JPS6328424A - ポリイミド気体分離膜 - Google Patents

ポリイミド気体分離膜

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JPS6328424A
JPS6328424A JP61169265A JP16926586A JPS6328424A JP S6328424 A JPS6328424 A JP S6328424A JP 61169265 A JP61169265 A JP 61169265A JP 16926586 A JP16926586 A JP 16926586A JP S6328424 A JPS6328424 A JP S6328424A
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polyimide
gas separation
hollow fiber
aromatic
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楠木 喜博
Toshimune Yoshinaga
利宗 吉永
Masayuki Nakatani
中谷 政之
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    • Y02C20/00Capture or disposal of greenhouse gases
    • Y02C20/40Capture or disposal of greenhouse gases of CO2

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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、気体分離膜に関するものである。更に詳しく
は本発明は、水素分a膜、炭酸ガス分敲膜、水蒸気分離
膜あるいは酸素富化膜などとして有用な芳香族ポリイミ
ドからなる均質層を有する気体分離膜の改良に関するも
のである。
[従来の技術] 交来、芳香族ポリイミドのフェノール系化合物の溶液か
ら湿式製脱法で芳香族ポリイミドの半透膜または中空糸
を製造する方法は、例えば、特開昭56−126405
号公報、特開昭56−157435号広報、また特開昭
57−15819号公報などに記載の方法が知られてい
た。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、それらの文献で芳香族ポリイミド分離膜につい
ては、例えば、水素と一酸化炭素の混合ガスを使用する
場合について具体的に開示されているだけであり、さら
に他のガスに対して優れた性能を有するガス分離材料に
ついて記載されていない、従って、他のガス混合物(例
えば、炭酸ガスを含有する混合ガス)について、高い選
択性および透過速度を有する芳香族ポリイミド分離膜ま
たは中空糸を製造する方法が期待されていた。
[問題を解決するための手段] この発明者は、特に炭酸ガスを含有する混合ガスなどに
対して優れた透過性能を有する芳香族ポリイミド分:a
膜(中空糸を含む)を製造する方法について鋭意研究し
た結果、ビフェニルテトラカルボン酸類を主として含有
している芳香族テトラカルボン酸成分と、そして芳香族
ジアミン成分として、 一般式[■] : (ただし、Roは水素原子、または有機の置換基である
。) 一般式[m]  。
一般式[IV]  ニ 一般式[IV]  : で示される各ンアミンを、各々全ジアミン成分の5〜6
0モル%の範囲で含むことを特徴とするポリイミドが、
フェノール系化合物に溶解し、しかどについて透過速度
が優れていると共に、炭酸ガスなどと他の小さい分子の
ガス成分(例えば、メタン、エタン、窒素、−酸化炭素
、アルゴン)との分離性(選択透過性)が優れていると
いう、極めて優れたガス分離性源を有する芳香族ポリイ
ミド製の分、IN(中空糸を含む)が製造できることを
見い出し、この発明を完成した。
[発明の構成] この発明において、芳香族ポリイミドとは、テトラカル
ボン酸成分とジアミン成分として、いずれも芳香族化合
物に属するモノマーを用いて、これらを重合することに
より得られたポリマーであり、後述のイミド化率が約9
0%以上の耐熱性のポリマーである。なお、イミド化率
とは、赤外線吸収スペクトル分析によって測定され算出
される(1であって、ポリイミドポリマーの高分子鎖中
のイミド結合しうるすべての結合において、イミド結合
となっている結合のM合を百分率(%)で示すものであ
る。
この発明で使用されるポリイミドは、下記一般式 [エ
 コ : (ただしRは芳香族ジアミンの7ミノ基を除いた二価の
芳香族残基である)で示される反復単位を90%以上宥
するポリイミドであり、芳香族ジアミン成分として、 一般式[■] : (ただし、Roは水素原子、または有機の置換基である
。) 一般式[■] ニ 一般式[IV]  ニ 一般式[IV]  : で示される各ジアミンを、各々全ジアミン成分の5〜6
0モル%の範囲、好ましくは10〜50モル%の範囲の
量で含有し、また所望により、さらにその他の芳香族ジ
アミンを成分として含んだものである。
上記一般式(II)において、Roは水素原子、または
有機の置換基であり、その例としては、特に炭素数1〜
6を有する炭化水素置換基(アルキル基、アルキレン基
、アリール基など)、炭素数1〜6を有するアルコキシ
基などを挙げることができ、例えば、メチル基、エチル
基、プロピル基などが好適である。
なお、一般式[■]、[I[[]、[IV]で示される
ジアミンの内では、一般式[11]のジアミンがれるジ
アミンは、それぞれ全ジアミン成分に対して20〜60
モル%、5〜30モル%、5〜30モル%の範囲にある
ことが好ましい。
この発明の気体分離膜の製造に一般に使用される芳香族
ポリイミドは、測定温度30℃、試料のポリマー濃度0
.5g7100m文溶媒(パラクロルフェノール4 容
ft 部とオルトクロルフェノールl容量部との混合溶
媒)との測定条件で測定した対数粘度が、約0.3〜7
.0、特に0.4〜5、Olさらに好ましくは0.5〜
4.0程度である。
前記の芳香族ポリイミドは公知の重合方法で得ることが
でき、例えば3.3’、4.4°−ビフェニルテトラカ
ルボン酸類、2,3.3”、4″−ビフェニルテトラカ
ルボン酸類などのビフェニルテトラカルボン酸類を主成
分として(特に90モル%以上の割合で)含有する芳香
族テトラカルボン酸成分と、前記の一般式[11、[m
l 、  [IV]で示されるジアミンを全ジアミン成
分に対して、各々5〜60モル%、好ましくは10〜5
0モル%の範囲内の割合で含有し、またさらに所望によ
りその他の芳香族ジアミン成分を含んだ芳香族ジアミン
成分とをテトラカルボン酸成分とジアミン成分とが大略
等モルとなるように取り、極性溶媒中(例えばフェノー
ル系溶媒中)で120〜400℃、特に150〜300
℃の反応温度で、−段で重合反応およびイミド化反応(
イミド環化反応)させることによって、製造することが
できる。
前述の一段法によるポリイミドの重合法では。
この発明の気体分子a膜の製造に使用することができる
芳香族ポリイミドのフェノール系化合物溶液(ドープ液
)が直接得られ、その反応混合液をそのまま、たとえば
中空糸の紡糸用のドープ液として使用できるので最適で
ある。
また、この発明の気体分離膜の製造に利用される芳香族
ポリイミドの製造法としては1例えば前述のようなどフ
ェニルテトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン成分とを
、N−メチルピロリドン、ピリジン、N、N−ジメチル
アセトアミド、N。
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、テ
トラメチル尿素、フェ/−ル、クレゾールなどの有機極
性溶媒中に、大略等チル溶解して、約80℃以下、特に
0〜60℃の温度で重合し、対数粘度(30℃、濃度:
0.5g/100mu・N−メチルピロリドン)が約0
.3以上、特に0.5〜7程度であるポリアミック酸を
製造し、そのポリアミック酸の有機極性溶媒溶液(重合
尺応液をそのまま使用してもよい)に、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン、ピリジンなどの第三級アミン化
合物、無水酢酸、塩化チオニル、カルボジイミドなどの
イミド化促進剤を添加し、5〜150℃でイミド化する
か、あるいは、イミド化促進剤を添加することなく、前
記ポリアミック酸溶液を100〜400℃、好ましくは
120〜300℃に加熱し、て、ポリマーのイミド化率
が90%以上となるようにイミド化して、粉末状の芳香
族ポリイミドを沈殿させて単離する方法で得ることがで
きる。
さらに、芳香族ポリイミドの製造方法として、前述と同
様に17で製造された対数粘度が約0.5以上のポリア
ミック酸の溶液に、アセトンまたはアルコールを多量に
添加して、ポリアミック酸の粉末を沈殿させるか、ある
いは、ポリアミック酸の溶液から溶媒を蒸発して除去し
ながら、必要であれは沈殿剤などを添加して、ポリアミ
ック酸の粉末を沈殿させ、濾過などで弔尊し、そのポリ
アミック酸の粉末を150〜400℃の高温に加熱して
、ポリマーのイミド化率が90%以上になるまでイミド
化して、ポリイミド粉末t−製造する方法を利用するこ
とができる。
前述の芳香族ポリイミドの各製造法において使用される
芳香族ジアミン成分の内、一般式[II]で示されるジ
アミン(一般にジアミノ−ジフェニレンスルホンと呼ば
れる)としては、3,7−ジアミツー2,8−ジメチル
−ジフェニレンスルホン、3.7−ジアミツー2,8−
ジエチル−ジフェニレンスルホン、3.7−ジアミツー
2,8−ジプロピルージフェニレンスルホン、2,8−
ジアミノ−3,7−ンメチルー/フェニレンスルホン、
3,7−ジアミツー2,8−シメI・キシ−ジフェニレ
ンスルホンなどを挙げることができる。
一般式[III]で示されるジアミンは一般に5.1゜
−ビス(4−アミノフェニル)アントラセンと呼ばれ、
また一般式[IV]で示されるジアミンはビス(4−ア
ミノ−3−メチルフェニル)メタン、ビス(4−アミノ
−2−メチルフェニル)メタンと呼ばれる。
なお、ジアミン成分としては、前述の一般式[1]、[
m]、[IV]のジアミンに加えて、他の芳香族ジアミ
ンを用いることもできる。
そのような他の芳香族ジアミンとしては、44゛−シア
ミノージフエニルスルホン、4.り゛−ジアミノー33
′−ジメチルージフェニルスルホン、3,4−ジアミノ
ノージフェニルスルホンなどのジアミノ−ジフェニルス
ルホン:4,4−ジアミノジフェニルエーテル、3,3
゛−ジメチル−4,4′−ジアミノジフェニルエーテル
、3.3゛−ジメト午ジー4,4°−ジアミノンフェニ
ルエ・−チル、3,4゛−ジアミノジフェニルエーテル
、3.3′−ジアミノジフェニルエーテルなどのジフェ
ニルエーテル系化合物:4.4−ジアミノジフェニルメ
タン、3,3°−ジアミノジフェニルメタン系化合物な
どのジフェニルメタン系化合物、 4.4’−ジアミノ
ベンゾフェノン、3,3゛−ジアミノベンゾフェノン、
3.4−ジアミノベンゾフェノンなどのベンゾフェノン
系化合物;2,2−ビス(3−アミノフェニル)プロパ
ン122−ビス(4−アミノフェニル)プロパンなどの
2.2−ヒス(フェニル)プロパン系化合物、  3.
3’−ジメチルヘンチジン、3.3′−ジメトキシベン
チジンなどのベンチジン系化合物;0−ffi−または
p−フェニレンジアミン:3,5−ジアミノ安息香酸等
などを挙げることができる。
前述の芳香族ポリイミドの各製造法において使用される
ビフェニルテトラカルボン酸類としては、例えば、3,
3°、4.4’−ビフェニルテトラカルボン酸またはそ
の酸二無水物、2,3.3″4′−ビフェニルテトラカ
ルボン酸またはその酸二無水物、あるいはそれらの低級
アルコールエステル化物またはフェニルエステル化物、
さらにそれらの混合物などを挙げることができる。
また、上記のビフェニルテトラカルボン酸類のほかに、
他のテトラカルボン酸成分、例えば、ピロメリット酸、
3.3’ 、4,4°−ベンゾフェノンテトラカルポン
酸、2.2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プ
ロパン、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホ
ン、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル、
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)チオエーテルな
どの芳香族テトラカルボン酸、またはブタンテトラカル
ボン酸などの脂肪族テトラカルボン酸、あるいはそれら
の酸二無水物、塩またはエステル化誘導体などのテトラ
カルボン酸類を、全テトラカルボン酸成分に対して10
モル%以下、特に5モル%以下の割合で含有していても
よい。
この発明の気体分#膜の製造において好ましく使用され
るドープ液は、前述の一般式[I]で表わされる反復単
位を少なくとも90%有する芳香族ポリイミドが、フェ
ノール系化合物を主成分として含有する溶剤に均一に溶
解している溶液である。このドープ液の芳香族ポリイミ
ドの濃度は約5〜30重量%、特に10〜25重量%、
さらに好ましくは12〜20重量%程度である。この下
限の濃度より低くなりすぎると、得られた分離膜(平膜
、中空糸j模等の各種形状のものを含む、以下同様)の
形状が不均一となり、炭酸ガスとメタンとの選択的な分
離性能が小さくなる。逆に、上記の上限より濃度が高く
なりすぎると、得られた分:a膜(中空糸膜)の炭酸ガ
スなどの透過速度が小さくなる傾向がある。
上記の方法において芳香族ポリイミドを溶解させる溶媒
は、フェノール系化合物を主成分として含有する溶媒で
あればよく、フェノール系化合物が100容量%である
溶媒が好適であるが、フェノール系化合物の他に、フェ
ノール系化合物と相溶性である他の溶媒1例えば二硫化
炭素、ジクロルメタン、トリクロルメタン、ニトロベン
ゼン、0−ジクロルベンゼンなどを約40容量%以下、
とくに20容量%以下、さらに好ましくは10容量%以
下の割合で含有している混合溶媒であってもよい。
前記のフェノール系化合物としては、融点が約100℃
以下、特に好ましくは80℃以下であり、しかもその情
意が常圧で約300℃以下、特に好ましくは280℃以
下であるフェノール系化合物が好ましく、例えば、フェ
ノール、0−9厘−0またはp−クレゾール、3,5−
キシレノール、あるいはその−価フエノールのベンゼン
環の水素をハロゲンで置換したハロゲン化フェノールな
どを好適に挙げることができる。
前記のハロゲン化フェノールとしては、下記−(ただし
、R”は、水素または炭素a1〜3のアルキル基であり
、Xはハロゲンである。)で示され、しかもその融点が
約100℃以下であり、その沸点が常圧で約300℃以
下であるハロゲン化フェノールが、ビフェニルテトラカ
ルボン酸系の芳香族ポリイミドを、均一に良く溶解する
ので最適である。
前記のハロゲン化フェノール化合物としては。
例えば、3−クロルフェノール、4−クロルフェノール
(パラクロルフェノール、PCPと略記されることモす
る) 、 3−7’ロムフエノール、4−ブロムフェノ
ール、2−クロル−4−ヒドロキシトルエン、2−クロ
ル−5−ヒドロキシトルエン、3−クロル−6−ヒドロ
キシトルエン、4−クロル−2−ヒドロ午シトルエン、
2−ブロム−4−ヒドロキシトルエン、2−フロム−4
−ヒドロキシトルエン、2−ブロム−5−ヒドロキシト
ルエン、3−ブロム−6−ヒドロキシトルエン、4−ブ
ロム−2−ヒドロキシトルエンなどを挙げることができ
る。
前述の芳香族ポリイミドの製造法において述べたように
、ビフェニルテトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン成
分とを、フェノール系化合物の融解液中で120〜40
0℃で一段で重合及びイミド化して芳香族ポリイミドを
製造する場合には。
その重合反応は、そのポリイミド濃度または溶液粘度を
必要に応じてg4整するだけで、直ちに分離膜の製膜用
(または中空糸の紡糸用)の芳香族ボリイミドの樹脂溶
液(ドープ液)として使用することができる。
芳香族ポリイミドの製造においてポリイミドが粉末で単
離されている場合には、ポリイミド粉末をフェノール系
化合物を主成分とする溶媒中に、混合・分散して、その
混合・分散液を充分に加熱して完全にポリイミドの粉末
を溶解させて、ドープ液を調製することができる。
この発明の気体分gI膜の製造に際して利用される製膜
用のドープ液は、薄膜(中空糸)の製膜用(紡糸用)の
ノズルから、そのドープ液の薄膜状体(中空糸状体)を
押出す際のドープ液の温度である約20〜150℃、特
に30〜120度の温度範囲内において、その回転粘度
が、少なくとも500センチポアズ、特に10〜too
oooポアズ程度である均一な液状の溶液組成物となり
、前記ノズルから容易に薄膜(中空糸)を押出し成形(
紡糸)することができるものであることが好ましい。
この発明の気体分離膜は、たとえば、前記芳香族ポリイ
ミドのフェノール系化合物溶液を製膜用(中空糸用)の
ドープ液として使用し、そのドープ液を中空糸用ノズル
から押し出して、未凝固のQIIQ状体(中空糸状体)
を形成し、その薄膜状体(中空糸状体)を、アルコール
類またはケトン類を45重量%以上、好ましくは60〜
100重量%の割合で含有する水溶液からなる比較的低
温の凝固液中で、凝固させることによって、ポリイミド
酸の非対称性の分a膜(中空糸)として連続的に製造す
ることができる。
上記の如く形成された未凝固体の中空糸状体は、−旦大
気中に押出し、続いて約−10〜60℃、特に−5〜5
0℃である前述の凝固液に浸漬して凝固させて(反湿式
製膜V:)、中空糸として紡糸するのが適当である。
凝固液に使用されるアルコール類としては、例えば、メ
タノール、ニタノール、プロピルアルコールなどの低級
アルコール類を挙げることができる。またケトン類とし
ては、アセトン、ジエチルケトン、メチルエチルケトン
などの低級アルキル基を有するケトン化合物を挙げるこ
とができる。
この発明のポリイミド気体分離膜の代表的な態様である
中空糸膜状の気体分S膜は、例えば第1図に示すような
紡糸装置によって、非対称性の分薄膜(中空糸)として
製造することができる。
すなわち、第1図に示すように、芳香族ポリイミド溶液
のトープ液16を、チューブ・イン・オリフィス型ノズ
ルを有する紡糸用ノズルへラド1に供給して、そのドー
プ液に、窒素ガスライン15からの窒素ガスなどによる
背圧(約0.1〜20kg/cm’)を加え、約20〜
150℃の吐出温度になるようにドープ液を加熱してお
き、中空糸用ノズルのチューブ3に芯ガス(窒素ガスな
ど)20を供給しつつ、中空糸用ノズルのオリフィス2
の内周面とチューブ3の外周面との間の環状空隙からト
ープ液を中空糸状に押出し、そのトープ液の中空糸状体
4を形成し、この中空糸状体4に引張り力を加えて伸張
させながら、第一の凝固槽6の凝固液17に浸漬し、一
応の一次凝固させ、次いでその中空糸状体4を案内ロー
ル5.7に巻き付けて、凝固液18の満たされた第二の
凝固槽11に供給し、その凝固槽11の内部に設置され
た一対のロール8.9に巻きかけて、そのロール間を往
復させて凝固液に複数回浸漬して二次凝固させ、最後に
凝固の完了した中空糸を、保存用の不活性溶媒19の満
たされた保存#e13へ供給して保存する。
なお、案内ロール5.7、および第二の凝固槽11の一
対のロール8.9.案内ロール12などのいずれかは、
駆動モーターと連結していて、引張りロールとして作動
するものとなっていてもよい。この引張りロールによる
中空糸状体の引き取り速度は約1〜100m/分、特に
2〜80m/分程度であることが好ましい。
芳香族ポリイミドの樹脂溶液(ドープ液)の中空糸状体
を形成する中空糸用ノズルは、ポリマー溶液のドープ液
から中空糸状体を押出して形成することができれもので
あれば、どのような形式の中空系用ノズルであってもよ
く、例えば」二足のチューブ・イン・オリフィス5 (
tube inorificetype)ノズル、セグ
メンティッド自アーク型(segIIented ar
c type)ノズル等を挙げることができる。なかで
も、チューブ・イン・オリフィス型ノズルが中空糸用ノ
ズルとして好適である。チューブ・イン・オリフィス型
ノズルとしては、第2〜3図に示すように、ノズルへラ
ド1の底面の中央に開口しているオリフィス2(内径0
.2〜2mm)の中央に、チューブ3(外径0.15〜
1.6mm、内径0.05〜1.4mm)が突出してい
ているものが好ましい、このノズルを用いて、オリフィ
スの開口内周面とチューブ3の外周面との間の環状空隙
部からドープ液16を背圧で押出し、同時にチューブ3
の内孔から気体、または液体(芯液ともいう)20を供
給して、中空糸状体を形成することができる。
樹脂溶液(ドープ液)から中空糸状体を形成する方法と
しては、例えばドープ液を約20〜200℃、特に30
〜150℃で濾過及び脱泡して、前述の中空糸用ノズル
ヘッド槽へ供給し、そのノズルヘッド槽内のドープ液に
、約0.1〜20k g / c m’、特に0.2〜
10kg/cm’(ゲージ圧)の背圧を加え、前記の中
空糸用ノズルから約20〜150℃、特に30〜120
℃の吐出温度でドープ液を押出して、ドープ液の中空糸
状体を形成する方法を利用することができる。
そして、中空糸状体の押出しの際に、前記中空糸用ノズ
ルの内部のチューブから押し出されつつある中空糸状体
の内部へガスまたは液体(芯液)を供給しながら紡糸を
行なうのである。
この発明においては、前述のようにして、中空糸状体を
中空糸用ノズルから押出し成形した直後に、この未凝固
状態の中空糸状体を緊張して、わずかに引張り力により
伸張させながら凝固液中に浸漬し凝固させることが好ま
しい。
そして、中空糸状体を凝固液中でその中空糸状態を保持
できる程度に凝固させた後、初めて案内ロール、引張り
ロールなどに巻き掛けたり、巻き付たりして中空糸状体
の方向転換などをして、次の工程に送り込む方法が利用
される。
なお、前述のように第一番目の凝固浴中で一応の凝固(
−次凝固)をさせた中空糸状体を、さらに第二番目の凝
固浴中で複数回、凝固液中に浸漬し、中空糸状体の管壁
内に残留している溶媒)フェノール系化合物など)を実
質的に抽出して除去して凝固(二次凝固)させることが
好適である。
前述の中空糸からなる分離膜を製造する方法において、
−次凝固および二次凝固を行なう場合には、少なくとも
最初の一次凝固液(ドープ液が製膜用のノズルから中空
糸状に押出されて最初に接触して中空糸の一応の凝固を
行なうための凝固液)が、アルコール類またはケトン類
を45重量%以上好ましくは60重量%以上含有してい
ることが必要であり、次いで一応凝固した中空糸が接触
する二次凝固液は、アルコール類またはケトン類を50
容量%以上とくに55〜90容量%程度含有していれば
充分である。
さらに、前述のようにして形成された中空糸は、不活性
な溶媒で充分に洗浄した後、不活性溶媒、例えば、水の
中に浸漬したり、あるいは適当な方法で乾燥して保存す
ることがでSる。
[発明の作用効果] この発明の気体分S膜、特にポリイミド中空糸状気体分
gI膜は耐薬品性、耐熱性、機械的強度等に優れ、特に
そのガス分離性能については、炭酸ガスとメタンとの選
択透過性(PCO2/PCH2)が約20以上、特に約
30〜100程度と高く、しかも炭酸ガス透過速度(P
CO2)が約1×10−’ c rn’ / c rn
’ 4秒−cmHg以上を示すような優れたガス分離用
の特に炭酸ガスの分離に適した気体分離膜である。
[ドープ液の調製] 3.3’、4.4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物(s−BPDA)80ミリモル、および第1表に示
す種類と使用量の芳香族ジアミン化合物(合計で80ミ
リモル)をパラクロルフェノール(溶媒)と共に、攪拌
機と窒素ガス導入管が付設されたセパラブルフラスコに
入れ、窒素ガスを流しながら、室温から180℃まで約
1時間で昇温し、180℃で第1表に示す反応時間にて
重合を行なった。なお、パラクロルフェノールの使用量
は、生成するポリマー液(ドープ液)が15重量%とな
るような量とした。その結果を第2表に示す。
第1表 []DにOS   33.360 40 16 8 4
0  − −ADA    33.320 8 16 
8 8  − −)!DT    33.320 8 
16 8 8  − −DAN    −−8168−
−− DADS    −−一−88−− DABA    −−−8888−16DADE   
 −−88888064BAPS       −−−
−8−−−DAP        −−−−8−−−D
ADM       −−−−8−−−反応 第1表において使用した芳香族ジアミンの略号を以下に
示す。
DDMDS +ジアミノージメチルージフェニレンスル
ホン異性体混合物 [3,7−ジア□ミノ−2,8−ジメチル−ジフェニレ
ンスルホン:75モル%。
3.7−ジアミツー2,6〜ジメチル−ジフェニレンス
ルホン:23モル%、お よび3,7−ジアミノ −4,6−ジメチル−ジフェニ
レンスルホン=2モル %] ADA   : 5.10−ビス(4−アミノフェニル
)アントラセン MDT  :どス(4−アミノ−3−メチルフェニル)
メタン DADS  : 4,4°−ジアミノジフェニルスルホ
ンBAPS  二4,4゛−ビス(4−アミノフェノキ
シ)・ンフェニルスルホン 1)ADE  : 4.4’−ジアミノジフェニルエー
テルDABA  : 3.5−シフ ミ/ 安、’4香
酸DAP   : 2.6−シアミツピリジンDAM 
  :o−ジアニシジン DADM  + 4.4’−ジアミノジフェニルメタン
:J’、2表 123456  7B ポリで一恒違 イミ ド化率 −−−−−−90%以上−−−−−一対
数粘度  1.21.0 +、1 +、31.31.2
 1.41.2ドープ性状 ポリマー濃度−−−−15重量%−一一一一一一回転粘
度 (XIO)   21018086193205 93
 30020Q第2表において、ドープ液の回転粘度は
、E型粘度計(東京計器株製)を使用し、ずり速度1゜
75秒−’(100℃)で測定17た値であり、単位は
ボイズである。
[実施例1〜7および比較例1〜4] 前記のドープ液(重合液)1〜8を使用し、第1図に示
すような中空糸の紡糸装置で、下記の紡糸条件にて中空
糸(気体分敲膜)の紡糸を行なった。
すなわち、第3図に示すようなチューブ・インφオリフ
ィス型ノズルを有する中空糸の紡糸用の7ズルヘフド1
へ、まず各ドープ液16を供給した。ノズルへラドlの
中空糸用ノズルは、そのヘッドlの底面の中央に内径1
.0mmであるオリフィス2が開口されており、そのオ
リフィス2と同軸であって、外径が0.6mmであり、
内径が0.3mmであるチューブ3が突出して設けられ
ているチューブ・インΦオリフィス型ノズルである。
第1図に示すように、ノズルへフト1内のトープ液16
に、窒鵞ガス供給導管15からの窒素ガスによる背圧を
2〜5 k g / c m’の範囲内の適正な圧にし
て加え、中空糸用ノズルからトープ液を吐出する際の吐
出温度を約30〜80℃の範囲内の最適な温度になるよ
うに加温しておき、また、中空糸用ノズルのチューブ3
内から窒素ガス(芯ガス)を供給しながら、ドープ液を
中空糸用ノズルから押出して、ドープ液の中空糸状体を
形成し、続いて、その中空糸状体4を、第一の凝固槽6
内の凝固液(第3表に示す濃度のエタノール水溶液を使
用する。液深:14cm、温度:約O”0)17に浸漬
して一次凝固し、次いで、その中空糸状体4を、その第
一凝固槽6内の案内ロール7を経て、第2の凝固槽ll
内の一対のロール8.9(間隔:80cm)に巻き掛け
てそのロール間を8回往復させて第2の凝固槽11内の
第二の凝固液(第3表に示す濃度のエタノール水溶液、
温度:約O℃)18に複数回浸漬して二次凝固させ、最
後に、第3の凝固浴を経て湿潤状態で巻き取った。
得られた湿潤糸をカセに巻き取り、約50℃のエタノー
ルに浸漬し、ついで約50℃のn−へ午サンに浸漬して
溶媒置換した後に、約20℃で乾燥して、乾燥後さらに
約200℃で、1時間の熱処理をして、中空糸を得た。
第3表 第−凝固浴 第二凝固浴 実施例1   1    70wt$   60wt$
実施例2   2    70wH60vt$実施例3
   3    60vt$   60vt$実施例4
   4    70wt1  60vt$実施例5 
  4    60vt$   60wt%実施例6 
  5    70wt%   60vt$実施例7 
  6    60wt%   60vt$比較例1 
  7    75vt$   60賛12比較例2 
  7    64vt$   60wt%比較例3 
  8    59vt$   60vt$[中空糸の
気体分離膜としての評価] 得られた中空糸をそれぞれ束ねた糸束を、ガラス管にエ
ポキシ樹脂で固着し、ガス透過膜試験用モジュールを作
成し、それらの試験用モジュールを使用し、炭酸ガスと
メタンガスについて2kg/crrr′ゲージ圧および
常温下でのガス透過速度をそれぞれ測定した。
測定された炭酸ガス透過速度CP’CO□)[単位: 
X I O−’ crri”/ crri’ 参秒* 
Cm)Igl 、および炭酸ガスとメタンとの選択透過
性(P’CO2/ P’CHa )を第4表に示す。
第4表 炭酸ガス透過速度  選択透過性 (P’CO2)    CP’GO□/ P’CH4)
実施例1    3.7      36実施例2  
  4.0      45実施例3    3.5 
     59実施例4    4.0      5
1実施例5    2.1       51実施例6
    2.8      30実施例7    4.
3      30比較例1    0.3     
  4比較例2    0.9      16比較例
3    0.6       5以上の結果から、本
発明に従う特定のジアミン成分を用いたポリイミドの中
空糸(気体分#膜)が、従来の利用されているジアミン
成分を用いたポリイミドの中空糸(気体分a!膜)に比
較して、気体分離膜として要求される特性について高い
性能、特に二酸化炭素とメタンなどの他の低分子気体と
の分離において高い分離性1近を示すことが明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、中空糸状の気体分a膜の製造に利用される中
空糸の紡糸装この一例を示す断面模式図である。 第2図は、中空糸用ノズルの一例を示す側面部分断面図
であり、第3図は、その中空糸用ノズルの吐出図の底面
図である。 l:中空糸紡糸用のノズルヘッド 2ニオリフイス 3:チューブ 4:中空糸状体 5.7.12 案内ロール 6:第一の凝固槽 8.9ニ一対のロール lO二押えロール ll:第二の凝固槽 12:巻き取りロール 14:中空糸 15:窒素ガス供給導管 16:ドープ液 17:第一の凝固液 18:第二の凝固液 20:芯ガス 特許出願人  宇部興産株式会社 代 理 人  弁理士 柳川泰男 第1図 第2図   第3図 手続補正書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式[ I ]: ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (ただし、Rは芳香族ジアミンのアミノ基を除いた二価
    の芳香族残基である。)で示される反復単位を90%以
    上有するポリイミドであって、芳香族ジアミン成分とし
    て、 一般式[II]: ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (ただし、R’は水素原子、または有機の置換基である
    。) 一般式[III]: ▲数式、化学式、表等があります▼[III] 一般式[IV]: ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] で示される各ジアミンを、各々全ジアミン成分の5〜6
    0モル%の範囲で含むことを特徴とするポリイミドから
    なる気体分離膜。 2、芳香族ジアミン成分として一般式[II]、[III]
    および[IV]により表わされる各ジアミンが各々全ジア
    ミン成分の10〜50モル%の範囲で含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の気体分離膜。 3、一般式[II]、[III]および[IV]で示されるジ
    アミンが、それぞれ全ジアミン成分に対して20〜60
    モル%、5〜30モル%および5〜30モル%の範囲に
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の気体
    分離膜。 4、ジアミン成分として更に3,5−ジアミノ安息香酸
    と4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の気体分離膜。
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