JPS63288021A - プラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理方法

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JPS63288021A
JPS63288021A JP62257200A JP25720087A JPS63288021A JP S63288021 A JPS63288021 A JP S63288021A JP 62257200 A JP62257200 A JP 62257200A JP 25720087 A JP25720087 A JP 25720087A JP S63288021 A JPS63288021 A JP S63288021A
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    • H01L21/30655Plasma etching; Reactive-ion etching comprising alternated and repeated etching and passivation steps, e.g. Bosch process

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラズマ処理方法および装置に係り。
特にエツチングと堆積とを交互に行なって処理を行なう
ものに好適なプラズマ処理方法および装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
半導体素子の微細化が進むにつれて1回路パターンの寸
法加工精度や低ダメージ加工法がますます重要な技術課
題となってきている。特にサブミクロン領域の素子にお
いては、チップ面積の制約から、素子構造が立体化して
きている。このため加工寸法幅に比べて加工深さの比、
即ち、アスペクト比の大きい膜種を寸法精度良く加工す
ることが要求されている。
このような要求を解決する従来技術としては、日本国公
開特許公報昭60−50923号公報に記載のようなも
のがある。これは、SiやPofLy−3iのエツチン
グの場合において、エツチングガスとしてエツチング作
用に寄与するSF、ガスと窒化硅素の保護膜の形成作用
に寄与するN2ガスとその他のガスを混合して用い、エ
ツチング処理中に処理ガスの組成、濃度を周期的に変化
させる。これにより、エツチング工程と窒化硅素の保護
膜を形成する工程とを交互にくり返して、高速でかつ寸
法精度の良いエツチングを行なうようにしている。
一方、電極に印加する電圧を変化させるものとしては、
日本国公告特許公報間61−41132号、日本国公開
特許公報昭61−13625号等が挙げられる。これら
従来技術は試料に印加する電圧を変化させて、プラズマ
処理を行なうようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術の前者はプラズマのガス組成や濃度を変化
させてエツチング処理を行なうようにしているため、そ
の都度プラズマの状態が変化することになる。このため
、ガス組成や濃度を変化させた時、前回のプラズマ状態
から新しいプラズマ状態にする。即ち、残存するイオン
やラジカルを速かに排気する必要がある。しかし、処理
容器にはある程度の内容積があるためプラズマ状態の切
り替わり時間が掛かり、全体の処理時間が長くなるとい
う問題がある。また、これを少しでも改善しようとすれ
ば、排気時間を短縮するために排気装置が大型化する。
また同時に、処理時と切り替え時の排気量をそれぞれに
制御する必要が生じ、そのための装置や制御技術が複雑
になってしまう。
また、後者はプラズマ中のイオンの入射エネルギを制御
し、単にエツチングレートや選択比等のプラズマ特性を
向上させるものである。
本発明の目的は、処理ガスの切り替えを行なうことなく
、エツチング工程と成膜工程とを交互に行なわせ、プラ
ズマ処理時間を短縮することのできるプラズマ処理方法
および装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは種々実験を重ねることにより初めて本発明
に関する見地を得た。それは、次のような内容である。
ある種の成分ガスを所定のプラズマ条件下でプラズマ化
する。このプラズマ中のイオンに加速電圧を付与し、該
イオンを試料に入射させるようにしたプラズマを用いて
試料を処理する。このとき、この加速電圧の値を変化さ
せると。
エツチング作用が優位に生じる電位と堆積作用が優位に
生じる電位とがあることが分かった。また、この電位に
はエツチング作用と堆積作用とが釣り合う電位があるこ
とが分かった。以下、この釣り合ダ電位を「臨界電位と
呼ぶ、」 すなわち、本発明は、臨界電位を有するガスを減圧下で
プラズマ化する手段と、試料に向けてプラズマ中のイオ
ンを加速させる加速電位を臨界電位をはさんで変化させ
る手段とを宥する装置とし、臨界電位を有するガスを減
圧下でプラズマ化する工程と、試料に向けてプラズマ中
のイオンを加速させる加速電位を臨界電位をはさんで変
化させる工程とを有する方法とすることにより、達成さ
れる。
〔作   用〕
臨界電位を有するガスを減圧下でプラズマ化し、試料に
向けてプラズマ中のイオンを加速させる加速電圧を臨界
電位をはさんで変化させることにより、加速電圧が臨界
電位よりも大きいときには試料にエツチング作用が優位
に生じ、加速電圧が臨界電位よりも小さいときには試料
に堆積作用が優位に生じる。これにより、処理ガスの切
り替えを行なうことなく、エツチング工程と成膜工程と
を交互に行ない、プラズマ処理時間を短縮することがで
きる。
〔実 施 例〕
以下1本発明の一実施例を第1図から第6図により説明
する。
第1図は、ECR放電を利用したマイクロ波プラズマ処
理装置を示し、この場合、エツチング装置である。真空
処理容器4の上開口部には石英からなる放電管1が設け
である。真空処理容器4の下部には図示しない真空排気
装置につなげられた排気部3が設けである。真空処理容
器4内には、上部に試料であるウェハ6を載置する試料
台5aを有する電極5が設けである。放電管1内の試料
台5a上部には放電空間7が形成される。
放電管1の上部には、放電管1を囲んで導波管9が設け
である。導波管9の端部には、この場合、2.45GH
zのマイクロ波を発信するマグネトロン8が設けである
。放電管lの外周部には導波管9を介して電磁コイルl
Oが設けである。
真空処理容器4の側部には、放電空間7にエツチングガ
スを供給するためのガス導入部2が設けである。ガス導
入部2にはマスフローコントローラ18を介して図示し
ないガス源がつなげである。
電極5の外周には、電極5と絶縁され、一端が試料台5
aの周辺近傍に位置し、他端が接地されたアース電極1
1が設けである。電極5には、マツチングボックス12
を介して接続した。この場合、13.56MHzの高周
波を発振する高周波電源13と、ローパスフィルタ14
を介して接続した直流電源15とがつなげである。高周
波電源13および直流電源15の他端はそれぞれ接地し
である。直流電源15には出力電圧制御装置16が接続
してあり、出力電圧制御装置16には出力波形制御装置
17が接続しである。なお、マツチングボックス12は
、この場合、コンデンサカップリングで構成しである。
ローパスフィルタ14は高周波電源13からの高周波電
圧をし生新するものである。
マスフローコントローラ18は1図示しないガス源から
のエツチングガスを所定流量に制御し、エツチングガス
を放電空間7内に送り込む、放電空間7内は、図示しな
い排気装置によって減圧排気され、所定圧力に保持され
る。
この場合、放電空間7内に導入したエツチングガスをプ
ラズマ化する手段は、マグネトロン8と電磁コイル10
とから成る。放電空間7内のエツチングガスはマグネト
ロン8と電磁コイル10とによって与えられる電磁界の
作用によるECR放電によってプラズマ化される。
また、この場合、プラズマ中のイオンにウェハ6への入
射エネルギを付与する手段、すなわち、この場合、試料
台5aに加速電圧を生じさせる手段は、高周波電源13
と直流電源15とから成る。
ウェハ6を載置する試料台5aには、高周波電源13に
よる高周波電圧と、直流電源15による直流電圧とが印
加される。試料台5aにコンデンサカップリングで構成
されたマツチングボックス12を介して高周波電圧を印
加することにより、試料台5aには高周波電圧が直流的
に浮遊して与えられ、直流バイアス電圧が生じる。この
直流バイアス電圧によってプラズマ中のイオンが試料台
5a側、すなわち、ウェハ6側に引き込まれる。このと
きのイオンの入射エネルギによってウェハ6がスパッタ
エツチングされる。また、試料台5aに直流電圧を印加
することにより、試料台5aに生じた直流バイアス電圧
の値が調整される。この直流バイアス電圧が、この場合
、イオンを加速させる加速電圧となる。
さらに、この場合、試料台5aに生じさせた加速電圧の
値を臨界電位をはさんで切り替える手段は、出力電圧制
御装置16と出力波形制御装置17とから成る。出力電
圧制御装置16は直流電源15の直流電圧値を制御する
。出力波形制御装置17は出力電圧制御装置16が制御
する直流電圧値の変化させるタイミングを制御する。こ
のタイミングは、この場合、周期的に制御される。
また、ウェハ6は、この場合、Si基板上に配線形成材
料であるポリシリコン層を被着形成したものである0本
エツチング装置は、工、チングガスとして、この場合、
六フッ化イオウ(SFg)とトリクロロトリフロロエタ
ン(C,C1,F。
:商品名フロン−113)との混合ガスを用い、ウェハ
6のポリシリコン層をエツチングするものである。
次に、上記のように構成されたエツチング装置により、
前記エツチングガスの両成分、すなわち、SF@とC2
C1−4F3とについてそれぞれ同一のプラズマ形成条
件下(マイクロ波型カニ 400W、ガス流量ニア0S
CCM、圧カニ 0 、01Torr、高周波電カニ1
00W)でガスをプラズマ化し、試料台5aに印加する
直流バイアス電圧を変化させた場合の実験について、第
2図により説明する。
第2図のグラフは、縦軸の上方にエツチング速度をとり
、下方に堆積速度をとって、横軸に直流バイアス電圧を
とる。
第2図より明らかなように、SF、は直流バイアス電圧
の大きさにかかわらず常にエツチング現象を生じ、直流
バイアス電圧が大になるほどエツチング速度も大きくな
る。
一方、Cz C13F3は、直流バイアス電圧が小さい
範囲では堆積現象を生じ、直流バイアス電圧が大きい範
囲ではエツチング現象を生じている。
また、C2CJL3 F3はその丁度境界に堆積もエツ
チングも生じない臨界電位(Va)を有していることが
わかる、なお、この臨界電位とは、所定のプラズマ条件
下でガスをプラズマ化し、直流バイアス電圧を変化させ
た場合に、堆積現象とエツチング現象とが逆転する電位
を意味し、本発明者による実験によって初めて見い出さ
れたものである。
このことは次のことを示しているm Cz CJ13F
3をプラズマ化したときには堆積作用とエツチング作用
とが併発している。このとき、試料台5aに印加する直
流バイアス電圧が臨界電圧より小さい場合には堆積作用
が優位に作用する。また、試料台5aに印加する直流バ
イアス電圧を臨界電位よりも小さい範囲内で増大させた
場合には、直流バイアス電圧の増大に伴ってプラズマ中
のイオンが加速され、エツチング作用が徐々に強くなり
堆積作用の優位性が徐々に衰える。直流バイアス電圧が
臨界電位を越えて増大する場合には、さらにプラズマ中
のイオンが加速され堆積作用よりもエツチング作用が優
位に作用し、そのエツチング作用は次第に強くなる。ま
た、直流バイアス電圧が臨界電位と等しい場合には堆積
作用とエツチング作用とが釣り合った状態にある。
また、前記の臨界電位を有さないSF6と、臨界電位を
有したC2 C1,F3との混合ガス(1;9)を用い
て、同様の実験を行なった。この結果は、第2図の破線
で示すような曲線とtっだ。
この破線の曲線から明らかなように、この混合ガスには
臨界電位vo ′が存在し、臨界電位V。′より小さい
直流バイアス電圧では堆積作用が優位に生じ、臨界電位
V。′より大きい直流バイアス電圧ではエツチング作用
が優位に生じている。しかも、この混合ガスを用いた場
合には、前記C2Cl3 F3を単独で用いたときより
もエツチング速度が直流バイアス電圧に大きく依存した
ことが分かる。これにより、この混合ガスをエツチング
速度のバイアス電圧依存性の高いエッチャントとして利
用可能なことが分かった。
次に、このような特性を持った混合ガスを用いてエツチ
ング処理を行なう場合について、第2図から第6図につ
いて説明する。
まず、混合ガスを臨界電位vo ′よりも大きいバイア
ス電圧値v、′で、アスペクト比の高いポリシリコン膜
をエツチングしたときには、第4図に示すように、アン
ダーカットCが大きくなり、寸法精度を確保することが
できない、ここで、19はホトレジストで、20はポリ
シリコンで、21はSi基板である。
そこで、第3図に示すように、直流的に浮遊した高周波
電圧に重ねる直流電圧を出力電圧制御装置16と出力波
形制御装置17とによって制御し、直流バイアス電圧を
t1秒間は混合ガスの臨界電位vo ′より大きいV、
(負電位)とし、t2秒間は臨界電位Vo′より小さい
V2  (負電位)として1周期的に変化させるように
した。
時間t1秒間は直流バイアス電圧値が大きいので、プラ
ズマ中のイオンをウェハ6偏に加速しながらエツチング
を行なうことができる。これにより、比較的異方性のエ
ツチングを行なえる。しかし、フリーラジカルの影響も
あり、第5図に示すように若干のアンダーカットcoが
生じる。このアンダー力”/ ) Coの大きさは垂直
方向のエツチング量dの略115〜l/10であった0
時間t、はアンダーカットC6が許容値を越えない範囲
内に設定する。
時間t2秒間は直流バイアス電圧値が臨界電位vo ′
より小さいので、堆積を生じさせることができる。これ
により、エツチングの進行は停止し、ウェハ6全面にプ
ラズマ重合物が堆積を始め、ポリシリコン20のパター
ン側壁面に保護膜が形成される。
保iJ膜が形成された後は、再び大きな直流バイアス電
圧vlを試料台5aに与え、ニー、チングを行なう、こ
の大きな直流バイアス電圧■、によって加速されたプラ
ズマ中のイオンはウェハ6に対し垂直に入射する。これ
により、ホトレンジスト19によって形成されたポリシ
リコン20のパターン底部に堆積した保護膜は、イオン
のスパッタ作用によって速かに除去され、ポリシリコン
20のパターン底部が露出してエツチングが進行する。
また、ポリシリコン20のパターン側壁面に堆積した保
護膜は、物理的エネルギの極めて小さいフリーラジカル
のアタックを受けて、フリーラジカルと保護膜の組成成
分との化学反応によって徐々に除去される。そこで、保
護膜を堆積させる時間t2は、時間t1間エツチング作
用が行なわれても、ポリシリコン20のパターン側壁面
に堆積した保護膜が残存するように設定する。なお、こ
のように設定した時間tI+t2はあらかじめ出力波形
制御装置17に記憶させておいて、自動的に切り替える
ようにしである。
このようにして、エツチング工程と堆積工程、すなわち
、成膜工程とを交互に繰り返すことによって、86図に
示すような高アスペクト比のポリシリコン膜を寸法精度
良く加工することが可能となった。
なお、第2図に示すように大きな直流バイアス電圧v1
の値は、試料へのイオンのチャージアップを防止するた
めに、高周波電圧の全振幅値VPPの172より小さく
しである。これは、高いエツチング速度を得て、なおか
つ試料に形成された素子にダメージを与えないでエツチ
ングを行なうには、高周波電圧に重ねる直流電圧の大き
さに制約があるからである。
すなわち、直流バイアス電圧値(負の電位)を高周波電
圧の全振幅値VPPの1/2より大きくすると、試料は
常に負の電位になり、試料表面に正イオンのみが引き寄
せられて帯電する。これにより、ついにt4プラズマ中
の正イオン(反応性イオン)が反撥して試料に到達しな
くなる。この結果、試料のエツチング速度が著しく低下
することとなる。また、この時の帯電電位が大きいと、
試料に形成された素子のゲート部の劣化や破壊を起こす
原因となるからである。
このため1本実施例では高周波電圧の全振幅値VPPの
172より小さい負の直流電圧を試料台5aに印加し、
高周波電圧の波形の一部が正電位となって残こるように
し、この正電位部分でプラズマ中の電子を引き込んで、
試料に帯電した正イオンを中和するようにしている。
さらに、このチャージアップの問題を解決するためには
、日本国公告特許公報間56−37311号に詳述され
ているように、高周波電圧の発信周波数を約100KH
z以上にする必要がある。
発信周波数の上限については特に制約はないが、一般に
市販されている発振器を利用するとすれば、27MHz
程度までの発振周波数が適切である。
以上1本−実施例によれば、高周波電源13によって電
極5に高周波電圧を印加し、これによって試料台5aに
生じた直流バイアス電圧に直流電源15からの直流電圧
を重ね、この直流電圧を重ねた直流バイアス電圧を出力
電圧制御装置16および出力波形制御装置17によって
臨界電圧をはさんで変化させることで、放電空間7部に
発生させたプラズマを変化させることなく、すなわち、
ガスを切り替えて供給することなく、ウェハ6に対しエ
ツチングと堆積、すなわち、成膜とを交互に行なわせる
ことができるので、ガス種を切り替えてエツチングと堆
積とを交互に行なわせて試料をエツチングする従来の技
術に比べて、ガスの入れ替え時間が無くなり、少なくと
もガスの入れ替え時間が無くなった分だけ処理時間が短
縮されるという効果がある0例えば1本−実施例と同程
度の容積(20,000cm’)の真空処理容器で、排
気容量5001/secの排気装置を用い、真空処理容
器内に709CCHのガスを供給し、圧力を0゜01T
orrに維持させた状態から、ガス種を切り替えて前記
のような状態にするまでに要する時間は。
およそ10秒必要となり、ガス種の切り替え回数が多く
なるに従い上記効果は大きくなる。また。
言い換えれば、従来のようにガスの切り替えを高速で行
なう必要がないので、排気装置を小型化できる。また、
ガス種の切り替えによる圧力制御や切り替え制御がなく
なるので装置や制御技術が簡単になる。
また、出力電圧制御装置16を制御して臨界電位より大
なる直流バイアス電圧を試料台5aに与えることにより
ウェハ6はエツチングされ、また、臨界電位より小なる
直流バイアス電圧を試料台5aに与えることによりウェ
ハ6に保2!Imを堆積させることができ、さらに、出
力波形制御装置17を制御して臨界電位をはさんで直流
バイアス電圧の値を変えるタイミングを交互に切り替え
るので、ウェハ6のエツチング側面を保護膜で保護しな
がら段階的にエツチングでき、パターン寸法幅に比べて
深さあるいは高さの高い被エツチング材を加工すること
ができる。
また、ECR放電を利用したマイクロ波プラズマによる
処理としているので、10−2Torr台の低い圧力下
でプラズマを発生させることができ、プラズマ中のイオ
ンを小さい加速電圧でウェハ6に引き込むことができる
ので、ダメージの少ない異方性エツチングができ、微細
パターンの被エツチング材を加工することができる。こ
れにより、上記効果と合わせて、微細パターンでかつア
スペクト比の大きい被エツチング材を加工することがで
きる。
さらに、出力波形制御装置によりエツチング作用と堆積
作用との切り替え時期を、エツチング時は被エツチング
材のアンダーカットが許容値内に入るように時間設定し
、堆積時は次のエツチング処理を行なう間エツチング側
面の保護膜が残るだけの膜厚を成膜できる時間としてい
るので、寸法精度の良い加工を行なうことかできる。
また、電磁界の作用を利用したプラズマ発生手段と、高
周波電圧および直流電圧により与えられる直流バイアス
電圧付与手段、すなわち、加速電圧付与手段とは独立し
ているので、直流バイアス電圧を変化させてもプラズマ
の発生状態、すなわち、プラズマ中の電子、イオンおよ
びフリーラジカルの状態は変化せず、発光強度が安定し
た状態でエツチングを行なうことができ、発光分光法に
よるエツチングの終点判定が容易に行なえる。
また、試料台5aに高周波電源13を接続し高周波電圧
を印加して、直流電源15の直流電圧を制御し直流バイ
アス電圧を高周波電源13から発生する高周波電圧の全
振幅の1/2以下にしているので、絶縁材または絶縁膜
を有した試料であっても試料に電荷が蓄積されず、エツ
チング速度の低下や素子のゲート部の劣化または破壊の
ないエツチングを行なうことができる。また、本−実施
例のエツチング方法によって下層にMOSゲートを有す
る素子構造の試料をエツチングした場合にも、ゲート部
の耐圧劣化や破壊といったダメージは発生しなかった。
なお、木−実施例のようにマイクロ波を利用したECR
方式で放電させるマイクロ波プラズマ処理装置において
は、一般にイオンシース幅は0゜1−一程度である。こ
のイオンシースをイオンが通過するに要する時間(t 
i)は、イオンの種類によって多少異なるが、一般に1
〜4X10−’秒程度である。これに対し、工業用とし
て通常用いられている13.56MHzの高周波の電圧
波形の半サイクル時間(t RF)は3.7XIO−8
秒である。このため、t3.56MHzの高周波電圧に
おいては、イオンはイオンシースを通船して追従するこ
とができない、したがって、禾−実施例のように負の直
流バイアス電圧を発生させることによってイオンを加速
させることができる。
このような直流バイアス電圧を利用する方法は、特に、
Siや金M膜のように電極5と導通のとれる材料を処理
する場合に有効である。また、このような直流バイアス
電圧を利用する方法が有効となるのは、高周波の電圧波
形の半サイクル時間tRFとイオンのイオンシース通過
時間tiとがtRF<ti の関係にある場合であるから、高周波電源13の周波数
の下限は2MHz (tRF=2.5X10−7秒)程
度であり、これより周波数が低いと、交流電圧波形にも
イオンが追従して加速されるので、直流電源15によっ
て電極5に直流電圧を重ねて印加する効果が薄れてしま
う。
なお、試料が導電性のものである場合には、木−実施例
の高周波電源13を除いて、直流電源15だけで制御し
たプラズマ処理装置としても良い。
次に、本発明の第2の実施例を第7図および第8図によ
り説明する。
第7図において第1図と同符号のものは同一部材を示す
、本図が第1図と異なる点は、加速電圧付与手段として
、この場合、周波数385KHzの高周波電源23だけ
を用いている点である。高周波電源23はマツチングボ
ックス22を介して電極5に接続しである。マツチング
ボックス22は、この場合、回路の一端が接地してあり
、電極5が直流的に接地電位となるようにしである。高
周波電源23には出力電圧制御手段24が接続しである
出力電圧制御手段24は、高周波電源23から出力する
高周波電圧の波形を第8図に示すように、時間t3の間
は高周波電圧の全振幅をv3となるように制御し1次の
時間t4の間は高周波電圧の全振幅を■4となるように
制御する。
上記のように構成したプラズマ処理装置、この場合、エ
ツチング装置によりSt基板上に50nm程度の薄い酸
化膜を介してポリシリコン、ホトレジストを順次積層し
た構成のウェハ6aについて。
前記一実施例と同様の条件でポリシリコンのエツチング
速度と高周波電源23の出力電圧、すなわち、加速電圧
との関係を調べたところ、前記第2図と同様の傾向が生
じた。
すなわち、高周波電源28による周波数2MHz以下(
この場合、385KHz)の高周波電圧を試料台5aに
印加し、交流電圧波形にイオンが充分に追従するように
し、交流電圧の強さ、すなわち、交流電圧の全振幅を変
化させることによって、前記一実施例と同様にエツチン
グ作用が優位に作用したり、堆積作用が優位に作用した
り、またエツチングと堆積とのどちらも進行しない状態
が表われた。
したがって、出力電圧制御手段24によって高周波電源
23の出力電圧を第8図に示すように制御し、時間t3
の間は臨界電位よりも大きい高周波電圧v3を電極5に
印加し、ポリシリコンのエツチングを行なう0次に、時
間t4の間は臨界電位よりも小さい高周波電圧V4を電
極5に印加し。
ウェハ6aの表面(エツチング側面も含む、)に保護膜
を形成する。この両工程を順次繰り返すことによって、
前記一実施例と同様に高アスペクト比の被エツチング材
を寸法精度良く加工することができる。なお、エツチン
グ時間t3および堆積時間t4は前記一実施例で述べた
エツチング時間t1および堆積時間t2と同様にして設
定すれば良い。
以上、末弟2の実施例によれば1周波数2MH2以下の
高周波電圧の出力電圧を臨界電位をはさんで変化させる
ことで、ガスを切り替えて供給することなく、エツチン
グ工程と堆積工程とを交互に行なわせることができるの
で、前記一実施例と同様に処理時間を短縮することがで
きるという効果がある。
また、前記一実施例と同様にマイクロ波プラズマによる
処理とし、出力電圧制御手段24によってエツチング時
と堆積時との時間を制御して、ウェハ6aのエツチング
側面を保護膜で保護しながら段階的にエツチングするの
で、微細パターンでかつパターン寸法幅に比べて深さあ
るいは高さの高い被エツチング膜を寸法精度良く加工す
ることができる。
また、前記一実施例と同様にプラズマの発生状態が変化
せず1発光強度が安定した状態でエツチングが行なえる
ので、エツチングの終点判定が容易に行なえる。
さらに、イオンを加速させる電圧を周波数2MHz以下
の高周波電圧の負電圧領域で与えているので、負の電圧
領域で加速されてウェハ6aの表面に引き寄せられてウ
ェハ6aに帯電した正イオンは、次の正の電圧領域にお
いてウェハ6a表面に引き込まれた電子によって中和す
ることができ、ウェハ6aに形成された絶縁材の絶縁破
壊等を防止することができる。したがって、SiO2や
Si3N4のような絶縁材を有する試料をエツチング処
理するのに好適である。なお、この場合、電極5−ウェ
ハ6a−プラズマ間で、一種のコンデンサが形成される
訳であるから、高周波電圧の周波数が低すぎると、ウェ
ハ6aに電荷が蓄積され過ぎてイオンの加速が抑制され
、エツチング速度が著しく低下するという、いわゆるチ
ャージアップ現象を生じる。このチャージアップ現象を
防止する限界の周波数は、絶縁膜の種類と膜厚とによっ
て左右されるが、半導体装置の場合の実用値は。
日本国公告特許公報昭56−37311号に詳述されて
いるように、1oOKHz程度である。
次に、本発明の第3の実施例を第9図および第10図に
より説明する。
第9図において第7図と同符号のものは同一部材を示す
、本図が第7図と異なる点は、加速電圧付与手段として
、この場合1周波数385KHzの高周波電源23と交
流波形発生器26とを用いている点である。高周波電源
23は合成器25を介して電極5に接続しである1合成
器25にはまた交流波形発生器26が接続しである。交
流波形発生器26には出力波形制御手段27が接続しで
ある。
合成器25は、高周波電源23から出力する高周波電圧
の波形を第10図に示すように、交流波形発生器26か
ら出力した波形28に沿って変化させる。出力波形制御
手段27は交流波形発生器26から出力する波形28の
周期および振幅を調整する。
上記のように構成したプラズマ処理処置、この場合、エ
ツチング装置により、前記第2の実施例と同様の条件で
エツチング処理を行なわせれば、前記第2の実施例と同
様にエツチング工程と堆積工程とを交互に繰り返しなが
ら段階的にエツチング処理を行なうことができる。
すなわち、第10図に示すように、臨界電位Vo ′よ
り大きい負の電圧波形のときの時間t5の間はエツチン
グ作用が優位に生じ、臨界電位vo ′より小さい負の
電圧波形のときの時間t6の間は堆積作用が優位に生じ
る。
なお、エツチングの生じる時間t5および堆積の生じる
時間t6を調整する場合には、出力波形制御手段27に
よって交流波形発生器26から出力する波形28の周期
を変えることで簡単に行なえる。また、エツチング工程
時のエツチング速度を速める場合には、出力波形制御手
段27によって交流波形発生器26から出力する波形2
8の振幅を変えることで簡単に行なえる。ただし、正確
にエツチング速度、エツチング時間および堆積時間を調
整しようとすれば、出力波形制御手段27によって波形
28の振幅および周期を同時に調整する必要がある。
以上1末弟3の実施例によれば、前記第2の実施例と同
様の効果を得ることができる。
なお1本第3の実施例の場合、エツチングと堆積との切
り替わりは徐々に進行する。
次に、本発明の第4の実施例を第11図および第12図
により説明する。
第11図において第1図と同符号のものは同一部材を示
す0本図がgi41図と異なる点は、試料台5bが接地
されている点と、ウェハ6と放電空間7との間にグリッ
ド電極29を設けている点である。グリッド電極29に
は直流電源15が接続してあり、直流電源15には出力
電圧制御装置16を接続し、出力電圧制御装置16には
出力波形制御装置17が接続しである。
この場合、イオンをウェハ6の方向に加速させる手段は
、グリッド電極29に負の直流電圧を印加する直流電源
15である。直流電源15から出力する負の直流電圧、
すなわち、加速電圧を臨界電位をはさんで変化させる手
段は、出力電圧制御装置16と出力波形制御装置17と
から成り、これらの制御は前記一実施例と同様で第12
図に示すように時間t1の間は電圧v1に制御し、時間
t2の間は電圧V2に制御する。
上記のように構成したプラズマ処理装置、この場合、エ
ツチング装置により、前記一実施例と同様の条件で放電
空間7内にプラズマを発生させ、直流電源15によりグ
リッド電極29に負の直流電圧を印加する。これにより
、プラズマ中のイオンがグリッド電極29側に加速され
、グリッド電極29を通過したイオンがウェハ6に達し
て、ウェハ6の被エツチング材をエツチングする。
このとき、出力電圧制御装置16と出力波形制御装置i
17とによって、臨界電位より大きい加速電圧v1を直
流電源15から時間1.秒間出力させる。これにより、
時間t1秒間の間はエツチング作用が優位に生じ、ウェ
ハ6がエツチングされる0次に、臨界電位より小さい加
速電圧v2を直流電源15から時間t2秒間出力させる
。これにより1時間t2秒間は堆積作用が優位に生じ、
つエバ6の表面(エツチング側面も含む、)に保護膜が
形成される。これらの工程を順次繰り返すことにより、
前記一実施例と同様にウェハ6の被エツチング材を段階
的にエツチングすることができる。
以上、水弟4の実施例によれば、グリッド電極29に加
速電圧を印加し、加速電圧を臨界電位をはさんで変化さ
せることで、ガスを切り替えて供給することなく、エツ
チング工程と堆積工程とを交互に行なわせることができ
るので、前記一実施例と同様に処理時間を短縮すること
ができるという効果がある。
また、前記一実施例と同様にマイクロ波プラズマによる
処理とし、出力電圧制御装置16および出力波形制御装
置17とによってエツチング工程時と堆積工程時との時
間を制御して、ウェハ6のエツチング側面を保護膜で保
護しながら段階的にエツチングするので、微細パターン
でかつパターン寸法幅に比べて深さあるいは高さの高い
被エツチング材を寸法精度良く加工することができる。
また、前記一実施例と同様にプラズマの発生状態が変化
せず、発光強度が安定した状態でエツチングを行なうこ
とができるので、エツチングの終点判定が容易に行なえ
る。
なお1本第4の実施例ではグリッド電極29に直流電圧
を印加しているので、試料としては導電性のあるもので
なければならないが、グリッド電極29に前記第1.第
2または第3の実施例のような電源の接続をすれば絶縁
性の試料も処理することができる。
次に、本発明の第5の実施例を第13図により説明する
第13図において第1図と同符号は同一部材を示す0本
図が第1図と異なる点は、本図の装置が真空処理容器3
0の中に上部電極34と下部電極33とを有する平行平
板式のRIE装置であり、プラズマ発生手段として平行
平板型の電極33゜34を用い、電極33に高周波電圧
(この場合、周波数13.56MHz)を印加する高周
波電源13&を接続している点である。
真空処理容器30の側部にはガス導入部31が設けてあ
り、前記一実施例と同様に図示しないガス源がつなげで
ある。真空処理容器30の下部には図示しない真空排気
装置につなげられた排気部32が設けである。真空処理
容器30内の下部には上面にウェハ6を載置する下部電
極33が設けてあり、真空処理容器30内の上部には下
部電極33に対向して配置した上部電極34が設けであ
る。上部電極34は接地しである。下部電極33は絶縁
材を介して真空処理容器30に取り付けてあり、上部電
極34には前記一実施例と同様にマツチングボックス1
2を介して接続した高周波電源13aと、ローパスフィ
ルタ14を介して接続した直流電源15とがつなげであ
る。
上記のように構成したプラズマ処理装置、この場合、エ
ツチング装置により、前記一実施例と同様にガス導入部
31を介して下部電極33と上部電極34との間に形成
した放電空間35にエツチングガスを供給する。これと
ともに図示しない真空排気装置により真空処理容器30
内を所定の圧力に減圧排気する。この状態において高周
波電源13aによって、下部電極33に13.56MH
2の高周波電圧を印加する。これにより、放電空間35
部にグロー放電が生じて、エツチングガスがプラズマ化
される。
この状態で既に前記一実施例と同様にプラズマ中のイオ
ンをウェハ6偏に加速する直流バイアス電圧が下部電極
33に発生している。この直流バイアス電圧を直流電源
15により前記一実施例と同様に、臨界電位をはさんで
変化させる。これにより、前記一実施例と同様にエツチ
ング工程と堆積工程とを交互に繰り返して、ウェハ6の
被エツチング材を段階的にエツチングできる。
以上1末弟5の実施例によれば、直流電源15によって
直流バイアス電圧を臨界電位をはさんで変化させること
で、ガスを切り替えて供給することなく、エツチング工
程と堆積工程とを交互に行なわせることができるので、
前記一実施例と同様に処理時間を短縮することができる
また、高周波電源13aを用いて電極33と34との間
の放電空間35に安定したプラズマを発生させることが
でき、直流電源15により直流バイアス電圧を変化させ
てもプラズマの発生状態は変化することがないので、前
記一実施例と同様にエツチングの終点判定が容易に行な
える。
また、以下前記一実施例と同様に高アスペクト比の被エ
ツチング材を寸法精度良く加工でき、また導電性材、絶
縁材を問わず加工できる。
次に、本発明の第6の実施例を第14図により説明する
第14図において第7図および第13図と同符号は同一
部材を示す0本図が第13図と異なる点は、プラズマを
発生させる手段として周波数2MHz以下(この場合、
385KHz)の高周波電源23aを用いている点と、
イオンを加速させる手段として、同じく、周波数2MH
z以下の高周波電源23aを用いて共用している点であ
る。高周波電源23aは、第7図と同様にマツチングボ
ックス22を介して下部電極33に接続しである。
マツチングボックス22の回路の一端は接地してあり、
下部電極33が直流的に接地電位となるようにしである
。高周波電源23aには出力電圧制御手段24が接続し
である。
出力電圧制御手段24の制御内容は前記第2の実施例と
同様であり、説明は省略する。また、ウェハ6aは前記
第2の実施例と同じく絶縁材を有したものである。
上記のように構成したプラズマ処理装置、この場合、エ
ツチング装置により、前記第5の実施例と同様に放電空
間35にエツチングガスを供給し、真空処理容器30内
を所定の圧力に減圧排気する。
この状態において高周波電源23aによって下部電極3
3に385KHzの高周波電圧を印加し、放電空間35
部にグロー放電を生じさせて、エツチングガスをプラズ
マ化させる。
このとき、出力電圧制御手段24によって、第2の実施
例と同様に高周波電源23aから出力する高周波電圧を
臨界電位をはさんで変化させる。
これにより、前記第2の実施例と同様にエツチング工程
と堆積工程とを交互に繰り返して、ウェハ6aの被エツ
チング材を段階的にエツチングできる。
以上、末弟6の実施例によれば、周波数2MHz以下の
高周波電圧を臨界電位をはさんで変化させているので、
エツチングガスを切り替えて供給することなく、ニー、
チング工程と堆積工程とを交互に行なわせることができ
、前記第2の実施例と同様に処理時間を短縮することが
できる。
また、以下前記第2の実施例と同様に高アスペクト比の
被エツチング材を寸法精度良く加工できる。また、試料
としては絶縁材を有するものに好適である。なお、この
場合は、プラズマ発生手段でもある周波数2MHz以下
の高周波電圧を変化させているので、プラズマの発生状
態がエツチング工程時と堆積工程時とで異なる。このた
め、発光分光法を用いてエツチング終点判定を行なうと
きは、エツチングが生じているときの発光強度だけを入
力して判定を行なう必要がある。
次に1本発明の第7の実施例を第15図により説明する
第15図において第9図および第14図と同符号は同一
部材を示す0本図が第14図と異なる点は、イオンを加
速させる手段でもある周波数2MHz以下(この場合、
385KHz)の高周波電源23aの高周波電圧を臨界
電位をはさんで変化させる手段として交流波形発生器2
6を用いている点である。高周波電源23aは、第9図
と同様に合成器25を介して下部電極33に接続しであ
る0合成器25にはまた交流波形発生器26が接続しで
ある。交流波形発生器26には出力波形制御手段27が
接続しである。
合成器25.交流波形発生器26および出力波形制御手
段27の制御内容は前記第3の実施例と同様であり、説
明は省略する。
上記のように構成したプラズマ処理装置、この場合、エ
ツチング装置により、前記第6の実施例と同様に放電空
間35にエツチングガスを供給し、真空処理容器30内
を所定の圧力に減圧排気する。
この状態において、前記第3の実施例のように、すなわ
ち、第10図のように制御された高周波電圧を下部電極
33に印加し、放電空間35部にブロー放電を生じさせ
て、エツチングガスをプラズマ化させる。
これにより、高周波電圧が臨界電位よりも大きい時はウ
ェハ6aに対しエツチング作用が優位に生じ、高周波電
位よりも小さい時はウェハ6aの表面(エツチング側面
も含む)に保護膜の堆積作用が優位に生じる。このエツ
チング工程と堆積工程とが交互に行なわれ、ウェハ6a
の被エツチング材が段階的にエツチングされる。
以上、水弟7の実施例によれば、前記第6の実施例と同
様にエツチングガスを切り替えて供給することなく、エ
ツチング工程と堆積工程とを交互に行なわせることがで
きるので、処理時間を短縮することができる。
なお、この場合は、プラズマ発生手段でもある高周波電
圧が常に変化しているので、プラズマの発生状態が一定
しない、このため、エツチング処理の条件設定が難しい
という問題がある。
次に、本発明の第8の実施例を第16図および第17図
により説明する。
第16図において第13図と同符号は同一部材を示す0
本図が第13図と異なる点は、プラズマ発生手段である
。この場合、周波数13.56MHzの高周波電源13
aの出力電圧を制御可能にして、イオンを臨界電位をは
さんで変化させる手段を兼用させている点である。高周
波電源13aはコンデンサ36およびマツチングボック
ス12を順次介して下部電極33に接続しである。高周
波電源13aには出力電圧制御手段24が接続しである
出力電圧制御手段24は高周波電源13aから出力する
高周波電圧の波形を第17図に示すように、時間tフの
間は直流成分のバイアス電圧がV9となるように高周波
電圧の全振幅をVフに制御し1次の時間t8の間は直流
成分のバイアス電圧がV箇となるように高周波電圧の全
振幅をv8に制御する。
上記のように構成したプラズマ処理装置、この場合、エ
ツチング装置により、前記第5の実施例と同様に放電空
間35にエツチングガスを供給し、真空処理容器30内
を所定の圧力に減圧排気する。
この状態において、高周波電源13aによって下部電極
33に高周波電圧を印加する。これによって、放電空間
35部でエツチングガスがプラズマ化される。
このとき、第17図に示すように出力電圧制御手段24
によって時間tフの間は高周波電源13aから出力する
高周波電圧の全振幅をVフに制御する。これにより、試
料電極33には臨界電位よりも大きい直流成分のバイア
ス電圧が生じ、ウェハ6の被エツチング材がエツチング
される0次の時間計8の間は高周波電源13aから出力
する高周波電圧の全振幅をv8に制御する。これにより
試料電極33には臨界電位よりも小さい直流成分のバイ
アス電圧が生じ、ウェハ6の表面(エツチング側面も含
む)に保護膜が堆積される。このエツチング工程と堆積
工程とを交互に行なうことにより、ウェハ6の被エツチ
ング材が段階的にニー2チングされる。
以上、水弟8の実施例によれば、前記第5の実施例と同
様にエツチングガスを切り替えて供給することなく、エ
ツチング工程と堆積工程とを交互に行なわせることがで
きるので、処理時間を短縮することができる。
また、出力電圧制御手段24によって高周波電源13a
の出力電圧を制御して、試料電極33に生じる直流バイ
アス電圧を臨界電圧をはさんで交互に変化させることに
より、エツチング工程と堆積工程とを交互に行なえるの
で、前記第5の実施例と同様にパターン寸法幅に比べて
深さあるいは高さの高い被エツチング膜を寸法精度良く
加工することができる。
また、高周波電圧を制御しても高周波電圧の一部は正の
電圧域を有しているので、前記第5の実施例と同様にウ
ェハ6に電荷が蓄積されず、エツチング速度の低下や素
子のゲート部の劣化または破壊のないエツチングを行な
うことができる。
なお、この場合は、前記第6の実施例と同様にエツチン
グ工程時と堆積工程時とでプラズマの発生状態が変わる
ので、発光分光法を用いてエツチング腋点判定を行なう
ときには、エツチングが生じているときの発光強度だけ
を入力して判定する必要がある。
次に、本発明の第9の実施例を第18図により説明する
第18図において第11図および第13図と同符号は同
一部材を示す、wIJ18図が第13図と異なる点は、
イオンを加速させる手段として、第11図と同様にウェ
ハ6と放電空間35との間にグリッド電極を用けている
点である。グリッド電極29には直流電源15が接続し
てあり、直流電源15には出力電圧制御装置16を接続
し、出力電圧制御装置16には出力波形制御装置17が
接続しである。
直流電源15、出力電圧制御装置16および出力波形制
御装置17の制御内容は、前記第4の実施例と同様であ
り、説明は省略する。
上記のように構成したプラズマ処理装置、この場合、エ
ツチング装置により、前記第5の実施例と同様に放電空
間35にエツチングガスを供給し、真空処理容器30内
を所定の圧力に減圧排気する。
この状態において、高周波電源13aによって下部電極
33に高周波電圧を印加する。これにより、放電空間3
5にブロー放電が生じてエツチングガスがプラズマ化さ
れる。
この状態で、前記第4の実施例と同様に直流電源35に
よってグリッド電極29に負の直流電圧を印加する。こ
れにより、プラズマ中のイオンがグリッド電極側に加速
され、グリッド電極29を通過したイオンがウェハ6に
達して、ウェハ6の被エツチング材をエツチングする。
このとき、前記第4の実施例と同様に出力電圧制御装置
16と出力波形制御装置17とによって。
グリッド電極29に印加する加速電圧を臨界電位をはさ
んで変化させる。これにより、加速電圧が臨界電位より
大きいときは、ウェハ6に対してエツチング作用が優位
に生じる。加速電圧が臨界電位より小さいときは、ウェ
ハ6の表面(エツチング側面も含む、)に保護膜を形成
する堆積作用が優位に生じる。このエツチング工程と堆
積工程とを交互に行なうことにより、ウェハ6の被エツ
チング材が段階的にエツチングされる。
以上、水弟9の実施例によれば、グリッド電極29に印
加した加速電圧を臨界電位をはさんで変化させることで
、ガスを切り替えて供給することなく、エツチング工程
と堆積工程とを交互に行なわせることができるので、前
記第5の実施例と同様に処理時間を短縮することができ
る。
また、前記第5の実施例と同様にウェハ6のエツチング
側面を保護膜で保護しながら段階的にエツチングできる
ので、パターン寸法幅に比べて深さあるいは高さの高い
被エツチング材を寸法精度良く加工することができる。
また、前記第5の実施例と同様にプラズマの発生状態が
変化せず、発光強度が安定した状態でエツチングできる
ので、エツチングの終点判定が容易に行なえる。
次に1本発明の第10の実施例を第19図により説明す
る。
第19図において第13図と同符号は同一部材を示す、
本図が第13図と異なる点は、プラズマ発生手段として
、真空処理容器30外に放電管37を設け、放電管37
の外周にコイル38を巻き付けて、コイル38に高周波
電源39を接続した構成としている点である。
下部電極33には、第13図と同様に高周波電源13a
と直流電源15とによる直流バイアス付与手段、すなわ
ち、イオンの加速手段が設けである。これらプラズマ発
生手段と直流バイアス付与手段とは、それぞれに独立し
てその出力を制御することができる。高周波電源39は
、例えば、周波数80KHz 〜13.56MHzの高
周波電力を出力するものである。直流バイアス付与手段
の制御内容は前記第5の実施例と同様であり、説明は省
略する。
上記のように構成したプラズマ処理装置、この場合、ニ
ー2チング装置により、図示しないガス源からガス導入
部31aを介して放電管37内にエツチングガスを供給
し、図示しない排気装置によリ真空処理容器30内およ
び放電管37内を所定圧力に減圧排気する。この状態で
、高周波電源39によってコイル3Bに高周波電圧を印
加する。
これにより、放電管37内のエツチングガスがプラズマ
化され、プラズマは真空処理容器30の空間35a部に
導入される。
このとき、マツチングボックス12を介して高周波電源
13aによって下部電極33に高周波電圧を印加する。
これにより、下部電極33に印加された高周波電圧は、
前記第5の実施例のように直流的に浮遊し、直流バイア
ス電圧を有する。この高周波電圧とともに、直流電源1
5によって下部電極33に直流電圧を重ね、直流バイア
ス電圧を制御する。
直流バイアス電圧を出力電圧制御装置16と出力波形制
御装置17とによって、前記第5の実施例のように制御
する。これにより、エツチング工程と堆積工程とが交互
に行なわれ、ウェハ6の被エツチング材が段階的にエツ
チングされる。
以上1水弟10の実施例によれば、前記第5の実施例と
同様の効果を得ることができる。
また、末弟10の実施例によれば、高周波電源13aの
高周波電圧を高めることなく、放電管37内で高密度の
プラズマを発生できるので、前記第5の実施例に比べ、
低ダメージで高速のエツチングを行なうことができる。
以上、これら第1から第10の実施例に基づいて本発明
を説明したが、本発明の構成はこれら実施例に限定され
るものではなく、プラズマ発生手段と加速電圧付与手段
、および加速電圧付与手段同士は種々組み合わせ可能で
あることはいうまでもない。
また、本実施例ではポリシリコンのエツチングガスとし
て、臨界電位を有しないSF、と、臨界電位を有するC
tCJlりF3との混合ガスを使用した例を示したが、
臨界電位を有する性質のガスであれば、他の1組み合わ
せでも良いことはいうまでもない1例えば、臨界電位を
有しないSF@と、臨界電位を有するC2 C14F2
  (商品名:フロン114)、00文。、またはC4
F8等との組み合わせや、SF6の代わりにNF3を使
用した組み合わせでも同様に行なえる。
また、エツチングガスの混合成分を二つに限るものでは
なく、少くとも一成分が臨界電位を有するものであれば
、三成分以上から成るものであっても良い、また全成分
が臨界電位を有するガスの組み合わせ、もしくは単独ガ
スであっても良い。
また、本実施例ではポリシリコンのエツチングの例を示
したが、A5Lei、線膜のエツチングにも適用可能で
ある。この場合、エツチングガスとしては、臨界電位を
有しない塩素ガス(C見2)と臨界電位を有するCCl
4との混合ガス、さらに被エツチング材の表面の酸化膜
を高速エツチングするためのBCu、を加えた三成分混
合ガスを用いれば良い、また、臨界電位を有するCC1
aの代わりにCF 4 + C2F G + C4F 
8または5iCIL4等を用いても良い。
なお、第2図において、具体的数値を示さなかったが、
エツチング速度または堆積速度、および臨界電位は、エ
ツチングガスの種類、ガス圧およびプラズマ発生手段の
出力等によって相対的に定まるものである。
また、本実施例ではエツチング処理中の加速電圧の印加
パターンは同じであったが、最終的なエツチングの終了
時には臨界電位よりも大きい範囲内で加速電圧を小さく
する制御を行なわせることにより、エツチングダメージ
をさらに減少できる。
また1本実施例では加速電圧を臨界電位をはさんで変化
させる時期を、あらかじめ設定した時間で自動的に切り
替えるようにしているが、各段階でのエツチング状態お
よび堆積状態を検出し、該それぞれの検出値が所定の設
定値になった時点で自動的に切り替えるようにしても良
い、また、切り替え回数が少ない処理の場合には手動で
切り替えるようにしても良い、なお、これら加速電圧を
設定する場合には、加速電圧を検出し、該検出した値を
表示させて、調整する値を見ながら所定の値に設定すれ
ば良い。
さらに1本実施例ではエツチングを行なう場合について
述べたが、エツチング工程と堆積工程すなわち、成膜工
程との時間の割合を逆転させ、全体として成膜を行なわ
せる場合にも適用可能である。この場合は、成膜とエツ
チングとを交互に行なうことにより、平滑な膜を成膜す
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、臨界電位を有するガスをプラズマ化し
、イオンの加速電圧を臨界電位をはさんで変化させるこ
とで、ガスの切り替えを行なうことなく、エツチング工
程と成膜工程とを交互に生じさせることができるので、
プラズマ処理時間を短縮することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるプラズマ処理装置を示
す構成図、第2図は処理ガスにおけるバイアス電圧とエ
ツチング速度または堆積速度との関係を示す線図、第3
図は第1図の装置による加速電圧の印加パターン図2第
4図はバイアス電圧を変えない場合のエツチング状態を
示す図、第5図および第6図は本発明によるエツチング
状態を示す図、第7図は本発明の第2の実施例であるプ
ラズマ処理装置を示す構成図、第8図は第7図の装置に
よる加速電圧の印加パターン図、第9図は本発明の第3
の実施例であるプラズマ処理装置を示す構成図、第10
図は第9図の装置による加速電圧の印加パターン図、第
11図は本発明の第4の実施例であるプラズマ処理装置
を示す構成図、第12図は第11図の装置による加速電
圧の印加パターン図、第13図は本発明の第5の実施例
であるプラズマ処理装置を示す構成図、第14図は本発
明の第6の実施例であるプラズマ処理装置を示す構成図
、第15図は本発明の第7の実施例であるプラズマ処理
装置を示す構成図、第16図は本発明の第8の実施例で
あるプラズマ処理装置を示す構成図、第17図は第16
図の装置による加速電圧の印加パターン図、第18図は
本発明の第9の実施例であるプラズマ処理装置を示す構
成図。 第19図は本発明の第10の実施例であるプラズマ処理
装置を示す図である。 1−−−−−一放電管、5−−−−−一電極、6 、8
a −−−−−−ウエハ、8−−−−−−マグネトロン
、10−−−−−一電磁コイル、12−−−−−−マツ
チングボックス、13 、13a−−−−一高周波電源
、15−−−−−一直流電源、+8−−−−−一出力電
圧制御装置、17−−−−−−出力波形制御装置、 2
2−−−−−−マツチングボックス、23 、23a 
−−−−−一高周波電源、 24−−−−−一出力電圧
制御手段、 25−−−−−一合成器、2B−−−−−
一交流波33 、34−−−−−一電極、3B−−−−
−−コンデンサ、37−−−−−−放電管、38−−−
−−−コイル、39−−−−−高周波電源 代理人 弁理士  小 川 勝 男− C。 (7・ 第4図    第5圀   オ6図 第2図 第3因 第8図 オフ図 411図 第12図 113図 114図 オ15囚 オ16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、臨界電位を有するガスを減圧下でプラズマ化する工
    程と、 試料に向けて前記プラズマ中のイオンを加速させる加速
    電圧を前記臨界電位をはさんで変化させる工程とを有す
    るプラズマ処理方法。 2、前記加速電圧は直流電圧とプラズマ中のイオンがイ
    オンシースを通過するに要する時間以内の半サイクル時
    間を有する周波数の高周波電圧との合わせた電圧で与え
    られる特許請求の範囲第1項記載のプラズマ処理方法。 3、前記加速電圧は周波数100KHzからプラズマ中
    のイオンがイオンシースを通過するに要する時間以上の
    半サイクル時間を有する周波数の高周波電圧で与えられ
    る特許請求の範囲第1項記載のプラズマ処理方法。 4、前記加速電圧は低周波の交流電圧とプラズマ中のイ
    オンがイオンシースを通過するに要する時間以内の半サ
    イクル時間を有する周波数の高周波電圧との合わせた電
    圧で与えられる特許請求の範囲第1項記載のプラズマ処
    理方法。 5、前記加速電圧は直流電圧で与えられる特許請求の範
    囲第1項記載のプラズマ処理方法。 6、前記加速電圧は前記試料の試料台に印加する電圧、
    または前記試料と前記プラズマとの間に設けたグリッド
    電極に印加する電圧でなる特許請求の範囲第1項記載の
    プラズマ処理方法。 7、前記加速電圧は前記臨界電位をはさんで変化させる
    とともにエッチング作用中にも変化させる特許請求の範
    囲第1項記載のプラズマ処理方法。 8、前記エッチング作用の時間は前記試料に生じるアン
    ダーカットが許容値内に入る時間とし、前記堆積作用の
    時間は次のエッチング処理を行なう間エッチング側面の
    保護膜が残るだけの膜厚を成膜できる時間とする特許請
    求の範囲第7項記載のプラズマ処理方法。 9、前記試料がポリシリコンの場合、前記ガスはC_2
    Cl_3F_3、C_2Cl_4F_2、CCl_4、
    またはC_4F_8のいずれかの単独ガスもしくはSF
    _6またはNF_3との混合ガスであり、前記試料がア
    ルミニウムの場合、前記ガスはCCl_4、CF_4、
    C_2F_6、C_4F_8またはSiCl_4のいず
    れかの単独ガスもしくはCl_2との混合ガスである特
    許請求の範囲第1項記載のプラズマ処理方法。 10、臨界電位を有するガスを減圧下でプラズマ化する
    手段と、 試料に向けて前記プラズマ中のイオンを加速させる加速
    電圧を前記臨界電位をはさんで変化させる手段とを有す
    るプラズマ処理装置。 11、前記加速電圧は直流電源とプラズマ中のイオンが
    イオンシースを通過するに要する時間以内の半サイクル
    時間を有する周波数の高周波電源とにより与えられる特
    許請求の範囲第10項記載のプラズマ処理装置。 12、前記加速電圧は周波数100KHzからプラズマ
    中のイオンがイオンシースを通過するに要する時間以上
    の半サイクル時間を有する周波数の高周波電源により与
    えられる特許請求の範囲第10項記載のプラズマ処理装
    置。 13、前記加速電圧は低周波の交流電源とプラズマ中の
    イオンがイオンシースを通過するに要する時間以内の半
    サイクル時間を有する周波数の高周波電源とにより与え
    られる特許請求の範囲第10項記載のプラズマ処理装置
    。 14、前記加速電圧は直流電源により与えられる特許請
    求の範囲第10項記載のプラズマ処理装置。 15、前記加速電圧は前記試料の試料台に印加する電源
    、または前記試料と前記プラズマとの間に設けたグリッ
    ド電極に印加する電源により与えられる特許請求の範囲
    第10項記載のプラズマ処理装置。 16、前記加速電圧は前記臨界電位をはさんで変化させ
    るとともにエッチング作用中にも変化させる特許請求の
    範囲第10項記載のプラズマ処理装置。 17、前記試料がポリシリコンの場合、前記ガスはC_
    2Cl_3F_3、C_2Cl_4F_2、CCl_4
    、またはC_4F_8のいずれかの単独ガスもしくはS
    F_6またはNF_3との混合ガスであり、前記試料が
    アルミニウムの場合、前記ガスはCCl_4、CF_4
    、C_2F_6、C_4F_8またはSiCl_4のい
    ずれかの単独ガスもしくはCl_2との混合ガスである
    特許請求の範囲第10項記載のプラズマ処理装置。
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