JPS63303387A - 感熱記録型ラベルシ−ト - Google Patents

感熱記録型ラベルシ−ト

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JPS63303387A
JPS63303387A JP62138245A JP13824587A JPS63303387A JP S63303387 A JPS63303387 A JP S63303387A JP 62138245 A JP62138245 A JP 62138245A JP 13824587 A JP13824587 A JP 13824587A JP S63303387 A JPS63303387 A JP S63303387A
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acid
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丸田 恵一
古関 愃宏
貴志 上田
朋尚 角田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [充分の利用分野〕 本発明は一般的には感熱記録材料に関し更に詳しくは商
品の確認及び/又は表示に適した感熱記録型ラベルシー
トに関する。
〔従来技術〕
商品の確認及び値付は用ラベルは、古くから使用されて
いる。従来のものは油性又は水性インクを用いて通常の
印刷により商品の名称及び値段を紙に印刷した後、固定
のため商品に取付けていた。
しかしながら、油性又は水性インクを用いる通常の印刷
法は多くの問題があった。例えば、大部分の油性又は水
性インクは印刷後、ラベル詮商品に付ける間に充分な乾
燥を行なう必要があり、また湿潤インク又はインク含浸
りボンを用いた印刷装置を利用することから作業環境が
悪化するという欠点がある。
これらの付点を解消するため、無色又は淡色のロイコ染
料及びこのロイコ染料を熱時発色させる酸性物質からな
る感熱発色性材料を用いた感熱記録ラベルが提案されて
いる(米国特許第4,370,379号)。
この感熱記録ラベルは汚れ易い湿潤インキを用いずにラ
ベルによる商品の確認及び値付は等が表示できる点で有
利なものである。
そして、一般にこれらのラベルはアクリル系接着剤、ス
チレン−ブタジェンゴムラテックス接着剤、酢酸ビニル
接着剤又はゴ11接着剤等の感圧接着剤が使用されてい
るが、このような感圧接着剤」−には裏打ち材をはがし
て商品に簡1iに取付けておくために剥離性裏打ちシー
1〜が設けられている。
このような商品のラベル適用法は有効であるが、多くの
欠点を持っている。
第一に剥離性裏打ちシー1〜はこの有用な製品、即ちラ
ベル自体に比べて大きな容量を占めている。
−例としてこのようなラベルは通常、裏打ち用の紙ロー
ル上に置かれている。これらのロールはすべて積出し中
や使用中に取扱わなければならず、しかも感熱性ラベル
を紙ロールから取除いた後も取扱い、処理しなければな
らない。
従って、これは紙の束を無駄にする」二、ラベルのFJ
、造コストや積出し及び保管コストにも重大な影響を!
jえ、更にその後、裏打ちシートも処理しなければなら
ないという欠点がある。
初期のタイプのラベルは現在なお使用されているが、こ
の種のラベルは非感圧接着剤を用いている。なおこの接
着剤は商品にラベルを貼付けるために粘着状固化しなけ
ればならない。しかし、この方〃;は接着剤表面とこの
接着剤を活性化するための湿潤器とを接触させなければ
ならないという点で問題があった。湿潤器への接着剤の
蓄積は不可能であり、またこのような接着剤を使用すれ
ば操作環境が悪化する。
裏打ちシートに伴なう欠点を除くには裏打ちシー1−を
用いないことが好ましい。この様な裏打ちシー1〜を必
要としない感熱記録ラベルは、感熱記録材料の裏面にエ
マルジョンタイプ又はホラ1−メルl−タイプの感熱粘
着剤を設ける事により容易に製造出来るが、この様な感
熱接着剤は塗布乾燥後、加熱する事により活性化し粘着
性を発揮するものであるため、単に従来の感熱記録材料
の裏面に感熱接着材を設けたものは粘着剤を活性化する
ための熱により地肌部が発色(地肌カブリ)してしまい
使用に耐えられるものではない。また、この地肌カブリ
を防止するために感熱接着剤の活性化温度をドげたもの
は製造時の乾燥上fJijで粘着化(活性化)したり保
管時の環境温度等により活性化しロール状で巻取られた
り、アコーディオン状に折りたたまれた製品の表面と裏
面がブロッキングしたりするという難点があった。
さらに、粘着剤の括セ1化時の地肌カブリ防止のために
使用材料の融点(特に発色剤、顕色剤、増感剤等)等を
調整して静的発色開始温度を−1−げろ方?Aも提案さ
れているが、この場合動的発色性を著しく低下させると
いう問題があり、いまだ満足するものはなかった。
〔]°1  的〕 本発明の目的は動的発色性に優れ実用1−問題がなくコ
スト等でも有用な裏打ちシー1〜を必要としない感熱記
録型ラベルシー1〜の提供にある。
〔構  成〕
本発明によれば、支持体の一方の側に感熱発色層、他の
側に感熱粘着剤層を設けてなる感熱記録Jψjラベルに
おいて、支持体と感熱発色層間又は支持体と感熱発色層
間と支持体と感熱粘着剤層間の両方に断熱層を設ける事
を特徴とする感熱記録型ラベルシー1〜が提供される。
又、本発明において前記断熱層に発泡性フィラーを用い
断熱性を向上させる事により感熱接着剤層側からの感熱
接着剤の活性化等の加熱による地肌発色(地肌カブリ)
防止及びサーマルヘッドからの熱エネルギーの効率的活
性による動的発色性の向−1〕をする事が出来る。
更に本発明においては、支持体と感熱発色層間に発泡性
フィラーを用い該感熱発色層の静的発色開始温度390
°C以十にする事により目的に応した感熱接着剤を広い
温度範囲から選択出来る。
本発明でいう静的発色開始温度とは、熱傾ぷ:1試験機
を用いた静的発色性試験により通常2kF、/瞥l5e
c程度の条件時の発色濃度がOo】5に達する温度をい
い、当業者間では慣用の試験方法である。
本発明で使用する感熱接着剤の詳細な組成については不
明であるが、物質によって限定されるものではなく常温
状態で粘着性がなく加熱時粘着性を有する物質であれば
いずれも使用出来る。以Fにこの様な感熱接着剤の組成
の一例を示すが、本発明はこれらに限定されない。
本発明において用いる発泡性プラスチックフィラーは、
熱可塑性樹脂を殻とし、内部に低沸点溶媒を発泡剤を含
有する中空状のプラスチックフィラーであり、加熱によ
り発泡する。このような発泡性プラノチックフィラーは
従来公知であり、種々のものが適用されるが、その粒子
直径に関しては、未発泡状態の場合、2〜50μm、好
ましくは5〜20μmであり、発泡状態では、10〜1
00μm、好ましくは10〜50μmである。このプラ
スチックフィラーの殻となる熱可塑性樹脂としては、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリル
ニトリル、ポリブタジェン、あるいはそれらの共重合体
が挙げられる。また殻内に含まれ発泡剤としては、プロ
パンやブタン等が一般的である。
支持体上に発泡層を設けるには、前記した発泡性プラス
チックフィラーを、結着剤と共に支持体上に塗布乾燥し
た後、その塗布面に熱板を密着させ、プラスチックフィ
ラーを加熱発泡させればよい。プラスチックフィラーの
塗布量は、支持体lIn2に対し、未発泡フィラーとし
て、少なくとも1g、好ましくは2〜5g程度である。
また、結合剤の使用量は、発泡層を支持体に対し強く結
合させるような量であればよく、通常は、未発泡フィラ
ーと結合剤の合計量に対し、5〜50重量%である。
また、加熱発泡温度は、フィラーの殻を構成する熱可塑
性樹脂を軟化させる温度である。発泡倍率は、通常2〜
4倍、好ましくは2〜3倍程度であり、適当に選ぶ。
前記の様に支持体上に形成された発泡層の表面は、かな
りの凸凹が生じているため、発泡層形成後(加熱発泡後
)キャレンダー処理により表面を平滑にする事が好まし
く、又必要に応じて発泡層の表面又は下面に1層又は複
数層のアンダーコート層を設ける事も出来る。
本発明の感熱発色層には希望の静的発色開始温度により
通常使用されているロイコ染料、顕色剤その他の助剤が
適宜組合せて使用される。
本発明において用いるロイコ染料は単独又は2種以上混
合して適用されるが、このようなロイコ染料としては、
この種感熱材料に適用されているものが任意に適用され
、例えば、トリフェニルメタン系、フルオラン系、フェ
ノチアジン系、オーラミン系、スピロピラン系等の染料
のロイコ化合物が好ましく用いられる。このようなロイ
コ染料の具体例としては、例えば、以下に示すようなも
のが挙げられる。
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−フタリ
ド、 3.3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)−6−シ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
ブチルアミノフェニル、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド、 3.3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリド
、 3−シクロへキシルアミノ−6−クロルフルオラン、 3−ジメチルアミノ−5,7−シメチルフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−クロルフルオラン、 3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
、 2−(N−(3’ −トリフルオルメチルフェニル)ア
ミノ)−6−ジニチルアミノフルオラン、2−(3,6
−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアニリノ
)キサンチル安息香酸ラクタム)、3−ジエチルアミノ
−6−メチル−7−(m−l〜リクロロメチルアニリノ
)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(0−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−ジブチルアミノ−7−(0−クロルアニリノ)フル
オラン、 ;3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、 3−N−メチル−N−シクロへキシルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、 :3−(N、N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−
(N。
N−ジベンジルアミノ)フルオラン、 ベンゾイルロイコメチレンブルー、 6′−クロロ−8′−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピ
リロスピラン、 6′−ブロモ−3′−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピ
リロスピラン、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−クロルフェニ
ル)フタリド、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−ニトロフェニ
ル)フタリド、 3−(2′ −ヒドロキシ−4′−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−メチルフェニ
ル)フタリド、 3−(2’ −メトキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2’ −ヒドロキシ−4′−クロル−5′
−メチルフェニル)フタリド、 3−モルホリノ−7−(N−プロピル−1−リフルオロ
メチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフル
オラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジル
−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ピロ
リジノ−7−(ジーP−グロルフェニル)メチルアミノ
フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン、 3−(N−エチル−P−1−ルイジノ)−7−(α−フ
ェニルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−メj−キシカルボニル
フェニルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン、 ;3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、2
−クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−(p−
n−ブチルアニリノ)フルオラン、 3−(N−ベンジル−シクロへキシルアミノ)−5゜6
−ペンゾー7−α−ナフチルアミノ−4′−ブロモフル
オラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノー4
 ′、5 ′−ベンゾフルオラン等。
また、本発明で用いる顕色剤としては、前記ロイコ染料
に対して加熱時に反応してこれを発色させる種々の電子
受容性物質が適用され、その具体例を示すと、以下に示
すようなフェノール性物質、有機又は無機酸性物質ある
いはそれらの塩等が挙げられる。
没食子酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル酸、
3−シクロへキシルサリチル酸、3,5−ジーtcrt
−ブチルサリチル酸、3,5−ジ−α−メチルベンジル
サリチル酸、4,4′−イソプロピリデンジフェノール
、4,4′−イソプロピリデンビス(2−クロロフェノ
ール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジ
ブロモフェノール)、4,4′−イソプロピリデンビス
(2,6−ジクロロフェノール)、4゜4′−イソプロ
ピリデンビス(2−メチルフェノール)、4,4′−イ
ソプロピリデンビス(2,6−シメチルフエノール)、
4,4′−イソプロピリデンビス(2−tert−ブチ
ルフェノール)、4.4 ’ −5ee−ブチリデンジ
フェノール、4,4′−シクロヘキシリデンビスフェノ
ール、4.4′−シクロへキシリデンビス(2−メチル
フェノール)、4−tert−ブチルフェノール、4−
フェニルフェノール、4−ヒドロキシジフエノキシド、
α−ナフトール、β−ナフトール、3,5−キシレノー
ル、チモール、メチル−4−ヒドロキシベンゾエート、
4−ヒドロキシアセトフェノン、ノボラック型フェノー
ル樹脂、2,2′−チオビス(4,6−ジクロロフェノ
ール)、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ピロ
ガロール、フロログリシン、フロログリシンカルボン酸
、4−tert−オクチルカテコール、2,2′−メチ
レンビス(4−クロロフェノール)、2,2′−メチレ
ンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール
)、2゜2′−ジヒドロキシジフェニル、p−ヒドロキ
シ安息香酸エチル、P−ヒドロキシ安息香酸プロピル、
P−ヒドロキシ安息香酸ブチル、P−ヒドロキシ安息香
酸ベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−p−クロルベン
ジル、P−ヒドロキシ安息香酸−0−クロルベンジル、
P−ヒドロキシ安息香酸−p−メチルベンジル、p−ヒ
ドロキシ安息香酸−n−オクチル、安息香酸、サリチル
酸亜鉛、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロ
キシ−6−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−6−ナフ1−
上階亜鉛、4−ヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒ
ドロキシ−4′−クロロジフェニルスルホン、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)スルフィド、2−ヒドロキシ−
p−トルイル酸、3,5−ジーt−ブチルサリチル酸錫
、酒石酸、修酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、ス
テアリン酸、4−ヒドロキシフタル酸、ホウ酸等。
本発明においては、前記ロイコ染料及び顕色剤を支持体
上に結合支持させるために、慣用の種々の結合剤を適宜
用いることができ、例えば、ポリビニルアルコール、デ
ンプン及びその誘導体、メトキシセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、エチルセルロース等のセルロース誘導
体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、ア
クリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリ
ル酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共
重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩
、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、
ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カ
ゼイン等の水容性高置−15= 子の他、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、スチレン/ブ
タジェン共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エ
ステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチル
メタクリレート、エチレン/酢酸ビニル共重合体、スチ
レン/ブタジェン/アクリル系共重合体等のラテックス
を用いることができる。
また、本発明においては、前記ロイコ染料及び顕色剤と
共に、必要に応じ、更に、この種の感熱記録材料に慣用
される補助添加成分、例えば、填料、界面活性剤、熱可
融性物質(又は滑剤)等を併用することができる。この
場合、填料としては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ
、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化
亜鉛、硫酸バリウム、クレー、タルク、表面処理された
カルシウムやシリカ等の無機系微粉末の他、尿素−ホル
マリン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリス
チレン樹脂等の有機系の微粉末を挙げることができ、熱
可融性物質としては、例えば、高級脂肪酸又はそのエス
テル、アミドもしくは金−16= 属塩の他、合成パラフィン、塩化パラフィン等の各種ワ
ックス類、芳香族カルボン酸とアミンとの縮合物、安息
香酸フェニルエステル、高級直鎖グリコール、3,4−
エポキシ−へキサヒドロフタル酸ジアルキル、高級ケト
ン、その他の熱可融性有機化合物等の50〜200℃の
程度の融点を持つものが挙げられる。
本発明においては感熱発色層の表面に保護層を設ける事
も出来る。保護層に用いる薬品としては前記結着剤、フ
ィラー、熱可融性物質の他に必要に応じて硬化剤を用い
ることも出来る。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。な
お以下に示す部及び%はいずれも重量基準である。
実施例1 cA液〕 10%ポリビニルアルコール水溶液    10!l水
                         
 30部〔B液〕 ビスフェノールΔ            10部10
%ポリビニルアルコール水溶液    ’lQn炭酸カ
ルシウム             10+1水   
                        6
Qn−に記組成物から成る混合物をそれぞれサンドグラ
イダ−にて3時間分散して〔A液〕、〔B液〕を調整し
た。
吹にA液とB液の重址比がA:rl=1:6となるよう
に混合撹拌して感熱塗液〔C液〕を調整した。
〔1つ 液〕 10%ポリビニルアルコール水溶液     10部水
                         
  30部」〕記発泡層塗布液を市販の」―質紙の表面
に乾燥後付着量が3.0g/rri’になるように塗布
後、150℃の1くライキーにて約3分間乾燥し発泡処
理を行い発泡層を形成後ベック平滑度が500secに
なる様キャレンダー処理を行い、その表面に前記感熱塗
液〔C液〕を乾燥後重量が4 、5g/ mになる様塗
布乾燥し、ベック平滑度が600secになる様キャレ
ンダー処理を行った後、更に支持体面に感熱接着剤〔南
陽化成■製試作品、試作品No DTEX−006、固
形分濃度52%)を塗液重量が50g/ mになる塗布
後、40℃の1ヘライヤー中で15分間乾燥させて実施
例のサンプル〔ト1〕を得た。
実施例2 実施例1のB液のビスフェノールAの替りに4−ヒドロ
キシ4′−イソプロポキシフェニルスルホンを用いた以
外は実施例Iと同様にして実施例2のサンプル[E−2
]を得た。
比絞例 〔E液〕 P−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル 10部10
%ポリビニルアルコール水溶液     10部水  
                         
30部」−記組成物からなる混合液を実施例と同様にし
て〔F液〕を調整した。
19一 実施例のB液の替りに上記E液を用い実施例で用いた市
販の4−質紙に直接塗布した以外は実施例と同様にして
比較サンプル[:+3−])を得た。
以上の感熱記録型ラベルシートについて動感度、及び感
熱紙表面より加熱した時の感熱接着剤の粘着性及び地肌
カブリについての試験を行った。その結果を表−1に示
した。なお試験法は下記のようにして行った。
1、動感度 松下電子部品■製感熱印字実験装置にてヘッド電力0.
45警/ドツト、1ライン記録時間20m5/ Q、走
査線密度8X3.851”ツh/mm、パルス[旧、 
2m5ecの条件で印字し印字濃度をマクベス濃度計R
D−514(フィルターlN−1,06)で測定した。
2、感熱接着剤の粘着性及び地肌カブリ感熱層表面より
ホッI−プレー1−により60℃、70℃、80°Cの
温度を3sec加えた時の粘着性を撹拌によって判定し
た。
O・・・強く粘着する △・・・やや粘着する ー20= ×・・・まったく粘着しない 又、その時の地肌濃度をフォトボルト濃度計を用いて測
定し地肌カブリの評価とした。
〔効  果〕
上記の結果かられかる通り、本発明の感熱記録型ラベル
シートは動感塵に秀れ感熱接着剤を用いた時の地肌カブ
リの問題のないものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体の一方の側に感熱発色層、他の側に感熱粘
    着剤層を設けてなる感熱記録型ラベルにおいて、支持体
    と感熱発色層間又は支持体と感熱発色層間と支持体と感
    熱粘着剤層間の両方に断熱層を設ける事を特徴とする感
    熱記録型ラベルシート。
  2. (2)断熱層が発泡性フィラーを主成分とする特許請求
    の範囲第1項記載の感熱記録型ラベルシート。
  3. (3)断熱層が支持体と感熱発色間に位置し、該感熱発
    色層の静的発色開始温度が90℃以上である特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の感熱記録型ラベルシート。
JP62138245A 1987-06-03 1987-06-03 感熱記録型ラベルシート Expired - Lifetime JP2683733B2 (ja)

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