℃で乾燥した。
収fk:化合物(42)94.89(88%)。
工程8 13.561E/(1,3当量)の化合物(13)を、
66、5 mの1−メトキシ−2−プロパツール中の9
.59 (0,OO635モル)の化合物(42)の溶
液に0〜5℃で滴加した。撹拌を一夜続けた。反応混合
物を1.51の氷水に注ぎ、反応生成物の固化するまで
撹拌した。沈澱を吸引−過し、中性になるまで水洗し、
25℃で乾燥した。
収1i:IBR化合物C,A3V Ql  2.69゜
製造例8:マゼンタ染料放出性IIIR化合物MAJV
 Q l工程1〜7は製造例7に記載した工程と同じで
あり、工程8は下記反応機構に従った:工程8 N+ 工程8 66.5−のメチルセロソルブアセテート中の9、59
 (0,OO6349モル)の化合物(42)の溶液を
5℃に冷却した。16.24(1,5当量)の化合物(
26)を0〜5℃で潤油した。反応、S合物を90分撹
拌し、1/の氷水に注入した。
反応生成物を吸引−過し、中性になるまで洗浄し、25
℃で乾燥した。
収量: IIIR化合物M10vO19,99゜製造例
9ニジアン染料放出性IHR化合物C/TJV Q 2
反応機構: 工程1 工程2 (44) +(2) −一→ N;;(ニジ9アゝ”1
ll−/7Th (45)  mO! 工程3 H 工程4 工815 工程6 工程7 工程8 (13)+ (50) −一一÷xmR化合物c、+v
02工程1 1eのアセトン中(7)、1009 (0,54モル)
の化合物(1)の溶液を、0℃で、41のアセトン中の
122.59の化合物(43)の溶液に加えた。温度を
0℃で保ちつつ、炭酸水素す) IJウムの10%水溶
液1/を徐々に加えた。反応生成物は直ちに沈着した。
混合物を1時間撹拌した。反応生成物を吸引−過し、5
1の水で2回洗い、50℃で乾燥した。
収量:化合物(44)199.49(98%)。
工812 1509(0,40モル)の化合物(44)および11
0.559(2当量)の3−アセトアミド−アニリンを
烈しく撹拌しつつ31のアセトン中に懸濁した。懸濁液
を50℃で3時間還流加熱した。反応混合物を水浴で冷
却し、2時間撹拌した。反応生成物を吸引沖遇し、完全
にアセトンで洗い、次いで水洗し、再びアセトンで洗い
、50℃で乾燥した。
収量:化合物(45)87.59゜ 工程3 85.09 (0,179モル)の化合物(45)およ
び53.69(2当景)の3−アセトアミド−アニリン
を6501Ltのジメチルスルホキサイドに溶解した。
溶液を100℃で2時間撹拌した。
反応混合物を冷却し、烈しく撹拌した81の氷水および
250 mlの濃塩酸中に細いジェットの形で注入した
。反応生成物を吸引を過し、中性になるまで水洗し、5
0℃で乾燥した。
収量:化合物(46)101.59(96%)。
工程4 1000dのエタノールおよび1000mのテトラヒド
ロフラン中の1009 (0,17モル)の化合物(4
6)および1289(6当量)のFi n Cl、・2
40の溶液を烈しく4時間還流加熱し、続いて61のエ
チルアセテート中に注いだ。反応混合物を30分撹拌し
た。反応混合物のpHを炭酸水素ナトリウムの飽和水溶
液71で9に調整した。反応混合物を30分撹拌した。
7009のセライトを加えた。反応混合物を、それが均
質になるまで撹拌した。Sn塩を炉別し、次いで先ずl
/のエチルアセテートで洗った。有機相を集め、飽和塩
化ナトリウム水溶液2.5tで2回洗い、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥し、蒸発濃縮し、減圧下乾燥した。
収量:化合物(47)839(87%)。
工程5 75mのピリジン中の26.79(1,05当量)の化
合物7の溶液を、100slのピリジン中の509(0
,0894モル)の化合物(47)の溶液に50℃で滴
加した。反応混合物を30分撹拌し、次いで250dの
氷冷5NjJI酸中に注入した。反応生成物が固化する
まで混合物を撹拌した。沈澱を吸引−過し、中性化なる
まで水洗し、乾燥した。
収量:化合物(4B)57.69(80%)。
工程6 57.69(0,071モル)の化合物(48)を70
0idの1−メトキシ−2−プロパツールに溶解した。
形成された溶液を100℃に加熱した。176dの濃塩
酸(15当量)および70−の水を100°Cで加え、
3時間撹拌した。反応生成物が反応混合物中に沈着した
。反応混合物を室温に冷却した。反応生成物を一過し、
中性になるま′で水洗し、50℃で乾燥した。
収量:化合物(49)50.79(93%)。
工程7 509の化合物(49)を1501111のピリジンに
溶解した。溶液に51.59(1,05当量)の固体化
合物(10)および10IItの水を加えた。反応混合
物を50℃で30分撹拌した。反応混合物を撹拌しつつ
水冷5N塩酸に徐々に注入した。混合物を更に1時間撹
拌した。反応生成物を吸引−過し、中性になるまで水洗
し、25℃で乾燥した。
収量:化合物(50)94.49(100%)。
工程8 24.2m/(1,1当量)の化合物(13)を、14
0m/のメチルセロソルブアセテート中の209(’0
.01397モル)の化合物(50)の溶液に5℃で滴
加した。′°反応混合物を一夜反応させた。反応混合物
をl Kfの氷および2001のメタノールに注入し、
氷が溶融するまで撹拌した。反応生成物を吸引枦遇し、
中性になるまで水洗し、25℃で乾燥した。
収量: IHR化合物C/Uv O223,a 9゜製
造例10:マゼンタ染料放出性IHR化合物M/IJV
 Q 2工程1〜7は製造例9に記載した工程と同じで
あった、工程8は次の反応機構による:工@8 工程8 179(0,0119モル)の化合物(50)を119
dのメチルセロソルブに溶解し、5℃に冷却した。0〜
5℃で1.3当量の化合物(26)を滴加した。反応混
合物を3時間撹拌し、I Kvの氷水および200yd
のメタノール中に注入し、氷の全部が溶融するまで撹拌
した。反応生成物を吸引一過し、中性になるまで洗い、
25℃で乾燥した。
収量: IHR化合物M/lJV O218,79゜本
発明に従って使用するそして前記一般式(I)に相当す
る他の染料放出性化合物は適切な化学薬品を用いて出発
して同様にしてまたは当業者に知られている方法で製造
することができる。
本発明による化合物を見出すに当って好結果をもたらし
た染料放出性化合物の探究中、唯一つの写真的に有用な
基を担持するI−)’Jアジン核を有することで本発明
による化合物とは異なる他の染料放出性化合物も合成し
た。かかる染料放出性化合物の例に下記構造式に相当す
るシアンモノアゾ染料[R化合物がある:IHR化合物
C/モノ 本発明による化合物は染料拡散転写法に使用するのに好
適であり、その目的のため好ましくはネガ作用性量の、
即ち露光部域に銀像を与える種類の感光性ハロゲン化銀
乳剤層と作用的に組合せて使用する。
染料像製造のため、本発明による写真材料は、前記一般
式(I)に相当する染料放出性化合物を作用的に組合せ
た形で有する少なくとも一つのアルカリ透過性ハロゲン
化銀親水性コロイド乳剤層を担持する支持体を含む。
「作用的に組合せる」とは、化合物から拡散性部分、例
えば拡散性染料部分の放出が、ハロゲン化銀乳剤層の現
像に依存してまたはその作用(関数)として進行しつる
ことを意味する。
染料放出性化合物はハロゲン化銀乳剤層自体の中に存在
する必要はなく、それと水透過性関係にある別の層中に
含有されていてもよい。
多色偉の製造のための実施態様によれば、本発明は(1
)始めアルカリ透過性コロイド媒体中で不動性であり、
そこからレドックス反応およびアルカリ性条件でハロゲ
ン化銀現像剤による儂に従って露光されたハロゲン化銀
の現像に逆比例してシアン染料を拡散性状態で開裂する
染料放出性化合物を作用的に組合せて有する赤色感光性
ハロゲン化銀乳剤層、(2)マゼンタ染料を拡散性状態
で開裂することが異なる別の染料放出性化合物を作用的
に組合せて有する緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層、およ
び(3)黄色染料を拡散性状態で開裂することが異なる
別の染料放出性化合物を作用的に組合せて有する青色感
光性ハロゲン化銀乳剤層を担持する支持体を有し、前記
染料放出性化合物の少なくとも一つが前述した本発明に
よる化合物の一つである写真材料を提供する。
本発明により使用する化合物において、シフトされた染
料を形成する置換基と染料基を組合せるとよい。
例えば米国特許第3260597号に記載されている如
きシフトされた染料は、化合物のpKa値の変化の如き
異なる環境を受けたとき浅色的にまたは深色的に光吸収
範囲がシフトされる化合物を含む。
還元剤の混合物〔その中の少なくとも二つはそれぞれ電
子供与体と称される化合物(ID化合物)および電子移
動剤(IITA化合物〕と称される化合物である〕と組
合せて本発明の着色染料放出性化合物を用いてカラー拡
散転写法を行うのが好ましい。
ID化合物は非拡散性であるのが好ましい、例えばそれ
らには嵩高基を与える、かくするとそれがそれらの電子
を染料放出性化合物に移動させなければならないような
層単位内にそれらが残る。
ID化合物は、異なる非拡散性の着色した染料放出性化
合物を含有する各ハロゲン化銀乳剤層中で非拡散性状態
で存在するのが好ましい。かかるID化合物の例にはア
スコルビルパルミテートおよび2,5−ビス(1’ 、
 1’ 、 3’ 、 3’−テトラメチルブチル)−
ハイドロキノンがある。他のID化合物は米国特許第4
139379号およびドイツ特許出願(Dx−A)第2
947425号に記載されている。10化合物の代りに
、電子供与体プリカーサ−(EDP )化合物を、例え
ばドイツ特許出願(1)K −A )第2809716
号および米国特許第4278750号に記載されている
如く写真材料中で使用することができる。
本発明の染料放出性化合物と組合せるのに特に有用なE
DP化合物はヨーロッパ特許出願(BP−A)第012
4915号およびドイツ特許出願(DI! −A )第
3006268号に記載されており、この化合物は下記
一般式に相通する: Ill冨 式中R1mは炭素環式または複素環式芳香族環を表わし
、R13,1<uおよびR14の各々は同じかまたは異
なり、水素、アルキル基、アルケニル基、アリール基、
アルコキシ基、アルキルチオ基、アミノ基を表わし、あ
るいはRIJとR14は一緒になって隣接環例えば炭素
環式環を表わし、Hu 、 i%u。
HUおよびRI&の少なくとも一つは炭素原子数10〜
22を有する嵩高基を表わす。
ETA化合物は拡散性状態で現像剤として使用するのが
好ましく、例えば可動性の形で、一つ以上のハロゲン化
銀乳剤層番こ隣接する親水性コロイド層中ζこ混入する
か、または染料拡散転写用の処理液から付与する。
代表的な有用なETA化合物にはハイドロキノン化合物
、アミノフェノール化合物、カテコール化合物、フェニ
レンジアミンおよび3−ピラゾリジノン化合物、例えば
米国特許第4139379号に記載されている如きl−
アリール−3−ピラゾリジノンを含む。
米国特許第3039869号に記載されている如く、異
なる11?A化合物の組合せも同様に使用できる。かか
る現像剤は液体処理組成物中で使用でき、あるいは少な
くとも部分的に写真材料またはフィルム単位の任意の層
例えばハロゲン化銀乳剤層、染料像供与材料層、中間層
、受偉層等中に含有させることができる。選択する個々
の1ilTA化合物は勿論側々の写真材料に対する処理
条件および方法で使用する個々の電子供与体および染料
放出性化合物によって決るであろう。
写真材料中での8D化合物またはBDP化合物の濃度は
広い範囲で変えることができる、しかし例えば染料放出
性化合物に対してl:l−8:1のモル範囲である。E
TA化合物は現像工程において使用するアルカリ性水性
液体中に存在させることができるが、少なくとも一つの
ノ10ゲン化銀乳剤層に隣接する非感光性親水性コロイ
ド層中化拡散しうる形で使用するのが好ましい。
例えばE’l’A化合物として作用する非酸化現像剤の
移行は像に従わずに進行し、余分な現像剤がネガ作用性
乳剤層の露光部域で酸化されないまま残っているとき正
しい演色性に悪影響を有する。従って、本発明の好まし
い実施態様によれば、影響を受けなかった現像剤(If
TA化合物)が使用されたHD化合物を介してまたは直
接的に染料放出性化合物と反応するためにも決して利用
されてはならぬように、露光部域で移行された現像剤を
中和する(即ち物理現像により酸化する)のを助けるた
め、錯化された形で非露光ハロゲン化銀を可動させるた
めにハロゲン化銀溶媒例えばチオサルフェートを使用す
る。この目的のためのハロゲン化銀溶媒の使用はヨーロ
ッパ特許出願(IH’−A)第0049002号に記載
されている。
改良された演色性のために、酸化された社A化合物を阻
止し、IID化合物の望ましからぬ酸化を生ぜしめるこ
とのある隣接像形成層へのそれの移行を防止することも
有利である。上述した阻止のため、写真材料例えば儂形
成眉間の中間層中に非拡散性状態で混入するいわゆるス
カベンジャーを使用する。この目的のために好適なスカ
ベンジャーは例えば米国特許第4205987号および
ヨーロッパ特許出願(IP −A )第0029546
号に記載されている。
本発明の染料放出性化合物および所望によつて10また
はEDP化合物は、例えば写真ハロゲン化、銀乳剤材料
中に発色剤を混入するために知られている通常の方法に
従って写真材料の層の被覆液に加えることによって写真
材料中に混入できる。
1−について被覆される染料放出性化合物の量は、広い
範囲で変えることができ、所望される最高色濃度によっ
て決る。
写真材料は別々にスペクトル的に感光性のハロゲン化銀
乳剤層の正しいスペクトル露光を改良するためフィルタ
一層を含有してもよい、例えば青色光のみに感光性のハ
ロゲン化銀乳剤層の下の黄色(コロイド銀)層および緑
色光を吸収する、緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層の下の
マゼンタフィルタ一層(なお下にある赤色増感ハロゲン
化銀乳剤層は緑色光に対しである程度感光性であること
ができる)を含有してもよい。
この目的のために好適なマゼンタ染料にはバイオレット
・クインドRV 6911 (カラーインデックス、C
,1,46500ピグメント・バイオレット19)があ
る。
本発明の写真材料のための支持体は、それがフィルム単
位の写真的性質に有害な影響を有せず、寸法的に安定で
ある限り、任意の材料であることができる。代表的な可
撓性シート材料には、例えば−側または両側をα−オレ
フィン重合体例えばポリエチレンで被覆した紙支持体;
それらには硝酸セルロースフィルム、酢酸セルロースフ
ィルム、ポリビニルアセタールフィルム、ポリスチレン
フィルム、ポリ(エチレンテレフタレート)フィルム、
ポリ・カーボネートフィルム、ポリ−α−オレフィン例
えばポリエチレンおよびポリプロピレンフィルム、およ
び関連フィルムまたは樹脂材料を含む。支持体は通常約
0.05〜0.15JllIの厚さを有する。
受像層は別の受像材料の部分を形成できる、あるいは写
真材料の感光性層と一体的な組合せを形成することがで
きる。
写真材料の処理後、受像層が写真材料のハロゲン化銀乳
剤層と組合せて残るべきであるとき、受6Mとハロゲン
化銀乳剤1の間に、アルカリ透過性遮光性層、例えば白
色顔料粒子を含有する層を付与することができる。
染料拡散転写写真における受像層として、それが拡散さ
れた染料を媒染さもなければ定着する所望の機能を行う
ならば、任意の材料を使用できる。使用すべき個々の材
料の選択は、媒染されるべき染料によって決ることは勿
論である。
酸性染料を媒染すべきであるときには、受像層は塩基性
重合体媒染剤、例えば米国特許第2882156号に記
載されている如きビニルメチルケトンのアミノグアニジ
ン誘導体の重合体、詔よび米国特許第248・4430
号に記載されている如き塩基性重合体媒染剤および誘導
体例えばポリ−4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジ
ンおよび同様化合物のメ)−p−)ルエンスルホネート
、およびドイツ特許比M(DI!−人)第220006
3号に記載された化合物からなるかまたはそれらを含有
することができる。好適な媒染性結合剤には、例えばド
イツ特許比Ji!l’DB−A)第2009498号に
記載されている如きアシルスチレン重合体のグアニルヒ
ドラゾン鰐導体を含む。しかしながら一般には他の結合
剤例えばゼラチンを後者の媒染性結合剤に加える。有効
な媒染性組成物には長鎖四級アンモニウムもしくはホス
ホニウム化合物または三級スルホニウム化合物、例えば
米国特許第3271147号および第3271148号
に記載されたもの、およびn−ヘキサデシルートリメチ
ルーアンモニウムプロマイドカアル。
酸性染料と僅かに可溶性の化合物を形成する一定の金属
塩およびそれらの水酸化物も使用できる。染料媒染剤は
受像層中の通常の親水性結合剤の一つ中に、例えばゼラ
チン、ポリビニルピロリドンまたは部分的にもしくは完
全に加水分解したセルロースエステル中に分散させる。
一般に良好な結果は、好ましくはアルカリ性溶液に対し
て透過性である受像層が透明であり、約4〜約10 p
tnの厚さを有するとき得られる。
この層の厚さは所望する結果によって変えることができ
ることは勿論である。受像層はまた例えば媒染された染
料6像を褪色から保護するための紫外線吸収性物質、ス
チルベン、クマリン、トリアジン、オキサゾールの如き
増白剤、およびクロマノール、アルキルフェノールの如
き染料安定剤も含有できる。
染料像受容材料中でpH低下性物質を使用すると、通常
転写された層の安定性を増大する。一般にpH低下性物
質は、インビビション後短時間で偉層のpHを約13ま
たは14から11へ、好ましくは7〜5へさえも低下さ
せる。例えば米国特許1ff3362819号に記載さ
れている如き重合体酸、または米国特許第258403
0号に記載されている如き固体酸または金属塩例えば酢
酸亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸マグネシウムを使用して良好な
結果が得られる。かかるpH低下性物質は現像後フィル
ム単位のpHを低下させて現像を終了させ、それ以上の
染料の転写を実質的に減少し、従って染料像を安定化さ
せる。
pH低下性層上に不活性調時またはスペーサ一層を使用
できる。かかる層は、アルカリが不活性スペーサ一層を
通って拡散する速度に依存してpH低下を制御または時
間調整をする。かかる調時層の例にはゼラチン、ポリビ
ニルアルコール、および米国特許第3455686号に
記載されている任意のコロイドを含む。調時層は広い温
度範囲にわたって種々の反応速度を均一化するのに有効
でありうる。例えばインビビションが室温より上の温度
例えば35〜37℃で行われたとき早すぎるpH低下を
阻止する。調時層は通常的2.5μm〜約18μmの厚
さを有する。
特に良好な結果は、調時層が、処理組成物によって徐々
に加水分解される加水分解性重合体またはかかる重合体
の混合物を含有するとき得られる。かかる加水分解性重
合体の例にはポリビニルアセテート、ポリアミド、セル
ロースエステル等を含む。
本発明により染料像を製造するため使用するアルカリ性
処理組成物は、アルカリ性材料例えば水酸化ナトリウム
、炭識ナトリウムまたはジエチルアミンの如きアミンの
、好ましくは11以上のpHを有する通常の水溶液であ
ることができる。
一つの実施態様によれば、アルカリ性処理液はハロゲン
化銀の還元を行う拡散性現偉剤、例えばアスコルビン酸
または3−ピラゾリジノン現偉剤例えば1−フェニル−
4−メチル−3−ピラゾリジノンを含有する。
本発明により使用するアルカリ性処理組成物は、写真材
料が処理のためカメラから取り出された後それ以上露光
されなC)ことを確実にするため、減感剤例えばメチレ
ンブルー、ニトロ置換複素環式化合物4.4′−ビピリ
ジニウム塩も含有できる。
カメラ内処理のため、溶液はまた高分子量重合体の如き
増粘性化合物、例えばナトリウムカルボキシメチルセル
ロースの如きカルボキシメチルセルロースのアルカリ金
属塩またはヒドロキシエチルセルロースの如きアルカリ
性溶液に特1ア7:?f:姓か皆炊妊ニー千ルL今右す
スの六イ好ましい。処理組成物の約1〜約5重量%の増
粘性化合物の濃度が好ましい。それは処理組成物に約I
QQa+Pa−5〜約200000mPa−sの粘度を
与える。
既知の染料拡散転写法における共通の目的は、受容シー
トまたは層中に染料像を作ることにあり、放出された染
料は拡散転写によって感光性材料を出るのであるが、染
料の残存像もいわゆる「保留偉J (r*tain@d
 image )の形成のため実際上興味のあるもので
ある。後者の語は例えば1978年9月のリサーチ・デ
ィスクロジャー(、[17362)で使用された。これ
に関する染料拡散法は、1983年3月のリサーチ・デ
ィスクロジャー(A22711)に例示されている。
処理は、像に従って露光された写真材料と別の染料像受
容材料の間の接触が、これらの材料による処理液の充分
な吸収が生じた後行われるようになっている普通の銀錯
塩拡散転写装置中で普通に設けられるようなトレー現儂
単位中で行うとよい。この目的のために好適な装置には
、コピープルーフCP 38 (商標) DTR現像装
置がある。コピープ/L/ −7(C0PYPROOF
 )はアグファ・ゲヴエルト社の商標である。
感光性層および受像層が一つの単一材料の形で一体化さ
れている場合、処理液は少なくとも一つの破壊しうる容
器(これ自体は前記材料の一部を形成してもよい)から
付与することができ、あるいはそれは噴霧によって付与
することができる。
使用できる破壊しうる容器の例は、米国特許第2543
181号、第2653732号、第2723051号、
第3056492号、第3056491号および第31
52515号に記載されているものがある。一般にかか
る容器は、流体および空気不透過性の四角形シートをそ
れ自体長手方向に折り曲げて二つの壁を形成し、それら
の長手方向と端マージンに沿って相互に密封して処理液
を含有するキャビティを形成したものからなる。
前記染料拡散転写処理において、現像温度は通常室温、
即ち約20℃である、しかし特別の実施態様によれば本
発明による染料放出性化合物は、例えばヨーロッパ特許
用B(HP−人)第0120306号およびドイツ特許
出願(’DB−A)第3215485号に記載されてい
る如き、いわゆる光熱写真(phototharmog
raphio)染料拡散転写法で使用する。
前記実施態様において、体形成は感光性材料を像に従っ
て露光し、それを少の水の存在下に加熱することからな
り、前記材料は上に結合剤中の感光性ハロゲン化銀、感
光性ハロゲン化銀を還元することのできる還元剤、およ
び本発明による少なくとも1種の染料放出性化合物を設
けた支持体を有する。
前記方法の具体例においては、ハロゲン化銀および銀ペ
ンシトリアシレートの組合せ、現像剤、染料放出性化合
物、および例えば英国特許第998949号に記載され
ている如き加熱したとき塩基を放出する塩基プリカーサ
−を含有する写真材料を使用する。偉に従って露光され
た写真材料は独特の処理液としての水で湿潤され、受像
材料と接触状態にし、形成されたサンドウィッチを熱に
さらし、かくして露光されたハロゲン化銀の現像および
偉に従って放出された染料の転写を生起させることがで
きる。
特別の実施態様によれば熱溶媒の存在下に露光されたハ
ロゲン化銀の熱誘起現像を行う。
熱溶媒およびその使用の例は、リサーチ・ディスクロジ
ャー・パブリケーションズ、1976年10月第150
27項、1976年11月第15108項および197
8年6月第17029項:ドイツ特許出願(DI−A)
第3529930号および第3529934号、および
ヨーロッパ特許出願(!IF−A)第119615号お
よび第112512号に示されている。
熱溶媒は室温(20℃)で固体であるが、それらの比較
的強力な双極子モーメントによって溶融した形で水溶性
化合物に対する良好な溶媒の役割を果す。
下記実施例は更に本発明を説明する。
実施例 受容体材料の製造 コロナ処理したポリエチレン被覆紙支持体に下記組成物
を付与した: (1)ゼラチン             2.5g(
2)保護ゼラチン層         0.89写真材
料の製造 厚さO,l mを有する下塗りしたポリエチレンテレフ
タレート支持体の同じ片を下記の順序で下記の各層で被
覆した: (1)後掲の表8に示した量でのゼラチン、後掲の表8
に示した量でのAgNO3として表わしたAgC1。
後掲の表8に示した量での表8のIHR化合物、その中
に示した量でのED化合物2,5−ビス(1’ 、 !
’ 、 3’ 、 3’−テトラメチル−ブチル)−ハ
イドロキノン、 を含有するハロゲン化銀乳剤層、 (2)後掲の表9に示した量でのゼラチン、表9に示し
た量での1−フェニル−4−メチル−ピラゾリジン−3
−オン、 pHを低下させるため表91こ示す量でのク
エン酸 を含有する保護層。
形成された各月には表8に示す如き異なるIHR化合物
を含有させた。
表  8 ハロゲン化銀乳剤層中に下記成分を含有する被覆片A、
−HA  C/mono  O,3800,3280,
6100,2600,4872,OB  COI   
O,2330,11B  0.580 0.0950.
178 1.8CC/’JO8OI O,3610,2
380,5800,1880,3521,8D  cA
O!3020.5730.353 0.570 0.2
870.538 2.91!  CAJ’l 01 0
.4650.306 0.600 0.2200.41
1 1.8F MAO8O10,3130,2200,
5800,1730,3251,80M/’10sO2
0,4600,3000,6000,2400,450
1,8HM/IJV 01 0.4550.285 0
.600 0.2200.411 2.0!I9 保護層中下記成分を含有する被覆片A−H^   2.
4     0.25 g     0.069B  
  2.5     0.259    0.069C
2,50,2590,069 D    3.1     0.259    0.0
69M    3.0     0.259    0
.069F    2.5     0.259   
 0.069G    2.5     0.259 
   0.OiH3,00,2590,069 全ての被覆片を像に従った露光をし、前述した如き受容
体材料と共に、コピープルーフ(アグファ・ゲベルト社
の登録商標) cp 42拡散転写処理装置中に供給し
た。この装置のそのトレー中にはltについて下記成分
を含有するアルカリ性水性処理液を含有させた: 水酸化ナトリウム        25gオルトリン酸
ナトリウム       25S)シクロヘキサンジメ
タツール       809沃化カリウム     
      2gチオ硫酸ナトリウム        
     2g2.2−メチルプロピルプロパンジオー
ル     259N−エチルベンゼン−ピリジニウム
クロライド   0.59蒸溜水で         
  1000dとした。
前記溶液で室温(20℃)で湿潤させた後、露光された
各月を、前述した如き受容体材料と5分間接触状態に置
き、染料の拡散転写を生起させた。受容体材料から写真
材料の各月を分離した後、染料転写によって得られた可
視光スペクトル濃度を、ステタス人モードでマクベス(
MAcaxTH1商標) a 変針RD−919で測定
した。
最小濃度(D巾in )および最大濃度(Dmax )
に対して得られた値を下表10に示す。表10において
、転写された染料像は染料像を作った写真材料の片の記
号文字に相当するA−Hで示す。
拡散によって受容体材料に転写され、その中で媒染され
た染料の吸収極大(Abs・IIIJI! )を測定し
、得られた値も表1Oに示す。
表10 A       O,150,88850B     
  O,131,85638CO,132,14642 D       O,131,44641K     
  O,112,00638F       O,13
1,39558G       O,151,2555
6HO,151,88554 最高濃度について得られた結果から、PUGとして二つ
のシアン染料基を含有する本発明にょるIIIIR化合
物C0I(片B)を本発明の範囲外であるIHR化合物
C/ mono (片A)〔これは一つのシアン染料基
(IHR化合物COIのそれらと同じl PUG )の
みしか含有しない〕と比較したとき、本発明の化合物を
用いて得られた最大濃度は1個の染料基のみを含有する
化合物を用いて得られた最大濃度より著しく大であるこ
と特に結論することができる。これは、:XHn化合物
00fおよび工HR化合勢0/monoのモル比を表8
で比較したとき(それぞれ0.118および0、328
 mmor/rrt)更に顕著である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レドックス反応によつてキャリヤー部分から拡散性
    染料部分を放出することのできる染料放出性化合物を作
    用的に組合せて混入した少なくとも一つのアルカリ透過
    性ハロゲン化銀親水性コロイド層を担持する支持体を有
    する染料像製造のための写真ハロゲン化銀乳剤材料にお
    いて、前記染料放出性化合物が下記一般式 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ (式中CARはレドックス反応を受けることができる有
    機キャリヤー部分を表わし、この部分は前記化合物を湿
    潤アルカリ性条件で親水性コロイド媒体中で非拡散性に
    する嵩高基を含有できる、 Lはかかる化合物を混入したハロゲン化銀乳剤層の現像
    によつてまたはその作用としてアルカリ性条件で生起す
    るレドックス反応によりキャリヤー部分から開裂または
    放出できる化学基を表わし、 Gは橋状基を表わし、 L^1およびL^2の各々は同じかまたは異なり、化学
    結合、多価原子、多価原子基または炭化水素基であるこ
    とができる結合員子を表わし、 PUG^1は染料基および染料プリカーサー基からなる
    群から選択した写真的に有用な基を表わし、PUG^2
    は染料基、染料プリカーサー基、紫外線吸収剤基および
    一重項酸素スカベンジャー基からなる群から選択した写
    真的に有用な基を表わし、PUG^2が染料基または染
    料プリカーサー基であるとき、PUG^1と同じかまた
    は異なる組成を有していてもよい)に相当することを特
    徴とする写真材料。 2、前記染料放出性化合物が、Gが橋状基−(Ar^1
    −SO_2NR^1)_n−Ar^2−X−(R^1は
    水素またはアルキル基を表わし、Ar^1およびAr^
    2の各々は同じかまたは異なり、2価芳香族核または一
    つ以上の置換基を有するかかる核を表わし、Xは多価原
    子または多価原子基であり、nは正の整数である)であ
    る化合物である請求項1記載の写真材料。 3、前記染料放出性化合物が下記一般式 (II)▲数式、化学式、表等があります▼ (式中CAR、L、L^1、L^2、PUG^1および
    PUG^2は請求項1で記載した意義を有する)に相当
    する請求項1または2記載の写真材料。 4、前記染料放出性化合物が、Lが−SO_2−であり
    、L^1およびL^2の各々が構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ に相当する2価基を表わす化合物である請求項3記載の
    写真材料。 5、前記染料放出性化合物がキノノイドIHR化合物で
    ある請求項1〜4の何れかに記載の写真材料。 6、前記染料放出性化合物が、基CARが下記構造式 CAR1▲数式、化学式、表等があります▼ CAR2▲数式、化学式、表等があります▼ の一つに相当する化合物である請求項1〜5の何れかに
    記載の写真材料。 7、前記染料放出性化合物が、写真的に有用な基が下記
    構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ の何れかに相当する化合物である請求項1〜6の何れか
    に記載の写真材料。 8、前記支持体が赤色、緑色および青色感光性ハロゲン
    化銀乳剤層を担持し、その少なくとも一つが前記染料放
    出性化合物を作用的に組合せて有する請求項1〜7の何
    れかに記載の写真材料。 9、前記写真材料が各ハロゲン化銀乳剤層中に非拡散性
    電子供与体化合物または電子供与体プリカーサー化合物
    を含有する請求項1〜8の何れかに記載の写真材料。 10、前記写真材料がネガ作用型のハロゲン化銀乳剤層
    を含有する請求項1〜9の何れかに記載の写真材料。 11、請求項1に記載の一般式( I )に相当すること
    を特徴とするレドックス反応によつてキャリヤー部分か
    ら染料部分を放出することができる化合物。
JP63128130A 1987-05-29 1988-05-25 染料拡散転写法に使用するための化合物を混入した写真材料 Pending JPS63304251A (ja)

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