JPS63285330A - 分割はずみ車 - Google Patents
分割はずみ車Info
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- JPS63285330A JPS63285330A JP63029056A JP2905688A JPS63285330A JP S63285330 A JPS63285330 A JP S63285330A JP 63029056 A JP63029056 A JP 63029056A JP 2905688 A JP2905688 A JP 2905688A JP S63285330 A JPS63285330 A JP S63285330A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/16—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material
- F16F15/163—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material fluid acting as a lubricant
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、少なくとも2つの相対回転可能な回転質量素
子が、ばね装置により弾性的にまた滑りクラッチ装置に
より摩擦で互いに駆動連結され、ばね装置がはずみ車軸
線に対して接線をなして設けられる複数の圧縮ばねを持
ち、住嘩これらの圧縮ばねが互いに回転可能で2つの回
転質量素子に直接又は間接に結合される少なくとも2つ
の円板の窓にそれぞれ収容されている、分割はずみ車に
関する。
子が、ばね装置により弾性的にまた滑りクラッチ装置に
より摩擦で互いに駆動連結され、ばね装置がはずみ車軸
線に対して接線をなして設けられる複数の圧縮ばねを持
ち、住嘩これらの圧縮ばねが互いに回転可能で2つの回
転質量素子に直接又は間接に結合される少なくとも2つ
の円板の窓にそれぞれ収容されている、分割はずみ車に
関する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3610871号明細
書から公知のこのような分割はずみ車では、ばねg置と
滑りクラッチ装置が直ダ1にかつ半径方向に重なって設
けられ、ばね装置が滑りクウツチ装置の半径方向内側に
収容されている。一方の回転質量素子から他方の回転質
量素子への力束は、従って順次ばね装置と滑りクラッチ
装置を経て又は逆の方向に延びている。
書から公知のこのような分割はずみ車では、ばねg置と
滑りクラッチ装置が直ダ1にかつ半径方向に重なって設
けられ、ばね装置が滑りクウツチ装置の半径方向内側に
収容されている。一方の回転質量素子から他方の回転質
量素子への力束は、従って順次ばね装置と滑りクラッチ
装置を経て又は逆の方向に延びている。
滑りクラッチ装置は2段に構成され、ばね装置に結合さ
れるその一方の側として、2つの環状円板が半径方向に
重なって設けられて、半径方向突起又は切欠きにより周
方向遊びをもってかみ合い、回転質量素子に結合される
滑りクラッチ装置の他方の側として、この回転質量素子
に摩擦面装置が設けられて、摩擦により環状円板と共同
作用する。こうしてばね装置により充分なトルクが伝達
されると、まずばね装置に直接結合される半径方向内側
環状円板が摩擦面装置に対して滑って、両型状円板の突
起と切欠きとの間の周方向遊びがなくなるようにする。
れるその一方の側として、2つの環状円板が半径方向に
重なって設けられて、半径方向突起又は切欠きにより周
方向遊びをもってかみ合い、回転質量素子に結合される
滑りクラッチ装置の他方の側として、この回転質量素子
に摩擦面装置が設けられて、摩擦により環状円板と共同
作用する。こうしてばね装置により充分なトルクが伝達
されると、まずばね装置に直接結合される半径方向内側
環状円板が摩擦面装置に対して滑って、両型状円板の突
起と切欠きとの間の周方向遊びがなくなるようにする。
同じ相対運動方向で今や環状円板が摩擦面装置に対して
一緒に滑ることができ、もちろんこれは、ばね装置を介
してそれに応じたトルクが伝達される時にのみおこる。
一緒に滑ることができ、もちろんこれは、ばね装置を介
してそれに応じたトルクが伝達される時にのみおこる。
この公知の分割はずみ車は、特にばね装置が回転質量素
子の不断の相対運動により強く荷重をかけられるので、
安定性に関してまだ満足すべきものではない。これは、
それぞれの動力伝達系において比較的小さい振幅の振動
のみが生じ、回転質量素子の相対運動が振動状の特性を
持つような運転段階にも当てはまる。
子の不断の相対運動により強く荷重をかけられるので、
安定性に関してまだ満足すべきものではない。これは、
それぞれの動力伝達系において比較的小さい振幅の振動
のみが生じ、回転質量素子の相対運動が振動状の特性を
持つような運転段階にも当てはまる。
従って本発明の課題は、特に摩耗の少ない点ですぐれて
いる分割はずみ車を提することである。
いる分割はずみ車を提することである。
この課題を解決するため本発明によれば、ばね装置が1
l141滑剤を満たされる環状室内に設けられ、この環
状室が、ばね装置を半径方向外側からU字状に包囲して
互いに固定的に又は一体に結合される部分から成る壁装
置によって半径方向外方に対して閉鎖され、相対回転可
能な部分の間にあってばね装置の半径方向内側に設けら
れる密M装置によって半径、方向内方に対して閉鎖され
ている。
l141滑剤を満たされる環状室内に設けられ、この環
状室が、ばね装置を半径方向外側からU字状に包囲して
互いに固定的に又は一体に結合される部分から成る壁装
置によって半径方向外方に対して閉鎖され、相対回転可
能な部分の間にあってばね装置の半径方向内側に設けら
れる密M装置によって半径、方向内方に対して閉鎖され
ている。
本発明による装置によって、ばね装置の連続尚滑従って
その極めて少ない摩擦が保証される。
その極めて少ない摩擦が保証される。
ばね装置の半径方向内側では相対回転可能な部分の間隙
を密封する必要がないので、運転中即ちはずみ車の回転
の際環状室の実際上完全な密封が保証される。即ち遠心
力のため潤滑剤は半径方向外方へ、ばね装置をU字状に
包囲する環状壁装置へ向かって押しやられる。ばね装置
の半径方向内側に収容される密封装置は、従って大体に
おいてはずみ車の静止状態においてのみ潤滑剤の流出を
防止する。
を密封する必要がないので、運転中即ちはずみ車の回転
の際環状室の実際上完全な密封が保証される。即ち遠心
力のため潤滑剤は半径方向外方へ、ばね装置をU字状に
包囲する環状壁装置へ向かって押しやられる。ばね装置
の半径方向内側に収容される密封装置は、従って大体に
おいてはずみ車の静止状態においてのみ潤滑剤の流出を
防止する。
本発明の特に好ましい構成では、滑りクラッチ装置も潤
滑剤を満たされる環状室内に設けられている。それによ
り摩擦素子の寿命が著しく高まる。
滑剤を満たされる環状室内に設けられている。それによ
り摩擦素子の寿命が著しく高まる。
滑りクラッチ装置が最初に述べたように2段に構成され
ているのがよい。潤滑剤を満たされる環状室内に収容さ
れると、滑りクラッチ装置の環状円板の突起及び切欠き
は液圧制m器のように共同作用する。即ち一方の環状円
板の各突起は、それぞれ他方の環状円板の切欠き内又は
隣接する突起の間で、環状円板の軸線力向に見て2つの
室を区分し、環状円板の相対位置に応じてこれらの室が
異なる大きさを持つ。これらの室は、それぞれ他方の環
状円板に近い方にある一方の環状円板の突起の縁と他方
の環状円板の切欠きの対向縁との間に形成される間隙を
介して、互いに接続されている。従って切欠き内で一方
の環状円板が動くと、突起の一方の側にある液圧媒体が
押出されて、間隙を通って突起の他方の側へ供給される
。この作用は、環状円板と共動作用する摩擦面が環状円
板の端面で突起及び切欠きの範囲を入門に覆うか又は閉
鎖する時、特に顕著である。
ているのがよい。潤滑剤を満たされる環状室内に収容さ
れると、滑りクラッチ装置の環状円板の突起及び切欠き
は液圧制m器のように共同作用する。即ち一方の環状円
板の各突起は、それぞれ他方の環状円板の切欠き内又は
隣接する突起の間で、環状円板の軸線力向に見て2つの
室を区分し、環状円板の相対位置に応じてこれらの室が
異なる大きさを持つ。これらの室は、それぞれ他方の環
状円板に近い方にある一方の環状円板の突起の縁と他方
の環状円板の切欠きの対向縁との間に形成される間隙を
介して、互いに接続されている。従って切欠き内で一方
の環状円板が動くと、突起の一方の側にある液圧媒体が
押出されて、間隙を通って突起の他方の側へ供給される
。この作用は、環状円板と共動作用する摩擦面が環状円
板の端面で突起及び切欠きの範囲を入門に覆うか又は閉
鎖する時、特に顕著である。
なお環状円板の相対回転の際間隙輻が変るように、一方
の環状円板の突起に対向する他方の環状円板の切欠きの
縁の形状を構成することができる。それにより、環状円
板の特定の相対位置で狭い間隙幅により大きい制動抵抗
が生ずるようにすることができる。
の環状円板の突起に対向する他方の環状円板の切欠きの
縁の形状を構成することができる。それにより、環状円
板の特定の相対位置で狭い間隙幅により大きい制動抵抗
が生ずるようにすることができる。
更に本発明の好ましいa11或では、場合によっては、
環状円板に応じて半径方向に重なって設けられる少なく
とも2つの摩擦面部分を持ち環状円板と共同作用する摩
擦面装置を設けて、それぞれ1つの環状円板がそれぞれ
1つの摩擦面部分とのみ共同作用するようになっている
。それにより摩擦面部分を異なる押圧力で環状円板へ押
付けて、滑りクラッチ装置の個々の段により異なるトル
クを伝達することができる。
環状円板に応じて半径方向に重なって設けられる少なく
とも2つの摩擦面部分を持ち環状円板と共同作用する摩
擦面装置を設けて、それぞれ1つの環状円板がそれぞれ
1つの摩擦面部分とのみ共同作用するようになっている
。それにより摩擦面部分を異なる押圧力で環状円板へ押
付けて、滑りクラッチ装置の個々の段により異なるトル
クを伝達することができる。
その際特に、回転数上昇の際押圧力を高めるように一方
の*a面部分へ回転数に関係する押圧力を加えることが
できる。
の*a面部分へ回転数に関係する押圧力を加えることが
できる。
本発明の好ましい実施例を図面により以下に説明する。
第1図に示すはずみ車は、例えば機関側に設けられる回
転質量素子lと、動力伝達系側に設けられて回転質量素
子lのボス範囲上に軸受2゜により回転支持される回転
質量素子2とを持っている。回転質量素子1及び2はそ
れらの間に残る環状空間21を包囲している。この環状
空間21内にばね装置3及び滑りクラッチ装置8が収容
されて、回転質量素子l及び2の駆動連結に投置ち、互
いに直列に設けられ、即ち回転質量素子1から滑りクラ
ッチ装置8を介して、それからばね装置3を介して回転
質量素子2へ又はその逆にトルクの伝達が行なわれる。
転質量素子lと、動力伝達系側に設けられて回転質量素
子lのボス範囲上に軸受2゜により回転支持される回転
質量素子2とを持っている。回転質量素子1及び2はそ
れらの間に残る環状空間21を包囲している。この環状
空間21内にばね装置3及び滑りクラッチ装置8が収容
されて、回転質量素子l及び2の駆動連結に投置ち、互
いに直列に設けられ、即ち回転質量素子1から滑りクラ
ッチ装置8を介して、それからばね装置3を介して回転
質量素子2へ又はその逆にトルクの伝達が行なわれる。
ばね装置3の支持体として、円板状環状板23がピン2
2により回転質量素子2のボス範囲に取付けられている
。環状板23の半径方向内側縁は、回転質量素子2に付
属する軸受20の軸受殻上に少しかぶさり、即ちこの軸
受層は第1図かられかるように回転質量素子2のボス範
に対して接線をなすように向く複数の窓24が設けられ
て、それぞれコイル圧縮ばね25を収容している。圧縮
ばね25の軸線は環状板23の中間面内にある。
2により回転質量素子2のボス範囲に取付けられている
。環状板23の半径方向内側縁は、回転質量素子2に付
属する軸受20の軸受殻上に少しかぶさり、即ちこの軸
受層は第1図かられかるように回転質量素子2のボス範
に対して接線をなすように向く複数の窓24が設けられ
て、それぞれコイル圧縮ばね25を収容している。圧縮
ばね25の軸線は環状板23の中間面内にある。
環状板23の両側にはそれぞれ別の環状部分26が設け
られて、環状板23の窓24に対応する窓27を持って
いる。環状部分26は環状板23に近接して設けられて
、圧縮ばね25が環状板23の窓24の両側でそれぞれ
環状部分26の窓27に収容されるようになっている。
られて、環状板23の窓24に対応する窓27を持って
いる。環状部分26は環状板23に近接して設けられて
、圧縮ばね25が環状板23の窓24の両側でそれぞれ
環状部分26の窓27に収容されるようになっている。
環状部分26は環状異形断面部分28の互いに向き合う
側にそれぞれ収付けられ、これら異形断面部分28の内
側はばね装置3を半径方向外側からU字状に包囲する壁
装rIt5を形成している。異形断面部分28の半径方
向外縁は環状円板9′を形成して、固定的に互いに密尉
結合されている。異形断面部分28の半径方向内縁は密
封片・6″及び6′により回転質量素子2のボス範囲及
び角形断面の環状片29に対して密封され、この環状片
29は、回転質量素子2から遠い方にある環状[23の
側で、環状f23を保持するピン22により取付けられ
ている。
側にそれぞれ収付けられ、これら異形断面部分28の内
側はばね装置3を半径方向外側からU字状に包囲する壁
装rIt5を形成している。異形断面部分28の半径方
向外縁は環状円板9′を形成して、固定的に互いに密尉
結合されている。異形断面部分28の半径方向内縁は密
封片・6″及び6′により回転質量素子2のボス範囲及
び角形断面の環状片29に対して密封され、この環状片
29は、回転質量素子2から遠い方にある環状[23の
側で、環状f23を保持するピン22により取付けられ
ている。
異形断面部分28はばね装fa3を収容する環状室4を
包囲し、この環状室は潤滑剤を満たされている。
包囲し、この環状室は潤滑剤を満たされている。
異形断面部分28により形成される環状円板9′は、そ
の外周に第1図では見えない複数の突起を持ち、これら
の突゛起は、回転質量素子l内に回転可能に設けられる
環状円板9″の内周にある対応切欠き内に、周方向遊び
をもって収容されて、環状円板9′と9″が限られた相
対回転を行なうことができるようになっている。
の外周に第1図では見えない複数の突起を持ち、これら
の突゛起は、回転質量素子l内に回転可能に設けられる
環状円板9″の内周にある対応切欠き内に、周方向遊び
をもって収容されて、環状円板9′と9″が限られた相
対回転を行なうことができるようになっている。
環状円板9′及び9″は摩擦面装置13の間に軸線方向
に締付けられている。隼擦面装置の第1の摩擦面部分1
4’は回転質量素子1に近い方にある環状円板9′の側
に設けられている。この摩擦面部分14′は環状片で、
第1図において左方へ清面された突起により回転質量素
子lの対応する切欠きに回転不能に保持されるが、皿ば
ね30により軸線方向に環状円板9′の方へ移動可能に
なっている。Jll画面部分14′、この摩擦面部分の
半径方向外側に続く回転質量素子lの環状面とほぼ共通
な面内にある。回転質量素子lのこの環状面と環状円板
9″との間には摩擦薄板31が設けられ、同じように摩
擦面部分14′と環状円板9′との間に摩擦薄板32が
ある。回転質量素子2に近い方にある環状円板9′及び
9″の側には、両方の環状円板を凌う摩擦面部分14″
が設けられて、第1図には見えない外歯により回転不能
にただし軸線方向に移動可能に回転質量素子lに保持さ
れている。III擦面部面部分14″回転質量素子lに
保持されるばね装置33により、摩擦面部分14″と環
状円板9′及び9″との間に設けられる摩擦薄板34に
適当に作用して、環状円板9′及び9″へ押付けられて
いる。
に締付けられている。隼擦面装置の第1の摩擦面部分1
4’は回転質量素子1に近い方にある環状円板9′の側
に設けられている。この摩擦面部分14′は環状片で、
第1図において左方へ清面された突起により回転質量素
子lの対応する切欠きに回転不能に保持されるが、皿ば
ね30により軸線方向に環状円板9′の方へ移動可能に
なっている。Jll画面部分14′、この摩擦面部分の
半径方向外側に続く回転質量素子lの環状面とほぼ共通
な面内にある。回転質量素子lのこの環状面と環状円板
9″との間には摩擦薄板31が設けられ、同じように摩
擦面部分14′と環状円板9′との間に摩擦薄板32が
ある。回転質量素子2に近い方にある環状円板9′及び
9″の側には、両方の環状円板を凌う摩擦面部分14″
が設けられて、第1図には見えない外歯により回転不能
にただし軸線方向に移動可能に回転質量素子lに保持さ
れている。III擦面部面部分14″回転質量素子lに
保持されるばね装置33により、摩擦面部分14″と環
状円板9′及び9″との間に設けられる摩擦薄板34に
適当に作用して、環状円板9′及び9″へ押付けられて
いる。
摩擦面部分14″の押圧力は環状円板9′及び9″へ不
均一に伝達される。即ち皿ばね30の作用を受ける摩擦
面部分14’は軸線方向右方へw1擦面部分14″を押
そうとするので、摩擦面部分14″による環状円板9″
の荷重はそれに応じて少し減少される。
均一に伝達される。即ち皿ばね30の作用を受ける摩擦
面部分14’は軸線方向右方へw1擦面部分14″を押
そうとするので、摩擦面部分14″による環状円板9″
の荷重はそれに応じて少し減少される。
環状ばね装置33は、摩擦面部分14″に対して斜めに
湾曲される舌片により摩擦面部分14″へ作用し、遠心
力の増大の際この舌片はそれに応じた大きい力で摩擦面
部分14″に載り、それに応じて摩擦薄板34又は環状
円板9′及び9″への押圧力を高める。
湾曲される舌片により摩擦面部分14″へ作用し、遠心
力の増大の際この舌片はそれに応じた大きい力で摩擦面
部分14″に載り、それに応じて摩擦薄板34又は環状
円板9′及び9″への押圧力を高める。
図示したはずみ車は次のように作用する。
回転質量素子1と2との間に僅かなトルクが作用する場
合、回転質量素子lと2との相対回転の程度に応じて、
ばね装置3のコイル圧縮ばね25のみが応力をかけられ
る。トルクがもつと大きいと、環状円板9′の外周縁に
設けられる突起が環状円板9″の内周縁にある切欠き内
で周方向遊びがなくなるまで、摩擦面部分14’と14
″との間で環状円板9′が滑る。その時トルクの方向が
不変であると、環状円板9′及び9″は一緒に摩擦面部
分14′及び14″に対して、従って回転質flits
子1に対して回されることができる。これは、それに応
じて増大したトルクにおいて行なわれる。なぜならば、
今や環状円板9′及び9″と回転質量素子1との間の相
対運動に抗するすべての摩擦抵抗に打勝たねばならない
からである。
合、回転質量素子lと2との相対回転の程度に応じて、
ばね装置3のコイル圧縮ばね25のみが応力をかけられ
る。トルクがもつと大きいと、環状円板9′の外周縁に
設けられる突起が環状円板9″の内周縁にある切欠き内
で周方向遊びがなくなるまで、摩擦面部分14’と14
″との間で環状円板9′が滑る。その時トルクの方向が
不変であると、環状円板9′及び9″は一緒に摩擦面部
分14′及び14″に対して、従って回転質flits
子1に対して回されることができる。これは、それに応
じて増大したトルクにおいて行なわれる。なぜならば、
今や環状円板9′及び9″と回転質量素子1との間の相
対運動に抗するすべての摩擦抵抗に打勝たねばならない
からである。
一般に分割はずみ車は、はずみ車の共振振動数が謔振さ
れる時、比較的小さい回転数においてのみ滑りクラッチ
装置8が作用するように設計されている。
れる時、比較的小さい回転数においてのみ滑りクラッチ
装置8が作用するように設計されている。
第2図に示す実施例では、ばね25用の窓24を持ち軸
線方向に計れた2つの環状板23が、ビン22により回
転質量素子2に取付けられている。更にビン22により
両環状板23の間になお環状片35が相対回転しないよ
うに保持されて、回転質量素子2に固定的に結合される
部分としてビン22の半径方向内側に設けられている。
線方向に計れた2つの環状板23が、ビン22により回
転質量素子2に取付けられている。更にビン22により
両環状板23の間になお環状片35が相対回転しないよ
うに保持されて、回転質量素子2に固定的に結合される
部分としてビン22の半径方向内側に設けられている。
環状片35と回転lf量素子1の対向区域との間には、
一般に比較的弱い摩擦クラッチ装置36が設けられて、
回転質量素子lと2との間に弱い岸擲連結を行なう。
一般に比較的弱い摩擦クラッチ装置36が設けられて、
回転質量素子lと2との間に弱い岸擲連結を行なう。
第2図の例では、環状円板9′は半径方向に比較的大き
い寸法をとって、環状円板9′の内周がビン22の近く
まで達するようになっている。環状板23の窓24の範
囲において、対応する窓27が環状円板9′に設けられ
て、予荷重のかかった圧縮ばね25により貫通されてい
る。
い寸法をとって、環状円板9′の内周がビン22の近く
まで達するようになっている。環状板23の窓24の範
囲において、対応する窓27が環状円板9′に設けられ
て、予荷重のかかった圧縮ばね25により貫通されてい
る。
それに応じて環状円板9′を、ばね25の方に抗して環
状板23又は回転質量素子2に対して回すことができる
。
状板23又は回転質量素子2に対して回すことができる
。
環状円板9′の外周には、第2′図に示すように突起1
0’及び切欠き11’が設けられて、環状円板9′の半
径方向外側に設けられる環状円板9″の内周の対応する
突起to″及び切欠き11″と共同作用する。その際環
状円板9′の突起lo′は環状円板9″の突起10″と
の間又は切欠き11″内に周方向遊びをもっているので
、環状円板9′と9″は限られた相対回転−を行なうこ
とができる。
0’及び切欠き11’が設けられて、環状円板9′の半
径方向外側に設けられる環状円板9″の内周の対応する
突起to″及び切欠き11″と共同作用する。その際環
状円板9′の突起lo′は環状円板9″の突起10″と
の間又は切欠き11″内に周方向遊びをもっているので
、環状円板9′と9″は限られた相対回転−を行なうこ
とができる。
環状円板9′の突起10’に対向する環状円板9″の切
欠き11″の縁は、破線及び点線で示すように、環状円
板9′及び9″の軸線に関して円弧とは異なる形状を持
つことができる。それにより突起10′と切欠き11″
の対向縁との間に間隙Sが生じ、その幅は環状円板9′
と9″との周方向相対位置に関係している。この目的に
ついては後述する。
欠き11″の縁は、破線及び点線で示すように、環状円
板9′及び9″の軸線に関して円弧とは異なる形状を持
つことができる。それにより突起10′と切欠き11″
の対向縁との間に間隙Sが生じ、その幅は環状円板9′
と9″との周方向相対位置に関係している。この目的に
ついては後述する。
場合によっては環状円板9″の突起10″に対向する環
状円板9′の切欠き11’の縁も前述した形状を持つこ
とができる。
状円板9′の切欠き11’の縁も前述した形状を持つこ
とができる。
回転質量素子1に近い方にある環状円板9″及び環状円
板9′の半径方向外側範囲の側には、#!#摩擦薄板3
1が設けられて、回転質量素子1に設けられる摩擦面に
載っている。
板9′の半径方向外側範囲の側には、#!#摩擦薄板3
1が設けられて、回転質量素子1に設けられる摩擦面に
載っている。
回転質量素子2に近い方にある環状円板9′及び9″の
側には環状摩擦面部分14′及び14″が設けられて、
それぞれ皿ばね37及び38により環状円板9″及び環
状円板9′の半径方向外側範囲又はそこに設けられる摩
擦薄板40へ押付けられている。
側には環状摩擦面部分14′及び14″が設けられて、
それぞれ皿ばね37及び38により環状円板9″及び環
状円板9′の半径方向外側範囲又はそこに設けられる摩
擦薄板40へ押付けられている。
環状円板9′及び9″と異なり、摩擦面部分14’及び
14″は回転質量素子lに対して回転できず、軸線方向
にのみ動くことができる。摩擦面部分14″は、その外
周に設けられる突起により回転質量素子lの対応する軸
線方向溝内に軸線方向に可動にしかも回転に不能に保持
されている。摩擦面部分14′の外周と摩擦面部分14
″の内周とに互いにはまり合う突起と切欠きとがそれぞ
れ設けられていることによって、摩擦面部分14′は摩
擦面部分14″に回転不能にしかも軸線方向移動可能に
保持されている。
14″は回転質量素子lに対して回転できず、軸線方向
にのみ動くことができる。摩擦面部分14″は、その外
周に設けられる突起により回転質量素子lの対応する軸
線方向溝内に軸線方向に可動にしかも回転に不能に保持
されている。摩擦面部分14′の外周と摩擦面部分14
″の内周とに互いにはまり合う突起と切欠きとがそれぞ
れ設けられていることによって、摩擦面部分14′は摩
擦面部分14″に回転不能にしかも軸線方向移動可能に
保持されている。
回転質量素子2に近い方にある回転質量素子lの開放側
には環状偕い板41が取付けられて、皿ばね37及び3
8用の支持体として役立ち、その内周がビン22の近く
で密封片6により回転質量素子2のボス範囲に対して密
封されている。
には環状偕い板41が取付けられて、皿ばね37及び3
8用の支持体として役立ち、その内周がビン22の近く
で密封片6により回転質量素子2のボス範囲に対して密
封されている。
覆い板41の内側と回転質量素子2の内側は、ばね装置
3及び滑りクラッチ装置8を半径方向外側からU字駄に
包囲する壁装置5を形成し、それにより形成される環状
室4は潤滑剤を満たされている。こうして第2図の例で
は、ばね装置3及び滑りクラッチ装置8が潤滑剤浴内に
設けられている。それに応じてばね装置3及び滑りクラ
ッチ装置8の摩耗が著しく減少される。
3及び滑りクラッチ装置8を半径方向外側からU字駄に
包囲する壁装置5を形成し、それにより形成される環状
室4は潤滑剤を満たされている。こうして第2図の例で
は、ばね装置3及び滑りクラッチ装置8が潤滑剤浴内に
設けられている。それに応じてばね装置3及び滑りクラ
ッチ装置8の摩耗が著しく減少される。
第2図に示すはずみ車の作用は大体において第1図によ
るはずみ車の作用に一致する。
るはずみ車の作用に一致する。
回転質量素子1と2が互いに回転されヤーると、まずば
ね装置3が応力をかけられる。ばね装置3により伝達さ
れているトルクが第1の限界値を超過すると、環状円板
9′と摩擦面部分14’及び回転質量素子lの対向範囲
との間の摩擦に打勝ち、環状円板9′の突起10’又は
環状円板9″の突起10″に切欠き11’又は11″内
で与えられる周方向遊びがなくなるまで、環状円板9′
が滑って、回転質量素子1に対して動く。
ね装置3が応力をかけられる。ばね装置3により伝達さ
れているトルクが第1の限界値を超過すると、環状円板
9′と摩擦面部分14’及び回転質量素子lの対向範囲
との間の摩擦に打勝ち、環状円板9′の突起10’又は
環状円板9″の突起10″に切欠き11’又は11″内
で与えられる周方向遊びがなくなるまで、環状円板9′
が滑って、回転質量素子1に対して動く。
滑りクラッチ装置8全体が環状室4の潤滑剤浴内に設け
られているので、切欠きも潤滑剤を満たされている。さ
て環状円板9′と9″が互いに動くと、第2′図におい
て例えば突起10’の右側で潤滑剤が押出されて、間隙
Sを通って突起10′の反対側へ導かれる。それにより
環状円板9′及び9″の相対運動の液圧制動が行なわれ
る。間隙Sの幅が狭いほど、また環状円板9′及び9″
にある突起10’及び10″と切欠き11’1lIIの
範囲が、摩擦薄板31及び40により環状円板9′及び
9″の端面でよく覆われるほど、制動はそれだけ強くな
る。突起10’に対向する切欠き11″の縁の形状に応
じて、間隙幅は環状円板9′と9″との相対位置に関係
して変化するので、制動力もそれに応じて変る。破線で
示す形状の場合、突起10′が図示した中間位置から大
きく票れるほと、制動は強くなる。点線で示す形状の場
合、制動は図示した中間位置で最も強い。
られているので、切欠きも潤滑剤を満たされている。さ
て環状円板9′と9″が互いに動くと、第2′図におい
て例えば突起10’の右側で潤滑剤が押出されて、間隙
Sを通って突起10′の反対側へ導かれる。それにより
環状円板9′及び9″の相対運動の液圧制動が行なわれ
る。間隙Sの幅が狭いほど、また環状円板9′及び9″
にある突起10’及び10″と切欠き11’1lIIの
範囲が、摩擦薄板31及び40により環状円板9′及び
9″の端面でよく覆われるほど、制動はそれだけ強くな
る。突起10’に対向する切欠き11″の縁の形状に応
じて、間隙幅は環状円板9′と9″との相対位置に関係
して変化するので、制動力もそれに応じて変る。破線で
示す形状の場合、突起10′が図示した中間位置から大
きく票れるほと、制動は強くなる。点線で示す形状の場
合、制動は図示した中間位置で最も強い。
第3図に示す実施例は、第2図による実施例とは、まず
ばね装置3も滑りクラッチ装置8も潤滑剤浴内に設けら
れていないという点で相違している。しかし回転質量素
子2の形状を変えて、第2図の覆い板に相当する部分が
、回転質量素子2に近い方にある回転質量素子1の開放
側に設けられるようにできれば、基本的には同じ配置が
可能である。
ばね装置3も滑りクラッチ装置8も潤滑剤浴内に設けら
れていないという点で相違している。しかし回転質量素
子2の形状を変えて、第2図の覆い板に相当する部分が
、回転質量素子2に近い方にある回転質量素子1の開放
側に設けられるようにできれば、基本的には同じ配置が
可能である。
更に摩擦面部分14″は第1図のばね装M33に相当す
るばね装置42の作用を受ける。それに応じて、回転数
が高くなると、摩擦面部分14’は増大する押圧力で環
状円板9′へ押付けられる。それに応じて大きくなるト
ルクが回転質量素子1と2との間に作用する時にのみ、
環状円板9′が回転質量素子1に対して動くことができ
る。
るばね装置42の作用を受ける。それに応じて、回転数
が高くなると、摩擦面部分14’は増大する押圧力で環
状円板9′へ押付けられる。それに応じて大きくなるト
ルクが回転質量素子1と2との間に作用する時にのみ、
環状円板9′が回転質量素子1に対して動くことができ
る。
第1図はばね装置のみを包囲して潤滑剤を満たされる環
状室を持つ本発明による分割はずみ車の第1実施例のm
線に沿う断面図、第2図は潤滑剤を満たされる環状室内
にばね装置も滑りクラッチ装置も収容されている実施例
の軸線に沿う断面図、第2′図はその環状円板の範囲の
正面図、第3図は2段に構成される滑りクラッチ装置の
1つの段が遠心力に関係する押圧力を受ける別の実施例
の軸線に沿う断面図である。 1.2・・・回転質量素子、3・・・ばね装置、4・・
・環状室、5・・・壁装置 5 、611 、6IP
・・・密封装置、8・・・滑りクラッチ装置、9′、9
″・・・環状円板、10′、10” ・・・突起、11
′、11″・・・切欠き、13・・・摩擦面装置、14
′、 14″ ・・・摩擦面部分、24127・・・窓
、25・・・圧縮ばね、26・・・環状部分。 口面の浄[7 FIG、 2(L 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和63年 特 許願第29056号 2、発明の名称 分割はずみ車 3、補正をする者 事件との関係特許出所人 名称 ダイムラー−ベンツ・アクチェンゲゼルシャフト
46代 理 人 明細書中 l 第23画第13行の「第2′図」を「第2a図」と
訂正し、 図面中 2 第r図の図番を第2a図と訂正します。
状室を持つ本発明による分割はずみ車の第1実施例のm
線に沿う断面図、第2図は潤滑剤を満たされる環状室内
にばね装置も滑りクラッチ装置も収容されている実施例
の軸線に沿う断面図、第2′図はその環状円板の範囲の
正面図、第3図は2段に構成される滑りクラッチ装置の
1つの段が遠心力に関係する押圧力を受ける別の実施例
の軸線に沿う断面図である。 1.2・・・回転質量素子、3・・・ばね装置、4・・
・環状室、5・・・壁装置 5 、611 、6IP
・・・密封装置、8・・・滑りクラッチ装置、9′、9
″・・・環状円板、10′、10” ・・・突起、11
′、11″・・・切欠き、13・・・摩擦面装置、14
′、 14″ ・・・摩擦面部分、24127・・・窓
、25・・・圧縮ばね、26・・・環状部分。 口面の浄[7 FIG、 2(L 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和63年 特 許願第29056号 2、発明の名称 分割はずみ車 3、補正をする者 事件との関係特許出所人 名称 ダイムラー−ベンツ・アクチェンゲゼルシャフト
46代 理 人 明細書中 l 第23画第13行の「第2′図」を「第2a図」と
訂正し、 図面中 2 第r図の図番を第2a図と訂正します。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2つの相対回転可能な回転質量素子が、
ばね装置により弾性的にまた滑りクラッチ装置により摩
擦で互いに駆動連結され、ばね装置がはずみ車軸線に対
して接線をなして設けられる複数の圧縮ばねを持ち、こ れらの圧縮ばねが互いに回転可能で2つの回転質量素子
に直接又は間接に結合される少なくとも2つの円板の窓
にそれぞれ収容されているものにおいて、ばね装置(3
)が潤滑剤を満たされる環状室(4)内に設けられ、こ
の環状室が、ばね装置(3)を半径方向外側からU字状
に包囲して互いに固定的に又は一体に結合される部分か
ら成る壁装置(5)によって半径方向外方に対して閉鎖
され、相対回転可能な部分の間にあってばね装置(3)
の半径方向内側に設けられる密封装置(6、6′6″)
によって半径方向内方に対して閉鎖されていることを特
徴とする、分割はずみ車。 2 他方の回転質量素子(2)に近い方にある一方の回
転質量素子(1)の端面が、一方の回転質量素子(1)
の周縁により包囲される凹所に設けられ、周縁に保持さ
れかつ密封される環状板又は環状円板等により、他方の
回転質量素子(2)に近い方の側を閉鎖されていること
によって、環状室(4)のU字状壁装置(5)が一方の
回転質量素子(1)の部分により形成されていることを
特徴とする、請求項1に記載の分割はずみ車。 3 環状板又は環状円板等の半径方向内側縁と他方の回
転質量素子(2)の近接区域との間に密封装置(6)が
挿入されていることを特徴とする、請求項2に記載の分
割はずみ車。 4 少なくとも2つの相対回転可能な回転質量素子が、
ばね装置により弾性的にまた滑りクラッチ装置により摩
擦で互いに駆動連結され、滑りクラッチ装置が2段に構
成され、その一方の側として2つの環状円板が半径方向
に重なって設けられて、半径方向突起又は切欠きにより
周方向遊びをもってかみ合い、滑りクラッチ装置の他方
の側として摩擦面装置が設けられて、環状円板と摩擦に
より共同作用するものにおいて、潤滑剤を満たされる環
状室(4)内に2つの環状円板(9′、9″)が設けら
れ、摩擦面装置(13)が環状円板(9′、9″)の端
面で突起(10′、10″)及び切欠き(11′、11
″)の範囲をほぼ覆うか又は少なくともほぼ閉鎖してい
ることを特徴とする、分割はずみ車。 5 一方の環状円板(9′又は9″)にある突起(10
′、10″)にそれぞれ対向する他方の環状円板(9″
又は9′)の切欠き(11″、11′)の縁が、両環状
円板の異なる回転位置において突起と切欠き縁との間に
異なる間隙幅の間隙(S)を生ずるように形成されてい
ることを特徴とする、請求項4に記載の分割はずみ車。 6 間隙(S)幅が突起(10′、10″)の中間位置
で最小であることを特徴とする、請求項5に記載の分割
はずみ車。 7 間隙幅が突起(10′、10″)の中間位置で最大
であることを特徴とする、請求項5に記載の分割はずみ
車。 8 少なくとも2つの相対回転可能な回転質量素子が、
ばね装置により弾性的にまた滑りクラッチ装置により摩
擦で互いに駆動連結され、滑りクラッチ装置が2段に構
成され、その一方の側として2つの環状円板が半径方向
に重なって設けられて、半径方向突起又は切欠きにより
周方向遊びをもってかみ合い、滑りクラッチ装置の他方
の側として摩擦面装置が設けられて、環状円板と摩擦に
より共同作用するものにおいて、摩擦面装置(13)が
環状円板(9′、19″)に応じて半径方向に重なって
設けられる少なくとも2つの摩擦面部分 (14′、14″)を持ち、それぞれ1つの環状円板(
9′、9″)がそれぞれ1つの摩擦面部分(14′、1
3″)とのみ共同作用することを特徴とする、分割はず
み車。 9 摩擦面部分(14′、14″)が異なる押圧力で環
状円板(9′、9″)へ押付けられていることを特徴と
する、請求項8に記載の分割はずみ車。 10 一方の摩擦面部分(14′)が、回転数上昇の際
押圧力を高めるように回転数に関係する押圧力を加えら
れることを特徴とする、請求項8又は9に記載の分割は
ずみ車。 11 一方の環状円板(9″)を介してのみ環状円板(
9′、9″)に属する滑りクラッチ装置(8)の側に連
結される環状円板(9′)が、付属する摩擦面部分(1
4′)により一定の押圧力を加えられることを特徴とす
る、請求項8ないし10の1つに記載の分割はずみ車。 12 ばね装置(3)と滑りクラッチ装置(8)が直列
にかつ半径方向に重なって設けられていることを特徴と
する、請求項1ないし11の1つに記載の分割はずみ車
。 13 ばね装置(3)が滑りクラッチ装置(8)の半径
方向内側に設けられていることを特徴とする、請求項1
ないし12の1つに記載の分割はずみ車。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3704643.8 | 1987-02-14 | ||
DE19873704643 DE3704643A1 (de) | 1987-02-14 | 1987-02-14 | Geteiltes schwungrad |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63285330A true JPS63285330A (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=6320969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63029056A Pending JPS63285330A (ja) | 1987-02-14 | 1988-02-12 | 分割はずみ車 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4906220A (ja) |
JP (1) | JPS63285330A (ja) |
DE (1) | DE3704643A1 (ja) |
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JP2009243535A (ja) * | 2008-03-29 | 2009-10-22 | Aisin Aw Industries Co Ltd | リミッタ付きダンパ |
JPWO2016147715A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2017-10-26 | 本田技研工業株式会社 | 振動吸収装置 |
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