JPS6333957Y2 - - Google Patents

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JPS6333957Y2
JPS6333957Y2 JP4065685U JP4065685U JPS6333957Y2 JP S6333957 Y2 JPS6333957 Y2 JP S6333957Y2 JP 4065685 U JP4065685 U JP 4065685U JP 4065685 U JP4065685 U JP 4065685U JP S6333957 Y2 JPS6333957 Y2 JP S6333957Y2
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JP
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sealing
liquid
furnace
hot water
heat treatment
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JP4065685U
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、金属ストリツプ用横型連続熱処理
炉、特に、連続熱処理炉の装入側、抽出側に設け
るシール装置に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来、金属ストリツプ用横型連続熱処理炉で、
銅あるいは銅合金ストリツプを熱処理する場合、
炉内での酸化を防止するため、炉内雰囲気を還元
性雰囲気とするとともに、炉の装入側と抽出側と
に水封装置を設けたもの(特公昭52−13770号公
報)や炉の抽出側に水封装置を設ける方法があ
る。
しかしながら、炉の抽出側に水封装置を設ける
と、水切り装置が必要となり構造が複雑になると
いう問題がある。
(問題点を解決すべき手段) 本考案は、前記問題点を解決するためになされ
たもので、金属ストリツプ用横型連続熱処理炉の
装入側に温水式水封装置を設けるとともに、抽出
側に気体シール装置を設けたものである。
(実施例) つぎに、本考案を一実施例である図面にしたが
つて説明する。
本考案の金属ストリツプ用横型連続熱処理炉
は、大略、加熱帯および冷却帯とからなる熱処理
炉本体1と、水封装置2と、気体シール装置14
とからなる。
そして、前記水封装置2は、炉本体1の装入側
に設置されたもので、下部に液封槽3を有し、ケ
ーシング4からシール液Wに下端が浸漬する水封
板5を有する。また、前記水封板5の下方にはシ
ール液Wに浸漬する反転ロール6を備える一方、
前記水封板5より炉本体1側のシール室7にはデ
フレクタロール8、ワイパーロール9,9および
一対のブローオフノズル10が設けられるととも
に、このブローオフノズル10はブロア11にて
シール室7の雰囲気を循環使用するようになつて
いる。
さらに、前記液封槽3には、炉本体1からの排
ガス等を熱源とした熱交換器12で80〜90℃に加
熱されたシール液Wが温水供給管13で供給され
るものである。
一方、炉本体1の抽出側に設けた気体シール装
置14は、隔壁15で2室16,17に区画さ
れ、室16のストリツプ7の通路側に設けたノズ
ル16aから図示しない吸引手段により炉本体の
雰囲気を吸引し、室17のノズル17aから炉本
体1側に向かつて噴出することにより、炉本体1
の抽出側をシールするようになつている。なお、
18はデフレクタロール、19は循環通路で、2
0はシール液Wの温度により作動する温水供給管
13に設けた流量調整弁である。
したがつて、図示するように、金属ストリツプ
Sはデフレクタロール18、反転ロール6および
デフレクタロール8によつて高温のシール液W中
に浸漬し、その間に予熱される。そして、この予
熱された金属ストリツプSはワイパーロール9,
9およびブローオフノズル10により水分を除去
されて炉本体1内に移動し、ここで所定の熱処理
が行なわれる。前記熱処理炉におけるストリツプ
搬送手段は、カテナリー、フロター、ハースロー
ラー等金属ストリツプの材質によつて種々の形式
のものが採用される。
前記のようにして熱処理されたストリツプS
は、前記気体シール装置14から炉外に抽出され
る。
なお、金属ストリツプSの水分を除去する必要
がない場合には、前記ワイパーロール9,9およ
びブローオフノズル10を省略することができ
る。
また、水封装置2も前記構成のものに限らず、
たとえば、前記特公昭52−13770号公報に開示さ
れるように、シール室内に位置するデフレクタロ
ールの下端部をシール液内に浸漬させておく構
造、あるいは、特公昭51−8370号公報に開示され
るように、シール液内に浸漬する反転ロールを備
えない液シールボツクス形式など種々の構成とす
ることができる。ただし、シール液Wは温水とす
ることは勿論である。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、炉本体の装入側にのみ水封装置を設け、抽出
側には気体シール装置としたので、抽出側に水切
装置を必要としない。
しかも、水封装置のシール液を温水としたた
め、金属ストリツプの予熱をも同時に行うことが
できる。なお、シール液の予熱を炉本体からの排
ガス熱を利用すれば、排熱利用ができ、省エネル
ギーを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の金属ストリツプ用横型連続熱
処理炉の概略説明図である。 1〜炉本体、2〜水封装置、3〜液封槽、5〜
水封板、6〜反転ロール、7〜シール室、8〜デ
フレクタロール、12〜熱交換器、14〜気体シ
ール装置、S〜金属ストリツプ、W〜シール液。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 炉本体の装入側に温水式水封装置を設けると
    ともに、抽出側に気体シール装置を設けたこと
    を特徴とする金属ストリツプ用横型連続熱処理
    炉。 (2) 前記温水式水封装置が、下部に液封槽を有す
    るケーシング、シール液中に浸漬する反転ロー
    ル、下端がシール液中に浸漬し、炉装入部にシ
    ール室を形成する水封板、前記シール室内に位
    置するデフレクタロールおよび排ガス熱交換器
    を介して前記液封槽に接続する温水供給管とで
    構成したことを特徴とする前記実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の金属ストリツプ用横型
    連続熱処理炉。
JP4065685U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPS6333957Y2 (ja)

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JPS61159363U JPS61159363U (ja) 1986-10-02
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JP6261662B2 (ja) * 2016-06-28 2018-01-17 中外炉工業株式会社 処理炉

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JPS61159363U (ja) 1986-10-02

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