JPH0290503A - 有極電磁石 - Google Patents

有極電磁石

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JPH0290503A
JPH0290503A JP24562388A JP24562388A JPH0290503A JP H0290503 A JPH0290503 A JP H0290503A JP 24562388 A JP24562388 A JP 24562388A JP 24562388 A JP24562388 A JP 24562388A JP H0290503 A JPH0290503 A JP H0290503A
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JP
Japan
Prior art keywords
iron core
magnetic flux
magnetic
movable iron
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP24562388A
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English (en)
Inventor
Katsumi Yoshitani
克美 吉谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、通信機の制御用電磁m電器等に適用される
有極電磁石に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の有極電磁石として、たとえば特開昭磁極
−218034号、特開昭磁極−218035号および
実開昭62−163844号などがあった。その−例を
第4図および第5図に示す。すなわち、この有極電磁石
は、U字形の固定鉄心30にコイル31を巻装し、固定
鉄心30の両端部の接触部36a、36b間に永久磁石
32を介在する。永久磁石32は両端部に同極たとえば
磁極Sを着磁し中央部に磁極Nを着磁し、かつ中央部に
支点支持凹部33を形成している。可動鉄心34は中央
部に支点支持凹部33に支持される支点突起35を有し
て両端部の接触部37a、37bが固定鉄心30の接触
部36a、36bに対向する。
無励磁において、可動鉄心34は永久+i石32により
固定鉄心30の接触部36a、36bのいずれか一方に
吸引されて安定保持され、この状態での磁束Φ1は第5
図の実線のようになる。また磁束Φ1の固定鉄心30を
流れる方向と反対向きに磁束φ2 (第5図の破線)を
発生するようにコイル31を励磁すると、接触部36a
、37aでは打ち消し合うので減磁され、接触部3Gb
、37bでは強め合うので増磁されて、接触部37a。
37bが接触するように可動鉄心a4が回動し、無励磁
になると永久磁石32によりその状態が保持される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、この有極電磁石は、コイル31により発生す
る磁束φ2の一部Φ2′は永久磁石32の中を通るので
永久磁石32の磁束Φ1と同方向に作用する磁束Φ2′
はΦ2に比べて小さいものとなる。
第3図の可動鉄心のストローク・吸引力特性において、
Q、は無励磁の吸引力特性、Q2は励磁の吸引力特性で
あるが、吸引力を大きくするとともに、吸引力の幅すな
わらコイル31を励磁したときの吸引力と無励磁の時の
吸引力との差を大きくできれば、ばね負荷との整合が取
りやすいだけでなく高感度化かつ低消費電力化につなが
る。
そこで、永久磁石32を流れる磁束Φ2′を小さくする
ことにより磁束Φ2#をφ2に近づけることが考えられ
るが、全体の磁束Φ2が小さくなるので好ましくない。
また反対に磁束Φ2を太きくしようとすると、コイルス
ペースが大きくなり、仮に永久磁石32の磁束φ1より
も大きくなったとき、Φ1−Φ2の磁束により可動鉄心
34と固定鉄心30とが当接している接触部36a、3
7aまたは36b、37bで吸引力が働いてしまうとい
う欠点があった。
したがって、この発明の目的は、大型化することなく吸
引力を増大できしかも高感度な有極電磁石を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の有極電磁石は、固定鉄心と、この固定鉄心に
対して動作可能な可動鉄心と、前記固定鉄心および前記
可動鉄心の接触部に磁極を付与する永久磁石と、前記可
動鉄心に411束を供給して前記可動鉄心を駆動するコ
イルとを備えた有極電磁石において、前記可動鉄心と前
記固定鉄心とが離間した状態で磁気抵抗を低減する補助
磁性部材を前記可動鉄心と前記固定鉄心の前記接触部の
側部に配設したことを特徴とするものである。
〔作用〕
この発明の構成によれば、コイルを励磁すると可動鉄心
と固定鉄心との接触部間の磁束はその側部に配設された
補助磁性部材を流れる。このため、従来よりも接触部の
磁気抵抗が減少し磁束が増大して、可動鉄心の吸引力が
増大するとともに無励磁の吸引力との差が増大し、その
ため高い感度を実現できるとともに低消費電力化が可能
になる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。すなわち、この有極電磁石は、固定鉄心1と、
可動鉄心2と、永久磁石3と、コイル4と、補助磁性部
材IOとを有する。
固定鉄心1は、U字形を実施例とし、両端部が接触部7
a、7bとなる。
可動鉄心2は固定鉄心1に対して動作可能であって、平
板の中央に支点突起5を設けたシーソー型であって、両
端部が接触部6a、6bとなる。
永久磁石3は、固定鉄心lおよび可動鉄心2の接触部6
a、6b、7a、’rbに磁極を付与スル。
この永久磁石3は棒状体の中央部が山形をなすように一
側に膨らんだ形状を有し両端部が固定鉄心1の接触部7
a、7bの内側に当接し、両端部に磁極Sを形成すると
ともに中央部に磁極Nを形成しかつ中央部に支点凹部8
を形成している。
コイル4は、可動鉄心2に磁束を供給して可動鉄心2を
駆動する。このコイル4はコイル枠9に巻回され、コイ
ル枠9が固定鉄心lの中央部に装着されている。
補助磁性部材10は、可動鉄心2と固定鉄心lとが離間
した状態で磁気抵抗を低減する。この補助磁性部材10
は可動鉄心2と固定鉄心lの接触部7a、7bの側部に
配設している。実施例では接触部7a、7bの形状が可
動鉄心2の接触部6a。
6bと接触しない段をなすように接触部?a、7bに形
成されている。
この有極電磁石は、無励磁では可動鉄心2が固定鉄心1
の接触部7a、7bのいずれかに吸引され、第2図に示
すように磁束Φ3 (実線)が生じる。磁束Φ3の固定
鉄心lを流れる方向と反対向きに磁束Φ4 (第2図破
線)を発生するようにコイル4を励磁すると、接触部6
b、7bは減磁となり、接触部5a、7aは増磁となる
ので、接触部6a、7a側が吸引されるように可動鉄心
2が支点突起5を支点に動作し、励磁を解くと永久磁石
3によりその状態に保持される。そして前記と反対向き
にコイル4を励磁すると可動鉄心2が第1図の状態に回
動する。
磁束Φ4のうち磁束Φ4′は永久磁石3を流れ、磁束φ
4#は可動鉄心2を流れるが、磁束Φ4は磁気抵抗の小
さい補助磁性部材10を介して接触部6a、7a間を流
れるので、接触部6a、7a間のギャップGを流れる場
合と比較して、固定鉄心lと可動鉄心2とにより形成さ
れる磁気回路の磁気抵抗が小さくなるので磁束Φ4が増
大し、吸引力が増す。
第3図の可動鉄心2のストローク・吸引力特性であり、
Q2は無励磁の吸引力特性、Q4は励磁の吸引力特性で
ある。吸引力特性Q3.Q4を比較すると明らかなよう
に、この実施例の方が吸引力が大きい。しかも吸引力の
幅はQ、−Q2の差の方がQ3−Q、よりも大きいため
この実施例の方が大きく、高感度であることがわかる。
この実施例によれば、コイル4を励磁すると可動鉄心2
と固定鉄心lとの接触部5a、7a問および6b、7b
間の磁束はその側部に配設された補助磁性部材10を流
れる。このため、従来よりも接触部の磁気抵抗が減少し
磁束が増大して、可動鉄心2の吸引力が増大するととも
に無励磁の吸引力との差が増大し、そのため高い感度を
実現できるとともに低消費電力化が可能になる。
また、可動鉄心2と固定鉄心1とが吸着する方向に作用
する力板外の方向の力が小さいのでf=J+作が安定す
る。
なお、前記実施例は補助磁性部材IOが固定鉄心1の両
端部に設けられたが、いずれか一方のみでもよい。また
前記実施例は補助磁性部材10が固定鉄心1側に設けら
れたが、可動鉄心2側に設けてもよく、また固定鉄心1
および可動鉄心2とは別体のものでもよい。また前記有
極?It1石は双安定型であったが、消費電力の低減の
ためのシングル型であってもよい。
〔発明の効果〕
この発明の有極i磁石によれば、コイルを励磁すると可
動鉄心と固定鉄心との接触部間の磁束はその側部に配設
された補助磁性部材を流れる。このため、接触部の磁気
抵抗が減少し磁束が増大して、可動鉄心の吸引力が増大
するとともに無励磁の吸引力との差が増大し、高い感度
を実現できるとともに低消費電力化が可能になるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図はその磁
束の流れを示す説明図、第3図はストローク・吸引力特
性図、第4図は従来例の断面図、第5図はその磁束の流
れを示す説明図である。 1・・・固定鉄心、2・・・可動鉄心、3・・・永久磁
石、4−=−コイル、6a、6b、?a、7b−接触部
、10・・・補助磁性部材 第3図 特許出願人  松下電工株式会社 10・・・補助磁性部材 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固定鉄心と、この固定鉄心に対して動作可能な可動鉄心
    と、前記固定鉄心および前記可動鉄心の接触部に磁極を
    付与する永久磁石と、前記可動鉄心に磁束を供給して前
    記可動鉄心を駆動するコイルとを備えた有極電磁石にお
    いて、前記可動鉄心と前記固定鉄心とが離間した状態で
    磁気抵抗を低減する補助磁性部材を前記可動鉄心と前記
    固定鉄心の前記接触部の側部に配設したことを特徴とす
    る有極電磁石。
JP24562388A 1988-09-27 1988-09-27 有極電磁石 Pending JPH0290503A (ja)

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JP24562388A Pending JPH0290503A (ja) 1988-09-27 1988-09-27 有極電磁石

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019230663A1 (ja) * 2018-05-31 2019-12-05 株式会社小糸製作所 光源ユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019230663A1 (ja) * 2018-05-31 2019-12-05 株式会社小糸製作所 光源ユニット
JPWO2019230663A1 (ja) * 2018-05-31 2021-06-24 株式会社小糸製作所 光源ユニット

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