JPS63295722A - 紡機用リング - Google Patents
紡機用リングInfo
- Publication number
- JPS63295722A JPS63295722A JP13296987A JP13296987A JPS63295722A JP S63295722 A JPS63295722 A JP S63295722A JP 13296987 A JP13296987 A JP 13296987A JP 13296987 A JP13296987 A JP 13296987A JP S63295722 A JPS63295722 A JP S63295722A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- ceramic
- traveler
- coating layer
- spinning machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 title claims description 25
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 15
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 14
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 13
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims abstract description 9
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 239000011651 chromium Substances 0.000 claims abstract description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 8
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 2
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000005255 carburizing Methods 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007772 electroless plating Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 1
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 1
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 238000011536 re-plating Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 1
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000001771 vacuum deposition Methods 0.000 description 1
- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/52—Ring-and-traveller arrangements
- D01H7/60—Rings or travellers; Manufacture thereof not otherwise provided for ; Cleaning means for rings
- D01H7/602—Rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高速精紡において優れた性能を発揮する紡機用
リングに関するものである。
リングに関するものである。
従来、紡機用リングは、一般に炭素鋼材を素材とし浸炭
焼入れによる熱処理を施して作られている。また、セラ
ミックにて形成された紡機用リングも一部使用されてい
る。然るに上記紡機用リングでは今日の紡績工場での過
酷な条件、例えばスピンドル回転数が２０．００ Ｏｒ
、込ｍ以上ではリングとトラベラの摩擦抵抗の増大と、
噌擦力のＡ激な上昇のため、従来の浸炭焼入れリングで
は表面硬度が低下し、そのためトラベラ走行によるすべ
り増耗が増大する。
焼入れによる熱処理を施して作られている。また、セラ
ミックにて形成された紡機用リングも一部使用されてい
る。然るに上記紡機用リングでは今日の紡績工場での過
酷な条件、例えばスピンドル回転数が２０．００ Ｏｒ
、込ｍ以上ではリングとトラベラの摩擦抵抗の増大と、
噌擦力のＡ激な上昇のため、従来の浸炭焼入れリングで
は表面硬度が低下し、そのためトラベラ走行によるすべ
り増耗が増大する。
また、セラミ、り製リングでは一般に表面硬度が高く、
リングの寿命は長いが、トラベラが摩耗し易く、さらに
、トラベラ走行で脱落した微細なセラミック粒子が研摩
材として作用し、トラベラの摩耗およびリング表面にで
きる薄い酸化物Ｌ４であるなじみ層の形成を妨害し、な
じみにくいリングとなるなどの欠点があった。
リングの寿命は長いが、トラベラが摩耗し易く、さらに
、トラベラ走行で脱落した微細なセラミック粒子が研摩
材として作用し、トラベラの摩耗およびリング表面にで
きる薄い酸化物Ｌ４であるなじみ層の形成を妨害し、な
じみにくいリングとなるなどの欠点があった。
本発明は上記欠点を解消するものであり、紡機用リング
の少なくともトラベラと接触するりングフランジ部分を
セラミックで形成し、α０１Ｐ〜３Ｐのニッケル、鉄、
クロムの少くとも１種の被覆を行なって紡機用リングを
形成するものである。
の少なくともトラベラと接触するりングフランジ部分を
セラミックで形成し、α０１Ｐ〜３Ｐのニッケル、鉄、
クロムの少くとも１種の被覆を行なって紡機用リングを
形成するものである。
表面に被覆されたニッケル、鉄、あるいはクロムはセラ
ミック粒子の脱落を防ぐバインダとしての働きを行うと
同時にトラベラ走行時に発生する熱の拡散と、表面に生
ずる酸化皮膜層の形成を助けることによりなじみ性が良
く、かつ耐摩耗性良好な寿命の長い紡機用リングを提供
するものである。
ミック粒子の脱落を防ぐバインダとしての働きを行うと
同時にトラベラ走行時に発生する熱の拡散と、表面に生
ずる酸化皮膜層の形成を助けることによりなじみ性が良
く、かつ耐摩耗性良好な寿命の長い紡機用リングを提供
するものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第１図は本発明の１実施例を示す紡機用リングのフラン
ジ部分の断面図を示し、炭化珪素を組成とする原料を用
いて鋳込成形によシ所定の形状忙成形し、高温で焼成し
て硬度がＨｖ ２０００〜ｇｓｏｏのリングフランジ部
（１）を形成する。
ジ部分の断面図を示し、炭化珪素を組成とする原料を用
いて鋳込成形によシ所定の形状忙成形し、高温で焼成し
て硬度がＨｖ ２０００〜ｇｓｏｏのリングフランジ部
（１）を形成する。
次に真空蒸着法によシ厚さｌＰの＝ｙケル被膜（りを形
成して本発明の紡機用リングを構成する。
成して本発明の紡機用リングを構成する。
セラミック材としては８１０の他にＴｉＯ、ＴａＯ。
Ｏｒｂ、 ＶＣ等の炭化物、Ａｌ、Ｏ，、８１０，、Ｚ
ｒＯ，、Ｔｉｅ。
ｒＯ，、Ｔｉｅ。
等の酸化物、あるいはＢ１． Ｎ、 、 ＴｉＮ 、
ＴａＮ 、 ＢＮ等の窒化物が用いられる。
ＴａＮ 、 ＢＮ等の窒化物が用いられる。
なお、紡機用リング全体をセラミックで形成したり、フ
ランジ部のみをセラ２ツクで形成し、その他の部分を炭
素鋼、アルミニウム等の金属や、合成樹脂等より形成す
ることもできる。
ランジ部のみをセラ２ツクで形成し、その他の部分を炭
素鋼、アルミニウム等の金属や、合成樹脂等より形成す
ることもできる。
また、セラミック上へ被覆する金属はＮｉ、Ｆｅ。
Ｏｒが良く、他の金属ではトラベラとの良好ななじみ層
の形成が遅い欠点がある。
の形成が遅い欠点がある。
また、金属被覆層の厚さは０．０１μ〜８ｐが喪く、α
Ｏ１μ以下では下地の七ラミ、り層の粒子が脱落しやす
く、３Ｐ以上では金属被覆！−が不均一に摩耗し烏くな
る等の問題がある。
Ｏ１μ以下では下地の七ラミ、り層の粒子が脱落しやす
く、３Ｐ以上では金属被覆！−が不均一に摩耗し烏くな
る等の問題がある。
上記実施例で得られた本発明の紡機用リングの実用テス
トを行った結果を第２図に示す。
トを行った結果を第２図に示す。
第８図は本発明の紡機用りングムと従来のセラζツク製
紡機用リングＢとの運転時間と初期の糸切れ数との曲線
図であり、本発明の紡機用り／グＡは従来のセラミック
展りングＢＫ比較し、糸切れ数が約ｌ／８の時間で減少
し、なじみ性に優れている事が判る。
紡機用リングＢとの運転時間と初期の糸切れ数との曲線
図であり、本発明の紡機用り／グＡは従来のセラミック
展りングＢＫ比較し、糸切れ数が約ｌ／８の時間で減少
し、なじみ性に優れている事が判る。
第８図は本発明の紡機用りングムを用いて実用テストを
行なった場合の運転時間と摩耗減量との曲線図を示し、
従来のセラき、り製紡機用リングＢに比較して、本発明
の紡機用りングＡは約Ｓ／Ｓの摩耗減量となり、寿命が
長くなる事が判る。
行なった場合の運転時間と摩耗減量との曲線図を示し、
従来のセラき、り製紡機用リングＢに比較して、本発明
の紡機用りングＡは約Ｓ／Ｓの摩耗減量となり、寿命が
長くなる事が判る。
なお実施例においてはニッケル被覆を真空蒸着法によシ
行ったが、スパッタリング法やｐｂアクチベーチングを
下地としたニッケル −リ／無電解メッキ法によっても
よい。
行ったが、スパッタリング法やｐｂアクチベーチングを
下地としたニッケル −リ／無電解メッキ法によっても
よい。
本発明の紡機用リングは上記の如く、少ガくともトラベ
ラが走行するリングフランジ部がセラζツクで形成され
、かつその表面に、ニッケル、鉄、クロムのいずれか一
種よりなる被覆層を形成しているため、高硬度のセラミ
ックによシ耐摩耗性が向上するのみならず、上記金属被
覆層によシなじみ性が向上し、トラベラ焼けや異常摩耗
が少なく、糸切れが少なく、スピンドル回転数が２へ０
００〜８へ０００ ｒ、１６ｍの高速運転域においても
初期よシ安定した連続運転が可能となる等の優れた効果
を有する発明である。
ラが走行するリングフランジ部がセラζツクで形成され
、かつその表面に、ニッケル、鉄、クロムのいずれか一
種よりなる被覆層を形成しているため、高硬度のセラミ
ックによシ耐摩耗性が向上するのみならず、上記金属被
覆層によシなじみ性が向上し、トラベラ焼けや異常摩耗
が少なく、糸切れが少なく、スピンドル回転数が２へ０
００〜８へ０００ ｒ、１６ｍの高速運転域においても
初期よシ安定した連続運転が可能となる等の優れた効果
を有する発明である。
第１図は本発明の紡機用リングのフランジ部分の断面図
、第８図〜第３図は本発明の紡機用リングと従来の紡機
用リングの比較を示し、第２図は運転時間と糸切れ数の
曲線図、第８図は運転時間と摩耗減量の曲線図である。 （１）・・・リングフランジ部 （り・・・金属被覆層 ″
、第８図〜第３図は本発明の紡機用リングと従来の紡機
用リングの比較を示し、第２図は運転時間と糸切れ数の
曲線図、第８図は運転時間と摩耗減量の曲線図である。 （１）・・・リングフランジ部 （り・・・金属被覆層 ″
Claims (2)
- （１）少なくともトラベラが走行するリングフランジ部
がセラミックで形成され、かつその表面に、ニッケル、
鉄、クロムのいずれか一種よりなる被覆層を形成したこ
とを特徴とする紡機用リング。 - （２）上記被覆層の厚さが０．０１μ〜３μであること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の紡機用リング
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13296987A JPS63295722A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 紡機用リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13296987A JPS63295722A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 紡機用リング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63295722A true JPS63295722A (ja) | 1988-12-02 |
Family
ID=15093732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13296987A Pending JPS63295722A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 紡機用リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63295722A (ja) |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP13296987A patent/JPS63295722A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63295722A (ja) | 紡機用リング | |
| US6804943B2 (en) | Ring traveler and method for producing the same | |
| JP2873353B2 (ja) | 紡機用リング | |
| JP3089501B2 (ja) | 紡機用リング | |
| JPH0516228Y2 (ja) | ||
| JP2873349B2 (ja) | 紡機用リング | |
| JPH05186917A (ja) | 紡機用リング | |
| JPS63295720A (ja) | 紡機用リング | |
| JPH03199433A (ja) | 紡機用リング | |
| JP2821635B2 (ja) | 紡機用リング | |
| JPH05106124A (ja) | 紡機用リング | |
| JPH0748731A (ja) | 紡機用リング | |
| JP2627343B2 (ja) | 紡機用トラベラ | |
| JPH02182927A (ja) | 紡機用リング | |
| JPH05106125A (ja) | 紡機用金属トラベラ | |
| JPH0881838A (ja) | 紡績用リング | |
| JPH0571685B2 (ja) | ||
| JPH05117927A (ja) | 紡機用リング | |
| JP2526058B2 (ja) | 紡機用トラベラ | |
| JPH07145522A (ja) | 紡機用リング | |
| JPS6228419A (ja) | 紡機用トラペラ | |
| JPH06200430A (ja) | 紡機用リング | |
| JPS63270818A (ja) | 紡機用リング | |
| JP2873354B2 (ja) | 紡機用リング | |
| JPS61245320A (ja) | 紡機用リング |