JPS63300038A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JPS63300038A
JPS63300038A JP13374987A JP13374987A JPS63300038A JP S63300038 A JPS63300038 A JP S63300038A JP 13374987 A JP13374987 A JP 13374987A JP 13374987 A JP13374987 A JP 13374987A JP S63300038 A JPS63300038 A JP S63300038A
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JP13374987A
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Masayuki Shima
島 正行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、積層されている複数枚の原稿を一枚づつ分離
して給送する自動原稿送り装置に係り、特に、印刷機の
製版装置やファクシミリ、複写機等に用いられる自動原
稿送り装置に関する。
(従来技術) 従来より、印刷機の製版装置やファクシミリ、複写機等
の自動原稿送り装置がよく知られている。
第6図及び第7図に従来の自動原稿送り装置の一例をそ
れぞれ示す。
第6図、第7図に示す様に自動原稿送り装置の原稿分離
部に配設された分離ローラ1,27に対向して設けられ
ているブレーキ部材、即ち分離ブレード3又は分離パッ
ド30若しくは分離コロ等のブレーキ部材は、スプリン
グや板バネ等のばね部材により常に分離ローラ1,27
に押しつけられている。原稿は分離ローラ1,27の回
転力によって搬送され2枚以上の原稿がセットされた場
合は、分離ローラ側の1枚目の原稿のみが送られる。
しかしながら、上記従来の自動原稿送り装置では、分離
ローラ1,27に対して分離ブレード3、分離パッド3
0若しくは分離コロ等のブレーキ部材は常に押しつけら
れている為に、分離の必要の無い1枚のみの原稿に対し
ても分離力が加わってしまう。従って第6図、第7図に
示す様に原稿面18aが分離ローラ側1,27の場合、
原稿面18aの状態によっては分離ローラ1,27と原
稿の滑りが生じ易くなり、特に軟らかい鉛筆書きの原稿
の場合、分離ローラとの滑りにより鉛筆のカーボンがこ
すられ原稿が薄くなったり汚れたりすることがある。
また、分離圧が常に加わっている為に、原稿面のカーボ
ンが分離ローラ1,27に転写しやすく、分離ローラ1
,27が汚れて原稿面が汚れることも有る。
一方、非常に薄い原稿等を搬送する為に第8図(a)に
示す様なキャリヤシートSを用いる場合、前述のように
分離力の必要がないのに分離力が加わってしまう為に、
第8図(a)の様に一辺間じのキャリヤシートSの場合
には上下のシートSL、 S2が第8図(b)の様に分
離されてしまい搬送できなくなってしまう。そこで、こ
れを防ぐ為に第9図の様に三辺間じのキャリヤシートに
すれば搬送は可能となるが、キャリヤシートに原稿をセ
ットする際の作業性が悪くなるという欠点を有する。
(目  的) 本発明は、上記従来の自動原稿送り装置における間屈点
を解決するためになされたものであって、鉛筆書きの原
稿を搬送する時でも、原稿の擦れや汚れ、分離ローラの
汚れ等が少なく、且つ、−辺間じのキャリヤシートでの
搬送時においても、キャリヤシートの分離が生じない自
動原稿送り装置を提供することを目的とする。
(構  成) 本発明では上記目的を達成するため、自動原稿送り装置
の分離ローラとブレーキ部材とを圧接する分離圧を解除
する解除手段を設け、該解除手段によって分離圧を解除
する解除モードと、分離圧を加えて分離ローラとブレー
キ部材とを圧接し複数枚の原稿を一枚づつに分離して搬
送する分離モードの二つのモードを設ける。
上記解除手段を設け、一枚の原稿を送る際に、分離圧力
を解除する解除モードを選択することにより、一枚の原
稿を搬送する際には分離圧が解除されるため、原稿には
分離ローラとブレーキ部材とによる分離力が作用しない
ため、鉛筆書き原稿の搬送時における原稿の擦れや汚れ
等の発生を防止することができ、また、キャリヤシート
使用時における搬送不良等も生じることがない。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示し、印刷機の製版装置や
ファクシミリ装置等の原稿読み取り部に取付けられた自
動原稿送り装置の概略構成図を示す。
以下、第1図を参照して本発明による自動原稿送り装置
について説明する。
同図において、符号1は分離ローラ、符号2は原稿を分
離ローラ1まで搬送する原稿呼び出しローラで有り、図
示されないモータ、やベルト、ギヤ等の即動手段により
図示の矢印方向に回転即動される。図中符号3は分離ブ
レードであり、ブラケット4に固定されている。ブラケ
ット4は支持軸7を中心に回動可能に支持されており、
スプリング10の押付力により支持軸7を中心に左回転
に回動する力を受けることにより、分離ブレード3を原
稿分離ローラ1に押し付けている。符号5は原稿加圧板
であり、軸6を中心に回動可能に支持されており、原稿
送り時以外はスプリング57により先端部5aが原稿1
8から離れる方向に力を受けているが、原稿を送る時に
は、図に示すソレノイド11等のアクチュエータの作動
により、スプリング57の力に打ち勝って先端部5aが
原稿18に押し付けられるように力を受けている。
次に、自動原稿送り装置の原稿送り時の動作を以下にお
いて説明する。
先ず、原稿18を、その先端が分離ローラ1と分離ブレ
ード3が接する位置A付近に達するまで押し込み原稿台
58上にセットする。次に、製版スタートの指令を受け
ると、図示しない制御手段により前記即動手段が呼動さ
れ1分離ローラ1と原稿呼び出しローラ2は図中矢印の
方向に回転する。
これと同時にソレノイド等のアクチュエータ11が作動
し、原稿加圧板5の先端部5aが原稿呼び出しローラ2
の方向に押し付けられるために、前記先端部5aと前記
原稿呼び出しローラ2の間にはさまれている原稿18が
原稿呼び出しローラ2に押し付けられ、前記ローラ2の
回転力によって、図中において左方向へ搬送される。搬
送された原稿18の先端が分離ローラ1と分離ブレード
3の接する位置Aに達すると、分離ブレード3の押し付
は力により、原稿18は分離ローラ]、に押し付けられ
その回転力により左方向に搬送されようとするが、この
とき、二枚目以降の原稿は分離ブレード3により分離さ
れ、一番下の一枚目の原稿のみ搬送される。
分離部を通過した原稿18の先端部が送りローラ14の
手前側に位置するセンサ13を通過すると同時又は一定
時間後に、送りローラ14は図示しない駆動手段により
図の矢印の方向へ回転駆動を開始する。原稿18の先端
が送りローラ14に達すると、原稿18は送りローラ1
4に対向しスプリング16等により押し付けられている
押えローラ15にはさまれて更に左方向に搬送され発光
素子と受光素子とからなるフォトカプラ等のセンサ17
に達する。分離ローラ1と原稿呼び出しローラ2は、上
記センサ17が″オン″すると同時、又は、センサ13
が″オン”した後、原稿先端が送りローラ14と押えロ
ーラ15の接触部に達する時間の後に即動が停止され、
回転゛を停止する。この時、同時にアクチュエータ11
の作動も停止し、原稿加圧板5の先端部5aは原稿18
から離れ加圧しなくなる。
この後、原稿18は送りローラ14の回転力によっての
み送られる。
分離ローラ1の内部には一方面クラッチ60が内蔵され
ており、原稿18の搬送とともに連れ回りをし、原稿面
と原稿送りローラ1が擦れて原稿面が汚れたり、搬送時
の負荷が増大したりするのを防止している。
また、センサ17が原稿18の先端を検知した後も、原
稿18は送りローラ14によって搬送され、コンタクト
ガラス22上のB点に達すると、光源18によって照明
され、原稿からの反射光は反射ミラー19によって反射
された後、レンズ20に導かれ、CODイメージセンサ
、MOSイメージセンサ等の光センサ21上に結像され
、ここで光信号から電気信号へと光電変換される。
尚、原稿の光電変換動作は、原稿18の先端がセンサ1
7で検知されてから原稿18が一定距離進んだ後に開始
され、原稿の送り方向について一定位置から開始される
ようになっている。
さて1以上が通常の自動原稿送り時の動作であるが、こ
のような送り動作の場合、前述したように、キャリヤシ
ートを送る場合にキャリヤシートが分雅力によって変形
したり、キャリヤシートの中の原稿がずれてしまったり
することが有り、また、鉛筆書き原稿のような場合、原
稿面のカーボンで原稿が擦れて汚れたり、分離ローラに
カーボンが転写し、これによって原稿が汚れたり分離性
能が低下したりする。
そこで、本発明では、以下に述べるような分は圧力を解
除する手段たる分離圧解除機構を設けることによって、
上記不具合を解消する。
以下、解除機構について説明する。
第1図において、図中符号8は解除カムであり、原稿読
み取り部の筐体59に対してスライド可能に取付けられ
ており、解除カム8には手動操作用のツマミ9が固定さ
れている。ツマミ9を図の様に左から右へスライドさせ
ると、解除カム8も左から右へとスライドする。このと
き、解除カム8の斜面部8aは、ブラケット4の分離ブ
レード3が固定されているのと反対側の一部分を押し下
げるように作用し、これによってブラケット4を図中で
右回転方向に回動させ、ブレーキ部材たる分離ブレード
3を分離ローラ1から離し、分離圧を解除する。
このようにツマミ9をスライドして分離圧力を解除する
モードを選択した場合、原稿送りは次の様な動作となる
原稿の読み取り、製版を行うべく原稿18のセットを通
常の原稿送り時のように行なおうとすると、解除モード
では分離圧が解除されていて分離ローラ1と分離ブレー
ド3が離れているために、原稿18の先端は分離ローラ
1と分離ブレード3の通常時の接触点Aを通過して更に
奥に押し込むことが可能となり、送りローラ14と押え
ローラ15の接触部に突き当たるまで押し込まれる。こ
の時、原稿18の先端が送りローラ14の手前側に位置
するセンサ13を通過し、原稿有りと検知される。
原稿が検知されると送りローラ14は図示しない駆動手
段、及びセンサ13が原稿有りと検知すると同時又は一
定の遅れ時間後に前記駆動手段を駆動させる制御手段と
により回転駆動される。
このため、原稿18の先端が送りローラ14と押えロー
ラ15の接触部に達する前又は達した後短時間後に送り
ローラ14が回転するために、原稿18は送りローラ1
4と押えローラ15に確実にはさまれ、図中で左方向へ
更に搬送される。
原稿先端が送りローラ14と原稿読み取り位置Bの間に
位置するセンサ17に達し、原稿の先端が検知されると
、これと同時、又は検知後原稿18が一定距離送られた
後に送りローラ14の駆動が停止するように制御される
ため、原稿18の先端が原稿読み取り位置Bに対して一
定の位置で停止し、原稿18のセットが完了する。
ここで、前記一定距離は1例えば前記駆動手段がステッ
ピングモータの場合、モータのステップ数のカウント等
によって決定される。この状態で原稿18は製版スター
トの指令が出るまでこの位置で待機している。
次に、製版スタートの指令が出ると、送りローラ14は
再び回転を始め、原稿18を搬送し、原稿の読み取りが
行われる。
さて1以上のように自動原稿送り装置を、分離圧を解除
する解除機構と、該解除機構を作動さ仕た状態で原稿を
セットする際通常の原稿送り動作と異なる原稿送り動作
を行わせて原稿を定位置に位置決めさせる制御手段とを
有する構成にすると、キャリヤシートや鉛筆書き原稿で
も前述した様な不具合が起ることは無く、原稿を読み取
ることができる。
尚、第1図において、図中、符号12はブラケット4の
位置を検知する検知スイッチであり、分離圧解除時には
この検知スイッチ12が作動し、この検知スイッチ12
からの信号を受けて機械本体上の操作パネル上に分離圧
解除モードであることを表示したり、若しくは、通常の
原稿送りモードが作動しないような制御を行うように構
成されている。
即ち、このような構成にすると、原稿送り時に分離圧解
除モードとなっているのに多数枚の原稿をセットして全
部の原稿を同時に送ってしまうような操作ミスの発生を
防止することができる。尚、図示の例ではブラケット4
の位置を検知するようになっているが、ツマミ9′の位
置に検知スイッチを設け、ツマミ9のスライド位置を検
知するようにしても同様である。
第2図は本発明の第2の実施例を示し、分離圧解除を第
1図に示した実施例のようにカムのスライドで行うので
は無く、筺体59に固定された軸24を支点として回動
されるレバー23を回動することにより、レバー23の
一部23aによってブラケット4を回動させ、分離圧解
除を行うものである。
第3図は本発明の第3の実施例を示し、前記第1、第2
の実施例の装置のように分離圧解除を手動で行うのでは
なく、図示のソレノイド等のアクチュエータ25によっ
て分離圧解除機構を作動するものであり、本体上の図示
されない操作パネル等に設置された分離圧解除モードの
指定キーを押すことによ、す、アクチュエータ25に作
動信号を送信し、アクチュエータ25を作動してブラケ
ット4を回動させ分難圧の解除を行うものである。
尚、第2図及び第3図において第1図と同様の構成の部
位には同符号を付し説明を省略する。
第4図、第5図は、本発明の第4、第5の実施例を示し
、第1図乃至第3図に示した実施例とは異なり、第7図
に示した装置に本発明を適用した例を示す。
以下、第4図に示した実施例に基づいて本発明を説明す
る。
同図において、図中符号27は原稿分離部の分離ローラ
であり、図示しない駆動手段により示矢方向へ回転可能
となっている。符号30はブレーキ部材たる分離パッド
であって支持体33に固定されており、スプリング32
により分離ローラ27に押し付けられている。符号40
は原稿加圧板であり、軸41を中心に回動可能に支持さ
れており、ソレノイド39が作動すると、先端部40a
が分離ローラ27に接する方向へ回転し、スプリング4
2の引張力によって押し付けられる。符号28はプラテ
ンローラであり、図示しない駆動手段により図示の矢印
の方向へ回転可能である。符号29は原稿読み取り用の
光センサであり1図の場合は、いわゆる等倍センサであ
り、スプリング31の力によってプラテンローラ28に
押し付けられている。符号43は一方向りラッチ付のロ
ーラであり、示矢方向へ軽い力で空転する。符号44は
押えローラで、ローラ43に対して自重又はスプリング
45により軽く押し付けられている。
通常の自動原稿送りの場合、先ず原稿18をその先端が
原稿分にローラ27と分離パッド30の接触部に当るま
でおしこむ。次に、製版スタートの指令によりソレノイ
ド39が作動し、前述したように原稿加圧板40の先端
40aが原稿分離ローラ27に押し付けられようとする
為に、原稿18に加圧力が加わる。これと同時に原稿分
離ローラ27は前記駆動手段により図示の矢印の方向へ
回転を始める。
これらの動作により原稿18は分離パッド30によって
分離され、一枚の原稿だけが図に対して左方向へ搬送さ
れる。この分離後の原稿の先端がローラ43と押えロー
ラ44の接触部に達すると、ローラ43と押えローラ4
4は前述したように軽い力で回転するので、原稿の腰の
強さによって原稿の先端はローラ43と押えローラ44
の間を通過して更に左へ進み、発光素子と受光素子とか
らなるセンサ4Gにって検知される。
センサ46によって原稿が検知されると原稿分離ローラ
27は一定時間、又は前記駆動手段中のモータに取付け
られているロータリーエンコーダセンサの規定パルスだ
け回転し停止する。また、この時の原稿の先端は、プラ
テンローラ28と光センサ29の接触部に突き当たった
状態となる。
原稿分離ローラ27の回転が停止すると同時にプラテン
ローラ28は前記駆動手段により示矢方向に回転駆動さ
れ、また、ソレノイド39の作動が停止し原稿18への
加圧力は解除され、原稿18はプラテンローラ28の回
転力によってのみ搬送され、0部において光センサ29
により原稿の読み取りが行われる。この時、原稿分離ロ
ーラ27は一方面クラッチ61を内蔵しているために原
稿18と連れ回りを行う。
次に、分離圧を解除した時の動作について説明する。
図中符号38は分離圧解除レバーであり、本体筐体に固
定された軸37を中心に回動可能に支持されており、先
端部を上に上げると軸37を中心に図に対して左回転方
向に回動し、カム部38aが中間レバー35の一端を押
す。中間レバー35は本体筐体に固定された軸36を中
心に回動可能に支持されており、分離圧解除レバー38
のカム部38aに一端が押されることにより軸36を中
心に左回転方向に回動する。
中間レバー35の一端には溝状の切欠きが有り、支持体
33に固定されたピン34が係合しており、中間レバー
35が回動することによってピン34が下に押し下げら
れて支持体33が下に下がり、分離パッド30と原稿分
離ローラ27が離れ、分離圧が解除される。
この状態で、製版を行うために原稿のセットを行い、原
稿セットのために原稿18の先端を分離パッド30と原
稿分離ローラ27の接触部の方向へ押し込むと、前述し
たように分離圧が解除されているため原稿18の先端は
前記接触部を通過しローラ43と押えローラ44の接触
部に達するが、ローラ43と押えローラ44は前述した
ように軽い力で示矢方向へ回転するので、原稿18の先
端は、原稿の腰の強さによって接触部を通過する。原稿
が更に押し込まれると、原稿18の先端はプラテンロー
ラ28と光センサ29の接触部に突き当たり、ここで停
止し、センサ46で原稿有りと検知される。この状態で
原稿18から手を離して原稿セットが終了する。
尚、ローラ43は前述したように、一方向クラッチの作
用により図示の矢印方向にしか回転しないため、セット
後原稿18から手を離しても原稿18が押し込んでセッ
トした状態から元の方向へ戻ることはなく、原稿18の
先端が前記プラテンローラ28と光センサ29の接触部
から離れることがなく、セット状態が保持される。
次に、製版スタートの指令を受けるとプラテンローラ2
8は図示しない駆動手段によって図示の矢印方向に回転
し、原稿18を搬送して6部の画像を光センサ29にて
光電変換する。尚、符号47は駆動ベルトであり、プラ
テンローラ28の回転力をローラ43に伝達し、このロ
ーラ43の周速はプラテンローラ28の周速と同じか少
し遅く設定されている。
このように、プラテンローラ28の回転とともにローラ
43も回転するようにすると、原稿先端をプラテンロー
ラ28と光センサ29の接触部に、より確実に突き当て
ることができる。ただし、ローラ43を駆動しなくとも
前述のように原稿18をプラテンローラ28で搬送する
ことは可能である。
尚、第4図では分離圧解除をレバーにより解除したが、
第5図に示すように、図示されない操作パネル上に設け
られる解除スイッチ等によって分離圧解除モードを選択
し得るようにし、その解除スイッチからの指令によりソ
レノイド等のアクチュエータ55を作動させることによ
り分離圧を解除するようにしても同様の作用が可能であ
る。
また、ローラ43、押えローラ44を削除し、原稿先端
をセンサ46が検知してから一定時間にプラテンローラ
28を一定角度だけ回転させII、 yK稿18をプラ
テンローラ28と光センサ29の間にはさんで定位置に
原稿をセットすることも可能である。
ただし、この方法では、原稿18の先端がプラテンロー
ラ28と光センサ29との接触部に達する前にプラテン
ローラ28が回り始めることも有るので、原稿の位置決
め精度はやや劣る。
第5図は本発明のさらに別の実施例を示し、分離圧解除
手段としてソレノイド55を用いた例を示す、また、原
稿読み取り用の光センサ56もソレノイド等のアクチュ
エータ54の動作により、プラテンローラ28に接触さ
せたり離したりするようになっている。
さて、第5図に示した装置では、分離圧解除モードを選
択すると、ソレノイド55の作動により分離圧が解除さ
れるとともに、ソレノイド54の作動により、光センサ
56はプラテンローラ28から0.5〜1mm程度離間
される。この状態で原稿18を前述した例のように搬送
路中に押し込んで行くと、原稿18の先端が光センサ5
6の6部に達した時点で光センサ56そのものが原稿先
端を検知し、原稿の有無を操作パネル等に表示する。即
ち、第5図に示した装置では、原稿が定位置に達したこ
とを操作者に知らせ、原稿のセットを容易におこない得
るようにした例である。
尚、この場合製版スタートの指令と同時にソレノイド5
4の作動が終了し、光センサ56がスプリング48の力
によりプラテンローラ28に押し付けられ、原稿18を
搬送し、読み取りを行い、原稿読み取りが終わると再び
ソレノイド54が作動し、次の原稿に備えるようになっ
ている。
(効  果) 以上、実施例に基づいて説明したように、本発明による
自動原稿送り装置では、自動原稿送り装置の分離圧の解
除を行う解除機構と、前記機構を作動させて原稿をセッ
トするときに、通常の原稿送り動作と異なり製版スター
ト前に原稿を定位領置で停止させる制御手段との構成に
よりキャリヤシートや鉛筆書き原稿の場合でも、前述の
ような不具合を発生させずに原稿搬送を行うことができ
る。
従って、本発明によれば鉛筆書きの原稿を搬送する時で
も、原稿の擦れや汚れ、分離ローラの汚れ等が少なく、
且つ、キャリヤシート搬送時にキャリヤシートの分離が
起らない自動原稿送り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動原稿送り装置の概
略構成図、第2図及び第3図は同上別の実施例を示す自
動原稿送り装置の要部構成図、第4図及び第5図は同上
さらに別の実施例を示す自動原稿送り装置の概略構成図
、第6図及び第7図は従来の自動原稿送り装置の概略構
成図、第8図(a)及び第9図はキャリヤシー1への一
例を示す斜視図、第8図(b)はキャリヤシート使用時
における自動原稿送り装置の分離部の状態を示す説明図
をそれぞれ示す。 】、27・・・分離ローラ、3,30・・・ブレーキ部
材、4・・・ブラケット、7・・・支持軸、8・・・解
除カム、9・・・ツマミ、10.32・・・ばね部材、
12・・・検知スイッチ、18・・・原稿、23・・・
レバー、24・・・回転支持軸、25.55・・・アク
チュエータ、33・・・支持体、35・・・中間レバー
、38・・分離圧解除レバー。 光3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿給送方向に回転駆動される分離ローラと、該分離ロ
    ーラの周面に接触するブレーキ部材と、上記分離ローラ
    に上記ブレーキ部材を圧接する分離圧を付勢するばね部
    材とを有し、積層されている複数枚の原稿を上記分離ロ
    ーラと上記ブレーキ部材とによって一枚づつ分離して給
    送する自動原稿送り装置において、上記分離ローラと上
    記ブレーキ部材とに作用する上記分離圧を解除する解除
    手段を設け、該解除手段によって上記分離圧を解除する
    解除モードと、上記分離圧を加え分離ローラにブレーキ
    部材を圧接させ複数枚の原稿を一枚ずつに分離して搬送
    する分離モードの二つのモードを設けたことを特徴とす
    る自動原稿送り装置。
JP13374987A 1987-05-29 1987-05-29 自動原稿送り装置 Pending JPS63300038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13374987A JPS63300038A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 自動原稿送り装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13374987A JPS63300038A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 自動原稿送り装置

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ID=15112035

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JP13374987A Pending JPS63300038A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 自動原稿送り装置

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JP (1) JPS63300038A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5335902A (en) * 1992-03-13 1994-08-09 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeding device for an image forming apparatus
JP2006256762A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Brother Ind Ltd 給紙装置
FR2955093A1 (fr) * 2009-12-10 2011-07-15 Sagem Comm Dispositif de traitement de documents, comportant un chemin interne comprenant un deliasseur debrayable

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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