JPS63296170A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えば銀行等の金融機関に設置され、貨幣の
入出金等の取引を自動的に行なう自動取引装置に関する
。

（従来の技術） この種の自動取引装置は、例えば銀行等の金融機関に設
けられるが、顧客との間における貨幣の出し入れ等の入
出金処理を容易に行なうことができるように顧客がアク
セスし易い場所に設置されている。また、自動取引装置
は、顧客による貨幣の出し入れ等が頓繁に行なわれ、故
障した場合には顧客に対するサービスの低下につながる
ので、本自動取引装置の動作状態を監視する遠隔監視装
置が設けられている。

この遠隔監視装置は、自動取引装置から遠隔した金融ｍ
関の内部に設けられるとともに、自動取引装置の動作の
正常性を監視するだけでなく、簡単な障害の解除、自動
取引装置に挿入されて詰まった磁気カード等の排出処理
、リセット処理等も遠隔制御により行なうことができる
ようになっている。

一方、自動取引装置は、遠隔監視装置では処理できない
故障、例えば紙幣の出し入れによる詰まりゃその他の故
障が発生することがあるが、このような場合には保守員
が自動取引装置の扉等を開いて内部を点検することが当
然行なわれている。

（発明が解決しようとする問題点） 自動取引装置が故障し、保守員が自動取引装置の扉等を
開放して内部を点検している場合にも、従来の自動取引
装置では遠隔監視装置から遠隔制御することが可能であ
った。このため、内部点検中に遠隔監視装置からの制御
で例えば磁気カードの排出処理、リセット処理等が行な
われ、これにより自動取引装置内のｉ構部等が作動した
とすると、正常な内部点検動作を行なうことができない
とともに、場合によっては事故を誘引する可能性があっ
た。

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、内部保守点検中に遠隔監視装置による制御
動作を禁止した自動取引装置を提供することにある。

［発明の構成〕 （問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するため、本発明の自動取引装置は、
遠隔に設けられた遠隔監視装置からの制御信号により制
御され得るとともに、各種取引を自動的に行なう自動取
引装置であって、第１図に示すように、保守動作が行な
われていることを検出する検出手段９１と、保守動作が
行なわれていることを前記検出手段が検出しているとぎ
には、前記遠隔監視５Ａ置からの制御を無効にする無効
側部手段９３とを有することを要旨とする。

（作用） 本発明の自動取引装置では、保守動作が行なわれている
ときには、遠隔監視装置からの制御を無効にしている。

（実施例） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明の一実施例に係る自動取引装置の外観を
示す斜視図である。この自動取引装置は、例えば銀行等
の金融機関に設けられ、利用者との間で貨幣等の入出金
処理を行なうものであり、図示のようにほぼ箱型の構造
を有する筐体１で構成されている。この筐体１の前面に
は１字形状の段部からなり、貨幣等の入出金処理のため
に顧客がアクセスし得る操作部２が形成されている。こ
の操作部２の水平面には、預は入れる紙幣を投入し得る
とともに、払戻すべき紙幣を受取る紙幣挿入口３が設け
られ、この紙幣挿入口３には開閉自在な扉４が設けられ
ている。また、この紙幣挿入口３に隣接して、タッチセ
ンサ内蔵のカラーＣＲＴ表示部５が設けられている。こ
のＣＲ１表示部５は本自動取引装置の操作手順、そのだ
の情報をイラス１−１文字等によって表示し、利用者を
誘導するとともに、その表示によって暗証番号、金額、
取引の承認、確認または取消等に応じた表示部分を押圧
することによりタッチセンサ（図示せず）がそれを感知
し、後述する主制御部１１へ対応する信号を出力する所
謂キー操作が行なわれるものである。具体的に説明する
と、第４図はこのＣＲ１表示部５の表示画面の一例を示
しているものであるが、この表示画面においては「ご希
望のお取引を直接押してください」という中央の表示の
左右に各種取引を示す「お預は入れ」、「通帳記帳」、
「お引き出し」、「残高照会」等が表示されているが、
これらの表示がこれらの内容を示すツーの機能を有して
おり、これらの表示上を指等で押すことにより対応する
処理を指定することができるのであるとともに、またこ
れらの表示は装置の操作やステップの状態が変化するご
とに内容および表示が変化していくようになっているの
である。

操作部２の垂直面には、暗証番号および口座番号等の口
座情報が記録されている取引媒体としての磁気カードを
挿入するカード挿入口６、通帳を挿入する通帳挿入ロア
、効果を投入する効果投入口８が設けられている。

また、筐体１内には、第３図に示すように、本装置の全
体を制御する主制御部１１、前記カード挿入口６から挿
入されるカードを受は入れ、カ一ド上の磁気ストライプ
部から暗証番号、口座番号等の口座情報を読取る磁気カ
ードリーダ部１２前記通帳挿入ロアから挿入された通帳
の磁気ストライプを読取るとともに、通帳および図示し
ないジャーナル用紙に取引内容を記録する通帳プリント
部１３、前記紙幣挿入口３に挿入された紙幣を受入れ、
指定された金額の紙幣を前記紙幣挿入口３に払出す入出
金ユニット１４、前記ＣＲＴ表示部５および扉開センサ
１５によって構成される接客ユニット１６、図示しない
スピーカにより顧客に音声案内を行なう音声案内ユニッ
ト１７、係員用の内部モニタ１８、取引データ等が記憶
されるフロッピーディスク１９、前記主υ制御部１１と
ホストコンピュータ（図示せず）との間のデータ伝送を
υ制御する伝送制御部２０および電源部２１が設けられ
ている。また、前記主制御部１１には、外部に設けられ
た係員用の遠隔監視装置であるリモートモニタ２３がリ
モートセンタ制御部２２を経由して接続されている。

更に、前記リモートモニタ２３は、第５図に示すように
、この操作部に、自動取引装置の状態を表示するランプ
類２４、リモートモニタ２３の電源スィッチ２５、自動
取引装置を休止させるためのスイッチ２６、自動取引装
置内の残留媒体を排出させるスイッチ２７、自動取引装
置を初期化するスイッチ２８および図示しない呼出警報
音ブザーの動作を停止するためのブザー停止スイッチ２
９等を有する。

次に、本自動取引装置の作用を第６図のフローチャート
を参照して説明する。

まず、本自動取引装置は通常の場合顧客待ちの状態にあ
るが、この顧客持ちの状態では、第４図に示すような案
内情報がＣＲ７表示部５に表示されている。

そして、この顧客持ち状態において、本自動取引装置は
次に行なわれる動作として、顧客により所望の取引ボタ
ンが押されたか（ステップ１１０）、前記リモートモニ
タ２３から手動体止ボタンが押されたか（ステップ１２
０＞　、本装置内部に設けられている前記内部モニタ１
８が押されたか（ステップ１３０）　、本装置の各ユニ
ットに障害が発生していないか（ステップ１４０）等の
監視を常時行なっている。

このような監視状態で、顧客により所望の取引ボタン、
例えばＣＲ７表示部５に表示されている「お預は入れ」
、「お引き出し」、「通帳記帳」、「残高照会」の中の
所望の部分が押されると（ステップ１１０）、この押さ
れた取引に対応する処理が行なわれ（ステップ１６０）
　、再び顧客持ち状態に戻る。

また、取引ボタンが押されたのでなく、リモートモニタ
２３から異常チェックまたは保守等のために手動体止ボ
タンが押された場合には（ステップ１２０）　、すなわ
ち本自動取引装置から遠隔に設けられているリモートモ
ニタ２３から監視動作等を行なうためにリモートモニタ
２３から手動体止ボタンが押された場合には、または内
部モニタ１８から異常チェックまたは保守等のために手
動体止ボタンが押された場合には（ステップ１３０）、
本自動取引装置の扉、例えば前記ｒａ４が開いているか
否かがチェックされる（ステップ１７０）。

扉が開いていない場合には、リモートモニタ２３の媒体
排出キーが押されたか否かがチェックされる（ステップ
１８０）。媒体排出キーが押されている場合には、媒体
排出処理を行なってステップ１７０に戻り（ステップ２
３０）　、押されていない場合には、リモートモニタ２
３のリセットキーが押されたか否かがチェックされる（
ステップ１９０）。リセットキーが押されている場合に
は、リセット処理を行なって異常が検出されなければ再
び顧客持ちの状態に戻り（ステップ２２０）。

押されていない場合には、内部モニタ１８の媒体排出キ
ーが押されたか否かがチェックされる（ステップ２００
）。媒体排出キーが押されている場合には、媒体排出処
理が行なわれ〈ステップ２３０）、押されていない場合
には、内部モニタ１８のリセットキーが押されたか否か
がチェックされる（ステップ２１０）。リセットキーが
押されている場合には、リセット処理が行なわれ（ステ
ップ２２０＞、押されていない場合には、ステップ１７
０に戻る。

また、前記ステップ１７０のチェックにおいて、扉が開
いている場合には、前記ステップ１８０゜１９０の処理
を飛び越して、すなわちリモートモニタ２３からの媒体
排出処理およびリセット処理が無効にして、ステップ２
００以降の内部モニタ１８により処理のみを行なうよう
にし、このようにすることにより本自動取引装置の扉を
開けて内部［ニタ１８から内部を点検している場合に、
リモートモニタ２３からの遠隔制御を無効にし、予期し
ない機械動作による事故を防止しているのである。

更に、リモートモニタ２３および内部モニタ１８からの
手動体止処理でない場合には、ステップ１４０に進んで
、各ユニットの障害がチェックされ、障害が発生してい
る場合には、障害処理が行なわれる（ステップ１５０）
。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、保守動作が行な
われているときには、遠隔監視装置からの制御を無効に
しているので、保守点検中に予期しない機械動作が発生
することがないため、保守点検動作を適確に行なうこと
ができるとともに、事故が発生することもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のクレーム対応図、第２図は本発明の一
実施例に係る自動取引装置の外観を示す斜視図、第３図
は第２図の自動取引装置の回路構成を示すブロック図、
第４図は第２図の自動取引装置に使用されるＣＲＴ表示
部の表示画面の一例を示す図、第５図は第１図の自動取
引装置に対して遠隔に設けられ、自動取引装置を遠隔か
ら監視制御するためのリモートモニタの操作パネルの正
面図、第６図は第２図の自動取引装置の作用を示すフロ
ーチャートである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）遠隔に設けられた遠隔監視装置からの制御信号に
   より制御され得るとともに、各種取引を自動的に行なう
   自動取引装置であって、保守動作が行なわれていること
   を検出する検出手段と、保守動作が行なわれていること
   を前記検出手段が検出しているときには、前記遠隔監視
   装置からの制御を無効にする無効制御手段とを有するこ
   とを特徴とする自動取引装置。
2. （２）前記検出手段は、開閉部が開放されていることを
   検出する開放検出手段を有し、前記無効手段は、前記開
   放検出手段が開閉部の開放を検出しているとき、前記遠
   隔監視装置からの制御を無効にする手段を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の自動取引装置
   。