JPS63303013A - 冷却室を具える金属の連続焼鈍炉 - Google Patents

冷却室を具える金属の連続焼鈍炉

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Publication number
JPS63303013A
JPS63303013A JP13805287A JP13805287A JPS63303013A JP S63303013 A JPS63303013 A JP S63303013A JP 13805287 A JP13805287 A JP 13805287A JP 13805287 A JP13805287 A JP 13805287A JP S63303013 A JPS63303013 A JP S63303013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
cooling chamber
furnace body
annealing furnace
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13805287A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Arima
有馬 雅喜
Katsuhisa Hasegawa
勝久 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP13805287A priority Critical patent/JPS63303013A/ja
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属の連続焼鈍炉の冷却室構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 第2図は金属の連続焼鈍炉における従来の冷却装置の一
例を示す線図であり、21は冷却用水槽、22は冷却水
、23は炉本体、24はロール、25は冷却すべき板も
しくは条の形状の金属材料を示している。上述した構成
において、従来の金属の連続焼鈍炉における材料25の
冷却は、材料25をロール24の働きにより直接水槽2
1中の冷却水22に連続的に通過させて行っていた。こ
のとき、炉本体23内の不活性雰囲気ガスが炉外へ出て
しまわないよう、炉本体23の端部に突出部26を設け
この突出部26の一端を冷却水22内に配置していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上述した従来の方法により材料を冷却する
と、冷却の際に発生した水蒸気の一部が突出部26を介
して炉本体23の内部に侵入し、炉内部の雰囲気を乱し
材料の表面に強固な酸化被膜を形成する不具合があった
また、水中に材料を通過させるため、仕上がり形状が不
均一になる不具合も生じていた。
本発明は上述した不具合を解消して、炉本体内への水蒸
気の侵入を防止できるとともに、均一な仕上がり形状の
材料を得ることができる冷却室を具える金属の連続焼鈍
炉を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の冷却室を具える金属の連続焼鈍炉は、焼鈍炉本
体と、焼鈍炉本体の熱処理後の金属材料搬出側に仕切り
壁を介して設けられた気密室であって、金属材料を冷却
するための冷却水を噴出させる少なくとも1本のスプレ
ーノズルと、金属材料の冷却の際発生する水蒸気を排出
する水蒸気排出口と、冷却水を回収するための冷却水回
収口とからなる冷却室とを具え、炉本体内の雰囲気ガス
圧を冷却室内のガス圧より高くして焼鈍炉本体内部から
冷却室内部へガスが流れるよう構成したことを特徴とす
るものである。
(作 用) 上述した構成において、炉本体の材料排出側に冷却室を
金属材料が通過する部分のみ開いている仕切り壁を介し
て設けるとともに、炉内と冷却室との間にガス圧力差を
設定して常にガスが炉内から冷却室へ流れるよう構成し
ているため、炉本体に水蒸気が侵入するのを防ぐことが
できる。また、水中を通過せず冷却水をスプレーノズル
から金属材料に向かって噴出させることにより冷却を実
施しているので、金属材料の仕上がり形状の不均一性を
解消することができる。
さらに、冷却室内に金属材料の進行方向に向かって閉じ
るような形状の覆いを設けると、炉内と冷却室との間に
設けたガス圧力差と相俟ってガスの流れをより強くする
ことが可能であるため好ましい。
また、冷却室内の冷却すべき金属材料が進行方向に向か
って下がるよう構成すると、冷却水が逆流して炉内にさ
らに入り難くなるため好ましい。
(実施例) 第1図は本発明の冷却室を具える金属の連続焼鈍炉の一
実施例を示す線図である。本実施例において、板形状ま
たは条形状の熱処理すべき金属材料lを炉本体2内で熱
処理後、冷却室3内で冷却してさらに外部へ搬送するよ
う構成している。炉本体2と冷却室3との間には、金属
材料1が通過する部分のみ開いている仕切り壁4を設け
ている。
冷却室3内に搬送されてきた金属材料1は、冷却室3の
上部に設けた冷却用スプレーノズル5から冷却水を噴出
することにより冷却される。
冷却室3の下流側上部には水蒸気排出ロアを設け、この
水蒸気排出ロアから冷却時に発生する水蒸気を冷却室3
の外に排出している。冷却後の冷却水は冷却室3の下流
側下部に設けた冷却水回収口8から回収され、冷却廃水
槽9内に溜められる。
本実施例では、スプレーノズル5の下流側に材料lの進
行方向に向かって開口部が小さくなっている覆いlOを
設け、スプレーノズル5からの冷却水の飛散を防止して
いる。また、冷却室3内において冷却すべき金属材料が
進行方向に向かって下がるように構成して、冷却水が炉
本体2内に逆流するのを防止している。
上述した構成の冷却室を具える連続焼鈍炉においては、
金属の熱処理のため炉本体2内には例えば5〜158m
3/hrの不活性雰囲気ガスを必要とするが、このガス
圧を冷却室3内のガス圧より高く保つことにより、ガス
の流れが炉本体2内から仕切り壁4の開口を通って冷却
室3内へ流れるよう構成している。そのため、冷却の際
発生する水蒸気は炉本体2内に逆流せず水蒸気排出ロア
から外部へ効果的に排出できる。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく
、幾多の変形、変更が可能である。例えば上述した実施
例では1本のスプレーノズル5を用いたが、この数は1
本に限定されるものではなく冷却能力、冷却方法に応じ
て複数本のノズルを用いても良い。
また、冷却室3内の水蒸気を炉内本体から供給される雰
囲気ガスの流れにより水蒸気排出ロアから排出したが、
水蒸気排出ロアの外部に吸引機を設けて強制的に冷却室
3内の水蒸気を外部へ排出することが冷却室内のガス圧
を炉本体内のガス圧より低く保ち炉内への水蒸気の防止
の点より、より好ましいものである。
(発明の効果) 以上詳細に説明したところから明らかなように、本発明
の冷却室を具える金属の連続焼鈍炉によれば、炉本体内
の金属材料排出側に仕切り壁を介してほぼ気密な冷却室
を設けるとともに、炉内と冷却室との間にガス圧力差を
設定して炉内から冷却室への水蒸気の侵入を防止するこ
とができ、酸化被膜の形成を防止することができる。ま
た、冷却水をスプレーノズルから材料に向かって噴出さ
せることにより冷却を実施しているので、材料の仕上が
り形状の不均一性を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷却室を具える金属の連続焼鈍炉の一
実施例を示す線図、 第2図は金属の連続焼鈍炉における従来の冷却装置の一
例を示す線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、焼鈍炉本体と、 焼鈍炉本体の熱処理後の金属材料搬出側に 仕切り壁を介して設けられた気密室であって、金属材料
    を冷却するための冷却水を噴出させる少なくとも1本の
    スプレーノズルと、金属材料の冷却の際発生する水蒸気
    を排出する水蒸気排出口と、冷却水を回収するための冷
    却水回収口とからなる冷却室とを具え、 炉本体内の雰囲気ガス圧を冷却室内のガス 圧より高くして焼鈍炉本体内部から冷却室内部へガスが
    流れるよう構成したことを特徴とする冷却室を具える金
    属の連続焼鈍炉。 2、前記冷却室が冷却水の飛散を防止し前記炉本体内部
    から冷却室内部へのガスの流れを助長する覆いを有する
    特許請求の範囲第1項記載の冷却室を具える金属の連続
    焼鈍炉。 3、前記冷却室内の冷却すべき金属材料が進行方向に向
    かって下がるよう構成した特許請求の範囲第1項記載の
    冷却室を具える金属の連続焼鈍炉。
JP13805287A 1987-06-03 1987-06-03 冷却室を具える金属の連続焼鈍炉 Pending JPS63303013A (ja)

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JP13805287A JPS63303013A (ja) 1987-06-03 1987-06-03 冷却室を具える金属の連続焼鈍炉

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