JPS63302754A - ロータリアクチュエータ - Google Patents
ロータリアクチュエータInfo
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- JPS63302754A JPS63302754A JP62319824A JP31982487A JPS63302754A JP S63302754 A JPS63302754 A JP S63302754A JP 62319824 A JP62319824 A JP 62319824A JP 31982487 A JP31982487 A JP 31982487A JP S63302754 A JPS63302754 A JP S63302754A
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- coil
- movable coil
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K33/00—Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system
- H02K33/18—Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system with coil systems moving upon intermittent or reversed energisation thereof by interaction with a fixed field system, e.g. permanent magnets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/58—Article switches or diverters
- B65H29/60—Article switches or diverters diverting the stream into alternative paths
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2404/00—Parts for transporting or guiding the handled material
- B65H2404/60—Other elements in face contact with handled material
- B65H2404/63—Oscillating, pivoting around an axis parallel to face of material, e.g. diverting means
- B65H2404/632—Wedge member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電気エネルギーを制御された回転力に変換す
るロータリアクチュエータに関するものである。
るロータリアクチュエータに関するものである。
従来より、例えば紙葉類分離を行う装置等には、第2図
及び第3図に示すようなブレードの切替え機構が備えら
れていた。第2図は斯かる従来例の紙葉類分離機構を示
す斜視図であり、同図において、1は1ランジヤ型ソレ
ノイド、1aはプランジャ、2はリンク、3はレバー、
4はシャフト、5はブレード、6は復帰ばねである。上
記構成において、ソレノイド1に内蔵した電磁コイルを
励磁するとプランジャ1aがソレノイド1r18に吸引
され、このケランジャ1aの動作に連動してリンク2が
矢印A方向に動作する。すると、レバー3はその上端側
を矢印A方向に移動させることとなり、シャフト4はブ
レード5と共に矢印B方向に回動する。第3図は上記紙
葉類分離機構を紙葉類搬送経路7に備えた場合を示し、
上記ソレノイド1の励磁によってブレード5が図中実線
位置から図中破線位置に切替わり、搬送ローラ8により
図中のC側から搬送されてくる紙葉類を経路りへと搬送
する。
及び第3図に示すようなブレードの切替え機構が備えら
れていた。第2図は斯かる従来例の紙葉類分離機構を示
す斜視図であり、同図において、1は1ランジヤ型ソレ
ノイド、1aはプランジャ、2はリンク、3はレバー、
4はシャフト、5はブレード、6は復帰ばねである。上
記構成において、ソレノイド1に内蔵した電磁コイルを
励磁するとプランジャ1aがソレノイド1r18に吸引
され、このケランジャ1aの動作に連動してリンク2が
矢印A方向に動作する。すると、レバー3はその上端側
を矢印A方向に移動させることとなり、シャフト4はブ
レード5と共に矢印B方向に回動する。第3図は上記紙
葉類分離機構を紙葉類搬送経路7に備えた場合を示し、
上記ソレノイド1の励磁によってブレード5が図中実線
位置から図中破線位置に切替わり、搬送ローラ8により
図中のC側から搬送されてくる紙葉類を経路りへと搬送
する。
また、ソレノイド1を無励磁にすると、レバー3はその
上端部を図示しない筐体間に所定の張力を保ちつつ取付
けられた復帰ばね6の作用により矢印E方向に復帰する
。すると、シャフト4は矢印F方向に回動し、これに伴
いブレード5が第3図の破線位置から実線位置に切替わ
って、搬送ローラ8より搬送されてくる紙葉類を経路G
へと搬送することとなる。
上端部を図示しない筐体間に所定の張力を保ちつつ取付
けられた復帰ばね6の作用により矢印E方向に復帰する
。すると、シャフト4は矢印F方向に回動し、これに伴
いブレード5が第3図の破線位置から実線位置に切替わ
って、搬送ローラ8より搬送されてくる紙葉類を経路G
へと搬送することとなる。
また、上記プランジャ型ソレノイド1に代えて第4図に
示すようなロータリソレノイドを用いる場合もある。同
図はロータリソレノイド10の一部破断斜視図であり、
同図において、11はケース、12はベース、13はコ
イルであり、以上で固定部分を構成する。また、14は
回転子、15は回転子14に固定されたシャフトであり
、これらで可動部分を構成する。
示すようなロータリソレノイドを用いる場合もある。同
図はロータリソレノイド10の一部破断斜視図であり、
同図において、11はケース、12はベース、13はコ
イルであり、以上で固定部分を構成する。また、14は
回転子、15は回転子14に固定されたシャフトであり
、これらで可動部分を構成する。
固定部分において、ケース11の上部には略半円形断面
形状に穿設された消16(ボールレース)が回転子14
の回転方向ト!に延びて形成されており、このボールレ
ース16には回転子14とケース11の間に介在して回
転子14を回転可能に支持する複数個のボール(図示せ
ず)が転勤自在に配置されている。また、ボールレース
16はH方向に対して底辺に傾斜を持たせてあり、ボー
ルレース16の深さが徐々(こ増ずように形成されてい
る、斯かる構成においてコイル13を励磁すると回転子
14は矢印1方向に引寄せられ、このとき回転子14は
ボールレース16の深さの深いH方向に回動する。コイ
ル13を無励磁にすると、不図示の復帰ばねによって回
転子14はH方向と反対の方向に回動して元の位置に戻
る。
形状に穿設された消16(ボールレース)が回転子14
の回転方向ト!に延びて形成されており、このボールレ
ース16には回転子14とケース11の間に介在して回
転子14を回転可能に支持する複数個のボール(図示せ
ず)が転勤自在に配置されている。また、ボールレース
16はH方向に対して底辺に傾斜を持たせてあり、ボー
ルレース16の深さが徐々(こ増ずように形成されてい
る、斯かる構成においてコイル13を励磁すると回転子
14は矢印1方向に引寄せられ、このとき回転子14は
ボールレース16の深さの深いH方向に回動する。コイ
ル13を無励磁にすると、不図示の復帰ばねによって回
転子14はH方向と反対の方向に回動して元の位置に戻
る。
しかしながら、上記従来例においては、以下に示すよう
な問題点が生じていた。
な問題点が生じていた。
第2図に示す従来例においては、プランジャ1aの直線
運動を回転運動に変換するためにリンク2やレバー3の
ようなmtmが必要となり、構成部品の点数が多くなる
。このため構成部品の実装面積が大きくなり、結果的に
装置の小型化を阻む要因になるという問題点が生じてい
た。また、プランジャ1aの吸引動作は復帰ばね6の力
に打勝ってなされなければならず、このため強い力を作
用させているためリバウンドが起こりやすく、また復帰
ばね6によるプランジャ1aの復帰動作においてもリバ
ウンドが起こり易い、従って、プレード5の安定動作が
得にくくなり、紙葉類分離機構に適用した場合等にはジ
ャム等の障害が発生し易いという問題点が生じていた。
運動を回転運動に変換するためにリンク2やレバー3の
ようなmtmが必要となり、構成部品の点数が多くなる
。このため構成部品の実装面積が大きくなり、結果的に
装置の小型化を阻む要因になるという問題点が生じてい
た。また、プランジャ1aの吸引動作は復帰ばね6の力
に打勝ってなされなければならず、このため強い力を作
用させているためリバウンドが起こりやすく、また復帰
ばね6によるプランジャ1aの復帰動作においてもリバ
ウンドが起こり易い、従って、プレード5の安定動作が
得にくくなり、紙葉類分離機構に適用した場合等にはジ
ャム等の障害が発生し易いという問題点が生じていた。
また、第3図に示す従来例においては、直線運動を回転
運動に変換するための機構は不要であり構成部品の点数
は少ないものの、ロータリソレノイド10の製作に際し
てボールレース16の加工等に高い加工精度が要求され
て、製作の困難性が高く、このため価格が高くなるとい
う問題点が生じていた。さらに、復帰ばねに抗して回転
運動をさせているため、回転速度が遅く、紙葉類分離機
構に適用した場合等には分離処理速度が低下するという
問題点が生じていた。
運動に変換するための機構は不要であり構成部品の点数
は少ないものの、ロータリソレノイド10の製作に際し
てボールレース16の加工等に高い加工精度が要求され
て、製作の困難性が高く、このため価格が高くなるとい
う問題点が生じていた。さらに、復帰ばねに抗して回転
運動をさせているため、回転速度が遅く、紙葉類分離機
構に適用した場合等には分離処理速度が低下するという
問題点が生じていた。
そこで本発明は従来技術の上記した問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、リバウ
ンドが小さく高速動作が可能で、小型で低価格なロータ
リアクチユニ=りを提供することにある。
めになされたもので、その目的とするところは、リバウ
ンドが小さく高速動作が可能で、小型で低価格なロータ
リアクチユニ=りを提供することにある。
上記の目的を達成するために、第一の発明に係るロータ
リアクチュエータは、ケースと、上記ケースに回動可能
に支持されるシャフトと、上記シャフトを中心に放射方
向に延びる巻線部を有する可動コイルと、上記可動コイ
ルを上記シャフトに支持し、上記可動コイルに作用する
力を上記シャフトの回転力に変換する支持部材と、上記
可動コイルの移動方向にN極とsiとを交互に配置する
と共に、上記可動コイルを挾むように異極を対向させて
配置して、上記可動コイルの上記巻線部と交差する磁束
を形成する磁石と、上記可動コイルの上記巻線部が上記
磁石により形成される磁束の外に出ないように上記シャ
フトの回動範囲を制限する回動制限手段と、上記可動コ
イルに電流を流す駆動手段とを有することを特徴として
いる。
リアクチュエータは、ケースと、上記ケースに回動可能
に支持されるシャフトと、上記シャフトを中心に放射方
向に延びる巻線部を有する可動コイルと、上記可動コイ
ルを上記シャフトに支持し、上記可動コイルに作用する
力を上記シャフトの回転力に変換する支持部材と、上記
可動コイルの移動方向にN極とsiとを交互に配置する
と共に、上記可動コイルを挾むように異極を対向させて
配置して、上記可動コイルの上記巻線部と交差する磁束
を形成する磁石と、上記可動コイルの上記巻線部が上記
磁石により形成される磁束の外に出ないように上記シャ
フトの回動範囲を制限する回動制限手段と、上記可動コ
イルに電流を流す駆動手段とを有することを特徴として
いる。
また、第二の発明に係るロータリアクチュエータは、ケ
ースと、上記ケースに回動可能に支持されるシャフトと
、上記シャフトを中心に放射方向に延びる巻線部を有す
る可動コイルと、上記可動コイルを上記シャフトに支持
し、上記可動コイルに作用する力を上記シャフトの回転
力に変換する支持部材と、上記可動コイルの移動方向に
N極とS極とを交互に配置すると共に、上記可動コイル
を挾むように異極を対向させて配置して、上記可動コイ
ルの上記巻線部と交差する磁束を形成する磁石と、上記
可動コイルの上記巻線部が上記磁石により形成される磁
束の外に出ないように上記シャフトの回動範囲を制限す
る回動制限手段と、上記可動コイルの双方向に電流を流
すことが可能な駆動手段と、上記可動コイルの位置を記
憶し、上記駆動手段によりこの位置情報に基づいた方向
の電流を上記可動コイルに流す制御を行う制御手段とを
有することを特徴としている。
ースと、上記ケースに回動可能に支持されるシャフトと
、上記シャフトを中心に放射方向に延びる巻線部を有す
る可動コイルと、上記可動コイルを上記シャフトに支持
し、上記可動コイルに作用する力を上記シャフトの回転
力に変換する支持部材と、上記可動コイルの移動方向に
N極とS極とを交互に配置すると共に、上記可動コイル
を挾むように異極を対向させて配置して、上記可動コイ
ルの上記巻線部と交差する磁束を形成する磁石と、上記
可動コイルの上記巻線部が上記磁石により形成される磁
束の外に出ないように上記シャフトの回動範囲を制限す
る回動制限手段と、上記可動コイルの双方向に電流を流
すことが可能な駆動手段と、上記可動コイルの位置を記
憶し、上記駆動手段によりこの位置情報に基づいた方向
の電流を上記可動コイルに流す制御を行う制御手段とを
有することを特徴としている。
さらに、第三の発明に係るロータリアクチュエータは、
ケースと、上記ケースに回動可能に支持されるシャフト
と、上記シャフトを中心に放射方向に延びる巻線部を有
する可動コイルと、上記可動コイルを上記シャフトに支
持し、上記可動コイルに作用する力を上記シャフトの回
転力に変換する支持部材と、上記可動コイルの移動方向
にN極とS極とを交互に配置すると共に、上記可動コイ
ルを挾むように異極を対向させて配置して、上記可動コ
イルの上記巻線部と交差する磁束を形成する磁石と、上
記可動コイルの上記巻線部が上記磁石により形成される
磁束の外に出ないように上記シャフトの回動範囲を制限
する回動制限手段と、上記支持部材の回動方向の端部に
備えられる可動磁石と上記ケースに備えられ上記可動磁
石に対向する固定磁石よりなり、上記可動磁石または上
記固定磁石の少なくとも一方を電磁石としな回動補助手
段と、上記可動コイルと上記電磁石に備えられたコイル
とに電流を流す駆動手段とを有することを特徴としてい
る。
ケースと、上記ケースに回動可能に支持されるシャフト
と、上記シャフトを中心に放射方向に延びる巻線部を有
する可動コイルと、上記可動コイルを上記シャフトに支
持し、上記可動コイルに作用する力を上記シャフトの回
転力に変換する支持部材と、上記可動コイルの移動方向
にN極とS極とを交互に配置すると共に、上記可動コイ
ルを挾むように異極を対向させて配置して、上記可動コ
イルの上記巻線部と交差する磁束を形成する磁石と、上
記可動コイルの上記巻線部が上記磁石により形成される
磁束の外に出ないように上記シャフトの回動範囲を制限
する回動制限手段と、上記支持部材の回動方向の端部に
備えられる可動磁石と上記ケースに備えられ上記可動磁
石に対向する固定磁石よりなり、上記可動磁石または上
記固定磁石の少なくとも一方を電磁石としな回動補助手
段と、上記可動コイルと上記電磁石に備えられたコイル
とに電流を流す駆動手段とを有することを特徴としてい
る。
第一の発明においては、ケースに対して回動可能に支持
されるシャフトに支持部材を介して可動コイルを備え、
この可動コイルがシャフトを中心にして放射方向に延び
る巻線部を有するように梢成している。また、可動コイ
ルの近傍には、可動コイルの移動方向にN極とS極とを
交互に配置すると共にこの可動コイルを挾むように異極
を対向させて配置した磁石が備えられており、上記可動
コイルの上記巻線部と交差する磁束を形成している。従
って、駆動手段により可動コイルに電流を流すと上記巻
線部の電流は磁石が形成する磁束と交差する方向に流れ
ることとなり、可動コイルにはフレミングの左手の法則
に従って上記電流方向と上記磁束の方向の双方に直交す
る方向に、電流値と上記電流に直交する磁束の強さの成
分に応じた大きさの力が作用する。よって、支持部材は
その自由端側を可動コイルとともに移動させて、シャフ
トを回動させ、このシャフトを介して回転力を外部に出
力する。尚、回動制限手段は可動コイルの上記巻線部が
磁石により形成される磁束の外に出ないよう支持部材の
移動範囲を規制して、シャフトの回動範囲を制限する機
能を果たす。
されるシャフトに支持部材を介して可動コイルを備え、
この可動コイルがシャフトを中心にして放射方向に延び
る巻線部を有するように梢成している。また、可動コイ
ルの近傍には、可動コイルの移動方向にN極とS極とを
交互に配置すると共にこの可動コイルを挾むように異極
を対向させて配置した磁石が備えられており、上記可動
コイルの上記巻線部と交差する磁束を形成している。従
って、駆動手段により可動コイルに電流を流すと上記巻
線部の電流は磁石が形成する磁束と交差する方向に流れ
ることとなり、可動コイルにはフレミングの左手の法則
に従って上記電流方向と上記磁束の方向の双方に直交す
る方向に、電流値と上記電流に直交する磁束の強さの成
分に応じた大きさの力が作用する。よって、支持部材は
その自由端側を可動コイルとともに移動させて、シャフ
トを回動させ、このシャフトを介して回転力を外部に出
力する。尚、回動制限手段は可動コイルの上記巻線部が
磁石により形成される磁束の外に出ないよう支持部材の
移動範囲を規制して、シャフトの回動範囲を制限する機
能を果たす。
また、第二の発明においては、可動コイルの双方向に電
流を流すことが可能な駆動手段と、可動コイルの位置を
記憶し可動コイルに流れる電流の方向を制御する制御手
段とを備えたことによって、記憶された可動コイルの位
置に基づいて可動コイルに流す電流の方向を設定できる
。よって、可動コイルには双方向の力を選択して作用さ
せることができるので、シャフトをいずれの方向にも回
動させることができる。
流を流すことが可能な駆動手段と、可動コイルの位置を
記憶し可動コイルに流れる電流の方向を制御する制御手
段とを備えたことによって、記憶された可動コイルの位
置に基づいて可動コイルに流す電流の方向を設定できる
。よって、可動コイルには双方向の力を選択して作用さ
せることができるので、シャフトをいずれの方向にも回
動させることができる。
さらに、第三の発明においては、支持部材の回動方向の
端部に可動磁石を備えると共にケースの可動磁石対向位
置に固定磁石を備え、この可動磁石または固定磁石の少
なくとも一方を電磁石として回動補助手段を梢成し、駆
動手段により可動コイルと上記電磁石に備えられたコイ
ルとに電流を流すようにしている。従って、フレミング
の左手の法則に従って可動コイルに力をイヤ用させるだ
けではなく、回動補助手段の可動磁石と固定磁石の間に
作用する吸引力または反発力により支持部材に力を作用
させることができるので、支持部材を一層速く動作させ
る機能を有する。また、可動磁石を固定磁石に保持固定
できるようにしたので、双方向保持型で且つリバウンド
の少ない高速動作を実現できる。
端部に可動磁石を備えると共にケースの可動磁石対向位
置に固定磁石を備え、この可動磁石または固定磁石の少
なくとも一方を電磁石として回動補助手段を梢成し、駆
動手段により可動コイルと上記電磁石に備えられたコイ
ルとに電流を流すようにしている。従って、フレミング
の左手の法則に従って可動コイルに力をイヤ用させるだ
けではなく、回動補助手段の可動磁石と固定磁石の間に
作用する吸引力または反発力により支持部材に力を作用
させることができるので、支持部材を一層速く動作させ
る機能を有する。また、可動磁石を固定磁石に保持固定
できるようにしたので、双方向保持型で且つリバウンド
の少ない高速動作を実現できる。
〔実施例〕 ゛
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第1
図は本発明に係るロータリアクチュエータの一実施例を
示す外観斜視図、第5図は同実施例の要部を示す平面図
、第6図は同実施例を第5図のv−v線方向から見た場
合の断面図、第7図は同実施例の分解斜視図である0図
において、21は下側ケース、22は上側ケース、21
a及び21bは下側ケース21の内側に突設して形成さ
れたポールピース、25a及び25bはポールピース2
1a、21bの外周に備えられた固定コイル、23及び
24は永久磁石であり、以上でロータリアクチュエータ
20の固定部を大略構成している。また、26aは可動
コイル、26bは支持部材、26cはシャフト、26d
及び26eは支持部材26bの両側部に取付けられた可
動磁石であり、以上でロータリアクチュエータ20の可
動部26を大略構成している。尚、27はシャフト26
cを上側ケース22に回動自在に支持する軸受である。
図は本発明に係るロータリアクチュエータの一実施例を
示す外観斜視図、第5図は同実施例の要部を示す平面図
、第6図は同実施例を第5図のv−v線方向から見た場
合の断面図、第7図は同実施例の分解斜視図である0図
において、21は下側ケース、22は上側ケース、21
a及び21bは下側ケース21の内側に突設して形成さ
れたポールピース、25a及び25bはポールピース2
1a、21bの外周に備えられた固定コイル、23及び
24は永久磁石であり、以上でロータリアクチュエータ
20の固定部を大略構成している。また、26aは可動
コイル、26bは支持部材、26cはシャフト、26d
及び26eは支持部材26bの両側部に取付けられた可
動磁石であり、以上でロータリアクチュエータ20の可
動部26を大略構成している。尚、27はシャフト26
cを上側ケース22に回動自在に支持する軸受である。
上記構成について第7図に基づき詳細に説明する、先ず
、固定部について説明すると、下側ケース21の両側部
には側板21c、21dが立設されており、側板21c
、21dの上端部には突起部21eと21fが形成され
ている。一方、上側ケース22には孔22bと22cと
が形成されてあり、上記側板21c、21dの突起部2
1e、21fを孔22b、22cに嵌合させてケースを
構成している。下側ケース21には永久磁石23が接着
剤等により固着されており、同様に上側ケース22には
永久磁石24が接着剤等により固着されている。永久磁
石23は可動部26の移動方向(第5図のY方向に当る
)に対してS極とN極の順に着磁され、永久磁石24は
可動部26の移動方向にN極とS@の順に着磁されてい
て、且つ永久磁石23と永久磁石24とは可動コイル2
6aを挾むように互いに異極を対向させて配置されてい
る。また、下側ケース21の側板21c、21dの内面
にはポールピース21a、21bが突設して形成されて
あり、ポールピース21a、21bの外周には固定コイ
ル25a、25bが取り付けられる。ここで、ポールピ
ース21a、21bは鉄などの磁性体により形成されて
いて、固定コイル25a、25bに電流を流ずことによ
り、電磁石として機能する。一方、上側ケース22には
孔22aが形成されており、孔22aには可動部26の
シャツl〜26cを支持する軸受27が嵌合されている
。
、固定部について説明すると、下側ケース21の両側部
には側板21c、21dが立設されており、側板21c
、21dの上端部には突起部21eと21fが形成され
ている。一方、上側ケース22には孔22bと22cと
が形成されてあり、上記側板21c、21dの突起部2
1e、21fを孔22b、22cに嵌合させてケースを
構成している。下側ケース21には永久磁石23が接着
剤等により固着されており、同様に上側ケース22には
永久磁石24が接着剤等により固着されている。永久磁
石23は可動部26の移動方向(第5図のY方向に当る
)に対してS極とN極の順に着磁され、永久磁石24は
可動部26の移動方向にN極とS@の順に着磁されてい
て、且つ永久磁石23と永久磁石24とは可動コイル2
6aを挾むように互いに異極を対向させて配置されてい
る。また、下側ケース21の側板21c、21dの内面
にはポールピース21a、21bが突設して形成されて
あり、ポールピース21a、21bの外周には固定コイ
ル25a、25bが取り付けられる。ここで、ポールピ
ース21a、21bは鉄などの磁性体により形成されて
いて、固定コイル25a、25bに電流を流ずことによ
り、電磁石として機能する。一方、上側ケース22には
孔22aが形成されており、孔22aには可動部26の
シャツl〜26cを支持する軸受27が嵌合されている
。
次に、可動部26について説明する。可動部26は上側
ケース22に備えられた軸受27に回動可能に支持され
たシャフト26cに以下の部材を備えて構成されている
。シャフト26cには板状の支持部材26bが取付けら
れ、この支持部材26bの自由端側には可動コイル26
aが取付けられている。尚、シャフト26cは第6図に
示すように、その下端に円球26gを突設させた状態で
埋設させてあり、この円球26gの先端部に下側ケース
21に備えられたばね29を当ててシャフト26cを上
方に付勢せしめている。このように、シャフト26cを
上方に付勢せしめることにより可動コイル26aは永久
磁石23と24との開の適当な位置に、シャフト26c
長さ方向に多少の自由度を保ちつつ保持されることとな
る。尚、円球26gは対摩耗性に富んだ材料で形成され
ており、軸受27と共にシャフト26cの回動中心とな
る。
ケース22に備えられた軸受27に回動可能に支持され
たシャフト26cに以下の部材を備えて構成されている
。シャフト26cには板状の支持部材26bが取付けら
れ、この支持部材26bの自由端側には可動コイル26
aが取付けられている。尚、シャフト26cは第6図に
示すように、その下端に円球26gを突設させた状態で
埋設させてあり、この円球26gの先端部に下側ケース
21に備えられたばね29を当ててシャフト26cを上
方に付勢せしめている。このように、シャフト26cを
上方に付勢せしめることにより可動コイル26aは永久
磁石23と24との開の適当な位置に、シャフト26c
長さ方向に多少の自由度を保ちつつ保持されることとな
る。尚、円球26gは対摩耗性に富んだ材料で形成され
ており、軸受27と共にシャフト26cの回動中心とな
る。
また、可動コイル26aはシャフト26cを中心にして
放射方向に延びる巻線部26aaと26abとを有して
おり、これら巻線部26aaと26abとは上記永久磁
石23.24が作る磁束と交差する方向に延びている。
放射方向に延びる巻線部26aaと26abとを有して
おり、これら巻線部26aaと26abとは上記永久磁
石23.24が作る磁束と交差する方向に延びている。
長線部26aaと長線部26abとは一方が(例えば2
6aa)が永久磁石23及び24の対向する一対の異極
(例えば永久磁石23のS極と24のN極)間に位置す
るとき、他方(26ab)は同じ一対の異極間には存在
しないという寸法関係を有している。そして、本実施例
では可動コイル26aのリード線は上記固定コイル25
a、25bのリード線と直列に接続されていて、後に示
す駆動回路により同時に電流が流される。
6aa)が永久磁石23及び24の対向する一対の異極
(例えば永久磁石23のS極と24のN極)間に位置す
るとき、他方(26ab)は同じ一対の異極間には存在
しないという寸法関係を有している。そして、本実施例
では可動コイル26aのリード線は上記固定コイル25
a、25bのリード線と直列に接続されていて、後に示
す駆動回路により同時に電流が流される。
さらに、支持部材26bの自由端側の両側部であって、
ケース21のポールピース21a、21bに対向する位
置には消26dが形成されており、清26dには可動磁
石26e、26fが固着されている。よって、可動部2
6はその回動に際して可動磁石26e、26fをポール
ピース21a、21bに当接させるので、シャフト26
cの回動範囲は可動磁石26e、26fの当接によって
制限されることとなる。従って、本実施例ではポールピ
ース21a、21bと支持部材26bの可動磁石26e
、26fでシャフト26cの回動範囲制限手段を構成し
ている。さらにまた、本実施例ではポールピース21a
、21bと固定コイル25a、25bで構成される電磁
石と、この電磁石に対向する可動磁石26e、26fに
よって回動補助手段を構成している。
ケース21のポールピース21a、21bに対向する位
置には消26dが形成されており、清26dには可動磁
石26e、26fが固着されている。よって、可動部2
6はその回動に際して可動磁石26e、26fをポール
ピース21a、21bに当接させるので、シャフト26
cの回動範囲は可動磁石26e、26fの当接によって
制限されることとなる。従って、本実施例ではポールピ
ース21a、21bと支持部材26bの可動磁石26e
、26fでシャフト26cの回動範囲制限手段を構成し
ている。さらにまた、本実施例ではポールピース21a
、21bと固定コイル25a、25bで構成される電磁
石と、この電磁石に対向する可動磁石26e、26fに
よって回動補助手段を構成している。
尚、回動範囲制限手段としては上記構成に限らず支持部
材26bの適当な位置に突き当たる他の部材をケース側
に設けた構成としてもよい、この場合には突き当て部材
の材質を自由に選択できるので、突き当て時の騒音やリ
バウンドの低下を図ることも可能となる。
材26bの適当な位置に突き当たる他の部材をケース側
に設けた構成としてもよい、この場合には突き当て部材
の材質を自由に選択できるので、突き当て時の騒音やリ
バウンドの低下を図ることも可能となる。
また、上記説明では回動補助手段を構成する電磁石をケ
ース側に備えた場合について説明したが、電磁石を可動
部26111に備えることも可能である。
ース側に備えた場合について説明したが、電磁石を可動
部26111に備えることも可能である。
さらに、回動補助手段を構成する電磁石と可動磁石26
e、26fを支持部材26bの両端に備えた場合につい
て説明したが、これには限定されず、いずれか一端のみ
に備えてもよい。
e、26fを支持部材26bの両端に備えた場合につい
て説明したが、これには限定されず、いずれか一端のみ
に備えてもよい。
次に、ロータリアクチュエータ20の動作について第5
図及び第8図に基づいて説明する。第8図はロータリア
クチュエータ20の動作原理を示す説明図であり、同図
(a)は第5図に示された可動コイル26aの位置と同
位置の場合を、同図(b)は第5図に示された可動コイ
ル26aの位置と反対側の位置の場合を示している。ま
た、同図において、記号0と記号■とは電流の方向を示
しており、記号0は紙面から手前方向に電流が流れてい
る状態を、記号■は紙面に向かって電流が流れている状
態を示している。同図に示すように、シャフト26cを
中心に放射方向に延びる可動コイル26aの巻線部26
aaと26abは、永久磁石23と24によって形成さ
れる磁束の内の一方を巻線部26aaが交差していると
きに、他方を巻線部26abが交差するように構成され
ている。従って、同図(a)の位置(以下右端位置と称
する)にあるときには、図示した方向に電流を流すこと
によって巻線部26aaと26abにフレミングの左手
の法則による矢印X方向の力を作用させることができる
。また、同図(b)の位置(以下左端位置と称する)に
あるときには、図示した方向に電流を流すことによって
巻線部26aaと26abに矢印Y方向の力を作用させ
ることができる。
図及び第8図に基づいて説明する。第8図はロータリア
クチュエータ20の動作原理を示す説明図であり、同図
(a)は第5図に示された可動コイル26aの位置と同
位置の場合を、同図(b)は第5図に示された可動コイ
ル26aの位置と反対側の位置の場合を示している。ま
た、同図において、記号0と記号■とは電流の方向を示
しており、記号0は紙面から手前方向に電流が流れてい
る状態を、記号■は紙面に向かって電流が流れている状
態を示している。同図に示すように、シャフト26cを
中心に放射方向に延びる可動コイル26aの巻線部26
aaと26abは、永久磁石23と24によって形成さ
れる磁束の内の一方を巻線部26aaが交差していると
きに、他方を巻線部26abが交差するように構成され
ている。従って、同図(a)の位置(以下右端位置と称
する)にあるときには、図示した方向に電流を流すこと
によって巻線部26aaと26abにフレミングの左手
の法則による矢印X方向の力を作用させることができる
。また、同図(b)の位置(以下左端位置と称する)に
あるときには、図示した方向に電流を流すことによって
巻線部26aaと26abに矢印Y方向の力を作用させ
ることができる。
さらに、本実施例においては、可動コイル26aに電流
を流すと、同時に回動補助手段の固定コイル25a、2
5bにも電流が流れ支持部材26bの回動方向に矢印X
方向または矢印Y方向の力を作用させて、支持部材26
bの回動動作を補助する。即ち、巻線部26aaと26
abに矢印X方向の力を作用させるときには、可動磁石
26eと電磁石として働くポールピース21aとの間に
吸引力を働かせると共に、可動磁石26fと電磁石とし
て働くポールピース21bとの間に反発力を働かせるよ
うな方向に固定コイル25a、25の電流を流している
。従って、可動部26が右端位置から左端位置(矢印X
方向)に移動するときには、可動コイル26aに作用す
る力に加えて回動補助手段による力が作用するので、可
動部26の回動動作が極めて速くなる。また、可動部2
6を左端位置から右端位置(矢印Y方向)に移動すると
きにも同様に回動補助手段による力を作用させて、可動
部26の回動動作を速くさせることができる。また、左
端位置または右端位置のいずれに停止している場合にお
いては、可動コイル25a、25bに保持電流を流さな
いで可動磁石によりポールピースを吸引させておけるの
で、可動部26を一定の位置に固定保持しておくことが
できる。 。
を流すと、同時に回動補助手段の固定コイル25a、2
5bにも電流が流れ支持部材26bの回動方向に矢印X
方向または矢印Y方向の力を作用させて、支持部材26
bの回動動作を補助する。即ち、巻線部26aaと26
abに矢印X方向の力を作用させるときには、可動磁石
26eと電磁石として働くポールピース21aとの間に
吸引力を働かせると共に、可動磁石26fと電磁石とし
て働くポールピース21bとの間に反発力を働かせるよ
うな方向に固定コイル25a、25の電流を流している
。従って、可動部26が右端位置から左端位置(矢印X
方向)に移動するときには、可動コイル26aに作用す
る力に加えて回動補助手段による力が作用するので、可
動部26の回動動作が極めて速くなる。また、可動部2
6を左端位置から右端位置(矢印Y方向)に移動すると
きにも同様に回動補助手段による力を作用させて、可動
部26の回動動作を速くさせることができる。また、左
端位置または右端位置のいずれに停止している場合にお
いては、可動コイル25a、25bに保持電流を流さな
いで可動磁石によりポールピースを吸引させておけるの
で、可動部26を一定の位置に固定保持しておくことが
できる。 。
次に、ロータリアクチュエータ20の制御動作について
説明する。第9図はロータリアクチュエータ20の動作
回路を示す回路図、第10図はこの動作回路における信
号波形図である。この動作回路においては、制御部30
から制御信号線Jに制御信号として論理値1(以下制御
信号1と称する)が出力され、制御信号線Kには制御信
号として論理値0(以下制御信号0と称する)が出力さ
れる。すると、トランジスタTriとトランジスタTr
4とがオン状態となり、トランジスタTr2とトランジ
スタ]゛r3とがオフ状態となる。従って、固定コイル
25a、25b及び可動コイル26aには矢印し方向の
駆動電流が流れ可動コイル26aは固定コイル25aの
位置する方向即ち第8図(a)に示す右端位置から矢印
X方向に移動する。逆に、制御部30から制御信号線J
に制御信号Oが出力され、制御信号線Kに制御信号1が
出力されると、トランジスタTr1とトランジスタTr
4とがオフ状態となり、トランジスタTr2とトランジ
スタTr3とがオン状態となり、固定コイル25a、2
5b及び可動コイル26aには矢印M方向の駆動電流が
流れ可動コイル26aは固定コイル25bの位置する方
向即ち第8図(bンに示す左端位置から矢印Y方向に移
動する。
説明する。第9図はロータリアクチュエータ20の動作
回路を示す回路図、第10図はこの動作回路における信
号波形図である。この動作回路においては、制御部30
から制御信号線Jに制御信号として論理値1(以下制御
信号1と称する)が出力され、制御信号線Kには制御信
号として論理値0(以下制御信号0と称する)が出力さ
れる。すると、トランジスタTriとトランジスタTr
4とがオン状態となり、トランジスタTr2とトランジ
スタ]゛r3とがオフ状態となる。従って、固定コイル
25a、25b及び可動コイル26aには矢印し方向の
駆動電流が流れ可動コイル26aは固定コイル25aの
位置する方向即ち第8図(a)に示す右端位置から矢印
X方向に移動する。逆に、制御部30から制御信号線J
に制御信号Oが出力され、制御信号線Kに制御信号1が
出力されると、トランジスタTr1とトランジスタTr
4とがオフ状態となり、トランジスタTr2とトランジ
スタTr3とがオン状態となり、固定コイル25a、2
5b及び可動コイル26aには矢印M方向の駆動電流が
流れ可動コイル26aは固定コイル25bの位置する方
向即ち第8図(bンに示す左端位置から矢印Y方向に移
動する。
第11図は本実施例の電源投入時の動作を示すフローチ
ャート、第12図は通常動作時のフローチャートであり
、同図に基づいて、ロータリアクチュエータ20の制御
動作についてさらに詳細に説明する。先ず、第11図の
ステップ1において、制御部30に電源が投入されると
、ステップ2で制御部30から制御信号線Kには制御信
号0が出力され、次にステップ3において制御信号線J
には制御信号lが出力される。すると、トランジスタT
riと]r4がオン状態となり、トランジスタTr2と
Tr3がオフ状態となって、可動コイル26aは矢印X
方向に移動する。このときステップ4で制御部30に内
蔵されたタイマ30aに一部 所定時間がセットされる。ここで、タイマ30aにセッ
トされる時間は第10図に示される時間t1と時間t3
であり、この時間は可動コイル26aが矢印X方向また
は矢印Y方向に移動するのに十分な長さに設定されてい
る。ステップ5で上記所定時間が経過したと判断される
と、ステップ6で制御信号線Jに制御信号Oが出力され
る。この時トランジスタTr1とTr4がオフ状態とな
って、コイル25a、25b及び26aには電流が流れ
なくなるが、可動コイル26aは既に矢印X方向への移
動を完了しており左端位置にあり可動磁石26eとポー
ルピース21aを吸着させているので、可動コイル26
aは左端位置を保持し続ける。さらに、制御部30は可
動部26の位置が左端位置にあるかを右端位置にあるか
を位置フラグにより記憶でき、ステップ7において可動
部26は左端位置あるので位置フラグをたてる。
ャート、第12図は通常動作時のフローチャートであり
、同図に基づいて、ロータリアクチュエータ20の制御
動作についてさらに詳細に説明する。先ず、第11図の
ステップ1において、制御部30に電源が投入されると
、ステップ2で制御部30から制御信号線Kには制御信
号0が出力され、次にステップ3において制御信号線J
には制御信号lが出力される。すると、トランジスタT
riと]r4がオン状態となり、トランジスタTr2と
Tr3がオフ状態となって、可動コイル26aは矢印X
方向に移動する。このときステップ4で制御部30に内
蔵されたタイマ30aに一部 所定時間がセットされる。ここで、タイマ30aにセッ
トされる時間は第10図に示される時間t1と時間t3
であり、この時間は可動コイル26aが矢印X方向また
は矢印Y方向に移動するのに十分な長さに設定されてい
る。ステップ5で上記所定時間が経過したと判断される
と、ステップ6で制御信号線Jに制御信号Oが出力され
る。この時トランジスタTr1とTr4がオフ状態とな
って、コイル25a、25b及び26aには電流が流れ
なくなるが、可動コイル26aは既に矢印X方向への移
動を完了しており左端位置にあり可動磁石26eとポー
ルピース21aを吸着させているので、可動コイル26
aは左端位置を保持し続ける。さらに、制御部30は可
動部26の位置が左端位置にあるかを右端位置にあるか
を位置フラグにより記憶でき、ステップ7において可動
部26は左端位置あるので位置フラグをたてる。
次に、第12図により通常動作について説明する。先ず
、ステップ8でロータリアクチュエータ20の動作指示
が不図示の操作パネルにより制御部30に入力されると
、ステップ9においてこの動作指示が可動部26を矢印
X方向に移動させる指示か、矢印Y方向に移動させる指
示かの判断をする。矢印X方向に移動させる場合にはス
テップ10に至り、可動部26の位置を示す位置フラグ
が立っているか否かを判断する。ここで位置フラグが立
っているときには可動部26の位置は既に左端位置にあ
るので制御部30からは制御信号は出力されず、可動部
26は動作されない、また、可動部26が右端位置にあ
るか矢印Y方向に位置しているときには位置フラグが立
っていないので制御部30から制御信号が出力され、駆
動回路が動作する。即ち、ステップ10において位置フ
ラグセットされていない場合には、ステップ11におい
て制御部30から制御信号線Jに制御信号1を出力し、
可動部26は右端位置から矢印X方向に移動する。タイ
マ30aにセットした時間が経過すると可動部26は矢
印X方向に移動を完了し、ステップ14にて制御部30
は制御信号線Jに制御信号0を出力し、トランジスタT
riと1’ r 4の動作状態をオフ状態にして駆動回
路の動作を停止すると共に、位置フラグをセラ1−する
。
、ステップ8でロータリアクチュエータ20の動作指示
が不図示の操作パネルにより制御部30に入力されると
、ステップ9においてこの動作指示が可動部26を矢印
X方向に移動させる指示か、矢印Y方向に移動させる指
示かの判断をする。矢印X方向に移動させる場合にはス
テップ10に至り、可動部26の位置を示す位置フラグ
が立っているか否かを判断する。ここで位置フラグが立
っているときには可動部26の位置は既に左端位置にあ
るので制御部30からは制御信号は出力されず、可動部
26は動作されない、また、可動部26が右端位置にあ
るか矢印Y方向に位置しているときには位置フラグが立
っていないので制御部30から制御信号が出力され、駆
動回路が動作する。即ち、ステップ10において位置フ
ラグセットされていない場合には、ステップ11におい
て制御部30から制御信号線Jに制御信号1を出力し、
可動部26は右端位置から矢印X方向に移動する。タイ
マ30aにセットした時間が経過すると可動部26は矢
印X方向に移動を完了し、ステップ14にて制御部30
は制御信号線Jに制御信号0を出力し、トランジスタT
riと1’ r 4の動作状態をオフ状態にして駆動回
路の動作を停止すると共に、位置フラグをセラ1−する
。
一方、ステップ9においてNOと判断されたならば、矢
印Y方向の動作指示と判断してステップ16へ至り、こ
こで位置フラグがセットされていないときには駆動回路
は駆動せず、位置フラグがセットされているときにはス
テップ17で制御部30から制御信号線Kに制御信号1
を出力し、可動部26を矢印X方向から矢印Y方向に移
動する。
印Y方向の動作指示と判断してステップ16へ至り、こ
こで位置フラグがセットされていないときには駆動回路
は駆動せず、位置フラグがセットされているときにはス
テップ17で制御部30から制御信号線Kに制御信号1
を出力し、可動部26を矢印X方向から矢印Y方向に移
動する。
可動部26が矢印Y方向に完全に移動したならばステッ
プ20で制御部30は制御信号線Kに制御信号0を出力
してトランジスタTr2とTr3をオフ状態にし、l!
1 !w1回路の動作を停止すると共に、ステップ21
にて位置フラグをリセットする。
プ20で制御部30は制御信号線Kに制御信号0を出力
してトランジスタTr2とTr3をオフ状態にし、l!
1 !w1回路の動作を停止すると共に、ステップ21
にて位置フラグをリセットする。
このように、位置フラグのセットとリセットに基づいて
可動部26の位置を記憶できると共に、可動部をいづれ
の方向にも動作できるので、復帰ばね等によって可動部
26に特定方向の力を付与する必要はなく、このため高
速動作が可能となる。
可動部26の位置を記憶できると共に、可動部をいづれ
の方向にも動作できるので、復帰ばね等によって可動部
26に特定方向の力を付与する必要はなく、このため高
速動作が可能となる。
第13図は上記実施例を適用した紙葉分離機構の一例を
示す構成図である。同図において、40.41は筐体の
一部を示しており、ロータリアクチュエータ20はねじ
止め孔28に図示しないねじを通して筐体40に固定さ
れている。また、ロータリアクチュエータ20はシャフ
ト26cから回転運動が得られるため、紙葉分離機構の
シャフト4に直接接続することが可能となる。従って、
第2図に示した従来例のように直線運動を回転運動に変
換するための機構が不要となり、装置の構成が簡素化で
きる。さらに、ロータリアクチュエータ20は上記した
ようにリバウンドの極めて少ない構成と成っているので
、ブレード5に安定した動作を与え、しかも立ち上がり
動作が速いのでブレードの高速切り替えが可能となる。
示す構成図である。同図において、40.41は筐体の
一部を示しており、ロータリアクチュエータ20はねじ
止め孔28に図示しないねじを通して筐体40に固定さ
れている。また、ロータリアクチュエータ20はシャフ
ト26cから回転運動が得られるため、紙葉分離機構の
シャフト4に直接接続することが可能となる。従って、
第2図に示した従来例のように直線運動を回転運動に変
換するための機構が不要となり、装置の構成が簡素化で
きる。さらに、ロータリアクチュエータ20は上記した
ようにリバウンドの極めて少ない構成と成っているので
、ブレード5に安定した動作を与え、しかも立ち上がり
動作が速いのでブレードの高速切り替えが可能となる。
尚、上記実施例においては可動コイル26aと固定コイ
ル25a、25bのリード線を直列接続した場合につい
て説明したが、本発明はこれには限定されず、可動コイ
ル26aのリード線と固定コイル25a、25bのリー
ド線とを別々に駆動回路に接続してもよい、但し、この
場合には可動コイル26aの駆動タイミングと励磁時間
及び固定コイル25a、25bの駆動タイミングと励磁
時間駆動や電流値は独立に制御されなければならない。
ル25a、25bのリード線を直列接続した場合につい
て説明したが、本発明はこれには限定されず、可動コイ
ル26aのリード線と固定コイル25a、25bのリー
ド線とを別々に駆動回路に接続してもよい、但し、この
場合には可動コイル26aの駆動タイミングと励磁時間
及び固定コイル25a、25bの駆動タイミングと励磁
時間駆動や電流値は独立に制御されなければならない。
以上説明したように、第一の発明においては、駆動手段
により可動コイルに電流を流すとシャフトを中心に放射
方向に延びる巻線部の電流は磁石が形成する磁束と交差
する方向に流れることとなり、可動コイルにはフレミン
グの左手の法則に従って電流方向と磁束の方向の双方に
直交する方向に力が作用して、シャフトを回動させる。
により可動コイルに電流を流すとシャフトを中心に放射
方向に延びる巻線部の電流は磁石が形成する磁束と交差
する方向に流れることとなり、可動コイルにはフレミン
グの左手の法則に従って電流方向と磁束の方向の双方に
直交する方向に力が作用して、シャフトを回動させる。
この構成ではシャフトを復帰させるためのばね手段など
が不要なので、立ち上がりの速い回動動作が得られる。
が不要なので、立ち上がりの速い回動動作が得られる。
また、ばね手段を用いないことにより、可動部に過大な
力を与える必要はなく、よってリバウンドの少ない動作
を実現できる。さらに、本発明では直接回転運動が得ら
れるのでカムやリンク等のような構成が不要となり、こ
のため構成が簡単になり、小型化及び低価格化が可能に
成るという効果を有する。
力を与える必要はなく、よってリバウンドの少ない動作
を実現できる。さらに、本発明では直接回転運動が得ら
れるのでカムやリンク等のような構成が不要となり、こ
のため構成が簡単になり、小型化及び低価格化が可能に
成るという効果を有する。
また、第二の発明は上記効果に加えて次の効果を有する
。即ち、駆動手段により可動コイルの双方向に電流を流
すことを可能とし、制御手段が可動コイルの位置を記憶
し可動コイルに流れる電流の方向を制御するようにした
ことにより、可動コイルに双方向の力を選択して作用さ
せることができるようにしたので、シャフトの回動方向
を自由に選択できる。よって、シャフトの回動に寄与し
ない無駄な電流を流すことを防止できるという効果を有
する。
。即ち、駆動手段により可動コイルの双方向に電流を流
すことを可能とし、制御手段が可動コイルの位置を記憶
し可動コイルに流れる電流の方向を制御するようにした
ことにより、可動コイルに双方向の力を選択して作用さ
せることができるようにしたので、シャフトの回動方向
を自由に選択できる。よって、シャフトの回動に寄与し
ない無駄な電流を流すことを防止できるという効果を有
する。
さらに、第三の発明においては、支持部材の回動方向の
端部に可動磁石を備えると共にケースの可動磁石対向位
置に固定磁石を備え、この可動磁石または固定磁石の少
なくとも一方を電磁石とした回動補助手段を備えたので
、駆動時に可動コイルにフレミングの左手の法則による
力を作用させるだけではなく、回動補助手段により可動
磁石と固定磁石の間に吸引力または反発力を作用させる
ことが可能となり、回動力特に起動時の回動力を大きく
することができシャフトの回動動作を一層速くさせるこ
とができる。また、可動磁石を固定磁石により保持固定
することができる双方向保持型としたため、リバウンド
の少ない動作が可能になるという効果を有する。
端部に可動磁石を備えると共にケースの可動磁石対向位
置に固定磁石を備え、この可動磁石または固定磁石の少
なくとも一方を電磁石とした回動補助手段を備えたので
、駆動時に可動コイルにフレミングの左手の法則による
力を作用させるだけではなく、回動補助手段により可動
磁石と固定磁石の間に吸引力または反発力を作用させる
ことが可能となり、回動力特に起動時の回動力を大きく
することができシャフトの回動動作を一層速くさせるこ
とができる。また、可動磁石を固定磁石により保持固定
することができる双方向保持型としたため、リバウンド
の少ない動作が可能になるという効果を有する。
従って、上記した発明を例えば紙葉分’MR′!Rに適
用した場合には小型でジャムの少ない安定した紙葉分離
動作が可能となる。
用した場合には小型でジャムの少ない安定した紙葉分離
動作が可能となる。
第1図は本発明に係るロータリアクチュエータの一実施
例を示す外観斜視図、 第2図は従来の回動動作機構の斜視図 第3図は紙葉分離機構の説明図、 第4図は他の従来例であるロータリソレノイドの一部破
断斜視図、 第5図は本実施例の要部平面図、 第6図は第5図をv−v線方向から見た場合の断面図、 第7図は同実施例の分解斜視図、 第8図は同実施例の動作原理図、 第9図は同実施例の回路図、 第10図は同実施例の制御信号の波形図、第11図は同
実施例の電源投入時のフローチャート、 第12図は同実施例の通常動作時のフローチャー第13
図は同実施例を紙葉分離a梢に適用した場合の斜視図で
ある。 20・・・ロータリアクチュエータ、21・・・下側ケ
ース、22・・・上側ケース、23.24・・・磁石、
25a、25b・・・固定コイル、26・・・可動部、
26a・・・可動コイル、26b・・・支持部材、26
c・・・シャフト、26e、26f・・・可動磁石。 特許出願人 沖電気工業株式会社 代理人 弁理士 前 1) 実 ィ)L 1ミイ少・1 、/免士←、vi iシ〕第
2図 第3図 (a) 7=コー7+ノー)と7−)−ユ 第 わ (b) エータ・ 埋j )゛「 七す月f占 8図 電弛設木片・フO−→−ト 第110 第120
例を示す外観斜視図、 第2図は従来の回動動作機構の斜視図 第3図は紙葉分離機構の説明図、 第4図は他の従来例であるロータリソレノイドの一部破
断斜視図、 第5図は本実施例の要部平面図、 第6図は第5図をv−v線方向から見た場合の断面図、 第7図は同実施例の分解斜視図、 第8図は同実施例の動作原理図、 第9図は同実施例の回路図、 第10図は同実施例の制御信号の波形図、第11図は同
実施例の電源投入時のフローチャート、 第12図は同実施例の通常動作時のフローチャー第13
図は同実施例を紙葉分離a梢に適用した場合の斜視図で
ある。 20・・・ロータリアクチュエータ、21・・・下側ケ
ース、22・・・上側ケース、23.24・・・磁石、
25a、25b・・・固定コイル、26・・・可動部、
26a・・・可動コイル、26b・・・支持部材、26
c・・・シャフト、26e、26f・・・可動磁石。 特許出願人 沖電気工業株式会社 代理人 弁理士 前 1) 実 ィ)L 1ミイ少・1 、/免士←、vi iシ〕第
2図 第3図 (a) 7=コー7+ノー)と7−)−ユ 第 わ (b) エータ・ 埋j )゛「 七す月f占 8図 電弛設木片・フO−→−ト 第110 第120
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ケースと、 上記ケースに回動可能に支持されるシャフトと、上記シ
ャフトを中心に放射方向に延びる巻線部を有する可動コ
イルと、 上記可動コイルを上記シャフトに支持し、上記可動コイ
ルに作用する力を上記シャフトの回転力に変換する支持
部材と、 上記可動コイルの移動方向にN極とS極とを交互に配置
すると共に、上記可動コイルを挾むように異極を対向さ
せて配置して、上記可動コイルの上記巻線部と交差する
磁束を形成する磁石と、上記可動コイルの上記巻線部が
上記磁石により形成される磁束の外に出ないように上記
シャフトの回動範囲を制限する回動制限手段と、 上記可動コイルに電流を流す駆動手段と を有することを特徴とするロータリアクチュエータ。 2、ケースと、 上記ケースに回動可能に支持されるシャフトと、上記シ
ャフトを中心に放射方向に延びる巻線部を有する可動コ
イルと、 上記可動コイルを上記シャフトに支持し、上記可動コイ
ルに作用する力を上記シャフトの回転力に変換する支持
部材と、 上記可動コイルの移動方向にN極とS極とを交互に配置
すると共に、上記可動コイルを挟むように異極を対向さ
せて配置して、上記可動コイルの上記巻線部と交差する
磁束を形成する磁石と、上記可動コイルの上記巻線部が
上記磁石により形成される磁束の外に出ないように上記
シャフトの回動範囲を制限する回動制限手段と、 上記可動コイルの双方向に電流を流すことが可能な駆動
手段と、 上記可動コイルの位置を記憶し、上記駆動手段によりこ
の位置情報に基づいた方向の電流を上記可動コイルに流
す制御を行う制御手段と を有することを特徴とするロータリアクチュエータ。 3、ケースと、 上記ケースに回動可能に支持されるシャフトと、上記シ
ャフトを中心に放射方向に延びる巻線部を有する可動コ
イルと、 上記可動コイルを上記シャフトに支持し、上記可動コイ
ルに作用する力を上記シャフトの回転力に変換する支持
部材と、 上記可動コイルの移動方向にN極とS極とを交互に配置
すると共に、上記可動コイルを挾むように異極を対向さ
せて配置して、上記可動コイルの上記巻線部と交差する
磁束を形成する磁石と、上記可動コイルの上記巻線部が
上記磁石により形成される磁束の外に出ないように上記
シャフトの回動範囲を制限する回動制限手段と、 上記支持部材の回動方向の端部に備えられる可動磁石と
上記ケースに備えられ上記可動磁石に対向する固定磁石
よりなり、上記可動磁石または上記固定磁石の少なくと
も一方を電磁石とした回動補助手段と、 上記可動コイルと上記電磁石に備えられたコイルとに電
流を流す駆動手段と を有することを特徴とするロータリアクチュエータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62319824A JPH0681478B2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-12-17 | ロータリアクチュエータ |
KR1019880000368A KR950006628B1 (ko) | 1987-01-19 | 1988-01-19 | 로터리 액튜에이터 |
US07/147,554 US4870335A (en) | 1987-01-19 | 1988-01-19 | Rotary actuator |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-8164 | 1987-01-19 | ||
JP816487 | 1987-01-19 | ||
JP62319824A JPH0681478B2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-12-17 | ロータリアクチュエータ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6043560A Division JP2603801B2 (ja) | 1987-01-19 | 1994-03-15 | ロータリアクチュエータの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63302754A true JPS63302754A (ja) | 1988-12-09 |
JPH0681478B2 JPH0681478B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=26342631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62319824A Expired - Lifetime JPH0681478B2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-12-17 | ロータリアクチュエータ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4870335A (ja) |
JP (1) | JPH0681478B2 (ja) |
KR (1) | KR950006628B1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5925838A (en) * | 1997-06-11 | 1999-07-20 | Mr. Christmas, Inc. | Musical device with undamped sound |
US6005462A (en) * | 1998-02-24 | 1999-12-21 | Myers; John Leonard | Electromagnetic core-energy actuator |
AUPP712498A0 (en) * | 1998-11-13 | 1998-12-10 | Merlex Corporation Pty Ltd | Electric motor |
GB0405056D0 (en) * | 2004-03-05 | 2004-04-07 | Rue De Int Ltd | Sheet diverter |
DE102007015672B3 (de) * | 2007-03-31 | 2008-11-27 | Fette Gmbh | Vorrichtung für den Ablauf von Preßlingen aus einer Rundläuferpresse |
DE102007047308B4 (de) | 2007-10-02 | 2018-05-24 | Kendrion (Donaueschingen/Engelswies) GmbH | Sendungssortiermaschinen-Antriebsvorrichtung bzw. Verfahren zum Zusammenbauen einer Sendungssortiermaschinen-Antriebsvorrichtung |
US9892837B2 (en) * | 2015-05-21 | 2018-02-13 | Adicep Technologies, Inc | Energy efficient actuator |
US11114231B2 (en) * | 2016-05-16 | 2021-09-07 | Takano Co., Ltd. | Rotary solenoid |
US11705788B2 (en) * | 2020-09-02 | 2023-07-18 | Michael Robert Maurice | Electromagnetic drive unit with hingeably movable coil around magnet with resilient band holding coil to magnet |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55103813U (ja) * | 1978-12-29 | 1980-07-19 | ||
JPS5738379U (ja) * | 1980-08-08 | 1982-03-01 | ||
JPS6077662A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-05-02 | Toshiba Corp | 揺動型アクチユエ−タ |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2547665A (en) * | 1951-04-03 | Expanded scale direct-current meas | ||
US2833989A (en) * | 1958-05-06 | Long scale electrical instruments | ||
US2836796A (en) * | 1958-05-27 | Indicating instrument | ||
US1985082A (en) * | 1934-12-18 | Electrical measuring instrument | ||
US2495858A (en) * | 1941-05-29 | 1950-01-31 | Marti Fritz | Electrical movement for timekeepers |
US2846649A (en) * | 1952-09-26 | 1958-08-05 | Ampatco Lab Corp | Electrical connector |
US2958041A (en) * | 1956-07-03 | 1960-10-25 | Daystrom Inc | Suppressed-zero electrical instrument |
US3056341A (en) * | 1958-05-15 | 1962-10-02 | Polaroid Corp | Photographic shutter mechanism |
CA658853A (en) * | 1958-05-26 | 1963-03-05 | Westinghouse Electric Corporation | Time delay relay |
US4223266A (en) * | 1978-10-02 | 1980-09-16 | General Electric Company | Adjustable spring regulator for setting indicating instrument pointer |
-
1987
- 1987-12-17 JP JP62319824A patent/JPH0681478B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-01-19 US US07/147,554 patent/US4870335A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-19 KR KR1019880000368A patent/KR950006628B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55103813U (ja) * | 1978-12-29 | 1980-07-19 | ||
JPS5738379U (ja) * | 1980-08-08 | 1982-03-01 | ||
JPS6077662A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-05-02 | Toshiba Corp | 揺動型アクチユエ−タ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4870335A (en) | 1989-09-26 |
KR950006628B1 (ko) | 1995-06-19 |
KR890010431A (ko) | 1989-08-08 |
JPH0681478B2 (ja) | 1994-10-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081012 Year of fee payment: 14 |