JPH0144506Y2 - - Google Patents

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JPH0144506Y2
JPH0144506Y2 JP19724481U JP19724481U JPH0144506Y2 JP H0144506 Y2 JPH0144506 Y2 JP H0144506Y2 JP 19724481 U JP19724481 U JP 19724481U JP 19724481 U JP19724481 U JP 19724481U JP H0144506 Y2 JPH0144506 Y2 JP H0144506Y2
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paper
pressing
peeling
cassette
peeling claw
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JP19724481U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案はたとえば複写機等に用いられる給紙装
置に関する。
考案の技術的背景 たとえば複写機に用いられる給紙装置において
は、通常、給紙カセツト内に積層状態に収容され
た用紙をバツクアツプ体により押し上げて最上端
の用紙の隅部を剥離爪に押し付けるとともに最上
端の用紙に給紙ローラを当接させることによつて
上記カセツト内の用紙を1枚ずつ分離しながら給
出するように構成されている。
背景技術の問題点 上記装置では、高湿度の雰囲気中に放置される
と、カセツト内の用紙は吸湿する。すると、この
用紙は隅部が剥離爪に押し付けられているためく
せがついてしまう。このため、給紙時には用紙の
腰が弱くなり、剥離不良や折曲り等によるジヤム
を生じ易いという欠点がある。
考案の目的 本考案は上記事情にもとづいてなされたもの
で、その目的とするところは、高湿時においても
給紙不良を確実に防止することができるようにし
た画像形成機の給紙装置を提供することにある。
考案の概要 本考案はコピーモード以外のときは用紙を剥離
爪に押付けないようにすることによつて、高湿時
に用紙が吸湿しても用紙に剥離爪によるくせがつ
かないようにしたものである。
考案の実施例 以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。第1図中1は画像形成機としての電子
複写機の本体である。この本体1の上面には原稿
載置台2が設けられ、これは本体1内に設けられ
た駆動モータ3により往復動するようになつてい
る。上記本体1内のほぼ中央部には上記載置台2
と同期的に回転する感光体4が軸支されている。
感光体4と原稿載置台2との間にはランプ5、集
束性光伝送体6などからなる露光系7が設けら
れ、原稿載置台2上にある原稿を照射し、その反
射光を感光体4に導びいて原稿像を結像するよう
になつている。この結像位置から感光体4の回転
方向に沿つて順に現像装置8、転写装置9、剥離
装置10、未転写現像剤除電装置11、清掃装置
12、除電ランプ13および帯電装置14が配設
されている。
また、上記本体1内の底部には感光体4と転写
装置9および剥離装置10との間を経る用紙搬送
路15が形成されていて、この基端側は本体1の
一側に設けられた給紙部16に、末端側は本体1
の他側に設けられた排紙部17に定着装置18を
介してそれぞれ接続されている。そして、上記給
紙部16は給紙装置19から給紙された用紙Pま
たは手差しガイド20から手差しされた用紙Pを
選択的に搬送路15へ給出するようになつてい
る。
上記給紙装置19は第2図および第3図に示す
ように、用紙Pを収容する収容部としての給紙カ
セツト21と、この給紙カセツト21に収容され
た用紙Pを1枚ずつ分離すべく設けられた剥離爪
22,22と、この剥離爪22,22に上記カセ
ツト21内の用紙Pを押付ける押付機構23と、
この押付機構23による用紙Pの押付を解除する
押付解除機構24と、上記カセツト21内に収容
された最端部の、すなわち上記剥離爪22,22
に押付けられた用紙Pを順次給出する給出機構2
5と、上記剥離爪22,22の周辺の雰囲気を吸
引する吸引機構26とを有して構成されている。
上記給紙カセツト21は上記給紙部16に着脱
自在に装着され、内部に多数の用紙P…を積層状
態に、かつ一括して収容するようになつている。
上記剥離爪22,22は上記カセツト21内に
収容された用紙P…の後述する給紙ローラ27に
よる用紙取出方向前端部両隅を押えるようになつ
ている。
上記押付機構23は上記カセツト21内底部に
バツクアツプ体28を有している。このバツクア
ツプ体28は一端が第1の支軸29に回動自在に
枢支されており、板ばね30によつて上方へ付勢
されるようになつている。板ばね30は中途部が
第2の支軸31に回動自在に枢支されているとと
もに一端が第1の付勢ばね32に連結されてい
て、他端が上記カセツト21の底板33に形成さ
れた開口部34を介して上記バツクアツプ体28
を押上げるようになつている。
上記押付解除機構24は上記押付機構23によ
る用紙Pの押付をコピーモード以外のとき解除す
るもので、上記板ばね30の第2の支軸31と第
1の付勢ばね32との間にカム35を当接してい
る。このカム35は第1の駆動力伝達チエーン3
6により第1のスプロケツト37を介して駆動さ
れるシヤフト38に取付けられており、このシヤ
フト38には半回転スプリングクラツチ39が組
込まれている。この半回転スプリングクラツチ3
9は中途部を回動自在に枢支したストツプポール
40の一端に第2の付勢ばね41と第1のソレノ
イド42の作動杆43とを連結し、第1のソレノ
イド42の消磁時には第2の付勢ばね41の付勢
力により上記ストツプポール40の他端がクラツ
チ本体44に係合してシヤフト38をカム35の
大径部45または小径部46が当接する状態で停
止させ、また第1のソレノイド42が一旦励磁さ
れると、ストツプポール40が一旦第2の付勢ば
ね41の付勢力に抗して回動されクラツチ本体4
4との係合を解除されてシヤフト38を半回転さ
せるようになつている。そして、カム35の大径
部45が板ばね30に当接すると、この板ばね3
0が第1の付勢ばね32の付勢力に抗して回動さ
れることにより上記押付機構23による用紙Pの
押付が解除されるようになつている。
上記給出機構25は駆動源47によつて駆動さ
れる駆動軸48に1対のアーム49,49のそれ
ぞれの一端部を回動自在に枢支している。これら
アーム49,49の他端部間には1対の給紙ロー
ラ27,27および第2のスプロケツト50を取
付けた従動軸51が回転自在に架設され、これは
駆動軸48に取付けられた第3のスプロケツト5
2と、第2および第3のスプロケツト50,52
間に掛渡された第2の駆動力伝達チエーン53と
を介して駆動軸48から駆動力を伝達されるよう
になつている。また、上記アーム49,49の一
方には第3の付勢ばね54と第2のソレノイド5
5の作動杆56とが連結されていて、第2のソレ
ノイド55が励磁されるとアーム49,49が第
3の付勢ばね54の付勢力に抗して回動され給紙
ローラ27,27がカセツト21内の最上端の用
紙Pに当接してこれを給出するようになつてい
る。また、第2のソレノイド55が消磁されると
アーム49,49が第3の付勢ばね54の付勢力
によつて回動され給紙ローラ27,27がカセツ
ト21内の用紙Pから退避するようになつてい
る。そして、このように構成された給出機構25
はさらに第4図に示すように、コピーモード終了
後最端部の用紙Pを少なくとも上記剥離爪22,
22から剥離するまで給出して待機させるように
構成されている。
上記吸引機構26は上記剥離爪22,22近傍
に吸引管57,57の吸引口58,58を配設
し、ブロア59によつて剥離爪22,22周辺の
雰囲気を吸引するようになつている。
しかして、メインスイツチを接続すると所定部
分に通電され、コピーすることが可能な状態とな
る。ここで、コピースイツチを接続すると、第1
のソレノイド42が一旦励磁され、半回転スプリ
ングクラツチ39が半回転される。すると、バツ
クアツプ体28が板ばね30によつて押上げら
れ、カセツト21内の最上端の用紙Pが剥離爪2
2,22に押付けられる。同時に、第2のソレノ
イド55が励磁され、給紙ローラ27,27を押
し下げてカセツト21内の最上端の用紙Pを剥離
爪22,22にて剥離しながら順次給出する。こ
のとき、ブロア59が嫁働し、剥離爪22,22
周辺の雰囲気を吸引する。
ついで、コピーモードが終了すると、給紙ロー
ラ27,27が最上端の用紙Pを少なくとも剥離
爪22,22から剥離するまで給出したところで
第2のソレノイド55が消磁され、給紙ローラ2
7,27は用紙Pから退避し、用紙Pは次のコピ
ーモードまでこの状態で待機する。ついで、第1
のソレノイド42が一旦励磁され、半回転スプリ
ングクラツチ39が半回転される。すると、板ば
ね30がカセツト21外へ押下げられ、バツクア
ツプ体28による剥離爪22,22への用紙Pの
押付が解除される。同時に、ブロア59は稼働を
停止する。
このように、コピーモード以外のときは用紙P
を剥離爪22,22に押付けないようにしたか
ら、高湿時に用紙Pが吸湿しても用紙Pには剥離
爪22,22によるくせがつかない。また、剥離
爪22,22の周辺の雰囲気を吸引するようにし
たから、剥離爪22,22による用紙Pの剥離を
容易にすることができる。さらに、コピーモード
終了後最端部の用紙Pを少なくとも剥離爪22,
22から剥離するまで給出して待機させるように
したから、高湿時に最も腰が弱くなり易い用紙P
を次のコピーモード時に剥離させる必要がない。
したがつて、高湿時においても確実に給紙不良を
防止することができる。
考案の効果 以上説明したように本考案によれば、吸引機構
を設け、収容部内に収容された用紙を1枚ずつ分
離すべく設けられた剥離爪の周辺の雰囲気を吸引
するようにしたから、高湿時等に用紙の剥離爪部
における吸湿が防止される。さらに、剥離爪に収
容部内の用紙を押付ける押付機構による用紙の押
付けをコピーモード以外のとき解除する押付解除
機構を設けたから、たとえ高湿時に用紙が吸湿し
ても用紙に剥離爪による癖が付くことがなく、吸
湿時に用紙の腰が弱くなり難く給紙不良を確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は画像形成機の概略的断面図、第2図は給紙装置
の斜視図、第3図は同じく縦断正面図、第4図は
同じく作用説明図である。 19……給紙装置、P……用紙、21……収容
部(給紙カセツト)、22……剥離爪、23……
押付機構、24……押付解除機構、26……吸引
機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収容部に収容された用紙を1枚ずつ給紙するも
    のにおいて、上記収容部に収容された用紙を1枚
    ずつ分離すべく設けられた剥離爪と、この剥離爪
    に上記収容部内の用紙を押付ける押付機構と、こ
    の押付機構による用紙の押付けをコピーモード以
    外のとき解除する押付解除機構と、上記剥離爪周
    辺の雰囲気を吸引する吸引機構とを具備してなる
    ことを特徴とする画像形成機の給紙装置。
JP19724481U 1981-12-26 1981-12-26 画像形成機の給紙装置 Granted JPS58100349U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19724481U JPS58100349U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 画像形成機の給紙装置

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JP19724481U JPS58100349U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 画像形成機の給紙装置

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Publication Number Publication Date
JPS58100349U JPS58100349U (ja) 1983-07-08
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JP19724481U Granted JPS58100349U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 画像形成機の給紙装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007320716A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Mitsubishi Electric Corp 給紙装置
JP5129285B2 (ja) * 2010-03-18 2013-01-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置及び画像形成装置

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JPS58100349U (ja) 1983-07-08

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