JPH0229646A - マゼンタ染料放出性化合物 - Google Patents

マゼンタ染料放出性化合物

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JPH0229646A
JPH0229646A JP14024889A JP14024889A JPH0229646A JP H0229646 A JPH0229646 A JP H0229646A JP 14024889 A JP14024889 A JP 14024889A JP 14024889 A JP14024889 A JP 14024889A JP H0229646 A JPH0229646 A JP H0229646A
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JP
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dye
silver halide
group
releasing compound
emulsion layer
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JP14024889A
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English (en)
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Wilhelmus Janssens
ヴイルエルム・ジヤンサン
Luc Jerome Vanmaele
リユク・ジエローム・バンマエル
Immo Boie
インモ・ボイエ
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Original Assignee
Agfa Gevaert NV
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/02Photosensitive materials characterised by the image-forming section
    • G03C8/08Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of organic compounds
    • G03C8/10Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of organic compounds of dyes or their precursors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は非拡散性マゼンタ染料放出性化合物を用いて拡
散転写像を製造するための方法、かかる染料放出性化合
物、及びそれらを組入れた写真材料に関する。
染料拡散転写像形成は多くの方法で行うことができるが
、全ての染料拡散転写像形成法は、現像される感光性ハ
ロゲン化銀の量の作用として染料の溶解度を変える同じ
原理に基づいている。
普通に知られている染料拡散転写法においては、染料像
製造化合物は、始めアルカリ性水性媒体中で可動性であ
り、処理中に不動化されるようになるか、又は始め不動
性で、処理中に可動性になる何れかである。
かかる方法の調査はアンゲヴアンテ・ヘミ−国際英語版
第22巻(1983年)第3号、第191頁〜第209
頁にクリスチャン・シー・ヴアン・デ・サンプによって
与えられている。
染料放出処理の四つの重要なカテゴリーはそれぞれ下記
の反応に基づいている: (A)溶解度変化を制御するレドックス反応:(B)酸
化色原体カップリング反応; (C)レドックス制御開裂反応; (D)銀イオンでの染料放出性化合物の銀分解(arg
entolytio )開裂反応。
レドックス制御溶解度変化に基づいた染料現像剤系(例
えば米国特許第2983606号参照)は最初に工業的
に導入された染料拡散転写法であった。
その後でレドックス制御染料放出性化合物が工業的に導
入された。
酸化後論水分解によって染料を放出する酸化しうる染料
放出性化合物は、例えばドイツ特許出願(DB−A)第
2242762号、(DE−A)第2406664号、
(DI−A)第2505246号、(DE−A)第26
13005号、(DB −A )第2645656号及
びリサーチ・ディスクロジャー・パブリケーション雇1
5157(1976年11月)、ム16654(197
7年4月)及び雇17736(1979年1月)から知
られている。これらの文献において、染料部分がスルホ
ンアミド基を介して酸化性キャリヤ一部分に最も多く結
合している。従ってかかる化合物から放出される染料は
スルファモイル基を含有する。
分子内置換反応によって染料部分を酸化された形で放出
する酸化性染料放出性化合物は例えば米国特許第344
3940号に記載されている。これらの化合物から放出
される染料はスルフィネート基を含有する。
染料拡散転写において、染料放出性化合物を用いて操作
することは特に興味のあるものであり、その染料放出は
ネガ作用ハロゲン化銀乳剤層の現像に逆比例であり、従
ってポジ染料像が受像層中に形成できる。
酸化された形では安定であるが、還元された状態では除
去反応によって染料部分を放出する酸化性染料放出性化
合物はドイツ特許出願(DE −A )第282315
9号及び(DE−A)第2854946号に記載されて
いる。この種の化合物は還元された形で非露光ハロゲン
化銀乳剤材料中で使用でき、IHO化合物と称すること
ができる。IHOは酸化による側割された加水分解(I
nhibited HydrolyBis by 0x
idation )の頭文字である。
還元後染料部分を放出する還元性染料放出性化合物はI
HR化合物と称しうる。IHRは還元による増大した加
水分解(Increased )(ydrolysis
by Reduction )を表わす。
還元後、分子内求核置換反応で染料放出を受ける還元し
うるキノン型IHR化合物はドイツ特許出願(DB−A
)第2809716号に記載されており、この中でこれ
らの化合物はBIND化合物と称されている。BIEN
Dは嵩高電子受容性求核置換(Ba1laated E
lectron−accepting Nucleop
hiDisplacement )を表わす。
還元後除去反応で染料放出を受ける還元性IHR化合物
は公開されたヨーロッパ特許出願(EP−A)第000
4399号及び米国特許第4371604号に記載され
ている。
還元後染料を放出しうる化合物の他の群はドイツ特許出
願(DRt −A )第3008・588号及び(DE
−A)第3014669号に記載されている。
特1こ有用な染料放出性化合物はレドックス制御染料放
出性化合物であり、これは次式によって表わすことがで
きる: BALL −RFtDOX −DYE 式中BALLは親水性コロイド層中で染料放出性化合物
を不動化させるための嵩高残基を有する部分を表わし、
REDOXはレドックス活性基、即ちアルカリ性ハロゲ
ン化銀現像の情況下に酸化でき又は還元でき、酸化又は
還元された状態によって、除去反応、求核置換反応、加
水分解又は開裂反応によって染料放出を生せしめる基を
表わし、DYEは拡散性染料部分又はそのプリカーサ−
を表わす。
染料拡散転写法において使用する着色化合物には例えば
トリフェニルメタン、キサンチン、アゾ、アゾメチン、
アンスラキノン、アリザリン、メロシアニン、キノリン
又はシアニン染料構造を含む。特にしばしば使用される
ものには例えば米国特許第3725062号に記載され
ている如きモノアゾ染料基がある。
従来のカラー写真において、酸化された芳香族−級アミ
ン現像剤との反応によってピラゾロ−アゾールから誘導
されたアゾメチン染料を形成することができる発色剤を
使用することが知られている。例えばJ、 Soc、 
Photogr、 Sci、 Technol。
JPN第48巻(1985年)第4号、第298頁〜第
299頁にティ・サト:テイ・カヮギシ及びエヌ・フル
タチによってピラゾロ−アゾール、例えばIH−ピラゾ
ロ[1,5−b)−1゜2.4−)リアゾール及びIH
−ピラゾロ〔5゜1−Q〕−1,2,4−)リアゾール
から誘導されたマゼンタアゾメチン染料が記載されてい
る。ヨーロッパ特許出願(BP −A )第01787
88号にはIH−ピラゾロ[”3.2−01−43−ト
リアゾールマゼンタカップラー及び特開昭58−130
339号にはピラゾロ−アゾールマゼンタカップラーが
ハロゲン化銀乳剤層に使用するために記載されている。
染料拡散転写像形成においては、スペクトルの緑色部に
おいて満足できる(所望される)吸′収を有し、スペク
トルの橙−赤色部、特に實−−ニー−色部で低い(望ま
れぬ)副吸収を有する拡散しうるマゼンタ染料を生成し
うる染料放出性化合物に対する要求がある。
本発明の目的は、スペクトルの緑色部において満足でき
る吸収を有し、一方特に低い望まぬ副吸収を有するアゾ
メチン染料をマゼンタ染料として含有する拡散転写像を
製造する方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、かかるマゼンタ染料を放出しうる
染料放出性化合物を提供することにある。
又本発明の目的は、かかる染料放出性化合物を組入れた
写真材料を提供することにある。
本発明によれば拡散転写像の製造方法を提供し、この方
法は: (1)少なくとも一つの感光性アルカリ透過性親水性コ
ロイドハロゲン化銀乳剤層及びこれと作用的に組合され
た形で、拡散性マゼンタアゾメチン染料を開裂しうる少
なくとも一つの非拡散性染料放出性化合物を含有する像
に従って露光された写真材料にアルカリ性水性処理液を
付与し、 (2)少なくとも前記アルカリ性処理液の付与中に前記
写真材料中に存在するハロゲン化銀現像剤を与え、レド
ックス反応及び前記ハロゲン化銀乳剤層の現像の作用と
して、前記拡散性マゼンタアゾメチン染料の像に従った
放出を行わせ、 (3)前記ハロゲン化銀乳剤層と水透過性関係に保持さ
れた受像層中に前記放出されたマゼンタアゾメチン染料
の拡散をさせる 工程を含み、前記染料放出性化合物が下記一般(式中C
ARはレドックス反応を受けることができる有機キャリ
ヤ一部を表わし、この部分は湿潤アルカリ性条件で親水
性コロイド媒体中で前記染料放出性化合物を非拡散性に
する嵩高基を含有していてもよい、例えばハイドロキノ
ン系又はキノン系部分を表わす、 Llは湿潤アルカリ性条件下前記ハロゲン化銀乳剤層の
現像中生起するレドックス反応の作用としてキャリヤ一
部分から開裂又は放出しうる化学基を表わし、 Gは少なくとも一つの芳香族核例えばフェニレン核を含
有する2個有機結合基又は少なくとも一つの芳香族核を
含有する置換2個有機結合基を表わし、 R1は水素、アルキル基又はアリール基であり、R2は
水素又は1個有機基であり、 L2は少なくとも2個の炭素原子を含有する2個有機結
合基を表わし、 Z及びYは一緒に、ピラゾロ−アゾール及びイミダゾ−
アゾールの群から選択した置換又は非置換環化複素環式
系、 例えば下記構造式(n)〜(イ) に相当する複素環式系の群から選択した複素環式系を完
結するのに必要な原子を表わし、R3は水素、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基、又
はアリール基であり、それに加えて基N R4R6に対
してオルソ位での置換基であり、この置換基はR4と共
に環式アミン基を完結する、 R1は水素、0l−C4アルキル基例えばエチル基、置
換01〜C1アルキル基例えば2−ヒドロキシエチル基
、2−(メチルスルホンアミド)−エチル基、R3と共
に環式アミン基を完結する置換基、又はR5と共に環式
アミン基を完結する置換基であり、R6は水素、01〜
C′アルキル基、置換01〜C4アルキル基、アリール
基又は置換アリール基である) に相当することを特徴とする。
(CAR−Ll−)部分(これからアルカリ性媒体中で
非色原体反応によって酸化された形で染料部分を開裂で
きる)は、例えば置換された形の基を含む下記の基: 放出され、拡散を促進する基として染料部分と共に残る
上述した染料放出性化合物において、染料放出はハロゲ
ン化銀の現像に使用した現像剤の酸化生成物の形成速度
に正比例して進行する。従って前記化合物は、それらが
ネガ作用ノ\ロゲン化銀乳剤層の露光部分に応当して染
料放出を受けることでネガ作用性である。ポジ画を作る
ためには、像反転が必要である、これは例えばヨーロッ
パ特許出願(EP−A)第0003376号に記載され
ている如き適切な層線合せの選択による銀錯塩拡散転写
法に基づくか、又は直接ポジハロゲン化銀乳剤を含有す
るポジ作用層の使用に基づくことができる。
(CAR−Ll−)部分(ここからアルカリ性媒体中で
還元後染料部分を放出できる)は、置換された形の基を
含む下記の基: Jたアンゲヴアンテ・ヘミー国際英語版第224(19
83年)第207頁に記載されている。
それらの特に有用な例には下記のものがある:括弧内の
基は染料部分(図示せず)と共に開裂する官能基である
。これらの官能基は、染料の吸収性lこ影響を有しない
結合部員によって染料の発色団から分離できる。しかし
ながら官能基は場合によっては前記結合部員と共に、媒
染されるべき放出された染料の拡散移動度及び/又は能
力を決定するのに重要なものでありうる。
有用な結合部員には例えばアルキレン及びアリーレン基
がある。
銀分解によって拡散性染料又はそのプリカーサ−を放出
できるキャリヤーの例は例えば前述嵩高基(BALLA
ST )は拡散に対する抵抗性を与え、本発明による化
合物を普通に写真材料で使用される親水性コロイド中に
非拡散性の形で混入できるようにする基である。この目
的のためには、一般に8〜20個の炭素原子を有する直
鎖又は分枝鎖脂肪族基及び同素環式又は複素環式又は芳
香族基を担持する有機基が好ましい。
これらの基は直接的に又は間接的に、例えば次の基: 
−NHCO−: −NH3O2−: −NR−(Rは水
素又はアルキル基を表わす)ニー0−;S−:又は−8
O□−の一つを介して結合する。拡散に対する抵抗性を
与える基は更に水中での溶解性を与える基例えばスルホ
基又はカルボキシ基を担持してもよい、これらはアニオ
ンの形で存在してもよい。拡散する性質は全体としての
化合物の分子の大きさによって決ることから、成る場合
においては、例えば分子がかなりの大きさを有するとき
、拡散に対する抵抗性を与える基として一つ以上の短鎖
を使用して充分であり、或いはかかる基を全く使用しな
くても充分である。
ネガ作用ハロゲン化銀乳剤を用いたポジマゼンタ染料像
製造のための好ましい実施態様において、マゼンタ染料
放出性化合物は、キノン型XHR化合物であり、そこか
ら拡散性マゼンタ染料部分が還元又は加水分解によって
放出される。
前記キノン型IHR化合物からの染料部分の放出におい
て作用する反応は、下記式によって示す如く二段階(A
)及び(B)で進行するニ上記式中BALLASTは湿
潤アルカリ性条件下で親水性コロイド媒体中で化合物を
非拡散性にする嵩高基を表わし、例えば長鎖アルキル基
、例えばn−ヘキサデシル基を表わす。化合物を非拡散
性にする嵩高基をそれが必要としないような化合物の場
合には、BALLASTは例えば低級アルキル基例えば
メチル基を表わしてもよい。
ここで使用するときの「拡散性(拡散しうる)」なる語
は、アルカリ性液体媒体中で写真材料のコロイド層を通
って有効に拡散する性質を有することを表わす。「移動
性」なる語は同じ意味を有する。「非拡散性」及び不動
性なる語は反対の意味を有する。
本発明による方法に右いて使用するマゼンタ染料放出性
化合物の例を下表1に示す。
表  1 例1に示す。
(1,a) (1,b) しjl (1、C) 下記製造例は本発明により使用する染料放出性化合物の
合成を示す。表1の染料放出性化合物(1)の合成は下
記反応式で示され、下掲の製造し封1 しti、 (1,d) 製造例 1 (a) 5.59 (18ffimolりの(、1,b
 )をフラスコ中の50−のジクロロエタン及び10.
24のピリジンの混合物中に懸濁した、これを80℃の
水浴中に入れた。これに50−のジクロロエタン中の1
3.49の(1,a ’)の溶液を流加した。
反応混合物を82℃で2時間撹拌し、次いで50℃で5
00−の水中に撹拌しつつ注入した。有機相を分液ロー
トで分離した。蒸発によってジクロロエタン溶媒を除去
した。粘着性残渣をアセトンに再溶解した。溶液を20
−の5N塩酸き200−の水の混合物中に完全に撹拌し
つつ注入した。沈澱が形成した、これを再び純水中で撹
拌した。沈澱を吸引濾過し、減圧下に乾燥した。収量:
中間体生成物(1,0)18.139゜(b) 50 
mの水中の4.759の(1,d )の溶液を、394
−のジメチルホルムアミド中の中間体生成物(1,c 
) 209 (19,7a+l!lolりの溶液に加え
た。混合物に64−の水中の8gの炭酸カリウムの溶液
9.4−を加えた。残余の炭酸カリウム溶液及び98−
の水中の32.59のへキサシアノ鉄■酸カリウムの溶
液を同時に混合物に加えた。発熱反応が生じ、25℃か
ら42℃となった。混合物を再び室温になるまで冷却さ
せた。反応混合物を一夜放置した。紫色の沈澱を吸引濾
過し、水洗し、減圧下に乾燥した。収′Jl:カラムク
ロマトグラフイで精製後、純粋の染料放出性化合物(1
) 59 (22%)。
染料放出性化合物(2) 、 (3)及び(4)は、2
−アミノ−5−ジエチルアミノトルエン塩酸塩〔化合物
(1,’d ) 1の代りにそれぞれ下記の化合物を用
いたこと以外は染料放出性化合物(1)について記載し
た如くして作ることができた: N−エチルーN−(β−ヒドロキシエチル)−m−)ル
イジンサルフエート; 4−アミノ−N−エチル−N−(β−メチルスルホンア
ミド−エチル)−m−)ルイジ′ンセスキサルフエート
モノハイドレート; N、N−ジメチル−P−フェニレンジアミンハイドロク
ロライド。
ピラゾール−アゾール及びイミダゾ−アゾール中間体化
合物例えば化合物(1,b)及びこれらを製造するのに
必要な出発化合物はドイツ特許出願第3610702号
に記載されている如くして合成できる。
染料放出性化合物(6)の合成は下記反応式で表わされ
、製造例2に示す。
(6,1) (6,b) (6,0) (6,h) (6,d) NHCO−CH3(6,f) 製造例 2 (Jl) 339 (0,14mol )の((5,a
 )を10〜20℃で僅かに冷却しつつ8o−のピリジ
ン中に加えた。38.5艷ノ(,6,b )を20℃で
30分で流加した。混合物を室温で一夜放置し、次いで
蒸発濃縮した。脱イオン水(100rd)を加え、pH
を37.89の水酸化ナトリウムを加えて13に調整し
た。300−の塩化メチレンを加えた。形成された混合
物を烈しく撹拌した。
反応生成物を5回400−の塩化メチレンで抽出した。
水性相を5N塩酸60−でpH1に酸性化した。混合物
を冷蔵庫中に48時間装いた。
次いで生成物を濾過し、飽和食塩水で洗った。
生成物を吸引濾過し、50℃でキャビネット中で乾燥し
た。収量:29.93gの(6,0)。
(b)42.79 (0,12mol )の(6,0)
を、発熱反応のため60℃以下に温度を保ちつつ114
−のPOC1!、に加えた。混合物に60℃を越えない
温度で22−のN−メチルピロリドンを加えた。
温度を50℃で90分間保った。
反応混合物を、10℃より高くない温度で、960−の
メチレンクロライド、860−の氷水、及び50gの酢
酸ナトリウムの混合物に加えた。形成された有機褐色相
を集め、4回飽和食塩水で洗い、硫酸ナトリウム上で乾
燥し、濾過し、蒸発濃縮した。形成されたベージュ色反
応生成物を窒素雰囲気下に保った。収量:36.29の
(6,d )。
(c) 24 o ttttのアセトン、44−のピリ
ジン、及び23.99 (78,3ff1a+olりの
(6,e)を、室温で36.29 (0,102mol
 )の(6,d)Gm加えた。反応混合物の温度は35
℃に上昇した。
次に反応混合物を50〜60℃に90分間加熱した。熱
混合物を、氷水72〇−及び12N塩酸52,2−中に
徐々に注入した。混合物を45分撹拌した。生成物を分
離し、アセトンに溶解した。溶液を1.51!の熱水中
に注入した。水性層を油層から傾瀉し、脱イオン水で洗
った。生成物を吸引−過し、減圧下に乾燥した。収量:
28、19の< 6.f )。
(d) 107艷の2−メトキシプロパツール、107
−の脱イオン水、及び5.74の硫酸の混合物を、26
.89 (43arfflolりの(6,f)に加えた
。反応混合物を100℃に6時間加熱し、次いで900
−の脱イオン水及び89.6 gの酢酸すl−’Jウム
の混合物中に注入した。混合物を15分間烈しく撹拌し
た。生成物を濾過し、脱イオン水で洗い、減圧下に乾燥
した。収景:22、89の(6,g)。
(e) 215ゴのアセトン、19−のピリジン、及び
27.59の(1,8)の混合物に、21.59(0,
037mmol)の(6,g )を加えた。反応混合物
の温度を2時間60℃で保った。反応混合物を次いで冷
却し、21の脱イオン水及び31−の128塩酸の混合
物中に注入した。
黄色沈澱を一過し、脱イオン水で洗い、再沖過し、減圧
下に乾燥した。収量: 44.79の(6、h)。
(f) 0.649の炭酸す) IJウムを含有する炭
酸カリウム水溶液4.3−及び7.69のへキサシアノ
鉄(2)酸カリウムを含有するヘキサシアノ鉄(2)酸
カリウム水溶Q47.5mを、120+t/のジメチル
ホルムアミド中の69 (4,6mmolりの(6,h
)の溶液に加えた(溶液A)。
2、279の(6,1)に51n!、の環化メチレン及
び混合物のpHを8に調整するのに充分な飽和炭酸水素
ナトリウム溶液を加えた(溶液B)。
溶液Bの有機層を、40分で室温で撹拌しつつ溶液Aに
徐々に加えた。
反応混合物を烈しく撹拌しつつ1.2/の脱イオン水中
に注入した。撹拌を20分間続けた。
紫色の沈澱を集め、脱イオン水で洗い、吸引一過し、減
圧下に乾燥した。生成物をカラムクロマトグラフィで精
製した(塩化メチレン/メタノール98:2容量)。収
量:39の化合物6゜前記一般式(I)に相当し、本発
明により使用するための他の染料放出性化合物は、適切
な薬品、即ち適切なキャリヤ一部分中間体及び本発明に
とって特異的である染料部分中間体を用いて出発して当
業者に知られている方法又は上述したのと同様の方法で
作ることができる。
前記一般式(I)に相当する化合物は新規化合物である
と信する、従って本発明はかかる化合物自体も含む。
本発明による化合物は染料拡散転写法に有用であり、そ
のため感光性ハロゲン化銀乳剤層、好ましくはネガ作用
型の、即ち露光部域で銀像を与える型の感光性ハロゲン
化銀乳剤層と作用的に組合せた形で使用する。
染料像製造のため、本発明による写真材料は、少な(と
も一つの感光性アルカリ透過性親水性コロイドハロゲン
化銀乳剤層及びそれと作用的に組合せた形で、少なくと
も一つの染料放出性化合物を担持する支持体を含み、前
記染料放出性化合物が前記一般式(I)に相当すること
を特徴とする。
「作用的組合せ」とは、染料放出性化合物からの拡散性
マゼンタアゾメチン染料の放出が、ハロゲン化銀乳剤層
の現像に依存し、その作用として進行しうろことを意味
する。染料放出性化合物はハロゲン化銀乳剤層中に存在
する必要はなく、それと水透過性関係にある別の層に含
有されていてもよい。
多色像の製造のための好ましい実施態様によれば、本発
明は又、(1)始めはアルカリ透過性コロイド媒体中で
非拡散性であり、アルカリ性条件及びレドックス反応で
ハロゲン化銀現像剤による像に従って露光されたハロゲ
ン化銀の現像に反比例してシアン染料を拡散性状態でそ
こから開裂する染料放出性化合物を作用的に組合せて有
する赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層、(2)前記一般式
(I)に相当する染料放出性化合物を作用的に組合せて
有する緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層、この染料放出性
化合物は始めはアルカリ透過性コロイド媒体中で非拡散
性であり、そこからアルカリ性条件及びレドックス反応
でハロゲン化銀現像剤による像に従って露光されたハロ
ゲン化銀の現像に反比例してマゼンタアゾメチン染料を
拡散性状態で開裂する、及び(3)始めはアルカリ透過
性コロイド媒体中で非拡散性であり、そこからレドック
ス反応及びアルカリ性条件でハロゲン化銀現像剤による
像に従って露光されたハロゲン化銀の現像に反比例して
黄色染料を拡散性状態で開裂する少なくとも一つの染料
放出性化合物を作用的に組合せて有する青色感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層を担持する支持体を含む写真材料も提供
する。
本発明の染料放出性化合物から拡散性状態で開裂するピ
ラゾロ−アゾール及びイミダゾ−アゾールのマゼンタア
ゾメチン染料は、スペクトルの緑色部で非常に満足でき
る吸収を有し、それと同時にスペクトルの橙赤部、特に
スペクトルの青紫部において低い副吸収を有する。
本発明により使用する染料放出性化合物において、染料
基はシフトされた染料を形成する置換基と組合せること
ができる。
例えば米国特許第3260597号に記載されている如
きシフトされた染料には、その光吸収特性が、化合物の
pKaの変化の如き異なる環境にさらされたとき又は発
色団系の原子に結合した加水分解性アシル基の如き基の
除去を受けたとき浅色的に又は深色的にシフトされるこ
とが見出され発色団共鳴構造に影響を与える化合物を含
む。シフトされた染料はハロゲン化銀乳剤層中に直接混
入することができる、或いは記録するに当って使用され
る光の実質的な吸収なしにその露出側上にさえ混入でき
る。露光後、例えば前記アシル基の加水分解的除去によ
り、染料は適切な色にシフトされる。
IHRモードにおいて、本発明によるカラー拡散転写法
は、少なくとも一つが電子供与体と称される化合物(E
D化合物)及び少なくとも一つが電子移動剤と称される
化合物(ETA化合物)である還元剤の混合物と組合せ
て行うのが好ましい。
HD化合物は非拡散性であるのが好ましい。例えばそれ
は嵩高基を担持するのが奸才しい、かくするとそれは、
電子をキノン型化合物へ移動させなければならない層中
に残る。
好ましくは非拡散性ED化合物は、非拡散性IHRキノ
ン型化合物を含有する各ハロゲン化銀乳剤層中に混入す
る。好適なED化合物の例にはアスコルビルパルミテー
ト及び2.5−ビス−(1’。
1’、3’、3’−テトラメチルブチル)−ハイドロキ
ノンがある。他のED化合物は米国特許第413937
9号及び公告されたドイツ特許出願(DB−A)第29
47425号に記載されている。ED化合物の代りに、
例えばドイツ特許出願(DE−A)第2809716号
及び米国特許第4278750号に記載されている如く
電子供与体プリカーサ−化合物(EDP化合物)を写真
材料中で使用できる。一般式(I)に和尚するIHR化
合物と組合せるのに特に有用なEDP化合物は、ヨーロ
ッパ特許出願(EP−A)第83.200353.7号
及び公告されたドイツ特許出願(DE−A)第3006
268号に、下記一般式 (式中R7は炭素環式又は複素環式芳香族環を表わし、
% 、 R9及びRIOの各々は同じか又は異なり、水
素、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、又はアミノ基を表わし、或いは
R9とRIGは一緒になって隣接環、例えば炭素環式環
を表わし、Rr 、 R11、R9及びRIGの少なく
とも一つは炭素原子数10〜22を有する嵩高基を表わ
す)により記載されている。
代表的な有用なETA化合物には、ハイドロキノン化合
物、アミンフェノール化合物、カテコール化合物、フェ
ニレンジアミン、及び3−ピラゾリジノン例えば1,4
−ジメチル−3−ピラゾリジノン、4−メチル−3−ピ
ラゾリジノン、4,4−ジメチル−3−ピラゾリジノン
、1−(2−)リフルオロエチル)−4,4−ジメチル
−3−ピラゾリジノン、及び5−メチル−3−ピラゾリ
ジノン、及び特に1−アリール−3−ピラゾリジノン化
合物例えば1−フェニル−3−ピラゾリジノン、1−フ
ェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリジノン、4−
ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3−ピ
ラゾリジノン、l−m−)クルー3−ピラゾリジノン、
1−p−トリル−3−ピラゾリジノン、1−フェニル−
4−メチル−3−ピラゾリジノン、1−フェニル−5−
メチル−3−ピラゾリジノン、1−フェニル−4,4−
ビス−(ヒドロキシメチル)−3−ピラゾリジノン、1
−(3−クロロフェニル)−4−メチル−3−ピラシリ
ジノン、1−(4−クロロフェニル)−4−メチル−3
−ピラゾリジノン、1−(3−クロロフェニル)−3−
ピラゾリジノン、1− (4−クロロフェニル)−3−
ピラゾリジノン、1−(4−トリル)−4−メチル−3
−ピラゾリジノン、1−(2−トリル)−4−メチル−
3−ピラゾリジノン、及び1−(3−)リル)−4゜4
−ジメチル−3−ピラゾリジノンを含む。
米国特許第3039869号に記載されているものの如
き異なるETA化合物の組合せが同様に使用できる。
上述したETA化合物又はそれらの組合せは、液体処理
組成物中に含有させることができる、或いは少なくとも
部分的に任意の親水性コロイド層又は写真材料の層、例
えば感光性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、又は受像層中
に含有させることができる。
既知のBTA化合物の中で、前述した1−アリール−3
−ピラゾリジノンが非常に適切な代表例である。しかし
ながら、これらの1−アリール−3−ピラゾリジノンの
幾つかの例は水性組成物又は溶液に悪い溶解度を有する
。これまでは、悪い溶解度を有するETA化合物は分散
液の形で親水性コロイド層中に混入しており、分散液は
通常サンドミル又はボールミル中で作られる。尚この加
工方法は、それがかぶりを生ぜしめ、速度、濃度及び階
調における損失を生ぜしめることで一定の写真特性の劣
化をしばしばもたらす。
これらの欠点を避けるため、前記1−アリール−3−ピ
ラゾリジノンは少なくとも1種の既知の油形成剤例えば
脂肪酸のアルキルエステル例えばジブチルフタレート又
はリン酸エステル例えばトリクレジルホスフェート又は
他の油形成剤例えばヨーロッパ特許出願(EP−A)第
0176628号(米国特許出願第06/780585
号に相当)、(BP−A)第86−202066.6号
(米国特許出願第07/110798号に相当)、米国
特許第4430422号及びこれらの中に引用されてい
る文献に記載されている油形成剤の助けによって分散さ
せることができる。
前述した1−アリール−3−ピラゾリジノンETA化合
物は、それらを少なくとも油型溶剤又は油形成剤に溶解
し、形成された溶液をゼラチン及び分散剤を含む水性相
に加え、混合物を均質化装置中に通し、かくして水性媒
体中での油状溶液の分散液を形成し、分散液を親水性コ
ロイド組成物と混合し、通常の方法で形成された組成物
を被覆することによって成功りに親水性コロイド層中に
混入できる。カップラーの油形成剤中での溶解は、補助
低沸点水不混和性溶媒、例えば低級アルキルアセテート
(これは後で蒸発によって除去する)の使用によって容
易にすることができる。補助溶媒は又水溶性有機溶媒例
えばメタノールであることもできる。
特別に使用するETA化合物の選択は勿論、この方法で
使用する個々の電子供与体及び染料放出性化合物及び個
々の写真材料に対する処理条件によって決る。
写真材料中でのED化合物又はFDP化合物の濃度は広
い範囲で変えることができるが、例えば染料放出性化合
物に対して1:1〜8:1のモル範囲であるとよい。E
TA化合物は現像工程で使用するアルカリ性水性液体中
に存在させるとよい、しかし少なくとも一つのハロゲン
化銀乳剤層に隣接する非感光性親水性コロイド層中に存
在させるのが好ましい。
例えばRt’rA化合物として作用する未酸化現像剤の
移行は、像に従わずに進行する、そして過剰の未酸化現
像剤が、ネガ作用乳剤層の露光部域中に残っていると、
演色性に悪い影響を有する。従って本発明の好ましい実
施態様によれば、影響を受けなかった現像剤(ETA化
合物)が直接に又は用いたED化合物を介して染料放出
性化合物との反応に入るため決してもはや利用されては
ならない露光部域でかかる過剰の未酸化現像剤を中和す
る(物理的現像によって酸化する)ことを助けるため錯
化された形で非露光ハロゲン化銀を移動化させるのにハ
ロゲン化銀溶媒例えばチオサルフェートを使用する。こ
の目的のためのハロゲン化銀溶媒の使用は公告されたヨ
ーロッパ特許出願(BP−A)第0049002号に記
載されている。
より良好な演色のため、酸化されたETA化合物を阻止
し、それがEiD化合物の望ましからぬ酸化を生ぜしめ
うる隣接層への移行からそれを阻止することが有利であ
る。それらは非拡散性状態で写真材料、例えば像形成層
の間の中間層中に混入できる。その目的のために好適な
スカベンジャーは例えば米国特許第4205987号及
びヨーロッパ特許出願(BP−A)第0029546号
に記載されている。
染料放出性化合物及び所望によりED化合物又はIP化
合物は写真材料中に、少なくともその一つの層の被覆組
成物に加えることによって混入できる。それらは通常の
方法により、例えばハロゲン化銀乳剤材料中に発色剤を
混入するために知られている方法により加えることがで
きる。
1イについて被覆される染料放出性化合物の量は広い限
界内で変えることができ、所望される最高色濃度によっ
て決る。
本発明により使用する写真材料の支持体は、それが寸法
的に安定であり、材料の写真的性質に悪影響を与えない
限り任意の材料の支持体であることができる。支持体を
形成するための代表的な可撓性シート材料には、紙例え
ばポリエチレン被覆紙及びポリプロピレン被覆紙の如き
一側又は両側α−オレンポリマー被覆紙がある。
他の可撓性シート支持体材料には例えば硝酸セルロース
フィルム、酢酸セルロースフィルム、ポリビニルアセタ
ールフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、及
び関連フィルム又は樹脂材料がある。支持体は通常約0
.05〜0.15mの厚さを有する。
受像層は別の受像材料の一部を形成できる、或いはハロ
ゲン化銀乳剤材料の一体的部分を形成してもよい。
ハロゲン化銀乳剤材料の処理後、受像層を感光性材料の
ハロゲン化銀乳剤層と共に残すべきであるときには、ア
ルカリ透過性遮光性層、例えば白色顔料粒子を含有する
層を受像層とハロゲン化銀乳剤層との間に普通に付与す
る。
材料が拡散された染料を媒染さもなくば定着する所望の
作用を行うならば、任意の材料を染料拡散転写写真にお
ける受像層として使用できる。使用すべき個々の材料の
選択は勿論媒染されるべき染料の種類によって決る。酸
性染料を媒染すべきであるときには、受像層は塩基性重
合体媒染剤例えば米国特許第2882156号に記載さ
れている如きビニルメチルケトンのアミノグアニジン誘
導体の重合体、及び塩基性重合体媒染剤及び誘導体例え
ば米国特許第2484430号に記載されているポリ−
4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジン及び類似化合
物のメトーP−トルエンスルホネート、及び公告された
ドイツ特許出願(DB−A)第2200063号に記載
された化合物を含有するか又はこれらからなることがで
きる。好適な媒染性結合剤には例えば公告されたドイツ
特許出願(DI−A)第2009498号に記載されて
いる如き例えばアシルスチレン重合体のグアニルヒドラ
ゾン誘導体を含む。しかしながら一般に他の結合剤例え
ばゼラチンを最後に述べた媒染性結合剤に加える。有効
な媒染性組成物には長鎖四級アンモニウムもしくはホス
ホニウム化合物又は三級スルホニウム化合物、例えば米
国特許第3271147号に記載されているもの、及び
セチルトリメチルアンモニウムブロマイドがある。染料
媒染剤として非重合体ホスホニウム化合物を使用すると
きには、受像層の貯蔵中、特に高温及び高相対湿度での
貯蔵中受像層の泣き出しからそれらを防止することを推
奨する。この泣き出しは受像層の組成物に媒染剤のため
の安定剤を加えることによって避けることができる。適
切な安定剤には例えばコ(n−ブチルアクリレート/2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸)(
80/20重量部及び84/16fflO/%)がある
酸性染料と僅かに可溶性の化合物を形成する或る種の金
属塩及びそれらの水酸化物も染料媒染剤として使用でき
る。染料媒染剤は受像層のための通常の親水性結合剤の
一つ中に、例えばゼラチン、ポリビニルピロリドン、又
は部分的にもしくは完全に加水分解したセルロースエス
テル中に分散させる。
良好な結果は、例えば好ましくはアルカリ性溶液に対し
て透過性である受像層が透明であり、約4〜10μmの
厚さを有するとき得られる。勿論、厚さは目的とする結
果によって変えることができる。受像層は他の添加剤例
えば褪色から媒染された染料像を保護するため紫外線吸
収性物質、増白剤例えばスチルベン、クマリン、トリア
ジン、オキサゾール、又は染料安定剤例えばクロマノー
ル及びアルキルフェノールも含有できる。
像受容体材料の受像層中に形成された染料像の光に対す
る安定性は、染料像中のpH値がアルカリ性のままであ
るとき通常良好である。これは特にツインシート材料、
換言すれば別の感光性材料及び別の像受容体材料を用い
て行うDTR材料に適用される。しかしながら、モノシ
ート材料の場合、受像層中の染料像のpH値は、白色像
部域への染料のそれ以上の拡散を避けるため通常低く下
げられる。一般に層のpHは、インビビション後短時間
で約14〜13から11、しかし好ましくは7〜5に下
げることができる。
例えば米国特許第3362819号に記載されている如
き重合体酸、又は米国特許第2584030号に記載さ
れている如き固体酸もしくは金属塩、例えば酢酸亜鉛、
硫酸亜鉛、酢酸マグネシウム等をその目的のために使用
でき成功する。pHを低下させる酸は、アルカリが不活
性スペーサー層中を拡散するときの速度に比例してpH
低下を調時又は制゛御する不活性調時又はスペーサー層
で被覆できる層中に混入できる。かかる調時層の例には
ゼラチン、ポリビニルアルコール又は米国特許第345
5686号に記載されているコロイドを含む。調時層は
広い温度範囲にわたって反応速度を均一にするのに有効
でありうる。例えばインビビションを室温以上ノ温度、
例えば35〜37℃で行うとき早すぎるpH低下を防止
する。調時層の厚さは通常約2,5〜18μmである。
特に良好な結果は、調時層が処理液で徐々に加水分解さ
れる加水分解性重合体又はかかる重合体の混合物を含有
するとき得られる。
かかる加水分解性重合体の例には例えばポリビニルアセ
テート、ポリアミド又はセルロースエステルがある。モ
ノシート材料の受像層中に染料像を形成した後、pH値
は水で洗うことによっても低下させることができること
は勿論である。
本発明による染料像の製造において使用するアルカリ性
水性処理液は通常のアルカリ性物質、例えば水酸化ナト
リウム、炭酸ナトリウム又はジエチルアミンの如きアミ
ンの水溶液であることができる。このアルカリ性水性処
理液は11以上のpHを有するのが好ましい。
一実施態様によれば、アルカリ性水性処理液は、ハロゲ
ン化銀の還元を行う拡散性現像剤、例えばアスコルビン
酸又は1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリジノン
の如き3−ピラゾリジノン現像剤を含有する。
本発明により使用するアルカリ性水性処理液は又写真材
料が、処理のためカメラからそれを取り出した後それ以
上露光されないことを確実にするため、メチレンブルー
 ニトロ置換複素環式化合物、又は4.4′−ビスピリ
ジニウム塩の如き減感剤も含有できる。
カメラ内処理のため、アルカリ性水性処理液は又好まし
くは粘度増大性化合物例えば高分子量重合体例えばカル
ボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩例えばカルボ
キシメチルセルロースナトリウムもしくはヒドロキシエ
チルセルロースの如きアルカリ性溶液に対して不活性で
ある水溶性エーテルも含有できる。粘度増大性化合物の
濃度はアルカリ性水性処理液の1〜5重量%が好ましい
。それは約10 Q cnPa−B〜約200000 
LIIPa・sの粘度を与える。
既知の染料拡散転写法における共通の目的は感光性材料
から放出された染料によって受像層又はシート中に染料
像を作ることにあるが、写真材料中の染料放出性化合物
の残存像はいわゆる保留像(retained ima
ge )を形成するために実際上の興味のあるものであ
る。この語は例えば1978年9月のリサーチ・ディス
クロジャー(A17362)において使用され、それに
関する染料拡散法は1983年3月のリサーチ・ディス
クロジャー(五227111)に例示されている。
処理は、トレー現像装置、例えば普通°の銀錯塩拡散転
写(DTR)装置中で行うことができる、この装置では
像に従って露光された感光性材料と別の染料受像材料の
間の接触を、これらの材料による処理液の充分な吸収が
生起した後に行う。このために好適な装置にはコピープ
ルーフ(C0PYPROOF ) CP 42 DTR
現像装置がある。コピープルーフはベルギー国、アント
ワープ市のアグファ・ゲヴエルト・エヌ・ヴイの商標で
ある。
感光性層及び受像層が一つの材料に体化されている場合
、アルカリ性水性処理液は、それ自体がこの材料の一部
を形成してもよい少なくとも一つの破壊しうる容器から
付与することができ、或いは噴霧によって付与すること
ができる。
使用しうる破壊性容器の例は米国特許第2543181
号、第2643886号、第2653732号、第27
23051号、第3056492号、第3056491
号、及び第3152515号に記載されているものがあ
る。一般にかかる容器は、処理液を含有するキャビティ
を形成するため、長手方向に折り曲げ、それらの長手方
向及び末端縁に沿って相互に密封する二つの壁を形成し
た液体及び空気不透過性材料の四角のシートからなる。
前述した染料拡散転写処理に当って、現像温度は通常室
温、即ち約20℃であるが、特別の実施態様によれば本
発明による染料放出性化合物は、例えばヨーロッパ特許
出願(BP −A )第0120306号及びドイツ特
許出願(DE−A)第3215485号に記載されてい
る種類のいわゆる光熱写真染料拡散転写法で使用できる
この特別の実施態様によれば、像形成は感光性材料を像
に従って露光し、それを少量の水の存在下に加熱するこ
とからなり、上記材料は支持体を含み、その上に結合剤
中の感光性ハロゲン化銀、感光性ハロゲン化銀を還元で
きる還元剤、及び少なくとも一つの本発明による染料放
出性化合物を設けである。
上記方法の具体例によれば、英国特許第998949号
に記載されている如く、ハロゲン化銀及び銀ペンシトリ
アシレート、現像剤、前記染料放出性化合物及び加熱し
たとき塩基を放出する塩基プリカーサ−を含有する写真
材料を使用する。像に従って露光した写真材料は唯一の
処理液としての水で湿潤させ、受像材料と密着状態にお
く。かく形成したサンドウィッチを加熱し、かくして露
光されたハロゲン化銀の現像及び像に従って放出された
染料の転写を生起させることができる。
別の実施態様によれば、露光されたハロゲン化銀の熱誘
起現像は熱溶媒の存在下に行う。
熱溶媒及びその使用の例は、リサーチ・ディスクロジャ
ー・パブリケーションズ1976年10月、第1502
7項、1976年11人第15108項、1978年6
月、第17029項及びドイツ公開時″許出願(DF!
 −O3)第3529930号及び第3529934号
及びヨーロッパ特許出願(BP−A)第119615号
及び第112512号に記載されている。
熱溶媒は室温(20℃)で固体であるが、それらの比較
的強力な双極子モーメントにより溶融した形で水溶性化
合物に対する良好な溶媒の役割を果す。
下記実施例は本発明を示す。
実施例 多数の写真材料を次の如く作った。厚さ0.1扉を有す
る下塗りしたポリエチレンテレフタレート支持体のス)
 IJツブを、下記の順序で下記の層で被覆した: (1)下記成分を含有するアルカリ透過性感光性ノ1ロ
ダン化銀親水性コロイド乳剤層: ゼラチン           2.OgA g N 
O3として表わしたAgC70,69表2に示したマゼ
ンタ染料放出性化合物 0,35 rn rnol/r
rt下記構造式(■)に相当するED化合物  0.3
9H (2)下記成分を含有する保護層: ゼラチン           2.591−フェニル
−4−メチルピラゾリジン−3−オン 0.2509形
成された写真材料のス) IJツブは、後掲の表2に示
したマゼンタ染料放出性化合物の組成以外は同じであっ
た。
本発明によるマゼンタ染料放出性化合物12.3及び6
と比較するため、米国特許第4496645号に記載さ
れ、下記構造式に相当する下記マゼンタ染料放出性化合
物(以後比較と称する)を試験に入れた。
各ストリップを像に従って露光し、コピーカラー(C0
PYCOLOR) CCP受像材料と接触状態に置き、
そのトレー中にコピーカラーCC292浴を含有するC
P38拡散転写処理装置中に一緒に供給した。コピーカ
ラー及びcp 3 Bはベルギー国アントワープ市のア
グファ・ゲヴエルト・エヌ・ヴイの商標である。接触時
間は60秒であった。
得られたマゼンタ染料像の極大吸収(^max )及び
最高濃度(Dmax)のみならず得られた副吸収の濃度
を、スティタスAでマクベス濃度計RD919により測
定した。
表  2 比較 535 1.88  0.58  1,48  
0.251   538  1.97   0.28 
   1.48   0.182   550  1.
48   0.28    1,48   0.223
   552  1.81   0.28    1.
48   0.226   542  1.92   
0.31    1.48   0.20表2に示した
結果は、本発明により得られたマゼンタ染料のスペクト
ルの緑色部での吸収は非常に満足できるもので、既知の
比較化合物から得られたマゼンタ染料のそれと匹敵して
いることを示している。しかしながら、青フィルター及
び赤フィルターを介して測定することによって得られた
濃度値(この値はスペクトルの青紫部及び橙赤部におけ
る望ましからぬ副吸収の指標である)が、既知の比較化
合物から得られたマゼンタ染料の場合におけるよりも本
発明により得られたマゼンタ染料の場合において著しく
低いことを特に著しく示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)少なくとも一つの感光性アルカリ透過性親水
    性コロイドハロゲン化銀乳剤層及びそれと作用的に組合
    せた形で、拡散性マゼンタアゾメチン染料を開裂しうる
    少なくとも一つの非拡散性染料放出性化合物を含有する
    像に従つて露光した写真材料にアルカリ性水性処理液を
    付与し、 (2)少なくとも前記アルカリ性水性処理液の付与中前
    記写真材料中に存在するハロゲン化銀現像剤を付与して
    、レドックス反応及び前記ハロゲン化銀乳剤層の現像の
    作用として、前記拡散性マゼンタアゾメチン染料の像に
    従つて放出を行わせ、 (3)前記ハロゲン化銀乳剤層と水透過性関係に保持さ
    れた受像層中に前記放出されたマゼンタアゾメチン染料
    の拡散をさせる 工程を含む拡散転写像の製造方法において、前記染料放
    出性化合物が下記一般式 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ (式中CARはレドックス反応を受けることができる有
    機キャリヤー部分を表わし、この部分は前記染料放出性
    化合物を湿潤アルカリ性条件で親水性コロイド媒体中で
    非拡散性にする嵩高基を含有しうる、L^1は湿潤アル
    カリ性条件下に前記ハロゲン化銀乳剤層の現像中生起す
    るレドックス反応の作用としてキャリヤー部分から開裂
    又は放出しうる化学基を表わし、Gは少なくとも一つの
    芳香族核を含有する2価有機結合基又は少なくとも一つ
    の芳香族核を含有する置換2価有機結合基を表わし、R
    ^1は水素、アルキル基又はアリール基であり、R^2
    は水素又は1価有機基であり、L^2は少なくとも2個
    の炭素原子を含有する2価有機結合基を表わし、Z及び
    Yは一緒になつてピラゾロ−アゾール及びイミダゾ−ア
    ゾールの群から選択した置換又は非置換環化複素環式系
    を完結するのに必要な原子を表わし、R^3は水素、ハ
    ロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ
    基又はアリール基を表わし、それに加えて基NR^4R
    ^5に対してオルソ位での置換基を表わし、この置換基
    はR^4と一緒に環式アミノ基を完結する、R^4は水
    素、C^1〜C^4アルキル基、置換C^1〜C^4ア
    ルキル基、R^3と一緒に環式アミノ基を完結する置換
    基又はR^5と一緒に環式アミノ基を完結する置換基を
    表わし、R^5は水素、C^1〜C^4アルキル基、置
    換C^1〜C^4アルキル基、又はR^4と一緒に環式
    アミノ基を完結する置換基を表わす)に相当することを
    特徴とする方法。 2、前記置換又は非置換環化複素環式系を、下記構造式
    II〜XII (II)▲数式、化学式、表等があります▼(III)▲数
    式、化学式、表等があります▼ (IV)▲数式、化学式、表等があります▼(V)▲数式
    、化学式、表等があります▼ (VI)▲数式、化学式、表等があります▼(VII)▲数
    式、化学式、表等があります▼ (VIII)▲数式、化学式、表等があります▼(IX)▲数
    式、化学式、表等があります▼ (X)▲数式、化学式、表等があります▼(X I )▲
    数式、化学式、表等があります▼ (XII)▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^6は水素、C^1〜C^4アルキル基、置換
    C^1〜C^4アルキル基、アリール基又は置換アリー
    ル基である)に相当する複素環式系の群から選択する請
    求項1記載の方法。 3、前記染料放出性化合物が、キノン型IHR化合物で
    ある請求項1又は2記載の方法。4、少なくとも一つの
    感光性アルカリ透過性親水性コロイドハロゲン化銀乳剤
    層及びそれと作用的に組合せた形で少なくとも一つの染
    料放出性化合物を担持する支持体を含む写真材料におい
    て、前記染料放出性化合物が請求項1に記載の一般式(
    I )に相当することを特徴とする写真材料。 5、始めはアルカリ透過性コロイド媒体中で非拡散性で
    あり、レドックス反応及びアルカリ性条件でハロゲン化
    銀現像剤による像に従って露光されたハロゲン化銀の現
    像に逆比例してシアン染料が拡散性状態で開裂される染
    料放出性化合物を作用的に組合せて有する赤色感光性ハ
    ロゲン化銀乳剤層、 染料放出性化合物を作用的に組合せて有する緑色感光性
    ハロゲン化銀乳剤層、この染料放出性化合物は始めアル
    カリ透過性コロイド媒体中で非拡散性であり、レドック
    ス反応及びアルカリ性条件でハロゲン化銀現像剤による
    像に従つて露光されたハロゲン化銀の現像に逆比例して
    マゼンタアゾメチン染料を拡散性状態で開裂する、始め
    はアルカリ透過性コロイド媒体中で非拡散性であり、レ
    ドックス反応及びアルカリ性条件でハロゲン化銀現像剤
    による像に従つて露光されたハロゲン化銀の現像に逆比
    例して黄色染料を拡散性状態で開裂する少なくとも一つ
    の染料放出性化合物を作用的に組合せて有する青色感光
    性ハロゲン化銀乳剤層 を担持する支持体を含有し、マゼンタアゾメチン染料を
    開裂する染料放出性化合物が請求項1に記載の一般式(
    I )に相当する請求項4記載の写真材料。 6、前記染料放出性化合物の式中Z及びYが共に請求項
    2記載の構造式(II)〜(XII)に相当する複素環式系
    の群から選択した複素環式系を完結するのに必要な原子
    を表わす請求項4又は5記載の写真材料。 7、前記ハロゲン化銀乳剤層がネガ作用型のものである
    請求項4〜6の何れかに記載の写真材料。 8、請求項1記載の一般式( I )に相当する化合物。
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