JP2002110016A - 電磁リレーのための磁気システム - Google Patents

電磁リレーのための磁気システム

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JP2002110016A
JP2002110016A JP2001217813A JP2001217813A JP2002110016A JP 2002110016 A JP2002110016 A JP 2002110016A JP 2001217813 A JP2001217813 A JP 2001217813A JP 2001217813 A JP2001217813 A JP 2001217813A JP 2002110016 A JP2002110016 A JP 2002110016A
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iron core
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Johannes Oberndorfer
オベルンドルファー ヨハネス
Friedrich Plappert
プラパート フリードリッヒ
Elsinger Herbert
エルジンガー ヘルベルト
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Matsushita Electric Works Europe AG
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    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/36Stationary parts of magnetic circuit, e.g. yoke
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイル損失及び漂遊磁束を最小とする。 【解決手段】 電磁リレーのための磁気システムには、
一つの共通のコイル18の全長に亘って互いに平行に延
出する少なくとも2つの鉄心15、16が設けられる。
各鉄心は、アマチュアを動作させる固有の磁気回路の一
部であり、アマチュアはこの磁気回路内に配置されて対
応する接点システムを動作させる。コイル18内部での
鉄心15、16間の間隔は、各鉄心の横断面の最大寸法
よりも小さくして、コイル18にて発生する磁束を最大
限に利用して損失及び漂遊磁束を最小とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁リレー用の磁
気システム、更に詳しくは、少なくとも2つの磁気回路
を有する磁気システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、機械装置、ゲート、炉または医療機器の電源回路に
使用される型式の最近のフェイルセーフ回路において
は、2系統のスイッチングが必要とされて、一系統だけ
を不用意に操作した時に電源回路がオンとなることがな
いようになっている。また、例えば、接点溶着により一
方の系統が不能になった場合でも、他方の系統によって
電源回路をオフにすることが要求される。
【0003】このようなフェイルセーフ回路の一例は、
ドイツ特許公報<DE 4441171C1>に開示さ
れている。この公知の回路は2つのリレーを備え、各リ
レーのコイルが他のリレーの接点に接続されて、2つの
リレーが互いを監視するようにし、両方のリレーが正常
に機能しているときのみに、制御されるべき装置の電源
回路がオンするようにされている。しかしながら、この
公知の回路は2つのリレーを備えることにより複雑なも
のになっている。
【0004】ドイツ特許公報<DE 3705918A
1>は、U字形の鉄心が貫通した単一のコイルを備えた
磁気システムを有する電磁リレーを開示している。鉄心
の一方の脚は2つの部材に分割されることで、コイルの
同じ側に、クラッパー型のアマチュアを夫々備えた2つ
の平行な磁気回路が形成されている。この構成は、一方
のアマチュアが接点溶着を起こした場合に、磁束全体が
このアマチュアを通ることで、コイルが再度通電された
場合に他方のアマチュアが動作しないようにすることを
保証するために意図されたものである。このリレーで
は、2つの回路のスイッチングが幾分か独立して行われ
るものの、上述のフェイルセーフ要求を満足させるには
これらの回路間の分離が十分でない。
【0005】米国特許<US 4、833、435>
は、2つの独立したU字形の鉄心が共通のコイルを通し
て平行に延出する磁気システムを開示している。各鉄心
は個別の磁気回路の一部を構成し、対応する接点対を駆
動するアマチュアが各磁気回路によって動作される。こ
の構成は、接点対の一方が溶着した時に、他方が開くこ
とができるようにすることを意図したものである。この
先行技術での磁気システムでは、コイル損失が高く、こ
れに伴う加熱問題が大きいという欠点がある。
【0006】オーストリア特許<AT 221 148
B>は、シェル型の2部材のヨークによって包囲された
コイルを備えた電磁リレーを開示している。夫々のヨー
ク部材は鉄シートの打ち抜きと曲げ加工によって形成さ
れる。各ヨークには一体の突起が設けられ、これらの突
起がコイル内部を通して互いに平行に延出している。各
ヨーク部材には一つまたはそれ以上のクラッパー型のア
マチュアが設けられ、コイルへの通電によってこれらの
アマチュアが同期して動作する。この型式のリレーは、
上述したフェイルセーフスイッチング回路のための2系
統の動作を目的としておらず、またこれに適合していな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的とするとこ
ろは、電磁リレーのための従来の磁気システムでの欠点
の少なくとも一部を克服することである。更に明確な目
的は、フェイルセーフスイッチング回路への使用に適し
たリレーのための磁気システムを小さいコイル損失で提
供することである。
【0008】この目的を達成するために、本発明は電磁
リレーのための磁気システムを提供するものであり、こ
のシステムは、コイル軸を規定するコイル体と少なくと
も2つの磁気回路を備える。各磁気回路は鉄心とアマチ
ュアとを備えて対応する接点システムを駆動するもので
あって、これらの鉄心同士は磁気的に分離され、コイル
体の全長に亘ってコイル軸に沿って平行に延出する。コ
イル体内部での鉄心間の間隔は、いずれかの鉄心の横断
面の最大寸法よりも小さくされる。
【0009】本明細書において、「鉄心」なる用語は、
磁気システムの要素の内で、リレーを構成する一つまた
は複数のコイルの内側を通して延出する部分「コア」
と、コイルから延出してリレーのアマチュアと共同する
部分「ヨーク」とを含む全体構造を示すものとして使用
される。
【0010】コイル体内部において、鉄心が密に配置さ
れることから、小さなコイル断面すなわち小さなコイル
損失が実現され、このコイル体によって発生する磁束の
本質的に全てが磁気回路に結合されてアマチュアの駆動
に利用されるものであり、かなりの漂遊磁束を無くすこ
とができる。
【0011】驚くべきことに、鉄心を密に配置したこと
にも拘わらず、磁気回路同士は十分に分離されて、フェ
イルセーフスイッチング回路に要求されるように、これ
らの磁気回路によって動作される接点システムを独立さ
せてスイッチングすることができることが判明した 。
【0012】コイル体の横断面が小さいことに起因して
コイル損失が小さくなること、2つ以上の磁気回路によ
る磁束を使用すること、及び漂遊磁束が少なくなること
で、加熱の問題を低減することができるという利点があ
る。
【0013】好ましい実施形態によれば、鉄心の形状及
び相対的な配置が、鉄心の全面積に対する周辺距離の比
が最小となるように設定されている。両鉄心及び鉄心間
の間隔を含む鉄心の全横断面は、好ましくは矩形、理想
的には円形とされて、コイル体により発生する磁束を最
大限に利用する効率を最適なものとしている。
【0014】別の実施形態によれば、磁気回路の夫々
は、コイル軸と各アマチュアによって規定されると共に
コイル軸の回りに等間隔で並んだ平面内に納められる。
これにより、磁束が空間的に一様に分布され、コイル損
失についての最適化が計られる。
【0015】この磁気システムは、各磁気回路に永久磁
石が含まれるような多くのリレー用途に使用される場合
に有用である。
【0016】また、別の実施形態では、各アマチュアは
実質的にH字形となり、コイル軸に垂直 となった支持
軸の回りにピボット回転されるように装着される。ま
た、各アマチュアはH字の平行脚を構成することとなる
2つのアマチュアプレートを備え、永久磁石がこれらの
平行脚間に収める。このため、コイルの磁束を各磁気回
路に結合することが容易となる。
【0017】この実施形態においては、2つの磁気回路
を設けて、夫々のアマチュアの支持軸を同一軸上に配
し、それぞれの永久磁石を異方向に磁化することが好ま
しい。これにより、磁気システムを動作させたときに発
生する力をバランスさせることができる。
【0018】更に他の実施形態において、各磁気回路に
は、C字形の鉄心の両端間でコイル軸に沿って実質的に
平行に延出する永久磁石とアマチュアが備えられ、この
永久磁石は中央磁極とこの中央磁極に対して異なる2つ
の端部磁極を有し、アマチュアは永久磁石の中央部にお
いてピボット可能に装着される。
【0019】他の好ましい実施形態では、4つの磁気回
路が2つの互いに実質的に直交する面内に設けられる。
【0020】本発明の更に他の実施形態では、2つの磁
気回路が設けられ、コイル体としては互いに独立して通
電される2つのコイルが用いられ、両方のコイルが通電
され時のみ2つのアマチュアが動作されるようにアマチ
ュアが配置される。一方のコイルのみに通電したとき
は、動作するとしても一つのアマチュアのみである。リ
レーを備えた電源回路の誤った操作を防止することは、
従来のフェイルセーフ回路と同様にリレー接点を正しく
配線することによって行われる。夫々の磁気回路はほぼ
同様の応答性を有するものの、一方のコイルのみが通電
された場合にはスイッチング動作は行われない。すなわ
ち、不慮の通電によっては、スイッチング動作は行われ
ないものであり、両方のコイルに通電したときのみ両方
のアマチュアが動作するのである。
【0021】夫々接点組を備えたアマチュアが異なる応
答性を持つようにすれば、2つのアマチュアの吸引動作
順序を規定することができるという利点が追加される。
例えば、負荷電流を流すように設定された接点組の動作
用に応答性が低いアマチュアを設けることができる。同
時に、高い応答性のアマチュアが動作するという事実に
よって、誤動作かどうかが検出できる。応答性に差異を
設ける方策としては、異なる磁化またはばね特性、非対
称のコイル巻線、またはこれらの組み合わせが使用でき
る。
【0022】各コイルが同一の磁束を発生するようにな
っている場合は、コイルの巻き方は簡単に行うことがで
きる。一方、異なるコイルを用いれば、リレーを動作状
態に維持するために必要な励磁条件を変えることにな
る。
【0023】更に他の実施形態において、コイルの内の
少なくとも一つは、両方のアマチュアを動作位置に保持
するために十分な磁束を発生するように使用される。こ
の場合、アマチュアに必要な保持電流が低減されるよう
にリレーを動作させることができ、これにより、損失及
び熱の発生を低減させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1(A)は、2つのリレーを使
用した場合を示し、夫々矩形断面の鉄心15、16と、
合成樹脂製のケース17と、コイル18で構成される。
所定の接点システムを動作させるためにコイル18のア
ンペア回数を所定数とし、各鉄心15、16の断面積
(飽和を避けるような寸法に設定)を所定のものとする
ことで、各コイルは500mWの電力を取り出し、合計
1000mWの電力を得る。
【0025】図1(B)は、例えば米国特許4、83
3、435で公知の従来のリレーの場合を示す。この場
合、鉄心15、16との間にかなりの間隔が必要であ
り、図1(A)に示す2つのコイルを用いた場合に比べ
て、大きな電力がコイルに必要とされ、実際には全体で
1200mWもの電力が必要となる場合がある。
【0026】図2(A)は、本発明に係る構造を模式的
に示すもので、矩形断面の鉄心15、16が近接して配
置されて、コイル18全体の断面が矩形となり、その電
力は約650mWとなる。
【0027】図2(B)及び図2(C)に示す構成は、
各コイルの断面積を同一としながらも、コイルの断面す
なわちコイルから取り出す電力を低減させるように、最
適化したものである。図2(B)に示す2つの鉄心1
5’、16’は矩形断面を有し、両鉄心とその間の空間
を含む全体が正方形の断面を示すもので、コイル18の
電力が約625mWとなる。一方、図2(C)に示す構
成では、鉄心15”、16”とその間の空間を含む全体
の断面形状が円形となり、コイル18に要求される電力
は僅か595mWとなる。
【0028】図2(B)と図2(C)に模式的に示した
構成においては、各鉄心を通過する磁束が常に同一であ
ると仮定している。図2(A)〜図2(C)に示す本発
明の構成によれば、コイルの断面積を最小としてコイル
損失を最小とすることになる。
【0029】以下に、本発明の磁気システムを使用した
電磁リレーの実施形態について説明する。
【0030】図3に示す磁気システムは、2つの鉄心2
0、21を備え、各鉄心の中央部分は間隔Sを介して互
いに平行に延出し、共に同軸上に並ぶ2つのコイル2
2、23を貫通する。この実施形態においては、中間絶
縁フランジ25を有する共通のコイルボビン25へ2つ
のコイル22、23が巻き付けられ、コイルボビン24
から突出する鉄心20の脚26、27及びこれに対応す
る鉄心21の脚28、29は互いに反対方向に延出し、
各脚の先端が上方に曲げられて磁極片30、31、3
2、33を形成する。
【0031】回転式アマチュア34がこの鉄心20の磁
極片30、31の間に配置され、垂直中心軸の回りで回
転自在となる。図3に示す磁気システムにおいてコイル
22、23に通電されていない、すなわち非励磁での非
動作状態の時は、アマチュア34の大きなアマチュア磁
極面35、36が鉄心20の磁極片30、31に係合す
る。同様に、回転式アマチュア37が他の鉄心21の磁
極片32、33の間に配置され、垂直中心軸の回りで回
転自在となり、非動作状態の時は、アマチュア34の大
きなアマチュア磁極面38、39が鉄心21の磁極片3
2、33に係合する。
【0032】本実施形態では、コイル22、23及び鉄
心21、22が同一の構造であり、互いに対象に配置さ
れる。更に、アマチュア34、37も同一の構造で同様
に配置されるが、アマチュア34はアマチュア37に比
べて高い応答性を有する。このことに関しては、図5を
参照して以下で詳しく説明する。これに代えて、特定の
用途に要求される事項に応じて、鉄心20、21及びコ
イル22、23を非対称としても良い。
【0033】図4では、両方のコイル22、23に通電
された状態を示す。この時の磁束は同一の方向で同一の
強さであり、両方の鉄心20、21に割り当てられ、発
生した全磁束の1/2がアマチュア34、37の夫々を
動作するのに使用される。磁極片30、31と図4の左
側のアマチュア34における小さい方の磁極面40、4
1との間に作用する力、及び磁極片32、33と右側の
アマチュア37における小さい方の磁極面42、43と
の間に作用する力によって、各アマチュアが反時計方向
に回転して、図4に示す位置をとる。
【0034】図5は、コイル22またはコイル23のみ
が通電されたときの状態を示す。前述したように、通電
されたコイル22、23により発生する磁束が2つの鉄
心20、21へ実質的に一様に割り当てられる。
【0035】この実施形態では、左側のアマチュア34
に高い応答性を与えるために、アマチュアプレート4
4、45の間に配置してアマチュア34を非動作位置に
保持するための永久磁石46、47を、右側のアマチュ
ア37の対応する部分に配した永久磁石48、49に比
べて小さく、または弱くしている。
【0036】コイル22、23によって発生する磁束及
び永久磁石46、47、48、49の強さを適宜に選択
することにより、一方のコイル22、23のみに通電し
た時に、高い応答性を有する左側のアマチュア34のみ
が動作し、低い応答性を有する右側のアマチュア37は
非動作位置に止まる。このスイッチング状態は、例え
ば、アマチュアにて駆動される接点(図示せず)によっ
て検出することができる。このような接点の駆動は、ア
マチュアに形成した駆動要素50、51、52、53に
支持される駆動子を介して行われる。
【0037】その他、アマチュア34、37に強さの異
なる永久磁石46、47、48、49を使用する代わり
に異なるばね負荷を用いて応答性を異ならせることがで
きる。
【0038】図5を参照して説明した2つの回転式アマ
チュア34、37に非対称の応答性を与えた結果、誤動
作が原因でコイル22、23の内一つのコイルのみが通
電された時には、アマチュアの一方のみが応答動作を行
う。更にこのような非対称の応答性の結果、両方のコイ
ル22、23が励磁された時は、最初に左側のアマチュ
ア34が、次いで右側のアマチュア37が動作位置に回
転する。このような動作を利用して、後で動作するアマ
チュア37によって負荷電流をスイッチする接点対を駆
動することができる。
【0039】両方のコイル22、23に通電した時に、
両方の回転式アマチュア34、37が図4に示すような
動作位置へ既に移動していたとすると、両コイル22、
23の内の一方への通電を切断することができる。通電
が維持されているコイルによって発生している弱くなっ
た磁束でもアマチュア34、37を動作位置に維持する
のに十分である。また、コイルへの通電回路へ抵抗を直
列接続する接点を閉じることによって、いずれか一方の
コイルの磁束を弱め、電力消費を軽減することができ
る。
【0040】図6から図9に示す磁気システムでは、ボ
ビン60を貫通するH字形のコイル鉄心61、62を備
えたコイル59で構成される。コイル59内に延出する
鉄心61、62の部分は小間隔Sを介して互いに平行に
延出する。図6に示されるように、鉄心61における2
つの平行な脚によって一対の上部前コイル磁極面63、
66と、一対の上部後コイル磁極面64、65が形成さ
れ、鉄心62の脚によって一対の下部前コイル磁極面6
3’、66’と、一対の下部後コイル磁極面64’、6
5’が形成される。
【0041】コイル59は2分割のコイルケースによっ
て包囲され、コイルケースの上部材67には上方へ突出
する軸68が設けられ、下部材67’は上部材67と同
一の形状を有し、軸68と同軸である下方へ突出する軸
68’が設けられる。上下のアマチュア70、70’は
全体形状が略H字形であり、各軸68、68’に取り付
けられてこの軸の回りでピボット運動する。
【0042】アマチュア70は、2つのアマチュアプレ
ート71、72(図9参照)を有し、このアマチュアプ
レートがH字形の平行な脚を形成すると共に2つの永久
磁石73、73’を挟み込む。アマチュア部品71、7
2、73の大部分は合成樹脂製のケース74によって覆
われて互いに結合されている。
【0043】図6から図8に示すように、前アマチュア
プレート71の左端はケース74から下方に突出して大
きいアマチュア磁極面75を形成し、後アマチュアプレ
ート72の左端は僅かな部分だけが露出して小さいアマ
チュア磁極面78を形成する。同様に、後アマチュアプ
レート72の右端はケース74から下方へ突出して広い
アマチュア磁極面76を形成し、前アマチュアプレート
71の右端は僅かな部分だけが露出して小さいアマチュ
ア磁極面77を形成する。組み立てた状態では、アマチ
ュア70の長手方向に沿った中央面に面する大きなアマ
チュア磁極面75、76が鉄心61の上部コイル磁極面
63、64に対向する。これらの磁極面はほぼ同一の大
きさとなっている。
【0044】下部アマチュア70’は、上部アマチュア
70と同一形状であり、大きなアマチュア磁極面7
5’、76’がアマチュア70’の長手方向に沿った中
央面に面して、鉄心62の下部コイル磁極面63’、6
4’に対向する。2つのアマチュア70、70’を同一
形状とすることにより、図7及び図9に示すように、永
久磁石73、73’の磁化方向を逆としている。
【0045】以上の説明から明らかなように、図6から
図9に示す磁気システムは2つの磁気回路を形成し、そ
の内の一つは上部コイル磁極面63、64、65、66
を備えた鉄心61と上部アマチュア70とで構成され、
残りは下部コイル磁極面63’、64’、65’、6
6’を備えた鉄心62と下部アマチュア70’とで構成
される。このように構成された2つの磁気回路はコイル
軸の回りで180°離れた平面に割り当てられる、すな
わち、本実施形態においては同一の幾何学平面におかれ
る。
【0046】図6から図9の実施形態は単安定の磁気シ
ステムに関連する。図8に示す非動作位置では、コイル
59が非励磁であり、大きなアマチュア磁極面75、7
6は上部コイル磁極面63、64に当接し、大きなアマ
チュア磁極面75’、76’は下部コイル磁極面6
3’、64’に当接する。コイル59が励磁されてコイ
ル磁極面63、63’、65、65’にS極を作り出
し、コイル磁極面64、64’、66、66’にN極を
作り出すと、2つのアマチュア70、70’がそれぞれ
の動作位置へ逆方向に回転し、この位置でアマチュアプ
レート71、72の小さなアマチュア磁極面77、78
がコイル磁極面65、66に当接し、アマチュアプレー
ト71’、72’の小さなアマチュア磁極面77’、7
8’がコイル磁極面65’、66’に当接する。
【0047】アマチュア70、70’の運動は図8の矢
印で示す位置で電磁リレーの接点ばね組に伝達される。
この図では、各アマチュア70、70’が夫々2つの接
点ばねを駆動して、アマチュアがいずれの位置に置いて
も、例えば、一方のリレー接点を開くと共に他方のリレ
ー接点を閉じるようになる。
【0048】コイル59への通電が無くなると、アマチ
ュア70、70’は図8の非動作位置に戻る。これは、
磁気システムが単安定であって、コイル磁極面63、6
4、63’、64’と大きなアマチュア磁極面75、7
6、75’、76’との間の吸引力が、コイル磁極面6
5、66、65’、66’と小さなアマチュア磁極面7
7、78、77’、78’との間の吸引力よりも実質的
に大きくなるためである。
【0049】上述したように、コイル59の励磁及び非
励磁によってアマチュア70、70’が反対方向に回転
することで、この磁気システムに発生する力及びモーメ
ントの補償が行え、その結果、このシステムが動作する
時には外部へ力が伝達されることがない。
【0050】図示しない変更例では、2つのアマチュア
に備えられる永久磁石を同方向に着磁することで、コイ
ルの励磁時に両方のアマチュアを同一方向に回転させる
ことができる。この場合、2つのアマチュアを結合させ
ても良い。
【0051】図10の概略図に示す磁気システムは、図
6から図9に示すものと同様の基本構成を有するが、コ
イル軸の回りに4つの回転式アマチュア80、80’、
81、81’を90°の間隔で配置したものである。図
に示すように、各アマチュアは2つのアマチュアプレー
ト82を備え、その間に永久磁石83を挟持する。
【0052】コイル84を通して軸方向に沿って4つの
C字形の鉄心85、85’、86、86’が延出し、こ
れらの鉄心の中間部分は扇型の断面となって、コイル8
4の内部横断面を、互いの間の小さな間隔及び共通のケ
ース(図示せず)を除いて、完全に埋めている。ヨーク
脚87,87‘、88,88’はコイル84からコイル
軸と直交する方向に延出してアマチュアプレート82の
端部間に配置される。
【0053】この場合、磁気システムは4つの磁気回路
を備え、各磁気回路は共通のコイル84を通して延出す
る鉄心85、85’、86、86’の一つと、回転式ア
マチュア80、80’、81、81’の一つを備える。
このようにして形成された磁気回路はコイル軸の回りに
90°の間隔で並ぶ平面(すなわち2つの幾何学平面)
に収まる。
【0054】図11に示す有極磁気システムでは、2つ
のC字形鉄心91、91’がコイル90を通して延出
し、夫々のコイル磁極面92、92’と93、93’と
が反対方向に配向される。コイル90内に収められる鉄
心91、91’の中間部分は、図2(B)に示すよう
に、これら2つが合わさって、正方形の断面を形成する
ようになっている。
【0055】永久磁石94が鉄心91の端部間に配置さ
れてコイル90の軸と平行に延出し、中央がN極で両端
がS極となるように磁化されている。棒状のアマチュア
95が永久磁石94の中央に枢支されて、いずれの位置
においても、アマチュアの一方の端部が対応するコイル
磁極面92、93に当接するようになっている。
【0056】図6及び図9と同様に、図11で示す磁気
システムはコイル軸の回りに180°離れた面(すなわ
ち、同一の幾何学平面)内に置かれる。
【0057】図11に示す磁気システムは両安定であ
る。コイル90が非励磁の時の図示の位置では、アマチ
ュア95は、図において示される永久磁石94の磁束に
よって、一方の端部位置に保持さえる。コイル90が励
磁されてコイル磁極面92にN極を発生させると、図1
1においてアマチュア95の左端がコイル磁極面92か
ら反発を受けて、コイル磁極面93に当接する反対位置
に移動し、コイル90への通電が無くなると、永久磁石
94によってこの位置に保持される。
【0058】下部の磁気回路は上部の磁気回路と同様
に、コイル磁極面92’、93’を有する鉄心91’
と、永久磁石94‘と、アマチュア95’を備え、同様
の動作が行われる。
【0059】図11の磁気システムは、永久磁石94、
94’の中央の磁極を長手方向にずらすことにより単安
定動作に変更することができる。
【0060】図示しない変更例では、図11の磁気シス
テムを無極構造とすることができる。この場合、永久磁
石94、94’を無くし、アマチュア95、95’の夫
々を中央部では無くて、一端において対応するコイル磁
極面に枢支する。
【0061】図6から図9及び図11に示すように、2
つのアマチュアをコイルの両側に配置したり、図10に
示すように、4つのアマチュアをコイル軸の回りに等角
度に配置する代わりに、3つまたは5つ以上の磁気回路
をコイル軸の回りに等角度間隔で配置してもよい。いず
れの場合も、鉄心を空間的に一様に配置することで、コ
イルに発生する全磁束を複合的に使用できて、コイル損
失を最小とすることができる。磁気回路間に発生するク
ロストークは無視できる程度のものであり、漂遊磁束は
最小とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は夫々従来の電磁リレー用の磁
気システムを示す電磁コイル及びこれを貫通する鉄心の
断面図である。
【図2】(A)、(B)、(C)は夫々本発明の電磁リ
レー用の磁気システムを示す電磁コイル及びこれを貫通
する鉄心の断面図である。
【図3】本発明の磁気システムの非動作位置を示す斜視
図である。
【図4】同上の磁気システムにおいて両コイルに通電し
た時の斜視図である。
【図5】同上の磁気システムにおいて、一方のコイルの
みに通電した時の斜視図である。
【図6】2つの回転アマチュアを備えた磁気システムの
分解斜視図である。
【図7】2つの回転アマチュアを備えた磁気システムの
分解斜視図である。
【図8】図6と図7に示す磁気システムの組立状態を示
す斜視図である。
【図9】図8に示す磁気システムの一部断面端面図であ
る。
【図10】4つのアマチュアを備えた有極電磁システム
の磁気回路を示す概略図である。
【図11】2つのアマチュアを備えた有極電磁システム
の磁気回路を示す概略図である。
【符号の説明】
15、16 鉄心 17 ケース 18 コイル 20、21 鉄心 22、23 コイル 24 ボビン 25 中間フランジ 26−29 鉄心脚 30−33 磁極片 34 回転式アマチュア 36 大きいアマチュア磁極面 37 回転式アマチュア 38、39 大きいアマチュア磁極面 40−43 小さいアマチュア磁極面 44、45 アマチュアプレート 46−49 永久磁石 50−53 駆動要素 59 コイル 60 ボビン 61、62 鉄心 63−66 コイル磁極面 67 コイルケース半割体 68 軸 70 アマチュア 71、72 アマチュアプレート 73 永久磁石 74 ケース 75、76 大きいアマチュア磁極面 77,78 小さいアマチュア磁極面 80,81 枢支型アマチュア 82 アマチュアプレート 83 永久磁石 84 コイル 85、86 鉄心 87、88 コイル磁極面 90 コイル 91 鉄心 92、93 コイル磁極面 94 永久磁石 95 アマチュア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリードリッヒ プラパート ドイツ国 83607 ホルツキルヘン ハイ ドシュトラーセ 6ディー (72)発明者 ヘルベルト エルジンガー ドイツ国 82008 ウンターハッキング カール−マテス−シュトラーセ 14 Fターム(参考) 5E048 AB04 AD17

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル軸を規定するコイル体(18;2
    2,23;59;84;90)と、少なくとも2つの磁
    気回路とを備え、各磁気回路が、鉄心(15、16;2
    0、21;61、62;85、86;91、91’)
    と、対応する接点システムを駆動するアマチュア(3
    4、37;70、70’;80、80’;81、8
    1’;95、95’)とで構成され、上記鉄心が磁気的
    に分離されると共に、上記コイル軸に沿って上記コイル
    体の全長を通して延出し、上記コイル体内での上記鉄心
    間の間隔が、いずれの鉄心の最大断面の寸法よりも実質
    的に小さくなったことを特徴とする電磁リレーのための
    磁気システム。
  2. 【請求項2】 上記鉄心(15、16;20、21;6
    1、62;85、86;91、91’)は、複数の鉄心
    の合計断面積に対する鉄心全体の周縁長さの比が最小と
    なるように、形成されて配置されたことを特徴とする請
    求項1に記載の磁気システム。
  3. 【請求項3】 複数の上記鉄心(15、16;91、9
    1’)と鉄心間の空間を囲む全体の断面が略正方形であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気シス
    テム。
  4. 【請求項4】 複数の上記鉄心(15”、16”;8
    5、86)と鉄心間の空間を囲む全体の断面が略円形で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 上記の複数の磁気回路はコイル軸と各ア
    マチュア(70、70’;80、80’;81、8
    1’;95、95’)とで規定される平面内にそれぞれ
    置かれ、これらの平面はコイル軸の回りに等角度間隔で
    配置されたことを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載の磁気システム。
  6. 【請求項6】 上記の各磁気回路に永久磁石(46−4
    9;73,73’;83;94,94’)が備えられた
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記
    載の磁気システム。
  7. 【請求項7】 上記の各アマチュア(34、37;7
    0、70’;80、80’;81、81’)は 略H字
    形状であり、上記コイル軸に対して垂直に延出する支持
    軸の回りにピボット移動できるように装着され、H字の
    平行脚を構成する2つのアマチュアプレート(44、4
    5;71、72;82)を備え、永久磁石(46−4
    9;73,73’;83;94,94’)がこれらの平
    行脚の間に配置されたことを特徴とする請求項6に記載
    の磁気システム。
  8. 【請求項8】 2つの磁気回路が設けられて上記アマチ
    ュア(70、70’)の支持軸が同軸上であることを特
    徴とする請求項6に記載の磁気システム。
  9. 【請求項9】 上記アマチュア(70、70’)の永久
    磁石(73、73’)が逆方向に着磁されたことを特徴
    とする請求項8に記載の磁気システム。
  10. 【請求項10】 上記の各磁気回路に、C字形の鉄心
    (91、91’)の両端間でコイル軸と略平行に延出す
    る永久磁石(94、94’)が備えられ、永久磁石は中
    央磁極とこの中央磁極と異極となる2つの端部磁極とを
    有し、永久磁石の中央部にアマチュア(95、95’)
    が枢支されたことを特徴とする請求項1から請求項6の
    いずれかに記載の磁気システム。
  11. 【請求項11】 4つの上記磁気回路が設けられ、これ
    らの磁気回路が2つの互いに直交する面内に置かれたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の磁気システム。
  12. 【請求項12】 2つの上記磁気回路が設けられ、上記
    コイル体は夫々独立して励磁される2つのコイル(2
    2、23)を備え、上記アマチュア(34、37)は両
    方のコイル(22、23)が励磁された時のみに動作す
    るように配置されたことを特徴とする請求項1から請求
    項10のいずれかに記載の磁気システム。
  13. 【請求項13】 上記のアマチュア(34、37)には
    対応する接点装置が設けられると共に、異なる応答特性
    が与えられたことを特徴とする請求項12に記載の磁気
    システム。
  14. 【請求項14】 上記のコイル(22、23)は同一の
    磁束を発生することを特徴とする請求項12または13
    に記載の磁気システム。
  15. 【請求項15】 上記のコイル(22、23)の少なく
    とも一つは、両方のアマチュア(34、37)を動作位
    置に保持するのに十分な磁束を発生することを特徴とす
    る請求項12から請求項14に記載の磁気システム。
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