JPS63288766A - 通帳印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 金融機関等で使用される通帳印字装置であって、読取手
段によって読み取られた取引契約内容印字ページの識別
コードを第１の記憶手段に記憶し、記憶された取引契約
内容印字ページの識別コードと、ページ捲り手段によっ
てページ捲り後に読取手段が読み取った識別コードとに
基いて、ページ捲りされたページが取引明細データを印
字する最初のページであるか否かを判別手段で判別する
ことにより、ページ捲りエラーが防止でき、ページ捲り
エラーで印字ミスして通帳が廃棄される無駄が解消する
。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、金融機関等で使用される通帳印字装置に係り
、特に新規通帳の場合にページ捲りの正否を確認して取
引明細データを印字する最初のページから印字すること
ができ、ページ捲りの誤りによる通帳廃棄の無駄が防止
できる通帳印字装置に関するものである。

近来、金融機関の窓口において、通帳等に取引内容を記
入する記帳機等の取引窓口装置や自動預金支払兼用機（
＾ｕｔｏｍａｔｉｃ　Ｔｅ１ｌｅｒ　Ｍａｃｈｉｎｅ：
以下ＡＴＭという）等の自動取引装置が広（利用されて
いるが、取引明細データを複数ページに亙って印字する
場合や新規通帳発行時等にページ捲りを行うオートター
ンページ機構を備えた装置が普及してきた。このような
装置でページが複数枚捲られる捲りエラーにより別ペー
ジに印字ミスされると通帳が廃棄されるので、これを防
止できる方法が望まれている。

〔従来の技術〕

記帳機を例として説明すると、第５図に示すように、記
帳機は通帳１０ａが挿入される挿入口１ａを有する本体
ｌ、顧客の口座番号及び取引内容を操作人力するキーボ
ード２．及び操作処理内容等が表示されるディスプレイ
３で構成されている。また装置は図示省略したターミナ
ルコントローラ（以下Ｔ／Ｃという）を介してコンピュ
ータセンタに連結されている。

第６図に示すように、本体１の内部には挿入口１ａから
続く搬送路４１通帳１０ａを移送する送りローラＲ３〜
Ｒ３＋押えローラＲ４〜Ｒ６＋挿入された通帳１０ａの
先端を検出するセンサＳｔ、Ｓ２．ページバーコード及
び既印字行を検出するセンサＳ３．及び搬送路４上にオ
ートターンページ部５ａと印字部６ａが設けられている
。オートターンページ部５ａは捲りローラＲ１と押えロ
ーラＲ８で構成され、捲りローラＲ１と押えローラＲ６
で通帳１０ａの後述する下ページの部分を挾んで捲りロ
ーラＲ７を矢印方向に回転させて、摩擦力でページを捲
る機構である。また送りローラＲＩ””　Ｒ３は図示省
略したモータに連結されており、通帳１０ａを搬送する
時に押えローラＲ４〜Ｒ６がクローズ状態となる。

このような構成及び機能を有するので、テラーによりキ
ーボード２の記帳モード釦が押下されると、Ｔ／Ｃに通
知され、Ｔ／Ｃからの指示により通帳挿入待ち状態とな
る。そこで通帳１０ａを挿入口１ａから矢印Ａ方向に挿
入すると、通帳ｔＯａの先端はセンサＳ１によって検出
され、通帳１０ａが搬送される。

第７図（ａ）に示すように、センサＳ３は一定の視野幅
Ｗを確保してこの視野幅Ｗ内のページバーコードの認識
、及び印字の有無の判断を行い、センサＳ２によって通
帳１０ａの先端が検出されるまで搬送し、通帳１０ａの
最終行から印字有り位置までのステップを編集判断して
、自動的に印字可能位置へ搬送して行セントする。

次にキーボード２より例えば預金額等の取引内容が入力
されると、コンピュータセンタと交信して、印字部６ａ
によって通帳１０ａに預金残高等を含めた印字が行われ
る。印字が複数行に亙る時は改行動作を行って印字され
る。

また下ページ（挿入方向に対して前／１！ｔのページを
夫々上／下ページという）の最終行まで印字が進行して
なお印字のｍ続がある時は、通帳１０ａは一旦オートタ
ーンページ部５ａに戻されてページ捲りが行われ、再び
印字部６ａへ搬送されて印字が行われる。印字が終了す
ると通帳１０ａは矢印Ｂ方向に送られて挿入口１ａより
排出される。

また新ロ座、或いは記帳満了で新通帳１０ａを発行する
場合には、オペレータは、第７図（ｂｌに示す通帳１０
ａの表紙の裏、即ち、契約内容印字ページを開いて挿入
口１ａに挿入し、通帳１０ａをオペレータの操作によっ
て印字位置に初期セントしてから、年月日、顧客氏名等
が印字され、オートターンページ部５ａでページ捲りを
行って新規取引データ或いは繰越残高データが印字され
る。契約内容印字ページにはページバーコードは印刷さ
れていない。

従って、ページ捲り処理におけるページバーコードチェ
ックは、初期セットページにページバーコードがあるも
のだけを対象とし、ページ捲り後初期セットページのペ
ージバーコード＋１のページバーコードが検出された場
合だけページ捲り正常終了と判断している。

ＡＴＭの記帳機能も同様に作用するように構成されてい
る。

〔本発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方法によると、ページバーコードに基く印字は
通常取引明細印字ページだけに行われており、契約内容
印字ページにはテラーによる初期セットで行われている
。その理由は次による。

■ページバーコードには通常取引科目コード、及びペー
ジコードの情報が含まれているが、契約内容印字ページ
にはこれらの情報を付加する必要がない。

■ＡＴＭ等で取扱う通帳は既に通帳発行処理済の通帳が
使用されるため、ページ捲りにおけるページバーコード
チェック取引明細ページだけで十分であった。

このためテラーによる契約内容印字ページの初期セット
にミスが生じることがあり、また契約内容印字ページか
ら取引明細印字ページへのページ捲り時に、２枚捲り等
が発生した場合には、ページバーコードによるチェック
ができないので、印字ミスにより通帳が廃棄される無駄
が発生する。

■また取引明細印字ページにおけるページバーコードは
、通帳の最終ページを基準とし、例えばそれを１０ペー
ジとし、印字可能ページ数を６ページとすると、実際の
１ページ目に相当する５ページのページバーコードが付
加される。しかも印字可能ページ数は通帳の種類によっ
て異なるので、契約内容印字ページの次のページを識別
することができない。

という問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図である。

図において、５はページ捲り手段、６は印字手段、７は
読取手段、１０は通帳媒体、 １１は読取手段７によって読み取られた取引契約内容印
字ページの識別コードを記憶する第１の記憶手段、 ９は第１の記憶手段１１に記憶された取引契約内容印字
ページの識別コードとページ捲り手段５によるページ捲
り後に読取手段７によって読み取られた識別コードに基
いて、ページ捲りされたページが取引明細データを印字
する最初のページであるか否かを判別する判別手段であ
る。

従って判別手段９によって最初のページであると判別さ
れた時に印字手段６によって取引明細データの印字を行
うように構成されている。

〔作用〕

通帳媒体１０の例えば表紙裏のページを開いて挿入する
と、読取手段７によって取引契約内容印字ページの識別
コードを読み取って第１の記憶手段１１に記憶される。

ページ捲り手段５によってページ捲りされた後、読取手
段７によって読み取られた識別コードと第１の記憶手段
１１に記憶された取引契約内容印字ページの識別コード
とに基いて、ページ捲りされたページが取引明細データ
を印字する最初のページであるか否かを判別手段９で判
別して、最初のページであると判別された時に、印字手
段６によって取引明細データの印字が行われることによ
り、複数ページ捲りのエラーが防止でき、ページ捲りエ
ラーによる印字ミスで通帳が廃棄される無駄を解消させ
ることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図及び第３図を参照して
説明する。第２図で第１図に対応するものは１点鎖線で
示している。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す
。

第２図において、通帳１０ｂは、表紙塵ページの下ペー
ジの下端に、次のページ、即ち、取引明細印字ページの
１ページと同じページバーコードが印刷されている。（
第３図参照） カウンタ８は、センサＳ２によって通帳１０ｂの先端が
検出された時に起動し、センサＳ３によってページバー
コードが検出するまでの距離をカウントして位置を検出
する。

コード位置メモリ９１は、取引明細印字ページのページ
バーコードの位置Ｌｌ　（通帳１０ｂの先端からページ
バーコードまでの距離）が記憶されているメモリである
。

比較部９２は、カウンタ８によってカウントされたペー
ジバーコードの位置し２とコード位置メモリ９１に記憶
されたページバーコードの位置Ｌｌを比較して異なる時
に、ページバーコードが検出されたページを通帳１０ｂ
の契約内容印字ページ（以下表紙塵という）であると判
別する。

表紙塵コードメモ１月１ａは、センサＳ３によって読み
取られる表紙塵のページバーコードＮｌが記憶されるメ
モリである。

照合部９３は、表紙塵コードメモｉ月１ａに記憶された
表紙塵のページバーコードＮｌと、オートターンページ
部５ａによるページ捲り後に、センサＳ３によって読み
取られたページバーコードＮ２を照合して、一致した時
にページ捲りされたページが取引明細データを印字する
最初のページであると判別する。

また１２は通帳送り制御部を示す。

このような構成及び機能を有するので、第４図のフロー
チャートにより新規通帳発行時の作用を説明すると、 ■まず、テラーは新規の通帳１０ｂの表紙塵を開いて挿
入口１ａから挿入すると、センサＳ１に検出されて通帳
送り駆動制御部１２が起動して搬送される。

■この時センサＳ２によって通帳１０ｂの先端が検出さ
れた時にカウンタ８が起動して、センサＳ３によってペ
ージバーコードを検出するまでの距離をカウントし位置
Ｌｌを検出する。

■カウンタ８によってカウントされたページバーコード
の位置は比較部９２に送られる。

■また、センサＳ３によってページバーコードＮｌが読
み取られて表紙層コードメモリｌｌａに記憶される。

■比較部９２はカウンタ８ａから送られるページバーコ
ードの位置し１とコード位置メモリ９１から読み出され
たページバーコードの位置し２を比較し、その結果、位
置が異なる（Ｌｌ≠Ｌ２）時にページバーコードが読み
取られたページを通帳１０ｂの表紙塵であると判別して
確認される。

■もし位置が同じでれば、ページセットミスとして通帳
１０ｂは排出され、正しく表紙塵ページを開いて再挿入
される。

■表紙塵であることが確認されると、通帳ｔａｂは印字
部６ａにセットされ、所定位置に契約内容が印字される
。

■印字が終了するとオートターンページ部５ａによって
ページ捲りが行われ、ページ捲り後移送されてセンサＳ
３により取引明細印字ページのページバーコードＮ２が
読み取られる。

■読み取られたページバーコードＮ２は照合部９３へ送
られ、このページバーコードＮ２と表紙裏コードメモリ
ｌｌａから読み出されたページバーコードＮ１が照合さ
れ、その結果、一致した（Ｎｌ　＝　Ｎ２）時に取引明
細印字の最初のページと判別し、印字部６ａによって新
規取引明細データの印字が行われる。

［相］一致しない（Ｎｌ、Ｉ！−Ｎ２）時は、ページが
複数枚捲りされたものと判定されて通帳１０ｂは排出さ
れ、正しく取引明細印字の最初のページを開いて再挿入
される。

このようにしてテラーによる誤リセット、及び複数枚ペ
ージ捲りによる印字ミスを防止することができ、印字ミ
スによる通帳１０ｂの無駄を解消することができる。

上記例は記帳機の場合を説明したが、ＡＴＶ等の自動取
引装置、及び通帳自動発行機の場合にも同様に適用する
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、 ■通帳媒体の取引契約印字ページの識別が可能となり、
テラーによる新規発行通帳の誤リセットが防止できる。

■取引契約内容印字ページからページ捲りをした時に複
数枚のページ捲りの検出が可能となる。

■従って印字ミスによって通帳媒体が廃棄され無駄が解
消される。

という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例を示すブロック図、第３図は実
施例の説明図、 第４図は実施例のフジ−チヤード、 第５図は記帳機を例示する斜視図、 第６図は第５図の媒体送り機構を示す側面図、第７図は
従来例の説明図である。 図において、 ５はページ捲り手段、　５ａはオートターンページ部、
６は印字手段、　　　　６ａは印字部、７は読取手段、
　　　　８ａはカウンタ、９は判別手段、　　　　１０
は通帳媒体、１０ａ、１０ｂは通帳、　　　１１は第１
の記憶手段、１１ａは表紙塵コードメモリ、 ９１はコード位置メモリ、９２は比較部、９３は照合部
、　　　　　ｓ１〜ｓ３はセンサを示す。 処方←イク・Ｉθ　へＸζ明　し１ 第３　因 第４　目 ￥６　図 （α）取引叩ｗ印￥Ｎ−ノ゛ （υ）契杓丙象即字ペーソ。 不し歳イ列の記色■Ｈ園 第″７　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）通帳媒体（１０）が挿入される挿入口と、該挿入
   口から挿入された該通帳媒体（１０）が移送される搬送
   路と、 該搬送路を移送される該通帳媒体（１０）のページ識別
   コード及び既印字行を読み取る読取手段（７）と、 該搬送路上に設けられたページ捲り手段（５）及び印字
   手段（６）とを備え、 該ページ捲り手段（５）によってページを捲って該読取
   手段（７）による読取結果に基いて該通帳媒体（１０）
   の印字可能位置に該印字手段（６）によって取引明細デ
   ータを印字する通帳印字装置において、前記読取手段（
   ７）によって読み取られた取引契約内容印字ページの識
   別コードを記憶する第１の記憶手段（１１）と、 該第１の記憶手段（１１）に記憶された該取引契約内容
   印字ページの識別コード及び前記ページ捲り手段（５）
   によるページ捲り後に前記読取手段（７）によって読み
   取られた識別コードに基いて、該ページ捲りされたペー
   ジが前記取引明細データを印字する最初のページである
   か否かを判別する判別手段（９）とを備え、 該判別手段（９）により該最初のページであると判別さ
   れた時に、前記印字手段（６）によって該取引明細デー
   タを印字することを特徴とする通帳印字装置。
2. （２）前記判別手段（９）は、前記第１の記憶手段（１
   １）に記憶された前記取引契約内容印字ページの識別コ
   ード及び前記ページ捲り手段（５）によるページ捲り後
   に前記読取手段（７）によって読み取られた識別コード
   とを照合する照合手段を備え、 該照合手段による照合の結果、一致した時だけページ捲
   り後のページが前記取引明細データを印字する最初のペ
   ージであると判別することを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の通帳印字装置。
3. （３）前記判別手段（９）は、前記通帳媒体（１０）の
   識別コードの位置を検出する検出手段と、 取引明細データを印字するページに記された識別コード
   の位置を記憶する第２の記憶手段と、前記検出手段によ
   って検出された識別コードの位置が該第２の記憶手段に
   記憶された識別コードの位置と異なる時に該識別コード
   が検出されたページを該通帳媒体（１０）の取引契約内
   容印字ページであると識別する識別手段を備えることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の通帳印字装置
   。