JPS6083031A - 写真感光材料 - Google Patents

写真感光材料

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JPS6083031A
JPS6083031A JP58191243A JP19124383A JPS6083031A JP S6083031 A JPS6083031 A JP S6083031A JP 58191243 A JP58191243 A JP 58191243A JP 19124383 A JP19124383 A JP 19124383A JP S6083031 A JPS6083031 A JP S6083031A
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JP
Japan
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compound
group
redox
photographically useful
precursor
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JP58191243A
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English (en)
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Kiyoshi Morimoto
潔 守本
Keizo Furuya
圭三 古屋
Masaharu Toriuchi
鳥打 正治
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 不発明は新規な「写真的に有用な基を放出するポジ型レ
ドックス化合物」を含む写真感光材料に関する。
特にノ・ロゲン化銀の現像に引き続くVドラ21反応に
より写真的に有用な基を放出するポジ型l当量レドック
ス化合物を含むカラー写真感光材料に関するものである
(先行技術の説明) カラー拡散転写写真法に於て、色素画像形成化合物(色
材)として拡散性色素を放出するレドックス化合物を使
用する事がよく知られている。このレドックス化合物疼
はいわゆる「ネガ型」と「ポジ型」とがあり、ネガ型色
材ではポジ転写画像を得るのにポジ乳剤を使用するか、
又はその他の反転機構が必要である。一方、ポジ型色材
ではポジ画像を得るのにネガ乳剤を使用することができ
、そのために高感度感光材料をつくることができる等、
色々なメリットがある。
ポジ型色材としては、例えば特開昭j≠−130り27
号、同!l、−IA’t31A2号、同57−7lり3
1Aj号に開示されている不動性カルギン化合物(Ca
rquin化合物)を挙げることができる。このcar
quin 化合物は、好ましくは電子供与体プレカーサ
ー(ED化合物)と組合せて用いられる。即ち、このc
arquin 化合物の母核であるキノン部分をED化
仕吻により還元して生じたハイドロキノ/からキノンメ
チド型の脱離反応により写真的に有用な基(例えば色素
)を/り放出するものである。
このcarquin化合物は未露光部では1つのキノン
母核あたpED化合物より2醒子供給されて還元されハ
イドロキノンとなり、キノンメチド型の脱離反応により
1つの写真的有用基を放出するので2当量とみなすこと
ができる。一方、露光部では現像銀は現像主薬とクロス
酸化し、現像主薬の酸化体を生ずる。この現像主薬の酸
化体がED化合物とクロス酸化してED化合物を失活さ
せる。このような反応が優先して起こるために露光部で
はc a r q u i n化合物から写真的有用基
は放出されない。より高感度の感光材料を得るには少量
のハロゲン化銀乳剤でよい階調の画像の得られるよυ高
活性な母核が必要である。
(本発明の要旨) 我々は鋭意研究した結果、lりの母核から2つの写真的
有用基を放出する極めて高活性なl当量化合物を見出す
ことができた。
従って、本発明の目的は第1に1つの母核からλつの写
真的有用基を放出するポジ型l当量レドックス化合物を
含有するノ・ロゲン化銀写真感光材料を提供する事にあ
る。第2にこのようなポジ型化合物を含有するカラー拡
散転写用写真感光材料を提供する事にある。第3にこの
ようなポジ型化合物を含有する熱現像型カラー写真感光
材料を提供する事にある。
本発明のこれらの目的は支持体上に少くとも一つのノ・
ロゲン化銀乳剤層を有する写真感光材料に於て、レドッ
クス反応の結果として写真的に有用な化合物又はそのプ
Vカーサ−を放出する下記の一般式(I)で表わされる
化合物を前記のノ・ロゲン化銀乳剤層と組合せて使用す
ることにより効果的に達成された。
即ち、本発明の化合物は例えば写真的有用基が色素の場
合感材中での保存中に於る酸化に対する安定性がよく、
シかも短時間のうちに高画質(低Dminと高Dmax
)の転写画像が得られるという顕著な効果がある。また
l当量化合物であるから、少量のハロゲン化銀乳剤で著
しく高感度の感光材料を得ることができる。
一般式(1) %式% (発明の詳細な説明) 一般式の各基について詳しく説明する。A c pで表
わされるアニオンセンタープレカーサーとは好ましくは
その系で使用される現像剤とは異なる電子供与体のプレ
カーサー(ED化合物)により還元されてアニオンセン
ターとなるものであり、このアニオンセンターがキノン
メチド型の脱離反応(形式的には逆マイケル反応と見る
ことができる)の引き金となる。具体的にはヒドロキシ
ルアミノ基のプレカーサーであるニトロン基やニトロ基
等;ヒドロキシル基のプレカーサーであるオキソ基等;
アミノ基のプレカーサーであるイミノ基やアルキルイミ
7基等;スルホンアミド基のプレカーサーでめるスルホ
ンイミド基等を挙げる事ができる。二つのA c pは
同じでも異っていてもよく、又その位置は互いにオルト
位でもノξう位でもよいが、パラ位が好ましい。好まし
いAcpの例としては、ヒドロキシル基のプレカーサー
であるオキシ基である。
Aで表わされる有機基としては、芳香族炭化水素環(例
えばベンゼン環)もしくは複素環から誘導される基、又
はその他の共役二重結合を有する有機基(例えばエチV
ンやブタジェン等の共役二重線合金もつ炭化水素から誘
導される基)を挙げる事ができるが、なかでもベンゼン
環が好ましい。
R1とR2はそれぞれ水素原子、置換もしくは無置換の
炭素数l〜約≠0のアルキル基(このアルキル基は直鎖
状でも分枝していてもよく、又編状のものでもよい。こ
の置換基のi類に特に制限はないが、その具体例として
は、アルコギシ基、ンアノ基、水酸基、)・ロゲン原子
、フェノキシ基、置換フェノキシ基、フェニル基、ft
mフェニル基などを挙げる事ができる。そしてアルキル
基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−・プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基
、シクロヘキ’/A/基、ドデシル基、ベンジル基、ク
ロルメチル基、ヒドロキシメチル基等かあげられる。)
、又は置換あるいは無置換の炭素数t〜約30のアリー
ル基(例えばフェニル基、アルキルフェニル基、アルコ
キシフェニル基、カルボキシフェニル基、アルコキシカ
ルボニルフェニル基、アルキルスルホンアミドフェニル
基、ニトロフェニル基、シア/フェニル基、)10ケ/
フエニル基等があげられる。)を表わす。
Zで表わされる2価原子基の好ましい例は、l −5−1−8−や−〇−である。
1 Qは、2基と共に放出されると写真的に有用な化合物と
なる基を表わし、写真的に有用な化合物の具体例には拡
散性色素(転写画像形成化合物)・やカブリ防止剤、現
像主薬、硬膜剤、/%ロゲン化銀溶剤、現像抑制剤、現
像促進剤、定着剤等であり、アルカリ性で拡散性である
事が好ましい。更リサーチ ディスクロー・か− にこれらの具体例はR+esearch Disclo
sure誌/7.を弘3(/り71)号に記載されてい
る。
また特に本発明で使用される色材から放出される色素は
既成色素でおるか、あるいはまた写真処理工程あるいは
追加処理段階において色素に変換しうる色素@躯体であ
ってもよく、最終画像色素は金属錯体化されていてもい
なくてもよい。本発明に有用な代表的色素構造としては
、アゾ色素、アゾメチン色素、アントラキノン色素、フ
タロシアニン色素の金属錯体化された、あるいは金属錯
体化されていない色素を挙げることができる。この中で
シアン、マゼンタおよびイエローの色素が特に重要であ
る、 イエロー色素の例; 米国特許3,527,200号、同3,30り。
777号、同11,0/3,1.33号、同≠、2≠3
.021号、同経、/37. 、乙Oり号、同≠。
/3り、3g3号、同≠、/ 9# 、722号、同4
4、/41r、&#/号、同11./4#、l、lAj
号、同≠・331.32.2号;特開昭3/−/ /グ
230号、同!l、−71072号BResearch
1)isclosure / 71r 30 (/り7
g)号、同/A≠7よ(lり77)号に記載されている
もの。
マゼンタ色素の例: 米国特許J 、’Ajt3.107号、同j 、 jl
AII 。
jグj号、同3.23,1,310号、同3.り3i、
iua号、同j 、932.301f号、同3゜りtp
、≠76号、同経、、233,237号、同4(、−2
jj 、109号、同u 、230.21AI号、同I
I、/112.IF1号、同II 、107.1017
号、同4’ 、217.292号;特開@32−104
.7.27号、同j2−10t727号、同j3−23
,421号、同33−3t 、10グ号、同34−73
,017号、同夕t−7/ 、07,0号、同13−/
3弘号に記載されているもの。
シアン色素の例: 米国特許3護12,27.2号、同3,922゜760
号、同! 、0/3.6.3l号、同4t、211r 
、J、25号、同≠、/7/ 、2.1θ号、同グ。
2tax、pJs号、同経、/lA2.191号、同μ
、/りj、タタ≠号、同1.L、l≠7.j弘≠号、同
! 、/IAI 、t≠2号;英国特許/ 、3j/ 
/31号;特開昭j≠−タタ≠31号、同タ2−11r
27号、同!3−4’7g23号、同!r3−/≠33
23号、同j11.−タタ≠31号、同、t4−”’t
’号: ヨーロッノe%WfC−EPC)s3゜037
号、同!3.0440号; Re5earchflis
closure /7.A30(/り7g)号、及び同
l乙、弘7K(/り77)号に記載されているもの。
また色素のプレカーサ一部の一種として、感光要素中で
は一時的に光吸収をシフトさせである色素部を有する化
合物も本特許に1吏用することができ、その具体例は米
国特許≠、310.7/−2号、同T−yyy 、oo
3号、同3 、336、.2J’7号、同3.j7り、
3jj号、同3.り♂2.り≠6号、英国特許/ 、弘
47.317号および特開昭57−isrt、ir号な
どに記載されている。
Ba1lはバラスト基を表わす。バラスト基の意味と種
類は当該技術分野に於てよく知られておシ、本発明に於
てもポジ型レドックス化合物を不動化するに足る大きさ
であれば何等制限されない。
その具体例を挙げれば、たとえば炭素数/〜≠05好ま
しくはj−20のアルギル基、置換アルキル基、アリー
ル基、置換アリール基などである。
Mで表わされる任斂の置換基の具体例としては、置換も
しくは無置換アルキル基、置換もしくは無置換アリール
基(これらの置換基としては例えば前記の几 と几 に
ついて述べ/ヒような基である)、ハロゲン原子、アル
コキシ基、アシル基、アシルアミノ基、スルファモイル
基、カルバモイル基(これらの基は更に置換されていて
もよく、その置換基としては、例えば几 やHに於て例
示したような基である)等であり、ま1ヒMとBa1l
はAが芳香族炭化水素環もしくは複素環からなり、しか
も両者がこの板上で隣接した位置にあるとき、互いに連
結して縮合環(例えばj−6員項のもの、更に具体的に
はベンゼン環やピリジン環、或いはその他の炭素環等)
を形成してもよい。
二つの−6−Z−Q基は互いに隣接した位置2 (オルト位)にあるが好ましい。
従来公知のポジ>rlvドックス化合物の例として、米
国特許3護、/3り、37り号明細書に記載されている
B E N D化合物がある。この化合物は次の反応機
構により写真的有用基(例えば色素)を放出する。
〇 一方、本発明のポジ型l当量レドックス化合物は次の反
応機構により写真的有用基(例えば色素)を放出する。
〔例としては、/、l−ペンゾキ/ンの2,3立に色素
部を導入した化合、i#を挙げる〕(J、5021Jy
e ■ すなわち、BEND化合物はキノン母核が還元された後
、分子内求核16換反応により色4く部を放出すること
を特徴としているのに対し、本発明のポジ型l当量レド
ックス化合物lよ、キノン母核が還元された後、逆マイ
ケル付加反応タイプの脱離反応でλつの色素を放出する
ことf%徴としている事から、両化合物は互いに全く異
質の化合物である。
次に一般式(1)で表わされる本発明のレドックス化合
物の具体例を以下に示す。
へ 国 ^ O ■ 11 1 曝 ′i″I+ 眞 町 O の l I+ 国 答 Oフ 国 11 ■ 1 ミ ;1 0 匡 \ 感 ) ミ 国 母 乍 と 111 − へ ミ 国 次に本発明の化合物の具体的合成例を以下に示す。
(1)化合物Iの合成 (1)化合物(U)の合成 ジメトキシベンゼン3171!をジクロルメタン1、/
j(1″に溶解し、氷冷した。続いて、塩化アルミニウ
ム3071を徐々に加え、攪拌しながらドデカノイルク
ロリド603!を30分かけて滴下した。滴下終了後さ
らに水冷下1時間攪拌した。
これを氷水lβに注ぎ21の酢酸エチルを用いて抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で2回洗浄した。
さらに抽出液全芒硝で乾燥し、濃縮して化合物(II)
を得た。
収量 7o3ycりjチ) /lオートクレーブに化合物(d)/’339、酢酸2
jOmt、te r t−ブタノール230yIIl。
パラジウム−炭素syを加え、水素圧70気圧、jo 
0Cで7時間反応させた。、eラジウム−炭素を炉別し
て反応溶液を濃縮し7て化合物(III)を得た。
収量 i2gtICタタチ) 化合物C■)270gを/、/、2.2−テトラクロル
エタンjOQytl中に溶解し、食塩−氷にて冷却する
。つづいて塩化アルミニウムlllrgを徐々に加え、
さらに攪拌しながら塩化アセチル73fk反応液が−6
−t’cを保つようにゆつく9滴下した。00〜lO0
Cで3時間引続き攪拌した。反応液”kllの氷/水に
あけ1./ 、 / 。
コ、−2−テトラクロルエタンを留去するために水蒸気
蒸留した。水溶液を冷却すると結晶が析出するのでそれ
を炉別した。メタノールから再結晶し化合物(■)を得
た。
収量 26りf(17チ) (4)化合物(■)の合成 21のオートクレーブ中、化合@(IV ) 24 f
y1酢酸j00ql、tert−ブタ/−ルj00π/
、 /ξラジウムー炭素20Qを加え水蒸圧tコ気圧、
jooCで弘時間攪拌した。パラジウム−炭素を戸別し
て反応溶液を濃縮してメタノールを用いて結晶化させ、
化合物(V)を得た。
収量 、zoqQCr1%) (5)化合物(Vl)の合成 ジオキサンAOOttt/中に、化合物CV)to。
11パラホルムアルデヒド2269.無水塩化亜鉛≠0
717i加え、スチームバスにて加熱し、攪拌しながら
塩化水素ガスを1時間半ふき込んだ。
放冷後酢酸エチル21と氷−水、:1lVcあけ抽出し
た。カラムクロマトグラフィーで精製して化合物(Vi
)を得た。
収量 37.タダ(+j%) ジクロルメタン100LIIlとジメチルアセトアミド
10011の混合溶媒中に、p−ニトロチオフェノール
7、りlを溶解し、ナトリウムメトキシド2tチ溶g、
10.2がt加え、攪拌しながら化付物(■)/(l加
えた。引続き室温で2時間攪拌した。反応液を酢酸エチ
ル300tttlと氷−水300m1中にあけ抽出し、
抽出液をλ回飽和食塩水で洗った。カラムクロマトグラ
フィーで精製した後、メタノールよシ結晶化して化合物
(■)を得た。
収量 ii 、ty(’ys%) イソプロピルアルコール/20yH1中に化合物(■)
iogを溶解させ、加熱還流した。そこに還元鉄10y
、水2trrl、塩化アンモニウム/fを順次加え、さ
らに3時間加熱還流した。反応液をセライト濾過した後
、カラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(■)を
得た。
収量 3.99C≠3%) ジクロルメタン抽出液中に、化合物(■)3゜2gを溶
解し、氷冷した。攪拌しなから三臭化ホウ素Awl加え
、引続き水冷下で3時間攪拌した。
反応液に飽和食塩水を加え、抽出した。もう一度飽和食
塩水で洗浄し、ジクロルメタン抽出液を芒硝で乾燥して
後ジクロルメタン溶液に二酸化マンガンμg加え、室温
で2時間攪拌した。続いて炭酸カリウム水溶′#1を加
え中和した後抽出した。さらにカラムクロマトグラフィ
ーでllf E4し、化合物(IX)を得た。
収量 /、7f(≠t%) (9)化合物lの合成 ジクロルメタンJ O河1中に化合物(IX)/、7g
を溶解させ、これにピリジンo 、 7 / mNc加
工攪拌した。これに対応する色素のスルホニルクロリド
〔3−シアノ−7−フェニル−≠−(≠−クロロスルボ
ニルフェニル77” ) −1!’ ”j ソロン〕2
゜sy加え室温にて1時間攪拌した。反応液を希塩酸水
に注ぎ酢酸エチルで抽出した。濃縮後、カラムクロマト
グラフィーで精製し、エタノールより結晶化させ融点2
21 C(分解)の化合物/ヲ得た。
収量 / 、IQ (44,S’%) 〔コ〕 化合物λの合成 合成経路 H (Xl) CHCl(3 (刈) H3 (Xil[) □仕付W−2 エタノールl00m1中に化合・吻(X)を20011
、 ジメチルホルム7(10%水溶液)AOOrnl。
パラホルムアルデヒドコθOノを加え攪拌し、5時間加
熱還流した。放冷後、生じた結晶を戸取し、メタノール
を用いて洗い化合物(XI)を得た。
収i 2109(10%) (2)化合物(’X1l)の合成 エタノール700 gl中に化合物(X[)を100g
加え加熱還流した。そこに塩化第2鉄を水塩230fを
水♂00耐と濃塩酸ioo耐に溶かした溶液を滴下し、
さらに5時間加熱還流した。放冷後、クロロホルム抽出
し、クロロホルム層を炭酸カリウム水溶液で洗った。ク
ロロホルム溶液を減圧上濃縮し、アセトニトリルを用い
て結晶化し、化合物()Ill)を得た。
化合’4h (M )りgにヨウ化メチルを601d加
え3時間加熱還流した。減圧上過剰のヨウ化メチルを除
去し、化合物(Xlll)を得た。
収量 /3、t、ICハリ) ジクロルメタン30Blとジメチルホルムアミド60 
ml中に、化合物(X[[[lyと酢酸ナトリウム2.
2gと対応する色素のスルフィン酸〔2−ジエチルスル
ファモイル−μ−(3−スルフィノ−≠−メトキシエト
キシフェニルアゾ>−j−メチルスルホニルアミノー/
−ナフトール〕IO1りf(f−加え、室温で2時間攪
拌した。酢酸エチルと食塩水を加え抽出し、濃縮後、カ
ラムクロマトグラフィーで精製し、ジクロルメタン−ヘ
キサンよシ結晶化させ、融点27.2°C(分解)の化
合物コを得た。
収量 1.05ICI2%) 本発明の場合、写真的に有用な基として色素を用いたと
き、カラー拡散転写写真法や熱現像型カラー写真法に於
てポジ型色拐として用いることができる。次に述べるよ
うな反応機構により転写色素像が得られる(以下の説明
では便宜上、粒子表面に主に潜像ができる、いわゆる「
ネガ型」のハロゲン化銀乳剤が使用された場片について
のみ行う)。以下、カラー拡散転写法に於て本発明の化
合物をポジ型色材として用いる場合について説明する。
このポジ型色材は、アルカリ性条件下で還元される事に
より(つまり少なくとも一社子を受けとる事により)色
素を放出するようなポジ型の不動性化合物であp1電子
供与体プレカーサーCED化合物)と組合せて使用する
のが好ましい。
電子供与体プレカーサーは具体的には例えば、下記一般
式(El)−1)に示される化合物である。
一般式(ED−1) また、別の電子供与体プレカーサーは下記一般式(ED
−II)に示される化合物である。
一般式(ED−II) また、別の電子供与体プレカーサーは下記一般式(ED
−111,lに示される化合物である。
一般式(ED−1 以上述べたR、Y、)も6、It7、几9〜11の置換
アルキル基やアリール基の「置換基」は例えは先にR1
とIt 2に於て列記したような基でおる。
本発明に2ける好ましい実施態様において使用される醒
子供与体プレカーサーの具体例としては、以下の工うな
化合物が挙げられる。
\ ) 11 1:l p p 閣 q ロ に) に) D−3 D−6 α D−7 D−f このように、ハロゲン化銀の現像に際して感材中Qてイ
r在する現像主系は、露光部では電子移動剤或いはクロ
ス酸化Mllとして鋤き、区子供与体の働きを効果的に
阻止する役目をする。
このような現像主系の具体例としては、ノ・イドロキノ
ン化合物たとえばノ・イドロキノン、2.j−ジクロロ
ハイドロキノンおよび2−クロロハイドロキノン;アミ
ノフェノール仕付(吻たとえば、弘−アミノフェノール
、N−メチルアミ/フェノール、3−メチル−弘−アミ
ノフェノールおよび3、j−ジゾロモアミノノエノール
;カテコール化合物たとえばカテコール、弘−シクロヘ
キシルカテコール、3−メトキシカテコールおよびグー
(N−オクタデシルアミノ)カテコール;フェニレンジ
アミン化合物たとえばN、N−ジエチル−p−フェニレ
ンジアミン、37’チル−N、N−ジエチル−p−フェ
ニレンジアミン、3−メトキシ−N−エチル−N−エト
キシ−p−フェニレンジアミノおよびN、N、N’ 、
N’−テトラメチル−p−フェニレンジアミノ;3−ピ
ラゾリドン化合物たとえばl−フェニル−3−ビジゾリ
ドン、l−フェニル−≠l≠lジーチルー3−ピラゾリ
ドン、≠−ヒドロキシメチルーμmメチル−l−フェニ
ル−3−ピラゾリドン、/−(≠−トリル)=3−ピラ
ゾリドン、l−フェニル−l−メチル−3−ピラゾリド
ン、l−フェニルーj−メチル−3−ビラソリトン、/
−−”yエニルーμ、弘−ビス−(ヒドロキシメチル)
−3−ピラゾリドン、/、≠lジメチルー3−ピラゾリ
ドン、弘−メチル−3−ピラゾリドン、t、≠lジメチ
ルー3−ビラソリトン、/−(3−クロロフェニル)−
≠−メチルー3−ピラゾリドン、/−(4t−クロロフ
ェニル)−クーメチル−3−ピラゾリドン、/−C3−
クロロフェニル)−3−ピラゾリドン、/−(4Z−ク
ロロフェニル)−3−ピラゾリドン、/−(4−)リル
)−弘一メチルー3−ピラゾリドン、/−(λ−トリル
)−グーメチル−3−ピラゾリドン、1−(4t−トリ
ル)−≠−メチルー≠−ヒドロキシメチル−3−ピラゾ
リドン、ノー(3−トリル)−3−ピラゾリドン、/−
(3−トリル)−弘、≠lジメチルー3−ピラゾリドン
、/−(コ、2,2−トリフルオロエチル)−μ。
グージメチル−3−ピラゾリドンおよびj−メチル−3
−ピラゾリドン等を挙げる事かでさる。なかでも3−ピ
ラゾリドン化合物が好ましい。
現像主薬は、米国特許3,03り、rtり号に開示され
ているように、A、!1t々のものを、t41合せて用
いる事ができる。現1象主イ8は、処理散L1月て添7
JI]してもよいし、又少くとも一部をIΔl(又はフ
ィルムユニット)中のノ商当な層(例えばハロゲン化:
t、i、!乳剤層、色材含イj′層、中間層、受敗層等
)に含量1してもよい。
本発明に用いる写真乳剤には・・ロゲン化銀として臭化
銀、沃臭化銀、沃J、’AK臭化銀、塩臭化帳および塩
化銀のいずれを用いてもよい。好ましいハロゲン化銀は
沃化カバ1片が、20モル襲以丁、塩化物含量が30モ
ル%以下の臭化銀、沃臭化y艮また(ま沃塩臭化原であ
る。’F’a” vこ好゛ましいのば2モル係から/j
モルヂまでの沃化物を1¥む沃臭化銀である。
ハロゲン化銀粒子t′J、粒子内部と表面贈とが異方:
る相をもっていても、均一な相から成っていてもよい。
また潜像が主として表面に形成されるような粒子でもよ
く、粒子内ス゛11≦によとして形成されるような粒子
であってもよい。
iトチ供与体プレカーサー及び本発明のポジ壓しドック
ス化合切は担体である親水性コロイド中に一般に次の方
法で分散される。すなわち電子供与体プレカーサー及び
本発明の化合物をともに有機浴謀に溶))Yし、その7
容液を、親水性コロイドの溶液に加え微小滴として分散
する。溶媒が[非酸エチル、テトラヒドロフラン、メチ
ルエチルケトン等のように4’+II jらしやすいも
のは、写了U曽の乾]栗エイ呈で、あるいは米国特許λ
、32.2’、027号、同、2,10/、171号に
記された方法で除去できるし、ジメチルフォルムアミド
、ノーメトキシエタノールなどのように水に溶解しゃす
いものは米国特許2.り弘り、3乙lノ号、同3,32
1,027号などに示されたようl)方法で水洗により
除去される。しかし、i、1子供与体プレカーサーと本
発明の化合物はその分散を安定にし、色素像の形成を促
zlZする為には、実質的に水に不溶で沸点が當圧で2
00°C以上の心媒に本発明の不動性化合物を組み入れ
ることが41利である。この種の溶媒としては、例えば
ジブチルフタレート、トリクレジルフォスフェート、ト
リへキンルフォスフェート、11シクロヘキシルホスフ
エート、N、N−ジエチルラウラミド等を挙げることが
できる。
色相の溶jず「を促進するために、上記のような揮発性
もしくは水溶性の溶媒を補助的Qこ用いることが望まし
い。
さらにこの尚沸点温媒の代シに、あるいしよこれに付加
的に、へ油注のポリマーを用いることもできる。
電子供与1本プレヵーザーと不発1ヅjの化合物の分散
は、界面活曲剤金!シ化助削と1〜て用いることによシ
著しく助けられる。作用な界面活性剤は、例えば前述の
特6′F明1)州」中及びt庁公昭3ターゲタ!3号、
米国特許第3.171 、/’AI号に記載されている
成子供与体プレカーサーと本つらり」の化合物を分散す
るのに使用する親水性コロイドには、例えばゼラチン、
コロイド状アルブミン、カゼイン、カルボキシメチルセ
ルローズ、ヒドロキシエチルセルローズ等のセルローズ
誘導体、寒天、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖
誘導体、合成親水性コロイド例えばポリビニルアルコー
ル、ポリN−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸共重合
体、ポリアクリルアミド又はこれらの誘導体(I(’!
lえは部分加水分)ゴ〒物)等があげられる。心安に応
じて、これらのコロイドの二つ以上の相溶性混合物を使
用する。この中で最も一般的に用いられるのはゼラチン
であるが、ゼラチンは一部または全部を合成親水性コロ
イドで「イき換えて使用してもよい。
本発明の化合物を色相として用いるときの塗布量は、I
xlo ’ 〜/X10−2mole/7722、好ま
しくはλX10 ’〜2×10 ”mo l e/ηz
2である。その池の用途に用いるときは、その用途に応
じて適亘加減すればよい。[五子供与体プレカーザーの
塗布量は(7,J’X/(7’〜!; X / 0−2
m o l e / 7722、好ましくは/×/ 0
 ’ 〜/ Om o l e/m である。
本発明の写真感光月利を処理するのに使用する処理組成
物は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、リン酸ナトリウムのような塩基を含み、pH約り
以上であることが適当であり、好ましくはII 、7以
上のアルカリ土類金持つ、処理組成物は亜硫酸す) I
Jウム、アスコルビン酸塩、ピペリジノヘキソーズレダ
クトンの如き酸化防止剤を含−N してもよいし、又臭
化カリウムのような銀イオン濃度調MIJ剤をバ自゛し
得る。又ヒドロキシエチルセルロース、ナトリウムカル
ホキ7メチルセルロースの如き粘度増加化合物ケ含竹し
てもよい。
又、アルカリ性処理組成物中には現像促進もしくは色素
の拡散を促進する作用を有する、例えばべ/ジルアルコ
ールの如き化合物を含まぜてもよい。
減色法による天然色の再現には、ある波長範囲に選択的
分光感度をもつハロゲン化原乳剤とその波長M囲−に選
択的な分プ゛0吸収をもつ色、(j(又はそのような色
素をル成する基となる色材)との組合せの少くとも二つ
からなる感光A’A料が使用される。
特に青感性ハロゲン化銀7L剤とポジ型黄色色材との組
合せ、緑感性乳剤とマゼンタ色A=Aとの組合せ並びに
赤感性乳ハリとシアン電制との組合せからなる感光要素
は有用である。これら乳剤と色材との組合せ単位は感光
材料中で面対面の関係で層状Vこ重ねて塗布されてもよ
いし、或いは各粒子状(ポジ型色利とハロゲン化銀粒子
が同−粒子中に存在する)に形成されて混合して一層と
して塗布されてもよい。
酸化された現像剤のためのスキャベンジャ−を本発明の
写真感光拐川のいろいろな中間層で使用して、混色防止
を行うことができる。本発明で使用できるスカベンジャ
ーとしては、米国特許2゜7.2g、t3;り、同λ、
732,3θ01特公昭≠≠−/J’7≠jK記載のジ
直釦アルギルハイドロキノン;米画特許2.732.3
00.特公昭弘≠−/!74tj、特公昭≠ター107
,32り、特開昭!t2−4♂/り、!+!j開昭j≠
−λ7A37に記載のジ分岐アルキルハイドロキ/ン;
米国特許λ、721.t3り、特公昭≠ター1063λ
りに記載のモノ直鎖アルキルノ・イドロキノン;特公昭
弘≠−/j711−3.特開昭≠ター10/、32り、
特開昭60−/66グ3gに記載のモノ分岐アルキルハ
イドロキノ/;特開昭3;1−10り3l≠、特開昭3
7−/7り弘り、特開昭ss−≠3!27等に記載のハ
イドロキノン類及びRe5earch Disclos
ure j/G/ I /4L3、A/I/’A’l、
A/IIA?、特開昭jl−//Ir13/X%開昭j
7−、Z4’7IA/、特開昭56−123731r等
に記載されてる現像主薬酸化体スカベンジャーを使用す
ることが出来る。
中間層とポジ型色材を含有する層の間に特開昭6!−3
2066号に記載されるように隔離層を設けてもよい。
又中間1−中に%開昭5t−67とSO号に記載される
ふうにハロゲン化銀乳剤を加えてもよい。
本発明の感光材料がカラー拡故転写法に使用される場合
、これに使用しうる媒染層、中和層や中和速度鯛節層(
タイミング層)等についてQよ、vOえば特開昭jλ−
6≠533号に記載のものが適用できる。
本発明に用いられるポリマー媒染剤とは二級および三級
アミ7基を含むポリマー、含窒素複素環部分をもつポリ
マー、これらの弘級カチオン基を含むポリマーなどで分
子景が5 、ooo以上のもの、特に好ましくは/Q、
000以上のものである。
例えば米国特許コ、5≠g、5A≠号、同コ。
≠と≠、弘30号、同3./≠と、02/号、同3.7
jt 、I/≠号明細書等に開示されているビニルピリ
ジンポリマー及びビニルピリジニウムカチオンポリマー
;米国特許≠、/211,3g6号明a3’IA’ 6
に開示されているビニルイミダゾリウムカチオンポリマ
ー;米国特許3,123.l、9ψ号、同3,13;り
、09A号、同ψ、lコg。
、f31号、英国特許/、277、’163163号明
細書示されているゼラチン等と架倫可能なポリマー媒染
剤;米国特許3.りjg、タタ’ %、l’J2.72
/ 、I!f2号、同2,791.OA3号、特開昭3
1A−116224号、同j≠−7≠j!コタ号、同よ
≠−721027号、同j弘−/jst33号、同!I
s−/ 73J’−2号明細書等に開示されている水性
ゾル型媒染剤;米国特許3.にりi、org号明細書等
に開示されている水不溶性媒染剤;米国特許φ、11g
、976号、同≠。
20/、I≠O号明細書等に開示の染料と共有結合を行
うことのできる反応性媒染剤;更に米国特許317oy
、tりo号、同3.711.135号、同第3 、 J
!J 、弘12号、同第3.tll1701、号、同第
3.!j7.Ott号、同第3゜λ’yi、i≠7号、
同第3,27/、/4Lざ号、特開昭53−30321
号、同5ニーjsssコr号、同j3−/2s号、同j
 3 / 02 u号、館 、 。
同33−10713j号、英国特許x、otp。
102号明細書等に開示しである媒染剤を挙げることが
できる。
その他、米国特許コ、141t 、3/ を号、同コ。
11r2.ljt号明細書に記・伐の媒染剤も挙げるこ
とができる。
キレート化基を有するアゾ色累を媒染する受像層として
は、遷移金属イオンを不動化しうる重合体と遷移金属イ
オンとを媒染層中あるいはその隣接層中に組込んだもの
が好ましい。このような遷移金属イオンを不動化しうる
重合体の例は、特開昭55−44g210号、同!!−
1273≠を号、米国特許≠、273,133号および
同≠、2rノ、303号、同≠、/り3,7り6号、同
≠。
2ざ♂、611号、同≠、2弘/、/l、3号に記載さ
れている。
本発明の感光材料をカラー拡散転写写真法に適用すると
きには、剥離(ピールアノミート)型のフィルムユニッ
トあるいは特公昭≠A−/1,3!A号、同pi/−3
3427号、特開昭jO−/30≠θ号および英国特許
1.33θ、32≠号に記載されているような剥離不要
一体(インテグレーテッド)型フイルムユニット、或い
は特開昭57−//り3弘5号に記載されているような
感材の(層)構成をとることができる。また、特に剥離
層を設けて剥離可能な一体型フイルムユニットの構成を
とる事もできる。
上記いずれの型のフォーマットに於ても、特開昭52−
/≠32/7号、同63−7.2Jココ号、同jll−
7ざ130号、同41−/31g32号および同j′≠
−/3♂グ33号などに開示されている融着ラテックス
ポリマ一層あるいは特開昭jj−j’t31−/号やI
Lesearch Disclosure誌/I弘2!
(lり7り)号に開示されているラクトン項含有ポリマ
ーなと、高い処理温度において中和タイミング時間が短
くなるような一時障壁層によって保護されたポリマー酸
1mを使用することが、処理温度の許容巾を広くする上
で有利である。
本発明の感光材料はまた熱現像方式の写真法にも使用で
きる。熱現像方式で使用する場会の感光材料に使用する
素材や現像方法は特開昭jr−夕ざ31/−3号明細書
に記載されている。
本発明の化合物から放出される写真的に有用な化合物の
放出速度を決足するためにF記の手法のごとく溶液系で
の実験を行なった。
〈測定方法〉 O前記の化合物弘およびEl)化合物lをそれぞれ弘、
IIxlo モルづ゛り含むデトラヒドロフラン溶液弘
、j肩lを調液し1.250Cにしておく。
0 上記溶液を攪拌しながらこれに2s’CのO1l規
尾水酸化ナトリウム水溶Q 3 mlを一度に加え、反
応を開始式せる。
0 適当な時間に/規定の酢酸水溶液を加えてp H&
にして反応を停止させる。溶離液(テトラヒドロンラン
/水/トリエチルアミン/酢敵−4’!0/3!;0/
//l )を刃口えioπtにする。この浴液中の/−
フェニル−!−メルカプトテトラゾールを高速7仮体ク
ロマトグラフィー(充填剤として東洋曲達■製J、S−
≠10)で定量する。
0/−フェニル−5−メルカプトテトラゾールの放出率
を、予め作製した検量線によりめる。
以上が化合物≠とED化合Qlyr/のモル比/:/に
おける反応の測定条件であるが、同様の方法によpモル
比/:!の反応の放出速度も測定した。
以上の実験に於て、本発明の化合物とED化合1勿との
比が/:lで、しかも/−フェニル−j−メルカプトテ
トラゾール(写真的有用化合物)のjO%放出時間(t
 ”/2 )が74秒であったという事は、本発明のポ
ジ型レドックス化合物の一つの母核(前記の一般式CI
)中のAに該当)からかなり良い効率で2″:)の写真
的有用基が放出された事、即ち本発明の化合物が良好′
fx、l当量のレドックス化合物である事を示しておシ
、又前記の比が7:jでt1/2が3秒である事は本発
明の化合物が極めて速い速度で写真的有用基を放出する
事を示している。
本発明を実施例によシ更に具体的に説明する。
実施例 1 以下のようにして積層一体型カラー拡散転写感光シート
、カバーシート、および処理液を作成した。
感光シートの作成 下塗すしたポリエチレンテレフタレート透明支持体上に
次の順に各層を塗布して感光シートl〜3を作成した。
(1) コホリ〔スチレン−N−ビニルベンジル−N−
メチル−ピペリジニウムクロライド〕3.Oダ/7n2
、ゼラチ73 、Ofl / m 2f含有する受像層
(2)二酸化チタン20 fl / m 2、ゼラチン
2.0y/m2を含有する白色反射層。
(3)カーボンブラックx、og7m とゼラチンθ、
sg/m2を含有する遮光層。
(4)表1に示す色材とそれぞれの色材に対して等モル
のED化合物(前記のgD−弘)、N、N−ジエチルラ
ウリルアミドo、IQ/m およびゼラチンi、oy7
m2を含有する層。
(5) ヨード含量j%の沃臭化銀乳剤(銀の量で00
rf7/、m2およびゼラテ70 、t f /yn2
)金含有する層。
(6)ゼラチンθ、sf//m2および硬膜剤としてト
リアクリロイルトリアジン(0,029/m2 )を含
む保護層。
カバーシートの構成 透明なポリエチレンテレフタレート支持体上に順次、以
下のJti(/’)〜(3′)を塗布してカバーシート
を作製した。
(l′)アクリル酸とアクリル酸ブチルのto対コO(
重量比)の共重合体(22Q /7722)およびl、
≠−ビス(2,3−エボキシゾロボキシ)−ブタン(o
 、 +p fl/yn2)を含有する層。
C2’ )アセチルセルロース(100fのアセチルセ
ルロースを加水分解して、3り、≠ダのアセチル基を生
成するもの)C3,If/n12)およびスチレンと無
水マレイン酸の4o対≠O(重量比)の共重合体(分子
量約5万)のメタノール開環物(o、コ397m2.)
およびj−(2−シアノ−l−メチルエチルチオ)−1
−フェニルテトラゾール(0,/jグf/m2)を含有
する層。
(3/)スチレン−n−ブチルアクリレート−アクリル
酸−N−メチロールアクリルアミドの≠2.7対弘コ、
3対3対よ(重量比)共重合体ラテックスとメチルメタ
アクリレート−アクリル酸−N−メチロールアクリルア
ミドの23対弘対3(重量比)共重合体ラテックスを前
者のラテックスと後者のラテックスの固形分比がt対μ
になるように混合して塗布した厚さ2μの層。
カバーシートと処理液を組合わせ、7対の加圧ローラの
助けをかりて展開処理した。1時間後にカラー濃度計で
濃度を測定し、Dmax (最大」11Dmin(最小
製置)を読み取り表1に示した。
表1から明らかなように、°本発明の色材を用いた感光
シートは高いDmaxと低いD m i nを有するデ
スクリ、ミ子−ショ、ン Di scr 1mt na t t on の優れた
画像が得られることが判る。
実施例 2 以下のようにして、剥離型(peel apart )
カラー拡散転写感光シート、受塚シート、処理液を作成
した。
下塗りしたポリエテVンテレフタレート透り」支持体上
に次の順に各層を塗布した。
(1)前記の化合物−2(3×10 rno 1/m 
)(色材)、E D −’l (3X / Om o 
1 / m )、N、N−ジエチルラウリルアミド0.
ノ9 / m 2およびゼラチン/、oy/m2f含イ
了する層。
(2) ヨード含量j係の沃臭化銀乳剤(銀の量で01
If/m2およびセラチンo 、lr I//yn2に
含有する層。
(3)ゼラチン1.Oy/m および硬膜剤としてトリ
アクリロイルトリアジン(o、o2///m)を含む保
護層。
受像シート 紙支持体: /jOμの厚みの紙の両側に3θμづつポ
リエチレンをラミネートしたも の。受像層側のポリエチレンはポリエ チレンに対し重量で10チの;衰化チタンが含有されて
いる。
バ・ツク側: 下記の(a)、(b)、(c)の順に塗
布されている。
(a) カーボンブラック≠、of/m 。
ゼラチンx、01/ツノ12の遮光層 (b) 酸化チタン1.(H//m、セフチン/、09
7m2の白色層 (C) ゼラチンo0gf/m2の保護層受像層111
11 : (1) 平均分子量so 、oooのアクリ
ル酸−ブチルアクリレート(モル比 r:2)共暇合体を22y/η2 己 む中和層。
(2)酢化度j7.3%(加水分解により放出される酢
酸の重量が試料IQ あたりo、513gのもの)のセル ロースアセテート、及び平均分子量 約io、oooのスチレン−無水マ レイン酸(モル比/:/)共重会体 を重址比でりj対!の割合で≠、! gI/ nl 2含む中和タイミング層。
(3) スチレン−ブチルアクリレート−アクリA/(
jll −Nメチロールアクリルアミドを取量比≠り、
7/≠2.3 /弘/≠の比で乳化重合したポリマ ーラテックスと、メチルメタクリレ ート/アクリル酸/N−メチロール アクリルアミドを重は比73対3対 ≠の比で乳化重合したポリマーラテ ックスを固型分比がt対ψになるよ うにブレンドし、総固型分を/j 9/m 含む層。
(4)下記重合体3.o///rn とセフチン3.o
 f / m 2を塗布助剤としくn=30)を用いて
塗設した受像 層0 (5)ゼラチン0.4f//m2を塗設した保護1響。
処理液 前記感光シートをカラーテストチャートを通して露光し
たのち上記受像シー14重ね合わせて、両シートの間に
、下記処理液をrsμの厚みになるように展開した(展
開は加圧ローラーの助けをかシて行った)。
処理はλs Ocで行ない、処理後/20秒で感光シー
トと受像シートを剥離した。
受像シートには美しい反転像が得られており、Dmax
=2 、/、I)min=0 、θりであった。
次に未処理の感光シート&グをあらかじめ定着i(ハイ
ポ30%)に/ fly、分浸漬した後、流水で水洗し
乾燥した。この定着後の感光シートを、前記の受像シー
トと処理液を用いて展開処理した後、1分まではj秒間
隔で、2分までは/6秒間隔で、さらに5分、30分の
各時間に剥離し、感光シート側の残存色相量を抽出液(
N 、N−ジメチルホルムアミドrr%、水1s% )
で抽出した後、分光光置針で定量した。
このようにしてめた残存色材量全時間に対しこのグラフ
から、30分における残存色材はO。
タチ(誤差容置)であり、半減期(50係減衰する時間
)は35秒であった。
本発明の化合物は、残存色材がO,タチと微量である事
がら1つの母核から2つの色素全有効に放出する/尚量
であること、また半減期が3j秒である事からその放出
速度は升席に速いこと、の点で極めて優れた色材である
ことがわかる。
実施例 3 下塗りしたポリエチレンテンフタレート透明支持体上に
次の層を順次塗布して感光ノー11’−&を作成した。
(1)〜(3)は実施例1に同じ (4) マゼンタ色材(前記の化合物−2)3X10’
m o l / m 2、ED−4(JX/θ−’mo
 l/m2)、N、N−ジエチルラウリルアミド01I
f/nt2およびゼラチ70.If/m2を含−有する
層。
(5)臭化銀乳剤(銀の量で0 、 t f / m 
2)、表1に示す化合物(現像抑制剤放出化合物)をO
osmo I %/mo lAg5 N 、N−ジエチ
ルラウリルアミド0 、 OjQ / 77J および
ゼラチン0、乙y7 m2を含有する層。
(6)実施例1の層(6)に同じ。
実施例−/と同様に露光後、前記のカバーシートと処理
液を用いて展開処理と濃度側51−をし、Dma x、
 Dm i n 、γ(ガンマ)、Ii< atをん′
乙η叉った結果を表−2に示す。
表−1から明らかなように、本発明の現像抑’+1il
l剤放出化合(吻を用いた感光シートでは、感匿を落し
1ヒリ、足引き(大巾な軟調化)などの感作用がな(、
Dmaxだけを増加せしめる優れた効果イもつことが判
る。
同、比較用の従来の現1象抑制剤の場合は、カプリ銀の
みならず必安な現像をも遅らせるためにポジ型色利から
の色素放出を止められなくなるが故に大巾な足引きとな
るのに対し、本発明の現像抑制剤放出化合物は銀像とは
逆イメージに現像抑制剤を放出するためにカブリ銀のみ
を選択的に抑制し、必要な現像は遅らさないが故に足引
きとなら′ないと思われる。
化合物−A 化合物−B H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少くとも一つの感光性ハロゲン化銀乳剤層を
    有する写真感光材料に於て、レドックス反応の結果とし
    て写真的に有用な化合物もしくはそのプレカーサーを離
    脱しうる下記の一般式CI)で表わされる実質上不動性
    のポジ型/当世レドックス化合物が前記乳剤層と組合せ
    て含有されている事を特徴とするハロゲン化銀写真感光
    材料。 一般式(1) %式%
JP58191243A 1983-10-13 1983-10-13 写真感光材料 Pending JPS6083031A (ja)

Priority Applications (3)

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JP58191243A JPS6083031A (ja) 1983-10-13 1983-10-13 写真感光材料
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