JP3632437B2 - リセット機能付スイッチ - Google Patents
リセット機能付スイッチ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3632437B2 JP3632437B2 JP11854398A JP11854398A JP3632437B2 JP 3632437 B2 JP3632437 B2 JP 3632437B2 JP 11854398 A JP11854398 A JP 11854398A JP 11854398 A JP11854398 A JP 11854398A JP 3632437 B2 JP3632437 B2 JP 3632437B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- switch
- reset function
- yoke
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Breakers (AREA)
- Tumbler Switches (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は遠隔操作により強制的にオフできるリセット機能付スイッチの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のリセット機能付スイッチの動作を説明する正面図、図4は従来のリセット機能付スイッチの磁路を説明する斜視図である。図3に示すように、リセット機能付スイッチ1はケース2とハンドル3とを備える。ケース2は上方が開口する絶縁性樹脂製の略矩形箱状のものである。ハンドル3は、絶縁性樹脂製のもので、その表面は操作時の指先に沿う凹曲面にて成形されるとともに、ケース2に形成される揺動軸20を中心に揺動自在にされている。
【0003】
ケース2は、内部に、復帰ばね4と、ヨーク5と、リセットコイル6とを備える。復帰ばね4は、コイルばねにて形成され、ケース2の底面右端中央近傍とハンドル3の裏部右端中央近傍との間に介入される。そして、復帰ばね4は、ケース2の底面右端中央近傍とハンドル3の裏部右端中央近傍とを互いに遠ざける方向、すなわち、ハンドル3を揺動軸20を中心に左回動する方向、電気的スイッチ接点(図示せず)をオフする方向に常時付勢している。
【0004】
ヨーク5は、珪素鋼などの鉄板材にて成形されたヨーク部材50,51から構成されており、平面視略コ字形に組み立てられ、ケース2に固定される。また、ヨーク5の対向片部にあっては、リセットコイル6を装着するために、ヨーク部材51の方が幅狭にされるものの、端部50a,51aの部分では共に同一幅で且つ幅広にされている。リセットコイル6はボビン60に巻装されている。リセットコイル6はボビン60を介してヨーク部材51に装着される。
【0005】
ハンドル3は、直方体の永久磁石Mと、略L字形に成形されたヨーク30,31とを備える。永久磁石Mは厚さ方向に着磁されている。ヨーク30は永久磁石MのN極面に取着している。ヨーク31は永久磁石MのS極面に取着している。そして、ヨーク30とヨーク31とは平行に対向する。また、ヨーク30,31の間隔は、前記ヨーク5の端部50a,51aの間隔と同一にされており、端部30a,31aは端部50a,51aの上辺端面にそれぞれちょうど当接して磁着できるようにされている。
【0006】
なお、ケース2の裏面には、リセットコイル6に電気的に接続する励磁端子61,61やスイッチ接点に接続する接点端子(図示せず)が植設されるとともに、励磁端子61,61および接点端子(図示せず)をそれぞれ電気的に隔絶する隔壁21が設けられている。
【0007】
ところで、上述のようなリセット機能付スイッチ1は次のように動作する。すなわち、図3に示すオフ状態のリセット機能付スイッチ1にあっては、復帰ばね4は付勢方向に伸長状態になり、ハンドル3の左側が下がり、端部30a,31aは端部50a,51aから離間している。
【0008】
そこで、ハンドル3の右側を復帰ばね4の付勢力に逆らって押圧すると、復帰ばね4は圧縮され、ヨーク30,31の端部30a,31aはヨーク5の端部50a,51aに接近する。そして、端部30a,31aが端部50a,51aに対して所定位置以上に近接すると、端部30a,31aが磁力によって端部50a,51aに吸引される力の方が、復帰ばね4の付勢力よりも優勢になり、端部30a,31aが端部50a,51aに当接する状態、すなわちハンドル3の右側が下がった状態が維持され、電気的スイッチ接点(図示せず)のオン状態が持続される。
【0009】
オン状態になったリセット機能付スイッチ1にあっては、永久磁石MのN極から放出される磁束φは次のように循環する。すなわち、永久磁石MのN極→ヨーク30→端部30a→端部50a→ヨーク50→ヨーク51→端部51a→端部31a→ヨーク31→永久磁石MのS極、の磁束経路で循環する。
【0010】
オン状態にあるリセット機能付スイッチ1は次のように遠隔操作にてオフ状態にできる。すなわち、前述の磁束経路を通る磁束とは逆向きの磁束を生じせしめる電流を、リセットコイル6に励磁端子61,61を介して流し、前述の磁束経路の磁束を弱めることによって、端部30a,31aが磁力によって端部50a,51aに吸引される力の方が、復帰ばね4の付勢力よりも劣勢になるようにするのである。すると、必然的にハンドル3は左回動し、ハンドル3の左側が下がった状態が維持され、リセット機能付スイッチ1の電気的スイッチ接点(図示せず)のオフ状態が持続されることになる。
【0011】
リセット機能付スイッチ1は例えば省電力用コピー機などに利用される。すなわち、リセット機能付スイッチ1を手動にてオン操作し、コピー機電源を投入するものの、計時装置にて計時していて例えば15分間一度も使用されなければ、電力の無駄使いであると判断され、自動的にリセットコイル6に電流が流され、コピー機の電源を強制的にオフすることにより省電力を図るのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のリセット機能付スイッチ1にあっては、永久磁石Mがハンドル3の内部に固定されているので、例えば書類を止める金属製クリップなどがハンドル3の表面に吸着されるなど、磁束漏洩による様々な悪影響が生じる。また、ヨーク30,31の端部30a,31aとヨーク5の端部50a,51aとの吸引当接部に、コピー機のトナーなどの異物が入り込み付着すると、リセットコイル6の付勢力に逆らって端部30a,31aが端部50a,51aに吸着することができずに、リセット機能付スイッチ1がオン状態を持続できない不具合を生じる場合がある。
【0013】
更に、従来のリセット機能付スイッチ1にあっては、端部30aが端部50aに吸引当接するとともに端部31aが端部51aに吸引当接するというように、2箇所で吸着するようにされているので、製造上のバラツキによって、一方は当接するものの他方は当接できないようなことが生じて、吸着力が弱まり、前述同様に、リセットコイル6の付勢力に逆らって端部30a,31aが端部50a,51aに吸着することができずに、リセット機能付スイッチ1がオン状態を持続できない不具合を生じる場合があるという問題点があった。
【0014】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、磁束漏洩が少なく、異物混入に対して強く、製造バラツキに強く、且つ、遠隔操作電流が少なくて済む高効率な、優れるリセット機能付スイッチを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題点を解決するため、請求項1記載の発明にあっては、ケースに揺動自在に取り付けられて電気接点をオン/オフ操作するためのハンドルと、ハンドルをオフ状態の方向に付勢する復帰ばねと、磁路を形成するヨークと、ヨークにより導かれる磁力により磁性体を吸引してハンドルをオン状態に持続する永久磁石と、ハンドルのオン状態を持続する磁力を減少せしめるためのリセットコイルとを備えるリセット機能付スイッチにおいて、前記永久磁石をケース底部近傍に配設し、前記磁性体は往復直線運動を揺動運動に変換する運動変換機構を介してハンドルに結合され、前記運動変換機構は前記磁性体の上面に立設される支柱と該支柱とは別部材の結合部材とから構成され、前記結合部材は支柱とハンドルのそれぞれの間とを回動自在に結合することを特徴とする。
【0016】
請求項2記載の発明にあっては、前記復帰ばねは前記磁性体と前記ケースとの間に設けられていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るリセット機能付スイッチの第1の参考の形態を図1に基づいて、第1の実施の形態を図2に基づいて、それぞれ詳細に説明する。
【0021】
[第1の参考の形態]図1はリセット機能付スイッチを示す概念図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図、図1(c)は平面図である。なお、図1において、従来の技術で図3および図4を用いて説明したリセット機能付スイッチと同等の個所には、同じ符号を付してある。
【0022】
図1に示すように、リセット機能付スイッチ1は、ケース2と、ハンドル3と、復帰ばね4と、ヨーク5と、リセットコイル6と、磁性体7とを備える。なお、図1(b)と図1(c)とにあっては、ハンドル3と、復帰ばね4とを省略している。
【0023】
図1に示すリセット機能付スイッチ1が従来のものと異なり特徴となるのは、ヨーク5を珪素鋼などの鉄板材にて成形されたL字形の2枚のヨーク部材50,51にて構成し、永久磁石MのN極にヨーク部材50を取着するとともに永久磁石MのS極にヨーク部材51を取着し、永久磁石Mをケース2の底部に配設し、ハンドル3には略直方体の磁性体7を設けた構成である。
【0024】
ヨーク部材51にはリセットコイル6が装着される。ハンドル3はケース2に形成される揺動軸20を中心に揺動自在にされている。復帰ばね4は、コイルばねにて形成され、ケース2の底面右端中央近傍とハンドル3の裏部右端中央近傍との間に介在される。復帰ばね4は、ケース2の底面右端中央近傍とハンドル3の裏部右端中央近傍とを互いに遠ざける方向、すなわち、ハンドル3を揺動軸20を中心に左回動する方向、電気的スイッチ接点(図示せず)をオフする方向に常時付勢する。
【0025】
ハンドル3の右側を復帰ばね4の付勢力に逆らって押圧すると、復帰ばね4は圧縮され、磁性体7の底面7aはヨーク5の端部50a,51aに接近する。そして、磁性体7の底面7aが端部50a,51aに対して所定位置以上に近接すると、磁性体7の底面7aが磁力によって端部50a,51aに吸引される力の方が、復帰ばね4の付勢力よりも優勢になり、磁性体7の底面7aが端部50a,51aに当接する状態、すなわちハンドル3の右側が下がった状態を維持することができ、電気的スイッチ接点(図示せず)のオン状態が持続される。
【0026】
オン状態になったリセット機能付スイッチ1にあっては、永久磁石MのN極から放出される磁束φは、永久磁石MのN極→ヨーク50→端部50a→磁性体7→端部51a→ヨーク51→永久磁石MのS極、の磁束経路で循環する。
【0027】
オン状態にあるリセット機能付スイッチ1は次のように遠隔操作にてオフ状態にできる。すなわち、前述の磁束経路を通る磁束とは逆向きの磁束を生じせしめる電流をリセットコイル6に流し、前述の磁束経路の磁束を弱めることによって、磁性体7の底面7aが磁力によって端部50a,51aに吸引される力の方を、復帰ばね4の付勢力よりも劣勢にする。すると、必然的にハンドル3は左回動し、ハンドル3の左側が下がった状態が維持され、リセット機能付スイッチ1の電気的スイッチ接点(図示せず)のオフ状態が持続される。
【0028】
上述のように構成したリセット機能付スイッチ1にあっては、ハンドル3の表面からの磁束漏洩が低減し、クリップなどがハンドル3に吸着することを避けることができる。また、永久磁石Mの組み込み位置を2枚のヨーク部材50,51の間にしたので、永久磁石Mを薄型にすることができ、ヨーク部材50,51の間隔を狭くでき、リセットコイル6に電流を流すことにより形成される起磁力に対する磁束経路の磁気抵抗を少なくできるので、リセットコイル6に流す電流が僅かであっても充分に前述の磁束経路の磁束を弱めることが可能で高効率にできる。
【0029】
また、磁性体7の底面7aが一平面とされているので、磁性体7の底面7aをヨーク5の端部50a,51aに吸着させるとき、底面7aを必ず端部50a,51aの両方に当接させることが容易になり、従来のように製造のバラツキによって一方に隙間が生じて吸着力が弱まることはなく、リセット機能付スイッチ1のオン動作維持不良を低減できる。更に、磁性体7の厚みは、小型化とコスト削減の面からすると、ヨーク部材50,51と略同じ単位長さ当たりの磁気抵抗になるような厚みにすれば充分である。
【0030】
[第1の実施の形態]図2はリセット機能付スイッチを示す概念図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図、図2(c)は平面図である。なお、図2において、従来の技術で図3および図4を用いて説明したリセット機能付スイッチと同等の個所には、同じ符号を付してある。
【0031】
図2に示すように、リセット機能付スイッチ1は、ケース2と、ハンドル3と、復帰ばね4と、ヨーク5と、リセットコイル6と、磁性体7と、ガイド8と、運動変換機構9とを備える。なお、図2(b)にあってはハンドル3と復帰ばね4と運動変換機構9とを省略してあり、図2(c)にあってはハンドル3と運動変換機構9とを省略してある。
【0032】
図2に示すリセット機能付スイッチ1が従来のものと異なり特徴となるのは、磁性体7が、ケース2の底面と平行な往復直線運動が可能なようにガイド8によって案内され、復帰ばね4によってケース2の右壁方向に常時付勢され、しかも運動変換機構9を介してハンドル3に結合されている構成である。
【0033】
ハンドル3はケース2に形成される揺動軸20を中心に揺動自在にされている。復帰ばね4は、コイルばねであり、常時短縮する方向に付勢する。ヨーク5は、珪素鋼などの鉄板材にて成形されたL字形のヨーク部材50,51にて構成され、ケース2の底面に固定される。ヨーク部材51にはリセットコイル6が装着される。
【0034】
磁性体7は2枚の矩形の鉄板70,71と矩形の永久磁石Mとを備える。永久磁石Mは厚さ方向に着磁されており、永久磁石MのN極面には鉄板70が取着され、永久磁石MのS極面には鉄板71が取着されている。また、鉄板70,71の外面下方には、ガイド8によって脱落しないように摺動案内するための、断面楔形の案内溝が設けられている。ガイド8は、摩擦抵抗が少なく且つ耐磨耗性に優れる樹脂製のもので、鉄板70,71の左端面がヨーク部材50,51の端部50a,51aにそれぞれ対向するよう、ケース2の底面に固定される。
【0035】
磁性体7の上面には運動変換機構9が設けられている。運動変換機構9は支柱9aと結合部材9bとから構成される。支柱9aは磁性体7の上面に立設する。結合部材9bは、支柱9aの上部とハンドル3の右端近傍とを回動自在に結合する。復帰ばね4は磁性体7をケース2の右壁へ付勢する。すなわち、復帰ばね4は、運動変換機構9を介して、ハンドル3を揺動軸20を中心に左回動する方向、電気的スイッチ接点(図示せず)をオフする方向に常時付勢する。
【0036】
そこで、ハンドル3の右側を復帰ばね4の付勢力に逆らって押圧すると、復帰ばね4は伸長して、磁性体7の鉄板70,71の左端面はヨーク5の端部50a,51aに接近する。そして、磁性体7の鉄板70,71の左端面が端部50a,51aに対して所定位置以上に近接すると、磁性体7の鉄板70,71の左端面が磁力によって端部50a,51aに吸引される力の方が、復帰ばね4の付勢力よりも優勢になり、磁性体7の鉄板70,71の左端面が端部50a,51aに当接する状態、すなわちハンドル3の右側が下がった状態を維持することができ、電気的スイッチ接点(図示せず)のオン状態が持続される。
【0037】
オン状態になったリセット機能付スイッチ1にあっては、永久磁石MのN極から放出される磁束φは、永久磁石MのN極→鉄板70→端部50a→ヨーク50→ヨーク51→端部51a→鉄板71→永久磁石MのS極、の磁束経路で循環する。
【0038】
オン状態にあるリセット機能付スイッチ1は次のように遠隔操作にてオフ状態にできる。すなわち、前述の磁束経路を通る磁束とは逆向きの磁束を生じせしめる電流をリセットコイル6に流し、前述の磁束経路の磁束を弱めることによって、磁性体7の鉄板70,71の左端面が磁力によって端部50a,51aに吸引される力の方を、復帰ばね4の付勢力よりも劣勢にするのである。すると、磁性体7はガイド8を摺動してケース2の右壁方向に移動する。すると、必然的にハンドル3は左回動し、ハンドル3の左側が下がった状態が維持され、リセット機能付スイッチ1の電気的スイッチ接点(図示せず)のオフ状態が持続される。
【0039】
上述のように構成されるリセット機能付スイッチ1にあっては、磁性体7の吸着面すなわち鉄板70,71の左端面と、ヨーク5の吸着面すなわち端部50a,51aの右端面とのそれぞれは、磁性体7の往復直線運動方向に対して直交平面であるので、磁力による吸着が吸着面に対して垂直に行われるので、磁力による吸着が安定して行えるという特徴を有する。
【0040】
また、磁性体7が直線的に移動するため、磁性体7とケース2の右壁とを結ぶ復帰ばね4は、従来のような撓み方によってそれぞれ異なった非線形特性を示すという不安定な状況を解消し、ばねを線型特性として扱うことができるという特徴を有する。更に、ハンドル3の表面からの磁束漏洩が無く、クリップなどがハンドル3に吸着することを避けることができる。また、永久磁石Mの組み込み位置を2枚の鉄板70,71の間にしたので、永久磁石Mを薄型にすることができ、鉄板70,71の間隔を狭くでき、リセットコイル6に電流を流すことにより形成される起磁力に対する磁束経路の磁気抵抗を少なくできるので、リセットコイル6に流す電流が僅かであっても充分に前述の磁束経路の磁束を弱めることが可能で高効率にできる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ハンドルから外部への磁束漏洩が殆ど無く、金属のクリップが吸着するようなことの無い、優れるリセット機能付スイッチを提供できるという効果を奏する。
【0042】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて更に、従来のように撓み方によってそれぞれ異なる非線形特性を示すという復帰ばねの不安定な状況を解消し、復帰ばねを線型特性として扱うことのできる、優れるリセット機能付スイッチを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の参考の形態のリセット機能付スイッチを示す概念図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態のリセット機能付スイッチを示す概念図である。
【図3】従来のリセット機能付スイッチの動作を示す正面図である。
【図4】従来のリセット機能付スイッチの磁路を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 リセット機能付スイッチ
2 ケース
3 ハンドル
4 復帰ばね
5 ヨーク
6 リセットコイル
7 磁性体
9 運動変換機構
M 永久磁石
Claims (2)
- ケースに揺動自在に取り付けられて電気接点をオン/オフ操作するためのハンドルと、ハンドルをオフ状態の方向に付勢する復帰ばねと、磁路を形成するヨークと、ヨークにより導かれる磁力により磁性体を吸引してハンドルをオン状態に持続する永久磁石と、ハンドルのオン状態を持続する磁力を減少せしめるためのリセットコイルとを備えるリセット機能付スイッチにおいて、前記永久磁石をケース底部近傍に配設し、前記磁性体は往復直線運動を揺動運動に変換する運動変換機構を介してハンドルに結合され、前記運動変換機構は前記磁性体の上面に立設される支柱と該支柱とは別部材の結合部材とから構成され、前記結合部材は支柱とハンドルとのそれぞれの間を回動自在に結合することを特徴とするリセット機能付スイッチ。
- 前記復帰ばねは前記磁性体と前記ケースとの間に設けられていることを特徴とする請求項1記載のリセット機能付スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11854398A JP3632437B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | リセット機能付スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11854398A JP3632437B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | リセット機能付スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11312451A JPH11312451A (ja) | 1999-11-09 |
JP3632437B2 true JP3632437B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=14739203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11854398A Expired - Fee Related JP3632437B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | リセット機能付スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3632437B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102347160A (zh) * | 2010-07-28 | 2012-02-08 | 欧姆龙株式会社 | 开关及电子设备 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020085620A (ko) * | 2001-05-09 | 2002-11-16 | 배을섭 | 원격제어가 가능한 스위치 |
JP5696546B2 (ja) * | 2011-03-18 | 2015-04-08 | 株式会社リコー | スイッチ装置システム、およびスイッチ装置システムを備えたスイッチ装置機器 |
CN110097745B (zh) * | 2018-01-31 | 2023-11-14 | 广东美嘉欣创新科技股份有限公司 | 一种可切换档位遥控器 |
CN109887795B (zh) * | 2019-04-19 | 2024-09-03 | 青岛亿联客信息技术有限公司 | 一种智能设备及其闪断开关装置 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11854398A patent/JP3632437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102347160A (zh) * | 2010-07-28 | 2012-02-08 | 欧姆龙株式会社 | 开关及电子设备 |
CN102347160B (zh) * | 2010-07-28 | 2014-07-23 | 欧姆龙株式会社 | 开关及电子设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11312451A (ja) | 1999-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3632437B2 (ja) | リセット機能付スイッチ | |
JPH08180785A (ja) | 電磁継電器 | |
JPH0140162Y2 (ja) | ||
JPH064565Y2 (ja) | 電磁手段 | |
JPH10116551A (ja) | 有極継電器 | |
JPS6344930Y2 (ja) | ||
JPS6230768Y2 (ja) | ||
JPS6346997Y2 (ja) | ||
JP2992657B2 (ja) | 電磁石装置 | |
JPS6344931Y2 (ja) | ||
JPH0260020A (ja) | 有極電磁石装置 | |
JPH1140029A (ja) | 永久磁石付継電器 | |
JPH04363003A (ja) | 交直両用電磁石 | |
JPH028353Y2 (ja) | ||
JPS6212023A (ja) | 電磁継電器 | |
JP2504079Y2 (ja) | 電磁継電器 | |
JPS62291006A (ja) | 電磁石装置 | |
JP3409382B2 (ja) | 有極リレー | |
JPH0290503A (ja) | 有極電磁石 | |
JPS5926100B2 (ja) | 有極形継電器 | |
JPS5834535A (ja) | 電磁継電器 | |
JPS6334614B2 (ja) | ||
JPS6191818A (ja) | 開閉器 | |
JPH05298994A (ja) | 電磁リレー | |
JPH0290502A (ja) | 電磁石装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040213 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040705 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041213 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080107 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |